JP6230029B2 - 光学デバイスのインパルスレスポンス測定装置および測定方法 - Google Patents
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Description
[一実施形態]
(構成)
図1は、この発明の一実施形態に係る光学デバイスのインパルスレスポンス測定装置の構成を示すブロック図であり、1はプローブパルスレーザ光源、2は被測定デバイス、3はローカルパルスレーザ光源をそれぞれ示している。
次に、以上のように構成されたインパルスレスポンス測定装置の動作を説明する。
先ず、第1の光90度ハイブリッド7−1に着目する。プローブパルス光P2とローカルパルス光P3とのスペクトルは重なり合っているものとして、プローブパルス光P2とローカルパルス光P3との干渉を考える。
S1 exp(−Δθ)=h(t) (19)
以上詳述したように一実施形態では、プローブパルス光P2とローカルパルス光P3との間の相対的な位相雑音を共通のCW光との干渉を用いて測定し、インパルスレスポンス解析部10の信号処理によってプローブパルス光P2とローカルパルス光P3との間の相対的な位相雑音を補償することで、被測定デバイス2のインパルスレスポンスを測定するようにしている。このため、狭線幅レーザをマスターレーザとして、プローブパルスレーザ光源1とローカルパルスレーザ光源3とを同期させる必要がなくなる。また、信号処理によって、プローブパルス光P2とローカルパルス光P3との間の相対的な位相雑音を補償するため、狭線幅レーザのコヒーレンスによって被測定デバイスの長さが制限されることもなくなる。
前記実施形態では、CW光源4と第2の光90度ハイブリッド7−2との間と、CW光源4と第3の光90度ハイブリッド7−3との間の光路長差をゼロにするために、両方の光路に光路長調整部6−1,6−2を配置した。しかし、いずれか一方の光路にのみ光路長調整部を配置して光路長差を無くすようにしてもよい。
Claims (4)
- プローブパルスレーザ光源から出力されたプローブパルス光を被測定光学デバイスに入力し、当該被測定光学デバイスから出力されたプローブパルス光とローカルパルスレーザ光源から出力されたローカルパルス光とを干渉させ、その干渉信号をもとに前記被測定光学デバイスのインパルスレスポンスを測定する、光学デバイスのインパルスレスポンス測定装置であって、
前記被測定光学デバイスから出力されたプローブパルス光および前記ローカルパルス光をそれぞれ二分岐する光分岐部と、
前記二分岐された各パルス光の一方を互いに干渉させ、目的とする干渉信号を出力する第1の光干渉部と、
前記二分岐された各パルス光の他方をそれぞれ共通の連続発振光源から出力された連続発振光と干渉させ、参照用の第1及び第2の干渉信号を出力する第2および第3の光干渉部と、
前記第2および第3の光干渉部から出力された参照用の第1及び第2の干渉信号をもとに、前記プローブパルス光とローカルパルス光との間の相対的な位相雑音を算出し、当該算出された位相雑音に基づいて前記目的とする干渉信号に含まれる位相雑音を補償し、当該補償された干渉信号をもとに前記被測定光学デバイスのインパルスレスポンスを求める信号処理部と
を具備することを特徴とする光学デバイスのインパルスレスポンス測定装置。 - 前記信号処理部は、
前記第2の光干渉部から出力された参照用の第1の干渉信号から、前記プローブパルス光と連続発振光との相対的な位相雑音を算出する手段と、
前記第3の光干渉部から出力された参照用の第2の干渉信号から、前記ローカルパルス光と連続発振光との相対的な位相雑音を算出する手段と、
前記第1の干渉信号から算出された相対的な位相雑音から、前記第2の干渉信号から算出された相対的な位相雑音を減算することで、前記プローブパルス光とローカルパルス光との間の相対的な位相雑音を算出する手段と、
前記算出された前記プローブパルス光とローカルパルス光との間の相対的な位相雑音に基づいて、前記目的とする干渉信号に含まれる位相雑音を補償し、当該補償された干渉信号をもとに前記被測定光学デバイスのインパルスレスポンスを求める手段と
を備えることを特徴とする請求項1記載の光学デバイスのインパルスレスポンス測定装置。 - プローブパルスレーザ光源から出力されたプローブパルス光を被測定光学デバイスに入力し、当該被測定光学デバイスから出力されたプローブパルス光とローカルパルスレーザ光源から出力されたローカルパルス光とを干渉させ、その干渉信号をもとに前記被測定光学デバイスのインパルスレスポンスを測定する、光学デバイスのインパルスレスポンス測定方法であって、
前記被測定光学デバイスから出力されたプローブパルス光および前記ローカルパルス光をそれぞれ二分岐する工程と、
前記二分岐された各パルス光の一方を互いに干渉させ、目的とする干渉信号を出力する工程と、
前記二分岐された各パルス光の他方をそれぞれ共通の連続発振光源から出力された連続発振光と干渉させ、参照用の第1及び第2の干渉信号を出力する工程と、
前記出力された参照用の第1及び第2の干渉信号をもとに、前記プローブパルス光とローカルパルス光との間の相対的な位相雑音を算出し、当該算出された位相雑音に基づいて前記目的とする干渉信号に含まれる位相雑音を補償し、当該補償された干渉信号をもとに前記被測定光学デバイスのインパルスレスポンスを求める信号処理工程と
を具備することを特徴とする光学デバイスのインパルスレスポンス測定方法。 - 前記信号処理工程は、
前記出力された参照用の第1の干渉信号から、前記プローブパルス光と連続発振光との相対的な位相雑音を算出する工程と、
前記出力された参照用の第2の干渉信号から、前記ローカルパルス光と連続発振光との相対的な位相雑音を算出する工程と、
前記第1の干渉信号から算出された相対的な位相雑音から、前記第2の干渉信号から算出された相対的な位相雑音を減算することで、前記プローブパルス光とローカルパルス光との間の相対的な位相雑音を算出する過程と、
前記算出された前記プローブパルス光とローカルパルス光との間の相対的な位相雑音に基づいて、前記目的とする干渉信号に含まれる位相雑音を補償し、当該補償された干渉信号をもとに前記被測定光学デバイスのインパルスレスポンスを求める工程と
を備えることを特徴とする請求項3記載の光学デバイスのインパルスレスポンス測定方法。
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