JP6226742B2 - 注出容器 - Google Patents
注出容器 Download PDFInfo
- Publication number
- JP6226742B2 JP6226742B2 JP2013271532A JP2013271532A JP6226742B2 JP 6226742 B2 JP6226742 B2 JP 6226742B2 JP 2013271532 A JP2013271532 A JP 2013271532A JP 2013271532 A JP2013271532 A JP 2013271532A JP 6226742 B2 JP6226742 B2 JP 6226742B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- housing
- container
- spout
- contents
- casing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Containers And Packaging Bodies Having A Special Means To Remove Contents (AREA)
- Closures For Containers (AREA)
Description
この構成では、注出容器を、注出口が下方を向く倒立姿勢とし、弾性圧搾部材に形成された吸気孔を一方の手(指)等で塞いだ状態で弾性圧搾部材を弾性変形させる。すると、加圧室内の空気が空気流入孔を通して筒部内に流入し、摺動版が下降する。これにより、筒部内が加圧され、筒部内に収容された内容物が注出口から注出されるようになっている。
また、注出口から注出される内容物を他方の手で直接受け止める必要がある。
また、弾性圧搾部材に対して不意に外力等が加えられた場合に、内容物が予期せず注出されるおそれもある。
本発明に係る注出容器は、内容物が収容される容器本体を、注出口が下方を向く倒立姿勢に保持する基体と、前記基体に連結されるとともに、前記注出口を下方から覆う被覆体と、を有する外容器を備え、前記外容器の周壁部には、匙体が差し込まれる差込孔が形成され、前記外容器内には、前記注出口に連通する連通孔が形成されるとともに、前記容器本体に対して進退可能とされ、前記注出口からの内容物の注出及びその停止を切り替える切替部材と、前記匙体が前記差込孔を通して前記外容器の内側に向けて前進する際に、前記匙体が係合することで前記切替部材を前記容器本体側に向けて上昇させる操作部材と、が配設され、前記匙体により前記操作部材を介して前記切替部材を上昇させたときに、前記注出口と前記連通孔とが連通した状態で前記注出口から内容物が注出され、前記外容器内には、前記匙体のうち内容物を受ける受部の少なくとも一部が前記外容器の外側に位置した状態で、前記匙体が当接するとともに、前記匙体が前記差込孔を通して前記外容器の内側に向けて前進する際に、前記匙体を下方に案内し、かつ下方位置に維持する案内部材が配設されていることを特徴としている。
しかも、本発明の構成によれば、注出口が被覆体により覆われているので、注出口周辺で内容物が固化しにくい。また、注出容器に対して不意に外力が加えられたとしても、内容物が予期せず注出されるのを抑制できる。
その結果、優れた操作性を具備させることができるとともに、内容物を手で受ける必要がない。
また、匙体を外容器内で前進させる過程で、下方に案内し、かつ下方位置に維持する案内部材を備えているため、外容器内において匙体のがたつきを抑制できる。そのため、注出口から受部上に供給された内容物が、外容器の内面等に付着したり、外容器内で零れ落ちたりするのを抑制できる。
しかも、匙体の受部が外容器の外側に位置した状態で、匙体が案内部材に当接するため、差込孔を通して匙体を外容器から引き抜く過程において、差込孔の上端開口縁に受部を接触させずに匙体を引き抜くことができる。これにより、受部上に供給された内容物が差込孔の上端開口縁等に付着したり、匙体が差込孔の上端開口縁に接触することで内容物が零れ落ちたりするのも抑制できる。
この構成によれば、匙体の受部が連通孔と対向する位置(以下、単に受取位置という)で、匙体の前進を規制する規制手段を備えているため、匙体を規制手段に当接する位置まで前進させることで、外容器内で匙体を常に一定の位置に位置決めすることができる。これにより、一定量の内容物をより確実に注出することが可能になるとともに、注出口から注出される内容物を匙体の受部で確実に受け止めることができる。
図1、図2に示すように、本実施形態の注出容器1は、内容物が収容される有底筒状の容器本体2と、容器本体2の口部2aに装着された注出部材3と、当該容器本体2及び注出部材3を内部に保持する外容器6と、を備えている。また、前記外容器6は、容器本体2を口部2aが下方を向く倒立姿勢に保持する筒状の基体4と、基体4に連結されるとともに、口部2aを下方から覆う被覆体5と、を備えており、本実施形態における被覆体5は有底筒状に形成されている。
装着筒21は、その内側に収容部11の下部がアンダーカット嵌合等により装着されるとともに、上述したシール筒15を下方に向けて突出させた状態で、収容部11を保持している。
囲繞筒22は、その下端縁が装着筒21よりも下方に位置している。
連結部23は、囲繞筒22における容器軸O方向に沿う中央部と、装着筒21の下端部と、の間を連結している。また、径方向において、連結部23の内側端部は、装着筒21よりも内側に突出しており、この突出した部分に収容部11が上方から近接または当接している。
閉塞部32は、上方に向けて突の湾曲面形状に形成されている。また、閉塞部32の中央部には、注出部材3が弾性変形したときに拡開され、容器本体2内と外部とを連通させるスリット状の注出口33が形成されている。なお、図3に示すように、注出口33は、例えばX字状を呈している。
拡径部45の上面における中央部は、注出口33から注出される内容物を受ける受部46を構成している。また、拡径部45における左右方向L2の両端縁には、左右方向L2の外側に向けて突設された一対の脚部47が前後方向L1に沿って延在している。また、拡径部45の前端部には、前方に向けて突出する突出部48が形成されている。なお、把持部44の後端部は、後方に向かうに従い漸次上方に向けて延在している。
延在部59は、匙体42の脚部47に上方から近接または当接するようになっており、傾斜部58により下方位置まで案内された匙体42を下方位置に保持する。すなわち、匙体42は、脚部47が下側レール部52と上側レール部57との間に沿って案内されながら、被覆体5内を移動するようになっている。
押圧体75は、注出口33に連通する連通孔75aを有する環状とされ、上述した注出部材3の閉塞部32を囲繞している。
まず、図5に示すように、匙体42の把持部44を指等により把持し、差込孔43を通して匙体42を被覆体5内に差し込む。すると、匙体42のうち、受部46が被覆体5内に進入する際に、脚部47の前端縁が上側レール部57の傾斜部58に突き当たる。この状態で、匙体42をさらに前方に向けて押し込むと、脚部47の前端縁が傾斜部58上を摺動することで、匙体42が下方に向けて案内されながら前進する。そして、脚部47が傾斜部58を乗り越えることで、匙体42の拡径部45が下方位置に到達する(図5中の鎖線参照)。その後、匙体42は、下側レール部52と上側レール部57の延在部59との間を通って被覆体5内を前進する。
図5に示すように、匙体42は、上側レール部57の延在部59を通過することで、上側レール部57による下方位置への規制が解除される。そして、匙体42を後斜め上方に向けて引っ張ることで、匙体42が上側レール部57の傾斜部58に沿って後退する。その後、匙体42の拡径部45が差込孔43を通して被覆体5から引き抜かれることで、受部46上に供給された内容物を取り出すことができる。
しかも、注出口33が被覆体5により覆われているので、注出口33周辺で内容物が固化しにくい。また、注出容器1に対して不意に外力が加えられたとしても、内容物が予期せず注出されるのを抑制できる。
その結果、優れた操作性を具備させることができるとともに、内容物を手で受ける必要がない。
しかも、本実施形態では、匙体42の受部46が被覆体5の外側に位置した状態で匙体42が案内部材55に当接するため、差込孔43を通して匙体42を被覆体5から引き抜く過程において、差込孔43の上端開口縁に受部46を接触させずに匙体42を引き抜くことができる。これにより、受部46上に供給された内容物が差込孔43の上端開口縁等に付着したり、匙体42が差込孔43の上端開口縁に接触することで内容物が零れ落ちたりするのも抑制できる。
さらに、拡径部45の受部46を下方に向けて窪む凹状に形成しても構わない。なお、受部46に刷毛等の塗布部を配設しても構わない。
また、収容部141における左右方向L2の両端部には、上方に向けて突出する操作片146が一対配設されている。各操作片146は、左右方向L2から見た側面視で三角形状とされ、容器軸O方向に沿う長さが後方に向かう従い長くなっている。各操作片146は、上述した切替部材130の突出片133と容器軸O方向で対向しており、その上端縁が突出片133の下端縁を摺動可能に係合している。また、操作部材140は、操作片146と切替部材130の突出片133とが係合することで、上方への移動が規制されている。
ストッパ143は、上述した隔壁部151に前方から近接または当接しており、操作部材140の後方への抜け止めとして機能している。
また、操作部材140が後方に向けてスライド移動する際、切替部材130は、突出片133の下端縁が操作部材140の操作片146の上端縁に摺接しながら、注出器本体104の復元力により下降することで、初期位置(図7、図8の位置)に戻るようになっている。
2…容器本体
4…基体
5…被覆体
33,103a…注出口
42,120…匙体
43…差込孔
46…受部
55,111…案内部材
61…規制手段
71,130…切替部材
72…操作部材
75a,132…連通孔
140…操作部材(規制手段)
160…案内機構(規制手段)
Claims (2)
- 内容物が収容される容器本体を、注出口が下方を向く倒立姿勢に保持する基体と、
前記基体に連結されるとともに、前記注出口を下方から覆う被覆体と、を有する外容器を備え、
前記外容器の周壁部には、匙体が差し込まれる差込孔が形成され、
前記外容器内には、
前記注出口に連通する連通孔が形成されるとともに、前記容器本体に対して進退可能とされ、前記注出口からの内容物の注出及びその停止を切り替える切替部材と、
前記匙体が前記差込孔を通して前記外容器の内側に向けて前進する際に、前記匙体が係合することで前記切替部材を前記容器本体側に向けて上昇させる操作部材と、が配設され、
前記匙体により前記操作部材を介して前記切替部材を上昇させたときに、前記注出口と前記連通孔とが連通した状態で前記注出口から内容物が注出され、
前記外容器内には、前記匙体のうち内容物を受ける受部の少なくとも一部が前記外容器の外側に位置した状態で、前記匙体が当接するとともに、前記匙体が前記差込孔を通して前記外容器の内側に向けて前進する際に、前記匙体を下方に案内し、かつ下方位置に維持する案内部材が配設されていることを特徴とする注出容器。 - 前記外容器内には、前記匙体のうち内容物を受ける受部が前記連通孔と対向する位置で、前記匙体の前記外容器の内側に向けた前進を規制する規制手段が配設されていることを特徴とする請求項1記載の注出容器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013271532A JP6226742B2 (ja) | 2013-12-27 | 2013-12-27 | 注出容器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013271532A JP6226742B2 (ja) | 2013-12-27 | 2013-12-27 | 注出容器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2015124004A JP2015124004A (ja) | 2015-07-06 |
JP6226742B2 true JP6226742B2 (ja) | 2017-11-08 |
Family
ID=53535003
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2013271532A Active JP6226742B2 (ja) | 2013-12-27 | 2013-12-27 | 注出容器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6226742B2 (ja) |
Family Cites Families (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS536673Y2 (ja) * | 1973-06-15 | 1978-02-20 | ||
JPS54130935U (ja) * | 1978-03-02 | 1979-09-11 | ||
JPS61178376U (ja) * | 1985-04-26 | 1986-11-07 | ||
JPH01114561U (ja) * | 1988-01-26 | 1989-08-01 | ||
JPH1077060A (ja) * | 1996-09-04 | 1998-03-24 | Toppan Printing Co Ltd | 粉体用定量排出倒立キャップ |
IL148821A0 (en) * | 2002-03-21 | 2002-09-12 | Ely Levy | Paste dispenser |
US6832701B2 (en) * | 2002-04-05 | 2004-12-21 | Johnsondiversey, Inc. | Self metering dispensing device |
FR2926116B1 (fr) * | 2008-01-09 | 2012-12-21 | Capital Innovation | Pompe pour produit liquide ou visqueux |
-
2013
- 2013-12-27 JP JP2013271532A patent/JP6226742B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2015124004A (ja) | 2015-07-06 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US10869580B2 (en) | Actuating mechanisms for manual dispensers | |
JP4526967B2 (ja) | ディスペンサー付き容器 | |
JP5509856B2 (ja) | 詰め替え容器 | |
JP6667011B2 (ja) | 温水用安全水栓 | |
JP6226742B2 (ja) | 注出容器 | |
JP5008000B2 (ja) | 手動押下げポンプのノズルヘッド | |
JP2006306433A (ja) | 液体吐出装置 | |
JP5957265B2 (ja) | 注出キャップ | |
JP2014198585A (ja) | 詰め替え容器 | |
JPH0840451A (ja) | キャップ | |
JP4301367B2 (ja) | 櫛付きエアゾール容器 | |
JP2009012775A (ja) | 注出キャップ | |
JP2003252390A (ja) | 注出容器 | |
JPS6018398Y2 (ja) | 液体容器の注出器 | |
JP2009012776A (ja) | 液体注出キャップ | |
JP6501697B2 (ja) | 蓋付きカップ容器 | |
JP7194973B2 (ja) | 蓋部材及び容器 | |
JP5830351B2 (ja) | 定量注出器 | |
JP2010022490A (ja) | 飲料容器の栓体 | |
WO2009144769A1 (ja) | ワンプッシュで蓋を開放することのできる一体成形されたアタッチメント・キャップ | |
JP2008247416A (ja) | 手動押下げポンプのノズルヘッド | |
JP5275753B2 (ja) | 開閉式噴出ヘッド | |
JP4487283B2 (ja) | 容器の蓋体 | |
JP3125659U (ja) | ヒンジキャップ | |
JP6374299B2 (ja) | 容器用注出キャップ |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20160701 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20170421 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20170523 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20170724 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20170912 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20171010 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6226742 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |