JP6234337B2 - 炭化珪素半導体装置 - Google Patents

炭化珪素半導体装置 Download PDF

Info

Publication number
JP6234337B2
JP6234337B2 JP2014137351A JP2014137351A JP6234337B2 JP 6234337 B2 JP6234337 B2 JP 6234337B2 JP 2014137351 A JP2014137351 A JP 2014137351A JP 2014137351 A JP2014137351 A JP 2014137351A JP 6234337 B2 JP6234337 B2 JP 6234337B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
layer
thickness
voltage
anode
cathode
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2014137351A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2016015427A (ja
Inventor
大塚 健一
健一 大塚
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP2014137351A priority Critical patent/JP6234337B2/ja
Publication of JP2016015427A publication Critical patent/JP2016015427A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6234337B2 publication Critical patent/JP6234337B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Thyristors (AREA)
  • Electrodes Of Semiconductors (AREA)

Description

本発明は炭化珪素半導体装置に関するものである。
炭化珪素(SiC)を用いた半導体装置(炭化珪素半導体装置)は、温度特性および耐圧特性に優れたデバイスとして知られている。しかし、炭化珪素半導体装置には、多くの解決すべき課題が残されており、特に高電圧用の装置に関しては課題が多く、よくわかっていない部分も多い。
より高電圧で動作させる半導体装置では、ユニポーラ型では素子抵抗の低減が困難となるので、耐圧層中で伝導に寄与するキャリアが電子と正孔との両方になるバイポーラ型を採用することが期待されている。耐圧層、アノード層およびカソード層の、スイッチング特性の改善などについては比較的よく検討されている(たとえば特許文献1、特許文献2、および特許文献3)。
また、耐圧層に隣接するアノード層(絶縁ゲートバイポーラトランジスタではコレクタ層)およびカソード層の構成、さらにはそれらの界面構成については、装置の劣化を抑制するための構成として、キャリアの拡散長に応じた設定にすることが示されている(たとえば特許文献4)。
特開2005−79392号公報 特開2009−49045号公報 特開2012−9811号公報 特表2005−508086号公報
しかし、耐圧層に隣接するアノード層(絶縁ゲートバイポーラトランジスタではコレクタ層)およびカソード層の構成、さらにはそれらの界面構成については、装置の劣化を抑制するための構成として、キャリアの拡散長に応じた設定にすることが示されているものの、アノード層およびカソード層の構成を具体的にどのようにすれば素子抵抗が低減できるのか、についてはあまり調べられていない。
本発明は、上記のような問題を解決するためになされたものであり、炭化珪素半導体装置において、素子抵抗を低減する層構造を実現する技術を提供することを目的とする。
本発明の一態様に関する炭化珪素半導体装置は、層の厚さが40μm以上であり、ドーピング濃度が0より大きく、かつ、2.5×1015/cm以下である炭化珪素半導体層と、前記炭化珪素半導体層の表面に形成される、ドーピング濃度が1×1018/cm以上であるp型層と、前記炭化珪素半導体層の前記表面の反対側の面である裏面に形成される、ドーピング濃度が1×1018/cm以上であるn型層とを備え、前記p型層の厚さが、10μm以上20μm以下であり、前記n型層の厚さが、5μm以上50μm以下である
本発明の上記態様によれば、pn接合への順方向電圧印加時に、耐圧層に注入されるキャリアの量を増加させるとともに、p型層およびn型層の抵抗成分の増加を抑制することができる。よって、半導体装置の抵抗を低減することができる。
本発明の目的、特徴、局面、および利点は、以下の詳細な説明と添付図面とによって、より明白となる。
実施形態に関する炭化珪素半導体装置の構造を示す断面図である。 カソード層の厚さを変更した場合の順方向電流と電圧特性との関係を示す図である。 アノード層の厚さを変更した場合の順方向電流と電圧特性との関係を示す図である。 オン電圧のカソード層の厚さに対する変化を示す図である。 オン電圧のアノード層の厚さに対する変化を示す図である。 カソード層の厚さを変更した場合の、順方向電圧印加時の耐圧層中のキャリア濃度分布を示す図である。 カソード層の厚さを変更した場合の、順方向電圧印加時の耐圧層中のキャリア濃度分布を示す図である。 アノード層の厚さを変更した場合の、順方向電圧印加時の耐圧層中のキャリア濃度分布を示す図である。 アノード層の厚さを変更した場合の、順方向電圧印加時の耐圧層中のキャリア濃度分布を示す図である。
以下、添付の図面を参照しながら実施形態について説明する。なお、図面は模式的に示されたものであり、異なる図面にそれぞれ示されている画像のサイズおよび位置の相互関係は、必ずしも正確に記載されたものではなく、適宜変更され得る。また、以下の説明では、同様の構成要素には同じ符号を付して図示し、それらの名称および機能も同様のものとする。よって、それらについての詳細な説明を省略する場合がある。
また、以下の説明では、「上」、「下」、「側」、「底」、「表」または「裏」などの特定の位置および方向を意味する用語が用いられる場合があるが、これらの用語は、実施形態の内容を理解することを容易にするため便宜上用いられているものであり、実際に実施される際の方向とは関係しない。
<実施形態>
<構成>
図1は、本実施形態に関する炭化珪素半導体装置の構造を示す断面図である。図1に示されるように、炭化珪素半導体装置は、高濃度n型のカソード層1と、カソード層1の表面に形成された高純度の耐圧層2(半導体層)と、耐圧層2の表面に形成された高濃度p型のアノード層3と、カソード層1の裏面に形成されたカソード電極4と、アノード層3の表面に形成されたアノード電極5とを備える。
耐圧層2は、所望の動作電圧(耐圧)に応じて、その厚さおよびドーピング濃度が設定される。
たとえば、3300V耐圧では、層の厚さがおよそ20μm以上35μm以下で、ドーピング濃度がおよそ2×1015/cm以上4.5×1015/cm以下である。
4500V耐圧では、層の厚さがおよそ40μm以上70μm以下で、ドーピング濃度がおよそ1×1015/cm以上2.5×1015/cm以下である。
6500V耐圧では、層の厚さがおよそ50μm以上80μm以下で、ドーピング濃度がおよそ0.8×1015/cm以上2×1015/cm以下である。
10000V耐圧では、層の厚さがおよそ100μm以上150μm以下で、ドーピング濃度がおよそ0.5×1015/cm以上1×1015/cm以下である。なお、耐圧層の導電型はn型でもp型でもよい。
現状では、上記の小さいドーピング濃度を実現するにはn型層の方が容易である。少数キャリアが電子となるp型の方がデバイス特性上有利となる可能性があるが、高純度で小さいドーピング濃度を実現することが困難である。
カソード層1とアノード層3とについては、素子抵抗を低減できるように厚さとドーピング濃度とを選択することになる。このうち、ドーピング濃度に関しては、耐圧を確保する点から、カソード電極4に、アノード電極5に対して正の電圧が印加された場合に、耐圧層2中に形成される空乏領域がアノード層3またはカソード層1を突き抜けないように、およそ1×1018/cm以上のドーピングが必要となる。
層構造として、カソード層1と耐圧層2との間、または、アノード層3と耐圧層2との間に、それらの中間のドーピング濃度を有する層が挿入された構成となる場合があるが、1×1018/cm以上のドーピング濃度を有する領域をカソード層1またはアノード層3の範囲とし、1×1018/cm未満のドーピング濃度を有する領域を耐圧層2の範囲とすることとする。
カソード層1、耐圧層2およびアノード層3からなる層構造は、通常は、基板結晶であるカソード層1の表面に、耐圧層2さらにはアノード層3をエピタキシャル成長した後、基板結晶であるカソード層の一部を研磨、研削またはエッチングなどによって除去し、カソード層1の厚さを所望の値まで薄く加工することで作製することができる。
なお、アノード層3は、エピタキシャル成長ではなく、AlまたはBなどのアクセプタ不純物のイオン注入、および、活性化熱処理によって形成されてもよい。また、カソード層1となる部分を基板結晶として用いるのではなく、高純度の耐圧層2となる部分を基板結晶として、カソード層1およびアノード層3をエピタキシャル成長、または、不純物(カソード層1ではNまたはPなどのドナー、アノード層3ではAlまたはBなどのアクセプタ)のイオン注入、および、活性化熱処理によって形成されてもよい。
炭化珪素は様々な結晶多形を有することから、通常、ウエハの表面は結晶多形制御のため、結晶面から傾斜した面としている。このような状況で、ウエハの表面に対しその法線方向からイオン注入を行った場合には、およそ2μm以下、望ましくはおよそ1μm以下の接合形成が可能である。
<作用>
以下の例では、13000V耐圧を想定し、耐圧層2として、厚さが150μm程度、n型のドーピング濃度が0.7×1015/cm程度、キャリア時定数τが10μsecの場合について検討する。なお、カソード層1およびアノード層3のドーピング濃度は、およそ1×1018/cmである。
図2は、カソード層1の厚さを変更した場合の順方向電流と電圧特性との関係を示す図である。図2において、縦軸は順方向電流I[A/cm]、横軸は電圧V[V]をそれぞれ示している。また、図2においては、カソード層の厚さが350μmである場合が実線として示され、カソード層の厚さが50μmである場合が菱形印として示され、カソード層の厚さが5μmである場合が丸印として示され、カソード層の厚さが2μmである場合が四角印として示され、カソード層の厚さが1μmである場合が三角印として示される。
アノード層3の厚さとしては、通常のアクセプタ不純物のイオン注入と活性化アニールとを用いて形成した場合に相当する1μmの場合を示している。
図2に示されるように、カソード層1の厚さとして5μmの場合の微分抵抗が小さく、オン電圧が小さくなっている。
図3は、アノード層3の厚さを変更した場合の順方向電流と電圧特性との関係を示す図である。図3において、縦軸は順方向電流I[A/cm]、横軸は電圧V[V]をそれぞれ示している。また、図3においては、アノード層の厚さが50μmである場合が三角印として示され、アノード層の厚さが20μmである場合が菱形印として示され、アノード層の厚さが10μmである場合が丸印として示され、アノード層の厚さが5μmである場合が四角印として示され、アノード層の厚さが1μmである場合が実線として示される。
カソード層1の厚さとしては、市販の基板結晶をそのまま用いた場合に相当する350μmの場合を示している。
図3に示されるように、アノード層3の厚さとして10μmの場合の微分抵抗が小さく、オン電圧が小さくなっている。
図2および図3の結果から、微分抵抗が小さくなる、すなわちオン電圧が小さくなるカソード層1の厚さおよびアノード層3の厚さは、カソード層1の抵抗成分およびアノード層3の抵抗成分が小さくなる、すなわちカソード層1の厚さおよびアノード層3の厚さが薄ければ薄いほどよいというわけではなく、ある厚さ範囲における場合であることがわかる。
図4は、オン電圧(電流密度100A/cmにおける電圧値)のカソード層1の厚さに対する変化を示す図である。図4において、縦軸は電流密度100A/cmにおける電圧値[V]、横軸はカソード層の厚さ[μm]をそれぞれ示している。また、図4においては、アノード層の厚さが50μmである場合が点線として示され、アノード層の厚さが20μmである場合が長い破線として示され、アノード層の厚さが10μmである場合が一点鎖線として示され、アノード層の厚さが5μmである場合が短い破線として示され、アノード層の厚さが1μmである場合が実線として示される。
アノード層3の厚さとして、1μm、5μm、10μm、20μmおよび50μmの5種類の場合が示されているが、いずれの場合も、カソード層1の厚さとして2μm以上100μm以下、望ましくは5μm以上50μm以下の範囲とすることで、オン電圧を低減できることがわかる。
図5は、オン電圧(電流密度100A/cmにおける電圧値)のアノード層3の厚さに対する変化を示す図である。図5において、縦軸は電流密度100A/cmにおける電圧値[V]、横軸はアノード層の厚さ[μm]をそれぞれ示している。また、図5においては、カソード層の厚さが350μmである場合が実線として示され、カソード層の厚さが50μmである場合が長い破線として示され、カソード層の厚さが5μmである場合が点線として示され、カソード層の厚さが2μmである場合が一点鎖線として示され、カソード層の厚さが1μmである場合が短い破線として示される。
カソード層1の厚さとして、1μm、2μm、5μm、50μmおよび350μmの5種類の場合が示されているが、いずれの場合も、アノード層3の厚さとして5μm以上30μm以下、望ましくは10μm以上20μm以下の範囲とすることで、オン電圧を低減できることがわかる。
図6および図7は、カソード層1の厚さを変更した場合の、順方向電圧印加時の耐圧層中のキャリア濃度分布を示す図である。図6において、縦軸は電子濃度[/cm]、横軸は耐圧層の厚さ[μm]をそれぞれ示している。図7において、縦軸は正孔濃度[/cm]、横軸は耐圧層の厚さ[μm]をそれぞれ示している。また、図6および図7においては、カソード層の厚さが350μmである場合が実線として示され、カソード層の厚さが50μmである場合が長い破線として示され、カソード層の厚さが5μmである場合が点線として示され、カソード層の厚さが2μmである場合が一点鎖線として示され、カソード層の厚さが1μmである場合が短い破線として示される。
アノード層3の厚さとしては、通常のアクセプタ不純物のイオン注入と活性化アニールとを用いて形成した場合に相当する1μmの場合を示している。
図6および図7に示されるように、カソード層1の厚さの増加とともに耐圧層2中のキャリア濃度が増加することがわかる。一方、カソード層1の厚さが350μmの場合は、カソード層1の厚さが50μmまたは5μmの場合よりも低下することがわかる。
したがって、カソード層1の厚さをある程度大きくすれば耐圧層2の抵抗が低減されるが、カソード層1を厚くしすぎると耐圧層2中のキャリア濃度が減少し、カソード層1の抵抗も層の厚さとともに増加して、半導体装置の抵抗を増加させることになる。
そのため、図4に示されるように、カソード層1の厚さとして2μm以上100μm以下、望ましくは5μm以上50μm以下の範囲とすることで、オン電圧を低減できることになる。
これらのカソード層1の厚さは、基板結晶を薄く加工すること、または、耐圧層2へのエピタキシャル成長によって実現でき、ドナー不純物によっては、結晶面にその法線方向からのイオン注入および活性化熱処理によっても実現できる。
図8および図9は、アノード層3の厚さを変更した場合の、順方向電圧印加時の耐圧層中のキャリア濃度分布を示す図である。図8において、縦軸は電子濃度[/cm]、横軸は耐圧層の厚さ[μm]をそれぞれ示している。図9において、縦軸は正孔濃度[/cm]、横軸は耐圧層の厚さ[μm]をそれぞれ示している。また、図8および図9においては、アノード層の厚さが50μmである場合が点線として示され、アノード層の厚さが20μmである場合が長い破線として示され、アノード層の厚さが10μmである場合が一点鎖線として示され、アノード層の厚さが5μmである場合が短い破線として示され、アノード層の厚さが1μmである場合が実線として示される。
カソード層1の厚さとしては、市販の基板結晶をそのまま用いた場合に相当する350μmの場合を示している。
図8および図9に示されるように、アノード層3の厚さが厚くなればなるほど、耐圧層2中のキャリア濃度が増加することがわかる。したがって、アノード層3の厚さを大きくすれば耐圧層2の抵抗が低減されることになる。
しかし、アノード層3を厚くすると、アノード層3の抵抗が層の厚さとともに増加して、半導体装置の抵抗を増加させることになる。そのため、図5に示されるように、アノード層3の厚さとして5μm以上30μm以下、望ましくは10μm以上20μm以下の範囲とすることで、オン電圧を低減できることになる。
図4から図9に示された結果から、カソード層1よりもアノード層3の方が、層の厚さに対するキャリア濃度の変化が大きく、層の厚さに対してオン電圧が大きく変化することがわかる。
これらのアノード層3の厚さは、基板結晶を薄く加工化すること、または、耐圧層2へのエピタキシャル成長によって実現でき、アクセプタ不純物によっては、結晶面にその法線方向からのイオン注入および活性加熱処理によっても実現できる。
本実施形態では、耐圧層2、カソード層1およびアノード層3からなるpinダイオードの場合について述べたが、バイポーラ型のスイッチング素子に対しても適用することができる。たとえば、サイリスタであれば、本実施形態に示されたカソード層1およびアノード層3を備えることで、素子抵抗を低減することができる。
また、絶縁ゲート型バイポーラトランジスタであれば、カソード層1に対応させてエミッタ層を、アノード層3に対応させてコレクタ層をそれぞれ備えればよく、接合バイポーラトランジスタであれば、カソード層1に対応させてコレクタコンタクト層を、アノード層3に対応させてベースコンタクト層をそれぞれ備えればよい。
また、本実施形態では13000V耐圧を想定した場合の耐圧層について述べたが、バイポーラ型の半導体装置であれば、想定耐圧によらず適用可能である。
<効果>
以下に、本実施形態による効果を例示する。
本実施形態によれば、炭化珪素半導体装置が、層の厚さが40μm以上であり、ドーピング濃度が0より大きく、かつ、2.5×1015/cm以下である炭化珪素半導体層としての耐圧層2と、耐圧層2の表面に形成される、ドーピング濃度が1×1018/cm以上であるアノード層3と、耐圧層2の表面の反対側の面である裏面に形成される、ドーピング濃度が1×1018/cm以上であるカソード層1とを備える。
そして、アノード層3の厚さが、5μm以上30μm以下である。
このような構成によれば、pn接合への順方向電圧印加時に、耐圧層2に注入されるキャリアの量を増加させるとともに、アノード層3およびカソード層1の抵抗成分の増加を抑制することができる。よって、半導体装置の抵抗を低減することができる。
なお、これらの構成以外の構成については適宜省略することができるが、本明細書に示された任意の構成を適宜追加した場合でも、上記の効果を生じさせることができる。
<変形例>
上記実施形態では、各構成要素の材質、材料、寸法、形状、相対的配置関係または実施の条件などについても記載している場合があるが、これらはすべての局面において例示であって、本発明が記載されたものに限られることはない。よって、例示されていない無数の変形例が、本発明の範囲内において想定される。例えば、任意の構成要素を変形する場合、追加する場合または省略する場合が含まれる。
また、矛盾が生じない限り、上記各実施形態において「1つ」備えられるものとして記載された構成要素は、「1つ以上」備えられていてもよい。さらに、発明を構成する構成要素は概念的な単位であって、1つの構成要素が複数の構造物から成る場合、および1つの構成要素がある構造物の一部に対応する場合を含む。
また、本明細書における説明は、本発明のすべての目的のために参照され、いずれも、従来技術であると認めるものではない。
1 カソード層、2 耐圧層、3 アノード層、4 カソード電極、5 アノード電極。

Claims (2)

  1. 層の厚さが40μm以上であり、ドーピング濃度が0より大きく、かつ、2.5×1015/cm以下である炭化珪素半導体層と、
    前記炭化珪素半導体層の表面に形成される、ドーピング濃度が1×1018/cm以上であるp型層と、
    前記炭化珪素半導体層の前記表面の反対側の面である裏面に形成される、ドーピング濃度が1×1018/cm以上であるn型層とを備え、
    前記p型層の厚さが、10μm以上20μm以下であり、
    前記n型層の厚さが、5μm以上50μm以下である、
    炭化珪素半導体装置。
  2. 前記炭化珪素半導体層の厚さが、70μm以上である、
    請求項1に記載の炭化珪素半導体装置。
JP2014137351A 2014-07-03 2014-07-03 炭化珪素半導体装置 Active JP6234337B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014137351A JP6234337B2 (ja) 2014-07-03 2014-07-03 炭化珪素半導体装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014137351A JP6234337B2 (ja) 2014-07-03 2014-07-03 炭化珪素半導体装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2016015427A JP2016015427A (ja) 2016-01-28
JP6234337B2 true JP6234337B2 (ja) 2017-11-22

Family

ID=55231416

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014137351A Active JP6234337B2 (ja) 2014-07-03 2014-07-03 炭化珪素半導体装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6234337B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7126361B2 (ja) * 2018-03-08 2022-08-26 三菱電機株式会社 半導体装置、電力変換装置、及び、半導体装置の製造方法

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07123166B2 (ja) * 1986-11-17 1995-12-25 日産自動車株式会社 電導度変調形mosfet
EP0931336B1 (en) * 1996-10-14 2009-07-29 Cree, Inc. A method for producing a silicon carbide bipolar device and a silicon carbide bipolar device
JP2000340806A (ja) * 1999-05-27 2000-12-08 Toshiba Corp 半導体装置
US7304334B2 (en) * 2005-09-16 2007-12-04 Cree, Inc. Silicon carbide bipolar junction transistors having epitaxial base regions and multilayer emitters and methods of fabricating the same
JP2008042013A (ja) * 2006-08-08 2008-02-21 Sanyo Electric Co Ltd 半導体装置の製造方法
JP2012033618A (ja) * 2010-07-29 2012-02-16 Kansai Electric Power Co Inc:The バイポーラ半導体素子

Also Published As

Publication number Publication date
JP2016015427A (ja) 2016-01-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN110036486B (zh) 具有栅极沟槽和掩埋的终端结构的功率半导体器件及相关方法
JP6666224B2 (ja) 半導体装置
US9337268B2 (en) SiC devices with high blocking voltage terminated by a negative bevel
JP6855700B2 (ja) 半導体装置およびその製造方法
JP5665912B2 (ja) 半導体装置及びその製造方法
JP6445952B2 (ja) 半導体装置
JP6242633B2 (ja) 半導体装置
JP2016171324A (ja) 制御可能なオン状態の電圧を備えるパワー半導体整流器
JP5473397B2 (ja) 半導体装置およびその製造方法
JP2018032794A (ja) 炭化珪素半導体装置および炭化珪素半導体装置の製造方法
JP2014120685A (ja) 半導体装置
JP6463506B2 (ja) 炭化珪素半導体装置
JPH11330498A (ja) ショットキーバリアダイオードおよびその製造方法
JP5473398B2 (ja) 半導体装置およびその製造方法
JP5377548B2 (ja) 半導体整流装置
JP5621198B2 (ja) 半導体装置
JP6211933B2 (ja) 半導体装置
WO2015064999A1 (ko) 접합 장벽 쇼트키 다이오드 및 이에 의해 제조된 접합 장벽 쇼트키 다이오드
JP6234337B2 (ja) 炭化珪素半導体装置
US9236433B2 (en) Semiconductor devices in SiC using vias through N-type substrate for backside contact to P-type layer
JP7290160B2 (ja) 半導体装置
US20220246771A1 (en) Vertical conduction electronic device comprising a jbs diode and manufacturing process thereof
JP5872327B2 (ja) 半導体整流素子
JP2016162776A (ja) 半導体装置
JP6178181B2 (ja) 半導体装置及びその製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20160912

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20170425

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20170428

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20170526

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20170926

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20171024

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6234337

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250