JP6233252B2 - 固体電解質電池の製造方法 - Google Patents

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本発明は、固体電解質電池の製造方法に関し、さらに詳しくは特定の工程を含むことによって耐久後の容量低下および/又は出力低下を抑制し得る固体電解質電池の製造方法に関する。
近年、高電圧および高エネルギー密度を有する電池としてリチウム電池が実用化されている。リチウム電池の用途が広い分野に拡大していることおよび高性能の要求から、リチウム電池の更なる性能向上のために様々な研究が行われている。
その中で、従来用いられてきた非水電解液系のリチウム電池に比べて電解液を用いないため、非水電解液を用いる場合の安全性向上のために必要なシステムを簡略化し得て構造の自由度が増し補器の数を減らすことができる等の多くの利点を有し得ることから、電解質として固体電解質を有する固体電解質電池の実用化が期待されている。
しかし、固体電解質電池の実用化が実現するためには様々な改良が必要である。
その1つとして、固体電解質を用いた製造工程に起因する電池性能の低下を抑制し得る技術の開発が挙げられる。
一方、前記電池性能の低下を抑制するために適用し得ると推測される技術が提案されている。
例えば、特許文献1には、正極シート、負極シートおよびセパレーターを巻回して電池缶に挿入し、電解液注入封口後、低温エージングし、次いで充電若しくは充放電した後高温エージングする非水二次電池の製造方法が記載されており、具体例として0℃で2時間、25℃で15時間エージングした後、定電圧充電する工程を含む非水二次電池の製造方法が示されているが、充電時間は示されていない。
また、特許文献2には、初回充電を、冷却雰囲気での充電及び1C以下の低電流充電のうちの少なくとも一方の条件で行い、負極表面に形成されるSEI(固体電解質接触面)の量を低減させるリチウムイオン2次電池の製造方法が記載されており、具体例として非水電解液電池に対して−20℃又は0℃で(1/3)Cの一定電流で充電させて電池を作製した例が示されているが、充電時間は示されていない。
また、特許文献3には、正極及び負極と固体電解質とを外装した電池前駆体に対して、15℃以上50℃以下の温度で最初の充電を行う初回充電工程を有する固体電解質電池の製造方法が記載されている。
また、特許文献4には、正極と負極とを有するリチウムイオン電池に対して10℃以下の温度下で充放電を行う工程を含むリチウムイオン電池の製造方法が記載されており、具体例として非水電解液リチウムイオン電池に定電流で充電、定電圧で充電、その後2.0Vまで放電するサイクルを0℃、10℃、20℃、30℃で各2回行ってリチウムイオン電池を作製した例が示されている。
さらに、特許文献5には、負極と正極と固体電解質を備えた固体電池に対して電池構成後の初回の充電を負極の電位が20mV以下となるように20時間以上行い、次いで放電する固体電池の製造方法が記載されているが、放電時の温度については記載がなく室温で充電していると推定される。
しかし、前記特許文献に記載の技術を固体電解質として硫化物固体電解質を用いた固体電解質電池の製造方法に適用しても、耐久後の容量低下や出力低下を抑制した固体電解質電池を得ることは困難である。
国際公開第97/30487号 特開平11−111267号公報 特開2002−367676号公報 国際公開第2013/118661号 特開2014−41783号公報
従って、本発明の目的は、耐久後の容量低下および/又は出力低下を抑制し得る硫化物固体電解質系の固体電解質電池の製造方法を提供することである。
本発明は、正極、負極、前記正極および負極の間に配置された硫化物固体電解質を有する電極体を外装内に封入した電池セルを組み立てるセル組立工程と、前記セル組立工程直後に前記電池セルを0℃以下の温度に冷却するとともに、前記温度にて10時間以上かけて(1/10)C以下の電流密度にて定電圧充電を行う初回充電工程を有する固体電解質電池の製造方法に関する。
本明細書において、耐久後の容量低下および/又は出力低下を抑制し得るとは、後述の実施例の欄に示す測定条件で、実施態様の製造方法により得られた電池について耐久試験を行った後に測定した容量および/又は電池抵抗の評価結果が比較例で得られた電池について同様に耐久試験を行った後に測定した評価結果に比べて同等以上であることを意味している。なお、前記の出力低下は電池抵抗の上昇を測定することによって評価した。
また、本発明において、セル組立工程直後とは、セル組立工程が終了して長時間放置することなくという意味であり、通常セル組立工程が終了して60分以内を意味する。
本発明によれば、耐久後の容量低下および/又は出力低下を抑制し得る硫化物固体電解質系の固体電解質電池を得ることができる。
図1は、本発明の実施態様の固体電解質電池の製造方法における初回充電工程およびその後の工程の一例を示す工程図である。 図2は、実施例および比較例で得られた固体電解質電池の耐久後の電池容量を比較して示すグラフである。 図3は、実施例および比較例で得られた固体電解質電池の耐久後の出力低下を評価するための電池抵抗の上昇を比較して示すグラフある。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を詳説する。
本発明の実施態様においては、(1)正極、負極、前記正極および負極の間に配置された硫化物固体電解質を有する電極体を外装内に封入して電池セルを組み立てるセル組立工程(電池セルパック組み工程ともいう)と、その後の図1に示す(2)セル組立工程後速やかに温度0℃以下の温度、例えば−20〜0℃の範囲の温度、典型的には0℃の恒温槽内に電池を移す→(3)セル表面が恒温槽と同じ温度になったのをトリガーに(1/10)C以下の低電流密度、例えば(1/20)C〜(1/10)Cの低電流密度、典型的には(1/10)Cの低電流密度で好適には一定電圧、例えば3.8〜4.1Vの範囲の定電圧で、定電流−定電圧で充電を開始→(4)低電流密度で3.8〜4.1Vの範囲の充電電圧で定電圧充電を10時間以上、例えば10〜240時間、典型的には120時間実施→(5)充電終了後、電池を恒温槽から出し電池温度を室温に戻す→(6)電池の表面温度が室温と同じになってから任意の下限電圧、典型的には3Vまで、好適には(1/3)C〜(1/2)C、典型的には(1/3)Cの定電流で、完放電→(7)以降、通常使用(例えば、充放電サイクルなど)によって、図2および図3に示すように、耐久後の容量低下および/又は出力低下を抑制し得る硫化物固体電解質系の固体電解質電池を得ることができる。
前記の工程のうち、(2)〜(4)の工程以外の工程は通常実施される工程であり、これに限定されず他の任意の工程を実施してもよい。
前記の工程(1)〜(4)を含む本発明の実施態様の製造方法により耐久後の容量低下および/又は出力低下を抑制し得る硫化物固体電解質系の固体電解質電池が得られる理論的な解明は十分にはされていないが、前記の工程(1)を含む工程の間、例えば原材料合成工程と(1)セル組立工程の間に電極内の固体電解質や活物質に付着した水分が、充電により電気化学的に効率的に分解されることによると考えられる。
前記の工程(3)、(4)の充電の際に電池の温度が0℃より高いと、図1および図2に示すように、耐久後の容量低下および/又は出力低下を抑制し得る硫化物固体電解質系の固体電解質電池を得ることができない。これは、固体電解質として硫化物固体電解質(以下、SEと略記することもある。)を用いると、SEは強い吸水性を有し、これがSEのLi伝導度低下や自己放電などを引き起こし、使用中、さらに電池内で吸着された水が拡散するあるいは熱によるエネルギーで水と硫化物固体電解質との反応が促進され失活が進み、却って耐久後の容量低下および/又は出力が低下するため考えられる。
また、前記充電の保持時間が10時間未満では、最初の電池に保有される水分が十分に分解されず、また、電流密度が(1/10)Cより高いと、水の分解時に発熱して水と硫化物固体電解質との反応が促進され失活が進む恐れがあり、いずれも好ましくないと考えられる。
なお、耐久後の容量低下および/又は出力低下を最も抑制し得る硫化物固体電解質系の固体電解質電池の製造方法としては、原材料合成工程とセル組立工程の間に混入する水分の量をゼロにすることであるが、硫化物固体電解質を水分から完全に遮断することは実質的に困難であり、実施するためには過大なコストを必要とすると考えられる。
本発明の実施態様における電極体は、例えば硫化物固体電解質を金型に収容したセルに入れ、プレスして固体電解質層を形成し、その片側に正極合剤を入れ、プレスして正極層を形成し、次いでその逆側に負極合剤を入れ、プレスして負極層を形成し、正極層および負極層に各々集電体を取付けて正極および負極とすることによって作製することができる。
あるいは、本発明の実施態様における電極体は、正極、固体電解質層が形成された負極を作製し、その際に正極および負極ともに両面塗工とし、負極/固体電解質層/正極の構成で積層し、最終プレス圧にて、例えばCIPによりプレスを行って作製することができる。
前記の正極集電体として金属箔、例えばSUS箔、Al箔を、前記の負極集電体として金属箔、例えばSUS箔、Cu箔を用い得る。
本発明の実施態様の電池セルは、前記の電極体を外装内に封入した電池を組み立てるセル組立工程として通常用いられる工程、例えば電極体を拘束治具にセットし、端子を繋いだ容器に投入し密閉して得ることができる。
前記の正極層に含有される正極活物質としては、Liを挿入することができる材料、例えばLi(NiCoAl1−a−b)O[a、bは1未満の任意の数字である。但し、a+b≦1]、Li(NiCoMn2−a−b)O[a、bは2未満の任意の数字である。但し、a+b≦2]など、例えばLiNi1/2Mn1/2、LiNi1/3Co1/3Mn1/3、LiNi3/5Co1/5Mn1/5、LiMn、LiNi1/2Mn3/2や、LiNiPO、LiMnPO、LiFe(PO、Li(PO等を挙げることができる。また、正極層に含有される固体電解質としては任意の硫化物固体電解質、例えばLiS:P=50:50〜100:0(質量比)となるようにLiSおよびPを混合して得られる硫化物固体電解質を用い得る。
また、正極層は結着用バインダー、例えばポリフッ化ビニリデンなどのフッ素含有樹脂や導電助剤、例えばアセチレンブラックなどを含有し得る。
前記の負極層に含有される負極活物質としては、Liを挿入することができる材料、例えばグラファイトなどの公知のカーボン系負極合材を用い得る。また、負極層に含有される固体電解質としては正極層に適用され得る硫化物固体電解質を用い得る。
また、負極層は結着用バインダー、例えばポリフッ化ビニリデンなどのフッ素含有樹脂や導電助剤、例えばアセチレンブラックなどを含有し得る。
前記の電解質層に用いられる硫化物固体電解質としては、LiS−SiS、LiI−LiS−SiS、liI−liS−P、LiI−LiS−B、LiPS、LiS−Pなど、好適にはLiS:P=50:50〜100:0(質量比)となるようにLiSおよびPを混合してメカニカルミリングして得られる硫化物固体電解質が挙げられる。
本発明の実施態様の固体電解質電池によれば、電極体の構成を実質的に変更することなく耐久後の容量低下および/又は出力低下を抑制し得る硫化物固体電解質系の固体電解質電池を製造し得る。
以下、本発明の実施例を示す。
以下の実施例は単に説明するためのものであり、本発明を限定するものではない。
実施例1
[1]固体電解質の合成
LiS(日本化学工業社)とP(アルドリッチ社)とを出発原料として、LiSを0.7656g、Pを1.2344g秤量し、メノウ乳鉢で5分間混合し、その後ヘプタンを入れ、遊星型ボールミルを用いて40時間メカニカルミリングして固体電解質を得た。
[2]電池の作製
正極活物質としてニッケルコバルトマンガン酸リチウムLiNi3/5Co1/5Mn1/5を用いた。活物質にはLiNbOの表面処理を施している。この正極活物質12.03mgと導電材カーボンとしてVGCF(昭和電工社)0.51mgおよび前記固体電解質を5.03mg秤量し混合したものを正極合剤とした。
負極活物質としてグラファイト(三菱化学社)9.06mgと前記固体電解質8.24mgを秤量し混合したものを負極合剤とした。
1cmのセラミックス製の型に固体電解質を18mg秤量し、1ton/cmでプレスしてセパレート層を作製し、その片側に正極合剤17.57mgを入れ、1ton/cmでプレスして正極を作製した。その逆側に負極合剤17.3mgを入れ、4ton/cmでプレスし、正極集電体としてアルミ箔を、負極集電体として銅箔を用いて電池を作製した。
[3]電池の充電
作製した電池を拘束治具にセットし、端子を繋いだ容器に投入し密閉した。次いで、電池の入った密閉容器を温度0℃の恒温槽内に設置した。電池の温度が0℃になったことを確認した後、定電流:(1/20)C、定電圧:3.8Vで定電流−定電圧充電を開始した。120時間の定電圧保持後に電池を恒温槽から取出し、電池を室温に戻した。
電池が室温に戻った後、定電流:(1/3)Cで3Vまで放電(完放電)し、目的の電池を得た。
[4]電池の耐久評価
得られた電池を60℃、3.0〜4.4Vの電圧範囲において定電流:2Cで充放電を1000サイクル行った。途中の800サイクル後の電池容量と電池抵抗を室温(25℃)にて測定した。
得られた結果を他の実施例および比較例とまとめて図2、図3に示す。
なお、図2および図3において、縦軸の値は、非水電解液電池での従来の技術における条件を用いて比較例1で得られた電池容量および電池抵抗を100%として他の例と比べた相対値(%表示)である。
実施例2
[3]の電池の充電条件を0℃、定電流:(1/20)C、定電圧:3.8Vでの定電流−定電圧充電から、0℃、定電流:(1/20)C、定電圧:4.0Vでの定電流−定電圧充電に変えた他は実施例1と同様にして、目的の電池を得た。
得られた電池について実施例1と同様にして耐久評価を行った。
得られた結果を他の例の結果とまとめて図2、図3に示す。
実施例3
[3]の電池の充電条件を0℃、定電流:(1/20)C、定電圧:3.8Vでの定電流−定電圧充電から、0℃、定電流:(1/20)C、定電圧:4.1Vでの定電流−定電圧充電に変えた他は実施例1と同様にして、目的の電池を得た。
得られた電池について実施例1と同様にして耐久評価を行った。
得られた結果を他の例の結果とまとめて図2、図3に示す。
比較例1
[3]の電池の充電条件を0℃、定電流:(1/20)C、定電圧:3.8Vでの定電流−定電圧充電から、60℃、定電流:(1/20)C、定電圧:3.8Vでの定電流−定電圧充電に変えた他は実施例1と同様にして、目的の電池を得た。
得られた電池について実施例1と同様にして耐久評価を行った。
得られた結果を他の例の結果とまとめて図2、図3に示す。
比較例2
[3]の電池の充電条件を0℃、定電流:(1/20)C、定電圧:3.8Vでの定電流−定電圧充電から、60℃、定電流:(1/20)C、定電圧:4.1Vでの定電流−定電圧充電に変えた他は実施例1と同様にして、目的の電池を得た。
得られた電池について実施例1と同様にして耐久評価を行った。
得られた結果を他の例の結果とまとめて図2、図3に示す。
比較例3
[3]の電池の充電条件を0℃、定電流:(1/20)C、定電圧:3.8Vでの定電流−定電圧充電から、80℃、定電流:(1/20)C、定電圧:3.8Vでの定電流−定電圧充電に変えた他は実施例1と同様にして、目的の電池を得た。
得られた電池について実施例1と同様にして耐久評価を行った。
得られた結果を他の例の結果とまとめて図2、図3に示す。
比較例4
[3]の電池の充電を実施しなかった他は実施例1と同様にして目的の電池を得た。
得られた電池について実施例1と同様にして耐久評価を行った。
得られた結果を他の例の結果とまとめて図2、図3に示す。
図2および図3から、本発明の製造方法によって得られた固体電解質電池は、耐久後の容量低下および電池抵抗の上昇、従って出力低下が抑制されていることが理解される。
本発明によって、耐久後の容量低下および/又は出力低下を抑制し得る固体電解質電池を得ることができる。

Claims (1)

  1. 正極、負極、前記正極および負極の間に配置された硫化物固体電解質を有する電極体を外装内に封入した電池セルを組み立てるセル組立工程と、前記セル組立工程直後に前記電池セルを0℃以下の温度に冷却するとともに、前記温度にて10時間以上かけて(1/10)C以下の電流密度にて定電圧充電を行う初回充電工程を有する固体電解質電池の製造方法。
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