JP5699054B2 - コイル挿入方法及びコイル挿入装置 - Google Patents

コイル挿入方法及びコイル挿入装置 Download PDF

Info

Publication number
JP5699054B2
JP5699054B2 JP2011172569A JP2011172569A JP5699054B2 JP 5699054 B2 JP5699054 B2 JP 5699054B2 JP 2011172569 A JP2011172569 A JP 2011172569A JP 2011172569 A JP2011172569 A JP 2011172569A JP 5699054 B2 JP5699054 B2 JP 5699054B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
blade
coil
stator core
tip
coil insertion
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2011172569A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2013038898A (ja
Inventor
良雄 加藤
良雄 加藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanko Kiki Co Ltd
Original Assignee
Sanko Kiki Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sanko Kiki Co Ltd filed Critical Sanko Kiki Co Ltd
Priority to JP2011172569A priority Critical patent/JP5699054B2/ja
Publication of JP2013038898A publication Critical patent/JP2013038898A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5699054B2 publication Critical patent/JP5699054B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Description

本発明は、コイルをコイル挿入治具に保持させ、ストリッパによりステータコアのスロットに挿入するコイル挿入方法及びコイル挿入装置に関する。
モータ等の回転電機機器に用いられるステータコアへのコイル装着方法の一つとして、ステータコアの内歯に対応して環状に配列された複数のブレードと、各ブレードの外側に配置されたウェッジガイドとを有するコイル挿入治具を用い、複数のコイルをコイル挿入治具のブレードの所定の間隙に挿入して保持させ、ブレードの先端部を対応する内歯の内周に嵌合させてステータコアに挿入し、その状態でブレードの内側に配置されたストリッパを押し上げて、ブレードの間隙に挿入されたコイルを対応するスロットに挿入するコイル挿入方法が知られている。
この場合、ステータコアのスロット内周には、予めスロット絶縁シートが挿入されており、スロット絶縁シートのステーコアの端面から突出した部分はカフス状に折り返されて抜け止めされている。また、コイル挿入時にストリッパで押し込まれるコイルによってスロット絶縁シートのカフス状に折り返された部分(「カフス」と呼ばれる)が潰れてしまうのを防止するため、ステータコアを保持するホルダには、複数のカフサと呼ばれる棒状部材が、ステータコアの軸心に向かって放射状にかつ半径方向に進退可能に装着されており、コイル挿入時、このカフサが、ステータコアの内歯の端面に沿って、スロット絶縁シートのカフスの間に進退可能に挿入されるようになっている。
カフサに関する従来技術として、例えば下記特許文献1には、ステータコアを取付けて移送するパレットに、ステータコアに装着されらスロット絶縁シートのカフスの外側を支持するカフサを設けたものが開示されている。
一方、下記特許文献2に示されるように、コイル挿入治具のブレードの先端部にステータコアを装着するため、ブレードの先端部内周にコアガイドを有するアライメントを装着しておき、このコアガイドを通してステータコアを装着することが行われている。なお、アライメントは、ブレードの間隙に挿入される凸歯を有し、ブレードを整列させる役割をなす。
特開平7−222411号公報 特開平8−223873号公報
ステータコアのスロット数が多くなると、内歯の幅が狭くなるので、ブレードの幅も狭くなる。そして、ブレードは、内歯の内周に嵌合して配置されているが、ストリッパでコイルをスロットに挿入するときにブレードに大きな力がかかる。ブレードの先端部には、当初アライメントが挿入されているので、コイルの挿入初期においては、ブレードの先端部がアライメントに支持されて、ブレードにかかる力を受けることができるが、コイルの挿入終期には、アライメントがブレードの先端部から抜き出され、ブレードの先端部がフリー状態になるので、幅が狭いブレードでは、先端部がふらついて内歯から外れやすくなり、コイルが内歯に接触して絶縁皮膜が破壊され、不良品が発生することがあった。
したがって、本発明の目的は、ステータコアのスロット数が多くなって、幅を狭くされたブレードであっても、ステータコアの内歯から外れにくくして、不良品の発生を防止できるようにしたコイル挿入方法及びコイル挿入装置を提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明のコイル挿入方法は、ステータコアの内歯に対応して環状に配列された複数のブレードと、各ブレードの外側に配置されたウェッジガイドとを有するコイル挿入治具を用い、複数のコイルをコイル挿入治具のブレードの所定の間隙に挿入して保持させ、ブレードの先端部を対応する内歯の内周に嵌合させてステータコアに挿入し、その状態でブレードの内側に配置されたストリッパを押し込んで、ブレードの間隙に挿入されたコイルを対応するスロットに挿入するコイル挿入方法において、
ステータコアのコイル挿入方向側の先端面から突出するブレードの先端部の外周側に穴を設け、ステータコアの内歯の両端面に沿って半径方向に進退動作するカフサを設け、ステータコアの前記先端面に配置された前記カフサの先端部をブレードの前記穴に挿入して前記ブレードを支持し、その状態でコイルを最後まで挿入することを特徴とする。
本発明のコイル挿入方法によれば、ステータコアのコイル挿入方向側の先端面から突出するブレードの先端部の外周側に穴を設け、ステータコアの内歯の両端面に沿って半径方向に進退動作するカフサを設け、ステータコアの前記先端面に配置された前記カフサの先端部をブレードの前記穴に挿入して前記ブレードを支持し、その状態でコイルを最後まで挿入するようにしたので、ステータコアのスロット数が多くなり、ブレードの幅が狭くなっても、ブレードをしっかりと支持することができ、ステータコアの内歯からブレードが外れることを防止して、コイルが損傷するのを防ぎ、不良品の発生を低減することができる。また、カフサによって、ステータコアの両端面から突出するスロット絶縁シートのカフスをカフサによって保護することができる。
本発明のコイル挿入方法においては、前記ブレードに保持されたコイルの一側が隣接するコイルの下になって所定の間隙に入り、同コイルの他側が上記と反対側に隣接するコイルの上に重なって所定の間隙に入り、全体として螺旋状に重なり合った状態にコイルを保持させてコイル挿入を行うことが好ましい。
上記態様によれば、例えば特開2007−336720号公報に示されるように、ステータコアの端面から見たときコイル同士が螺旋状に重なった形態をなすステータコアを得ることができる。このステータコアは、コイルエンドが短く、その高さが比較的均一でコンパクトな形状となると共に、モータとしたときのトルクムラが小さく、モータの振動や騒音を低減させることができるという優れた特性を有している。
また、本発明のコイル挿入方法においては、前記全てのブレードを可動ブレードとし、コイル挿入の途中まで、ストリッパと一緒にブレードをコイル挿入方向に移動させ、ブレードの先端がステータコアの前記先端面から所定長さ突出した状態でブレードの移動を停止し、その状態で該先端面に沿って進退動作するカフサの先端部をブレードの前記穴に挿入してブレードを支持し、コイルを最後まで挿入することが好ましい。
この態様によれば、コイル挿入の途中まで、ストリッパと一緒にブレードをコイル挿入方向に移動させることにより、コイルとブレードとの間の摩擦抵抗を少なくして、コイルの損傷を防止できると共に、ブレードの先端部がステータコアの先端面から所定長さ突出した状態でブレードの移動を停止し、その状態で該先端面に沿って進退動作するカフサの先端部をブレードの穴に挿入してブレードを支持し、コイルを最後まで挿入することにより、ステータコアの内歯からブレードが外れることを防止して、コイルが損傷するのを防ぎ、不良品の発生を低減することができる。
一方、本発明のコイル挿入装置は、ステータコアの内歯に対応して環状に配列された複数のブレード、及び各ブレードの外側に配置されたウェッジガイドを有するコイル挿入治具と、
前記ブレードの内側に軸方向に移動可能に配置されて、前記ブレードの所定の間隙に挿入して保持されたコイルを、ステータコアの対応するスロットに挿入する押し歯を外周に有するストリッパと、
ステータコアを保持して、前記ブレードの先端部外周にステータコアを配置させるコアホルダと、
前記ホルダに取付けられて、ステータコアの内歯の両端面に沿って半径方向に進退動作するカフサとを備えたコイル挿入装置において、
前記ブレードの先端部の、ステータコアのコイル挿入方向側の先端面から突出する部分の外周側に穴が設けられ、ステータコアの内歯の前記先端面に沿って半径方向に進退動作するカフサの先端部が該穴に挿入されて前記ブレードが支持されるように構成されていることを特徴とする。
本発明のコイル挿入装置によれば、ブレードの先端部の、ステータコアのコイル挿入方向側の先端面から突出する部分の外周側に穴が設けられ、ステータコアの内歯の前記先端面に沿って半径方向に進退動作するカフサの先端部が該穴に挿入されて前記ブレードが支持されるので、ステータコアのスロット数が多くなり、ブレードの幅が狭くなっても、ブレードをしっかりと支持することができ、ステータコアの内歯からブレードが外れることを防止して、コイルが損傷するのを防ぎ、不良品の発生を低減することができる。また、カフサによって、ステータコアの両端面から突出するスロット絶縁シートのカフスをカフサによって保護することができる。
本発明のコイル挿入装置においては、前記ブレードは、コイル挿入の途中まで、前記ストリッパと一緒にコイル挿入方向に移動し、その先端がステータコアの前記先端面から所定長さ突出した状態で移動を停止し、その状態でステータコアの内歯の前記先端面に沿って半径方向に進退動作するカフサの先端部が前記ブレードの穴に挿入され、更にストリッパのみが移動してコイル挿入が終了するように構成されていることが好ましい。
上記態様によれば、コイル挿入の途中まで、ストリッパと一緒にブレードをコイル挿入方向に移動させることにより、コイルとブレードとの間の摩擦抵抗を少なくして、コイルの損傷を防止できると共に、ブレードの先端部がステータコアの先端面から所定長さ突出した状態でブレードの移動を停止し、その状態で該先端面に沿って進退動作するカフサの先端部をブレードの穴に挿入してブレードを支持し、コイルを最後まで挿入することにより、ステータコアの内歯からブレードが外れることを防止して、コイルが損傷するのを防ぎ、不良品の発生を低減することができる。
本発明によるコイル挿入方法の一実施形態において、コイルをコイル挿入治具にセットした状態を示す、(a)は平面図、(b)は正面断面図である。 同コイル挿入方法において、ブレード先端部にコアガイドを有するアライメントを装着した状態を示す、(a)は平面図、(b)は正面図である。 同コイル挿入方法において、コアホルダに保持されたコアをブレードの上方から装着する状態を示す、(a)は平面図、(b)は正面断面図である。 同コアホルダのカフサ駆動機構を示し、(a)はカフサが半径方向外方に引き込んだ状態の平面断面図、(b)はカフサが半径方向内方に突出した状態の平面断面図である。 同コイル挿入方法において、コアホルダに保持されたコアをブレードに嵌合させてブレードの上端部外周に装着した状態を示す、(a)は平面図、(b)は正面断面図である。 同コイル挿入方法において、ステータコアの両端面のカフサを半径方向内方に押し出して、ブレードの穴及びウェッジガイドの穴に挿入した状態を示す、(a)は平面図、(b)は正面断面図である。 同コイル挿入方法において、ストリッパを押し上げてコイルをブレードの間隙からステータコアの対応するスロットに挿入し始める状態を示す、(a)は平面図、(b)は正面断面図である。 同コイル挿入方法において、ストリッパを押し上げてコイルを途中まで挿入した状態を示す、(a)は平面図、(b)は正面断面図である。 同コイル挿入方法において、ストリッパを更に押し上げてコイルを挿入し、コアガイドを抜き出した状態を示す、(a)は平面図、(b)は正面断面図である。 同コイル挿入方法において、ストリッパを更に押し上げてコイルを完全に挿入した状態を示す、(a)は平面図、(b)は正面断面図である。 同コイル挿入方法において、ステータコアの内歯に沿ってカフサを突出させた状態を示す説明図である。 同コイル挿入方法において、ブレードの先端部の穴にカフサの先端部を挿入する状態を示す説明図である。 同コイル挿入方法により、ステータコアのスロットにコイルを挿入した状態を、ステータコアの端面側から見た説明図である。 本発明によるコイル挿入方法の他の実施形態において、コイルをコイル挿入治具にセットした状態を示す、(a)は平面図、(b)は正面断面図である。 同コイル挿入方法において、ブレード先端部にコアガイドを有するアライメントを装着した状態を示す、(a)は平面図、(b)は正面図である。 同コイル挿入方法において、コアホルダに保持されたコアをブレードの上方から装着する状態を示す、(a)は平面図、(b)は正面断面図である。 同コイル挿入方法において、コアホルダに保持されたコアをブレードに嵌合させてブレードの上端部外周に装着した状態を示す、(a)は平面図、(b)は正面断面図である。 同コイル挿入方法において、ステータコアの基端面側のカフサを半径方向内方に押し出して、ウェッジガイドの穴に挿入した状態を示す、(a)は平面図、(b)は正面断面図である。 同コイル挿入方法において、ストリッパを押し上げてコイルをブレードの間隙からステータコアの対応するスロットに挿入し始める状態を示す、(a)は平面図、(b)は正面断面図である。 同コイル挿入方法において、ストリッパを押し上げてコイルを途中まで挿入し、ブレードの上昇を停止すると共に、スタータコアの先端面側のカフサを半径方向内方に押し出して、ブレードの穴に挿入した状態を示す、(a)は平面図、(b)は正面断面図である。 同コイル挿入方法において、ストリッパを更に押し上げてコイルを挿入し、コアガイドを抜き出した状態を示す、(a)は平面図、(b)は正面断面図である。 同コイル挿入方法において、ストリッパを更に押し上げてコイルを完全に挿入した状態を示す、(a)は平面図、(b)は正面断面図である。
以下、図面に基づいて、本発明によるコイル挿入装置及びコイル挿入方法の実施形態を説明する。図1〜13には、本発明によるコイル挿入装置及びコイル挿入方法の一実施形態が示されている。
図3に示すように、このコイル挿入装置は、ブレード12及びウェッジガイド13を有するコイル挿入治具10と、ステータコア30を保持してブレード12の先端部外周に嵌合させるコアホルダ20とを有している。コイル挿入治具10は、筒状の本体ケース11を有し、この本体ケース11にブレード12及びウェッジガイド13の基部が挿入保持されている。
図11、12に示すように、ブレード12は、ステータコア30の内歯31に対応して環状に配列された複数本のものからなり、その外周に、内歯31の内周が嵌合するようになっている。そして、各ブレード12の先端部外周には、ステータコア30の先端面(反リード側端面)に沿って半径方向に移動する、後述するカフサ26の先端部26aが挿入される穴15(凹部)が形成されている。
ウェッジガイド13は、ブレード12よりも短い長さで、ブレード12の外周に配置されており、ブレード12の先端部外周にステータコア30を配置したとき、ウェッジガイド13の先端がステータコア30の基端面(リード側端面)30aに当接する長さとされている。この実施形態の場合、ウェッジガイド13の先端部外周には、ステータコア30の基端面(リード側端面)に沿って半径方向に移動する、後述するカフサ26の先端部26aが挿入される穴16(凹部)が形成されている。
図1に示すように、ブレード12には、図示しないコイル巻線機によって巻線されたコイルCが、そのループ状の2つの側部をブレード12の所定の間隙に挿入されて保持されている。この実施形態の場合、コイルCは、U相のコイルC(U)と、V相のコイルC(V)と、W相のコイルC(W)とが、順番に環状に配列されて保持されており、合計24のコイルが挿入保持されている。また、各コイル(例えばU相のコイルC(U))の一側は、隣接するコイル(例えばW相のコイルC(W))の一側の上に重なり、各コイルC(例えばU相のコイルC(U))の他側は、反対側に隣接するコイル(例えばV相のコイルC(V))の一側の下に入って重なっている。このようにコイルCをセットしてコイル挿入を行うことにより、例えば特開2007−336720号公報に示されるように、ステータコアの端面から見たときコイル同士が螺旋状に重なった形態をなすステータコア(図13参照)を得ることができる。
コイル挿入治具10のブレード12の内側には、図7,8,9、10に示すように、ブレード12の所定の間隙に挿入されて保持されたコイルCを、ブレード12の間隙を通して、ステータコア30のスロット32(図11参照)に挿入するストリッパ17が配置されている。ストリッパ17は、その外周に、ブレード12の間隙に挿入される図示しない押し歯を有している。
図3,5に示すように、ブレード12の先端部内周には、アライメント部14aとコアガイド14bとを有するアライメント14が挿脱可能に装着されている。アライメント部14aは、ブレード12の間隙に挿入される突歯を有し、ブレード12を整列させる役割をなす。コアガイド14bは、ブレード12の間隙を通して、ステータコア30のスロット32に挿入される、図示しないガイド突起を有している。アライメント14を予めブレード12の先端部内周に装着しておくことにより、コアホルダ20に保持されたステータコア30を、ブレード12の先端部外周に装着するとき、コアガイド14bの図示しない突起をステータコア30のスロット32に挿入しながら下降させることにより、ブレード12の先端部外周に、ステータコア30の内歯31内周をスムーズに嵌合させて装着することができる。
コアホルダ20は、ステータコア30の外周に適合する筒体21を有し、この筒体の両端面には、環状の内側フランジ22がそれぞれ取付けられている。各内側フランジ22の外側端面には、同じく環状のカム板23が配置されている。
図4を併せて参照すると、カム板23は、その外周一箇所から突出するレバー23aを有しており、このレバー23aを操作することによって回動可能とされている。また、カム板23には、複数の螺旋溝24が形成されている。この螺旋溝24は、ステータコア30の内歯31に対応して設けられ、この実施形態では48個設けられている。
カム板23の更に外側には、放射状に配置された複数のカフサ26を介して、外側フランジ25が装着されている。外側フランジ25の内側面には、上記カフサ26を半径方向に移動させる図示しないガイド溝が設けられている。各カフサ26は、図11、12に示すように、先端部26aが細くなっており、この先端部26aがステータコア30の内歯31の端面に沿って、進退可能に移動するようになっている。また、各カフサ26の基部側には、カムフォロア27が取付けられており、このカムフォロア27が前記カム板23の螺旋溝24に挿入されている。
したがって、カム板23のレバー23aを操作して、カム板23を回動させることにより、螺旋溝24に挿入されたカムフォロア27が半径方向に移動することにより、各カフサ26は、図4(a)に示す外径側に待機した状態から、図4(b)に示す内径側に突出した状態に進退可能に移動できるようになっている。そして、内径側に突出したとき、図11、12に示すように、カフサ26の先端部26aが、ステータコア30の内歯31の端面に沿って移動し、ステータコア30の先端面30bにおいては、ブレード12の穴15に挿入され、ステータコア30の基端面30aにおいては、ウェッジガイド13の穴16に挿入されるようになっている。
次に、このコイル挿入装置を用いた、本発明によるコイル挿入方法の一実施形態を説明する。
図1に示すように、コイル挿入治具10の複数のブレード12には、前述した態様で、U相のコイルC(U)と、V相のコイルC(V)と、W相のコイルC(W)とが、順番に環状に配列されて保持されており、合計24のコイルが挿入保持されている。また、この実施形態の場合、前述したように、各コイル(例えばU相のコイルC(U))の一側は、隣接するコイル(例えばW相のコイルC(W))の一側の上に重なり、各コイルC(例えばU相のコイルC(U))の他側は、反対側に隣接するコイル(例えばV相のコイルC(V))の一側の下に入って重なっている。コイル挿入治具10の下方には、ブレード12及びストリッパ17の図示しない駆動機構が配設されている。
図2に示すように、ブレード12の先端部にコアガイド14が装着される。
図3に示すように、コアホルダ20に保持されたステータコア30を、ブレード12の上方に配置する。このとき、ステータコア30は、コアホルダ20の内周に挿入され、図示しない保持部によって保持されている。また、図4(a)に示すように、カフサ26は、そのカムフォロア27が、カム板23の螺旋溝24の外径側に位置して、外径側に待機した状態となっている。
図5に示すように、コアホルダ20を下降させて、コアガイド14bによりガイドさせながら、ステータコア30をブレード12の先端部外周に装着する。これによって、ブレード12の外周に、ステータコア30の内歯31の内周が嵌合し、ブレード12と内歯31とが正確に整合する。また、ウェッジガイド13の先端が、ステータコア30の基端面(リード側端面)に当接する。
この状態で、図4(b)に示すように、カム板23のレバー23aを操作して、カム板23を回動させ、螺旋溝24に沿ってカムフォロア27を半径方向内方に移動させ、カフサ26を内径側に突き出させる。それによって、図6に示すように、ステータコア30の先端面側では、カフサ26の先端部26aがブレード12の穴15に挿入され(図12参照)、ステータコア30の基端面側では、カフサ26の先端部26aがウェッジガイド13の穴16に挿入される。それによって、ブレード12及びウェッジガイド13が補強され、ステータコア30のスロット32の数が多く、ブレード12及びウェッジガイド13の幅を狭くしなければならない場合でも、十分な強度を付与して、対応する内歯31から外れないようにすることができる。
なお、ステータコア30のスロット32内には、図示しない絶縁シートが予め挿入されており、絶縁シートの両端部がスロット32の両端面から突出してカフス状に折り返され、ステータコア30の両端面に係合している。カフサ26の先端部26aは、ステータコア30の内歯31の両端面に沿って内方に移動するので、図示しない上記カフス状の折り返し部(カフス)の間に挿入され、以後のコイル挿入操作によって、カフスが潰れるのを防止する。
図7に示すように、図示しない駆動機構により、駆動軸33を押し上げてストリッパ17を上昇させる。これによって、コイルCは、ストリッパ17の図示しない押し歯に押されて、ブレード12の間隙を通して、ステータコア30の対応するスロット32に挿入され始める。なお、コイルCのスロット32への挿入とほぼ同時に、ウェッジガイド13どうしの間隙を通して、図示しないウェッジ(絶縁シート)がスロット32の内周側の開口部を塞ぐように、スロット32内に挿入される。ストリッパ17やウェッジの押し上げ機構は、既に周知の構造であるため、その詳しい説明を省略する。
図8に示すように、ストリッパ17を更に押し上げて、コイルCの挿入を進行させる。同図は、コイルCが途中まで挿入された状態を示している。
図9に示すように、ストリッパ17を更に押し上げると、ブレード12に引き掛けられたコイルCが上昇するので、それと同期してコアガイド14を上昇させ、ブレード12の先端部から上方に抜き出す。その結果、ブレード12の先端部がコアガイド14で支持されなくなるが、前述したように、カフサ26の先端部26aがブレード12の穴15に挿入されているので、ブレード12をしっかりと支持して、ステータコア30の内歯31から外れることを防止できる。
図10に示すように、ストリッパ17を最後まで上昇させると、コイルCがステータコア30のスロット32内に完全に挿入される。また、同時にスロット32内周の開口部を塞ぐようにウェッジが挿入される。この状態で、図示しない駆動機構によってストリッパ17が下降してステータコア30から抜き出される。また、図4(a)に示すように、カム板23が回動して、カフサ26が外径側に引き込まれ、コアホルダ20が上昇して、ブレード12の外周からステータコア30が上方に引き出される。こうしてコイル挿入操作が終了する。
この実施形態の場合、こうしてコイル挿入されたステータコア30のコイルエンドは、図13に示すように、U相のコイルC(U)と、V相のコイルC(V)と、W相のコイルC(W)とが、螺旋状に重なって全周均一に配置された状態となる。また、コイルエンドの高さを低くして、コイルエンドを短くすることができ、磁気損失を少なくして、モータの性能を向上させることができる。
ただし、本発明のコイル挿入方法は、前記実施形態のように、コイルを螺旋状に重なるようにブレード12に保持して挿入する方法だけでなく、コイルを通常通りにブレードに保持して挿入する方法にも適用することができる。
図14〜22には、本発明によるコイル挿入装置及びコイル挿入方法の他の実施形態が示されている。なお、前記実施形態と実質的に同一部分には同符号を付して、その説明を省略することにする。
このコイル挿入装置は、ブレード12が全て可動ブレードとなっている点が、前記実施形態と相違する。すなわち、図14〜18に示すように、ブレード12は、当初はその突出高さが低くされ、先端だけがステータコア30の内周に挿入されるようになっている。そして、図19、20に示すように、ストリッパ17が上昇するとき、ブレード12もそれと同期して上昇し、ブレード12の先端がステータコア30の先端面からやや突出した時点で、ブレード12の上昇が停止して、以後は、図21,22に示すように、ストリッパ17だけが更に上昇するようになっている。
次に、このコイル挿入装置を用いた、本発明によるコイル挿入方法の他の実施形態を説明する。
図14に示すように、コイル挿入治具10の複数のブレード12に、前述した態様で、U相のコイルC(U)と、V相のコイルC(V)と、W相のコイルC(W)とを、順番に環状に配列させて保持させる。この実施形態の場合も、前述したように、各コイルの一側は、隣接するコイルの一側の上に重なり、各コイルCの他側は、反対側に隣接するコイルの一側の下に入って重なっている。
図15に示すように、ブレード12の先端部にアライメント14を装着する。
図16に示すように、ブレード12の上方に、ステータコア30を保持させたコアホルダ20を配置する。このとき、カフサ26は、外径側に後退した状態にある。
図17に示すように、コアホルダ20を下降させて、コアガイド14bによってガイドしながら、ステータコア30をブレード12の先端部外周に装着する。このとき、ブレード12の高さが低く、ブレード12の先端のみがステータコア30の内周に挿入される。
この状態で、図18に示すように、ステータコア30の基端面側(リード側)のカフサ26を内方に移動させ、その先端部26aをウェッジガイド13の穴16(図12参照)に挿入する。ステータコア30の先端面側(反リード側)のカフサ26は、ブレード12の移動経路に干渉しない位置まで内径側に移動する。
図19に示すように、ストリッパ17と共にブレード12(全部のブレード12)を上昇させ、コイルCをステータコア30のスロット32に挿入し始める。ストリッパ17と共にブレード12を上昇させながらコイルCを挿入することにより、コイルCとブレード12との摩擦抵抗を低減することができる。また、コイル挿入と共に、前述したように、ウェッジガイド13どうしの間隙を通して、図示しないウェッジ(絶縁シート)がスロット32の内周側の開口部を塞ぐように、スロット32内に挿入される。
図20に示すように、ブレード12の先端部がステータコア30の先端面からやや突出したら、そこでブレード12の上昇を停止し、以後はストリッパ17のみを上昇させてコイル挿入を行う。ブレード12の上昇を停止させた後、ステータコア30の先端面側(反リード側)のカフサ26を更に内方に移動させ、その先端部26aをブレード12の穴15に挿入する。これによってブレード12がカフサ26により支持され、ブレード12の強度を高めることができる。
図21に示すように、ストリッパ17を更に上昇させてコイルCを挿入すると、アライメント14がブレード12の先端部から抜き出される。アライメント14が抜き出されると、ブレード12の先端部がアライメント部14aによって支持されなくなるが、本発明では、前述したように、ブレード12がカフサ26により支持されて、ブレード12の強度が高められているので、ブレード12がステータコア30の内歯31から外れて、コイルCが損傷することを防止できる。
図22に示すように、ストリッパ17を更に上昇させると、コイルCがステータコア30のスロット32に完全に挿入される。また、同時にスロット32内周の開口部を塞ぐようにウェッジが挿入される。この状態で、図示しない駆動機構によってストリッパ17が下降してステータコア30から抜き出される。また、図4(a)に示すように、カム板23が回動して、カフサ26が外径側に引き込まれ、コアホルダ20が上昇して、ブレード12の外周からステータコア30が上方に引き出される。こうしてコイル挿入操作が終了する。
この実施形態では、前述したように、全てのブレード12がコイル挿入の途中まで、ストリッパ17と一緒に上昇するので、コイルCとブレード12との摩擦抵抗を小さくして、コイル挿入をよりスムーズに行うことができ、コイルCの損傷もより確実に防ぐことができる。
10 コイル挿入治具
11 本体ケース
12 ブレード
13 ウェッジガイド
14 アライメント
14a アライメント部
14b コアガイド
15 穴
16 穴
17 ストリッパ
20 コアホルダ
21 筒体
22 内側フランジ
23 カム板
23a レバー
24 螺旋溝
25 外側フランジ
26 カフサ
26a 先端部
27 カムフォロア
30 ステータコア
30a 基端面
30b 先端面
31 内歯
32 スロット
33 駆動軸
C コイル
C(U) U相のコイル
C(V) V相のコイル
C(W) W相のコイル

Claims (5)

  1. ステータコアの内歯に対応して環状に配列された複数のブレードと、各ブレードの外側に配置されたウェッジガイドとを有するコイル挿入治具を用い、複数のコイルをコイル挿入治具のブレードの所定の間隙に挿入して保持させ、ブレードの先端部を対応する内歯の内周に嵌合させてステータコアに挿入し、その状態でブレードの内側に配置されたストリッパを押し込んで、ブレードの間隙に挿入されたコイルを対応するスロットに挿入するコイル挿入方法において、
    ステータコアのコイル挿入方向側の先端面から突出するブレードの先端部の外周側に穴を設け、ステータコアの内歯の両端面に沿って半径方向に進退動作するカフサを設け、ステータコアの前記先端面に配置された前記カフサの先端部をブレードの前記穴に挿入して前記ブレードを支持し、その状態でコイルを最後まで挿入することを特徴とするコイル挿入方法。
  2. 前記ブレードに保持されたコイルの一側が隣接するコイルの下になって所定の間隙に入り、同コイルの他側が上記と反対側に隣接するコイルの上に重なって所定の間隙に入り、全体として螺旋状に重なり合った状態にコイルを保持させてコイル挿入を行う請求項1記載のコイル挿入方法。
  3. 前記全てのブレードを可動ブレードとし、コイル挿入の途中まで、ストリッパと一緒にブレードをコイル挿入方向に移動させ、ブレードの先端がステータコアの前記先端面から所定長さ突出した状態でブレードの移動を停止し、その状態で該先端面に沿って進退動作するカフサの先端部をブレードの前記穴に挿入してブレードを支持し、コイルを最後まで挿入する請求項1又は2に記載のコイル挿入方法。
  4. ステータコアの内歯に対応して環状に配列された複数のブレード、及び各ブレードの外側に配置されたウェッジガイドを有するコイル挿入治具と、
    前記ブレードの内側に軸方向に移動可能に配置されて、前記ブレードの所定の間隙に挿入して保持されたコイルを、ステータコアの対応するスロットに挿入する押し歯を外周に有するストリッパと、
    ステータコアを保持して、前記ブレードの先端部外周にステータコアを配置させるコアホルダと、
    前記ホルダに取付けられて、ステータコアの内歯の両端面に沿って半径方向に進退動作するカフサとを備えたコイル挿入装置において、
    前記ブレードの先端部の、ステータコアのコイル挿入方向側の先端面から突出する部分の外周側に穴が設けられ、ステータコアの内歯の前記先端面に沿って半径方向に進退動作するカフサの先端部が該穴に挿入されて前記ブレードが支持されるように構成されていることを特徴とするコイル挿入装置。
  5. 前記ブレードは、コイル挿入の途中まで、前記ストリッパと一緒にコイル挿入方向に移動し、その先端がステータコアの前記先端面から所定長さ突出した状態で移動を停止し、その状態でステータコアの内歯の前記先端面に沿って半径方向に進退動作するカフサの先端部が前記ブレードの穴に挿入され、更にストリッパのみが移動してコイル挿入が終了するように構成されている請求項4記載のコイル挿入装置。
JP2011172569A 2011-08-08 2011-08-08 コイル挿入方法及びコイル挿入装置 Active JP5699054B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2011172569A JP5699054B2 (ja) 2011-08-08 2011-08-08 コイル挿入方法及びコイル挿入装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2011172569A JP5699054B2 (ja) 2011-08-08 2011-08-08 コイル挿入方法及びコイル挿入装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2013038898A JP2013038898A (ja) 2013-02-21
JP5699054B2 true JP5699054B2 (ja) 2015-04-08

Family

ID=47887974

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2011172569A Active JP5699054B2 (ja) 2011-08-08 2011-08-08 コイル挿入方法及びコイル挿入装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5699054B2 (ja)

Families Citing this family (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101951086B1 (ko) * 2014-06-05 2019-02-21 아이신에이더블류 가부시키가이샤 스테이터의 조립 방법 및 스테이터의 조립 장치
JP6358087B2 (ja) * 2014-12-26 2018-07-18 アイシン・エィ・ダブリュ株式会社 ステータ組立方法及びステータ組立装置
JP6358086B2 (ja) * 2014-12-26 2018-07-18 アイシン・エィ・ダブリュ株式会社 ステータ組立装置及びステータ組立方法
CN107852054B (zh) * 2015-07-23 2019-07-12 爱信艾达株式会社 定子及定子的制造方法
CN107689719B (zh) * 2017-10-27 2023-11-21 合肥巨一动力系统有限公司 一种扁线电机定子自动插线结构
CN111293838B (zh) * 2018-12-07 2022-08-16 南昌海立电器有限公司 嵌线治具及护指
CN115744165A (zh) * 2022-11-30 2023-03-07 邦迪智能科技(上海)有限公司 一种用于发卡UPin自动插线装置的料盒

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4455743A (en) * 1981-08-17 1984-06-26 Industra Products, Inc. Apparatus and method for placing coils and phase insulation in the slots of a dynamoelectric machine stator core member
JPS5941080U (ja) * 1982-09-06 1984-03-16 三菱電機株式会社 コイルインサ−タのブレ−ド引出し装置
US5826321A (en) * 1994-02-28 1998-10-27 Rmt, Inc. Coil inserting tooling with quick release collet

Also Published As

Publication number Publication date
JP2013038898A (ja) 2013-02-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5699054B2 (ja) コイル挿入方法及びコイル挿入装置
JP5795148B2 (ja) コイル挿入装置
JP4259322B2 (ja) モータの製造方法
JP5428763B2 (ja) ステータの製造方法及び製造装置
US10396638B2 (en) Stator manufacturing apparatus and stator manufacturing method
JP2014135865A (ja) 回転電機の製造方法、ステータ
JP6358087B2 (ja) ステータ組立方法及びステータ組立装置
JP2007089310A (ja) コイルの挿入方法及び装置
JP4259127B2 (ja) モータの製造方法
JP5177512B2 (ja) インナーロータ型回転電機の分割コア型ステータの組み立て方法
JP4326932B2 (ja) 固定子とその製造方法
JP5046754B2 (ja) コイル挿入装置
JP3552554B2 (ja) コイル挿入方法およびコイル挿入装置
JP6578598B2 (ja) コイル挿入方法及びコイル挿入装置
JP5633967B2 (ja) コイル挿入方法およびコイル挿入装置
CN110299805B (zh) 扭曲装置
JP6202961B2 (ja) ステータ及びその製造方法
JP2019195268A (ja) コイル挿入方法及びコイル装置
WO2010026623A1 (ja) 巻線装置の巻枠及びコイル装着方法
JP4696526B2 (ja) コイル挿入装置およびコイル挿入方法
JP4259066B2 (ja) モータの製造方法
JP2011229334A (ja) ステータの製造方法
JP4820511B2 (ja) コイル挿入装置
JP5621959B2 (ja) コイル挿入装置
CN116846116A (zh) 定子和线圈制造装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20140520

TRDD Decision of grant or rejection written
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20150114

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20150120

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20150216

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5699054

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250