JP6237433B2 - 半導体装置及び半導体装置の製造方法 - Google Patents

半導体装置及び半導体装置の製造方法 Download PDF

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Description

本発明は、半導体装置及び半導体装置の製造方法に関するものである。
窒化物半導体であるGaN、AlN、InNまたは、これらの混晶からなる材料等は、広いバンドギャップを有しており、高出力電子デバイスまたは短波長発光デバイス等として用いられている。例えば、窒化物半導体であるGaNは、バンドギャップが3.4eVであり、Siのバンドギャップ1.1eV、GaAsのバンドギャップ1.4eVよりも大きい。
このような高出力電子デバイスとしては、電界効果型トランジスタ(FET:Field effect transistor)、特に、高電子移動度トランジスタ(HEMT:High Electron Mobility Transistor)がある(例えば、特許文献1)。窒化物半導体を用いたHEMTは、高出力・高効率増幅器、大電力スイッチングデバイス等に用いられる。具体的には、AlGaNを電子供給層、GaNを電子走行層に用いたHEMTでは、AlGaNとGaNとの格子定数差による歪みによりAlGaNにピエゾ分極等が生じ、高濃度の2DEG(Two-Dimensional Electron Gas:2次元電子ガス)が発生する。このため、高電圧における動作が可能であり、高効率スイッチング素子、電気自動車用等における高耐圧電力デバイスに用いることができる。
ところで、窒化物半導体を用いた超高周波用デバイスにおいては、デバイスの高出力化を実現するために、電子供給層をAlGaNに代えて、高い自発分極を有するInAlNが用いられているものがある。InAlNは薄くても高濃度の2次元電子ガスを誘起できることから高出力性と高周波性を併せ持つ材料として注目されている。
特開2002−359256号公報
しかしながら、電子供給層にInAlNを用いたHEMTは、InAlNにおける高い自発分極により、電子供給層内部の電界強度が高くなり、特に、ショットキーゲート電極を有するHEMTでは、ゲートリーク電流を増大させる問題があった。
よって、電子供給層にInAlNを用いたショットキーゲート電極を有するHEMTにおいて、ゲートリーク電流の低い半導体装置が求められている。
本実施の形態の一観点によれば、基板の上に窒化物半導体により形成された第1の半導体層と、前記第1の半導体層の上にInAlNを含む材料により形成された第2の半導体層と、前記第2の半導体層の表面の一部を酸化することにより形成された絶縁膜と、前記絶縁膜の上に形成されたゲート電極と、前記第2の半導体層の上に形成されたソース電極及びドレイン電極と、を有し、前記絶縁膜はIn−Oを含んでおり、前記絶縁膜には、Al−Oが、In−Oよりも多く存在していることを特徴とする。
開示の半導体装置によれば、電子供給層にInAlNを用いたショットキーゲート電極を有するHEMTにおいて、ゲートリーク電流を低くすることができる。
電子供給層にInAlNを用いた半導体装置の構造図 図1に示す半導体装置のゲート−ドレイン電圧とゲートリーク電流の相関図 第1の実施の形態における半導体装置の構造図 絶縁膜におけるXPSによる分析結果の図 絶縁膜を形成する際の酸化方法とAl/In比との相関図 第1の実施の形態における半導体装置のゲート電圧とゲートリーク電流との相関図 図1に示される半導体装置のゲート電圧とゲートリーク電流との相関図 第1の実施の形態における半導体装置の製造方法の工程図(1) 第1の実施の形態における半導体装置の製造方法の工程図(2) 第1の実施の形態における半導体装置の製造方法の工程図(3) 第1の実施の形態における半導体装置の製造方法の工程図(4) 第1の実施の形態における半導体装置の製造方法の工程図(5) 第1の実施の形態における半導体装置の製造方法の工程図(6) 第2の実施の形態における半導体装置の構造図 第2の実施の形態における半導体装置の説明図 第1の実施の形態及び第2の実施の形態における半導体装置の特性の説明図 第2の実施の形態における半導体装置の製造方法の工程図(1) 第2の実施の形態における半導体装置の製造方法の工程図(2) 第2の実施の形態における半導体装置の製造方法の工程図(3) 第2の実施の形態における半導体装置の製造方法の工程図(4) 第2の実施の形態における半導体装置の製造方法の工程図(5) 第2の実施の形態における半導体装置の製造方法の工程図(6) 第3の実施の形態における半導体デバイスの説明図 第3の実施の形態におけるPFC回路の回路図 第3の実施の形態における電源装置の回路図 第3の実施の形態における高出力増幅器の構造図
実施するための形態について、以下に説明する。尚、同じ部材等については、同一の符号を付して説明を省略する。
〔第1の実施の形態〕
最初に、電子供給層にInAlNを用いた半導体装置について図1に基づき説明する。電子供給層にInAlNを用いた半導体装置は、図1に示すように、基板910の上に、不図示のバッファ層、i−GaNにより形成された電子走行層921、AlNにより形成された中間層922、InAlNにより形成された電子供給層923が積層されている。電子供給層923の上には、ゲート電極931、ソース電極932、ドレイン電極933が形成されている。電子供給層923が露出しているゲート電極931、ソース電極932、ドレイン電極933が形成されていない領域の電子供給層923の上には、SiN等により保護膜940が形成されている。尚、基板910は、半絶縁性のSiC基板により形成されており、電子走行層921において、電子走行層921と中間層922との界面近傍には、2DEG921aが生成されている。
図1に示す構造の半導体装置においては、ゲート電極931に0Vの電位を印加し、ドレイン電極933における電位を高くした場合に、図1における破線矢印に示されるようにゲートリーク電流Ileakが流れる場合がある。このゲートリーク電流Ileakは、図2に示されるように、ゲート−ドレイン電圧Vgdの上昇に伴い、ゲートリーク電流が指数関数的に上昇する。具体的には、ゲート電極931とドレイン電極933との間に印加されるゲート逆方向電圧となるゲート−ドレイン電圧が約20Vを超えると、ゲートリーク電流Ileakが急増し指数関数的に増加する。このため、約20Vを超えるようなゲート−ドレイン電圧を印加することができないため、半導体装置を高出力化させることが困難であった。
(半導体装置)
次に、本実施の形態における半導体装置について図3に基づき説明する。本実施の形態における半導体装置は、図3に示すように、基板10の上に、不図示のバッファ層、i−GaNにより形成された電子走行層21、AlNにより形成された中間層22、InAlNにより形成された電子供給層23が積層されている。電子供給層23の上には、ソース電極32及びドレイン電極33が形成されており、ゲート電極31は、電子供給層23の上に形成されたゲート絶縁膜となる絶縁膜50の上に形成されている。電子供給層23等が露出している領域の電子供給層23等の上には、SiN等により保護膜40が形成されている。本実施の形態においては、基板10は、半絶縁性のSiC基板により形成されており、電子走行層21と中間層22との界面近傍における電子走行層21には、2DEG21aが生成されている。尚、本実施の形態においては、電子走行層21を第1の半導体層、電子供給層23を第2の半導体層、中間層22を第3の半導体層と記載する場合がある。
本実施の形態における半導体装置においては、絶縁膜50は電子供給層23を酸化することにより形成している。このように、ゲート電極31の下に絶縁膜50を形成することにより、ゲート電極31の直下における絶縁性を高めることができ、ゲートリーク電流を減少させることができ、半導体装置を高出力化させることが可能となる。
本実施の形態においては、絶縁膜50は電子供給層23の一部を酸化することにより形成されているが、電子供給層23はInAlNにより形成されているため、絶縁膜50は、InAlNを酸化することにより形成されるInとAlを含んでいる。ここで、Inは、バンドギャップが狭く、ゲートリーク電流を阻止する能力は低く、また、不安定であるため特性にバラツキ等が生じやすく、絶縁膜50を形成する材料としてはあまり好ましくない。一方、Alは、バンドギャップが広く、安定的であり、絶縁膜50を形成する材料として好ましい。よって、絶縁膜50において高い絶縁性を得るためには、AlがInよりも多く含まれていることが好ましい。本実施の形態における半導体装置においては、絶縁膜50には、AlがInよりも多く含まれている。これにより、ゲートリーク電流を低減させ、電流コラプスの発生を抑制することができる。
尚、本実施の形態においては、ゲート電極31がT型ゲート電極の場合について説明したが、T型ゲート電極に代えて、オーバーハング型ゲート電極や矩形ゲート電極を用いてもよい。本実施の形態においては、形成される絶縁膜50の厚さは、1nm以上、5nm以下が好ましく、更には、1nm以上、3nm以下がより好ましい。
(InAlNの酸化)
ところで、InAlN等の窒化物半導体を酸化する方法としては、水蒸気を用いたHO酸化、Oプラズマ酸化、酸素を用いた熱酸化等がある。酸素を用いた熱酸化では、酸化する際の温度が約600℃と比較的高温であるため、製造される半導体装置にダメージ等を与えてしまい好ましくない。水蒸気を用いたHO酸化及びOプラズマ酸化は、酸化する際の温度が約300℃と比較的低温であるため、半導体装置にダメージを与えることなく、半導体装置を製造することができる。
次に、InAlNを水蒸気を用いたHO酸化により酸化した酸化物と、Oプラズマ酸化により酸化した酸化物についてXPS(X-ray Photoelectron Spectroscopy)により分析を行った結果について説明する。図4(a)は、水蒸気を用いたHO酸化によりInAlNを酸化した酸化物についてXPSにより分析を行った結果であり、図4(b)は、Oプラズマ酸化によりInAlNを酸化した酸化物についてXPSにより分析を行った結果である。尚、InAlNを酸化する際の水蒸気を用いたHO酸化及びOプラズマ酸化における温度はともに300℃である。
図4(a)に示されるように、水蒸気を用いたHO酸化によりInAlNを酸化した酸化物においては、Al−OがIn−Oよりも多く観察されている。一方、図4(b)に示されるように、Oプラズマ酸化によりInAlNを酸化した酸化物においては、In−OがAl−Oよりも多く観察されている。従って、水蒸気を用いたHO酸化によりInAlNを酸化した酸化物は、Oプラズマ酸化によりInAlNを酸化した酸化物よりも、Alが多く存在している。従って、絶縁膜50は、In−OがAl−Oよりも多く観察されるOプラズマ酸化よりも、Al−OがIn−Oよりも多く観察される水蒸気を用いたHO酸化により形成した方が、絶縁性を高くすることができる。
図5は、酸化される前のInAlN、InAlNを水蒸気を用いたHO酸化により酸化した酸化物、InAlNをOプラズマ酸化により酸化した酸化物において、これらの酸化領域に含まれるInに対するAlの比であるAl/In比を示すものである。尚、InAlNにおける組成は、In17Al83Nである。図5に示されるように、InAlNを水蒸気を用いたHO酸化により酸化すること及びOプラズマ酸化により酸化することにより、ともにAl/In比の値が高くなる。更に、InAlNを水蒸気を用いたHO酸化により酸化した酸化物は、InAlNをOプラズマ酸化により酸化した場合よりも、Al/In比の値は高い。即ち、InAlNを水蒸気を用いたHO酸化により酸化した酸化物は、InAlNをOプラズマ酸化により酸化した酸化物よりもInが減少している。
(水蒸気を用いたHO酸化)
次に、InAlNを水蒸気を用いたHO酸化により酸化した場合は、InAlNをOプラズマ酸化により酸化した場合よりも、Al/In比の値が高くなることについて説明する。
下記における化1は、Alを水蒸気を用いたHO酸化により酸化した場合の化学反応式であり、化2及び化3は、化1に示す化学反応式の反応過程における化学反応式である。また、化4は、Inを水蒸気を用いたHO酸化により酸化した場合の化学反応式であり、化5及び化6は、化4に示す化学反応式の反応過程における化学反応式である。
Figure 0006237433
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化1に示されるように、InAlNに含まれるAlを水蒸気を用いたHO酸化により酸化することにより、Alが生成される。この反応は、最初に、化2に示されるように、InAlNに含まれるAlを水蒸気を用いたHO酸化により酸化することにより、Al(OH)が生成され、この後、化3に示されるように、Al(OH)より脱水反応を経由しAlが生成される。
また、化4に示されるように、InAlNに含まれるInを水蒸気を用いたHO酸化により酸化することにより、Inが生成される。この反応は、最初に、化5に示されるように、InAlNに含まれるInを水蒸気を用いたHO酸化により酸化することにより、In(OH)が生成され、この後、化6に示されるように、In(OH)より脱水反応を経由しInが生成される。
以上のように、InAlNを水蒸気を用いたHO酸化により酸化した場合には、水酸化物が生成され、この後、生成された水酸化物より脱水反応を経由して、酸化物が生成される。
ところで、化2において生成されるAl(OH)は固体であるが、化5において生成されるIn(OH)は固相状態が不安定であり気化しやすい。従って、InAlNを水蒸気を用いたHO酸化により酸化する過程においては、Inの一部が気化するため、InAlNを水蒸気を用いたHO酸化により酸化した酸化物に含まれるInが減少する。従って、Al/In比の値が高くなる。
一方、InAlNをOプラズマ酸化により酸化した場合では、In(OH)が生成されないため、Inが気化等することなく酸化膜内に多く残留する。このため、InAlNを水蒸気を用いたHO酸化により酸化した酸化物においては、InAlNをOプラズマ酸化により酸化した酸化物よりも、Al/In比の値が高くなるものと推察される。
尚、本実施の形態においては、InAlNを水蒸気を用いたHO酸化により酸化しする場合には、基板等を加熱している。この際、窒化物半導体層にダメージを与えることなく、円滑に酸化するためには、150℃以上、550℃以下が好ましく、更には、200℃以上、400℃以下が好ましい。
(半導体装置の特性)
次に、本実施の形態における半導体装置の特性について説明する。図6及び図7は、例えば、ソース電極またはドレイン電極の電位を0Vとして、ゲート電極における電位を変化させた場合に流れるゲートリーク電流の電流値の特性を示すものである。図6は、図3に示される本実施の形態における半導体装置の特性を示し、図7は、図1に示される半導体装置の特性を示す。図6及び図7に示されるように、本実施の形態における半導体装置においては、図1に示される半導体装置と比べて、ゲートリーク電流を3桁以上低くすることができ、ゲートリーク電流を低減させることができる。このように、本実施の形態における半導体装置においてゲートリーク電流が低くなるのは、本実施の形態における半導体装置には、ゲート電極31の直下に絶縁膜50が形成されているからである。
(半導体装置の製造方法)
次に、本実施の形態における半導体装置の製造方法について、図8から図13に基づき説明する。
最初に、図8(a)に示すように、基板10の上に、MOVPE(Metal Organic Vapor Phase Epitaxy)によるエピタキシャル成長により、不図示のバッファ層、電子走行層21、中間層22、電子供給層23を順次積層して形成する。尚、本実施の形態においては、不図示のバッファ層、電子走行層21、中間層22、電子供給層23を窒化物半導体層と記載する場合がある。電子走行層21は厚さが約3μmのi−GaNにより形成されており、中間層22は厚さが約1nmのi−AlNにより形成されており、電子供給層23は厚さが約10nmのi−In0.17Al0.83Nにより形成されている。これにより、電子走行層21と中間層22との界面近傍における電子走行層21には、2DEG21aが生成される。尚、基板10には、半絶縁性のSiC基板が用いられており、不図示のバッファ層は、GaNやAlGaN等により形成されている。
次に、図8(b)に示すように、基板10の上に形成された窒化物半導体層に素子分離領域61を形成する。具体的には、電子供給層23の上に、フォトレジストを塗布し、露光装置による露光、現像を行うことにより、素子分離領域61が形成される領域に開口部を有する不図示のレジストパターンを形成する。この後、Ar等のイオンをレジストパターンの開口部における窒化物半導体層にイオン注入することにより、素子分離領域61を形成する。尚、素子分離領域61を形成する際には、基板10の一部までAr等のイオンを注入してもよい。この後、不図示のレジストパターンは、有機溶剤等により除去する。
次に、図8(c)に示すように、電子供給層23の上に、ソース電極32及びドレイン電極33が形成される領域に開口部71a、71bを有するレジストパターン71を形成した後、開口部71a、71bにおける電子供給層23の表面の一部を除去する。具体的には、電子供給層23の上に、フォトレジストを塗布し、露光装置による露光、現像を行うことにより。ソース電極32及びドレイン電極33が形成される領域に開口部71a、71bを有するレジストパターン71を形成する。この後、RIE(Reactive Ion Etching)等により、レジストパターン71が形成されていない領域、即ち、レジストパターン71の開口部71a、71bにおいて露出している電子供給層23の表面の一部を除去する。この際行われるRIEにおいては、エッチングガスとして、塩素成分を含むガスが用いられる。
次に、図9(a)に示すように、レジストパターン71を有機溶剤等により除去した後、ソース電極32及びドレイン電極33が形成される領域に開口部72a、72bを有するレジストパターン72を形成する。具体的には、レジストパターン71を有機溶剤等により除去した後、電子供給層23の上に、再度、フォトレジストを塗布し、露光装置による露光、現像を行う。これにより、ソース電極32及びドレイン電極33が形成される領域に開口部72a、72bを有するレジストパターン72を形成する。レジストパターン72は、図に示すように、2層のレジスト層を積層することにより形成されていてもよい。
次に、図9(b)に示すように、レジストパターン72が形成されている面に、真空蒸着により、Ti/Alからなる金属多層膜81を成膜する。具体的には、レジストパターン72が形成されている面に、真空蒸着によりTi膜を成膜し、成膜されたTi膜の上にAl膜を成膜する。本実施の形態においては、成膜されるTi膜の膜厚は約20nmであり、Al膜の膜厚は約200nmである。
次に、図9(c)に示すように、有機溶剤等に浸漬させることにより、レジストパターン72の上に形成されている金属多層膜81をレジストパターン72とともに、リフトオフにより除去する。これにより、レジストパターン72の開口部72a、72bが形成されていた領域において残存している金属多層膜81により、ソース電極32及びドレイン電極33が形成される。この後、550℃の温度で熱処理を行うことにより、電子供給層23とソース電極32及びドレイン電極33との間におけるオーミックコンタクトを確立させる。
次に、図10(a)に示すように、電子供給層23、ソース電極32及びドレイン電極33の上に、後述するハードマスクを形成するためのハードマスク用絶縁膜73を形成する。具体的には、電子供給層23、ソース電極32及びドレイン電極33の上に、プラズマCVD(Chemical Vapor Deposition)により、膜厚が約20nmのSiN膜を成膜することにより、ハードマスク用絶縁膜73を形成する。ハードマスク用絶縁膜73をプラズマCVDにより形成する際には、原料ガスとして、例えば、シラン、アンモニア等が用いられる。成膜されたハードマスク用絶縁膜73の波長633nmにおける屈折率は、2.0であり、ストイキオメトリな膜である。
次に、図10(b)に示すように、ハードマスク用絶縁膜73の上に、開口部74aを有するレジストパターン74を形成する。具体的には、ハードマスク用絶縁膜73の上に、フォトレジストを塗布し、露光装置による露光、現像を行うことにより、開口部74aを有するレジストパターン74を形成する。尚、レジストパターン74における開口部74aは、幅が約0.5μmであり、後述する電子供給層23を酸化することにより形成される絶縁膜50の大きさと同じ大きさである。
次に、図10(c)に示すように、レジストパターン74の開口部74aにおけるハードマスク用絶縁膜73をRIE等により除去することにより開口部73aを形成する。これにより、残存するハードマスク用絶縁膜73により、開口部73aを有するハードマスク73bが形成される。この後、レジストパターン74は有機溶剤等により除去する。
次に、図11(a)に示すように、ハードマスク73bの開口部73aにおいて露出している電子供給層23の表面を水蒸気を用いたHO酸化により酸化することにより絶縁膜50を形成する。具体的には、ALD(Atomic Layer Deposition)装置を用いて、基板温度を300℃にして、酸化源となる水蒸気(HO)を供給することにより、ハードマスク73bの開口部73aにおける電子供給層23の表面を酸化して、絶縁膜50を形成する。このようにして形成される絶縁膜50は、膜厚が約3nmであり、幅D1が約0.5μmである。
次に、図11(b)に示すように、絶縁膜50の上に、レジストパターン75を形成する。具体的には、電子供給層23、絶縁膜50、ソース電極32及びドレイン電極33の上に、フォトレジストを塗布し、露光装置による露光、現像を行うことにより、絶縁膜50の上に、レジストパターン75を形成する。
次に、図11(c)に示すように、レジストパターン75が形成されていない領域におけるハードマスク73bをバッファードフッ酸等を用いて除去する。この後、レジストパターン75は有機溶剤等により除去する。
次に、図12(a)に示すように、電子供給層23、絶縁膜50、ソース電極32及びドレイン電極33等の上に、パッシベーション膜となる保護膜40を形成する。具体的には、電子供給層23、絶縁膜50、ソース電極32及びドレイン電極33等の上に、プラズマCVDにより、膜厚が約50nmのSiN膜を成膜することにより、パッシベーション膜となる保護膜40を形成する。保護膜40をプラズマCVDにより形成する際には、原料ガスとして、例えば、シラン、アンモニア等が用いられる。成膜された保護膜40の波長633nmにおける屈折率は、2.0であり、ストイキオメトリな膜である。尚、本実施の形態においては、図11(a)に示す工程の後、図11(b)及び図11(c)に示す工程を経ることなく、図12(a)に示す工程を行ってもよい。この場合、SiNにより形成されたハードマスク73b、絶縁膜50、ソース電極32及びドレイン電極33の上に、SiNにより保護膜40が形成される。
次に、図12(b)に示すように、保護膜40の上に、開口部76aを有するレジストパターン76を形成する。具体的には、保護膜40の上に、電子線用レジストを塗布し、電子線描画装置による描画、現像を行うことにより、開口部76aを有するレジストパターン76を形成する。このように形成されたレジストパターン76の開口部76aは、後述するゲート電極31が形成される領域に対応して形成されており、幅が約0.15μmである。
次に、図12(c)に示すように、レジストパターン76の開口部76aにおける保護膜40を除去することにより、ゲート電極31が形成される領域に、開口部40aを形成する。具体的には、レジストパターン76の開口部76aにおける保護膜40をエッチングガスとしてSFを用いたドライエッチング等により除去することにより、保護膜40に開口部40aを形成する。この開口部40aは、ゲート電極31が形成される領域に対応して形成されており、幅D2が約0.15μmである。
次に、図13(a)に示すように、レジストパターン76を有機溶剤等により除去した後、保護膜40の上にゲート電極31を形成するためのレジストパターン77を形成する。このレジストパターン77は、積層された3層の電子線レジスト層により形成されており、ゲート電極31が形成される領域に開口部77aを有している。具体的には、保護膜40の上に、電子線レジストを塗布等を繰り返し行うことにより3層の電子線レジスト層を形成し、電子線描画装置による描画、現像を繰り返すことにより、3層の電子線レジスト層に開口部77aを形成する。これによりこれにより開口部77aを有するレジストパターン77を形成する。レジストパターン77における開口部77aは、3層の電子線レジストの上から順に、幅が0.8μm、1.3μm、0.2μmとなるように形成する。
次に、図13(b)に示すように、レジストパターン77が形成されている面に、真空蒸着により、Ni/Auからなる金属多層膜82を成膜する。具体的には、レジストパターン77が形成されている面に、真空蒸着によりNi膜を成膜し、成膜されたNi膜の上にAu膜を成膜する。本実施の形態においては、成膜されるNi膜の膜厚は約10nmであり、Au膜の膜厚は約300nmである。
次に、図13(c)に示すように、有機溶剤等に浸漬させることにより、レジストパターン77の上に形成されている金属多層膜82をレジストパターン77とともに、リフトオフにより除去する。これにより、レジストパターン77の開口部77aが形成されていた領域において残存している金属多層膜82により、ゲート電極31が形成される。
以上の工程により、本実施の形態における半導体装置を製造することができる。
〔第2の実施の形態〕
(半導体装置)
次に、第2の実施の形態における半導体装置について図14に基づき説明する。本実施の形態における半導体装置は、図14に示すように、基板10の上に、不図示のバッファ層、i−GaNにより形成された電子走行層21、AlNにより形成された中間層22、InAlNにより形成された電子供給層23が積層されている。電子供給層23の上には、ソース電極32及びドレイン電極33が形成されており、ゲート電極31は、電子供給層23の上に形成されたゲート絶縁膜となる絶縁膜150の上のソース電極32側に形成されている。電子供給層23等が露出している領域の電子供給層23等の上には、SiN等により保護膜40が形成されている。尚、基板10は、半絶縁性のSiC基板により形成されており、電子走行層21において、電子走行層21と中間層22との界面近傍には、2DEG21aが生成されている。
本実施の形態における半導体装置においては、絶縁膜150は電子供給層23を酸化することにより形成されているが、ゲート電極31の直下のみならず、ゲート電極31からゲート電極31とドレイン電極33の途中までの領域にも形成されている。このような絶縁膜150を形成することにより、より一層、半導体装置を高出力化させることが可能となる。
ところで、絶縁膜150は電子供給層23を酸化することにより形成されているため、絶縁膜150が形成されている領域は、絶縁膜150が形成されていない領域と比べて、電子供給層23の厚さが薄くなっている。電子供給層23の厚さが薄くなると、その領域の直下における2DEG21aが減少する。本実施の形態における半導体装置のように、電子走行層21をi−GaNにより形成し、電子供給層23をInAlNにより形成した場合、電子走行層21と中間層22との界面近傍における電子走行層21には、高濃度の2DEG21aが生じる。電子走行層21における2DEG21aが高濃度である場合には、ドレイン電流を増加させることができる反面、ゲート耐圧やオフ耐圧が低下してしまう。
よって、本実施の形態においては、ゲート電極31からゲート電極31とドレイン電極33の途中まで絶縁膜150を形成することにより、絶縁膜150が形成された領域における電子供給層23の厚さを薄くして、発生する2DEG21aの密度を低くしている。このようにゲート電極31からゲート電極31とドレイン電極33の途中までの領域の直下における2DEG21aの密度を低くすることにより、ゲート耐圧やオフ耐圧を向上させ、半導体装置を高出力化させることができる。また、図15に示されるように、空乏層領域151を所望の領域まで拡大させることができ、高周波特性を向上させることができる。
図15は、本実施の形態における半導体装置において、ゲート電極31に電圧を印加した場合に生じる空乏層領域151の広がりを二点鎖線により示したものである。図15に示されるように、ゲート電極31とドレイン電極33との間において、空乏層領域151を2DEG21aが発生している領域まで容易に広げることができる。
尚、本実施の形態では、図14に示されるように、絶縁膜150が形成されていない領域の電子供給層23の厚さT1を10nmとし、絶縁膜150の厚さが3nmである場合、絶縁膜150が形成されている領域の電子供給層23の厚さT2は7nmとなる。
次に、図16に基づき第1の実施の形態における半導体装置と第2の実施の形態における半導体装置の特性について説明する。図16に示されるように、ゲート−ソース間における容量Cgsは、第1の実施の形態における半導体装置と第2の実施の形態における半導体装置は、ともに同じであり、500(fF/mm)である。ドレイン−ソース間における容量Cdsは、第1の実施の形態における半導体装置と第2の実施の形態における半導体装置は、ともに同じであり、150(fF/mm)である。
一方、ゲート−ドレイン間における容量Cgdは、第1の実施の形態における半導体装置は、130(fF/mm)であるのに対し、第2の実施の形態における半導体装置は、110(fF/mm)である。よって、ゲート−ドレイン間における容量Cgdは、第1の実施の形態における半導体装置よりも、第2の実施の形態における半導体装置の方が低い。
また、最大発信周波数fmaxは、第1の実施の形態における半導体装置は、240(GHz)であるのに対し、第2の実施の形態における半導体装置は、270(GHz)である。よって、最大発信周波数fmaxは、第1の実施の形態における半導体装置よりも、第2の実施の形態における半導体装置の方が高い。従って、本実施の形態における半導体装置においては、周波数特性を向上させることができる。
(半導体装置の製造方法)
次に、本実施の形態における半導体装置の製造方法について、図17から図22に基づき説明する。
最初に、図17(a)に示すように、基板10の上に、MOVPEによるエピタキシャル成長により、不図示のバッファ層、電子走行層21、中間層22、電子供給層23を順次積層して形成する。尚、本実施の形態においては、不図示のバッファ層、電子走行層21、中間層22、電子供給層23を窒化物半導体層と記載する場合がある。電子走行層21は厚さが約3μmのi−GaNにより形成されており、中間層22は厚さが約1nmのi−AlNにより形成されており、電子供給層23は厚さが約10nmのi−In0.17Al0.83Nにより形成されている。これにより、電子走行層21と中間層22との界面近傍における電子走行層21には、2DEG21aが生成される。尚、基板10には、半絶縁性のSiC基板が用いられており、不図示のバッファ層は、GaNやAlGaN等により形成されている。
次に、図17(b)に示すように、基板10の上に形成された窒化物半導体層に素子分離領域61を形成する。具体的には、電子供給層23の上に、フォトレジストを塗布し、露光装置による露光、現像を行うことにより、素子分離領域61が形成される領域に開口部を有する不図示のレジストパターンを形成する。この後、Ar等のイオンをレジストパターンの開口部における窒化物半導体層にイオン注入することにより、素子分離領域61を形成する。尚、素子分離領域61を形成する際には、基板10の一部までAr等のイオンを注入してもよい。この後、不図示のレジストパターンは、有機溶剤等により除去する。
次に、図17(c)に示すように、電子供給層23の上に、ソース電極32及びドレイン電極33が形成される領域に開口部71a、71bを有するレジストパターン71を形成した後、開口部71a、71bにおける電子供給層23の表面の一部を除去する。具体的には、電子供給層23の上に、フォトレジストを塗布し、露光装置による露光、現像を行うことにより。ソース電極32及びドレイン電極33が形成される領域に開口部71a、71bを有するレジストパターン71を形成する。この後、RIE等により、レジストパターン71が形成されていない領域、即ち、レジストパターン71の開口部71a、71bにおいて露出している電子供給層23の表面の一部を除去する。この際行われるRIEにおいては、エッチングガスとして、塩素成分を含むガスが用いられる。
次に、図18(a)に示すように、レジストパターン71を有機溶剤等により除去した後、ソース電極32及びドレイン電極33が形成される領域に開口部72a、72bを有するレジストパターン72を形成する。具体的には、レジストパターン71を有機溶剤等により除去した後、電子供給層23の上に、再度、フォトレジストを塗布し、露光装置による露光、現像を行う。これにより、ソース電極32及びドレイン電極33が形成される領域に開口部72a、72bを有するレジストパターン72を形成する。レジストパターン72は、図に示すように、2層のレジスト層を積層することにより形成されていてもよい。
次に、図18(b)に示すように、レジストパターン72が形成されている面に、真空蒸着により、Ti/Alからなる金属多層膜81を成膜する。具体的には、レジストパターン72が形成されている面に、真空蒸着によりTi膜を成膜し、成膜されたTi膜の上にAl膜を成膜する。本実施の形態においては、成膜されるTi膜の膜厚は約20nmであり、Al膜の膜厚は約200nmである。
次に、図18(c)に示すように、有機溶剤等に浸漬させることにより、レジストパターン72の上に形成されている金属多層膜81をレジストパターン72とともに、リフトオフにより除去する。これにより、レジストパターン72の開口部72a、72bが形成されていた領域において残存している金属多層膜81により、ソース電極32及びドレイン電極33が形成される。この後、550℃の温度で熱処理を行うことにより、電子供給層23とソース電極32及びドレイン電極33との間におけるオーミックコンタクトを確立させる。
次に、図19(a)に示すように、電子供給層23、ソース電極32及びドレイン電極33の上に、後述するハードマスクを形成するためのハードマスク用絶縁膜173を形成する。具体的には、電子供給層23、ソース電極32及びドレイン電極33の上に、プラズマCVDにより、膜厚が約20nmのSiN膜を成膜することにより、ハードマスク用絶縁膜173を形成する。ハードマスク用絶縁膜173をプラズマCVDにより形成する際には、原料ガスとして、例えば、シラン、アンモニア等が用いられる。成膜されたハードマスク用絶縁膜173の波長633nmにおける屈折率は、2.0であり、ストイキオメトリな膜である。
次に、図19(b)に示すように、ハードマスク用絶縁膜173の上に、開口部174aを有するレジストパターン174を形成する。具体的には、ハードマスク用絶縁膜173の上に、フォトレジストを塗布し、露光装置による露光、現像を行うことにより、開口部174aを有するレジストパターン174を形成する。尚、レジストパターン174における開口部174aは、幅が約1.0μmであり、後述する電子供給層23を酸化することにより形成される絶縁膜150の大きさと同じ大きさである。本実施の形態においては、絶縁膜150は、ゲート電極31の直下よりドレイン電極33側に一部広がるように形成される。
次に、図19(c)に示すように、レジストパターン174の開口部174aにおけるハードマスク用絶縁膜173をRIE等により除去することにより開口部173aを形成する。これにより、残存するハードマスク用絶縁膜173により、開口部173aを有するハードマスク173bが形成される。この後、レジストパターン174は有機溶剤等により除去する。
次に、図20(a)に示すように、ハードマスク173bの開口部173aにおいて露出している電子供給層23の表面を水蒸気を用いたHO酸化により酸化することにより絶縁膜150を形成する。具体的には、ALD装置を用いて、基板温度を300℃にして、酸化源となる水蒸気(HO)を供給することにより、ハードマスク173bの開口部173aにおける電子供給層23の表面を酸化して、絶縁膜150を形成する。このようにして形成される絶縁膜150は、膜厚が約3nmであり、幅D3が約1.0μmであり、ゲート電極31の直下よりドレイン電極33側に一部広がるように形成される。
次に、図20(b)に示すように、絶縁膜150の上に、レジストパターン175を形成する。具体的には、電子供給層23、絶縁膜150、ソース電極32及びドレイン電極33の上に、フォトレジストを塗布し、露光装置による露光、現像を行うことにより、絶縁膜150の上に、レジストパターン175を形成する。
次に、図20(c)に示すように、レジストパターン175が形成されていない領域におけるハードマスク173bをバッファードフッ酸等を用いて除去する。この後、レジストパターン175は有機溶剤等により除去する。
次に、図21(a)に示すように、電子供給層23、絶縁膜150、ソース電極32及びドレイン電極33等の上に、パッシベーション膜となる保護膜40を形成する。具体的には、電子供給層23、絶縁膜150、ソース電極32及びドレイン電極33等の上に、プラズマCVDにより、膜厚が約50nmのSiN膜を成膜することにより、パッシベーション膜となる保護膜40を形成する。保護膜40をプラズマCVDにより形成する際には、原料ガスとして、例えば、シラン、アンモニア等が用いられる。成膜された保護膜40の波長633nmにおける屈折率は、2.0であり、ストイキオメトリな膜である。尚、本実施の形態においては、図20(a)に示す工程の後、図20(b)及び図20(c)に示す工程を経ることなく、図21(a)に示す工程を行ってもよい。この場合、SiNにより形成されたハードマスク173b、絶縁膜150、ソース電極32及びドレイン電極33の上に、SiNにより保護膜40が形成される。
次に、図21(b)に示すように、保護膜40の上に、開口部76aを有するレジストパターン76を形成する。具体的には、保護膜40の上に、電子線用レジストを塗布し、電子線描画装置による描画、現像を行うことにより、開口部76aを有するレジストパターン76を形成する。このように形成されたレジストパターン76の開口部76aは、後述するゲート電極31が形成される領域に対応して形成されており、幅が約0.15μmである。レジストパターン76の開口部76aは、ゲート電極31を形成した際に、絶縁膜150がゲート電極31の直下よりドレイン電極33側に一部広がるように形成する。
次に、図21(c)に示すように、レジストパターン76の開口部76aにおける保護膜40を除去することにより、ゲート電極31が形成される領域に、開口部40aを形成する。具体的には、レジストパターン76の開口部76aにおける保護膜40をエッチングガスとしてSFを用いたドライエッチング等により除去することにより、保護膜40に開口部40aを形成する。この開口部40aは、ゲート電極31が形成される領域に対応して形成されており、幅D2が約0.15μmである。
次に、図22(a)に示すように、レジストパターン76を有機溶剤等により除去した後、保護膜40の上にゲート電極31を形成するためのレジストパターン77を形成する。このレジストパターン77は、積層された3層の電子線レジスト層により形成されており、ゲート電極31が形成される領域に開口部77aを有している。具体的には、保護膜40の上に、電子線レジストを塗布等を繰り返し行うことにより3層の電子線レジスト層を形成し、電子線描画装置による描画、現像を繰り返すことにより、3層の電子線レジスト層に開口部77aを形成する。これにより開口部77aを有するレジストパターン77を形成する。レジストパターン77における開口部77aは、3層の電子線レジストの上から順に、幅が0.8μm、1.3μm、0.2μmとなるように形成する。
次に、図22(b)に示すように、レジストパターン77が形成されている面に、真空蒸着により、Ni/Auからなる金属多層膜82を成膜する。具体的には、レジストパターン77が形成されている面に、真空蒸着によりNi膜を成膜し、成膜されたNi膜の上にAu膜を成膜する。本実施の形態においては、成膜されるNi膜の膜厚は約10nmであり、Au膜の膜厚は約300nmである。
次に、図22(c)に示すように、有機溶剤等に浸漬させることにより、レジストパターン77の上に形成されている金属多層膜82をレジストパターン77とともに、リフトオフにより除去する。これにより、レジストパターン77の開口部77aが形成されていた領域において残存している金属多層膜82により、ゲート電極31が形成される。
以上の工程により、本実施の形態における半導体装置を製造することができる。
尚、上記以外の内容については、第1の実施の形態と同様である。
〔第3の実施の形態〕
次に、第3の実施の形態について説明する。本実施の形態は、半導体デバイス、電源装置及び高周波増幅器である。
(半導体デバイス)
本実施の形態における半導体デバイスは、第1または第2の実施の形態における半導体装置をディスクリートパッケージしたものであり、このようにディスクリートパッケージされた半導体デバイスについて、図23に基づき説明する。尚、図23は、ディスクリートパッケージされた半導体装置の内部を模式的に示すものであり、電極の配置等については、第1または第2の実施の形態に示されているものとは、異なっている。
最初に、第1または第2の実施の形態において製造された半導体装置をダイシング等により切断することにより、GaN系の半導体材料のHEMTの半導体チップ410を形成する。この半導体チップ410をリードフレーム420上に、ハンダ等のダイアタッチ剤430により固定する。尚、この半導体チップ410は、第1または第2の実施の形態における半導体装置に相当するものである。
次に、ゲート電極411をゲートリード421にボンディングワイヤ431により接続し、ソース電極412をソースリード422にボンディングワイヤ432により接続し、ドレイン電極413をドレインリード423にボンディングワイヤ433により接続する。尚、ボンディングワイヤ431、432、433は、Al等の金属材料により形成されている。また、本実施の形態においては、ゲート電極411はゲート電極パッドの一種であり第1または第2の実施の形態における半導体装置のゲート電極31と接続されている。また、ソース電極412はソース電極パッドの一種であり、第1または第2の実施の形態における半導体装置のソース電極32と接続されている。また、ドレイン電極413はドレイン電極パッドの一種であり、第1または第2の実施の形態における半導体装置のドレイン電極33と接続されている。
次に、トランスファーモールド法によりモールド樹脂440による樹脂封止を行なう。このようにして、GaN系の半導体材料を用いたHEMTのディスクリートパッケージされている半導体デバイスを作製することができる。
(PFC回路、電源装置及び高周波増幅器)
次に、本実施の形態におけるPFC回路、電源装置及び高周波増幅器について説明する。本実施の形態におけるPFC回路、電源装置及び高周波増幅器は、第1または第2の実施の形態におけるいずれかの半導体装置を用いた電源装置及び高周波増幅器である。
(PFC回路)
次に、本実施の形態におけるPFC(Power Factor Correction)回路について説明する。本実施の形態におけるPFC回路は、第1または第2の実施の形態における半導体装置を有するものである。
図24に基づき、本実施の形態におけるPFC回路について説明する。本実施の形態におけるPFC回路450は、スイッチ素子(トランジスタ)451と、ダイオード452と、チョークコイル453と、コンデンサ454、455と、ダイオードブリッジ456と、不図示の交流電源とを有している。スイッチ素子451には、第1または第2の実施の形態における半導体装置であるHEMTが用いられている。
PFC回路450では、スイッチ素子451のドレイン電極とダイオード452のアノード端子及びチョークコイル453の一方の端子とが接続されている。また、スイッチ素子451のソース電極とコンデンサ454の一方の端子及びコンデンサ455の一方の端子とが接続されおり、コンデンサ454の他方の端子とチョークコイル453の他方の端子とが接続されている。コンデンサ455の他方の端子とダイオード452のカソード端子とが接続されており、コンデンサ454の双方の端子間にはダイオードブリッジ456を介して不図示の交流電源が接続されている。このようなPFC回路450においては、コンデンサ455の双方端子間より、直流(DC)が出力される。
(電源装置)
次に、本実施の形態における電源装置について説明する。本実施の形態における電源装置は、第1または第2の実施の形態における半導体装置であるHEMTを有する電源装置である。
図25に基づき本実施の形態における電源装置について説明する。本実施の形態における電源装置は、前述した本実施の形態におけるPFC回路450を含んだ構造のものである。
本実施の形態における電源装置は、高圧の一次側回路461及び低圧の二次側回路462と、一次側回路461と二次側回路462との間に配設されるトランス463とを有している。
一次側回路461は、前述した本実施の形態におけるPFC回路450と、PFC回路450のコンデンサ455の双方の端子間に接続されたインバータ回路、例えばフルブリッジインバータ回路460とを有している。フルブリッジインバータ回路460は、複数(ここでは4つ)のスイッチ素子464a、464b、464c、464dを有している。また、二次側回路462は、複数(ここでは3つ)のスイッチ素子465a、465b、465cを有している。尚、ダイオードブリッジ456には、交流電源457が接続されている。
本実施の形態においては、一次側回路461におけるPFC回路450のスイッチ素子451において、第1または第2の実施の形態における半導体装置であるHEMTが用いられている。更に、フルブリッジインバータ回路460におけるスイッチ素子464a、464b、464c、464dにおいて、第1または第2の実施の形態における半導体装置であるHEMTが用いられている。一方、二次側回路462のスイッチ素子465a、465b、465cは、シリコンを用いた通常のMIS構造のFET等が用いられている。
(高周波増幅器)
次に、本実施の形態における高周波増幅器について説明する。本実施の形態における高周波増幅器は、第1または第2の実施の形態における半導体装置であるHEMTが用いられている構造のものである。
図26に基づき、本実施の形態における高周波増幅器について説明する。本実施の形態における高周波増幅器は、ディジタル・プレディストーション回路471、ミキサー472a、472b、パワーアンプ473及び方向性結合器474を備えている。
ディジタル・プレディストーション回路471は、入力信号の非線形歪みを補償するものである。ミキサー472aは、非線形歪みが補償された入力信号と交流信号をミキシングするものである。パワーアンプ473は、交流信号とミキシングされた入力信号を増幅するものであり、第1または第2の実施の形態における半導体装置であるHEMTを有している。方向性結合器474は、入力信号や出力信号のモニタリング等を行なう。尚、図26では、例えばスイッチの切り替えにより、出力側の信号をミキサー472bで交流信号とミキシングしてディジタル・プレディストーション回路471に送出することができる。
以上、実施の形態について詳述したが、特定の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された範囲内において、種々の変形及び変更が可能である。
上記の説明に関し、更に以下の付記を開示する。
(付記1)
基板の上に窒化物半導体により形成された第1の半導体層と、
前記第1の半導体層の上にInAlNを含む材料により形成された第2の半導体層と、
前記第2の半導体層の表面の一部を酸化することにより形成された絶縁膜と、
前記絶縁膜の上に形成されたゲート電極と、
前記第2の半導体層の上に形成されたソース電極及びドレイン電極と、
を有することを特徴とする半導体装置。
(付記2)
前記絶縁膜は、前記第2の半導体層の表面の一部を水蒸気を用いて酸化することにより形成されたものであることを特徴とする付記1に記載の半導体装置。
(付記3)
前記絶縁膜は、前記ゲート電極の直下及び前記ゲート電極より前記ドレイン電極までの間の一部の領域に形成されていることを特徴とする付記1または2に記載の半導体装置。
(付記4)
前記絶縁膜は、XPSによる分析において、Al−Oが、In−Oよりも多く存在していることを特徴とする付記1から3のいずれかに記載の半導体装置。
(付記5)
前記第1の半導体層と前記第2の半導体層との間には、窒化物半導体により形成された第3の半導体層が設けられていることを特徴とする付記1から4のいずれかに記載の半導体装置。
(付記6)
前記第3の半導体層は、AlNを含む材料により形成されていることを特徴とする付記1から5のいずれかに記載の半導体装置。
(付記7)
前記第1の半導体層は、GaNを含む材料により形成されていることを特徴とする付記1から6のいずれかに記載の半導体装置。
(付記8)
前記絶縁膜の厚さは、1nm以上、5nm以下であることを特徴とする付記1から7のいずれかに記載の半導体装置。
(付記9)
基板の上に、窒化物半導体により第1の半導体層を形成する工程と、
前記第1の半導体層の上に、InAlNを含む材料により第2の半導体層を形成する工程と、
前記第2の半導体層の上に、ソース電極及びドレイン電極を形成する工程と、
前記第2の半導体層の表面の一部を水蒸気により酸化し、絶縁膜を形成する工程と、
前記絶縁膜の上にゲート電極を形成する工程と、
を有することを特徴とする半導体装置の製造方法。
(付記10)
前記絶縁膜を形成する工程は、前記基板の温度が150℃以上、550℃以下において行われることを特徴とする付記9に記載の半導体装置の製造方法。
(付記11)
前記第1の半導体層を形成する工程と前記第2の半導体層を形成する工程の間に、前記第1の半導体層の上に第3の半導体層を形成する工程を有し、
前記第2の半導体層を形成する工程において、前記第2の半導体層は、前記第3の半導体層の上に形成されることを特徴とする付記9または10に記載の半導体装置の製造方法。
(付記12)
前記絶縁膜を形成する工程は、
前記第2の半導体層の上に、絶縁膜が形成される領域に開口部を有するハードマスクを形成する工程と、
前記ハードマスクを形成する工程の後、前記ハードマスクの開口部において露出している前記第2の半導体層の表面の一部を水蒸気により酸化し、絶縁膜を形成する工程と、
有し、
前記ハードマスクは、SiNを含む材料により形成されていることを特徴とする付記9から11のうちのいずれかに記載の半導体装置の製造方法。
(付記13)
前記ハードマスクを形成する工程は、前記ソース電極及びドレイン電極を形成する工程の後に行われるものであって、
前記ハードマスクは、前記ソース電極及び前記ドレイン電極の上にも形成されていることを特徴とする付記12に記載の半導体装置の製造方法。
(付記14)
前記絶縁膜を形成する工程の後、前記ハードマスクをエッチングにより除去する工程を有することを特徴とする付記12または13に記載の半導体装置の製造方法。
(付記15)
前記ハードマスクを形成する工程は、
前記ハードマスク用絶縁膜を形成する工程と、
前記ハードマスク用絶縁膜の上に、前記ハードマスクの開口部となる領域に開口部を有するレジストパターンを形成する工程と、
前記レジストパターンの開口部において露出している前記ハードマスク用絶縁膜をエッチングにより除去する工程と、
前記レジストパターンを除去する工程と、
を含むものであることを特徴とする付記12から14のうちのいずれかに記載の半導体装置の製造方法。
(付記16)
前記水蒸気による酸化は、水蒸気によるHO酸化であることを特徴とする付記9から15のうちのいずれかに記載の半導体装置の製造方法。
(付記17)
付記1から8のいずれかに記載の半導体装置を有することを特徴とする電源装置。
(付記18)
付記1から8のいずれかに記載の半導体装置を有することを特徴とする増幅器。
10 基板
21 電子走行層(第1の半導体層)
21a 2DEG
22 中間層(第3の半導体層)
23 電子供給層(第2の半導体層)
31 ゲート電極
32 ソース電極
33 ドレイン電極
40 保護膜
50 絶縁膜

Claims (8)

  1. 基板の上に窒化物半導体により形成された第1の半導体層と、
    前記第1の半導体層の上にInAlNを含む材料により形成された第2の半導体層と、
    前記第2の半導体層の表面の一部を酸化することにより形成された絶縁膜と、
    前記絶縁膜の上に形成されたゲート電極と、
    前記第2の半導体層の上に形成されたソース電極及びドレイン電極と、
    を有し、
    前記絶縁膜はIn−Oを含んでおり、前記絶縁膜には、Al−Oが、In−Oよりも多く存在していることを特徴とする半導体装置。
  2. 前記絶縁膜は、前記第2の半導体層の表面の一部を水蒸気を用いて酸化することにより形成されたものであることを特徴とする請求項1に記載の半導体装置。
  3. 前記絶縁膜は、前記ゲート電極の直下及び前記ゲート電極より前記ドレイン電極までの間の一部の領域に形成されていることを特徴とする請求項1または2に記載の半導体装置。
  4. 前記絶縁膜は、XPSによる分析において、Al−Oが、In−Oよりも多く存在していることを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の半導体装置。
  5. 前記第1の半導体層と前記第2の半導体層との間には、窒化物半導体により形成された第3の半導体層が設けられていることを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載の半導体装置。
  6. 基板の上に、窒化物半導体により第1の半導体層を形成する工程と、
    前記第1の半導体層の上に、InAlNを含む材料により第2の半導体層を形成する工程と、
    前記第2の半導体層の上に、ソース電極及びドレイン電極を形成する工程と、
    前記第2の半導体層の表面の一部を水蒸気により酸化し、絶縁膜を形成する工程と、
    前記絶縁膜の上にゲート電極を形成する工程と、
    を有し、
    前記絶縁膜を形成する工程は、前記基板の温度が150℃以上、550℃以下において行われることを特徴とする半導体装置の製造方法。
  7. 前記第1の半導体層を形成する工程と前記第2の半導体層を形成する工程の間に、前記第1の半導体層の上に第3の半導体層を形成する工程を有し、
    前記第2の半導体層を形成する工程において、前記第2の半導体層は、前記第3の半導体層の上に形成されることを特徴とする請求項6に記載の半導体装置の製造方法。
  8. 前記絶縁膜を形成する工程は、
    前記第2の半導体層の上に、絶縁膜が形成される領域に開口部を有するハードマスクを形成する工程と、
    前記ハードマスクを形成する工程の後、前記ハードマスクの開口部において露出している前記第2の半導体層の表面の一部を水蒸気により酸化し、絶縁膜を形成する工程と、
    有し、
    前記ハードマスクは、SiNを含むものであることを特徴とする請求項6または7に記載の半導体装置の製造方法。
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