JP6236880B2 - 燃料電池システム - Google Patents

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Description

本発明は、燃料電池のインピーダンスを測定する燃料電池システムに関する。
従来、燃料電池と蓄電器との間に接続された電圧変換装置の出力目標電圧にインピーダンス測定用の交流信号を重畳して電圧指令信号を生成し、生成した電圧指令信号に基づいて電圧変換装置のスイッチング素子を制御して燃料電池の電圧を制御し、燃料電池の電圧および電流に基づいて、燃料電池の内部インピーダンスを測定する技術が知られている(特許文献1参照)。
特開2007−12418号公報
ここで、燃料電池と蓄電器との間に設ける電圧変換装置として、上下に一対のスイッチング素子を備えた双方向昇降圧コンバータを用いる場合、一対のスイッチング素子が同時にオンとなるのを防ぐために、スイッチングの切り替え時に同時にオフとなるデッドタイムを設ける必要がある。デッドタイムが設けられている場合、例えば、燃料電池の電圧と蓄電器の電圧との電圧差が小さい条件下では、双方向昇降圧コンバータの昇圧、降圧の応答性が悪くなり、燃料電池のインピーダンスを測定するための交流を燃料電池に精度よく印加することができなくなる。
本発明は、デッドタイムが設けられている双方向昇降圧コンバータを用いて、燃料電池のインピーダンスを測定するための交流を燃料電池に精度よく印加することができる技術を提供することを目的とする。
本発明による燃料電池システムは、燃料電池と、二次電池と、燃料電池および二次電池の間に設けられた双方向昇降圧コンバータとを有する。この燃料電池システムにおいて、燃料電池の目標電圧と、二次電池の実電圧と、双方向昇降圧コンバータ内のリアクトルの目標両端電圧とに基づいて、双方向昇降圧コンバータが交流を生成して燃料電池に印加するように、双方向昇降圧コンバータ内のスイッチング素子を制御し、交流が印加された燃料電池に流れる電流の交流成分および電圧の交流成分に基づいて、燃料電池の内部インピーダンスを求める。燃料電池の内部インピーダンスを求めるときに、燃料電池に印加する交流は、正弦波の交流に対して単位時間当たりの最大変化量が大きい交流とする。
本発明によれば、正弦波の交流に対して単位時間当たりの最大変化量が大きい交流を燃料電池に印加するので、正弦波を印加する場合に比べて電圧変動幅を大きくすることができ、燃料電池の電圧と強電バッテリの電圧差が小さく、リアクトルに流れる電流が小さいような条件下でも、精度良く交流を燃料電池に印加することができる。
図1は、一実施の形態における燃料電池システムの概略構成図である。 図2は、デッドタイム期間を説明するための図である。 図3は、燃料電池の等価回路を示す図である。 図4は、交流負荷変動を与えるためのスイッチング素子の時比率を算出するために制御装置の内部で行われる制御の制御ブロック図である。 図5は、燃料電池の実電圧と強電バッテリの実電圧との偏差が小さいほど、また、リアクトルに流れる電流の大きさが小さいほど、単位時間当たりの最大電流変化量が大きくなる交流波形を示す図である。 図6は、燃料電池の電圧と強電バッテリの電圧の大小関係に応じて、スイッチング素子をオン/オフするための時比率を決定する方法について説明するための図である。 図7は、燃料電池の電圧と強電バッテリの電圧の大小関係に応じて、スイッチング素子をオン/オフするための時比率を決定するための回路構成図の一例である。 図8は、強電バッテリの電圧が燃料電池の電圧よりも低い場合に、リアクトルの目標両端電圧を、燃料電池の目標電圧または実電圧と強電バッテリの実電圧との比に基づいて補正する回路構成図の一例である。 図9は、強電バッテリの電圧が燃料電池の電圧よりも低い場合に、リアクトルの両端電圧を、燃料電池側のスイッチング素子をオン/オフするための時比率に基づいて補正する回路構成図の一例である。 図10は、燃料電池に印加される交流電流または交流電圧の振幅の検出値と目標振幅との偏差に基づいて、リアクトルの両端電圧を補正する回路構成図の一例である。
図1は、一実施の形態における燃料電池システムの概略構成図である。一実施の形態における燃料電池システムは、燃料電池1と、強電バッテリ2と、DC/DCコンバータ3とを備える。この燃料電池システムは、例えば、燃料電池自動車に搭載されて使用されるが、車両以外のものに適用することもできる。
燃料電池1は、アノード電極に水素を含有するアノードガス(燃料ガス)を供給するとともに、カソード電極に酸素を含有するカソードガス(酸化剤ガス)を供給し、アノードガスとカソードガスとを反応させて電力を発生させる燃料電池セルまたはセルモジュールを積層してなる。
強電バッテリ2は、充放電可能な二次電池であり、燃料電池1と並列に接続されている。ただし、二次電池の代わりに、充放電可能な蓄電器、例えばキャパシタを用いることもできる。車両の運転時等に使用される様々な電力機器である補機負荷7には、強電バッテリ2から電力が供給される。
燃料電池1と強電バッテリ2との間には、双方向昇降圧型のDC/DCコンバータ3(以下、単にDC−DCコンバータ3とも呼ぶ)が設けられている。DC/DCコンバータ3は、燃料電池1の電圧を昇圧または降圧して強電バッテリ2に供給するとともに、強電バッテリ2の電圧を昇圧または降圧してインバータ4に供給する。
燃料電池1および/または強電バッテリ2の直流電圧は、インバータ4で三相交流電圧に変換されて、三相交流モータ5に供給される。三相交流モータ5は、発電機としても機能し得る。なお、燃料電池1からインバータ4への回路には、強電バッテリ2からの電流または三相交流モータ5で発電された電流が燃料電池1に流れるのを防ぐためのダイオード6が設けられている。
コンデンサ8およびコンデンサ9は、電圧を平滑化するために設けられている。
図1に示すように、DC/DCコンバータ3は、IGBTなどのスイッチング素子31〜34と、各スイッチング素子31〜34に対して並列に接続されるフライホイールダイオード35〜38と、昇降圧用のリアクトル39とを備える。
スイッチング素子31及び32とスイッチング素子33及び34はそれぞれ一対のアームをなし、制御装置10からの指令に従ってオン/オフされる。すなわち、各スイッチング素子31〜34は、スイッチング素子31(もしくは33)がオンのときにはスイッチング素子32(もしくは34)がオフとなり、逆にスイッチング素子31(もしくは33)がオフのときにはスイッチング素子32(もしくは34)がオンとなるように、制御装置10から出力される制御信号に従って駆動される。この際、各スイッチング素子31〜34をオン/オフするための制御信号には、スイッチング素子31と32(もしくはスイッチング素子33と34)が同時にオンすることによる短絡故障を防ぐために、スイッチング素子31と32(もしくはスイッチング素子33と34)を同時オフさせるデッドタイム期間が設けられる(図2)。
図3は、燃料電池1の簡易的な等価回路を示す図である。図3に示すように、燃料電池1は、理論起電力V0、セパレータ抵抗や電解質膜の合成抵抗R1、反応抵抗R2、及び電気2重層容量Cによって表される。これら抵抗R1、R2及び電極容量Cは、燃料電池1の内部インピーダンスを形成している。燃料電池1のセパレータ抵抗や電解質膜の合成抵抗R1は、燃料電池1に例えば1000Hz程度の高周波の交流を印加することにより、既知の交流インピーダンス法によって測定することで、燃料電池内部の電解質膜の湿潤度を把握することができる。
一実施の形態における燃料電池システムでは、DC/DCコンバータ3のスイッチング素子31〜34のスイッチング動作によって内部インピーダンスを測定するための交流負荷変動を燃料電池1に与える。より具体的には、電圧センサ11によって検出される燃料電池1の実電圧を燃料電池1の目標電圧と一致させるための目標電圧指令値を算出するフィードバック制御を行い、フィードバック制御で算出される目標電圧指令値と、リアクトル39の目標両端電圧と、電圧センサ12によって検出される強電バッテリ2の実電圧とに基づいて、DC/DCコンバータ3のスイッチング素子31〜34をオン/オフするための時比率を決定して、スイッチング動作により交流負荷変動を与える。リアクトル39の目標両端電圧Vcoil(V)は、リアクトル39の目標電流Icoil(A)とリアクトル39のインダクタンスL(H)を用いて、次式(1)により表される。
Vcoil=L×dIcoil/dt …(1)
図4は、交流負荷変動を与えるためのスイッチング素子31〜34の時比率を算出するために制御装置10の内部で行われる制御の制御ブロック図である。減算器41は、燃料電池1の目標電圧と実電圧との差を求める。フィードバック制御部42は、減算器41によって算出された燃料電池1の目標電圧と実電圧との偏差に基づいて、実電圧を目標電圧に一致させるための目標電圧指令値(新たな目標電圧)を算出する。時比率決定部43は、フィードバック制御部42によって算出された目標電圧指令値と、リアクトル39の目標両端電圧と、電圧センサ12によって検出される強電バッテリ2の実電圧とに基づいて、燃料電池側のスイッチング素子31、32をオン/オフするための時比率、および、強電バッテリ側のスイッチング素子33、34をオン/オフするための時比率を決定する。
DC/DCコンバータ3のスイッチング素子31〜34のうち、一対のアームをなすスイッチング素子は、同時にオンとなるのを防ぐために、デッドタイムが設けられている。このため、燃料電池1の電圧と強電バッテリ2の電圧差が小さく、リアクトル39に流れる電流が小さい場合には、DC/DCコンバータ3の応答性が悪くなり、結果として、内部インピーダンスを測定するための交流負荷変動を燃料電池1に精度良く与えることができなくなる。
従って、一実施の形態における燃料電池システムでは、内部インピーダンスを測定するために、スイッチング素子31〜34のスイッチング動作によって発生させる交流負荷変動を、正弦波の交流に対して単位時間当たりの最大電流変化量が大きい信号の交流とする。正弦波の交流に対して単位時間当たりの最大電流変化量が大きい信号の交流とは、例えば、矩形波の交流である。内部インピーダンスを測定するために燃料電池1に印加する交流負荷変動を、正弦波の交流に対して単位時間当たりの最大電流変化量が大きい信号の交流とすることにより、正弦波を印加する場合に比べて電圧変動幅を大きくすることができるので、燃料電池1の電圧と強電バッテリ2の電圧差が小さく、リアクトル39に流れる電流が小さいような条件下でも、精度良く交流負荷変動を燃料電池1に印加することができる。
ここで、燃料電池1の実電圧と強電バッテリ2の実電圧との偏差の大きさ、または、リアクトル39に流れる電流の大きさに応じて、燃料電池1に印加する交流波形を変化させるようにしてもよい。すなわち、燃料電池1の実電圧と強電バッテリ2の実電圧との偏差が小さいほど、また、リアクトル39に流れる電流の大きさが小さいほど、単位時間当たりの最大電流変化量が大きい信号の交流を燃料電池1に印加する。
図5は、燃料電池1の実電圧と強電バッテリ2の実電圧との偏差が小さいほど、また、リアクトル39に流れる電流の大きさが小さいほど、単位時間当たりの最大電流変化量が大きくなる交流波形を示す図である。燃料電池1の実電圧と強電バッテリ2の実電圧との偏差が小さいほど、また、リアクトル39に流れる電流が小さいほど、デッドタイムの影響を受けやすいので、単位時間当たりの最大電流変化量が大きい信号の交流を用いることによって、精度良く交流を印加することができる。また、燃料電池1の実電圧と強電バッテリ2の実電圧との偏差が大きい場合や、リアクトル39に流れる電流が大きい場合には、デッドタイムの影響を受けにくいため、正弦波に近い波形の交流を印加することができ、高調波抑制により高調波ノイズを低減することができる。なお、図5では、3種類の波形しか示していないが、変化させる交流波形の種類を3種類より多くすることもできる。
また、燃料電池1の実電圧と強電バッテリ2の実電圧との偏差が所定電圧より小さい場合、または、リアクトル39に流れる電流の大きさが所定値より小さい場合に、燃料電池1に印加する交流を、正弦波の交流から矩形波の交流に切り換えるようにしてもよい。燃料電池1の実電圧と強電バッテリ2の実電圧との偏差が所定電圧より小さい場合、または、リアクトル39に流れる電流の大きさが所定値より小さい場合は、デッドタイムの影響を受けやすいので、単位時間当たりの最大電流変化量が大きい信号の交流を用いることによって、精度良く交流を印加することができる。また、燃料電池1の実電圧と強電バッテリ2の実電圧との偏差が所定電圧以上の場合や、リアクトル39に流れる電流の大きさが所定値以上の場合には、デッドタイムの影響を受けにくいため、正弦波の交流を印加することができ、高調波抑制により高調波ノイズを低減することができる。
本実施形態では、強電バッテリ2の実電圧が低いほど、リアクトル39に流れる電流の振幅、すなわち、燃料電池1に印加する交流の振幅が小さくなるように、交流を発生させる。強電バッテリ2の電圧が低いほど、同じ交流リアクトル電流の振幅に対する時比率の変化幅が大きくなるので、デッドタイムの影響が小さくなる。従って、強電バッテリ2の電圧が低い場合に、強電バッテリ2の電圧が高い場合と同様の振幅の交流を発生すると、想定以上の振幅を与えてしまう可能性があるが、強電バッテリ2の実電圧が低いほど、燃料電池1に印加する交流の振幅が小さくなるようにすることにより、振幅の急変を抑えて音圧低下による音振を改善することができる。
リアクトル39の目標両端電圧の最大変化幅(燃料電池1に印加する交流の振幅)は、DC/DCコンバータ3のスイッチングの1周期に対するデッドタイムの割合と、燃料電池1の実電圧および強電バッテリ2の実電圧のうち高い方の電圧との乗算値以上とする。これにより、デッドタイムに起因してリアクトル39の両端電圧が変動しない条件を回避できるので、デッドタイムが存在する場合でも、燃料電池1に確実に交流を印加することができる。
ここで、DC−DCコンバータ3のスイッチング制御について説明する。強電バッテリ2の電圧が燃料電池1の電圧よりも高い場合には、フィードバック制御部42によって算出された目標電圧指令値(フィードバック制御後の燃料電池1の目標電圧)にリアクトル39の目標両端電圧を加算した値と、強電バッテリ2の実電圧との比に基づいて、スイッチング素子31〜34をオン/オフするための時比率を決定する。電圧が高い側のスイッチング素子を駆動して、高い側の電圧の平均電圧Va(図6(a)参照)を精度良くコントロールする構成であることから、燃料電池1の電圧と強電バッテリ2の電圧のうち、低い側の電圧にリアクトル39の目標両端電圧(交流電圧)を印加することで、平均電圧Vaを所望の値に制御することができる。すなわち、強電バッテリ2の電圧が燃料電池1の電圧に比べて高い条件下において、高周波インピーダンスを測定するための交流負荷変動を正確に与えることができる。
また、強電バッテリ2の電圧が燃料電池1の電圧よりも低い場合には、フィードバック制御部42によって算出された目標電圧指令値と、強電バッテリ2の電圧にリアクトル39の目標両端電圧を加算した値との比に基づいて、スイッチング素子31〜34をオン/オフするための時比率を決定する。電圧が高い側のスイッチング素子を駆動して、高い側の電圧の平均電圧Va(図6(b)参照)を精度良くコントロールする構成であることから、燃料電池1の電圧と強電バッテリ2の電圧のうち、低い側の電圧にリアクトル39の目標両端電圧(交流電圧)を印加することで、平均電圧Vaを所望の値に制御することができる。すなわち、強電バッテリ2の電圧が燃料電池1の電圧よりも低い条件下において、高周波インピーダンスを測定するための交流負荷変動を正確に与えることができる。
図7は、上述した燃料電池1の電圧と強電バッテリ2の電圧の大小関係に応じて、スイッチング素子31〜34をオン/オフするための時比率を決定する制御フローを示す制御ブロック図である。この制御は、制御装置10によって行われる。
リアクトル目標両端電圧出力部61は、強電バッテリ2の電圧が燃料電池1の電圧よりも高い場合には、制御線62にリアクトル39の目標両端電圧を出力し、強電バッテリ2の電圧が燃料電池1の電圧よりも低い場合には、制御線63にリアクトル39の目標両端電圧を出力する。これにより、強電バッテリ2の電圧が燃料電池1の電圧よりも高い場合には、フィードバック制御部42によって算出された目標電圧指令値にリアクトル39の目標両端電圧が加算され、加算後の値と強電バッテリ2の電圧との比率に基づいて、スイッチング素子31〜34をオン/オフするための時比率が決定される。また、強電バッテリ2の電圧が燃料電池1の電圧よりも低い場合には、強電バッテリ2の電圧にリアクトル39の目標両端電圧が加算され、加算後の値とフィードバック制御部42によって算出された目標電圧指令値との比率に基づいて、スイッチング素子31〜34をオン/オフするための時比率が決定される。
強電バッテリ2の電圧が燃料電池1の電圧よりも低い場合、スイッチング素子31、32のスイッチングによる昇圧動作によって、燃料電池1と並列に接続されているコンデンサ8の電圧とリアクトル39の燃料電池側の電圧とは異なる値となる。従って、強電バッテリ2の電圧が燃料電池1の電圧よりも低い場合には、リアクトル39の目標両端電圧を、燃料電池1の目標電圧または燃料電池1の実電圧と強電バッテリ2の実電圧との比に基づいて補正する。これにより、強電バッテリ2の電圧が燃料電池1の電圧よりも低い場合でも、強電バッテリ2の電圧が燃料電池1の電圧よりも高い場合と同様に、燃料電池1に一定の振幅の交流を印加することができ、燃料電池1の内部インピーダンスを精度良く測定することができる。
図8は、強電バッテリ2の電圧が燃料電池1の電圧よりも低い場合に、リアクトル39の目標両端電圧を、燃料電池1の目標電圧または燃料電池1の実電圧と強電バッテリ2の実電圧との比に基づいて補正する回路構成図の一例である。制御ブロック71は、燃料電池1の目標電圧または実電圧を強電バッテリ2の実電圧で除算する演算を行う。リミッタ72は、制御ブロック71の除算結果を、所定の下限値および所定の上限値で制限する。制御ブロック73は、リアクトル39の目標両端電圧に対して、制御ブロック71の除算結果に対して上下限値が制限された値を乗算することによって補正し、補正後の目標リアクトル両端電圧を時比率決定部43に出力する。
図8では、強電バッテリ2の電圧が燃料電池1の電圧よりも低い場合に、リアクトル39の両端電圧を、燃料電池1の目標電圧または燃料電池1の実電圧と強電バッテリ2の実電圧との比に基づいて補正する回路構成を示したが、燃料電池1側のスイッチング素子31、32をオン/オフするための時比率に基づいて、リアクトル39の両端電圧を補正するようにしてもよい。
図9は、強電バッテリ2の電圧が燃料電池1の電圧よりも低い場合に、リアクトル39の両端電圧を、燃料電池1側のスイッチング素子31、32をオン/オフするための時比率に基づいて補正する回路構成図の一例である。制御ブロック82は、リアクトル39の目標両端電圧を、燃料電池1側のスイッチング素子31、32をオン/オフするための時比率をローパスフィルタ81に通過させた後の値で除算する補正を行う。燃料電池1の電圧と強電バッテリ2の電圧の大小関係に基づいて決定した時比率に基づいてリアクトル39の両端電圧を補正することにより、電圧センサ誤差等の影響を受けることなく、リアクトル39の目標両端電圧を補正することができる。これにより、強電バッテリ2の電圧が燃料電池1の電圧よりも低い場合でも、強電バッテリ2の電圧が燃料電池1の電圧よりも高い場合と同様に、燃料電池1に一定の振幅の交流を印加することができ、燃料電池1の内部インピーダンスを精度良く測定することができる。なお、ローパスフィルタ81を設けているのは以下の理由による。すなわち、燃料電池側時比率は、燃料電池1に印加する交流の周期で変化するが、その交流の周波数をカットした値で補正を行うために、ローパスフィルタ81を設けている。
燃料電池1に印加される交流電流または交流電圧の振幅を検出し、検出した振幅と、燃料電池1に印加する交流電流または交流電圧の目標振幅との偏差をゼロとするための補正値を算出し、算出した補正値に基づいて、リアクトル39の目標両端電圧を補正する構成としてもよい。
図10は、燃料電池1に印加される交流電流または交流電圧の振幅の検出値と目標振幅との偏差に基づいて、リアクトル39の両端電圧を補正する回路構成図の一例である。減算器91は、燃料電池1に印加する交流電流または交流電圧の目標振幅と、燃料電池1に印加される交流電流または交流電圧の振幅の検出値との偏差を求める。FB制御部92は、減算器91で算出された偏差をゼロとするためのフィードバック補正値を求める。乗算器93は、リアクトル39の目標両端電圧に、FB制御部92で求められたフィードバック補正値を乗算することによって、リアクトル39の目標両端電圧を補正する。補正後の目標リアクトル両端電圧は、時比率決定部43に入力される。この方法によれば、経時劣化や温度変化によるDC−DCコンバータの回路定数の変化等の影響や、燃料電池1の高周波インピーダンスの変化の影響を受けることなく、燃料電池1に交流負荷変動を与えることができる。
以上、一実施の形態における燃料電池システムは、燃料電池1と、強電バッテリ2と、燃料電池1および強電バッテリ2の間に設けられたDC−DCコンバータ3とを有する。この燃料電池システムにおいて、燃料電池1の目標電圧と、二次電池の実電圧と、DC−DCコンバータ3内のリアクトルの目標両端電圧とに基づいて、DC−DCコンバータ3が交流を生成して燃料電池1に印加するように、DC−DCコンバータ3内のスイッチング素子31〜34を制御する。そして、DC−DCコンバータ3によって交流が印加された燃料電池1に流れる電流の交流成分および燃料電池1の電圧の交流成分に基づいて、燃料電池1の内部インピーダンスを求める。燃料電池1に印加する交流を、正弦波の交流に対して単位時間当たりの最大変化量が大きい交流とするので、正弦波を印加する場合に比べて電圧変動幅を大きくすることができる。従って、燃料電池1の電圧と強電バッテリ2の電圧差が小さく、リアクトル39に流れる電流が小さいような条件下でも、精度良く交流負荷変動を燃料電池1に印加することができる。
燃料電池1の実電圧と強電バッテリ2の実電圧との偏差が所定電圧より小さい場合、または、リアクトル39に流れる電流が所定電流より小さい場合に、燃料電池1の実電圧と強電バッテリ2の実電圧との偏差またはリアクトル39に流れる電流の大きさに応じて燃料電池1に印加する交流の波形を変化させる。これにより、デッドタイムの影響を受けやすい条件下では、単位時間当たりの最大電流変化量が大きい信号の交流を用いることによって、精度良く交流を印加することができ、デッドタイムの影響を受けにくい条件下では、正弦波に近い波形の交流を印加することによって、高調波抑制により高調波ノイズを低減することができる。
正弦波の交流に対して単位時間当たりの最大変化量が大きい交流として矩形波を用いることにより、正弦波を印加する場合に比べて電圧変動幅を大きくすることができ、燃料電池1の電圧と強電バッテリ2の電圧差が小さく、リアクトル39に流れる電流が小さいような条件下でも、精度良く交流負荷変動を燃料電池1に印加することができる。
燃料電池1の実電圧と強電バッテリ2の実電圧との偏差が所定値より小さくなる場合、または、リアクトル39に流れる電流が所定電流より小さくなる場合に、燃料電池1に印加する交流の波形を正弦波から矩形波に切り換えるようにしてもよい。これにより、デッドタイムの影響を受けやすい条件下では、単位時間当たりの最大電流変化量が大きい信号の交流を用いることによって、精度良く交流を印加することができ、デッドタイムの影響を受けにくい条件下では、正弦波に近い波形の交流を印加することによって、高調波抑制により高調波ノイズを低減することができる。また、3種類以上の交流波形を用いる場合に比べて、制御が容易になる。
一実施の形態における燃料電池システムによれば、強電バッテリ2の電圧が低いほど、リアクトル39に流れる交流電流の振幅が低くなるようにリアクトル39の目標両端電圧を生成する。強電バッテリ2の電圧が低いほど、同じ交流リアクトル電流の振幅に対する時比率の変化幅が大きくなるので、デッドタイムの影響が小さくなる。従って、強電バッテリ2の電圧が低い場合に、強電バッテリ2の電圧が高い場合と同様の振幅の交流を発生すると、想定以上の振幅を与えてしまう可能性があるが、強電バッテリ2の実電圧が低いほど、燃料電池1に印加する交流の振幅が小さくなるようにすることにより、振幅の急変を抑えて音圧低下による音振を改善することができる。
また、一実施の形態における燃料電池システムでは、リアクトル39の目標両端電圧の最大変化幅を、DC−DCコンバータ3内のスイッチング素子をオン/オフするスイッチングの1周期に対するデッドタイムが占める比率と、燃料電池1の電圧および強電バッテリ2の電圧のうちの高い方の電圧との乗算値以上とする。これにより、デッドタイムに起因してリアクトル39の両端電圧が変動しない条件を回避できるので、デッドタイムが存在する場合でも、燃料電池1に確実に交流を印加することができる。
本発明は、上述した実施形態に限定されることはない。例えば、燃料電池1と強電バッテリ2との間に設けられる昇降圧コンバータの構成は、図1や図11に示す構成に限定されることはない。
図4の時比率決定部43は、燃料電池1の実電圧を目標電圧と一致させるためのフィードバック制御で算出される目標電圧指令値(新たな燃料電池目標電圧)と、リアクトル39の目標両端電圧と、強電バッテリ2の実電圧とに基づいて、DC/DCコンバータ3のスイッチング素子31〜34をオン/オフするための時比率を決定した。しかし、燃料電池1の実電圧と強電バッテリ2の実電圧とリアクトル39の目標両端電圧とに基づいて、スイッチング素子31〜34をオン/オフするための時比率を決定するようにしてもよい。
1…燃料電池
2…強電バッテリ
3…DC/DCコンバータ
10…制御装置(昇降圧コンバータ制御手段、インピーダンス算出手段)
31〜34…スイッチング素子

Claims (6)

  1. 燃料電池と、二次電池と、前記燃料電池および前記二次電池の間に設けられた双方向昇降圧コンバータとを有する燃料電池システムであって、
    前記燃料電池の目標電圧と、前記二次電池の実電圧と、前記双方向昇降圧コンバータ内のリアクトルの目標両端電圧とに基づいて、前記双方向昇降圧コンバータが交流を生成して前記燃料電池に印加するように、前記双方向昇降圧コンバータ内のスイッチング素子を制御する昇降圧コンバータ制御手段と、
    前記双方向昇降圧コンバータによって交流が印加された燃料電池に流れる電流の交流成分および前記燃料電池の電圧の交流成分に基づいて、前記燃料電池の内部インピーダンスを求めるインピーダンス算出手段と、
    を備え、
    前記昇降圧コンバータ制御手段は、燃料電池の内部インピーダンスを求めるとき、正弦波の交流に対して単位時間当たりの最大変化量が大きい交流を生成して前記燃料電池に印加するように、前記双方向昇降圧コンバータ内のスイッチング素子を制御する、
    ことを特徴とする燃料電池システム。
  2. 請求項1に記載の燃料電池システムにおいて、
    前記昇降圧コンバータ制御手段は、前記燃料電池の実電圧と前記二次電池の実電圧との偏差が所定電圧より小さい場合、または、前記リアクトルに流れる電流が所定電流より小さい場合に、前記燃料電池の実電圧と前記二次電池の実電圧との偏差または前記リアクトルに流れる電流の大きさに応じて前記燃料電池に印加する交流の波形を変化させる、
    ことを特徴とする燃料電池システム。
  3. 請求項1または請求項2に記載の燃料電池システムにおいて、
    前記正弦波の交流に対して単位時間当たりの最大変化量が大きい交流とは、矩形波である、
    ことを特徴とする燃料電池システム。
  4. 請求項1に記載の燃料電池システムにおいて、
    前記昇降圧コンバータ制御手段は、前記燃料電池の実電圧と前記二次電池の実電圧との偏差が所定値より小さくなる場合、または、前記リアクトルに流れる電流が所定電流より小さくなる場合に、前記燃料電池に印加する交流の波形を正弦波から矩形波に切り換える、
    ことを特徴とする燃料電池システム。
  5. 請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の燃料電池システムにおいて、
    前記昇降圧コンバータ制御手段は、前記二次電池の電圧が低いほど、前記リアクトルに流れる交流電流の振幅が低くなるように前記リアクトルの目標両端電圧を生成する、
    ことを特徴とする燃料電池システム。
  6. 請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の燃料電池システムにおいて、
    前記昇降圧コンバータ制御手段は、前記リアクトルの目標両端電圧の最大変化幅を、前記双方向昇降圧コンバータ内のスイッチング素子をオン/オフするスイッチングの1周期に対するデッドタイムが占める比率と、前記燃料電池の電圧および前記二次電池の電圧のうちの高い方の電圧との乗算値以上とする、
    ことを特徴とする燃料電池システム。
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