JP6233039B2 - 半導体試験治具、測定装置、試験方法 - Google Patents

半導体試験治具、測定装置、試験方法 Download PDF

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Description

本発明は、複数の縦型半導体チップの試験に用いられる半導体試験治具、測定装置、及びその測定装置を用いた試験方法に関する。
特許文献1には、複数のICパッケージを試験中一括して取り扱える半導体搬送トレイ、及びその半導体搬送トレイを用いた検査装置が開示されている。特許文献1の検査装置の検査対象となるICパッケージは、ウエハから切り出された1個以上のベアチップをパッケージ化した、底面に凸状接触電極を有するものである。
特開2006−292727号公報
特許文献1に開示の検査装置では、上面電極と下面電極の間に縦方向に電流を流す縦型半導体チップの電気的特性を測定することができない。縦型半導体チップの特定部分に電流が集中して縦型半導体チップが高温になることを回避しつつ、複数の縦型半導体チップの電気的特性を同時に測定できる半導体試験治具、測定装置、及びその測定装置を用いた試験方法が待望されていた。
本発明は、上述のような課題を解決するためになされたもので、縦型半導体チップの特定部分に電流が集中することを回避でき、かつ複数の縦型半導体チップの電気的特性を同時に測定できる半導体試験治具、測定装置、及びその測定装置を用いた試験方法を提供することを目的とする。
本願の発明に係る半導体試験治具は、絶縁体で形成された基台と、絶縁体で形成された複数の枠が格子状に設けられ、該基台を複数のチップ設置部に区切るように該基台に固定された枠体と、該基台に互いに絶縁されるように埋め込まれた複数の金属部品と、該複数のチップ設置部は、それぞれ、平面視で該複数の金属部品のいずれか1つの金属部品が露出した導電部と、該基台が露出した絶縁部と、を有し、該枠体のうち、平面視で該絶縁部と隣接する部分に該金属部品を露出させる貫通孔が形成されたことを特徴とする。
本願の発明に係る測定装置は、絶縁体で形成された基台と、絶縁体で形成された複数の枠が格子状に設けられ、該基台を複数のチップ設置部に区切るように該基台に固定された枠体と、該基台に互いに絶縁されるように埋め込まれた複数の金属部品と、を備え、該複数のチップ設置部は、それぞれ、平面視で該複数の金属部品のいずれか1つの金属部品が露出した導電部と、該基台が露出した絶縁部と、を有し、該枠体のうち、平面視で該絶縁部と隣接する部分に該金属部品を露出させる貫通孔が形成された半導体試験治具と、該半導体試験治具をのせるステージと、該複数のチップ設置部のそれぞれに1つずつ設置された縦型半導体チップのうち少なくとも2つの縦型半導体チップを同時に測定する測定器と、を備えたことを特徴とする。
本願の発明に係る試験方法は、絶縁体で形成された基台と、絶縁体で形成された複数の枠が格子状に設けられ、該基台を複数のチップ設置部に区切るように該基台に固定された枠体と、該基台に互いに絶縁されるように埋め込まれた複数の金属部品と、を備え、該複数のチップ設置部は、それぞれ、平面視で該複数の金属部品のいずれか1つの金属部品が露出した導電部と、該基台が露出した絶縁部と、を有する半導体試験治具の該複数のチップ設置部に上面電極と下面電極を有する縦型半導体チップをのせて、該下面電極と該導電部を接触させる工程と、該半導体試験治具をステージにのせる工程と、該枠体のうち、平面視で該絶縁部と隣接する部分に該金属部品を露出させるように形成された貫通孔に第1プローブをとおして該第1プローブを該金属部品にあてつつ、第2プローブを該上面電極にあてて、該複数の縦型半導体チップの電気的特性を測定する工程と、を備えたことを特徴とする。
本発明によれば、縦型半導体チップの下面電極に接する金属部品を設置部ごとに設けたため、縦型半導体チップの特定部分に電流が集中することを回避でき、かつ複数の縦型半導体チップの電気的特性を同時に測定できる。
実施の形態1に係る半導体試験治具の平面図である。 図1のII−II破線における断面図である。 ステージの斜視図である。 測定器の斜視図である。 縦型半導体チップを示す図である。 測定時のプローブの配置を示す図である。 図6の平面図である。 変形例に係る半導体試験治具の一部断面図である。 実施の形態2に係る半導体試験治具の平面図である。 変形例に係る半導体試験治具の一部平面図である。 他の変形例に係る半導体試験治具の一部平面図である。 本発明の実施の形態3に係る半導体試験治具の平面図である。 図12のXIII-XIII破線における断面図である。 測定時の半導体試験治具等の一部断面図である。 図14の平面図である。 実施の形態4に係る半導体試験治具等の一部断面図である。 実施の形態5に係る半導体試験治具等の一部断面図である。 実施の形態6に係る半導体試験治具の平面図である。 図18のXIX−XIX破線における断面図である。 実施の形態7に係る半導体試験治具等の一部断面図である。
本発明の実施の形態に係る半導体試験治具、測定装置、及び試験方法について図面を参照して説明する。同じ又は対応する構成要素には同じ符号を付し、説明の繰り返しを省略する場合がある。
実施の形態1.
図1は、本発明の実施の形態1に係る半導体試験治具10の平面図である。半導体試験治具10は、絶縁体で形成された基台12を備えている。基台12の角には切り欠き部12aが形成されている。基台12の外周部分には4つの穴12bが形成されている。切り欠き部12aと穴12bは例えば基台12に対する機械加工により作成する。切り欠き部12aと4つの穴12bはまとめて位置合わせ部と称する。
基台12の上には枠体14がある。枠体14は基台12と一体的に形成されている。枠体14は、絶縁体で形成された複数の枠が格子状に設けられることで、基台12を複数のチップ設置部20に区切るものである。具体的には、枠体14は16個の枠を備えているので、16個のチップ設置部20が形成されている。1つのチップ設置部20は1つの縦型半導体チップを収容できる大きさである。枠体14には貫通孔14aが形成されている。貫通孔14aは、16個の枠のそれぞれに少なくとも1つずつ形成されている。
チップ設置部20には金属部品16が複数(4つ)形成されている。金属部品16は例えばアルミニウム又は銅で形成されている。金属部品16は、複数のチップ設置部20のうちの少なくとも2つのチップ設置部でつながっている。具体的には、1つの金属部品16は、y方向と平行方向に並んだ4つのチップ設置部20に設けられている。
金属部品16の形状等について図2を参照して説明する。図2は、図1のII−II破線における断面図である。複数の金属部品16は、互いに絶縁されるように基台12に埋め込まれている。複数のチップ設置部20は、それぞれ、平面視で複数の金属部品16のいずれか1つの金属部品16が露出した導電部22と、基台12が露出した絶縁部24を有している。導電部22と絶縁部24は1つの平坦面を形成している。
導電部22はチップ設置部20の左半分を占め、絶縁部24はチップ設置部20の右半分を占めている。このように定義すると、導電部22の僅かな領域において基台12が露出するが、その僅かな基台12の露出部分は絶縁部ではない。その僅かな基台12の露出部分をなくして金属部品を導電部22の全面で露出させてもよい。
導電部22は、洗浄又は研磨によりバリ又は突起を除去しフラットな面とすることで、縦型半導体チップにダメージを与えないようにすることが望ましい。
貫通孔14aは、枠体14のうち、絶縁部24と接する部分に形成されている。言い換えれば、枠体14の枠を構成する4つの直線部分のうち、金属部品16から最も遠い直線部分に貫通孔14aが形成されている。貫通孔14aの底面には金属部品16が露出している。金属部品16は、貫通孔14aの底面に露出する部分と、絶縁部24直下で基台12の中に埋め込まれた部分と、導電部22で露出する部分とを有する形状となっている。
貫通孔14aには電流を流すプローブを挿入するので、放電防止の観点から、貫通孔14aは枠体14の最も厚い部分に平面視で略円形に形成することが好ましい。枠体14には、チップ設置部20を囲むように斜面が形成されている。
図1の説明に戻る。前述のとおり、複数のチップ設置部20は、それぞれ、導電部22と絶縁部24を有している。導電部22と絶縁部24の境界線は、平面視で、複数のチップ設置部20のそれぞれを2等分するように複数のチップ設置部20のそれぞれの中央に位置している。
半導体試験治具10の作製方法について説明する。半導体試験治具10はインサート成形で作製する。具体的には、金型内に挿入した金属部品16の周りに樹脂で基台12及び枠体14を形成して、金属部品16と、基台12及び枠体14とを一体化することで、半導体試験治具10を作製する。このようにインサート成形することで容易に半導体試験治具10を作製できる。
図3は、半導体試験治具10をのせるステージ30の斜視図である。ステージ30は、平坦面32の角部に形成された平面視で3角形の突起部34と、平坦面32の上に形成された平面視で円形の4つの突起部36とを備えている。突起部34は突起部36よりも上方に長く伸びている。
図4は、測定器40の斜視図である。測定器40はプローブカード42を備えている。プローブカード42は、第1プローブ42aと、第1プローブ42aより短い4本の第2プローブ42bを備えている。第1プローブ42aと第2プローブ42bを第1プローブ群42Aと称する。
プローブカード42は、第3プローブ42cと、第3プローブ42cより短い4本の第4プローブ42dを備えている。第3プローブ42cと第4プローブ42dを第2プローブ群42Bと称する。プローブカード42は取り付け部44に固定されている。半導体試験治具10、ステージ30、及び測定器40で測定装置を構成している。
本発明の実施の形態1に係る試験方法について説明する。まず、図5を参照して、試験対象とする縦型半導体チップ50、51について説明する。縦型半導体チップ50、51は半導体ウエハをダイシングなどで個片化して形成されたものである。縦型半導体チップ50は、本体部50aと、本体部50aの上面側に形成された上面電極50bと、本体部50aの下面側に形成された下面電極50cを備えている。縦型半導体チップ50は、上面電極50bと下面電極50cの間に縦方向に電流を流すものである。縦型半導体チップ51も同様である。
最初の工程として、図5に示すように、複数のチップ設置部20に縦型半導体チップをのせる。具体的には、縦型半導体チップ50をチップ設置部20に導くガイドとして枠体14の斜面を利用して、チップ設置部20に縦型半導体チップ50をのせる。これにより、下面電極50cの半分は導電部22と接し、残り半分は絶縁部24と接する。この工程では、16個のチップ設置部20のすべてに1つずつ縦型半導体チップをのせる。
次いで、縦型半導体チップを搭載した半導体試験治具10をステージ30にのせる。このとき、半導体試験治具10の位置合わせ部を利用して、ステージ30の予め定められた場所に半導体試験治具10をのせる。具体的には、まず、切り欠き部12aをステージ30の突起部34の側面にあてて半導体試験治具10の方向を確定する。その後、半導体試験治具10をステージ30に近づけ、突起部36を穴12bに挿入する。このように、位置合わせ部を利用して半導体試験治具10をステージ30の予め定められた場所にのせることで、16個の縦型半導体チップを一括して予め定められた場所に位置決めする。
次いで、図6に示すように、第1プローブ42aを貫通孔14aを通して金属部品16にあてつつ、4本の第2プローブ42bを上面電極50bにあてる。第3プローブ42cを別の貫通孔14aを通して別の金属部品16にあてつつ、4本の第4プローブ42dを上面電極51bにあてる。これにより下面電極50cは金属部品16を介して第1プローブ42aに接続され、下面電極51cは別の金属部品16を介して第3プローブ42cに接続される。このように、第1プローブ群42Aを縦型半導体チップ50に電気的に接続し、第2プローブ群42Bを縦型半導体チップ51に電気的に接続する。
この状態で、第1プローブ42a及び第2プローブ42bに電流を印加し、第3プローブ42c及び第4プローブ42dに電流を印加し、2つの縦型半導体チップ50、51の電気的特性を同時に測定する。図6の矢印は電流の流れる方向を示す。第1プローブ42aから金属部品16に進んだ電流は、金属部品16内の導電部22と絶縁部24の境界まで進み、当該境界の周辺から下面電極50cに流れる。そして、下面電極50cから上面電極50bを経由して第2プローブ42bへ電流が流れる。第2プローブ群42B側についても同様である。
図7は、図6の平面図である。2本の第2プローブ42bは導電部22の直上に位置し、別の2本の第2プローブ42bは絶縁部24の直上に位置している。導電部22と絶縁部24の境界線から導電部22の直上の第2プローブ42bまでの最短距離と、当該境界線から絶縁部24の直上の第2プローブ42bまでの最短距離はほぼ等しい。すなわち、第1プローブ42aから4本の第2プローブ42bに至る電流経路長は均等になっている。そのため、矢印で示す電流は4本の第2プローブ42bに対してほぼ均等に分散されるので、縦型半導体チップ50内の電流分布はほぼ均一として縦型半導体チップ50の特定部分に電流が集中することを回避できる。第2プローブ群42B側についても同様である。なお、図7の矢印と逆方向に電流を流してもよい。
縦型半導体チップ50、51の試験を終えると、ステージ30を測定器40から離す。そして、縦型半導体チップ50、51以外の14個の縦型半導体チップについて、上記と同じ要領で試験を行う。このとき、基台12によって絶縁された2つの金属部品に電流を流すことができるように、同時測定する2つの縦型半導体チップを選択する。16個の縦型半導体チップ全てについての試験を行い、処理を終了する。
本発明の実施の形態1に係る半導体試験治具10によれば、基台12によって絶縁された2つの金属部品16に電流を流すことで、金属部品間の電流の回りこみを防止できる。つまり、同時に行う2つの測定のうちの一方の測定が他方の測定に影響を与えることを回避できる。よって、2つの縦型半導体チップの電気的特性を同時かつ正確に測定することができる。
半導体試験治具10は、基台12で絶縁された金属部品16を4つ有しているので、これらの金属部品に同時に電流を流してもよい。つまり、最大4個の縦型半導体チップを同時測定できる。このように、複数のチップ設置部20のそれぞれに1つずつ設置された縦型半導体チップのうち少なくとも2つの半導体チップを同時かつ正確に測定することができる。
しかも、縦型半導体チップの下面電極に対し金属部品を接触させ、その金属部品にプローブを接触させるので、ステージ30に電流を流すことは無い。そのため、例えばステージの側面からステージを経由して下面電極に電流を流す場合と比較して、複数の縦型半導体チップを流れる電流の経路長を短くかつ均一にできる。
図6に示すとおり、本発明の実施の形態1では、第1プローブ42aと縦型半導体チップ50の端部の距離が近く、第3プローブ42cと縦型半導体チップ51の距離が近い。この場合、プローブと縦型半導体チップの間での放電が懸念されるが、第1プローブ42aと第3プローブ42cは枠体14に覆われているので、放電を抑制できる。
図8は変形例に係る半導体試験治具の一部断面図である。貫通孔14aの底面と導電部22の上面が同じ高さとなっている。この場合、貫通孔に挿入するプローブの先端位置と上面電極にあてるプローブの先端位置の高さの差は、縦型半導体チップの厚みと等しくなるので、プローブの位置決めが容易になる。
基台12と枠体14は、絶縁体であれば特に限定されないが、例えばPPS材、PEEK材、又はPES材等の樹脂を材料とすることができる。例えば200℃以上の高温試験を行う場合、又は低温試験を行う場合は、耐熱性又は耐寒性を有するエンジニアリングプラスチックで基台と枠体14を作成することが望ましい。
半導体試験治具10はインサート成形で形成した。しかし、枠体と基台を別々に形成してそれらを組み立ててもよい。その場合、まず金属部品と基台をインサート成形にて作製する。その後、射出成形又は切削加工により作製された枠体を、ネジ止め又は嵌め合わせなどの方法により、基台に固定する。このように、枠体と基台を別部品とすると、不具合が生じた枠体又は基台を交換したり、枠体を取り外して洗浄等のメンテナンスをしたりすることが可能となる。
枠体と基台を別々に形成する場合において、金属部品と基台をインサート成形せず、基台に凹部を設けその凹部に金属部品を設置してもよい。この場合、絶縁部を形成するために金属部品の上にのせる絶縁体が必要になるが、その絶縁体を枠体と一体的に形成して、当該枠体を基台に固定することで、金属部品を基台に固定することができる。なお、絶縁部を形成する部分と枠体を別に形成してもよい。
半導体試験治具10のチップ設置部20の数は16個に限定されず適宜調整することができる。位置合わせ部は切り欠き部12aと穴12bに限定されず、例えば切り欠き、穴、凹部、又は凸部を適宜用いることができる。半導体試験治具10は縦型半導体チップの電気的特性を測定するためだけでなく、縦型半導体チップの搬送に用いることも可能である。貫通孔14aの開口径を大きくして、貫通孔14aに積層プローブなどの複数のプローブを通す構成としてもよい。
上面電極にあてるプローブ(第2プローブ42b又は第4プローブ42d)の数は複数であれば特に限定されない。ただし、縦型半導体チップ内の電流が特定部分に集中することを回避するためには、少なくとも1本のプローブを導電部22の直上に配置し、少なくとも1本のプローブを絶縁部24の直上に配置することが必要である。なお、これらの変形は以下の実施の形態に係る半導体試験治具、測定装置、及び試験方法にも応用できる。
以下の実施の形態に係る半導体試験治具、測定装置、及び試験方法については、実施の形態1との共通点が多いので、実施の形態1との相違点を中心に説明する。
実施の形態2.
図9は、本発明の実施の形態2に係る半導体試験治具100の平面図である。複数のチップ設置部20のそれぞれに、1つずつ金属部品102が設けられている。1つの金属部品102は、基台12によって他の金属部品102と絶縁されている。これにより、あるチップ設置部20の金属部品102に流れる電流が、別のチップ設置部20の金属部品102へ回り込むことを抑制できる。従って、16個の縦型半導体チップ全てを同時測定することが可能となる。
図10は、変形例に係る半導体試験治具の一部平面図である。導電部22と絶縁部24の境界線は、導電部22側に凸形状となっている。図10には縦型半導体チップとプローブも示されている。縦型半導体チップの上面には上面電極50bとゲート電極50dが形成されている。ゲート電極50dは、縦型半導体チップのうち貫通孔に近い部分に形成されている。一般的に、ゲート電極を有する縦型半導体チップを試験する場合、ゲート電極の近傍に電流が集中する。
本発明の実施の形態2では絶縁部24を導電部22側に凸になるようにしたので、ゲート電極50dに近い第2プローブ(近傍プローブ)42bに流れる電流の経路長は、ゲート電極50dから遠い第2プローブ(遠方プローブ)42bに流れる電流の経路長より長くなる。そのため、電流経路長だけを考えれば遠方プローブに電流が集中する。しかし、前述のとおり近傍プローブは遠方プローブよりも電流が流れやすくなっているので、結局、近傍プローブと遠方プローブの電流密度をほぼ等しくすることができる。
上記の特徴を失わない限り、絶縁部と導電部の平面形状を適宜変更することができる。図11は、他の変形例に係る半導体試験治具の一部平面図である。導電部と絶縁部の境界線は、絶縁部側に凸形状となっている。また、ゲート電極50dは縦型半導体チップのうち貫通孔14aと反対側に形成されている。近傍プローブ(左側の2本の第2プローブ42b)は遠方プローブ(右側の2本の第2プローブ42b)よりも導電部22と絶縁部24の境界から離れているので、近傍プローブに流れる電流の経路長は遠方プローブに流れる電流の経路長よりも長い。そのため、電流経路長だけを考えれば遠方プローブに電流が集中する。しかし、近傍プローブは遠方プローブよりも電流が流れやすくなっているので、結局、近傍プローブと遠方プローブの電流密度をほぼ等しくすることができる。
実施の形態3.
図12は、本発明の実施の形態3に係る半導体試験治具150の平面図である。複数のチップ設置部20のそれぞれに設けられた金属部品として、第1金属部品152と、基台12によって第1金属部品152と絶縁された第2金属部品154を有している。これにより、導電部は、第1金属部品152が露出した第1導電部22aと、第2金属部品154が露出した第2導電部22bを有している。
貫通孔として、複数の枠のそれぞれに、第1貫通孔14bと第2貫通孔14cが形成されている。第1貫通孔14bは第1金属部品152を露出させ、第2貫通孔14cは第2金属部品154を露出させている。
図13は、図12のXIII-XIII破線における断面図である。第1金属部品152の下面は露出している。第1金属部品152の側面の凸部152aと、基台12の側面の凹部12cが嵌め合わせられることで、位置ずれがないように第1金属部品152と基台12が組み立てられている。第2金属部品154は、第1金属部品と同じように下面が露出し、第1金属部品と同じように基台に嵌め合わされている。
このように半導体試験治具150は、部品の組み立てによって形成されているので、インサート成形の場合と比べて設計変更が容易であり、しかもいずれかの部品の不具合時にその部品の交換ができる。なお、金属部品(第1金属部品152、第2金属部品154)の基台12への固定方法は特に限定されず、例えば金属部品の側面に凹部を形成し基台の側面に凸部を形成してもよい。
図14は、測定時の半導体試験治具等の一部断面図である。金属部品(第1金属部品152、第2金属部品154)の下面が露出しているので、金属部品がステージ30と接している。そして、測定時にはステージ30から金属部品を介して縦型半導体チップ50を加熱する。
図15は、図14の平面図である。図15では、説明の便宜のために上面電極50bを破線で示している。第1貫通孔14bと第2貫通孔14cに1本ずつ第1プローブ42aが挿入されている。上面電極50bにあてられた4本の第2プローブ42bは、それぞれ、第1導電部22aの直上、第2導電部22bの直上、第1導電部22aと第1貫通孔14bの間、第2導電部22bと第2貫通孔14cの間に位置している。
電流は、第1貫通孔14bに挿入された第1プローブ42aから第1金属部品152及び縦型半導体チップを経由して2本の第2プローブに流れるとともに、第2貫通孔14cに挿入された第1プローブ42aから第2金属部品154及び縦型半導体チップを経由して別の2本の第2プローブに流れる。このように、第1金属部品152を経由する電流と第2金属部品154を経由する電流を生じさせることで、縦型半導体チップ内の電流分布を均一化することができる。
なお、1つのチップ設置部に設ける金属部品の数と、貫通孔の数は特に限定されない。
実施の形態4.
図16は、本発明の実施の形態4に係る半導体試験治具200等の一部断面図である。チップ設置部20の直下では金属部品202の下面が露出するが、貫通孔14aの直下では基台12の下面が露出している。その結果、金属部品202の下面の露出部分の面積と、縦型半導体チップ50の下面電極50cの面積がほぼ等しくなっている。
金属部品202の下面を露出させて金属部品202を加熱する場合、金属部品202から基台12及び枠体14への熱伝導を抑制するために、金属部品202の体積をできるだけ小さくすることが好ましい。本発明の実施の形態4では、貫通孔14aの直下で基台12が露出するので、貫通孔14aの直下で金属部品が露出する場合と比較して、金属部品の体積を小さくすることができる。従って、金属部品202から基台12及び枠体14への熱伝導を抑制し、これらの熱変形を防止できる。
実施の形態5.
図17は、本発明の実施の形態5に係る半導体試験治具250等の一部断面図である。基台252と金属部品254は嵌め合わせて固定されている。金属部品254の下面が基台252の下面よりも下方にある。つまり、金属部品254の下面のZ座標は、基台252の下面のZ座標よりもZ1だけ小さくなっている。これにより、熱源となるステージは金属部品254のみにあたり基台252にはあたらない。そのため、基台及び枠体への熱伝導を抑制できる。
半導体試験治具250は、以下のように組み立てられている。まず基台252と金属部品254を嵌め合わせて固定する。次に、金属部品254の凹部に絶縁体256を設ける。絶縁体256により絶縁部24が形成される。次に、一部が絶縁体256の上に位置する枠体258を基台252に固定する。これにより、絶縁体256を固定することができる。
実施の形態6.
図18は、本発明の実施の形態6に係る半導体試験治具300の平面図である。チップ設置部20には金属部品302が形成されている。チップ設置部20の殆どは金属部品302が露出した導電部22で占められている。導電部22を囲むように絶縁部24がある。
図19は、図18のXIX−XIX破線における断面図である。金属部品302は、第1部分302Aと、第2部分302Bと、第3部分302Cが一体的に形成されたものである。第1部分302Aは、貫通孔14aの底面に露出した部分である。また、第1部分302Aの下面も露出している。第2部分302Bは、第1部分302Aの上に第1部分302Aよりも狭い幅で形成された部分である。第3部分302Cは、第2部分302Bの上に、第2部分302Bよりも広い幅で形成された部分である。
試験時の電流は、第1部分302Aの貫通孔14aの底面に露出した部分から、第1部分302AをX負方向に進み、第2部分302Bでチップ設置部の中央部直下に誘導され、第3部分302Cを経由し縦型半導体チップに至る。この電流経路は、ここまでの実施の形態と同様に、各プローブに流れる電流の経路長を均一にするものである。さらに、縦型半導体チップの下面電極の殆どは金属部品302と接しているので、効率的に縦型半導体チップを昇温できる。
実施の形態7.
図20は、本発明の実施の形態7に係る半導体試験治具350等の一部断面図である。チップ設置部20に、導電部22と絶縁部24に接するように、金属プレート352が設けられている。金属プレート352と導電部22との間で位置ずれが発生することを防止するために、両者を嵌め合い構造で固定することが好ましい。
縦型半導体チップ50の下面電極50cの全面が金属プレート352に接する。従って、金属部品354の形状を図19の金属部品302のように複雑化させることなく、効率的に縦型半導体チップ50を加熱できる。
図19の金属部品302のように複雑な形状の金属部品はインサート成形が困難であるが、図20の金属部品354のように単純な形状の金属部品であれば、インサート成形が容易である。なお、金属プレート352と、導電部22及び絶縁部24との間に、導電性のペーストを設けて、金属プレート352と導電部22の電気的接続を確保することが好ましい。
貫通孔14aには、貫通孔14aの底面の金属部品354と接するように、導電性のスペーサ356が設けられている。スペーサ356の上面のZ座標は上面電極50bの上面のZ座標と一致している。従って、第1プローブと第2プローブの先端位置を一致させることができるので、先端位置の位置合わせが容易となる。
金属プレート352は、図19の第3部分302Cと同じく、縦型半導体チップの下面電極の大部分と接してその加熱を効率化するものである。従って、金属プレート352と第3部分302Cは、下面電極の半分以上と接する必要があるが、必ずしも下面電極全面と接する必要はない。
ここまでに説明した各実施の形態に係る半導体試験治具、測定装置、及び試験方法の特徴は適宜に組み合わせて用いてもよい。
10 半導体試験治具、 12 基台、 14 枠体、 14a 貫通孔、 14b 第1貫通孔、 14c 第2貫通孔、 16 金属部品、 20 チップ設置部、 22 導電部、 24 絶縁部、 30 ステージ、 40 測定器、 42a 第1プローブ、 42b 第2プローブ、 50 縦型半導体チップ、 50b 上面電極、 50c 下面電極、 102 金属部品、 152 第1金属部品、 154 第2金属部品、 202,254,302 金属部品、 352 金属プレート、 356 スペーサ

Claims (17)

  1. 絶縁体で形成された基台と、
    絶縁体で形成された複数の枠が格子状に設けられ、前記基台を複数のチップ設置部に区切るように前記基台に固定された枠体と、
    前記基台に互いに絶縁されるように埋め込まれた複数の金属部品と、
    前記複数のチップ設置部は、それぞれ、平面視で前記複数の金属部品のいずれか1つの金属部品が露出した導電部と、前記基台が露出した絶縁部と、を有し、
    前記枠体のうち、平面視で前記絶縁部と隣接する部分に前記金属部品を露出させる貫通孔が形成されたことを特徴とする半導体試験治具。
  2. 前記金属部品は、前記複数のチップ設置部のうちの少なくとも2つのチップ設置部でつながることを特徴とする請求項1に記載の半導体試験治具。
  3. 前記複数のチップ設置部のそれぞれに、1つずつ前記金属部品が設けられたことを特徴とする請求項1に記載の半導体試験治具。
  4. 前記導電部と前記絶縁部の境界線は、平面視で、前記複数のチップ設置部のそれぞれの中央に位置することを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の半導体試験治具。
  5. 前記導電部と前記絶縁部の境界線は、前記導電部側に凸形状となることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の半導体試験治具。
  6. 前記導電部と前記絶縁部の境界線は、前記絶縁部側に凸形状となることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の半導体試験治具。
  7. 前記貫通孔は、前記複数の枠のそれぞれに、第1貫通孔と第2貫通孔を有し、
    前記複数のチップ設置部のそれぞれに設けられた前記金属部品として、第1金属部品と、前記基台によって前記第1金属部品と絶縁された第2金属部品を有し、
    前記導電部は、前記第1金属部品が露出した第1導電部と、前記第2金属部品が露出した第2導電部を有し、
    前記第1貫通孔は前記第1金属部品を露出させ、
    前記第2貫通孔は前記第2金属部品を露出させることを特徴とする請求項1に記載の半導体試験治具。
  8. 前記金属部品の下面が露出したことを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項に記載の半導体試験治具。
  9. 前記貫通孔の直下では前記基台の下面が露出することを特徴とする請求項8に記載の半導体試験治具。
  10. 前記金属部品の下面が前記基台の下面よりも下方にあることを特徴とする請求項8又は9に記載の半導体試験治具。
  11. 前記金属部品は、
    前記貫通孔の底面に露出した第1部分と、
    前記第1部分の上に、前記第1部分よりも狭い幅で形成された第2部分と、
    前記第2部分の上に、前記第2部分よりも広い幅で形成された第3部分と、を備えたことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の半導体試験治具。
  12. 前記チップ設置部に、前記導電部と前記絶縁部に接するように設けられた金属プレートを備えたことを特徴とする請求項1〜11のいずれか1項に記載の半導体試験治具。
  13. 前記金属プレートと、前記導電部及び前記絶縁部との間には導電性のペーストが設けられたことを特徴とする請求項12に記載の半導体試験治具。
  14. 前記貫通孔の底面の前記金属部品と接するように、前記貫通孔に設けられた導電性のスペーサを備えたことを特徴とする請求項1〜13のいずれか1項に記載の半導体試験治具。
  15. 前記基台と前記枠体は一体的に形成されたことを特徴とする請求項1〜14のいずれか1項に記載の半導体試験治具。
  16. 絶縁体で形成された基台と、絶縁体で形成された複数の枠が格子状に設けられ、前記基台を複数のチップ設置部に区切るように前記基台に固定された枠体と、前記基台に互いに絶縁されるように埋め込まれた複数の金属部品と、を備え、前記複数のチップ設置部は、それぞれ、平面視で前記複数の金属部品のいずれか1つの金属部品が露出した導電部と、前記基台が露出した絶縁部と、を有し、前記枠体のうち、平面視で前記絶縁部と隣接する部分に前記金属部品を露出させる貫通孔が形成された半導体試験治具と、
    前記半導体試験治具をのせるステージと、
    前記複数のチップ設置部のそれぞれに1つずつ設置された縦型半導体チップのうち少なくとも2つの縦型半導体チップを同時に測定する測定器と、を備えたことを特徴とする測定装置。
  17. 絶縁体で形成された基台と、絶縁体で形成された複数の枠が格子状に設けられ、前記基台を複数のチップ設置部に区切るように前記基台に固定された枠体と、前記基台に互いに絶縁されるように埋め込まれた複数の金属部品と、を備え、前記複数のチップ設置部は、それぞれ、平面視で前記複数の金属部品のいずれか1つの金属部品が露出した導電部と、前記基台が露出した絶縁部と、を有する半導体試験治具の前記複数のチップ設置部に上面電極と下面電極を有する縦型半導体チップをのせて、前記下面電極と前記導電部を接触させる工程と、
    前記半導体試験治具をステージにのせる工程と、
    前記枠体のうち、平面視で前記絶縁部と隣接する部分に前記金属部品を露出させるように形成された貫通孔に第1プローブをとおして前記第1プローブを前記金属部品にあてつつ、第2プローブを前記上面電極にあてて、前記複数の縦型半導体チップの電気的特性を測定する工程と、を備えたことを特徴とする試験方法。
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