JP6228817B2 - 建具 - Google Patents

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本発明は、ドア等の建具に関する。
特許文献1には、表パネルと裏パネルとの間の四周に力骨を設けた戸と、戸に対向する枠の見付け面との間にタイト材を設けた建具が開示されている。
実公昭60−23432号公報
しかし、特許文献1の建具では、火災時に戸が熱反りしてタイト材から離れ、枠との間に隙間が生じ、その隙間から火炎が噴出して延焼するおそれがあった。
そこで、本発明は、タイト材が離れる方向の熱反りを抑制して、戸と枠との間に隙間が生じるのを防止できる建具の提供を目的とする。
請求項1に記載の発明は、枠と、戸と、タイト材を備え、枠は、戸先側に戸の見付け面に対向する戸先側見付け面部を有し、タイト材は、枠の戸先側見付け面部と戸との間に設けてあり、戸は、表パネルと、裏パネルと、これらのパネル間に配置した戸先力骨を有し、戸先力骨はホロー材としてあり、戸先力骨の長手方向中間に、戸先力骨のタイト材側見付け面から左右の見込面に至るスリットを左右対称に、且つ、上下に間隔をあけて複数設けてあることを特徴とする建具である。
請求項2に記載の発明は、枠と、戸と、タイト材を備え、枠は、戸先側に戸の見付け面に対向する戸先側見付け面部を有し、タイト材は、枠の戸先側見付け面部と戸との間に設けてあり、戸は、表パネルと、裏パネルと、これらのパネル間に配置した戸先力骨を有し、戸先力骨はホロー材としてあり、戸先力骨のタイト材側見付け面には、戸先力骨の長手方向中間に、左右方向のスリットを上下に間隔をあけて複数設けてあり、戸先力骨内の上部と下部で、スリットを跨ぐ位置に、それぞれ下部補強材、上部補強材を設けてあることを特徴とする建具である。
請求項1及び2に記載の発明によれば、戸先力骨にはタイト材側の見付け面に左右方向のスリットが上下に複数形成してあるので、戸先力骨に熱伸びが生じたときに、タイト材側見付け面の熱伸びをスリットが吸収して、タイト材から離れる方向の熱反りを抑制する。これにより、戸と枠との間に隙間が生じるのを防止する。
本発明の実施の形態にかかる建具であって、図4に示すA−A断面図である。 図1に示す戸先力骨の下側部分を抜き出して示す斜視図である。 本発明の実施の形態にかかる建具であって、図4に示すB−B断面図である。 本発明の実施の形態にかかる建具を室内側から見た正面図である。
以下に、添付図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。図4に示すように、本発明の実施の形態に係る建具1は防火防音ドアであり、枠3と、戸5とを備えている。
図1及び図3に示すように、戸5は、フラッシュ扉であり、室外側に設けた表パネル7と、室内側に設けた裏パネル9と、これらのパネル7、9間の四周に設けたアルミニウム製の戸先力骨11、戸尻力骨13、上力骨15、下力骨17とを備えている。
これらの力骨11、13、15、17の内周側には吸音断熱材19が配置されている。
表パネル7と裏パネル9とは各々金属板である。
図1及び図2に示すように、戸先力骨11は四角筒形状のホロー材であり、戸先力骨11の室内側見付け面(タイト材側見付け面)11aには、戸先力骨11の長手方向中間に、左右方向のスリット21を上下に間隔をあけて複数設けてある。尚、図1において、戸先力骨11のスリット21はハッチで示している。
図4に示すように、スリット21は、戸5に設けた取手23とグレモン絞り25の間に一つと、ドアガード27の上に間隔をあけて2つと、取手23の位置に一つと、取手23の下に間隔をあけて2つの合計6個形成されている。
図1及び図2に示すように、各スリット21は、戸先力骨11の室内側見付け面11aとその左右にある見込み面11b、11cの見込み方向中央に亘って形成されている。図2に示すように、各スリット21の溝幅Wは、3mmであり、室内側見付け面11aの左右方向に亘るカッターを見込み面11b、11cの見込み方向中央位置まで入れて形成してある。
図4及び図1に示すように、戸先力骨11のホロー内には、下部にスチール製の下部補強材29aが、上部にはスチール製の上部補強材29bが設けてある。
図1及び図2に示すように、各補強材29a、29bは四角筒形状であり、図2及び図4に示すように、下部補強29aは最下位置にあるスリット21を跨いで配置してあり、上部補強材29bは、最上位置のスリット21とその下にあるスリット21の2つのスリット21を跨いで配置してある。
図1に示すように、戸先力骨11の内周側には、戸先力骨11に隣接して縦補強材31が取り付けてある。縦補強材31は、戸先力骨11の長手方向に亘って設けてあり、各々断面コ字形状を成す溝状の一方の補強部31aと他方の補強部31bとを、互いに溝壁33を重ねて固定し、一方の補強部31aは溝底35を外周側に他方の補強部31bは溝底35を内周側に向けてある。
図3に示すように、上力骨15及び下力骨17は中空部を有するホロー材であり、中空内に各々スチール製の溝状補強材69が設けてある。
更に、戸5の上端の見込み面及び下端の見込み面に、各々スチール製のエッジ補強材71が対応する上端又は下端の長手方向に亘って設けてある。
上力骨15のホロー内部の補強材69及びエッジ補強材71はねじ73で固定してあり、下力骨17のホロー内部の補強材69及びエッジ補強材71がねじ73で固定してある。
尚、図1及び図4に示すように、戸尻力骨13は、上下方向の3箇所で後述する戸尻枠41にヒンジ37で取り付けてある。
図1及び図3に示すように、枠3は、戸先枠39と、戸尻枠41と、上枠43と、下枠45とを四周組みしてある。
戸先枠39の室内側には、戸5の戸先側見付け面5aに対向する戸先側見付け面部47が枠3の内周側に突設してある。また、戸尻枠41にはその室内側に、戸5の戸尻側見付け面に対向する戸尻側見付け面部49が、上枠43には戸5の上側見付け面に対向する上側見付け面部51、下枠45には下側見付け面に対向する下側見付け面部53が設けてある。
戸先側見付け面部47には、戸先側タイト材55が戸先枠39の長手方向に亘って取り付けてあり、同様に戸尻側見付け面部49には戸尻側タイト材57が、上側見付け面部51には上側タイト材59が、下側見付け面部53には下側タイト材61が、各々対応する各枠の長手に亘って設けてある。各タイト材55、57、59、61は各々難燃シリコン製である。
ここで、熱膨張耐火材について説明する。
図1に示すように、戸先枠39には、その内周側見込み面において、戸先側タイト材55に近接する位置に第1熱膨張耐火材32aが戸先枠39の長手方向に亘って設けてあり、火災の熱により発泡して、対向する戸5の戸先との間を塞ぐ。
戸尻枠41には、その内周側見込み面において、戸尻側タイト材57に近接する位置に第2熱膨張耐火材32bが戸尻枠41の長手方向に亘って設けてあり、火災の熱により発泡して、対向する戸5の戸尻との間を塞ぐ。
図3に示すように、上枠43の上枠側見付け面部51には上側タイト材59の上側に第3熱膨張耐火材32cが設けてあり、下枠45の下枠側見付け面部53には下側タイト材61の下側に第4熱膨張耐火材32dが、各々対応する枠の長手方向に亘って設けてあり、火災の熱により発泡して、対向する戸5の上端及び下端との間を塞ぐ。
更に、上枠43の室外側壁63にも上枠43の長手方向に亘って、第5熱膨張耐火材32eが設けてあり、火災の熱により発泡して、上枠43の室外側で上枠43と戸5の上端部との間を塞ぐ。
尚、下枠45のホロー内には、下枠45の左右側端部に、火災の熱により発泡して対向する水抜き孔を塞ぐ第6熱膨張耐火材32fが設けてある。
図1に示すように、戸5には、戸先側見込み面65の室外側には、戸先枠39に対向する第7熱膨張耐火材32gが設けてあり、火災の熱により発泡して戸先枠39の室外側との間を塞ぐ。
戸5の戸尻側見込み面67にも、戸尻枠41に対向する第8熱膨張耐火材32hが設けてあり、火災の熱により発泡して戸尻枠41との間を塞ぐ。
次に、本実施の形態にかかる建具1の作用効果について説明する。
図1及び図4を参照して説明すると、室内側で火災が生じると、室外側見付け面と室内側見付け面とで室内側見付け面が高温となる温度差が生じ、室内側見付け面の熱伸びが室外側見付け面より大きくなるので、戸先力骨11は、上下方向の中間を室内側に突き出すように湾曲して、戸先力骨11の上端部と下端部とが戸先側タイト材55から離れる方向に反ろうとする。
しかし、本実施の形態では、戸先力骨11には戸先側タイト材55側の見付け面に左右方向のスリット21が上下に複数形成してあるので、戸先力骨11の戸先側タイト55側に熱伸びが生じたときに、戸先側タイト材55側見付け面の熱伸びをスリット21が吸収して、戸先側タイト材55が離れる方向の熱反りを抑制する。これにより、戸5と枠3との間に隙間が生じるのを防止する。
更に、戸先枠39には、戸先側タイト材55の近傍に第1熱膨張耐火材32aが設けてあり、戸3の戸先側の上部や下部が戸先側タイト材55から離れた場合でも、第1熱膨張耐火材32aが発泡して戸先枠39と戸5の戸先側との間を塞ぎ、戸5の戸先側と戸先枠39との間に隙間が生じるのを防止する。
戸先力骨11はホロー材としてあり、戸先力骨11の上部と下部で、ホロー内には、スリット11を跨ぐ位置に、それぞれ下部補強材29a、上部補強材29bを設けてあるので、戸先力骨11にスリット21を形成しても、戸5の耐風圧強度等の所定の強度を確保できる。
戸先力骨11には、これに隣接して、アルミニウム製の戸先力骨11よりも熱反りし難いスチール製の縦補強材31が設けてあるので、戸先力骨11の熱反りを更に抑制できる。
尚、戸尻力骨13は、ヒンジ37により上下方向3箇所で固定してあるので、戸3の室内側から熱を受けても熱伸びによる反りが生じ難い。
戸先力骨11のスリット21は、室内側見付け面11aと、その左右の見込み面11b、11cの中間位置まで形成してあるから、室内側見付け面11aのみに形成する場合に比較して戸先力骨11の熱伸びによる反りを有効に抑制することができる。
本発明は、上述した実施の形態に限らず、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変形可能である。
例えば、戸先力骨11の設けるスリット21の数は6個に限らず、2個でも3個でも10個でも良く、数は制限されない。また、スリット21の幅Wは、2mmや5mmでも良く、制限されない。
スリット21は、戸先力骨11の室内側見付け面11cから見込み面11b、11cに亘って設けることに限らず、室内側見付け面11cのみに設けても良い。
建具1はフラッシュ扉を有するドアに限らず、框扉のドアや引戸であっても良い。この場合に、スリット21は戸先力骨11に換えて戸先竪框に設け、戸先竪框を化粧材で隠すことが好ましい。また、建具1が引戸の場合には、戸先竪框に加えて、戸尻側竪框にもスリット21を設けることが好ましい。
戸先力骨11は四角筒形状に限らず、断面コ字形状であって良く、中空を有するものに限らない。
1 建具
3 枠
5 戸
5a 戸先見付け面
7 表パネル
9 裏パネル
11 戸先力骨
11a 室内側見付け面(タイト材側見付け面)
21 スリット
47 戸先側見付け面部
55 戸先側タイト材(タイト材)

Claims (2)

  1. 枠と、戸と、タイト材を備え、枠は、戸先側に戸の見付け面に対向する戸先側見付け面部を有し、タイト材は、枠の戸先側見付け面部と戸との間に設けてあり、戸は、表パネルと、裏パネルと、これらのパネル間に配置した戸先力骨を有し、戸先力骨はホロー材としてあり、戸先力骨の長手方向中間に、戸先力骨のタイト材側見付け面から左右の見込面に至るスリットを左右対称に、且つ、上下に間隔をあけて複数設けてあることを特徴とする建具。
  2. 枠と、戸と、タイト材を備え、枠は、戸先側に戸の見付け面に対向する戸先側見付け面部を有し、タイト材は、枠の戸先側見付け面部と戸との間に設けてあり、戸は、表パネルと、裏パネルと、これらのパネル間に配置した戸先力骨を有し、戸先力骨はホロー材としてあり、戸先力骨のタイト材側見付け面には、戸先力骨の長手方向中間に、左右方向のスリットを上下に間隔をあけて複数設けてあり、戸先力骨内の上部と下部で、スリットを跨ぐ位置に、それぞれ下部補強材、上部補強材を設けてあることを特徴とする建具。
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