JP2015038506A - 漏水検知方法および漏水検知装置 - Google Patents

漏水検知方法および漏水検知装置 Download PDF

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Abstract

【課題】 マンホールの有無に影響されることなく、センサの設置が簡便であり、かつ、検知の精度が高く、信頼性の高い、漏水検知方法および漏水検知装置を提供する。
【解決手段】 本発明の漏水検知方法は、振動センサ12aおよび12bを含む振動センサユニット1と、アンテナ21を含むアンテナユニット2とを含み、振動センサユニット1を、地中に配置し、アンテナユニット2を、マンホール設置箇所以外の地表に配置し、振動センサユニット1とアンテナユニット2とを、ケーブルで接続し、振動センサユニット1は、振動センサ12aおよび12bで計測される振動の測定データを収集し、前記収集した測定データを、地表に設置したアンテナユニット2を介して、短距離無線通信23により、地上のコントローラユニット4にデータ送信することで、データの取り出しを行うことを特徴とする。
【選択図】 図1

Description

本発明は、漏水検知方法および漏水検知装置に関する。
上水道設備における配管からの漏水は、社会的にみて大変大きな問題である。地中に埋設された配管の漏水およびその位置の検知は、熟練した探査員の聴覚によって行われてきた。これは、例えば、探査員が地表に露出している弁などの箇所において、深夜の静寂時などに聴覚にて漏水音の有無を確認し、漏水音が確認された場合には、専用の聴音器を地表に当てて管路に沿って移動しつつ、最も漏水音が明瞭となる箇所を探知して、漏水箇所を特定しようとするものである。この方法は、高価な機器などを必要とはしないが、探査員には熟練が必要であり、また、熟練した探査員間においても、個人間の技量のバラつきが大きいという問題がある。
そこで、人間の感覚に頼ることなく漏水を検知しようとする試みとして、例えば、配管に音響検知器や振動検知器を取り付け、漏水場所を特定する方法が検討されている(例えば、特許文献1〜3参照)。前記方法においては、漏水検知用のセンサを用い、マンホール内の空間を利用して配水管に直接センサを設置することが検討されている。
特許第3032090号公報 特開平11−117356号公報 特開2001−156514号公報
マンホール内の空間を利用して配水管に直接センサを設置する場合、マンホール内に設置したセンサは、データ収集後に取り外すことが想定されている。あるいは、マンホール内で収集したデータを、マンホール外にデータ通信することも考えられ、例えば、特許文献3に記載の技術では、マンホール蓋にアンテナを脱着するといった方法が提案されている。マンホール内に設置した機器からマンホール蓋の外部にデータ送信する場合、マンホール蓋そのものに通信用の工夫が必要なため、既存のマンホール蓋の流用ができず、マンホール蓋の取替え工事を伴うため工事費用が増大することになる。
また、マンホールの設置間隔は一定ではない。センサは漏水音の伝播距離の関係から、例えば100〜数100mおき程度の間隔で配置することが望ましいが、埋設されている配水管によっては、1km以上と長距離間隔でしかマンホールが準備されていない場所もある。この場合、センサを設置する場所がないという問題が発生する。センサを設置するためだけに、配水管を露出させるような地下マンホール室を築造することは困難である。
さらに、マンホール蓋にアンテナ等を設けると、蓋開閉時に障害となったり、配線が蓋に挟まれ断線が起こりやすいという問題が起こり得る。また、マンホールに電力線を引き込む場合、センサを設置する場所ごとに電力会社との契約が必要で、かつ電力量計の設置が必要なため設置には煩雑さが伴う。
本発明の目的は、マンホールの有無に影響されることなく、センサの設置が簡便であり、かつ、検知の精度が高く、信頼性の高い、漏水検知方法および漏水検知装置を提供することにある。
前記目的を達成するために、本発明の漏水検知方法は、
振動センサを含む振動センサユニットと、アンテナを含むアンテナユニットとを含み、
前記振動センサユニットを、地中に配置し、
前記アンテナユニットを、マンホール設置箇所以外の地表に配置し、
前記振動センサユニットと前記アンテナユニットとを、ケーブルで接続し、
前記振動センサユニットは、前記振動センサで計測される振動の測定データを収集し、
前記収集した測定データを、地表に設置した前記アンテナユニットを介して、
短距離無線通信により、地上のコントローラユニットにデータ送信することで、データの取り出しを行うことを特徴とする。
また、本発明の漏水検知装置は、前記本発明の漏水検知方法に用いる漏水検知装置であって、前記振動センサユニットにおいて、前記振動センサは、外部に露出された状態で、ケーブルで接続されており、
前記振動センサを除く前記振動センサユニットは、前記アンテナユニットと一体になっている。
本発明によれば、マンホールの有無に影響されることなく、センサの設置が簡便であり、かつ、検知の精度が高く、信頼性の高い、漏水検知方法および漏水検知装置を提供できる。
図1は、本発明の漏水検知方法および漏水検知装置を使用した漏水検知システムの一例(マンホール無し)の概念図である。 図2は、本発明の漏水検知装置の一例の構成を示す模式図である。 図3は、本発明の漏水検知装置のその他の例の構成を示す模式図である。 図4は、本発明の漏水検知装置の設置例を示す図である。 図5は、コントローラユニットの一例の構成を示す模式図である。 図6Aは、本発明の漏水検知方法および漏水検知装置を使用した漏水検知システムのその他の例(マンホール有り)の概念図である。 図6Bは、本発明の漏水検知方法および漏水検知装置を使用した漏水検知システムのさらにその他の例(マンホール有り)の概念図である。 図7は、本発明の漏水検知装置におけるアンテナユニット(太陽電池を含む)の一例の構成を示す模式図である。 図8は、本発明の漏水検知装置における振動センサユニットのその他の例の構成を示す模式図である。 図9は、本発明の漏水検知装置の標準動作の一例を説明するフローチャートである。 図10は、コントローラユニットの標準動作の一例を説明するフローチャートである。 図11は、本発明の漏水検知装置のさらにその他の例の構成を示す模式図である。
本発明の漏水検知方法において、前記振動センサユニットの振動センサを、地表から設けられた穴の壁面に配置することが好ましい。
また、本発明の漏水検知方法において、前記振動センサユニットの振動センサを、地表から設けられた穴の壁面に配置し、前記地表から設けられた穴の底部が、マンホールの外壁面に到達するように設けられ、前記振動センサが配置される壁面が、前記マンホールの外壁面であることが好ましい。
本発明の漏水検知方法において、前記振動センサユニットを、マンホール内に配置することも好ましい。
本発明の漏水検知方法において、前記アンテナユニットを、例えば、道路上の構造物に取り付けてもよい。
本発明の漏水検知方法において、前記アンテナユニットを、マンホール蓋横の地表に凹凸の無いように設置することが好ましい。
本発明の漏水検知方法において、前記コントローラユニットは、前記測定データを受信し、前記測定データに位置情報を付加して漏水検知サーバに送信することが好ましい。
本発明の漏水検知装置において、前記アンテナユニットは、さらに、電源供給手段を含んでおり、
前記電源供給手段から前記振動センサユニットに電力が供給され、
前記電源供給手段が、太陽電池、振動発電装置、長寿命バッテリからなる群から選ばれる少なくとも一種であることが好ましい。
本発明の漏水検知装置において、前記アンテナユニットは、さらに、LEDを含んでいることが好ましい。
以下、本発明の漏水検知方法および漏水検知装置について、例をあげて詳細に説明する。ただし、本発明は、以下の実施形態に限定されない。なお、以下の図1から図11において、同一部分には、同一符号を付している。
[第1の実施形態]
第1の実施形態は、本発明の漏水検知方法および漏水検知装置を用いた漏水検知システムの一例である。図1は、本実施形態の漏水検知システムの概念図である。本実施形態は、マンホールの無い場所において本発明を実施する場合の、前記システムの構成例を示している。
図1に示すように、本実施形態では、振動センサ12aおよび12bを含む振動センサユニット1と、アンテナ21を含むアンテナユニット2とを含む漏水検知装置を使用する。図2に、前記漏水検知装置の一例の構成を示す。この例の漏水検知装置は、振動センサユニット1と、アンテナユニット2とを主要な構成要素として含む。振動センサユニット1は、振動センサユニット本体11と、2つの振動センサ12aおよび12bとを備える。振動センサユニット本体11は、マイコン111と、メモリ112と、無線装置113と、バッテリ114とを備える。アンテナユニット2は、アンテナ21を備え、アンテナ21は筐体22により固定されている。振動センサユニット1の振動センサ12aおよび12bを除く部分、すなわち、振動センサユニット本体11と、アンテナユニット2とは、ケーブル(図1および図2において図示せず)により接続され、一体となっている。振動センサ1において、振動センサ12aは、外部に露出した状態で、ケーブル13aにより、振動センサユニット本体11と接続されている。振動センサ12bは、外部に露出した状態で、ケーブル13bにより、振動センサユニット本体11と接続されている。
マイコン111は、振動センサ12aおよび12bから取得した振動データを一次処理する。メモリ112は、前記一次処理された振動データを保存する。無線装置113は、メモリ112に保存された振動データを外部にデータ送信する。バッテリ114は、振動センサユニット1の各構成に電力を供給する。マイコン111は、前述の機能に加えて、例えば、タイマー管理機能を有してもよい。この機能により、例えば、振動センサ12aおよび12bによる振動データ収集時間を夜間の時間帯に指定して振動センサ12aおよび12bを当該時間帯に稼動させたり、無線装置113の稼動を昼間の時間帯に指定したりするなどして、バッテリ114の消費電力の軽減を図れる。振動センサユニット1およびアンテナユニット2の各構成は、例えば、公知のものを使用できる。
本実施形態では、図1に示すように、地面にアンテナユニット2の寸法に合った穴を掘り、取付け空間7を確保する。そして、振動センサユニット1を空間7内(地中)に設置し、振動センサ12aおよび12bを、空間7の側壁に設置する。その際、振動センサ12aおよび12bを空間7の側壁に設置できるように、空間7の周囲をモルタル8で固める。このようにすることで、例えば、地下の漏水振動をより検知しやすくしている。一方、アンテナユニット2を前記穴上(地表)に設置する。その際、アンテナユニット2上部の表面高さと、地表面9の表面高さとを合わせることで、アンテナユニット2を、地表面9に凹凸の無いように設置するのが好ましい。このように、本実施形態では、マンホールの有無に影響されることなく、地表に穴を設けることで、振動センサを含む漏水検知装置を簡便に設置できる。また、本実施形態では、例えば、マンホール蓋の交換、改造、開閉作業等をすることなく、アンテナユニット2を地表に設置することにより遮蔽物を回避して、振動センサユニット1から、アンテナユニット2のアンテナ21を介して、無線データ通信を可能にする。また、本実施形態では、マンホールを利用しないため、例えば、定期的にバッテリ114を交換する場合でも、マンホール蓋の開閉を必要とせず、交換工事費がかからず、交通の妨げなども発生しない。
図2に示す漏水検知装置は、振動センサユニット本体11が備えるバッテリ114に蓄えられた電力により、後述するように動作する。前記漏水検知装置は、外的なエネルギーを電力に変換できる電源供給手段を備えることが、バッテリ交換が不要となる等の観点から、好ましい。このため、前記漏水検知装置は、前記アンテナユニットが、前記電源供給手段を含んでいることが好ましく、前記アンテナユニットが、前記電源供給手段として太陽電池を含んでいることがより好ましい。図3に、太陽電池を含む漏水検知装置の一例の構成を示す。図3に示すように、この例の漏水検知装置は、アンテナユニット2がアンテナ21およびアンテナ21の周囲に配置された太陽電池22aを含む。この例の漏水検知装置では、太陽電池22aにより得られた電力がバッテリ114に蓄積され、この電力が振動センサユニット1の各構成に供給される。これらの点を除いて、この例の漏水検知装置は、図2に示す漏水検知装置と同様の構成を有する。このように、この例の漏水検知装置では、地中に設置した振動センサユニット1に対して、地表に設置した太陽電池22aを含むアンテナユニット2から電源を供給することにより、例えば、振動センサユニット1を地中に電池交換無しに常時設置できる。太陽電池22aは、例えば、公知のものを使用できる。なお、図3では、外的なエネルギーを電気に変換できる電源供給手段として、太陽電池を例にとり説明したが、本発明は、この例には限定されない。前記電源供給手段は、前記太陽電池の他に、例えば、振動発電装置、長寿命バッテリ等があげられる。前記振動発電装置は、例えば、圧電素子を敷き詰めた板状の振動発電装置があげられる。この振動発電装置は、この振動発電装置が人等に踏まえた際に発生する振動により発電する。前記長寿命バッテリとしては、例えば、二酸化マンガンリチウム電池があげられる。前記電源供給手段は、例えば、前記太陽電池と、前述の太陽電池以外の電源供給手段とを組み合わせたものでもよいし、前述の太陽電池以外の電源供給手段を組み合わせたものでもよい。
つぎに、本実施形態の漏水検知システムにおける漏水検知方法では、まず、振動センサユニット1が、振動センサ12aおよび12bで計測される振動の測定データ(振動データ)を収集する。つぎに、前記振動データを、アンテナユニット2を介して、短距離無線通信23により、車両41等に搭載されて移動可能な、地上のコントローラユニット4にデータ送信する。車両41は、振動センサユニット1の設置場所付近を巡回する必要がある。そこで、車両41として、規定された場所を広範囲に走行する、例えば、ゴミ収集車、清掃車等を用い、これらの車両41にコントローラユニット4を搭載しておくことも好ましい。このようにして、前記漏水検知方法では、地中空間に設置する振動センサユニット1の振動センサ12aおよび12bにより、配水管だけでなく地中空間の壁の振動から、漏水検知用の振動を測定し、前記測定データの取り出しを行う。このため、本実施形態では、漏水の検知精度が高く、信頼性が高い。前記漏水検知方法を、以下に図面を参照して、より具体的に説明する。
図1に示すように、配水管6の破損等により発生した漏水による振動を、振動センサ12aおよび12bにより計測して、振動データを取得する。つぎに、マイコン111により、前記振動データを一次処理する。前記一次処理された振動データは、メモリ112に保存される。そして、メモリ112に保存された振動データを、無線装置113からアンテナユニット2のアンテナ21を介して、短距離無線通信23によりコントローラユニット4にデータ送信する。このようにして、本実施形態では、振動データの取り出しを行う。短距離無線通信23は、特に制限されず、公知のものを使用でき、例えば、950MHz帯無線通信、920MHz帯無線通信等が使用できる。コントローラユニット4は、前記振動データに位置情報を付加する。そして、前記位置情報が付加された振動データを、コントローラユニット4から、例えば、公衆回線42により、漏水管理センター内に設置された漏水検知サーバ5に伝送する。公衆回線42は、特に制限されず、公知のものを使用でき、例えば、パケット通信回線等が使用できる。最後に、漏水検知サーバ5に格納された振動解析プログラムにより、前記振動データを解析し、漏水の有無等を検知する。本実施形態の漏水検知システムは、例えば、単独システムとして導入する場合と、クラウドシステムを利用して複数の顧客が同一の漏水検知サーバを利用して漏水検知機能を貸し出す場合との両方が考えられる。前記クラウドシステムを利用する場合は、漏水検知サーバ5は、例えば、クラウドシステムを利用するサーバとする。このようなサーバであれば、例えば、大量の振動データを収集、学習することで、漏水検知の精度をより向上できる。
図5に、コントローラユニット4の一例の構成を示す。図5に示すように、この例のコントローラユニット4は、無線装置43と、GPS情報部44と、データ通信部45と、電源46とを備える。コントローラユニット4において、無線装置43により、アンテナユニット2のアンテナ21を介して短距離無線通信23によりデータ送信された、振動データを受信する。GPS情報部44により、受信した前記振動データに位置情報を付加する。データ通信部45により、前記位置情報が付加された振動データを、漏水検知サーバ5に伝送する。例えば、公衆回線42がパケット通信回線の場合、データ通信部45は、パケット通信部である。電源46により、無線装置43、GPS情報部44およびデータ通信部45を稼動させる。
図9は、漏水検知装置の通常時の動作フローを示しており、順を追ってその動作を説明する。図9に示す動作フローは、漏水検知装置が太陽電池を備える形態(図3)について、振動センサユニット本体のマイコンがタイマー管理機能を有する場合を例にとり説明する。なお、説明を容易にするため、ここでは予め、振動センサユニット1とコントローラユニット4との短距離無線通信23が確立していることとする(図10において、同様)。
処理の開始(ステップ100)後、まず、ステップ101では、漏水検知装置におけるアンテナユニット2が地表に設置されている状態において、太陽光のエネルギーを太陽電池22aにより電力に変換し、振動センサユニット本体11のバッテリ114を充電する。つぎに、ステップ102では、ステップ101にて充電された電力を有効活用するために、振動センサユニット本体11のマイコン111におけるタイマー管理機能により、振動センサ12aおよび12bの稼動時間を設定する。具体的には、例えば、配水管6における漏水による振動を、その他の交通機関における雑音振動、水道の通常利用の振動等と区別するために、深夜の時間帯に振動センサ12aおよび12bが稼動するように時間設定する。ステップ103では、振動センサ12aおよび12b稼働時間であれば(Yes)、振動センサに電源供給を行い、振動データの計測を行う(ステップ104)。つぎに、ステップ106では、ステップ104で夜間計測した振動データを、通信用データとしてデータ容量を減らすまたは圧縮するために、マイコン111の一次処理タスクによりデータ加工処理(一次加工処理)を行う。そして、ステップ108では、ステップ106において一次加工処理した振動データ(一次処理データ)を、振動センサユニット本体11のメモリ112に保存する。この状態で、ステップ105において、振動センサユニット本体11の無線装置113の稼動時間であれば(Yes)、ステップ107に進み、無線装置113に振動センサユニット本体11のバッテリ114から電力を供給して無線装置113を稼動させ、メモリ112に保存されている前記一次処理データを、アンテナユニット2のアンテナ21を介して、短距離無線通信23によりデータ送信を行う。このようにして、前記一次処理データを、コントローラユニット4により回収できる。無線装置113の稼動時間でなければ(No)、ステップ101に戻り、振動センサ12aおよび12bによる振動データの計測等を継続する。無線装置113の稼動時間は、マイコン111におけるタイマー管理機能により、例えば、日中に設定できる。また、コントローラユニット4との短距離無線通信23を行う必要が無い夜間の時間帯には、マイコン111のタイマー管理機能により無線装置113の電源を切り、消費電力を節約できる。一方、ステップ103において、日中の交通機関による雑音振動、水道の通常利用による振動等が多く発生する時間帯であり、振動センサ12aおよび12b稼働時間でなければ(No)、振動センサ12aおよび12bによる振動計測は行わない。ステップ105において、無線装置113の稼動時間であれば(Yes)、ステップ107に進み、バッテリ114から電力を供給して無線装置113を稼動させ、予めメモリ112に保存されている前記一次処理データを、前述と同様にしてデータ送信を行う。無線装置113の稼動時間でなければ(No)、ステップ101に戻り、振動センサ12aおよび12bによる振動データの計測等を継続する。
つぎに、図10は、コントローラユニットの通常時の動作フローを示しており、順を追ってその動作を説明する。
処理の開始(ステップ200)後、まず、ステップ201では、移動体である車両41に搭載したコントローラユニット4の電源46をONにし、漏水検知装置との通信が可能な状態を保った状態で、漏水検知装置の近隣に移動する。ステップ202では、前述の図9のステップ105で示したように、無線装置113の稼動時間帯、すなわち、無線装置113が短距離無線通信23を行っている時間帯であれば(Yes)、ステップ204に進み、無線通信可能な距離・範囲に入ったら、短距離無線通信23により自動的に漏水検知装置と送受信を行い、前記一次処理データを受信する。ステップ205では、データ受信したことをトリガーとして、データ受信した位置情報を、GPS情報部44により受信した前記一次処理データに付加する(位置情報付加データ)。そして、前記位置情報付加データを、データ通信部45に伝達する。ステップ206では、前記位置情報付加データを、データ通信部45から漏水管理センター内に設置された漏水検知サーバ(振動解析サーバ)5に、公衆回線42を利用して送信する。例えば、公衆回線42が電話会社の公衆パケット通信回線の場合、データ通信部45は、パケット通信部である。ステップ207では、ステップ204で一次処理データを受信した漏水検知装置とは異なる漏水検知装置の設置場所に移動するか(Yes)、データ収集をやめるか(No)の選択を行う。前者(Yes)の場合、ステップ208に進み、異なる漏水検知装置の設置場所に移動する。そして、異なる漏水検知装置についても、ステップ202〜206を行う。一方、後者(No)の場合、ステップ209に進み、電源46をOFFにし、データ収集を終了する。また、ステップ202において、無線装置113が短距離無線通信23を行っていない時間帯であれば(No)、ステップ203に進み、異なる漏水検知装置の設置場所に移動する。そして、異なる漏水検知装置についても、ステップ202を行い、無線装置113が短距離無線通信23を行っている時間帯であれば(Yes)、ステップ204〜206を行う。
無線装置113の稼動時間帯は、前述のとおり、マイコン111におけるタイマー管理機能により、予め「AM時間帯(9〜12時)」など、3時間程度の時間幅を持たせて設定しておくことができる。コントローラユニット4を搭載した車両41は、その時間帯に合わせて移動するようにすれば、効率的にデータ収集を行うことができるので、好ましい。
以上のように、図9および図10に示す、標準動作フローを繰り返すことにより、漏水管理センター内に設置された漏水検知サーバ5において、受信した前記位置情報付加データを蓄積し、振動解析、同一地点の蓄積データ比較、同一条件でのデータ比較等により漏水判定を行う。この結果、例えば、漏水を検知した全ての漏水検知装置の設置場所を示すことが可能である。
本実施形態では、前記漏水検知装置におけるアンテナユニット2を、道路表面(地表)に設置しているが、本発明は、この例には限定されない。前記アンテナユニットの設置箇所は、マンホール設置箇所(例えば、マンホールの蓋)以外の地表であればよく、例えば、道路上の構造物でもよい。前記構造物は、例えば、中央分離帯、ガードレール等があげられる。
本実施形態では、図4に示すように、配水管6の所定箇所の破損等により発生した漏水による振動を、複数の漏水検知装置100における振動センサにより計測して、振動データを取得することが好ましい。このようにすることで、例えば、精度がより高く、信頼性がより高い漏水検知が可能となる。前記複数の漏水検知装置は、例えば、図2または図3に示した漏水検知装置である。前記漏水検知装置同士の設置間隔は、特に制限されず、例えば、5〜30mの範囲であり、より好ましくは5〜10mの範囲である。
前記実施形態では、コントローラユニット4は、車両41等に搭載された移動可能なものについて説明したが、コントローラユニット4は、例えば、電柱等に常時設置することもできる。その場合、コントローラユニット4は、複数のアンテナユニット2と通信してデータ受信が可能な場所に設置される。そして、前記と同様に、コントローラユニット4から振動データを、例えば、公衆回線42により、漏水検知サーバ5に伝送する。このとき、複数のコントローラユニット4のデータを集約する親コントローラユニットを、前記複数のコントローラユニット4からデータ受信が可能な場所に配置しておき、前記親コントローラユニットから、公衆回線42により、漏水検知サーバ5に伝送してもよい。
[第2の実施形態]
第2の実施形態は、本発明の漏水検知方法および漏水検知装置を用いた漏水検知システムの一例である。図6Aは、本実施形態の漏水検知システムの概念図である。本実施形態は、マンホールの近傍において本発明を実施する場合の前記システムの構成例を示している。
図6Aに示すように、本実施形態では、振動センサを含む振動センサユニット1aと、アンテナおよび太陽電池を含むアンテナユニット2aとを含む漏水検知装置を使用する。振動センサユニット1aと、アンテナユニット2aとは、アンテナ用同軸ケーブル3aおよび太陽電池用電源ケーブル3bにより接続されている。
図7に、アンテナユニット2aの一例の構成を示す。この例のアンテナユニット2aは、円柱状のアンテナ21aと、円形の太陽電池パネル22bと、中空の円柱状のベース24と、円形の透明耐圧カバー25とを含む。アンテナ21aおよび太陽電池パネル22bは、ベース24内に取り付けられている。ベース24は、耐加重設計されている。ベース24上部には、太陽電池パネル22bに外部圧力が加わった際の破損防止のために、透明耐圧カバー25が取り付けられている。アンテナ21aには、アンテナ用同軸ケーブル3aが接続されており、太陽電池パネル22bには、太陽電池用電源ケーブル3bが接続されている。
図8に、振動センサユニット1aの一例の構成を示す。この例の振動センサユニット1aは、振動センサ12cと、マイコン111と、メモリ112と、無線装置113と、バッテリ114と、磁石14とを含む。振動センサ12cは、マイコン111にケーブルで接続されている。マイコン111は、メモリ112に電気的に接続されている。メモリ112は、無線装置113およびバッテリ114に電気的に接続されている。無線装置113には、アンテナ用同軸ケーブル3aが接続されており、バッテリ114には、太陽電池用電源ケーブル3bが接続されている。
マイコン111、メモリ112、無線装置113およびバッテリ114は、前記実施形態1と同様である。磁石14は、配水管6への接続に用いられる。
本実施形態では、図6Aに示すように、地面にアンテナユニット2aの寸法に合った穴を掘り、モルタル等で取付け空間7を確保する。さらに、ケーブルルートとなる、取付け空間7の底部からマンホール10の側壁を貫通する孔7aを設ける。そして、アンテナユニット2aを前記穴上(地表)に配置する。その際、アンテナユニット2上部の表面高さと、地表面9の表面高さとを合わせることで、アンテナユニット2aを、地表面9に凹凸の無いように設置するのが好ましい。一方、アンテナ用同軸ケーブル3aおよび太陽電池用電源ケーブル3bを、孔7aに配置することで、振動センサユニット1aを、マンホール10内に設置する。本実施形態では、振動センサユニット1aの磁石14を利用して、マンホール10内の配水管6の外側壁に直接設置している。このように漏水検知装置における振動センサユニット1aおよびアンテナユニット2aを設置することでも、前記実施形態1と同様に、前述の本発明の効果が得られる。
本実施形態の漏水検知システムにおける漏水検知方法では、振動センサユニット1aが、マンホール10内の配水管6に設置された振動センサ12cで計測される振動データを収集すること以外は、前記実施形態1と同様にして、漏水検知用の振動を測定し、前記振動データの取り出しを行う。
本実施形態では、漏水検知装置の振動センサユニットをマンホール内に設置しているが、本発明は、この例には限定されない。例えば、図6Bに示すように、取付け空間7の底部からマンホール10の側壁に到達する孔7bを設ける。そして、この孔7bを利用して、漏水検知装置の振動センサユニット1bを、マンホール10の外側面に設置する。これらの点を除いて、図6Bに示す漏水検知システムは、図6Aに示す漏水検知システムと同様である。例えば、マンホール内空間では、管の周りはコンクリートで固められていたり、バルブが設置されていたり、管のつなぎ目がありパッキンが入っていたりする場合があり、これらが、漏水検知の精度を低下させる場合がある。図6Bに示すように、漏水検知装置の振動センサユニット1bをマンホール10の外壁面に設置することで、例えば、前述の問題を回避して漏水検知の精度をより高くできる。
[第3の実施形態]
第3の実施形態は、前記漏水検知システムに用いる漏水検知装置の一例である。本実施形態の漏水検知装置は、前記アンテナユニットがLEDを含む形態である。図11は、本実施形態の漏水検知装置の構成を示す模式図である。図11(a)は、前記漏水検知装置におけるアンテナユニットの上面図であり、図11(b)は、前記漏水検知装置を設置した状態を示す模式図である。
図11に示すように、本実施形態の漏水検知装置は、振動センサユニット1と、アンテナユニット2bとを主要な構成要素として含む。アンテナユニット2bは、アンテナ21と、太陽電池22と、LED26とを備える。LED26は、太陽電池22の周囲に配置されている。これらの点を除いて、本実施形態の漏水検知装置は、図3に示す漏水検知装置と同様の構成を有する。LED26は、特に制限されず、例えば、公知のものを使用できる。このような構成とすることで、本実施形態の漏水検知装置は、漏水検知の機能に加えて、例えば、自発光式の道路鋲といわれる交通安全標識としての機能も有する。このような機能を付加することにより、例えば、道路鋲を設置する際に、前記道路鋲に振動データを測定する機能を付加することができ、前記漏水検知システムに用いる漏水検知装置を広範囲に設置できる。この結果、例えば、漏水検知範囲を広げることができる。
以上のように、本発明の漏水検知方法および漏水検知装置は、マンホールの有無に影響されることなく、センサの設置が簡便であり、かつ、検知の精度が高く、信頼性の高い。このため、本発明の漏水検知方法および漏水検知装置を用いた漏水検知システムは、例えば、上水システムにおける漏水の防止、上水システムの維持管理等に導入できる。
1、1a、1b 振動センサユニット
2、2a、2b アンテナユニット
3a アンテナ用同軸ケーブル
3b 太陽電池用電源ケーブル
4 コントローラユニット
5 漏水検知サーバ
6 配水管
7 取付け空間
7a 取付け空間7の底部からマンホール10の側壁を貫通する孔
7b 取付け空間7の底部からマンホールの側壁に到達する孔
8 モルタル
9 地表面
10 マンホール
11 振動センサユニット本体
12a、12b、12c 振動センサ
13a 振動センサユニット本体11と振動センサ12aとを接続するケーブル
13b 振動センサユニット本体11と振動センサ12bとを接続するケーブル
14 磁石
21、21a アンテナ
22 筐体
22a 太陽電池
22b 太陽電池パネル
23 短距離無線通信
24 ベース
25 透明耐圧カバー
26 LED
41 車両
42 公衆回線
43 無線装置
44 GPS情報部
45 データ通信部
46 電源
100 漏水検知装置
111 マイコン
112 メモリ
113 無線装置
114 バッテリ

Claims (10)

  1. 振動センサを含む振動センサユニットと、アンテナを含むアンテナユニットとを含み、
    前記振動センサユニットを、地中に配置し、
    前記アンテナユニットを、マンホール設置箇所以外の地表に配置し、
    前記振動センサユニットと前記アンテナユニットとを、ケーブルで接続し、
    前記振動センサユニットは、前記振動センサで計測される振動の測定データを収集し、
    前記収集した測定データを、地表に設置した前記アンテナユニットを介して、
    短距離無線通信により、地上のコントローラユニットにデータ送信することで、データの取り出しを行うことを特徴とする、漏水検知方法。
  2. 前記振動センサユニットの振動センサを、地表から設けられた穴の壁面に配置する、請求項1記載の漏水検知方法。
  3. 前記振動センサユニットの振動センサを、地表から設けられた穴の壁面に配置し、前記地表から設けられた穴の底部が、マンホールの外壁面に到達するように設けられ、
    前記振動センサが配置される壁面が、前記マンホールの外壁面である、請求項1記載の漏水検知方法。
  4. 前記振動センサユニットを、マンホール内に配置する、請求項1記載の漏水検知方法。
  5. 前記アンテナユニットを、道路上の構造物に取り付ける、請求項1から4のいずれか一項に記載の漏水検知方法。
  6. 前記アンテナユニットを、マンホール蓋横の地表に凹凸の無いように設置する、請求項1から4のいずれか一項に記載の漏水検知方法。
  7. 前記コントローラユニットは、前記測定データを受信し、前記測定データに位置情報を付加して漏水検知サーバに送信する、請求項1から6のいずれか一項に記載の漏水検知方法。
  8. 前記振動センサユニットにおいて、前記振動センサは、外部に露出された状態で、ケーブルで接続されており、
    前記振動センサを除く前記振動センサユニットは、前記アンテナユニットと一体になっている、
    請求項1から7のいずれか一項に記載の漏水検知方法に用いる漏水検知装置。
  9. 前記アンテナユニットは、さらに、電源供給手段を含んでおり、
    前記電源供給手段から前記振動センサユニットに電力が供給され、
    前記電源供給手段が、太陽電池、振動発電装置、長寿命バッテリからなる群から選ばれる少なくとも一種である、請求項8記載の漏水検知装置。
  10. 前記アンテナユニットは、さらに、LEDを含んでいる、請求項8または9記載の漏水検知装置。
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