JP6227546B2 - メントールウィスカーの析出を抑制する方法 - Google Patents
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Description
(1)メントールと、セルロース系高分子またはアクリル酸系高分子をガラス瓶に秤取する。
(2)閉栓したガラス瓶を25℃、60%RH条件下にて、7日間保存する。
(3)保存後のメントールの質量を測定し、保存前後における質量減少率を下式:
質量減少率(%)=(秤取したメントール質量(g)−保存7日後のメントール質量(g))/秤取したメントール質量(g)×100
より算出する。
アルキル基、ヒドロキシアルキル基、アルキルカルボニル基、
サクシノイル基、カルボキシベンゾイル基およびカルボキシアルキル基
(カルボキシル基の水素の置換基群)
アルキル基、ジアルキルアミノアルキル基およびトリアルキルアンモニウムアルキル基
(1)メントールと、セルロース系高分子またはアクリル酸系高分子をガラス瓶に秤取する。
(2)閉栓したガラス瓶を25℃、60%RH条件下にて、7日間保存する。
(3)保存後のメントールの質量を測定し、保存前後における質量減少率を下式:
質量減少率(%)=(秤取したメントール質量(g)−保存7日後のメントール質量(g))/秤取したメントール質量(g)×100
より算出する。
アルキル基、ヒドロキシアルキル基、アルキルカルボニル基、
サクシノイル基、カルボキシベンゾイル基およびカルボキシアルキル基
(カルボキシル基の水素の置換基群)
アルキル基、ジアルキルアミノアルキル基およびトリアルキルアンモニウムアルキル基
(1)メントールと、セルロース系高分子またはアクリル酸系高分子をガラス瓶に秤取する。
(2)閉栓したガラス瓶を25℃、60%RH条件下にて、7日間保存する。
(3)保存後のメントールの質量を測定し、保存前後における質量減少率を下式:
質量減少率(%)=(秤取したメントール質量(g)−保存7日後のメントール質量(g))/秤取したメントール質量(g)×100
より算出する。
アルキル基、ヒドロキシアルキル基、アルキルカルボニル基、
サクシノイル基、カルボキシベンゾイル基およびカルボキシアルキル基
(カルボキシル基の水素の置換基群)
アルキル基、ジアルキルアミノアルキル基およびトリアルキルアンモニウムアルキル基
本発明において使用されるメントールとしては、dl−メントール、d−メントール、l−メントールのいずれでもよく、市販のものを使用することができる。これらの中で、l−メントールが好ましい。
本発明における高分子としては、例えば、メチルセルロース、エチルセルロース、カルボキシメチルエチルセルロース(CMEC)、酢酸フタル酸セルロース(CAP)、ヒドロキシプロピルセルロース(HPC)、低置換度ヒドロキシプロピルセルロース(L−HPC)、ヒドロキシプロピルメチルセルロース(HPMC)、ヒドロキシプロピルメチルセルロースアセテートサクシネート(HPMCAS)およびヒドロキシプロピルメチルセルロースフタレート(HPMCP)などのセルロース系高分子;メタアクリル酸−メタアクリル酸メチルコポリマー(オイドラギット(登録商標)Lおよび/またはS)、メタアクリル酸−メタアクリル酸エチルコポリマー(オイドラギット(登録商標)LD)、メタアクリル酸メチル−メタアクリル酸ブチル−メタアクリル酸ジメチルアミノエチルコポリマー(オイドラギット(登録商標)Eおよび/またはEPO)、アクリル酸エチル−メタアクリル酸メチル−メタアクリル酸塩化トリメチルアンモニウムエチルコポリマー(オイドラギット(登録商標)RSおよび/またはRL)、アクリル酸エチル−メタアクリル酸メチルコポリマー乳濁液などのアクリル酸系高分子などが挙げられる。
本発明におけるメチルセルロースの配合量は、固形組成物100重量部に対して5〜30重量部であるとき、十分なメントールウィスカーの抑止効果が得られる。
本発明におけるアクリル酸エチル−メタアクリル酸メチル−メタアクリル酸塩化トリメチルアンモニウムエチルコポリマーの配合量は、メントール1重量部に対して1〜40重量部、好ましくは3〜40重量部、より好ましくは7〜40重量部であるとき、十分なメントールウィスカーの抑止効果が得られる。
賦形剤としては、例えば、D−マンニトール、キシリトール、エリスリトール、マルチトール、ソルビトール、ラクトース、スクロース、マルトースおよびトレハロースなどの糖アルコールまたは糖類が挙げられ、これらの賦形剤をそれぞれ単独で使用してもよく、また2種以上の賦形剤を組み合わせて使用してもよい。
A−1)薬効成分、メントールおよび所定の高分子、そして場合により賦形剤、崩壊剤、流動化剤、滑沢剤などの各種添加剤を順次加えて混合し、そして場合によって整粒・篩過することで散剤および顆粒剤を得る工程、ならびに
A−2)上記混合品を打錠用顆粒として圧縮成形する工程、
を含む工程によって製造することができる。
B−1)薬効成分および所定の高分子、そして場合により賦形剤、崩壊剤などの各種添加剤を混合・造粒、そして場合により整粒・篩過することにより造粒顆粒を得る工程、
B−2)メントール、そして場合により賦形剤などの各種添加剤を混合して矯味剤予製を得る工程、
B−3)上記B−1)における造粒顆粒および上記B−2)における矯味剤予製、そして場合により崩壊剤、滑沢剤などの各種添加剤を混合して顆粒剤を得る工程、ならびに
B−4)上記混合品を打錠用顆粒として圧縮成形する工程、
を含む工程によっても製造することができる。
<硬度測定方法>
本発明の錠剤硬度はシュロイニガー社製錠剤硬度計(型式:8M)を用いて測定した。
<錠剤の厚み>
本発明の錠剤厚みはミツトヨ社製のPK−1012CPXを用いて測定した。
l−メントール13.4g、ハッカ油2.2g、D−マンニトール54.7gおよび含水二酸化ケイ素7.8gをビーカーに投入し、50℃の湯浴内で混合を行った。混合後、22メッシュ(目開き:710μm)の篩を用いて篩過し、矯味剤顆粒を得た。
ベポタスチンベシル酸塩4.00g、D−マンニトール76.16g、ステアリン酸マグネシウム0.96g(日本薬局方42メッシュ篩(目開き:355μm)で篩過)、アスパルテーム0.48g、クロスカルメロースナトリウム1.92gおよび矯味剤顆粒3.36gを秤量し、ポリ袋で混合後、日本薬局方22メッシュ篩(目開き:710μm)で篩過した。得られた篩過物を再度ポリ袋内で混合し混合粉体を得た。
得られた混合粉体13.03gおよびヒドロキシプロピルメチルセルロースアセテートサクシネート(グレード:HF)1.44gをポリ袋内で混合し、日本薬局方30メッシュ篩(目開き:500μm)にて二度篩過し、1錠240mgとなるようにロータリー型打錠機(菊水製作所、杵9.5mm、厚み3.40mm、打錠圧550kgf/杵、硬度31N)で圧縮成型することにより錠剤を得た。
得られた錠剤はすぐに半自動PTP包装機にてPTP包装(材質:PVC)し、ウィスカー確認(試験例1)用検体とした。
l−メントール13.4g、ハッカ油2.2g、D−マンニトール54.7gおよび含水二酸化ケイ素7.8gをビーカーに投入し、50℃の湯浴内で混合を行った。混合後、22メッシュ(目開き:710μm)の篩を用いて篩過し、矯味剤顆粒を得た。
ベポタスチンベシル酸塩4.00g、D−マンニトール76.16g、ステアリン酸マグネシウム0.96g(日本薬局方42メッシュ篩(目開き:355μm)で篩過)、アスパルテーム0.48g、クロスカルメロースナトリウム1.92gおよび矯味剤顆粒3.36gを秤量し、ポリ袋で混合後、日本薬局方22メッシュ篩(目開き:710μm)で篩過した。得られた篩過物を再度ポリ袋内で混合し混合粉体を得た。
得られた混合粉体13.03gおよびヒプロメロース(ヒドロキシプロピルメチルセルロース)(グレード:TC−5R)1.4407gをポリ袋内で混合し、日本薬局方30メッシュ篩(目開き:500μm)にて二度篩過し、1錠240mgとなるようにロータリー型打錠機(菊水製作所、杵9.5mm、厚み3.40mm、打錠圧850kgf/杵、硬度測定不可)で圧縮成型することにより錠剤を得た。
得られた錠剤はすぐに半自動PTP包装機にてPTP包装(材質:PVC)し、ウィスカー確認(試験例1)用検体とした。
l−メントール13.4g、ハッカ油2.2g、D−マンニトール54.7gおよび含水二酸化ケイ素7.8gをビーカーに投入し、50℃の湯浴内で混合を行った。混合後、22メッシュ(目開き:710μm)の篩を用いて篩過し、矯味剤顆粒を得た。
ベポタスチンベシル酸塩4.00g、D−マンニトール76.16g、ステアリン酸マグネシウム0.96g(日本薬局方42メッシュ篩(目開き:355μm)で篩過)、アスパルテーム0.48g、クロスカルメロースナトリウム1.92gおよび矯味剤顆粒3.36gを秤量し、ポリ袋で混合後、日本薬局方22メッシュ篩(目開き:710μm)で篩過した。得られた篩過物を再度ポリ袋内で混合し混合粉体を得た。
得られた混合粉体13.03gおよびヒドロキシプロピルセルロース(グレード:HPC−SL)1.4401gをポリ袋内で混合し、日本薬局方30メッシュ篩(目開き:500μm)にて二度篩過し、1錠240mgとなるよう、ロータリー型打錠機(菊水製作所、杵9.5mm、厚み3.40mm、打錠圧1000kgf/杵、硬度測定不可)で圧縮成型することにより錠剤を得た。
得られた錠剤はすぐに半自動PTP包装機にてPTP包装(材質:PVC)し、ウィスカー確認(試験例1)用検体とした。
l−メントール13.4g、ハッカ油2.2g、D−マンニトール54.7gおよび含水二酸化ケイ素7.8gをビーカーに投入し、50℃の湯浴内で混合を行った。混合後、22メッシュ(目開き:710μm)の篩を用いて篩過し、矯味剤顆粒を得た。
ベポタスチンベシル酸塩4.00g、D−マンニトール76.16g、ステアリン酸マグネシウム0.96g(日本薬局方42メッシュ篩(目開き:355μm)で篩過)、アスパルテーム0.48g、クロスカルメロースナトリウム1.92gおよび矯味剤顆粒3.36gを秤量し、ポリ袋で混合後、日本薬局方22メッシュ篩(目開き:710μm)で篩過した。得られた篩過物を再度ポリ袋内で混合し、混合粉体を得た。
得られた混合粉体13.03gおよびオイドラギッド(グレード:S100)1.4414gをポリ袋内で混合し、日本薬局方30メッシュ篩(目開き:500μm)にて二度篩過し、1錠240mgとなるようにロータリー型打錠機(菊水製作所、杵9.5mm、厚み3.40mm、打錠圧1800kgf/杵、硬度測定不可)で圧縮成型することにより錠剤を得た。
得られた錠剤はすぐに半自動PTP包装機にてPTP包装(材質:PVC)し、ウィスカー確認(試験例1)用検体とした。
l−メントール13.4g、ハッカ油2.2g、D−マンニトール54.7gおよび含水二酸化ケイ素7.8gをビーカーに投入し、50℃の湯浴内で混合を行った。混合後、22メッシュ篩(目開き:710μm)で篩過し、矯味剤顆粒を得た。
ベポタスチンベシル酸塩4.00g、D−マンニトール76.16g、ステアリン酸マグネシウム0.96g(日本薬局方42メッシュ篩(目開き:355μm)で篩過)、アスパルテーム0.48g、クロスカルメロースナトリウム1.92gおよび矯味剤顆粒3.36gを秤量し、ポリ袋で混合後、日本薬局方22メッシュ篩(目開き:710μm)で篩過した。得られた篩過物を再度ポリ袋内で混合し、混合粉体を得た。
得られた混合粉体13.03gおよび酢酸フタル酸セルロース1.4420gをポリ袋内で混合し、日本薬局方30メッシュ篩(目開き:500μm)にて二度篩過し、1錠240mgとなるようにロータリー型打錠機(菊水製作所、杵9.5mm、厚み3.40mm、打錠圧1800kgf/杵、硬度測定不可)で圧縮成型することにより錠剤を得た。
得られた錠剤はすぐに半自動PTP包装機にてPTP包装(材質:PVC)し、ウィスカー確認(試験例1)用検体とした。
l−メントール270gを高速攪拌造粒機(パウレック製、FM−VG−10)に投入し、外浴温度60℃にて混合後、ハッカ油45g、D−マンニトール1350gおよび含水二酸化ケイ素330gを投入し、混合した。混合後、22メッシュ(目開き:710μm)の篩を用いて篩過し、矯味剤顆粒を得た。
ベポタスチンベシル酸塩3.4985g、D−マンニトール68.3270g、ステアリン酸マグネシウム0.8393(日本薬局方42メッシュ篩(目開き:355μm)で篩過)、アスパルテーム0.4211gおよび矯味剤顆粒2.9393gを秤量し、ポリ袋で混合後、日本薬局方22メッシュ篩(目開き:710μm)で篩過した。得られた篩過物を再度ポリ袋内で混合し混合粉体を得た。
得られた混合粉体8.6863gおよびオイドラギッド(グレード:EPO)0.9610gをポリ袋内で混合し、日本薬局方30メッシュ篩(目開き:500μm)にて二度篩過し、1錠240mgとなるように、ロータリー型打錠機(菊水製作所、杵9.5mm、厚み3.37mm、打錠圧650kgf/杵、硬度23N)で圧縮成型することにより錠剤を得た。
得られた錠剤はすぐに半自動PTP包装機にてPTP包装(材質:PVC)し、ウィスカー確認(試験例1)用検体とした。
l−メントール13.4g、ハッカ油2.2g、D−マンニトール54.7gおよび含水二酸化ケイ素7.8gをビーカーに投入し、50℃の湯浴内で混合を行った。混合後、22メッシュ(目開き:710μm)の篩を用いて篩過し、矯味剤顆粒を得た。
ベポタスチンベシル酸塩4.00g、D−マンニトール82.88g、ステアリン酸マグネシウム0.96g(日本薬局方42メッシュ篩(目開き:355μm)で篩過)、アスパルテーム0.48g、クロスカルメロースナトリウム1.92gおよび矯味剤顆粒3.36gを秤量し、ポリ袋で混合後、日本薬局方22メッシュ篩(目開き:710μm)で篩過した。得られた篩過物を再度ポリ袋内で混合し混合粉体を得た。
得られた混合粉体14.04gおよびヒドロキシプロピルメチルセルロースアセテートサクシネート(グレード:HF)0.43gをポリ袋内で混合し、日本薬局方30メッシュ篩(目開き:500μm)にて二度篩過し、1錠240mgとなるようにロータリー型打錠機(菊水製作所、杵9.5mm、厚み3.40mm、打錠圧530kgf/杵、硬度8N)で圧縮成型することにより錠剤を得た。
得られた錠剤はすぐに半自動PTP包装機にてPTP包装(材質:PVC)し、ウィスカー確認(試験例1)用検体とした。
l−メントール13.4g、ハッカ油2.2g、D−マンニトール54.7gおよび含水二酸化ケイ素7.8gをビーカーに投入し、50℃の湯浴内で混合を行った。混合後、22メッシュ(目開き:710μm)の篩を用いて篩過し、矯味剤顆粒を得た。
ベポタスチンベシル酸塩4.00g、D−マンニトール82.88g、ステアリン酸マグネシウム0.96g(日本薬局方42メッシュ篩(目開き:355μm)で篩過)、アスパルテーム0.48g、クロスカルメロースナトリウム1.92gおよび矯味剤顆粒3.36gを秤量し、ポリ袋で混合後、日本薬局方22メッシュ篩(目開き:710μm)で篩過した。得られた篩過物を再度ポリ袋内で混合し、混合粉体を得た。
得られた混合粉体14.04gおよびヒプロメロース(グレード:TC−5R) 0.43gをポリ袋内で混合し、日本薬局方30メッシュ篩(目開き:500μm)にて二度篩過し、1錠240mgとなるようにロータリー型打錠機(菊水製作所、杵9.5mm、厚み3.40mm、打錠圧680kgf/杵、硬度測定不可)で圧縮成型することにより錠剤を得た。
得られた錠剤はすぐに半自動PTP包装機にてPTP包装(材質:PVC)し、ウィスカー確認(試験例1)用検体とした。
l−メントール270gを高速攪拌造粒機(パウレック製、FM−VG−10)に投入し、外浴温度60℃にて混合後、ハッカ油45g、D−マンニトール1350gおよび含水二酸化ケイ素330gを投入し混合を行った。混合後、22メッシュ(目開き:710μm)の篩を用いて篩過し、矯味剤顆粒を得た。
ベポタスチンベシル酸塩3.0033g、D−マンニトール62.1601g、ステアリン酸マグネシウム0.7194g(日本薬局方42メッシュ篩(目開き:355μm)で篩過)、アスパルテーム0.3592g、クロスカルメロースナトリウム1.4399gおよび矯味剤顆粒2.5200gを秤量し、ポリ袋で混合後、日本薬局方22メッシュ篩(目開き:710μm)で篩過した。得られた篩過物を再度ポリ袋内で混合し、混合粉体を得た。
得られた混合粉体9.3579gおよびヒプロメロース(グレード:メトローズ90SH 4000mPa・s)0.2926gをポリ袋内で混合し、日本薬局方30メッシュ篩(目開き:500μm)にて二度篩過し、1錠240mgとなるようロータリー型打錠機(菊水製作所、杵9.5mm、厚み3.41mm、打錠圧570kgf/杵、硬度6N)で圧縮成型することにより錠剤を得た。
得られた錠剤はすぐに半自動PTP包装機にてPTP包装(材質:PVC)し、ウィスカー確認(試験例1)用検体とした。
l−メントール270gを高速攪拌造粒機(パウレック製、FM−VG−10)に投入し、外浴温度60℃にて混合後、ハッカ油45g、D−マンニトール1350gおよび含水二酸化ケイ素330gを投入し、混合を行った。混合後、22メッシュ(目開き:710μm)の篩を用いて篩過し、矯味剤顆粒を得た。
ベポタスチンベシル酸塩3.00g、D−マンニトール63.60g、クロスカルメロースナトリウム1.44g、ステアリン酸マグネシウム0.72g(日本薬局方42メッシュ篩(目開き:355μm)で篩過)、アスパルテーム0.36gおよび矯味剤顆粒2.52gを秤量し、ポリ袋で混合後、日本薬局方22メッシュ篩(目開き:710μm)で篩過した。得られた篩過物を再度ポリ袋内で混合し、混合粉体を得た。
得られた混合粉体9.5569gおよびヒプロメロース(グレード:TC−5R)0.1009gをポリ袋内で混合し、日本薬局方30メッシュ篩(目開き:500μm)にて二度篩過し、1錠240mgとなるようにロータリー型打錠機(菊水製作所、杵9.5mm、厚み3.39mm、打錠圧520kgf/杵、硬度4N)で圧縮成型することにより錠剤を得た。
得られた錠剤はすぐに半自動PTP包装機にてPTP包装(材質:PVC)し、ウィスカー確認(試験例1)用検体とした。
l−メントール270gを高速攪拌造粒機(パウレック製、FM−VG−10)に投入し、外浴温度60℃にて混合後、ハッカ油45g、D−マンニトール1350gおよび含水二酸化ケイ素330gを投入し、混合を行った。混合後、22メッシュ(目開き:710μm)の篩を用いて篩過し、矯味剤顆粒を得た。
ベポタスチンベシル酸塩3.00g、D−マンニトール63.60g、クロスカルメロースナトリウム1.44g、ステアリン酸マグネシウム0.72g(日本薬局方42メッシュ篩(目開き:355μm)で篩過)、アスパルテーム0.36gおよび矯味剤顆粒2.52gを秤量し、ポリ袋で混合後、日本薬局方22メッシュ篩(目開き:710μm)で篩過した。得られた篩過物を再度ポリ袋内で混合し、混合粉体を得た。
得られた混合粉体9.5542gおよびヒプロメロース(グレード:メトローズ60SH 50mPa・s)0.1003gをポリ袋内で混合し、日本薬局方30メッシュ篩(目開き500μm)にて二度篩過し、1錠240mgとなるようロータリー型打錠機(菊水製作所、杵9.5mm、厚み3.41mm、打錠圧550kgf/杵、硬度3N)で圧縮成型することにより錠剤を得た。
得られた錠剤はすぐに半自動PTP包装機にてPTP包装(材質:PVC)し、ウィスカー確認(試験例1)用検体とした。
l−メントール270gを高速攪拌造粒機(パウレック製、FM−VG−10)に投入し、外浴温度60℃にて混合後、ハッカ油45g、D−マンニトール1350gおよび含水二酸化ケイ素330gを投入し混合を行った。混合後、22メッシュ(目開き:710μm)の篩を用いて篩過し矯味剤顆粒を得た。
ベポタスチンベシル酸塩3.00g、D−マンニトール63.60g、クロスカルメロースナトリウム1.44g、ステアリン酸マグネシウム0.72g(日本薬局方42メッシュ篩(目開き:355μm)で篩過)、アスパルテーム0.36gおよび矯味剤顆粒2.52gを秤量し、ポリ袋で混合後、日本薬局方22メッシュ篩(目開き:710μm)で篩過した。得られた篩過物を再度ポリ袋内で混合し、混合粉体を得た。
得られた混合粉体9.5503gおよびヒプロメロース(グレード:メトローズ60SH 4000mPa・s)0.0999gをポリ袋内で混合し、日本薬局方30メッシュ篩(目開き:500μm)にて二度篩過し、1錠240mgとなるようロータリー型打錠機(菊水製作所、杵9.5mm、厚み3.41mm、打錠圧550kgf/杵、硬度3N)で圧縮成型することにより錠剤を得た。
得られた錠剤はすぐに半自動PTP包装機にてPTP包装(材質:PVC)し、ウィスカー確認(試験例1)用検体とした。
l−メントール13.4g、ハッカ油2.2g、D−マンニトール54.7gおよび含水二酸化ケイ素7.8gをビーカーに投入し、50℃の湯浴内で混合を行った。混合後、22メッシュ(目開き:710μm)の篩を用いて篩過し、矯味剤顆粒を得た。
ベポタスチンベシル酸塩17.5g、D−マンニトール333.2gおよびヒドロキシプロピルメチルセルロースアセテートサクシネート(グレード:HF)42.0gをポリ袋で混合後、日本薬局方22メッシュ篩(目開き:710μm)で篩過した。得られた篩過物を流動層造粒機(パウレック社、 MP−01/03 )に仕込み、給気温度70℃で200gの精製水を約40分かけて噴霧しながら造粒した。造粒物の温度が35℃以上になるまで乾燥することにより造粒顆粒を得た。
得られた造粒顆粒6.732g、D−マンニトール0.144g、ステアリン酸マグネシウム0.072g(日本薬局方42メッシュ篩(目開き:355μm)で篩過)、アスパルテーム0.036gおよび矯味剤顆粒0.252gを混合して打錠用末を得た。1錠240mgとなるようにコンパクションアナライザー(菊水製作所、杵9.5mm、厚み3.41mm、打錠圧450kgf/杵、硬度29N)で圧縮成型することにより錠剤を得た。
得られた錠剤はすぐに半自動PTP包装機にてPTP包装(材質:PVC)し、ウィスカー確認(試験例1)用検体とした。
l−メントール270gを高速攪拌造粒機(パウレック製、FM−VG−10)に投入し、外浴温度60℃にて混合後、ハッカ油45g、D−マンニトール1350gおよび含水二酸化ケイ素330gを投入し混合を行った。混合後、22メッシュ(目開き:710μm)の篩を用いて篩過し、矯味剤顆粒を得た。
ベポタスチンベシル酸塩1000g、D−マンニトール19900gおよびヒドロキシプロピルメチルセルロースアセテートサクシネート(グレード:HF)6000gを攪拌造粒機(パウレック社、FM−VG−100)で混合後、6000gの精製水を加えて約3分かけて造粒した。造粒物の温度が45℃以上になるまで乾燥することにより造粒顆粒を得た。得られた造粒顆粒にクロスカルメロースナトリウム600g、アスパルテーム600g、フマル酸ステアリルナトリウム600gおよび矯味剤顆粒1310gを混合し、1錠300mgとなるようにロータリー型打錠機(菊水製作所、杵9.5mm、厚み4.1mm、打錠圧900kgf/杵、硬度50N)で圧縮成型することにより錠剤を得た。
得られた錠剤はすぐに半自動PTP包装機にてPTP包装(材質:PVC)し、ウィスカー確認(試験例1)用検体とした。
l−メントール270gを高速攪拌造粒機(パウレック製、FM−VG−10)に投入し、外浴温度60℃にて混合後、ハッカ油45g、D−マンニトール1350gおよび含水二酸化ケイ素330gを投入し混合した。混合後、22メッシュ(目開き:710μm)の篩を用いて篩過し矯味剤顆粒を得た。
ベポタスチンベシル酸塩3.0014g、D−マンニトール62.8884g、クロスカルメロースナトリウム1.4427g、ステアリン酸マグネシウム0.7191g(日本薬局方42メッシュ篩(目開き:355μm)で篩過)、アスパルテーム0.3620gおよび矯味剤顆粒2.5202gを秤量し、ポリ袋で混合後、日本薬局方22メッシュ篩(目開き:710μm)で篩過した。得られた篩過物を再度ポリ袋内で混合し、混合粉体を得た。
得られた混合粉体9.4655gおよびヒドロキシプロピルメチルセルロースアセテートサクシネート(グレード:HF)0.1903gをポリ袋内で混合し、日本薬局方30メッシュ篩(目開き:500μm)にて二度篩過し、1錠240mgとなるよう、ロータリー型打錠機(菊水製作所、杵9.5mm、厚み3.40mm、打錠圧550kgf/杵、硬度10N)で圧縮成型することにより錠剤を得た。
得られた錠剤はすぐに半自動PTP包装機にてPTP包装(材質:PVC)し、ウィスカー確認(試験例1)用検体とした。
l−メントール270gを高速攪拌造粒機(パウレック製、FM−VG−10)に投入し、外浴温度60℃にて混合後、ハッカ油45g、D−マンニトール1350gおよび含水二酸化ケイ素330gを投入し、混合を行った。混合後、22メッシュ(目開き:710μm)の篩を用いて篩過し、矯味剤顆粒を得た。
ベポタスチンベシル酸塩3.0014g、D−マンニトール62.8884g、クロスカルメロースナトリウム1.4427g、ステアリン酸マグネシウム0.7191g(日本薬局方42メッシュ篩(目開き:355μm)で篩過)、アスパルテーム0.3620gおよび矯味剤顆粒2.5202gを秤量し、ポリ袋で混合後、日本薬局方22メッシュ篩(目開き:710μm)で篩過した。得られた篩過物を再度ポリ袋内で混合し、混合粉体を得た。
得られた混合粉体9.4651gおよびヒドロキシプロピルメチルセルロースアセテートサクシネート(グレード:LF) 0.1919gをポリ袋内で混合し、日本薬局方30メッシュ篩(目開き:500μm)にて二度篩過し、1錠240mgとなるようにロータリー型打錠機(菊水製作所、杵9.5mm、厚み3.40mm、打錠圧500kgf/杵、硬度5N)で圧縮成型することにより錠剤を得た。
得られた錠剤はすぐに半自動PTP包装機にてPTP包装(材質:PVC)し、ウィスカー確認(試験例1)用検体とした。
l−メントール270gを高速攪拌造粒機(パウレック製、FM−VG−10)に投入し、外浴温度60℃にて混合後、ハッカ油45g、D−マンニトール1350gおよび含水二酸化ケイ素330gを投入し混合を行った。混合後、22メッシュ(目開き:710μm)の篩を用いて篩過し矯味剤顆粒を得た。
ベポタスチンベシル酸塩3.0014g、D−マンニトール62.8884g、クロスカルメロースナトリウム1.4427g、ステアリン酸マグネシウム0.7191g(日本薬局方42メッシュ篩(目開き:355μm)で篩過)、アスパルテーム0.3620gおよび矯味剤顆粒2.5202gを秤量し、ポリ袋で混合後、日本薬局方22メッシュ篩(目開き:710μm)で篩過した。得られた篩過物を再度ポリ袋内で混合し、混合粉体を得た。
得られた混合粉体9.4680gおよびヒドロキシプロピルメチルセルロースアセテートサクシネート(グレード:MF)0.1906gをポリ袋内で混合し、日本薬局方30メッシュ篩(目開き:500μm)にて二度篩過し、1錠240mgとなるよう、ロータリー型打錠機(菊水製作所、杵9.5mm、厚み3.41mm、打錠圧500kgf/杵、硬度8N)で圧縮成型することにより錠剤を得た。
得られた錠剤はすぐに半自動PTP包装機にてPTP包装(材質:PVC)し、ウィスカー確認(試験例1)用検体とした。
l−メントール270gを高速攪拌造粒機(パウレック製、FM−VG−10)に投入し、外浴温度60℃にて混合後、ハッカ油45g、D−マンニトール1350gおよび含水二酸化ケイ素330gを投入し混合を行った。混合後、22メッシュ(目開き:710μm)の篩を用いて篩過し矯味剤顆粒を得た。
ベポタスチンベシル酸塩2.0073g、D−マンニトール38.0715g、クロスカルメロースナトリウム0.9566g、ステアリン酸マグネシウム0.4757g(日本薬局方42メッシュ篩(目開き:355μm)で篩過)、アスパルテーム0.2414gおよび矯味剤顆粒1.6795gを秤量し、ポリ袋で混合後、日本薬局方22メッシュ篩(目開き:710μm)で篩過した。得られた篩過物を再度ポリ袋内で混合し、混合粉体を得た。
得られた混合粉体4.3421gおよびヒドロキシプロピルメチルセルロースフタレート(グレード:HP−50)0.2374gおよびD−マンニトール0.2405gをポリ袋内で混合し、日本薬局方30メッシュ篩(目開き:500μm)にて二度篩過し、1錠240mgとなるよう、ロータリー型打錠機(菊水製作所、杵9.5mm、厚み3.44mm、打錠圧683kgf/杵、硬度測定不可)で圧縮成型することにより錠剤を得た。
得られた錠剤はすぐに半自動PTP包装機にてPTP包装(材質:PVC)し、ウィスカー確認(試験例1)用検体とした。
l−メントール270gを高速攪拌造粒機(パウレック製、FM−VG−10)に投入し、外浴温度60℃にて混合後、ハッカ油45g、D−マンニトール1350gおよび含水二酸化ケイ素330gを投入し混合を行った。混合後、22メッシュ(目開き:710μm)の篩を用いて篩過し矯味剤顆粒を得た。
ベポタスチンベシル酸塩2.0073g、D−マンニトール38.0715g、クロスカルメロースナトリウム0.9566g、ステアリン酸マグネシウム0.4757g(日本薬局方42メッシュ篩(目開き:355μm)で篩過)、アスパルテーム0.2414gおよび矯味剤顆粒1.6795gを秤量し、ポリ袋で混合後、日本薬局方22メッシュ篩(目開き:710μm)で篩過した。得られた篩過物を再度ポリ袋内で混合し、混合粉体を得た。
得られた混合粉体4.3418gおよびヒドロキシプロピルメチルセルロースフタレート(グレード:HP−50)0.0956gをポリ袋内で混合し、日本薬局方30メッシュ篩(目開き:500μm)にて二度篩過し、1錠240mgとなるよう、ロータリー型打錠機(菊水製作所、杵9.5mm、厚み3.40mm、打錠圧654kgf/杵、硬度測定不可)で圧縮成型することにより錠剤を得た。
得られた錠剤はすぐに半自動PTP包装機にてPTP包装(材質:PVC)し、ウィスカー確認(試験例1)用検体とした。
l−メントール270gを高速攪拌造粒機(パウレック製、FM−VG−10)に投入し、外浴温度60℃にて混合後、ハッカ油45g、D−マンニトール1350gおよび含水二酸化ケイ素330gを投入し混合を行った。混合後、22メッシュ(目開き:710μm)の篩を用いて篩過し矯味剤顆粒を得た。
ベポタスチンベシル酸塩2.0055g、D−マンニトール38.0779g、クロスカルメロースナトリウム0.9622g、ステアリン酸マグネシウム0.4799g(日本薬局方42メッシュ篩(目開き:355μm)で篩過)、アスパルテーム0.2413gおよび矯味剤顆粒1.6781gを秤量し、ポリ袋で混合後、日本薬局方22メッシュ篩(目開き:710μm)で篩過した。得られた篩過物を再度ポリ袋内で混合し、混合粉体を得た。
得られた混合粉体4.3429gおよびカルボキシメチルエチルセルロース(グレード:CMEC)0.4790gをポリ袋内で混合し、日本薬局方30メッシュ篩(目開き:500μm)にて二度篩過し、1錠240mgとなるよう、ロータリー型打錠機(菊水製作所、杵9.5mm、厚み3.40mm、打錠圧539kgf/杵、硬度測定不可)で圧縮成型することにより錠剤を得た。
得られた錠剤はすぐに半自動PTP包装機にてPTP包装(材質:PVC)し、ウィスカー確認(試験例1)用検体とした。
l−メントール270gを高速攪拌造粒機(パウレック製、FM−VG−10)に投入し、外浴温度60℃にて混合後、ハッカ油45g、D−マンニトール1350gおよび含水二酸化ケイ素330gを投入し混合を行った。混合後、22メッシュ(目開き:710μm)の篩を用いて篩過し矯味剤顆粒を得た。
ベポタスチンベシル酸塩2.0055g、D−マンニトール38.0779g、クロスカルメロースナトリウム0.9622g、ステアリン酸マグネシウム0.4799g(日本薬局方42メッシュ篩(目開き:355μm)で篩過)、アスパルテーム0.2413gおよび矯味剤顆粒1.6781gを秤量し、ポリ袋で混合後、日本薬局方22メッシュ篩(目開き:710μm)で篩過した。得られた篩過物を再度ポリ袋内で混合し、混合粉体を得た。
得られた混合粉体4.3367g、カルボキシメチルエチルセルロース(グレード:CMEC)0.0985gおよびD−マンニトール0.3854gをポリ袋内で混合し、日本薬局方30メッシュ篩(目開き:500μm)にて二度篩過し、1錠240mgとなるよう、ロータリー型打錠機(菊水製作所、杵9.5mm、厚み3.40mm、打錠圧532kgf/杵、硬度測定不可)で圧縮成型することにより錠剤を得た。
得られた錠剤はすぐに半自動PTP包装機にてPTP包装(材質:PVC)し、ウィスカー確認(試験例1)用検体とした。
l−メントール270gを高速攪拌造粒機(パウレック製、FM−VG−10)に投入し、外浴温度60℃にて混合後、ハッカ油45g、D−マンニトール1350gおよび含水二酸化ケイ素330gを投入し混合を行った。混合後、22メッシュ(目開き:710μm)の篩を用いて篩過し矯味剤顆粒を得た。
ベポタスチンベシル酸塩2.0055g、D−マンニトール38.0779g、クロスカルメロースナトリウム0.9622g、ステアリン酸マグネシウム0.4799g(日本薬局方42メッシュ篩(目開き:355μm)で篩過)、アスパルテーム0.2413gおよび矯味剤顆粒1.6781gを秤量し、ポリ袋で混合後、日本薬局方22メッシュ篩(目開き:710μm)で篩過した。得られた篩過物を再度ポリ袋内で混合し、混合粉体を得た。
得られた混合粉体4.3400gおよびエチルセルロース(グレード:エトセル)0.4813gをポリ袋内で混合し、日本薬局方30メッシュ篩(目開き:500μm)にて二度篩過し、1錠240mgとなるよう、ロータリー型打錠機(菊水製作所、杵9.5mm、厚み3.40mm、打錠圧573kgf/杵、硬度測定不可)で圧縮成型することにより錠剤を得た。
得られた錠剤はすぐに半自動PTP包装機にてPTP包装(材質:PVC)し、ウィスカー確認(試験例1)用検体とした。
l−メントール270gを高速攪拌造粒機(パウレック製、FM−VG−10)に投入し、外浴温度60℃にて混合後、ハッカ油45g、D−マンニトール1350gおよび含水二酸化ケイ素330gを投入し混合を行った。混合後、22メッシュ(目開き:710μm)の篩を用いて篩過し矯味剤顆粒を得た。
ベポタスチンベシル酸塩2.0055g、D−マンニトール38.0779g、クロスカルメロースナトリウム0.9622g、ステアリン酸マグネシウム0.4799g(日本薬局方42メッシュ篩(目開き:355μm)で篩過)、アスパルテーム0.2413gおよび矯味剤顆粒1.6781gを秤量し、ポリ袋で混合後、日本薬局方22メッシュ篩(目開き:710μm)で篩過した。得られた篩過物を再度ポリ袋内で混合し、混合粉体を得た。
得られた混合粉体4.3376g、エチルセルロース(グレード:エトセル)0.1441gおよびD−マンニトール0.3343gをポリ袋内で混合し、日本薬局方30メッシュ篩(目開き:500μm)にて二度篩過し、1錠240mgとなるよう、ロータリー型打錠機(菊水製作所、杵9.5mm、厚み3.40mm、打錠圧467kgf/杵、硬度測定不可)で圧縮成型することにより錠剤を得た。
得られた錠剤はすぐに半自動PTP包装機にてPTP包装(材質:PVC)し、ウィスカー確認(試験例1)用検体とした。
l−メントール270gを高速攪拌造粒機(パウレック製、FM−VG−10)に投入し、外浴温度60℃にて混合後、ハッカ油45g、D−マンニトール1350gおよび含水二酸化ケイ素330gを投入し混合を行った。混合後、22メッシュ(目開き:710μm)の篩を用いて篩過し矯味剤顆粒を得た。
ベポタスチンベシル酸塩4.0003g、D−マンニトール80.9571g、クロスカルメロースナトリウム1.9172g、ステアリン酸マグネシウム0.9594g(日本薬局方42メッシュ篩(目開き:355μm)で篩過)、アスパルテーム0.4820gおよび矯味剤顆粒3.3607gを秤量し、ポリ袋で混合後、日本薬局方22メッシュ篩(目開き:710μm)で篩過した。得られた篩過物を再度ポリ袋内で混合し、混合粉体を得た。
得られた混合粉体9.1675gおよびメチルセルロース(グレード:メトローズSM)0.4799gをポリ袋内で混合し、日本薬局方30メッシュ篩(目開き:500μm)にて二度篩過し、1錠240mgとなるよう、ロータリー型打錠機(菊水製作所、杵9.5mm、厚み3.42mm、打錠圧565kgf/杵、硬度8N)で圧縮成型することにより錠剤を得た。
得られた錠剤はすぐに半自動PTP包装機にてPTP包装(材質:PVC)し、ウィスカー確認(試験例1)用検体とした。
l−メントール270gを高速攪拌造粒機(パウレック製、FM−VG−10)に投入し、外浴温度60℃にて混合後、ハッカ油45g、D−マンニトール1350gおよび含水二酸化ケイ素330gを投入し混合を行った。混合後、22メッシュ(目開き:710μm)の篩を用いて篩過し矯味剤顆粒を得た。
ベポタスチンベシル酸塩2.0073g、D−マンニトール38.0715g、クロスカルメロースナトリウム0.9566g、ステアリン酸マグネシウム0.4757g(日本薬局方42メッシュ篩(目開き:355μm)で篩過)、アスパルテーム0.2414gおよび矯味剤顆粒1.6795gを秤量し、ポリ袋で混合後、日本薬局方22メッシュ篩(目開き:710μm)で篩過した。得られた篩過物を再度ポリ袋内で混合し、混合粉体を得た。
得られた混合粉体4.3407gおよびオイドラギット(グレード:RS)0.4837gをポリ袋内で混合し、日本薬局方30メッシュ篩(目開き:500μm)にて二度篩過し、1錠240mgとなるよう、ロータリー型打錠機(菊水製作所、杵9.5mm、厚み3.41mm、打錠圧731kgf/杵、硬度測定不可)で圧縮成型することにより錠剤を得た。
得られた錠剤はすぐに半自動PTP包装機にてPTP包装(材質:PVC)し、ウィスカー確認(試験例1)用検体とした。
l−メントール270gを高速攪拌造粒機(パウレック製、FM−VG−10)に投入し、外浴温度60℃にて混合後、ハッカ油45g、D−マンニトール1350gおよび含水二酸化ケイ素330gを投入し混合を行った。混合後、22メッシュ(目開き:710μm)の篩を用いて篩過し矯味剤顆粒を得た。
ベポタスチンベシル酸塩2.0073g、D−マンニトール38.0715g、クロスカルメロースナトリウム0.9566g、ステアリン酸マグネシウム0.4757g(日本薬局方42メッシュ篩(目開き:355μm)で篩過)、アスパルテーム0.2414gおよび矯味剤顆粒1.6795gを秤量し、ポリ袋で混合後、日本薬局方22メッシュ篩(目開き:710μm)で篩過した。得られた篩過物を再度ポリ袋内で混合し、混合粉体を得た。
得られた混合粉体4.3436g、オイドラギット(グレード:RS)0.0971gおよびD−マンニトール0.3833gをポリ袋内で混合し、日本薬局方30メッシュ篩(目開き:500μm)にて二度篩過し、1錠240mgとなるよう、ロータリー型打錠機(菊水製作所、杵9.5mm、厚み3.39mm、打錠圧605kgf/杵、硬度測定不可)で圧縮成型することにより錠剤を得た。
得られた錠剤はすぐに半自動PTP包装機にてPTP包装(材質:PVC)し、ウィスカー確認(試験例1)用検体とした。
l−メントール0.2119gおよびヒプロメロース(ヒドロキシプロピルメチルセルロース)(グレード:TC−5R)3.0259gをガラス瓶(20mL)に秤取し、閉栓したものを試験例2用検体とした。
l−メントール0.2265gおよびヒドロキシプロピルメチルセルロースアセテートサクシネート(グレード:HF)3.3868gをガラス瓶(20mL)に秤取し、閉栓したものを試験例2用検体とした。
l−メントール0.2014gおよびオイドラギット(グレード:S100)3.0092gをガラス瓶(20mL)に秤取し、閉栓したものを試験例2用検体とした。
l−メントール0.2474gおよびヒドロキシプロピルメチルセルロースフタレート(グレード:HP−50)3.7067gをガラス瓶(20mL)に秤取し、閉栓したものを試験例2用検体とした。
l−メントール0.2234gおよびカルボキシメチルエチルセルロース(グレード:CMEC)3.3523gをガラス瓶(20mL)に秤取し、閉栓したものを試験例2用検体とした。
l−メントール0.1876gおよびエチルセルロース(グレード:エトセル)2.8190gをガラス瓶(20mL)に秤取し、閉栓したものを試験例2用検体とした。
l−メントール0.2126gおよびオイドラギット(グレード:RS)3.1752gをガラス瓶(20mL)に秤取し、閉栓したものを試験例2用検体とした。
l−メントール270gを高速攪拌造粒機(パウレック製、FM−VG−10)に投入し、外浴温度60℃にて混合後、ハッカ油45g、D−マンニトール1350gおよび含水二酸化ケイ素330gを投入し、混合を行った。混合後、22メッシュ(目開き:710μm)の篩を用いて篩過し、矯味剤顆粒を得た。
ベポタスチンベシル酸塩3.4985g、D−マンニトール68.3270g、ステアリン酸マグネシウム0.8393g(日本薬局方42メッシュ篩(目開き:355μm)で篩過)、アスパルテーム0.4211gおよび矯味剤顆粒2.9393gを秤量し、ポリ袋で混合後、日本薬局方22メッシュ篩(目開き:710μm)で篩過した。得られた篩過物を再度ポリ袋内で混合し、混合粉体を得た。
得られた混合粉体8.6866gおよびクロスカルメロースナトリウム0.9600gをポリ袋内で混合し、日本薬局方30メッシュ篩(目開き:500μm)にて二度篩過し、1錠240mgとなるようにロータリー型打錠機(菊水製作所、杵9.5mm、厚み3.40mm、打錠圧550kgf/杵、硬度4N)で圧縮成型することにより錠剤を得た。
得られた錠剤はすぐに半自動PTP包装機にてPTP包装(材質:PVC)し、ウィスカー確認(試験例1)用検体とした。
l−メントール270gを高速攪拌造粒機(パウレック製、FM−VG−10)に投入し、外浴温度60℃にて混合後、ハッカ油45g、D−マンニトール1350gおよび含水二酸化ケイ素330gを投入し、混合を行った。混合後、22メッシュ(目開き:710μm)の篩を用いて篩過し、矯味剤顆粒を得た。
ベポタスチンベシル酸塩3.4985g、D−マンニトール68.3270g、ステアリン酸マグネシウム0.8393g(日本薬局方42メッシュ篩(目開き:355μm)で篩過)、アスパルテーム0.4211gおよび矯味剤顆粒2.9393gを秤量し、ポリ袋で混合後、日本薬局方22メッシュ篩(目開き:710μm)で篩過した。得られた篩過物を再度ポリ袋内で混合し、混合粉体を得た。
得られた混合粉体8.876gおよびクロスポビドン(グレード:コリドンCL−SF)0.9609gをポリ袋内で混合し、日本薬局方30メッシュ篩(目開き:500μm)にて二度篩過し、1錠240mgとなるようにロータリー型打錠機(菊水製作所、杵9.5mm、厚み3.50mm、打錠圧1420kgf/杵、硬度6N)で圧縮成型することにより錠剤を得た。
得られた錠剤はすぐに半自動PTP包装機にてPTP包装(材質:PVC)し、ウィスカー確認(試験例1)用検体とした。
l−メントール270gを高速攪拌造粒機(パウレック製、FM−VG−10)に投入し、外浴温度60℃にて混合後、ハッカ油45g、D−マンニトール1350gおよび含水二酸化ケイ素330gを投入し混合を行った。混合後、22メッシュ(目開き:710μm)の篩を用いて篩過し、矯味剤顆粒を得た。
ベポタスチンベシル酸塩3.4985g、D−マンニトール68.3270g、ステアリン酸マグネシウム0.8393g(日本薬局方42メッシュ篩(目開き:355μm)で篩過)、アスパルテーム0.4211gおよび矯味剤顆粒2.9393gを秤量し、ポリ袋で混合後、日本薬局方22メッシュ篩(目開き:710μm)で篩過した。得られた篩過物を再度ポリ袋内で混合し、混合粉体を得た。
得られた混合粉体8.6925gおよびカルメロース0.9595gをポリ袋内で混合し、日本薬局方30メッシュ篩(目開き:500μm)にて二度篩過し、1錠240mgとなるようにロータリー型打錠機(菊水製作所、杵9.5mm、厚み3.41mm、打錠圧890kgf/杵、硬度4N)で圧縮成型することにより錠剤を得た。
得られた錠剤はすぐに半自動PTP包装機にてPTP包装(材質:PVC)し、ウィスカー確認(試験例1)用検体とした。
l−メントール270gを高速攪拌造粒機(パウレック製、FM−VG−10)に投入し、外浴温度60℃にて混合後、ハッカ油45g、D−マンニトール1350gおよび含水二酸化ケイ素330gを投入し混合を行った。混合後、22メッシュ(目開き:710μm)の篩を用いて篩過し、矯味剤顆粒を得た。
ベポタスチンベシル酸塩3.4985g、D−マンニトール68.3270g、ステアリン酸マグネシウム0.8393g(日本薬局方42メッシュ篩(目開き:355μm)で篩過)、アスパルテーム0.4211gおよび矯味剤顆粒2.9393gを秤量し、ポリ袋で混合後、日本薬局方22メッシュ篩(目開き:710μm)で篩過した。得られた篩過物を再度ポリ袋内で混合し、混合粉体を得た。
得られた混合粉体8.6837gおよび結晶セルロース(グレード:PH−101)0.9604gをポリ袋内で混合し、日本薬局方30メッシュ篩(目開き:500μm)にて二度篩過し、1錠240mgとなるようにロータリー型打錠機(菊水製作所、杵9.5mm、厚み3.39mm、打錠圧550kgf/杵、硬度10N)で圧縮成型することにより錠剤を得た。
得られた錠剤はすぐに半自動PTP包装機にてPTP包装(材質:PVC)し、ウィスカー確認(試験例1)用検体とした。
l−メントール13.4g、ハッカ油2.2g、D−マンニトール54.7gおよび含水二酸化ケイ素7.8gをビーカーに投入し、50℃の湯浴内で混合を行った。混合後、22メッシュ(目開き:710μm)の篩を用いて篩過し、矯味剤顆粒を得た。
ベポタスチンベシル酸塩4.00g、D−マンニトール76.16g、ステアリン酸マグネシウム0.96g(日本薬局方42メッシュ篩(目開き:355μm)で篩過)、アスパルテーム0.48g、クロスカルメロースナトリウム1.92gおよび矯味剤顆粒3.36gを秤量し、ポリ袋で混合後、日本薬局方22メッシュ篩(目開き:710μm)で篩過した。得られた篩過物を再度ポリ袋内で混合し混合粉体を得た。
得られた混合粉体13.03gおよびポリビニルピロリドン(グレード:K30)1.4414gをポリ袋内で混合し、日本薬局方30メッシュ篩(目開き:500μm)にて二度篩過し、1錠240mgとなるようにロータリー型打錠機(菊水製作所、杵9.5mm、厚み3.40mm、打錠圧1150kgf/杵、硬度測定不可)で圧縮成型することにより錠剤を得た。
得られた錠剤はすぐに半自動PTP包装機にてPTP包装(材質:PVC)し、ウィスカー確認(試験例1)用検体とした。
l−メントール270gを高速攪拌造粒機(パウレック製、FM−VG−10)に投入し、外浴温度60℃にて混合後、ハッカ油45g、D−マンニトール1350gおよび含水二酸化ケイ素330gを投入し混合を行った。混合後、22メッシュ(目開き:710μm)の篩を用いて篩過し、矯味剤顆粒を得た。
ベポタスチンベシル酸塩3.4985g、D−マンニトール68.3270g、ステアリン酸マグネシウム0.8393g(日本薬局方42メッシュ篩(目開き:355μm)で篩過)、アスパルテーム0.4211gおよび矯味剤混合末2.9393gを秤量し、ポリ袋で混合後、日本薬局方22メッシュ篩(目開き:710μm)で篩過した。得られた篩過物を再度ポリ袋内で混合し、混合粉体を得た。
得られた混合粉体8.6860gおよびD−マンニトール0.9603gをポリ袋内で混合し、日本薬局方30メッシュ篩(目開き:500μm)にて二度篩過し、1錠240mgとなるようにロータリー型打錠機(菊水製作所、杵9.5mm、厚み3.41mm、打錠圧430kgf/杵、硬度測定不可)で圧縮成型することにより錠剤を得た。
得られた錠剤はすぐに半自動PTP包装機にてPTP包装(材質:PVC)し、ウィスカー確認(試験例1)用検体とした。
l−メントール0.1788gおよび結晶セルロース2.6723gをガラス瓶(20mL)に秤取し、閉栓したものを試験例2用検体とした。
l−メントール0.1986gおよびカルメロース2.9740gをガラス瓶(20mL)に秤取し、閉栓したものを試験例2用検体とした。
l−メントール0.2124gをガラス瓶(20mL)に秤取し、閉栓したものを試験例2用検体とした。
ウィスカー析出の評価試験
<ウィスカー有無の確認方法>
本発明のウィスカー析出の有無については、PTP(材質:PVC)包装した検体を40℃75%RH条件下に保存し、水分活性値が0.5Aw以上となるように調湿した(40℃75%RH保存期間2日〜14日)。調湿した検体を5℃にて保管し、保存1日後における錠剤表面のウィスカーの発生有無を目視にて観察した。
<ウィスカー析出の評価基準>
+:ウィスカー析出あり, −:ウィスカー析出なし
ウィスカーの析出は品質クレームとなりやすいことから、析出量にかかわらず、析出したものは+と表記することとした。
<評価結果>
メントールの質量減少評価試験
<試験方法>
ガラス瓶に秤取し閉栓した検体を25℃60%RH条件下に7日間保存した後、保存後の検体よりメントールを取り出して、メントールの質量を測定した。保存前後におけるメントールの質量減少率は下式より算出した。
質量減少率(%)=(秤取したメントール質量(g)−保存7日後のメントール質量(g))/秤取したメントール質量(g)×100
<メントールの質量減少判定基準>
+:保存前後におけるメントールの質量減少率(%)が5重量%以上
−:保存前後におけるメントールの質量減少率(%)が5重量%未満
<評価結果>
Claims (31)
- メントールを含有する固形組成物において、
メントールを、
ヒドロキシプロピルメチルセルロースアセテートサクシネート、酢酸フタル酸セルロース、エチルセルロース、カルボキシメチルエチルセルロース及びヒドロキシプロピルメチルセルロースフタレートから選ばれる1種または2種以上のセルロース系高分子、または
メタアクリル酸−メタアクリル酸メチルコポリマー、メタアクリル酸メチル−メタアクリル酸ブチル−メタアクリル酸ジメチルアミノエチルコポリマー及びアクリル酸エチル−メタアクリル酸メチル−メタアクリル酸塩化トリメチルアンモニウムエチルコポリマーから選ばれる1種または2種以上のアクリル酸系高分子
と共存させることにより、メントールウィスカーの析出を抑制する方法。 - 請求項1に記載の方法であって、メントールを含有する固形組成物を被覆剤で被覆することなしに、メントールウィスカーの析出を抑制する方法。
- ヒドロキシプロピルメチルセルロースアセテートサクシネート、酢酸フタル酸セルロース、エチルセルロース、カルボキシメチルエチルセルロース及びヒドロキシプロピルメチルセルロースフタレートから選ばれる1種または2種以上のセルロース系高分子を共存させる請求項1の方法。
- ヒドロキシプロピルメチルセルロースアセテートサクシネート、エチルセルロース、カルボキシメチルエチルセルロース及びヒドロキシプロピルメチルセルロースフタレートから選ばれる1種または2種以上のセルロース系高分子を共存させる請求項3の方法。
- ヒドロキシプロピルメチルセルロースアセテートサクシネートを共存させる請求項4の方法。
- エチルセルロースを共存させる請求項4の方法。
- カルボキシメチルエチルセルロースを共存させる請求項4の方法。
- ヒドロキシプロピルメチルセルロースフタレートを共存させる請求項4の方法。
- メタアクリル酸−メタアクリル酸メチルコポリマー、メタアクリル酸メチル−メタアクリル酸ブチル−メタアクリル酸ジメチルアミノエチルコポリマー及びアクリル酸エチル−メタアクリル酸メチル−メタアクリル酸塩化トリメチルアンモニウムエチルコポリマーから選ばれる1種または2種以上のアクリル酸系高分子と共存させる請求項1の方法。
- メタアクリル酸メチル−メタアクリル酸ブチル−メタアクリル酸ジメチルアミノエチルコポリマー及びアクリル酸エチル−メタアクリル酸メチル−メタアクリル酸塩化トリメチルアンモニウムエチルコポリマーから選ばれる1種または2種以上のアクリル酸系高分子と共存させる請求項9の方法。
- メタアクリル酸メチル−メタアクリル酸ブチル−メタアクリル酸ジメチルアミノエチルコポリマーと共存させる請求項10の方法。
- アクリル酸エチル−メタアクリル酸メチル−メタアクリル酸塩化トリメチルアンモニウムエチルコポリマーと共存させる請求項10の方法。
- 高分子が、メントール1重量部に対して7〜40重量部共存している請求項3に記載の方法。
- 高分子が、メントール1重量部に対して1〜40重量部共存している請求項4に記載の方法。
- 高分子が、メントール1重量部に対して3〜40重量部共存している請求項9に記載の方法。
- 高分子が、メントール1重量部に対して1〜40重量部共存している請求項10に記載の方法。
- 固形組成物がさらに賦形剤を含む請求項1〜16に記載の方法。
- 固形組成物が医薬化合物を含む請求項17に記載の方法。
- 医薬化合物がベポタスチンまたはその薬理的に許容しうる塩である請求項18に記載の方法。
- メントールを含有する固形組成物が錠剤である請求項17〜19に記載の方法。
- メントールを含有する固形組成物が口腔内崩壊錠である請求項20に記載の方法。
- メントールを含有する固形組成物がタブレット菓子である請求項17に記載の方法。
- 請求項1〜22に記載の固形組成物のメントールウィスカーの析出を抑制する方法を適用した固形組成物を気密包装した気密包装製品。
- 気密包装がブリスター包装、ピロー包装、パウチ包装である請求項23に記載の気密包装製品。
- 気密包装がPTPブリスター包装またはイージーピールブリスター包装である請求項24に記載の気密包装製品。
- メントールを含有する固形組成物の製造方法であって、
メントール、
ヒドロキシプロピルメチルセルロースアセテートサクシネート、酢酸フタル酸セルロース、エチルセルロース、カルボキシメチルエチルセルロース及びヒドロキシプロピルメチルセルロースフタレートから選ばれる1種または2種以上のセルロース系高分子、または
メタアクリル酸−メタアクリル酸メチルコポリマー、メタアクリル酸メチル−メタアクリル酸ブチル−メタアクリル酸ジメチルアミノエチルコポリマー及びアクリル酸エチル−メタアクリル酸メチル−メタアクリル酸塩化トリメチルアンモニウムエチルコポリマーから選ばれる1種または2種以上のアクリル酸系高分子、
および場合により添加剤を配合して固形組成物を得る方法。 - ヒドロキシプロピルメチルセルロースアセテートサクシネート、酢酸フタル酸セルロース、エチルセルロース、カルボキシメチルエチルセルロース及びヒドロキシプロピルメチルセルロースフタレートから選ばれる1種または2種以上のセルロース系高分子を共存させる請求項26の方法。
- メタアクリル酸−メタアクリル酸メチルコポリマー、メタアクリル酸メチル−メタアクリル酸ブチル−メタアクリル酸ジメチルアミノエチルコポリマー及びアクリル酸エチル−メタアクリル酸メチル−メタアクリル酸塩化トリメチルアンモニウムエチルコポリマーから選ばれる1種または2種以上のアクリル酸系高分子と共存させる請求項26の方法。
- 気密包装された、メントールを含有する固形組成物の製造方法であって、
メントール、
ヒドロキシプロピルメチルセルロースアセテートサクシネート、酢酸フタル酸セルロース、エチルセルロース、カルボキシメチルエチルセルロース及びヒドロキシプロピルメチルセルロースフタレートから選ばれる1種または2種以上のセルロース系高分子、または
メタアクリル酸−メタアクリル酸メチルコポリマー、メタアクリル酸メチル−メタアクリル酸ブチル−メタアクリル酸ジメチルアミノエチルコポリマー及びアクリル酸エチル−メタアクリル酸メチル−メタアクリル酸塩化トリメチルアンモニウムエチルコポリマーから選ばれる1種または2種以上のアクリル酸系高分子、
および場合により添加剤を配合して得られる固形組成物を気密包装して気密包装製品を得る方法。 - ヒドロキシプロピルメチルセルロースアセテートサクシネート、酢酸フタル酸セルロース、エチルセルロース、カルボキシメチルエチルセルロース及びヒドロキシプロピルメチルセルロースフタレートから選ばれる1種または2種以上のセルロース系高分子を共存させる請求項29の方法。
- メタアクリル酸−メタアクリル酸メチルコポリマー、メタアクリル酸メチル−メタアクリル酸ブチル−メタアクリル酸ジメチルアミノエチルコポリマー及びアクリル酸エチル−メタアクリル酸メチル−メタアクリル酸塩化トリメチルアンモニウムエチルコポリマーから選ばれる1種または2種以上のアクリル酸系高分子と共存させる請求項29の方法。
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