JP6231511B2 - 偏光フィルムの製造方法 - Google Patents
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Description
前記乾燥工程において、含水率が30重量%であるときの水の除去速度が0.01〜1.8重量%/秒である、ポリビニルアルコール系樹脂フィルムの製造方法。
前記乾燥工程において、含水率30〜10重量%の間における水の平均除去速度が0.01〜1.8重量%/秒である、ポリビニルアルコール系樹脂フィルムの製造方法。
前記ポリビニルアルコール系樹脂フィルムを延伸して延伸フィルムを得る工程と、
前記延伸フィルムから偏光フィルムを得る工程と、
を含む、偏光フィルムの製造方法。
本発明に係るポリビニルアルコール系樹脂フィルム(以下、ポリビニルアルコール系樹脂を「PVA系樹脂」ともいう。)の製造方法は、PVA系樹脂を含有する水溶液から水を除去して、当該PVA系樹脂を含有する層(膜)を形成することによってPVA系樹脂フィルムを得る乾燥工程を含む。
(1)基材フィルム上に上記水溶液を塗工して塗工層を形成する塗工工程S10、
(2)塗工層(膜状の水溶液)から水を除去してPVA系樹脂フィルムを得る乾燥工程S20、
をこの順で含む。
図2を参照して本工程は、基材フィルム30の少なくとも一方の面に、PVA系樹脂を含有する水溶液を塗工して塗工層6を形成することにより塗工フィルム100を得る工程である。基材フィルム30への塗工により塗工層6を形成し、この塗工層6からPVA系樹脂フィルム(PVA系樹脂層)を形成する方法は、薄膜のPVA系樹脂フィルム、ひいては薄膜の偏光フィルムを得やすい点で有利である。
ケン化度(モル%)=100×(水酸基の数)÷(水酸基の数+酢酸基の数)
で定義される。ケン化度は、JIS K 6726(1994)に準拠して求めることができる。ケン化度が高いほど、水酸基の割合が高いことを示しており、従って結晶化を阻害する酢酸基の割合が低いことを示している。
図3を参照して本工程は、塗工フィルム100が備える含水率が30重量%超である塗工層6から水を除去してPVA系樹脂フィルム(PVA系樹脂層)7とし、積層フィルム200を得る工程である。塗工層6の乾燥(水の除去)は、塗工フィルム100の加熱により行うことができるが、減圧などによる乾燥を併用してもよい。塗工フィルム100を加熱する方法としては、加温したロール(熱ロール)に塗工フィルム100を接触させる(抱きかける)方法、塗工フィルム100に熱風を吹きかける方法、又はこれらの組み合わせなどを挙げることができる。乾燥工程S20における乾燥温度は、例えば50〜200℃の範囲内であり、好ましくは60〜150℃の範囲内である。
除去速度V(30)=4〔重量%〕/(含水率が32重量%から28重量%になるのに要した時間〔秒〕) [a]
に従い、上記フィッティングカーブに基づいて算出される、含水率32〜28重量%の間における含水率減少量(すなわち4〔重量%〕)を、含水率が32重量%から28重量%になるのに要した時間〔秒〕で除した値として求められる。
平均除去速度Vave(30−10)=20〔重量%〕/(含水率が30重量%から10重量%になるのに要した時間〔秒〕) [b]
に従い、上記フィッティングカーブに基づいて算出される、含水率30〜10重量%の間における含水率減少量(すなわち20〔重量%〕)を、含水率が30重量%から10重量%になるのに要した時間〔秒〕で除した値として求められる。
含水率={(初期重量−処理後重量)/初期重量}×100 [c]
に基づいて含水率を測定する方法である。
1)検量線作成用のフィルムサンプルの塗工層に水以外の揮発成分(例えばアルコール等)が含まれる場合には、上記式[c]で得られる含水率は、当該揮発成分の揮発による重量減少分を含むものとなる。従ってこの場合、上記式[c]に基づいて正確な含水率を得るためには、当該重量減少分を差し引く補正を行う必要がある。好ましくは、検量線作成用のフィルムサンプルには、水以外の揮発成分を含まない、又はほとんど含まないものを用いる。
本発明に係る偏光フィルムの製造方法は、上記本発明に係るPVA系樹脂フィルムの製造方法によって得られるPVA系樹脂を原料フィルムとして偏光フィルムを製造するものである。この製造方法によれば、偏光性能の高い偏光フィルムを得ることができる。
(1)積層フィルムを延伸して延伸フィルムを得る延伸工程S30、
(2)延伸フィルムのPVA系樹脂フィルム(PVA系樹脂層)を二色性色素で染色して偏光フィルム(偏光子層)を形成することにより偏光性積層フィルムを得る染色工程S40、
を含む方法であることができる。偏光性積層フィルムは、基材フィルムとその上に積層された偏光フィルムとを有する積層フィルム(すなわち基材フィルムに支持された偏光フィルム)である。
(3)偏光性積層フィルムの偏光フィルム上に第1保護フィルムを貼合して保護フィルム付偏光性積層フィルムを得る第1貼合工程S50、
に供すれば、保護フィルム付偏光性積層フィルムを得ることができる。
(4)保護フィルム付偏光性積層フィルムから基材フィルムを剥離除去して片面保護フィルム付偏光板を得る剥離工程S60、
に供すれば、片面保護フィルム付偏光板を得ることができ、これをさらに下記工程:
(5)片面保護フィルム付偏光板の偏光フィルム面に第2保護フィルムを貼合する第2貼合工程S70、
に供すれば、両面保護フィルム付偏光板を得ることができる。
図5を参照して本工程は、基材フィルム30及びPVA系樹脂フィルム7からなる積層フィルム200を延伸して、延伸された基材フィルム30’及びPVA系樹脂フィルム7’からなる延伸フィルム300を得る工程である。延伸処理は通常、一軸延伸である。積層フィルム200は、基材フィルム30の両面にPVA系樹脂フィルム7が積層されたものであってもよい。
図6を参照して本工程は、延伸フィルム300のPVA系樹脂フィルム7’を二色性色素で染色してこれを吸着配向させ、偏光フィルム(偏光子層)5とする工程である。本工程を経て基材フィルム30’の片面又は両面に偏光フィルム5が積層された偏光性積層フィルム400が得られる。
図7を参照して本工程は、偏光性積層フィルム400の偏光フィルム5上、すなわち、偏光フィルム5の基材フィルム30’側とは反対側の面に第1接着剤層15を介して第1保護フィルム10を貼合することで保護フィルム付偏光性積層フィルム500を得る工程である。
図8を参照して本工程は、保護フィルム付偏光性積層フィルム500から基材フィルム30’を剥離除去して片面保護フィルム付偏光板1を得る工程である。偏光性積層フィルム400が基材フィルム30’の両面に偏光フィルム5を有し、これら両方の偏光フィルム5に第1保護フィルム10を貼合した場合には、この剥離工程S60により、1枚の偏光性積層フィルム400から2枚の片面保護フィルム付偏光板1が得られる。
図9を参照して本工程は、片面保護フィルム付偏光板1の偏光フィルム5上、すなわち第1貼合工程S50にて貼合した第1保護フィルム10とは反対側の面に、さらに第2接着剤層25を介して第2保護フィルム20を貼合し、両面保護フィルム付偏光板2を得る工程である。第2接着剤層25を介した第2保護フィルム20の貼合は、第1保護フィルム10の貼合と同様にして行うことができる。第2保護フィルム20及び第2接着剤層25の構成や材質については、それぞれ第1保護フィルム10及び第1接着剤層15についての記載が引用される。
除去速度V(30)及び平均除去速度Vave(30−10)は、乾燥工程開始からの経過時間に対して塗工層の含水率をプロットして得られる含水率の減少曲線(フィッティングカーブ)から、それぞれ上記式[a]、[b]に従って算出した。含水率の測定データの取得は2重量%の間隔で行った。塗工層の含水率の測定には、(株)CHINO製のIR水分率計(赤外線多成分計)「IRMA−5162S」を用いた。
含水率={[(1)の測定値−(2)の測定値]/[(1)の測定値−(3)の測定値]}×100 [c’]
に従って乾燥重量法による含水率を求めた。下記式[c’]と上記式[c]とは同義である。
(2)105℃×2時間の乾燥処理後の塗工フィルムの重量を測定、
(3)塗工層を剥離除去し、残る基材フィルムの重量を測定。
(1)プライマー層形成工程
PVA粉末(日本合成化学工業(株)製の「Z−200」、平均重合度1100、ケン化度99.5モル%)を95℃の熱水に溶解し、濃度3重量%のPVA水溶液を調製した。得られた水溶液に架橋剤(田岡化学工業(株)製の「スミレーズレジン650」)をPVA粉末6重量部に対して5重量部の割合で混合して、プライマー層形成用塗工液を得た。
PVA粉末((株)クラレ製の「PVA124」、平均重合度2400、ケン化度98.0〜99.0モル%)を95℃の熱水に溶解し、濃度7.5重量%のPVA水溶液を調製した。上記(1)で作製したプライマー層を有する基材フィルムのプライマー層表面にダイコーターを用いて上記濃度7.5重量%のPVA水溶液を塗工し、厚み130μmの塗工層を形成した(塗工工程)。
上記(2)で作製した積層フィルムに対し、フローティングの縦一軸延伸装置を用いて160℃で5.3倍の自由端一軸延伸を実施し、延伸フィルムを得た。延伸後のPVAフィルムの厚みは5.1μmであった。
上記(3)で作製した延伸フィルムを、ヨウ素とヨウ化カリウムとを含む30℃の染色水溶液(水100重量部あたりヨウ素を0.6重量部、ヨウ化カリウムを10.0重量部含む。)に約180秒間浸漬してPVAフィルムの染色処理を行った後、10℃の純水で余分な染色水溶液を洗い流した。
上記(4)で作製した偏光性積層フィルムの偏光フィルム上に、紫外線硬化性接着剤(ADEKA(株)製の「KR−75T」)からなる接着剤層を介して、保護フィルム〔トリアセチルセルロース(TAC)からなる透明保護フィルム(コニカミノルタオプト(株)製の「KC−2UAW」)〕を貼合した。次いで、高圧水銀ランプを用いて紫外線を照射することにより接着剤層を硬化させて、保護フィルム付偏光性積層フィルムを得た(第1貼合工程)。その後、得られた保護フィルム付偏光性積層フィルムから基材フィルムを剥離除去して、片面保護フィルム付偏光板を得た(剥離工程)。
得られた片面保護フィルム付偏光板について、吸光光度計(日本分光(株)製の「V7100」)を用いて、視感度補正単体透過率Ty及び視感度補正偏光度Pyを測定した。測定にあたっては、偏光フィルム側に入射光が照射されるように片面保護フィルム付偏光板サンプルをセットした。Ty及びPyの測定結果を表1に示す。偏光性能は良好であった。
熱風の風速を調整することにより、乾燥工程における除去速度V(30)及び平均除去速度Vave(30−10)を表1に示されるとおりとしたこと以外は実施例1と同様にして片面保護フィルム付偏光板を作製した。Ty及びPyの測定結果を表1に示す。偏光性能はいずれも良好であった。
実施例1と同様にして乾燥工程を行い、PVAフィルムの最終含水率W2が4.86重量%である積層フィルムを得た。この積層フィルムを25℃55%RHの環境下で数時間静置した後、さらに80℃の熱風を吹き付けながら、含水率が1.05重量%になるまで追加の乾燥を実施した。その後は実施例1と同様にして延伸工程、染色工程、貼合工程及び剥離工程を行い、片面保護フィルム付偏光板を得た。
熱風の風速を調整することにより、乾燥工程における除去速度V(30)及び平均除去速度Vave(30−10)を表1に示されるとおりとしたこと以外は実施例1と同様にして片面保護フィルム付偏光板を作製した。Ty及びPyの測定結果を表1に示す。偏光性能はいずれも実施例1に比べて劣るものであった。
比較例2と同様にして乾燥工程を行い、PVAフィルムの最終含水率W2が4.05重量%である積層フィルムを得た。この積層フィルムを25℃55%RHの環境下で数時間静置した後、さらに80℃の熱風を吹き付けながら、含水率が1.05重量%になるまで追加の乾燥を実施した。その後は比較例2と同様にして延伸工程、染色工程、貼合工程及び剥離工程を行い、片面保護フィルム付偏光板を得た。
比較例3と同様にして乾燥工程、ついで追加の乾燥を行い、PVAフィルムの含水率が1.05重量%である積層フィルムを得た後、この積層フィルムを25℃70%RHの環境下でに置くことでPVAフィルムの含水率を5.05重量%まで高める吸湿処理(再調湿処理)を行った。その後は比較例3と同様にして延伸工程、染色工程、貼合工程及び剥離工程を行い、片面保護フィルム付偏光板を得た。
Claims (1)
- ポリビニルアルコール系樹脂フィルムを得る工程と、
前記ポリビニルアルコール系樹脂フィルムを延伸して延伸フィルムを得る工程と、
前記延伸フィルムから、厚みが10μm以下である偏光フィルムを得る工程と、
を含む、偏光フィルムの製造方法であって、
前記ポリビニルアルコール系樹脂フィルムを得る工程は、
ポリビニルアルコール系樹脂を含有し、含水率が30重量%を超える水溶液の塗工層を基材フィルム上に形成する工程と、
前記塗工層から水を除去する乾燥工程を含み、
前記乾燥工程において、含水率が30重量%であるときの水の除去速度が0.01〜1.65重量%/秒であり、かつ、含水率30〜10重量%の間における水の平均除去速度が0.01〜1.65重量%/秒である、偏光フィルムの製造方法。
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