JP6227302B2 - 多機能型のマンホール蓋 - Google Patents

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Description

本発明は、管渠に設置されるマンホール蓋であって、特に管渠の維持管理に必要な情報を取得するために情報通信端末として利用可能な多機能型のマンホール蓋に関する。
一般的にマンホールの蓋は、マンホール等の地下構造物の上端に設置された受枠に支持される蓋本体と、蓋本体と受枠とを連結して蓋本体を水平旋回及び垂直反転によって開放することが可能な蝶番とを有している。
また、マンホールは、地下の下水道の暗渠や埋設された電気・通信ケーブルなどの管理をするために作業員が地上から出入りできるように地上と通じる開口部であり、通常はマンホ−ル蓋により閉塞されており、下水道管渠の点検等の作業の際に、蓋本体を開放して作業員が降下する。
そして、下水道管渠の監視/制御システムでは、下水道管理のために計測装置を用いて下水道管渠内の水位や流量などの計測を行っている。ポンプ場などの排水処理施設では、家庭や工場などからの排水と大雨による水害を防ぐため、計測データに基づいて排水の管理や処理速度の制御を行なっている。
従来の前記システムによれば、下水道管渠内に一定間隔でセンサを設置し、これらのセンサによる計測データを、前記管渠内に敷設した光ファイバー回線又は一般の無線通信回線を介して通信することが行われている。図7に基づき特許文献1の水位計測用マンホールユニットを説明すれば、マンホール蓋1を上下の二重蓋構造で構成し、下蓋3に形成された段差縮径状の貫通孔4に水位計測ユニット5を着脱可能に取り付け、その後に上蓋6で水位計測ユニット5を閉鎖状態としている。
特開2011−42943
しかしながら、特許文献1の前記マンホールユニットは、下水道管渠の測定にマンホールを活用しているものの、次の問題点があった。すなわち、マンホール蓋1が二重蓋構造なため、上蓋6を開けた後に水位計測ユニット5を取り外さなければならない。したがって、特許文献1の前記マンホールユニットでは、マンホール蓋としての取扱いの制約が大きく、マンホールの点検作業,メンテナンス作業やマンホール蓋の交換作業などの作業性が悪化するおそれがある。
また、水位計測ユニット5の係止部5aを貫通孔4の段差部4aに係止させているため、水位計測ユニット5の荷重や振動などにより両者4a,5aが破損し、これにより荷重や振動、耐久性等の性能的な要求事項を満たさないおそれがある。
さらに下水道管渠の人孔(マンホール)内の環境は極めて劣悪であり、例えば多湿な環境下であったり、悪臭や臭気性ガスが発生することも少なくない。このような環境下では計測機器や通信機器からなる電子機器を設置するために十分な防水対策等が必要とされるものの、この点について特許文献1の前記マンホールユニットでは何らの対策も施されていない。
本発明は、上述のような従来技術の問題点を解決するためになされたものであり、管渠内の設備維持情報を計測するシステムを構築するにあたって、マンホール蓋としての取扱いに制約を与えず、かつ荷重や振動、耐久性等の性能的な要求事項および防水対策を満たした多機能型のマンホール蓋を提供することを解決課題としている。
本発明は、前記課題を解決するため、管渠に連通するマンホールの地上側の開口部を閉塞する蓋本体と、前記管渠内の維持管理に必要なデータを計測する計測部の計測データを送信する通信制御部と、通信制御部に電源供給する電源部と、を備え、通信制御部と電源部とを防水性を有する筐体内に収納する一方、蓋本体の裏側に補強部で仕切られた空間を形成し、該空間内に筐体を設置したことを特徴としている。
本発明の一態様としては、蓋本体の裏側を補強部により複数の空間に仕切って通信制御部を収納する筐体と電源部を収納する筐体とをそれぞれ別々の空間に設置し、各筐体間を防水配管接続手段にて接続することができる。
このとき筐体の高さは補強部の高さ以下にすることが好ましく、また補強部に形成された配管挿通保持部を介して防水配管接続手段を各筐体間に接続することがさらに好ましい。このとき補強部に形成された他の配管挿通保持部を介して計測部のケーブルを通信制御部に接続することもでき、前記ケーブルと通信制御部とを防水構造で接続することもできる。
電源部の供給電源方式は、商用電源の引き込み電源供給,使い切り型の一次電池からの電源供給,再利用型の二次電池からの電源供給,再利用型の二次電池および補助発電電源からの電源供給のいずれかから選択することができる。ここで電源部に外部給電方式を採用したときには電源部に接続される電源ケーブルを、補強部に形成されたさらに他の配管挿通保持部を介して通信制御部に接続することができる。なお、無線通信を利用する場合にはアンテナをマンホール蓋に格納すればよい。
本発明によれば、管渠内の設備維持情報を計測するシステムを構築するにあたって、マンホール蓋としての取扱いに制約を与えず、かつ荷重や振動、耐久性等の性能的な要求事項および防水対策を満たした多機能型のマンホール蓋を提供することができる。
本発明の実施形態に係る多機能型のマンホール蓋の構成図。 (a)は蓋本体の分解斜視図、(b)は同背面斜視図、(c)は同背面図。 BOX筐体および防水配管の取付状態を示す蓋本体の背面斜視図。 計測器のケーブルおよびアンテナの防水配管の接続を示す多機能型のマンホール蓋の背面斜視図。 通信制御部および電源部の構成図。 応用例の概略図。 特許文献1に係る水位計測用マンホールユニットの部分拡大図。
以下、本発明の実施形態に係る多機能型のマンホール蓋を説明する。ここでは一例として下水道管渠の設備維持情報を計測するシステムへの適用例に基づき説明する。
すなわち、多機能型のマンホール蓋は通信計測端末として利用され、マンホール蓋を基本に情報通信端末としての構成、即ち無線通信制御部,アンテナ,電源部を備える。この電源部には主に電池を使用し、下水道管渠内の維持管理に必要なデータを収集して上位サーバにデータ送信する。
図1に基づき多機能型のマンホール蓋11の全体構成を説明する。このマンホール蓋11は、マンホール蓋本体に通信機器と電源とを組み込んだユニット構成からなり、下水道管渠Pに連通するマンホールMの上端開口部12を閉塞している。ここでは前記マンホール蓋11は、前記上端開口部12に設置された図示省略の受枠に開閉自在に連結された蓋本体18と、前記管渠P内の維持管理に必要なデータを無線通信によりデータ送信する無線通信制御部15と、無線通信制御部15のデータ送受信用のアンテナ16と、無線通信制御部15に電源供給する電源部17とを備え、前記管渠P内の維持管理に必要なデータは計測器14により計測されている。
≪多機能型のマンホール蓋11の具体的構造≫
多機能型のマンホール蓋11は、特許文献1のような二重蓋の構造ではなく、図2および図3に示すように、円盤状に形成され、前記受枠と開閉自在に連結する蝶番19と、蓋本体18の裏側に格子状に立設された補強リブ20,21と、補強リブ20,21に仕切られた空間R1〜R3に実装されたBOX筐体25と、蓋本体18の表側に形成されてアンテナ16を格納する断面凹状のアンテナ格納部22と、Oリング22aを介して前記格納部22の開口部を閉塞するポリカーボネイト板22bとを有し、BOX筐体25内に前記各部15,17が収納されている。すなわち、図1中では補強リブ20,21・BOX筐体25を省略して前記各部15,17の実装を概括的に示しているが、実際には前記各部15,17はBOX筐体25内に収納された状態で空間R1〜R3に実装されている。
また、ポリカーボネイト板22bは、図2(a)に示すように、前記格納部22の開口縁にねじ止めにより取り付けられている。このボリカーボネイト板22bの取り付けに際しては防水のため隙間にシリコーンコーキング材で防水処理を施してもよい。
なお、蓋本体18の裏側に立設された補強リブ20,21の配置形状は、格子状に限定されず、円筒状・放射線状などや、さらには複数の配置形状を組み合わせたものから選定してもよい。また、蓋本体18の形状も円盤状には限定されず、四角形状などの形状も選択可能である。
(1)蓋本体18の強度・耐スリップ性
蓋本体18は、鉄蓋の機械的性質,耐荷重強度等の基準「東京都 下水道設計標準 人孔鉄蓋(標準蓋) 60cm用都型仕様書」に準拠して製作され、東京都下水道設計標準に準拠した「人孔鉄蓋(標準蓋)φ600 荷重区分T−25」と同等の耐荷重強度を有している。
この蓋本体18については、アンテナ保護性能として表側に取り付けられるアンテナ16が車両の通過や天候などによって通信性能が長期的に影響を受けないことが求められる。そこで、該当部分の各種防水性(冷熱衝撃に対する防水性、繰り返し荷重に対する防水性、車両荷重に対する防水性など)については試験を行い、防水性に問題がないことが確認された。
また、ポリカーボネイト板22bを用いた場合には耐スリップ性を考慮した凹凸模様の一部が無くなるため、耐スリップ性を、別途、ASTMに準拠したDFテスターR85により試験を行った。この結果、ポリカーボネイト板22b上を通過する箇所の動摩擦係数の平均が、ポリカーボネイト板22bの設置箇所以外の平均よりも大きい結果となり、ボリカーボネイト板22bの取付けによる耐スリップ性低下の影響がないことが確認されている。
ここでは板材の材質として電波透過性に優れるポリカーボネイトを採用したが、これに限定されるものではなく、支障なく通信が行える電波透過性を有し、かつ、前記仕様書の基準を満たすことを条件に他の材質を選定可能である。
(2)補強リブ20,21
図2(b)に示すように、補強リブ20は矩形に形成されている一方、補強リブ21は台形状に形成されている。ここでは図2(c)に示すように、補強リブ20,21は格子状、即ちそれぞれ二本の補強リブ20,21が平行に立設され、補強リブ20と補強リブ21とが直交したリブ構造を呈し、蓋本体18は補強リブ20,21の幅と高さとで構造的強度対策が施されている。
この構造的強度対策により蓋本体18の裏側は「3×3」の升目状に仕切られ、升目中央と該中央の両隣に空間R1〜R3が配置されている。このリブ構造は、マンホール蓋本体としての荷重,振動,耐久性(耐荷重性能)等と製造コスト,前記各部15,17の機器構成などを勘案して升目の個数が選択されている。
具体的には升目中央の空間R1は、それぞれの補強リブ20,21間の幅と各補強リブ20,21の高さとで形成されている。また、空間R1に隣接する空間R2,R3は、補強リブ20間の幅と該補強リブ20間を連結する補強リブ21と各補強リブ20,21の高さとで形成されている。
このとき図2(b)に示すように、各補強リブ20の中央部(空間R1を構成する部分)には貫通孔23が二つ形成され、一方の補強リブ20の両端部(空間R2,R3を構成する部分)に貫通孔23が各々一つ形成され、補強リブ21の両端部には1個の貫通孔24が各々一つ形成されている。
(3)BOX筐体25
BOX筐体25は、蓋本体18と同材質の鋳鉄製であり、図3に示すように、前記各部15,17を収容するケース25aと、ケース25aの上部開口を閉塞するカバー25bとを備えている。このカバー25bは、内部に収納される前記各部15,17のメンテナンス性などを考慮してケース25aに取り外し可能に設けられている。
すなわち、カバー25bは挿通孔25eを介してケース25aの四隅のねじ孔25dにねじ止めされ、また防水性を持たせるために図示省略のガスケットが取り付けられている。なお、ケース25aの底板の前後端部には、それぞれ一対の貫通孔25cが形成されている。
このBOX筐体25は、L状に折曲形成された一対のブラケット26を介して補強リブ20に取り付けられている。この各ブラケット26の下端部26aにはケース25aの貫通孔25cに連通する連通孔26cが形成され、上端部26bには補強リブ20に形成された一対の貫通孔20aに連通する連通孔26dが形成されている。
このブラケット26の下端部26aは、前記各孔25c,26cに挿通されたボルト27の軸部にワッシャ28を介してナット29を締結してケース25aに固定されている。また、ブラケット26の上端部26dは、前記各孔20a,26dに挿通されたボルト30の軸部にワッシャ31を介してナット32を締結して補強リブ20に固定されている。
これによりBOX筐体25が補強リブ20に取り付けられて各空間R1〜R3に収容され、このときBOX筐体25の高さは補強リブ20,21の高さよりも低く設定されているため、BOX筐体25は補強リブ20,21の高さ以下に収容されている。なお、BOX筐体25の材質は、鋳鉄製以外の金属製であってもよく、また耐環境性に優れ防水性を確保できればポリカーボネイト製など樹脂製の材質も選択可能である。
また、各BOX筐体25間は防水配管接続手段33により接続されている。この防水配管接続手段33は、各BOX筐体25のケーブル取出口25fにシール部材34を介して取り付けた防水ケーブルグランド35(防水性があり図示省略の配線ケーブルを挿入し締め付けて振動による図示省略のコネクタからの脱落や緩みを防止する部品)と、防水ケーブルグランド35間を防水・配線防護するコ字状に形成された塩化ビニル製の防水配管36とを有している。
ここではBOX筐体25に配線を施すために防水配管36を補強リブ21の貫通孔24を通してBOX筐体25の防水ケーブルグランド35にて固定し、前記各部15,17の配線ケーブルは防水配管36内を通して配線される。このとき貫通孔24に防水配管36が保持固定され、また防水ケーブルグランド35やBOX筐体25への機械的強度負担を軽減することができ、さらに複数のBOX筐体25と防水配管36とを連通して形成された空間が外気と遮断される防水構造となる。
換言すれば防水配管接続手段33は、防水ケーブルグランド35や防水配管36などによりBOX筐体25間と防水配管36とで形成される内部空間に防水性および耐腐食性を確保する配管方法を意味する。一方、配線ケーブルならびに接続機器の防水性や耐腐食性が確保できれば、防水配管36を使用せずに、防水ケーブルグランド35を利用して直接、配線ケーブルを各BOX筐体25に接続する態様を採用することも可能であり、図4に示すように、計測器14とアンテナ16の接続ケーブル14a,16aは、この態様で接続されている。
また、防水配管接続手段33のさらに他の態様として、防水ケーブルグランド35を使用せずにBOX筐体25と防水配管36とを接着や溶着で接続してもよく、BOX筐体25と防水配管36とを硬化性樹脂などにより一体成形するなどBOX筐体25内部と防水配管36で形成される空間を一体化させて防水性をもたせてもよい。このような態様の防水配管接続手段33を採用することでBOX筐体25間の防水配管36を取り外すことなく、配線ケーブルの交換が可能となり、また防水配管36の取付後の取付不良による防水性の低下要因を排除できる。
さらにBOX筐体25の構造および防水配管接続手段33における防水性について前述のアンテナカバー、即ちボリカーボネイト板22bの防水試験と同一条件で試験を行ったところ、通常使用条件では問題無いことが確認された。なお、BOX筐体25の防水処置としてカバー25bにガスケットにシリコーングリスの塗付やシリコーンシーラントコーキング処理を施したが、防水性を確保できれば防水構造を含めて他の処理を選択してもよい。
なお、防水配管36は塩化ビニル製としたが、防水ケーブルグランド35にて防水性が確保できれば材質は塩化ビニルに限定されず、またチューブが可撓性であってもよく、複数の配管材を組み合わせることであってもよい。さらにブラケット26の下端部26aの座面に緩衝材を取り付ければ、BOX筐体25内に収納された前記各部15,17への振動や衝撃を緩和することもできる。
≪計測器14≫
計測器14は、降雨による下水道の増水を検出しており、半導体圧力センサを使用した投げ込み式の水位センサからなる。ここでは投げ込み式の水位センサにディストリビュータ(水位計出力をアイソレーションし、伝送出力が可能)を組み合わせて使用されている。このディストリビュータは、無線通信制御部15を収納するBOX筐体30内に併せて収納されているものとする。
また、投げ込み式水位センサの接続ケーブル14aは、図4に示すように、BOX筐体25の防水ケーブルグランド35により無線通信制御部15に接続されている。このとき接続ケーブル14aは、補強リブ21の未使用の貫通孔24に通されて保持固定されている。したがって、接続ケーブル14aの取り回しがよく、また接続ケーブル14aからの引張荷重が防水ケーブルグランド35に直接加わることがなく、防水ケーブルグランド35やBOX筐体25への機械的強度負担が軽減されている。
なお、計測器14は、水位センサに限定されるものではなく、前記管渠P内の維持管理に必要なデータを計測するものであればよい。例えば下水道管渠P内の環境を監視する場合には、pH,濁度,硫化水素などの環境情報を計測するセンサデバイスも併せて用いることができる。計測器14を設置する場合、センサデバイスは水位センサと同様に多機能型のマンホール蓋11の外部に設置されるが、前記計測器用インタフェースは水位センサと同様に無線通信制御部15内に備えられており、これらのセンサデバイスからの接続ケーブルも補強リブ21の未使用の貫通孔24を通して保持固定することが可能である。
≪無線通信制御部15,アンテナ16,電源部17≫
(1)無線通信制御部15
無線通信制御部15は、図5に示すように、計測器14の計測データ(前記管渠P内の維持管理に必要なデータ)を受信するインタフェース38と、計測データを上位ネットワークに送信する通信回路39と、両者38,39を制御するCPU40とを備え、DC電源で動作する市販の無線式・遠方監視装置を用いることが可能である。
また、無線通信制御部15は、あらかじめ設定された一定周期でCPU40が稼動状態となり、マンホールM内の監視を行ってデータの収集・蓄積、または上位ネットワークのセンタ装置に収集データを送信する責務を負って、その動作を繰り返す。センタ装置への送信に際しては蓋本体18に格納されたアンテナ16により800MHz帯の携帯電話網のデータ通信回線あるいは特定小電力無線,無線LAN,WIFIなどのネットワーク回線経由でデータ送信を実行する。
このとき無線通信制御部15からセンタ装置へ送信されるデータあるいはセンタ装置から無線通信制御部15へ送信される指令データの通信プロトコル,データフォーマット,パケット通信などは特に限定されず、また通信回線の通信網にインターネット回線や専用回線を含んでもよい。
また、データの生成周期や無線回線を介してのデータの送信周期は、同じ周期であっても生成周期タイミングでデータを蓄積して、送信周期タイミングで一括して送信してもよいし、これらの設定はセンタ装置から設定を行うことも、現場の無線通信制御部15で予め設定しておいてもよい。
さらに上位センターに集積されたデータについては、データの活用について限定するものではないが、サービスを受ける顧客がブラウザで、現場のマンホールで測定した情報を確認できるものである。このようなシステムにすることで、これまで監視されていなかった情報が監視でき、これまで経験と勘で運転していた下水道の雨水ポンプ場の運営などを可視化(見える化)された情報によりシステムのモデル化を行い、より正確に効率的に運用することが可能となる。
なお、この通信回線が小電力無線やBluetooth(登録商標)のような無線であって、上位センター装置へ情報通信を目的にしないで、現場のマンホールに保守員が出向いて車載機器から、または歩行中に端末(例えばスマートフォンの様な端末)でデータを収集する事も可能である。これは保守員の運用でデータを収集してサーバで管理することや、端末で処理することを制限するものではない。
(2)アンテナ16
アンテナ16は、800MHz帯の板状のダイポールアンテナからなり、前記格納部22の底部に形成された図示省略の貫通孔にアンテナ16から接続ケーブル16aを通過させた後に、図3および図4に示すように、該接続ケーブル16aを防水ケーブルグランド35でBOX筐体25に接続している。このときアンテナ16は前記格納部22に格納されているため、通行の障害物となることが防止されている。
このアンテナ16は、蓋本体18のアンテナ格納部22に格納して通信性能が確保できれば、ダイポールアンテナに限定されず、モノポール方式,ダイバシティ方式などから選択され、かつ形状は線状,コイル状,ミアンダ,スパイラルなどから選択可能である。
なお、図2に示したアンテナ16のアンテナ格納部22は、蓋本体18の表側には限定されず、蓋本体18の裏側に形成してもよく、また蓋本体18の裏側にアンテナ16を直接ボルト止めしてもよい。さらにアンテナ16をマンホール内壁に取り付けるなどして蓋本体18と分離設置する場合には、図4における計測器14の接続ケーブル14aの接続と同様に、蓋本体18の外部からのアンテナ16の接続ケーブル16aを補強リブ21の未使用の貫通孔24に通して保持固定すればよい。これにより接続ケーブル16aの取り回しが向上し、また接続ケーブル14aからの引張荷重が防水ケーブルグランド35に直接加わることがなく、防水ケーブルグランド35やBOX筐体25への機械的強度負担が軽減されることなる。
そして、アンテナ16を蓋本体18の裏側やマンホール内壁に取り付けることで、下水道管渠内における各多機能型のマンホール蓋11間でのデータの送受信を行うためのネットワークが構築できる。一方、アンテナ16を蓋本体18の表側に図2に示すように取り付けずに、蓋本体18の裏側やマンホール内壁に取り付けてマンホール外空間とのデータ送受信を行う場合には、蓋本体18の表裏を貫通する既設孔をデータ送受信用に利用するか、または機械的,耐荷重強度等の要求基準を満たすことを条件に蓋本体18にデータ送受信を可能とする開口部を設けることも可能である。
(3)電源部17
電源部17における電源供給方式は、多機能型のマンホール蓋11の用途に応じて選択される。ただし、マンホールM内という特別な環境を考慮すれば外部の商用電源よりも他の電源供給方式を選択することが好ましい。
この場合に多機能型のマンホール蓋11が一定期間(短期間)の使用であれば、動作容量との関係で最も低コストである一次電池での電源供給方式が採用される。例えば消費電力と寸法の両条件を満たすリチウム一次電池が好ましく、4個直列のBOXを2個並列接続して電源とするなど電池容量を倍層させて使用することがさらに好ましい。
一方、多機能型のマンホール蓋11の計測期間が長期であれば、図5に示すように環境発電デバイスKと組合せて2次電池に充電できる電源供給方式が好ましい。この環境発電デバイスKは、蓋本体18の表側に埋設された図示省略の太陽光発電、マンホールMの外気の人坑内部との温度差を利用した温度差発電や振動による振動発電などでもよい。
このとき電源部17は、整流回路41および蓄電回路(コンデンサ)42で環境発電の不安点な電気信号を整流して電荷を蓄電し、無線通信制御部15の使用する電源をDC/DCコンバータ43で生成する。ここでは無線通信制御部15が計測周期間隔内ならば待機状態として動作しており、発電の余剰電力があれば充電制御回路44で二次電池45に充電して電力を蓄える。
そして、無線通信制御部15に低消費電力動作可能なCPU40を搭載すれば、二次電池45の寿命を延ばすことができ、また環境発電デバイスKによる二次電池45の使用量を増大させて電源部17をメンテナンスフリーとすることもできる。なお、環境発電デバイスKを利用することなく、保守員がマンホール点検時に二次電池45を充電して再利用する方法を採用してもよい。
(3)各部15,17の取付手順
以下、無線通信制御部15と電源部17との蓋本体18への取付手順を説明する。ここでは最初に無線通信制御部15と電源部17とを蓋本体18に固定された別々のBOX筐体25のケース25a内に収納する。すなわち、無線通信制御部15は収容空間R1のケース25a内に収納される一方、電源部17は空間R2,R3のいずれか、または空間R2,R3のケース25a内にそれぞれ収納される。
図3に示すように、前記収納後に両者15,17間の配線ケーブル(電源ケーブル等)が防水配管36を通じて配線されるとともに、防水ケーブルグランド35によりそれぞれに接続される。また、図4に示すように、計測器14とアンテナ16の接続ケーブル14a,16aが、貫通孔24の経由後に防水ケーブルグランド35によりそれぞれBOX筐体25内に収納された無線通信制御部15に接続される。
この各配線後にケース25aにカバー25bがねじ止めされ、蓋本体18に前記各部15,17が実装される。この構成によれば、多機能型のマンホール蓋11は無線通信制御部15と電源部17とを備えるため、外部からの電源供給および充電を必要とすることなく、下水道管渠P内の設備維持情報を計測してセンタ装置に通知可能なシステムが提供される。
このとき多機能型のマンホール蓋11の蓋本体18は、「東京都 下水道設計標準 人孔鉄蓋(標準蓋) 60cm用都型仕様書」に準拠して製作され、東京都下水道設計標準に準拠した人孔鉄蓋(標準蓋)φ600 荷重区分T−25と同等の耐荷重強度を有する。
特に蓋本体18は、「3×3のリブ構造」により構造的強度対策が施されているため、無線通信制御部15と電源部17とを実装しても荷重,振動,耐久性(耐荷重性)などを損なうことがない。したがって、多機能型のマンホール蓋11によれば、既存の構造的設備のマンホール蓋本体と交換するだけで下水道管渠P内の設備維持情報を計測するシステムを構築が構築でき、その交換当日から前記情報の計測が可能となる。
この場合に多機能型のマンホール蓋11は、特許文献1のような二重蓋構造ではないため、蓋本体18を取り外せばよく、マンホール自体の通常の点検作業に支障を与えず、マンホール蓋本体としての取扱いに制約を加えることなくメンテナンス作業ができる。
また、BOX筐体25は補強リブ20,21の高さ以下に収納されているため、路上のアスファルト上で多機能型のマンホール蓋11を水平旋回/垂直反転させたとしても、補強リブ20,21に囲まれた升目内に収まる。これによりBOX筐体25はアスファルト面と接触することなく、物理的損傷・影響を受けることがなく、この点でも蓋のメンテナンスの作業性がよい。
さらに防水配管接続手段33によれば、各BOX筐体25内と防水配管36とに連通して形成された空間が外気と遮断される防水構造となるため、無線通信制御部15および電源部17の腐食や水漏れが防止され、下水道管路内の環境に対応することが可能となる。
≪応用例≫
前述のように多機能型のマンホール蓋11は携帯電話網のデータ通信回線または特定小電力無線,無線LAN,WIFIなどのネットワーク回線を想定しているものの、データ通信の効率化やランニングコストの観点から自前のネットワークを構築したほうが低コストでデータを収集することができる。
そこで、図6に示すように、前記センタ装置を中心とするスター型ネットワークではなく、複数のマンホールMのそれぞれに設置された多機能型のマンホール蓋11にてメッシュネットワークを構築させることもできる。
この場合には無線通信制御部15にメッシュ端末として機能させることにより、計測器14で収集した計測データを各無線通信制御部15間で相互に送受信して計測データを中継し、ゲートウェイ機能を保有する特定の無線通信制御部15が計測データを携帯電話回線または特定小電力無線,無線LAN,WIFIのネットワーク回線で前記センタ装置に送信する。このメッシュネットワークに参加する多機能型のマンホール蓋11の無線通信制御部15は、隣接する多機能型のマンホール蓋11と通信できればよく、弱い通信出力でよい。
なお、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、各請求項に記載された範囲内で変形して実施することができる。例えば電源部17をBOX筐体25内に収納するのではなく、外部給電方式(外部の商用電源を利用する。)を採用することもできる。
この場合には電源ケーブルは多機能型のマンホール蓋11を開いて水平旋回あるいは垂直反転して開放する際に前記マンホール蓋11の移動を制約しないことが好ましい。例えば電源ケーブルを補強リブ21の未使用の貫通孔24に通して防水ケーブルグランド35により接続してもよい。これにより電源ケーブルの取り回しが向上し、また接続ケーブル14aからの引張荷重が防水ケーブルグランド35に直接加わることを防止できる。
また、補強部21に貫通孔24ではなく、凹溝を形成して防水配管36,接続ケーブル14a,前記電源ケーブルなどを挿通してもよい。この場合も防水配管36などを凹溝で保持できるため、貫通孔24と同様に配管挿通保持部として機能できる。
11…多機能型のマンホール蓋
14…計測器(計測部)
14a…接続ケーブル(計測部のケーブル)
15…無線通信制御部(通信制御部)
16…アンテナ
17…電源部
18…蓋本体(マンホール蓋本体)
20,21…補強リブ(補強部)
24…貫通孔(配管挿通保持部)
25…BOX筐体(筐体)
33…防水配管接続手段
45…二次電池
K…環境発電デバイス(補助発電電源)
R1〜R3…空間
P…下水道管渠
M…マンホール

Claims (8)

  1. 管渠に連通するマンホールの地上側の開口部を閉塞する蓋本体と、
    前記管渠内の維持管理に必要なデータを計測する計測部の計測データを無線通信で送信する通信制御部と、
    通信制御部に電源供給する電源部と、
    通信制御部と電源部とをそれぞれ収容する筺体と、
    蓋本体の裏側に形成された補強部と、
    補強部により仕切られて各筺体が別個に設置される複数の空間と、
    蓋本体の表側に断面凹状に形成され、かつ通信制御部用のアンテナを格納するアンテナ格納部と、
    アンテナ格納部の開口部を閉塞する電波透過性の閉塞部材と、
    を備えることを特徴とする多機能型のマンホール蓋。
  2. 筐体間を防水配管接続手段にて接続したことを特徴とする請求項1記載の多機能型のマンホール蓋。
  3. 筐体の高さを補強部の高さ以下にしたことを特徴とする請求項1または2のいずれか1項に記載の多機能型のマンホール蓋。
  4. 補強部に形成された配管挿通保持部を介して防水配管接続手段を各筐体間に接続したことを特徴とする請求項2または3のいずれか1項に記載の多機能型のマンホール蓋。
  5. 補強部に形成された他の配管挿通保持部を介して計測部のケーブルを通信制御部に接続したことを特徴とする請求項4記載の多機能型のマンホール蓋。
  6. 前記ケーブルと通信制御部とを防水構造で接続したことを特徴とする請求項5記載の多機能型のマンホール蓋。
  7. 電源部の供給電源方式は、
    商用電源の引き込み電源供給と、
    使い切り型の一次電池からの電源供給と、
    再利用型の二次電池からの電源供給と、
    再利用型の二次電池および補助発電電源からの電源供給と、
    のいずれかから選択されることを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の多機能型のマンホール蓋。
  8. 電源部に外部給電方式を採用したときに、
    電源部に接続される電源ケーブルを、補強部に形成されたさらに他の配管挿通保持部を介して通信制御部に接続したことを特徴とする請求項5〜7のいずれか1項に記載の多機能型のマンホール蓋。
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