JP6236904B2 - 電力変換装置 - Google Patents
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Description
半導体モジュールを含む主回路部と、コンデンサ素子とを備える電力変換装置であって、
上記主回路部を内部に収納する主回路ケースと、
上記コンデンサ素子を内部に収納するとともに、一方側に開口部を有するコンデンサケースと、
を備え、
上記コンデンサケースは、上記開口部が上記主回路ケースによって覆われるように、上記主回路ケースの外側面に固定されているとともに、上記主回路ケースの上記外側面と上記コンデンサケースとの間には、両者の間をシールするシール部が形成されており、
上記主回路ケースには、上記シール部の内側において、上記コンデンサケースの上記開口部と連通する貫通部が形成されており、
上記開口部から延出された上記コンデンサ素子の接続端子が、上記貫通部を介して上記半導体モジュールと電気的に接続されており、
上記主回路ケースは、ベースプレート及びカバーを備え、該ベースプレートの一方の面には、上記半導体モジュールが取り付けられているとともに、上記カバーが上記半導体モジュールを覆うように取り付けられており、上記ベースプレートの他方の面は、上記コンデンサケースが固定されている上記主回路ケースの上記外側面を構成しており、
上記ベースプレートには、上記半導体モジュールを冷却する冷媒流路が形成されており、
上記コンデンサ素子は、上記コンデンサケースの内部において、封止樹脂により形成された封止部によって、樹脂封止されており、
上記コンデンサ素子の上記接続端子は、上記封止部における上記開口部側の表面である封止面から上記主回路ケースへ向かって突出しており、
上記封止部の上記封止面は上記ベースプレートに対向していることを特徴とする電力変換装置にある。
本例の実施例に係る電力変換装置につき、図1〜図3を用いて説明する。
本例の電力変換装置1は、図1〜図3に示すように、半導体モジュール11を含む主回路部10と、コンデンサ素子21とを備える。そして、電力変換装置1は、主回路部10を内部に収納する主回路ケース30と、コンデンサ素子21を内部に収納するとともに、一方側に開口部22を有するコンデンサケース23と、を備える。
コンデンサケース23は、開口部22が主回路ケース30によって覆われるように、主回路ケース30の外側面(ベースプレート31の他方の面31b)に固定されている。そして、主回路ケース30の外側面(ベースプレート31の他方の面31b)とコンデンサケース23との間には、両者の間をシールするシール部24が形成されている。主回路ケース30には、シール部24の内側において、コンデンサケース23の上記開口部22と連通する貫通部34が形成されている。開口部22から延出された上記コンデンサ素子21の接続端子25が、貫通部34を介して上記半導体モジュール11と電気的に接続されている。
主回路部ケース30は、図1〜図3に示すように、ベースプレート31と、カバー32とを備える。ベースプレート31は、金属製であって、図2に示すように、板状部材である。ベースプレート31の一方の面31aには、半導体モジュール11が配置されている。半導体モジュール11は、インバータを構成する電子部品の一部である。半導体モジュール11は、ベースプレート31の一方の面31aの中央に固定されている。ベースプレート31において、半導体モジュール11の一端部11aに近接した部分には、貫通部34が形成されている。貫通部34は、ベースプレート31の一方の面31aから反対側の他方の面31bまで貫通した矩形の孔である。
電力変換装置1では、コンデンサ素子21を収納するコンデンサケース23が主回路ケース30の外側面(ベースプレート31の他方の面31b)に固定されている。そのため、コンデンサ素子21はコンデンサケース23に収納されているが、主回路ケース30には収納されていない。そして、コンデンサ素子21の接続端子25は、コンデンサケース23の開口部22と主回路ケース30の貫通部34とを介して、半導体モジュール11に接続されており、主回路ケース30とコンデンサケース23との間はシール部材24によってシールされている。これにより、コンデンサ素子21に対して従来の二重構造とならず、装置全体を小型化することができる。
本例の電力変換装置1は、参考例1におけるベースプレート31(図3)に替えて、図4に示すペースプレート310を備える。その他の構成要素において、参考例1の場合と同様の構成要素には参考例1の場合と同一の符号を用いてその説明を省略する。
本例の電力変換装置1によれば、冷媒流路311により、半導体モジュール11を冷却することができる。冷媒流路311はベースプレート310の内部に形成されているため、別途の冷却器を設ける場合に比べて、装置全体を小型化することができる。さらに、ベースプレート310の他方の面31bにはコンデンサケース23が固定されているため、ベースプレート310の内部に設けられている冷媒流路311を流通する冷媒によってコンデンサケース23が冷却され、ひいてはコンデンサ素子21も冷却されることとなる。これにより、装置全体の冷却効果が向上する。
なお、本例の電力変換装置1によっても、参考例1の場合と同様の作用効果を奏する。
本例の電力変換装置は、参考例1におけるベースプレート31に替えて、図6、図7に示すベースプレート350を備える。その他の構成要素において、参考例1の場合と同様の構成要素には参考例1の場合と同一の符号を用いてその説明を省略する。
また、側壁部352が、Z方向において半導体モジュール11と反対側に延出することにより延出部354が形成されている。延出部354と平板部351とによって、後述のコンデンサケース23の嵌入部232が嵌入可能な凹状の被嵌入部355が形成されている。
本例では、シール部24において、シール部材41は、コンデンサケース23の溝部233に設けられている。これにより、シール部材41がコンデンサケース23に保持されるため、主回路ケース30とコンデンサケース23との間のシール部24におけるシール性が向上する。
なお、本例の電力変換装置1は、参考例1の場合と同様の作用効果を奏する。
本例の電力変換装置1は、図8に示すように、ベースプレート350に係合部356が形成されているとともに、コンデンサケース23に係合爪234が備えられている。参考例2の場合と同等の構成要素には、同一の符号を付してその説明を省略する。
コンデンサケース23の嵌入部232が、ベースプレート350の被嵌入部355に嵌入されることにより、各係合爪234が、係合部356に挿入されて係合されることとなる。
10 主回路部
11 半導体モジュール
21 コンデンサ素子
22 開口部
25 接続端子
23 コンデンサケース
24 シール部
30 主回路部ケース
34 貫通部
Claims (7)
- 半導体モジュール(11)を含む主回路部(10)と、コンデンサ素子(21)とを備える電力変換装置(1)であって、
上記主回路部(10)を内部に収納する主回路ケース(30)と、
上記コンデンサ素子(21)を内部に収納するとともに、一方側に開口部(22)を有するコンデンサケース(23)と、
を備え、
上記コンデンサケース(23)は、上記開口部(22)が上記主回路ケース(30)によって覆われるように、上記主回路ケース(30)の外側面(31b)に固定されているとともに、上記主回路ケース(30)の上記外側面(31b)と上記コンデンサケース(23)との間には、両者の間をシールするシール部(24)が形成されており、
上記主回路ケース(30)には、上記シール部(24)の内側において、上記コンデンサケース(23)の上記開口部(22)と連通する貫通部(34)が形成されており、
上記開口部(22)から延出された上記コンデンサ素子(21)の接続端子(25)が、上記貫通部(34)を介して上記半導体モジュール(11)と電気的に接続されており、
上記主回路ケース(30)は、ベースプレート(310)及びカバー(32)を備え、該ベースプレート(310)の一方の面(31a)には、上記半導体モジュール(11)が取り付けられているとともに、上記カバー(32)が上記半導体モジュール(11)を覆うように取り付けられており、上記ベースプレート(310)の他方の面(31b)は、上記コンデンサケース(23)が固定されている上記主回路ケース(30)の上記外側面(31b)を構成しており、
上記ベースプレート(310)には、上記半導体モジュール(11)を冷却する冷媒流路(311)が形成されており、
上記コンデンサ素子(21)は、上記コンデンサケース(23)の内部において、封止樹脂により形成された封止部(26)によって、樹脂封止されており、
上記コンデンサ素子(21)の上記接続端子(25)は、上記封止部(26)における上記開口部(22)側の表面である封止面から上記主回路ケース(30)へ向かって突出しており、
上記封止部(26)の上記封止面は上記ベースプレート(310)に対向していることを特徴とする電力変換装置(1)。 - 上記シール部(24)において、上記主回路ケース(30)の外側面(31b)及び上記コンデンサケース(23)のいずれか一方には、液状のシール部材が塗布されていることを特徴とする請求項1に記載の電力変換装置(1)。
- 上記シール部(24)において、上記主回路ケース(30)及び上記コンデンサケース(23)のいずれか一方には溝部(233)が形成されているとともに、該溝部(233)には上記主回路ケース(30)の上記外側面(31b)と上記コンデンサケース(23)との間をシールするシール部材(41)が設けられていることを特徴とする請求項1又は2のいずれか一項に記載の電力変換装置(1)。
- 上記主回路ケース(30)及び上記コンデンサケース(23)のいずれか一方は、他方に嵌入される嵌入部(232)を有しており、該嵌入部(232)における上記他方と対向する部位に、上記溝部(233)が形成されていることを特徴とする請求項3に記載の電力変換装置(1)。
- 上記コンデンサケース(23)は、上記主回路ケース(30)の上記外側面(31b)に対して、締結部材(33、332)を介して固定されていることを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載の電力変換装置(1)。
- 上記コンデンサケース(23)は、上記主回路ケース(30)に設けられた係合部(356)に係合する係合爪(234)を有しており、該係合爪(234)が上記係合部(356)に係合することにより、上記コンデンサケース(23)が上記主回路ケース(30)の上記外側面(31b)に固定されていることを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載の電力変換装置(1)。
- 上記コンデンサケース(23)は、金属製であることを特徴する請求項1〜6のいずれか一項に記載の電力変換装置(1)。
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