JP6230105B2 - 健康増進具 - Google Patents
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Description
[健康増進具の構成]
図1は、実施の形態1の健康増進具の構成を示す平面図であり、図2は、その構成を示す底面図である。また、図3は、図1のIII−III線断面図である。なお、以下では、説明の便宜上、図1における上側を後側、同じく下側を前側とそれぞれ規定する。すなわち、図1における上下方向を健康増進具1の前後方向と規定する。
以下、上述したように構成された本実施の形態の健康増進具1の使用方法について説明する。
使用者はまず、布製シート10の外周部12の裏面に仮着されている第1剥離紙16Aを剥がして粘着層15を露出させ、例えば前腕部における任意の位置の皮膚表面に外周部12を貼り付ける。これにより、外周部12が使用者の皮膚表面に密着して固定される。なお、この場合、布製シート10の長さ方向と使用者の前腕部の周方向とを合わせたり、同じく前腕部の長さ方向とを合わせたり等、任意の方向に外周部12を取り付けることができる。
図6は、実施の形態1の健康増進具の変形例の構成を示す平面図である。図6に示すように、この変形例では、舌片部13の先端と、目印として機能する外周部12の内周の前側の短辺14とに、所定幅の帯状の着色領域が同色で印刷されている。この変形例の場合、使用者は、それぞれの着色領域が対向して近接するように舌片部13を伸長させることになる。この場合、舌片部13の先端の取付位置が視覚的に確認しやすくなるため、舌片部13の位置合わせを容易に行うことができる。なお、ここでは、外周部12の内周の短辺14及び舌片部13の先端における着色領域が同色で印刷されているが、外周部12及び舌片部13の他の領域と異なる色で印刷されていればよく、両着色領域が異なる色であってもよい。また、印刷以外の方法で着諸領域が形成されていてもよい。
[健康増進具の構成]
図7は、実施の形態2の健康増進具の構成を示す平面図である。図7に示すとおり、実施の形態2の健康増進具2は、実施の形態1の場合と同様に、開口部21、外周部22、及び舌片部23を具備する布製シート20で構成されている。ここで、舌片部23は、その先端に向かうにしたがって細くなるように長さ方向に対して所定の角度傾斜した傾斜部分を有しており、全体として台形状をなしている。なお、この健康増進具2においても、実施の形態1の場合と同様に粘着層が形成され、その裏面に剥離紙が仮着されている。また、図7においても、開口部21のうち舌片部23によって隠れた部分は破線で示されている。
使用者は、実施の形態1の場合と同様にして本実施の形態の健康増進具2を前腕部等に装着する。すなわち、使用者は、外周部22の裏面を皮膚表面に貼り付け、その後、舌片部23を、その先端の端縁が外周部22の内周の短辺24の端縁に対向して近接する位置に到達するまで伸長させた後、開口部21内に露出している使用者の皮膚表面に舌片部23の裏面を貼り付ける。
[健康増進具の構成]
図8は、実施の形態3の健康増進具の構成を示す平面図である。図8に示すとおり、実施の形態3の健康増進具3は、実施の形態1の場合と同様に、開口部31、外周部32、及び舌片部33を具備する細長い矩形状の布製シート30で構成されている。ここで、舌片部33は、外周部32の内周の後側の短辺に接続され、前方に延びるように設けられている第1舌片部33Aと、同じく前側の短辺に接続され、後方に延びるように設けられている第2舌片部33Bとで構成されている。図8に示すように、本実施の形態では、第1舌片部33Aの長さが第2舌片部33Bよりも少し大きくなっている。また、これらの第1舌片部33A及び第2舌片部33Bの長さを足し合わせると外周部32の内周の長さよりも少し小さくなっている。そのため、第1舌片部33Aと第2舌片部33Bとは重ならず、それぞれの先端の端縁が対向するように配されている。なお、図8において、開口部31のうち第1舌片部33A及び第2舌片部33Bによって隠れた部分は破線で示されている。
使用者はまず、実施の形態1の場合と同様にして、外周部32の裏面を前腕部等の皮膚表面に貼り付ける。次に、使用者は、第2舌片部33Bを把持し、その先端が第2着色領域34B,34Bの位置に到達するまで第2舌片部33Bを後方に伸長させた後、開口部31内に露出している使用者の皮膚表面に第2舌片部33Aの裏面を貼り付ける。さらに、使用者は、第1舌片部33Aを把持し、その先端が第1着色領域34A,34Aの位置に到達するまで第1舌片部33Aを前方に伸長させた後、第2舌片部33Bの表面及び皮膚表面に第1舌片部33Aの裏面を貼り付ける。その結果、図9に示すように、開口部31の大部分が塞がれ、且つ第2舌片部33Bと第1舌片部33Aとがこの順に一部重なった状態で、第1舌片部33A及び第2舌片部33Bが固定される。
[健康増進具の構成]
図11は、実施の形態4の健康増進具の構成を示す平面図である。図11に示すとおり、実施の形態4の健康増進具4は、実施の形態2の場合と同様に、開口部41、外周部42、第1舌片部43A、第2舌片部43B、第1着色領域44A及び第2着色領域44Bを具備する布製シート40で構成されている。ここで、第1舌片部43A及び第2舌片部33Bは、その先端に向かうにしたがって細くなるように長さ方向に対して所定の角度傾斜した傾斜部分を有しており、全体として台形状をなしている。なお、この健康増進具4においても、実施の形態3の場合と同様に粘着層が形成され、その裏面に剥離紙が仮着されている。また、図11においても、開口部41のうち第1舌片部43A及び第2舌片部43Bによって隠れた部分は破線で示されている。
[健康増進具の構成]
図12は、実施の形態5の健康増進具の構成を示す平面図である。図12に示すとおり、実施の形態5の健康増進具5は、伸縮性を有する略正方形状の布製シート50で構成されている。この布製シート50は、その外周よりも一回り小さい略正方形状の開口を形成する開口部51と、開口部51を囲む外周部52と、外周部52の内周の各辺に接続され、開口部51内方に向かって延びるように形成された4つの舌片部53,53,53,53とを備えている。各舌片部53は、台形状をなしており、その下底部分が外周部52の内周の各辺に接続されている。各舌片部53の下底から上底までの長さ(台形の高さ)は、開口部51の長さの4分の1から3分の1程度となっている。なお、図12において、開口部51のうち4つの舌片部53,53,53,53によって隠れた部分は破線で示されている。
使用者はまず、実施の形態1の場合と同様にして、外周部52の裏面を前腕部等の皮膚表面に貼り付ける。次に、使用者は、4つの舌片部53,53,53,53のうちの1つを把持し、その先端が開口部51の中央付近に到達するまで当該舌片部53を伸長させた後、開口部51内に露出している使用者の皮膚表面に当該舌片部53の裏面を貼り付ける。また、使用者は、上記のようにして貼り付けた舌片部53と対向する位置にある舌片部53を把持し、同様にして伸長させてからその裏面を皮膚表面に貼り付ける。次に、使用者は、残りの2つの舌片部53,53のうちの1つを把持し、その先端が開口部51の中央付近に到達するまで当該舌片部53を伸長させた後、その裏面を、先に固定された2つの舌片部53,53の表面及び皮膚表面に貼り付ける。さらに、使用者は、残りの1つの舌片部53を把持し、同様にして伸長させてからその裏面を先に固定された2つの舌片部53,53の表面及び皮膚表面に貼り付ける。
図13乃至図15は、実施の形態5の健康増進具の変形例を示す平面図である。なお、これらの図13乃至図15においても、各開口部のうち各舌片部によって隠された部分は破線で示されている。
図13に示すように、第1の変形例である健康増進具6は、伸縮性を有する六角形状の布製シート60で構成されており、この布製シート60は、その外周よりも一回り小さい六角形状の開口を形成する開口部61と、開口部61を囲む外周部62と、外周部62の内周の各辺に接続され、開口部61内方に向かって延びるように形成された6つの舌片部63,63,63,63,63,63とを備えている。各舌片部63は、台形状をなしており、その下底部分が外周部62の内周の各辺に接続されている。各舌片部63の下底から上底までの長さ(台形の高さ)は、開口部61の長さの4分の1から3分の1程度となっている。
上述した各実施の形態では、舌片部の長さが開口部のサイズに合わせて一定の範囲に規定されているが、本発明はその範囲に限定されるわけではない。舌片部の長さは、布製シートの伸縮率、及び使用者に与える刺激の強さ等に応じて適宜設定することが可能である。また、舌片部の形状についても、その他の多角形状又は円形状など、様々な変形が可能である。
10,20,30,40,50,60,70,80 布製シート
11,21,31,41,51,61,71,81 開口部
12,22,32,42,52,62,72,82 外周部
13,23,33,43,53,63,73,83 舌片部
15 粘着層
16 剥離紙
17 ミシン目
34A,44A 第1着色領域
34B,44B 第2着色領域
Claims (4)
- 伸縮性を有し、裏面に粘着層が設けられた布製シートを備える健康増進具であって、
前記布製シートが、所定形状の開口部と、当該開口部を囲み、使用者の皮膚表面に貼着される外周部と、当該外周部に接続され、当該開口部内方に伸長されて当該布製シートの表面及び/又は前記皮膚表面に貼着される舌片部とを具備し、
前記外周部には、前記舌片部の先端の貼着位置を示す目印部が形成されている、
健康増進具。 - 前記布製シートが、互いに異なる方向に伸長されて当該布製シートの表面及び/又は前記皮膚表面に貼着される複数の前記舌片部を具備している、
請求項1に記載の健康増進具。 - 一の前記舌片部が伸長されて他の前記舌片部の表面に貼着するように構成されている、
請求項2に記載の健康増進具。 - 前記舌片部が、前記開口部内方に向かうにしたがって幅狭となる台形状をなしている、
請求項1又は2に記載の健康増進具。
Priority Applications (1)
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JP2013228246A JP6230105B2 (ja) | 2013-11-01 | 2013-11-01 | 健康増進具 |
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---|---|---|---|
JP2013228246A JP6230105B2 (ja) | 2013-11-01 | 2013-11-01 | 健康増進具 |
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JP2015085102A JP2015085102A (ja) | 2015-05-07 |
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Family
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Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2013228246A Active JP6230105B2 (ja) | 2013-11-01 | 2013-11-01 | 健康増進具 |
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-
2013
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