JP6235818B2 - 螺旋状コイルの挿入方法、挿入装置及び螺旋巻きステータ - Google Patents

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本発明は、コイル挿入治具のブレードの所定の間隙に、全体として螺旋状に重なり合った状態にセットされたコイルを、ステータコアの全スロットに同時挿入する螺旋状コイルの挿入方法、挿入装置及び螺旋巻きステータに関する。
ステータコアの端面から見たときコイル同士が螺旋状に重なった形態をなすステータ(以下「螺旋巻きステータ」とする)が知られている。このような螺旋巻きステータは、コイルエンドが短く、その高さが比較的均一でコンパクトな形状となるとともに、モータとしたときのトルクムラが小さく、モータの振動や騒音を低減させることができるという優れた特性を有している。
下記特許文献1には、そのような螺旋巻きステータを製造するため、ステータコアの内歯に対応して円環状に配列された複数本のブレードを有するコイル挿入治具の前記ブレードの所定間隙に、コイルの一側が隣接するコイルの下になって所定間隙に入り、コイルの他側が上記と反対側に隣接するコイルの上に重なって所定間隙に入り、全体として螺旋状に重なり合った状態にセットするコイル巻線・セット方法及びコイル巻線・セット装置が開示されている。
一方、下記特許文献2には、円筒状のステータコアの内歯に対応して配置されるブレードにコイルを保持させ、このコイルをストリッパにより押圧して前記ステータコアの内歯相互間に形成されるスロットに挿入するコイル挿入方法において、前記ストリッパをコイルの挿入方向に沿って所定間隔をおいて複数個直列に配置するとともに、この複数のストリッパのコイル挿入方向前方側のブレードに、前記スロットに挿入すべき全コイルを複数に分割したコイルの一部をそれぞれ保持させ、前記挿入方向前方側のストリッパから順に、前記コイルの一部をそれぞれ押圧して前記スロットの底部側から開口部側に向けて順次積層するよう挿入することを特徴とするコイル挿入方法が開示されている。
WO2012/153844号公報 特開2000―69723号公報
特許文献1には、ステータコアの内歯に対応して円環状に配列された複数本のブレードを有するコイル挿入治具の前記ブレードの所定間隙に、コイルの一側が隣接するコイルの下になって所定間隙に入り、コイルの他側が上記と反対側に隣接するコイルの上に重なって所定間隙に入り、全体として螺旋状に重なり合った状態にセットする方法が開示されているが、そのようにセットされたコイルをステータコアのスロットに挿入する場合には、螺旋状に積み重なったコイルを全スロットに同時挿入する必要があった。
このため、コイル挿入治具のブレードを全て固定ブレードとする必要があり、可動ブレードを用いた通常のコイル挿入の場合に比べて、ブレードとコイルとの間の摩擦抵抗が増大すると共に、全てのスロットにコイルを同時挿入することからますます挿入抵抗が大きくなって、挿入が困難になるという問題があった。
また、特許文献2には、1つのスロットに挿入すべきコイルを複数に分割して、直列に配置したストリッパによって順次挿入することが記載されているが、可動ブレードを有するコイル挿入治具を用いており、螺旋状に重なり合った状態にセットされたコイルを挿入することはできなかった。
したがって、本発明の目的は、コイル挿入治具のブレードの所定の間隙に、全体として螺旋状に重なり合った状態にセットされたコイルを、ステータコアの全スロットに同時挿入する際、コイル挿入抵抗を低減して、コイルを損傷することなくスムーズに挿入できるようにした螺旋状コイルの挿入方法、挿入装置、及びそのような螺旋状コイルを挿入された螺旋巻きステータを提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明の螺旋状コイルの挿入方法は、ステータコアの内歯に対応して円環状に配列された複数本のブレードを有するコイル挿入治具の前記ブレードの所定間隙に、コイルの一側が隣接するコイルの下になって所定間隙に入り、コイルの他側が上記と反対側に隣接するコイルの上に重なって所定間隙に入り、全体として螺旋状に重なり合った状態にセットされたコイルを、ステータコアの対応するスロットに同時挿入する螺旋状コイルの挿入方法において、
前記ブレードの全てを、コイル挿入時において前記ステータコアに対して固定される固定ブレードとし、
前記コイルを前記ステータコアの対応するスロットに同時挿入するためのストリッパとして、挿入方向前方に配置された第1ストリッパと、挿入方向後方に配置された第2ストリッパとを用い、
前記ステータコアの1つのスロットに挿入されるコイルを、先に挿入される第1コイルと、後に挿入される第2コイルの2つに分けて、
前記コイル挿入治具に第2ストリッパをセットした状態で、該第2ストリッパ上に第2コイルをセットし、
第2コイル上に前記第1ストリッパをセットした状態で、該第1ストリッパ上に第1コイルをセットし、
前記第1ストリッパ及び前記第2ストリッパを押し上げて、前記第1ストリッパにより前記第1コイルを対応するスロットに挿入した後、前記第2ストリッパにより前記第2コイルを対応するスロットに挿入することを特徴とする。
本発明の螺旋状コイルの挿入方法においては、前記コイル挿入治具の前記ブレードの外側には、前記スロットに前記第2コイルが挿入されるとき、前記スロットの開口を塞ぐように挿入されるウェッジを案内するウェッジガイドが配置されており、
前記ウェッジガイドは、その両側面の内径側と外径側にそれぞれリブを有し、それらのリブの間が中間凹部をなして、断面H字状をなしており、
前記第1ストリッパは、軸方向に見たとき、前記ブレード及び前記ウェッジガイドの内径側リブの間隙を通る第1縮径部と、前記ウェッジガイドの径方向中間凹部に適合する第1拡径部と、前記ウェッジガイドの外径側リブの間隙を通る第2縮径部と、前記スロットの内径に適合し、前記スロットの径方向中間部まで伸びる第2拡径部とを有する形状をなしており、
前記第1ストリッパにより前記第1コイルを前記スロットに挿入すると共に、前記スロットの奥方に押込み成形することが好ましい。
また、本発明の螺旋状コイルの挿入装置は、ステータコアの内歯に対応して円環状に配列された複数本のブレードを有するコイル挿入治具と、前記コイル挿入治具の前記ブレードの所定間隙に、コイルの一側が隣接するコイルの下になって所定間隙に入り、コイルの他側が上記と反対側に隣接するコイルの上に重なって所定間隙に入り、全体として螺旋状に重なり合った状態にセットされたコイルを、前記ステータコアの対応するスロットに同時挿入するストリッパとを備えた螺旋状コイルの挿入装置において、
前記コイル挿入治具の前記ブレードは、その全てが、コイル挿入時において前記ステータコアに対して固定される固定ブレードからなり、
前記ストリッパとして、挿入方向前方に配置された第1ストリッパと、挿入方向後方に配置された第2ストリッパとが設けられ、
前記ステータコアの1つのスロットに挿入されるコイルを、先に挿入される第1コイルと、後に挿入される第2コイルの2つに分けて、
前記第2ストリッパ上に第2コイルをセットし、前記第1ストリッパ上に第1コイルをセットした状態で、前記第1ストリッパ及び前記第2ストリッパを押し上げることにより、前記第1ストリッパにより前記第1コイルが対応するスロットに挿入された後、前記第2ストリッパにより前記第2コイルが対応するスロットに挿入されるように構成されていることを特徴とする。
本発明の螺旋状コイルの挿入装置においては、前記コイル挿入治具の前記ブレードの外側には、前記スロットに前記第2コイルが挿入されるとき、前記スロットの開口を塞ぐように挿入されるウェッジを案内するウェッジガイドが配置されており、
前記ウェッジガイドは、その両側面の内径側と外径側にそれぞれリブを有し、それらのリブの間が中間凹部をなして、断面H字状をなしており、
前記第1ストリッパは、軸方向に見たとき、前記ブレード及び前記ウェッジガイドの内径側リブの間隙を通る第1縮径部と、前記ウェッジガイドの径方向中間凹部に適合する第1拡径部と、前記ウェッジガイドの外径側リブの間隙を通る第2縮径部と、前記スロットの内径に適合し、前記スロットの径方向中間部まで伸びる第2拡径部とを有する形状をなしており、
前記第1ストリッパにより、前記第1コイルが前記スロットに挿入されると共に、前記スロットの奥方に押込み成形されるように構成されていることが好ましい。
更に、本発明の螺旋巻きステータは、ステータコアの端面から見たとき、コイル同士が螺旋状に重なった形状をなすと共に、1つのスロットに挿入される同相のコイルが2つに分かれて、スロットの内径側及び外径側に挿入されて、螺旋状に重なった形状のコイルが内外2層をなして装着されていることを特徴とする。
本発明によれば、ステータコアの内歯に対応して円環状に配列された複数本のブレードを有するコイル挿入治具のブレードの所定間隙に、コイルの一側が隣接するコイルの下になって所定間隙に入り、コイルの他側が上記と反対側に隣接するコイルの上に重なって所定間隙に入り、全体として螺旋状に重なり合った状態にセットされたコイルを、ブレードの全てを固定ブレードとして、ステータコアの対応するスロットに同時挿入する際、1つのスロットに挿入されるコイルを先に挿入される第1コイルと、後に挿入される第2コイルの2つに分けて、コイル挿入治具に第2ストリッパをセットした状態で、該第2ストリッパ上に第2コイルをセットし、第2コイル上に第1ストリッパをセットした状態で、該第1ストリッパ上に第1コイルをセットし、第1ストリッパ及び第2ストリッパを押し上げて、第1ストリッパにより第1コイルを対応するスロットに挿入した後、第2ストリッパにより第2コイルを対応するスロットに挿入するようにしたので、螺旋状に重なり合った状態にセットされたコイルであっても、コイル挿入抵抗を少なくして、スムーズに挿入することが可能となる。
また、こうして形成された螺旋巻きステータは、ステータコアの端面から見たとき、コイル同士が螺旋状に重なった形状をなすと共に、1つのスロットに挿入される同相のコイルが2つに分かれて、スロットの内径側及び外径側に挿入されて、螺旋状に重なった形状のコイルが内外2層をなして装着された形態となるので、コイルエンドが非常に短くフラットな形状になる。その結果、モータの性能を向上させると共に、巻線の使用量を低減でき、ステータの小型・軽量化を実現することができる。
本発明の一実施形態による螺旋状コイルの挿入方法の第1工程を示し、(a)は平面図、(b)は縦断面図である。 同螺旋状コイルの挿入方法の第2工程を示す縦断面図である。 同螺旋状コイルの挿入方法の第3工程を示し、(a)は平面図、(b)は縦断面図である。 同螺旋状コイルの挿入方法の第4工程を示し、(a)は平面図、(b)は縦断面図である。 同螺旋状コイルの挿入方法の第5工程を示し、(a)は平面図、(b)は縦断面図である。 同螺旋状コイルの挿入方法の第6工程を示す縦断面図である。 同螺旋状コイルの挿入方法の第7工程を示し、(a)は平面図、(b)は縦断面図である。 同螺旋状コイルの挿入方法の第8工程を示す縦断面図である。 同螺旋状コイルの挿入方法の第9工程を示す縦断面図である。 同螺旋状コイルの挿入方法の第10工程を示す縦断面図である。 同螺旋状コイルの挿入方法の第11工程を示す縦断面図である。 同螺旋状コイルの挿入方法の第12工程を示し、(a)は平面図、(b)は縦断面図である。 同螺旋状コイルの挿入方法の第13工程を示す縦断面図である。 同螺旋状コイルの挿入方法の第14工程を示す縦断面図である。 同螺旋状コイルの挿入方法の第15工程を示す縦断面図である。 同螺旋状コイルの挿入方法の第16工程を示す縦断面図である。 同螺旋状コイルの挿入方法の第2ストリッパを示し、(a)は平面図、(b)は縦断面図である。 同螺旋状コイルの挿入方法の第1ストリッパを示し、(a)は平面図、(b)は縦断面図である。 同螺旋状コイルの挿入方法の第2ストリッパを示し、(a)は平面図、(b)は縦断面図である。 同螺旋状コイルの挿入方法のコアガイドの基部側部材を示し、(a)は平面図、(b)は縦断面図である。 同螺旋状コイルの挿入方法のコアガイドの先端側部材を示し、(a)は平面図、(b)は縦断面図である。同ノズルの縦断面図である。 同挿入方法で得られる螺旋巻きステータの平面図である。 同挿入方法で得られる螺旋巻きステータの実例を示す写真である。 同挿入方法で得られる螺旋巻きステータの実例を示す写真である。
以下、図面に基づいて本発明による螺旋状コイルの挿入装置の一実施形態について説明する。
図1は、コイル挿入治具10に、第2ストリッパ20を配置し、第2コイルC2をセットした状態を示している。コイル挿入治具10は、円筒状のホルダ11を有し、その外周にはインデックス用のギヤ部材12が装着されている。ホルダ11の内周には、ウェッジガイド13の基部が固定されている。また、ウェッジガイド13の内周には、ブレード14が配置されており、ブレード14は、それらの基部を、ホルダ11の内側に配置された筒状のブレードホルダ15に固定されている。
図19に示すように、ステータコア30は、その内周に複数のティース31を有し、各ティース31の間が、コイルが挿入されるスロット32をなしている。そして、ブレード14は、これらのティース31の内端面が嵌合する溝14aを有しており、ティース31の内端面に嵌合して装着されるようになっている。ブレード14は、図7に示すようにステータコア30をセットした状態で、その先端部がステータコア30の上端面からやや突出する程度の長さとされている。
ウェッジガイド13は、ステータコア30を装着したとき、その上端部がステータコア30の下端面に達する程度の長さとされている(図1,7参照)。また、図19に示すように、ウェッジガイド13は、ブレード14の外周に配置され、その両側面の内径側と外径側にそれぞれリブ13a、13bを有し、それらのリブ13a、13bの間が中間凹部13cをなして、断面H字状をなしている。そして、隣接するウェッジガイド13どうしの間を通して、軸方向から見てコ字状に折曲されたウェッジ(絶縁紙)が挿入され、第2コイルの挿入時に、図示しないウェッジプッシャにより、スロット32の開口部を塞ぐように、スロット32内に挿入されるようになっている。
第2ストリッパ20は、図17に示すように、全体として円柱状をなし、外周にブレード14の間隙に挿入される複数の歯21を有している。第2ストリッパ20の下面には、図8,9,10等に示される駆動軸22の先端部が着脱可能に嵌合するカップリングが配置された凹部23が形成されている。第2ストリッパ20の歯21の突出長さは、ステータコア30のスロット32の開口部よりやや内方に挿入される程度の長さとされている。
図1に示すように、第2ストリッパ20の上面には、円柱状のスペーサ24が取付けられている。このスペーサ24は、ブレード14の内周との間に所定の間隙が形成される程度の外径とされている。この間隙は、図3に示すように、ブレード13に引き掛けられた第2コイルC2のループの内径側が挿入される部分となる。
図5、6に示すように、スペーサ24上には、第1ストリッパ40が設置されるようになっている。第1ストリッパ40は、図18に示すように、全体として円盤状をなし、外周にブレード14の間隙に挿入される複数の歯41を有している。側方から見たとき、歯41は、下方に向けて次第に高く突出するテーパ部41aと、最も外径側に突出した先端面41bとを有している。
また、歯41は、図19に示すように、軸方向に見たとき、ブレード14及びウェッジガイド13の内径側リブ13aの間隙を通る第1縮径部41cと、ウェッジガイド13の径方向中間凹部に適合する第1拡径部41dと、ウェッジガイド13の外径側リブ13bの間隙を通る第2縮径部41eと、スロット32の内径に適合し、スロット32の径方向中間部まで伸びる第2拡径部41fとを有する形状をなしている。
第1ストリッパ40は、第1コイルC1を、ステータコア30のスロット32の半径方向外方に押し込んで、スロット32の内径側に、第2コイルC2を挿入するための空間を確保しなければならない。このため、第1ストリッパ40の歯41は、第2ストリッパ20の歯21よりも、外径側に長く突出して、ブレード14の隙間だけでなく、ウェッジガイド13の隙間も通過しなければならない。
しかしながら、螺旋状に重なり合った状態にセットされたコイルC1は、ブレード14の全てを固定ブレードにし、スロット32の全てに同時挿入しなければならないので、例えば前記特許文献2(特開2000―69723号公報)に示されるような同心巻きコイルに適用されるものに比べて、より大きな押込み抵抗がかかる。このため、この実施形態では、ブレード13の中間凹部13cの間を通る部分を第1拡径部41dとして、歯41の全体としての強度を高めている。
第1ストリッパ40の下面中央には、凹部41g(図18参照)が形成されており、軽量化が図られている。
第1ストリッパ40の上部には、円柱状のスペーサ42が取付けられている。このスペーサ42は、ブレード14の内周との間に所定の間隙が形成される程度の外径とされている。この間隙は、図4に示すように、ブレード13に引き掛けられた第1コイルC1のループの内径側が挿入される部分となる。
図5,6に示すように、ブレード14上には、コアガイド50が設置されるようになっている。コアガイド50は、本体部51と、導入部52とからなっている。図20に示すように、本体部50は、ステータコア30のティース31の隙間と、ブレード14の隙間に挿入される歯55を外周に有している。
図21に示すように、導入部52は、ステータコア30のティース31の隙間に挿入される歯56を外周に有しており、この歯56は、側面から見たとき、軸方向先端側に向けて次第に縮径するテーパ部56aと、最大径となる先端部56bとを有している。
導入部52は、図示しないボルトによって、本体部51の上面に固定されるようになっている。導入部52の上面中央には、支軸54が取付けられており、図示しない駆動装置によって、上下方向に移動するカップリング53が、支軸54外周に着脱可能に連結されて、コアガイド50をブレード14の上端部に設置したり、ブレード14の上端部から取り外したりすることができるようになっている。
ステータコア30をブレード14の上部に設置するとき、ブレード14の上部にコアガイド50を設置しておくことにより、ステータコア30のティース31の隙間に、導入部52の歯56が入り、更に本体部50の歯55が入って、ステータコア30のティース31の内端面が、ブレード14の溝14aに嵌合して(図19参照)、ステータコア30がブレード14の上端部外周に装着されることになる(図6,7参照)。
図6,7に示すように、ステータコア30は、パレット状のコアホルダ60に保持されて、ブレード14上に着脱されるようになっている。コアホルダ60は、座板61と天板62とスペーサリング63とを有し、座板61と天板62との間に、ステータコア30を挟持して保持するようになっている。また、座板61と天板62には、ステータコア30のティース31の上下端面に当接するように、外径方向から内径方向に向けて放射状に、進退可能にスライドする複数のカフサ64が配置されている。各カフサ64は、対応するティース31の上下端面に当接して、ステータコア30の上下端面から突出するスロット絶縁紙のカフスを支持する。なお、図中65は、上記カフサ64を進退動作させるための操作棒である。この装置は試作品であるため、カフサ64を操作棒65で進退動作させるようにしているが、実際には、カム機構を使って自動的に進退動作させることになる。そのような構造は、例えば特開平7−222411号公報などに開示された公知の構造であるため、その詳細な説明は省略することにする。
本発明の螺旋状コイルの挿入装置は、上述したコイル挿入治具10と、第1ストリッパ40と、第2ストリッパ20とを、必須の構成要件として備えた装置である。コイル挿入治具10のブレード14は、全部固定ブレードとされている。
次に、上記螺旋状コイルの挿入装置を用いた、本発明による螺旋状コイルの挿入方法の一実施形態について説明する。
図1に示すように、コイル挿入治具10には、第2ストリッパ20とスペーサ24とが設置されている。そして、例えば前記特許文献1(WO2012/153844号公報)に開示された方法によって、コイル挿入治具10のブレード14の所定間隙に、コイルの一側が隣接するコイルの下になって所定間隙に入り、コイルの他側が上記と反対側に隣接するコイルの上に重なって所定間隙に入り、全体として螺旋状に重なり合った状態に、第2コイルC2をセットする。このコイルセット方法及び装置については、上記特許文献1に詳細に説明されているので、その説明を省略することにする。
次に、図2,3に示すように、ブレード14の上方から、第1ストリッパ40及びスペーサ42を挿入して設置する。第1ストリッパ40の歯41は、図19に示すように、ブレード14の間隙を通り、更にウェッジガイド13の間隙を通って下方に移動し、第1ストリッパ40がスペーサ24上に設置される。このとき、第2コイルC2のループの内径側が、スペーサ24の外周とブレード14の内周との間に保持され、第2コイルC2がばらけるのを抑制される。
次に、図4に示すように、例えば前記特許文献1(WO2012/153844号公報)に開示された方法によって、コイル挿入治具10のブレード14の所定間隙に、コイルの一側が隣接するコイルの下になって所定間隙に入り、コイルの他側が上記と反対側に隣接するコイルの上に重なって所定間隙に入り、全体として螺旋状に重なり合った状態に、第1コイルC1をセットする。
第1コイルC1と第2コイルC2とは、1つのスロット32に入るコイルを2つに分けて、外径側(スロット32の奥方)に入るコイルを第1コイルC1とし、内径側(スロット32の開口部側)に入るコイルを第2コイルC2としたものである。したがって、ステータコア30の同じスロット32に入る第1コイルC1と第2コイルC2とは、ブレード14に引き掛けられる間隙も同じとなる。そして、同じスロット32に入る第1コイルC1と第2コイルC2とは、同相のコイルであるため、それらの間に相間絶縁紙を挿入する必要がない。
次いで、図5,6に示すように、図示しない駆動装置によって移動するカップリング53に保持された支軸54を介して、コアガイド50をブレード14の上方に移動させ、ブレード14上に設置する。コアガイド50がブレード14上に設置されると、カップリング53は支軸54から外されて上方に待機し、ステータコア30を保持したコアホルダ60が、ブレード14の上方に配置される。
そして、図7に示すように、コアホルダ60を下降させ、コアガイド50によって案内しながら、ステータコア30をブレード14の外周に装着する。このとき、図19に示すように、ブレード14の外側の溝14aに、ステータコア30のティース31の内端面が嵌合して、隣接するブレード14どうしの間隙が、対応するスロット32の開口部に整合して配列される。
この状態で、図8に示すように、駆動軸22が上昇し、第2ストリッパ30の凹部23に配置されたカップリングに接続されて、第2ストリッパ30、スペーサ24、第1ストリッパ40、スペーサ42が上昇する。
そして、駆動軸22を更に上昇させると、図9、10に示すように、第1ストリッパ40によって、第1コイルC1が押し上げられ、第1ストリッパ40の歯41(図18,19参照)によって、第1コイルC1がステータコア30の対応するスロット32に挿入されていく。このとき、ステータコア30の下面に配置されたコイルガイド66が、第1コイルC1をスムーズにスロット32に導入させるので、挿入部での抵抗を軽減させると共に、コイルの損傷を軽減することができる。なお、前述したようにブレード14は全て固定ブレードであり、第1コイルC1は、全てのスロット32に同時挿入される。
このとき、図18に示すように、第1ストリッパ40の歯41は、先端側にテーパ面41aを有するので、第1コイルC1が徐々に外径側に押されて、スロット32の奥方に導かれる。また、図19に示すように、第1ストリッパ40の歯41は、ブレード14の間隙を通り、更にウェッジガイド13の間隙を通って、スロット32の半径方向中間部まで伸びているが、ウェッジガイド13の中間凹部13cの部分で拡径して第1拡径部41dをなしているので、充分な剛性が付与され、第1コイルC1を確実にスロット32の半径方向途中まで押し込むことができる。
その結果、スロット32の内径側には、次の第2コイルC2を挿入するための空間が形成され、第1コイルC1を挿入した後、第1コイルC1を外径側に寄せる中間成形等が必要なくなり、第2コイルC2を連続して挿入することが可能となる。
次いで、図11、12に示すように、駆動軸22が更に上昇し、今度は、第2ストリッパ20によって、第2コイルC2が押し上げられ、第2ストリッパ20の歯21(図17参照)によって、第2コイルC2が対応するスロット32に挿入されていく。前述したように、第1ストリッパ40の歯41によって、第1コイルC1がスロット32の半径方向途中まで奥方に押し込められているので、その内径側の空間に、第2コイルC2をスムーズに挿入することができる。
なお、このとき、隣接するウェッジガイド13の中間凹部13c(図19参照)の間隙を通して、軸方向から見てコ字状に折曲された図示しないウェッジ(絶縁紙)が、図示しないウェッジプッシャによって、ステータコア30のスロット32に押し込まれていき、スロット32の開口部を塞ぐように配置される。このようなウェッジ挿入機構は、既に周知であるので、その詳しい説明は省略する。
なお、第1ストリッパ40の上昇に伴って、スペーサ42を介して、コアガイド50が押し上げられ、コアガイド50は、支軸54を介して、カップリング54に接続された駆動装置によって上方に取り出される。
図13に示すように、駆動軸22が更に上昇すると、第1ストリッパ40によって押し上げられた第1コイルC1が、ステータコア30の上端面から突出し、ブレード14の上端部から外径側に広がって、両側部を所定のスロット32に挿入され、コイルエンドが所定のティース31の端面から露出した状態、すなわち、第1コイルC1が完全に挿入された状態となる。
図14、15に示すように、駆動軸22が更に上昇して、第2ストリッパ20によって第2コイルC2が更に押し上げられ、第2コイルC2が、ステータコア30の上端面から突出し、ブレード14の上端部から外径側に広がって、両側部を所定のスロット32に挿入され、コイルエンドが所定のティース31の端面から露出した状態、すなわち、第2コイルC2が完全に挿入された状態となる。
こうして、第1コイルC1及び第2コイルC2の挿入が終了すると、図15,16に示すように、第1ストリッパ40及びスペーサ42は、図示しない駆動装置によって上方に取り出され、第2ストリッパ20及びスペーサ24は、駆動軸22の下降によって下降して、初期位置に復帰する。
次いで、コアホルダ60をブレード14の先端部から取り外し、必要によって、図示しないコイル成形装置により、コイルエンドがコンパクトな形状となるように成形し、コア30をコアホルダ60から取り外すことにより、ステータコア30へのコイル挿入作業が終了する。
図22に示すように、こうして得られた螺旋巻きステータ70は、ステータコア30のスロット32の外径側に第1コイルC1が挿入され、内径側に第2コイルC2が挿入されて、螺旋巻きコイルが同心状に2重に挿入された形状をなしている。すなわち、ステータコア70の端面から見たとき、コイル同士が螺旋状に重なった形状をなすと共に、1つのスロットに挿入される同相のコイルが、第1コイルC1と第2コイルC2の2つに分かれて、スロットの内径側及び外径側に挿入されて、螺旋状に重なった形状のコイルが内外2層をなして装着された構造をなしている。また、図23,24は、本発明の方法によって得られた螺旋巻きステータの実例を示す写真である。
このように、ステータコアの1つのスロットに挿入されるコイルを、先に挿入される第1コイルと、後に挿入される第2コイルの2つに分けて、それぞれのコイルを、コイル挿入治具のブレードの所定間隙に、コイルの一側が隣接するコイルの下になって所定間隙に入り、コイルの他側が上記と反対側に隣接するコイルの上に重なって所定間隙に入り、全体として螺旋状に重なり合った状態にセットして、第1ストリッパと第2ストリッパとによって順次挿入することにより、コイルエンドの高さが低く、しかもフラットで、コンパクトな形状に整えられたステータを得ることができる。
このステータは、螺旋状に重なりあって挿入されたコイルによって、モータとしたときのトルクムラが小さく、モータの振動や騒音を低減させることができると共に、コイルエンドが短いので渦電流損失が少なく、モータの小型化に寄与することができる。なお、このステータは、発電機等にも利用することができる。
10…コイル挿入治具
11…ホルダ
12…ギヤ部材
13…ウェッジガイド
13a、13b…リブ
13c…中間凹部
14…ブレード
14a…溝
15…ブレードホルダ
20…第2ストリッパ
21…歯
22…駆動軸
23…凹部
24…スペーサ
30…ステータコア
31…ティース
32…スロット
40…第1ストリッパ
41…歯
41a…テーパ面
41b…先端面
41c…第1縮径部
41d…第1拡径部
41e…第2縮径部
41f…第2拡径部
41g…凹部
42…スペーサ
50…コアガイド
51…本体部
52…導入部
53…カップリング
54…支軸
55…歯
56…歯
56a…テーパ部
56b…先端部56b
60…コアホルダ
61…座板
62…天板
63…スペーサリング
64…カフサ
65…操作棒
66…コイルガイド
C1…第1コイル
C2…第2コイル

Claims (2)

  1. ステータコアの内歯に対応して円環状に配列された複数本のブレードを有するコイル挿入治具の前記ブレードの所定間隙に、コイルの一側が隣接するコイルの下になって所定間隙に入り、コイルの他側が上記と反対側に隣接するコイルの上に重なって所定間隙に入り、全体として螺旋状に重なり合った状態にセットされたコイルを、ステータコアの対応するスロットに同時挿入する螺旋状コイルの挿入方法において、
    前記ブレードの全てを、コイル挿入時において前記ステータコアに対して固定される固定ブレードとし、
    前記コイルを前記ステータコアの対応するスロットに同時挿入するためのストリッパとして、挿入方向前方に配置された第1ストリッパと、挿入方向後方に配置された第2ストリッパとを用い、
    前記ステータコアの1つのスロットに挿入されるコイルを、先に挿入される第1コイルと、後に挿入される第2コイルの2つに分けて、
    前記コイル挿入治具に第2ストリッパをセットした状態で、該第2ストリッパ上に第2コイルをセットし、
    第2コイル上に前記第1ストリッパをセットした状態で、該第1ストリッパ上に第1コイルをセットし、
    前記第1ストリッパ及び前記第2ストリッパを押し上げて、前記第1ストリッパにより前記第1コイルを対応するスロットに挿入した後、前記第2ストリッパにより前記第2コイルを対応するスロットに挿入するようにし、
    前記コイル挿入治具の前記ブレードの外側には、前記スロットに前記第2コイルが挿入されるとき、前記スロットの開口を塞ぐように挿入されるウェッジを案内するウェッジガイドを配置し、
    前記ウェッジガイドは、その両側面の内径側と外径側にそれぞれリブを有し、それらのリブの間が中間凹部をなして、断面H字状をなしており、
    前記第1ストリッパは、軸方向に見たとき、前記ブレード及び前記ウェッジガイドの内径側リブの間隙を通る第1縮径部と、前記ウェッジガイドの径方向中間凹部に適合する第1拡径部と、前記ウェッジガイドの外径側リブの間隙を通る第2縮径部と、前記スロットの内径に適合し、前記スロットの径方向中間部まで伸びる第2拡径部とを有する形状をなしており、
    前記第1ストリッパにより前記第1コイルを前記スロットに挿入すると共に、前記スロットの奥方に押込み成形することを特徴とする螺旋状コイルの挿入方法。
  2. ステータコアの内歯に対応して円環状に配列された複数本のブレードを有するコイル挿入治具と、前記コイル挿入治具の前記ブレードの所定間隙に、コイルの一側が隣接するコイルの下になって所定間隙に入り、コイルの他側が上記と反対側に隣接するコイルの上に重なって所定間隙に入り、全体として螺旋状に重なり合った状態にセットされたコイルを、前記ステータコアの対応するスロットに同時挿入するストリッパとを備えた螺旋状コイルの挿入装置において、
    前記コイル挿入治具の前記ブレードは、その全てが、コイル挿入時において前記ステータコアに対して固定される固定ブレードからなり、
    前記ストリッパとして、挿入方向前方に配置された第1ストリッパと、挿入方向後方に配置された第2ストリッパとが設けられ、
    前記ステータコアの1つのスロットに挿入されるコイルを、先に挿入される第1コイルと、後に挿入される第2コイルの2つに分けて、
    前記第2ストリッパ上に第2コイルをセットし、前記第1ストリッパ上に第1コイルをセットした状態で、前記第1ストリッパ及び前記第2ストリッパを押し上げることにより、前記第1ストリッパにより前記第1コイルが対応するスロットに挿入された後、前記第2ストリッパにより前記第2コイルが対応するスロットに挿入されるように構成されており、
    前記コイル挿入治具の前記ブレードの外側には、前記スロットに前記第2コイルが挿入されるとき、前記スロットの開口を塞ぐように挿入されるウェッジを案内するウェッジガイドが配置されており、
    前記ウェッジガイドは、その両側面の内径側と外径側にそれぞれリブを有し、それらのリブの間が中間凹部をなして、断面H字状をなしており、
    前記第1ストリッパは、軸方向に見たとき、前記ブレード及び前記ウェッジガイドの内径側リブの間隙を通る第1縮径部と、前記ウェッジガイドの径方向中間凹部に適合する第1拡径部と、前記ウェッジガイドの外径側リブの間隙を通る第2縮径部と、前記スロットの内径に適合し、前記スロットの径方向中間部まで伸びる第2拡径部とを有する形状をなしており、
    前記第1ストリッパにより、前記第1コイルが前記スロットに挿入されると共に、前記スロットの奥方に押込み成形されるように構成されていることを特徴とする螺旋状コイルの挿入装置。

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