JP6226258B1 - 特許文献集合の分析方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】数値解析による工数がかからない効率的な特許文献項目の抽出する方法を提供する。【解決手段】分析対象とする特許文献集合の特許文献項目別文献件数時系列表を作成するステップS1と、ダミー分析用特許文献集合時系列データ表を作成するステップS2と、ダミー区間別・特許文献項目別件数・勾配一覧表を作成するステップS3と、ダミー区間別・特許文献項目別件数・勾配・相関係数一覧表を作成するステップS4と、ダミー区間別・特許マップ用諸元表を作成するステップS5と、ダミー区間別・特許マップ用諸元表に記載のダミー区間別の相関係数、勾配、合計文献件をキーワードとして使用、該諸元表に記載の特許文献項目の中から所望する特許文献項目を抽出S6する。【選択図】図2
Description
本発明は特定の特許文献集合の中から特許マップによる方法でなく数値解析により特許文献項目別時系列データが単調増加型とかV字型とか等の特定のパターンを有する特許文献を抽出、該抽出した文献集合の中から、特定の時点の文献件数、特定の期間の文献件数、特定の期間の件数推移勾配をキーワードとして、所望する特許文献項目を抽出する方法に関するものである。
特定の特許文献集合の特許分類別あるいは出願人別の特許文献の時系列動向を調査する場合、詳細検討用特許文献の抽出方法はほとんどの場合、特許文献項目別件数推移時系列マップを作成、該作成した特許マップを観察して特定の文献件数時系列推移パターンや特定の文献件数推移勾配や特定の期間の文献件数を示す特許文献項目を抽出しているのが実情であるが、抽出対象とする文献件数が多い場合は特許マップを作成するのには多大な工数を要し、また、萌芽期や新規参入出願人等の文献件数が少ない特許文献項目のデータは無視されてしまう傾向がある。
特定の特許文献集合の中から特許文献項目の件数が単調増加傾向や単調減少傾向を示す特許文献項目を抽出する方法として、特許マップの観察に頼らない方法が記載されている特許文献として、特許文献1、特許文献2がある。
特許文献1には時系列特許マップの特許文献項目別文献件数の時系列推移と単調増加するダミーとの相関係数を求め、該求めた相関係数により正負の相関有り、正負の相関無しに分類する方法が記載されているが、特許文献件数の時系列推移の勾配については特許マップを描いて評価する方式なので、該描く必要がある特許マップの数が多い場合は多大な工数を要することになる。
特許文献2には特定の特許文献項目同士の件数時系列推移の相関係数により相似の時系列推移をしているか否かの判定方法であり、前記特定の特許文献同士の一方の文献件数の時系列推移をV字型とか折線型とかのようにすれば、2直線の組合せで出来る文献件数時系列推移パターンを有する特許文献項目は抽出することはできるが、該特許文献項目の件数時系列推移の勾配や件数については特許マップを描いて判断する必要があるので、該描く必要がある特許マップの数が多い場合は多大な工数を要することになる。
特定の特許文献集合のから特定の時点の文献件数と、特定の期間の文献件数の時系列推移の勾配と、特定の期間の文献件数の時系列推移パターンと、特定の期間の合計文献件数を評価尺度として所望する特許文献項目を抽出する方法において、多大な工数が必要となる特許文献項目別件数時系列マップに依る方法に代わって、数値解析による工数がかからない効率的な特許文献項目の抽出方法を提供することである。
上記課題を解決するために、本件発明は、以下の特徴を有する課題を解決するための手段を採用している。
本願請求項1に係わる特許文献集合の分析方法は、
特許文献分析ソフトおよび表計算ソフトがインストールされているコンピュータで実行する特定の特許文献集合の分析方法において
分析対象期間を等期間で分割、該分割した区分の期間に属する、分析対象とする特許文献集合の特許項目別文献件数を表示した一覧表に、文献件数時系列推移パターン判定用ダミーとして連続した3個以上の区間よりなるダミー区間で、時系列データがゼロ以外の勾配を有する一直線となる値を有するダミーを設定、
該ダミー毎のダミー区間の時系列データと前記分析対象とする特許文献集合の特許文献項目別文献件数の時系列データの相関係数を抽出のキーワードとして前記分析対象とする特許文献集合の中から所望する文献件数時系列推移パターンを有する特許文献項目を抽出、該抽出した特許文献項目の中から、キーワードとして前記ダミー区間別の特許文献項目毎の合計文献件数、前記ダミー区間別の特許文献項目毎の文献件数の区間勾配、前記各ダミー区間における特定の区分の特許文献項目別文献件数の中から所望するキーワードを順次選択して、所望する特許文献項目を抽出することを特徴とする特許文献集合の分析方法。
本願請求項1に係わる特許文献集合の分析方法は、
特許文献分析ソフトおよび表計算ソフトがインストールされているコンピュータで実行する特定の特許文献集合の分析方法において
分析対象期間を等期間で分割、該分割した区分の期間に属する、分析対象とする特許文献集合の特許項目別文献件数を表示した一覧表に、文献件数時系列推移パターン判定用ダミーとして連続した3個以上の区間よりなるダミー区間で、時系列データがゼロ以外の勾配を有する一直線となる値を有するダミーを設定、
該ダミー毎のダミー区間の時系列データと前記分析対象とする特許文献集合の特許文献項目別文献件数の時系列データの相関係数を抽出のキーワードとして前記分析対象とする特許文献集合の中から所望する文献件数時系列推移パターンを有する特許文献項目を抽出、該抽出した特許文献項目の中から、キーワードとして前記ダミー区間別の特許文献項目毎の合計文献件数、前記ダミー区間別の特許文献項目毎の文献件数の区間勾配、前記各ダミー区間における特定の区分の特許文献項目別文献件数の中から所望するキーワードを順次選択して、所望する特許文献項目を抽出することを特徴とする特許文献集合の分析方法。
本請求項2に係わる特許文献集合の分析方法は
特許文献分析ソフトおよび表計算ソフトがインストールされているコンピュータで実行する特定の特許文献集合の分析方法において
iを時系列推移に伴って連続して増加する自然数として、分析対象とする特許文献集合の特許分類や出願人やキーワードが表示されている特許文献項目列と分析対象期間を等分割した区分のX軸での座標名をXiとする行と該座標名の座標値をiとする行が記載されている時間軸列で構成されている表の特許文献項目列の各特許文献項目と座標名、Xiが交わるマス目には両項目の条件を満たす特許文献項目別文献件数、Yiが記載されている特許文献項目別文献件数時系列表に文献件数時系列推移パターン判定用のダミーとして連続した3個以上のXiより成るダミー区間のY軸の値、Yiがゼロ以外の勾配を有する一直線となる値を有するSダミーを設定、
該設定したSダミー毎のダミー区間の時系列データ、Yiと前記分析対象とする特許文献集合の特許文献項目別文献件数の時系列データの相関係数を抽出のキーワードとして前記分析対象とする特許文献集合の中から所望する文献件数時系列推移パターンを有する特許文献項目を抽出、
該抽出した特許文献項目の中から、キーワードとして前記Sダミー区間別の特許文献項目毎の合計文献件数、前記Sダミー区間別の特許文献項目毎の文献件数の区間勾配、前記各Sダミー区間における特定の区分の特許文献項目別文献件数の中から所望するキーワードを順次選択して、所望する特許文献項目を抽出することを特徴とする特許文献集合の分析方法。
特許文献分析ソフトおよび表計算ソフトがインストールされているコンピュータで実行する特定の特許文献集合の分析方法において
iを時系列推移に伴って連続して増加する自然数として、分析対象とする特許文献集合の特許分類や出願人やキーワードが表示されている特許文献項目列と分析対象期間を等分割した区分のX軸での座標名をXiとする行と該座標名の座標値をiとする行が記載されている時間軸列で構成されている表の特許文献項目列の各特許文献項目と座標名、Xiが交わるマス目には両項目の条件を満たす特許文献項目別文献件数、Yiが記載されている特許文献項目別文献件数時系列表に文献件数時系列推移パターン判定用のダミーとして連続した3個以上のXiより成るダミー区間のY軸の値、Yiがゼロ以外の勾配を有する一直線となる値を有するSダミーを設定、
該設定したSダミー毎のダミー区間の時系列データ、Yiと前記分析対象とする特許文献集合の特許文献項目別文献件数の時系列データの相関係数を抽出のキーワードとして前記分析対象とする特許文献集合の中から所望する文献件数時系列推移パターンを有する特許文献項目を抽出、
該抽出した特許文献項目の中から、キーワードとして前記Sダミー区間別の特許文献項目毎の合計文献件数、前記Sダミー区間別の特許文献項目毎の文献件数の区間勾配、前記各Sダミー区間における特定の区分の特許文献項目別文献件数の中から所望するキーワードを順次選択して、所望する特許文献項目を抽出することを特徴とする特許文献集合の分析方法。
本請求項3に係わる特許文献集合の分析方法は
特許文献分析ソフトおよび表計算ソフトがインストールされているコンピュータで実行する特定の特許文献集合の分析方法において
iを時系列推移に伴って連続して増加する自然数として、分析対象とする特許文献集合の特許分類や出願人やキーワードが記載されている特許文献項目列と分析対象期間を等分割した区分のX軸での座標名をXiとする行と該座標名の座標値をiとする行が表示されている時間軸列で構成されている表の特許文献項目列の各特許文献項目と座標名、Xiが交わるマス目には両項目の条件を満たす特許文献項目別文献件数、Yiが記載されている特許文献項目別文献件数時系列表に文献件数時系列推移パターン判定用ダミーとして連続した3個以上のXiより成るダミー区間のY軸の値、Yiがゼロ以外の勾配を有する一直線となる値を有するP第1ダミーと該P第1ダミーの2個の端点のうちiの値が大きい方の端点のXiのiと等しいかより大きいiを有するXiを始点とし、iが増加する方向の3個以上の連続したXiより成るダミー区間のY軸の値、Yiがゼロ以外の勾配を有する一直線となる値を有し、前記P第1ダミーとの組合せで使用するP第2ダミーを設定、
該設定したP第1ダミー毎及びP第2ダミー毎のダミー区間の時系列データ、Yiと前記分析対象とする特許文献集合の特許文献項目別文献件数の時系列データの相関係数を抽出のキーワードとして前記分析対象とする文献集合の中から所望する文献件数時系列推移パターンを有する特許文献項目を抽出、
該抽出した特許文献項目の中から、キーワードとして前記P第1ダミー区間別、前記P第2ダミー区間別の特許文献項目毎の合計文献件数、前記P第1ダミー区間別、前記P第2ダミー区間別の特許文献項目毎の文献件数の区間勾配、前記各P第1ダミー区間、前記各P第2ダミー区間における特定の区分の特許文献項目別文献件数の中から所望するキーワードを順次選択して、所望する特許文献項目を抽出することを特徴とする特許文献集合の分析方法。
特許文献分析ソフトおよび表計算ソフトがインストールされているコンピュータで実行する特定の特許文献集合の分析方法において
iを時系列推移に伴って連続して増加する自然数として、分析対象とする特許文献集合の特許分類や出願人やキーワードが記載されている特許文献項目列と分析対象期間を等分割した区分のX軸での座標名をXiとする行と該座標名の座標値をiとする行が表示されている時間軸列で構成されている表の特許文献項目列の各特許文献項目と座標名、Xiが交わるマス目には両項目の条件を満たす特許文献項目別文献件数、Yiが記載されている特許文献項目別文献件数時系列表に文献件数時系列推移パターン判定用ダミーとして連続した3個以上のXiより成るダミー区間のY軸の値、Yiがゼロ以外の勾配を有する一直線となる値を有するP第1ダミーと該P第1ダミーの2個の端点のうちiの値が大きい方の端点のXiのiと等しいかより大きいiを有するXiを始点とし、iが増加する方向の3個以上の連続したXiより成るダミー区間のY軸の値、Yiがゼロ以外の勾配を有する一直線となる値を有し、前記P第1ダミーとの組合せで使用するP第2ダミーを設定、
該設定したP第1ダミー毎及びP第2ダミー毎のダミー区間の時系列データ、Yiと前記分析対象とする特許文献集合の特許文献項目別文献件数の時系列データの相関係数を抽出のキーワードとして前記分析対象とする文献集合の中から所望する文献件数時系列推移パターンを有する特許文献項目を抽出、
該抽出した特許文献項目の中から、キーワードとして前記P第1ダミー区間別、前記P第2ダミー区間別の特許文献項目毎の合計文献件数、前記P第1ダミー区間別、前記P第2ダミー区間別の特許文献項目毎の文献件数の区間勾配、前記各P第1ダミー区間、前記各P第2ダミー区間における特定の区分の特許文献項目別文献件数の中から所望するキーワードを順次選択して、所望する特許文献項目を抽出することを特徴とする特許文献集合の分析方法。
特定の特許文献集合の中から、所望する特定の文献件数時系列推移パターン、特定の文献件数推移の勾配、特定の文献件数を有する特許文献項目を、特許マップを描かずに抽出することができるようになるので、特許マップを描く工数を削減することができるようになると同時に萌芽期とか新規参入期等の文献件数が少ない特許分類や出願人等の特許文献項目の抽出も容易にできるようになる。
以下、図1の特許分析装置、図2の特許文献集合の分析フローチャート等の図を参照して本発明の形態について説明する。
図1に特定の文献集合の分析に用いる特許文献分析装置の一実施例を示が、該特許文献分析装置1はコンピュータ2とその付帯設備で構成されており、該コンピュータ2は制御装置3、演算装置4、記憶装置5及びI/O6を有し、該I/O6の入力側には、入力装置としてキーボード7、マウス8、入力装置9、MOドライブ等を含むCD−ROMドライブ10が接続されており、I/O6の出力側には、CRT(液晶デイスプレイを含む)からなる表示装置11、プリンタ12等が接続されており、さらに通信回線14を通して日立情報システムズやNRIサイバーパテント等のASPの特許データベース13に接続することもできる。
図1に特定の文献集合の分析に用いる特許文献分析装置の一実施例を示が、該特許文献分析装置1はコンピュータ2とその付帯設備で構成されており、該コンピュータ2は制御装置3、演算装置4、記憶装置5及びI/O6を有し、該I/O6の入力側には、入力装置としてキーボード7、マウス8、入力装置9、MOドライブ等を含むCD−ROMドライブ10が接続されており、I/O6の出力側には、CRT(液晶デイスプレイを含む)からなる表示装置11、プリンタ12等が接続されており、さらに通信回線14を通して日立情報システムズやNRIサイバーパテント等のASPの特許データベース13に接続することもできる。
特許文献分析装置1の記憶装置には特許文献分析ソフト、表計算ソフト等、本願記載の分析に必要な全てのソフトは予め記憶装置5にインストールされており、特許マップの作成は、入力装置9を操作して、記憶装置5に予めストアされている特許文献集合のフロントページを開き、項目選択ボタンでマップ選択すると、特定の特許文献集合の特許文献項目別件数を降順又は昇順に表示した、所謂、ランキング特許マップや前記項目別件数の時系列推移を表示した、所謂、時系列特許マップや行と列に特定の特許文献項目を配し、該行と列の交差するマス目には行、列それぞれの特許文献項目が付与されている項目の件数が記載されている、所謂、マトリクスマップ等の各種特許マップのメニューが表示されるので、使用目的に応じたマップの種類を選択、各種マップ作成に必要な項目を設定して所望の特許マップを作成することができ、又、該特許マップから数値テーブルへの切り替は入力装置9の操作により容易に行うことが出来る。
前記、特許マップを切り替えて作成した数値データはコピーして、前記コンピュータにインストールされている表計算ソフトの任意のシートに貼りつけることが出来るので表計算ソフトが有している機能、例えばシートの行、列の挿入、削除、セル同士の四則演算、特定の項目同士の相関マトリクスの作成、グラフ作成機能、該作成したグラフの近似曲線描画機能等、全て使用できるようになっている。
分析に必要な特許文献集合は、入力装置9を操作して、特許データベース13にアクセス、検索目的の応じた特許文献検索式を用いて特許データベース検索を実施、該検索で収集した文献集合を前記特許文献分析装置にインストールされている特許文献分析ソフトで処理できるデータ形式に変換、該データ形式に変換した文献集合をスクリーニング、該スクリーニング済の文献集合を記憶装置5にストア、必要な時に記憶装置5にストアされている文献集合を開いて使用するというシステムになっている。
前記特許データベース13の替わりにCD−ROM等ドライブ10に公開特許公報CDをセットして使用することも可能である。
次に、図1の特許文献分析装置、図2の特許文献集合の分析のフローチャート等の図を参照して本発明の特許文献集合の分析方法を説明するが、本発明の説明に係わるに特定の文献集合や分析用ソフトは予め前記記憶装置5にストアされているものとする。
なお、本願に記載の特許文献とは、IPCとかFI等の特許分類記号が付与されている文献を意味し、特許分類とはIPC、FI、テーマコード+観点、Fターム等の特許分類記号を意味し、特許文献項目とは特許分類別文献件数時系列特許マップや出願人別文献件数時系列特許マップの文献件数の時系列データ項目として記載される特許分類や出願人やキーワードのことである。
S1、分析対象とする特許文献集合の特許文献項目別文献件数時系列表(例として図3参照)を作成する。
本ステップは分析対象とする特許文献集合の文献に付与されている特許分類や出願人やキーワードの特許文献項目別文献件数時系列表を作成するステップであり、該特許文献項目別文献件数時系列表は前記特許文献分析ソフトを用いて作成した特定の特許文献集合の特許文献項目別文献件数時系列マップの数値データを用いて作成する。
特定の文献集合の特許文献項目別文献件数時系列マップの数値データの作成方法は、前記特許文献分析装置1にインストールされている前記特許文献ソフトを用いて既に記憶装置5にストアされている特定の特許文献集合の特許マップ作成オブジェクトを開き、該オブジェクトの中から作成対象として時系列特許マップを選択、該時系列特許マップのプロパテイ選択画面で,特許マップに表示するIPCとかFIとか出願人とか等の具体的なデータを選択後、分析対象とする期間と該期間を分割する単位、例えば半期、1年、2年等を決定、その他特許マップ作成に必要な諸元を決定して特許マップ作成を実行、該作成した特許マップを数値データに切替えて作成する。
前記特許文献項目別文献件数時系列表は特許文献項目列と時間軸列で構成されており、特許文献項目列には分析対象とする特許文献項目が記載され、時間軸列(X軸)は、iを時系列推移に伴って連続して増加する自然数として、分析対象期間を半期、1年、2年等の時間単位で分割した区分毎に座標名としてXiを付与した行と(注1)該座標名の座標値としてiが記載されている行で構成されており、該表の特許文献項目と時間軸の座標名、Xiが交わるマス目には両項目の条件を満たす文献件数、Yiが記載されている。
(注1)座標名、Xiの座標値として時系列推移に従って、連続して増加する自然数を記載する理由は前記特許文献項目別文献件数時系列推移の近似直線の勾配を定量的に算出すためである。
S2、前記特許文献項目別文献件数時系列表の特許文献項目列に文献件数の時系列推移が直線になるダミー(例として図4、図5参照)を追加してダミー分析用特許文献集合時系列データ表(例として図6、図7を参照)を作成する。
本ステップは前記特許文献項目別文献件数時系列表の中から、文献件数時系列推移が、例えば単調増加型とかV字型とかの特定のパターンを有する特許文献項目を抽出する方法として、特許マップによる視覚判定方法でなく数値解析による方法で判定するために使用するダミーを追加するステップである。
前記特許文献項目別文献件数時系列表に追加するダミーの種類にはSダミー(例として図4参照)とPダミー(例として図5参照)の2種類あり、Sダミーは図8に示す文献件数時系列推移の各パターンを有する特許文献項目を前記特許文献項目別文献件数時系列データ表(例として図6参照)の中から抽出するのに使用するダミーであり、Pダミーは図9、図10、図11に示す文献件数時系列推移の各パターンを有する特許文献項目を前記特許文献項目別文献件数時系列データ表(例として図7参照)の中から抽出するのに使用するダミーである。
前記Sダミーの具備すべき条件は、iを連続して増加する自然数として、X軸上で3個以上の連続した区分で構成されている区間で、Y軸の値、Yiが前記座標名、Xiの変化に伴ってゼロ以外の勾配を有する一直線になる値(該直線の勾配は理論的には正、負どちらでも良いが本願では記載を簡潔にするために正になる値を設定する)を有する事であり、該具備すべき条件を満足するダミーであれば分析に必要な任意の個数を同時に分析対象のX軸内のどこにでも設定することが出来る。
Sダミーの種類別識別記号は、該Sダミーを構成しているデータ個数の後に連の文字を記載、例えば3個であれば、S・3連ダミー、4個であれば、S・4連ダミーのように記載する。
前記Pダミーには2種類のダミー、分析対象区間をX軸上で2分割した場合、前記座標名、Xiの座標値が小さい区間を分析対象とするP第1ダミーと他方の区間を分析対象とするP第2ダミーがあり、P第1ダミーとP第2ダミーが対になって、前記特許文献項目別文献件数時系列表の中から図9、図10、図11に示す文献件数時系列推移パターンを有する特許文献項目を抽出するのに使用する。
前記P第1ダミーとP第2ダミーの具備すべき条件は、iを連続して増加する自然数として、X軸の3個以上の連続した区分で構成されている区間で、Y軸の値、Yiが前記座標名、Xiの変化に伴ってゼロ以外の勾配を有する一直線になる値(該直線の勾配は理論的には正、負どちらでも良いが本願では記載を簡潔にするために、P第1ダミーは負になる値を、P第2ダミーは正になる値を設定する)を有し、かつP第2ダミーの始点の座標値(該ダミーの端点のうち、小さい方の座標値)はP第1ダミーの終点の座標値(該ダミーの端点のうち、大きい方の座標値)と同一か、より大きい事であり、該具備すべき条件を満足するダミーであれば分析に必要な任意の個数を同時に分析対象のX軸内のどこにでも設定することが出来る。
前記P第1ダミーとP第2ダミーの組合せは第2ダミーの始点のXiの座標値と第1ダミーの終点のXiの座標値の差をパラメータとして任意の値に設定できるので、分析目的に適合する値を設定する(例として図5参照)。
P第1ダミーとP第2ダミーの種類の識別記号は、該P第1ダミー、P第2ダミーを構成しているデータ個数の後に連の文字を記載、例えば3個であれば、P第1・3連ダミー、P第2・3連ダミー、4個であれば、P第1・4連ダミー、P第2・4連ダミーのように記載する。
P第1ダミーとP第2ダミーの組合せを考慮した識別記号は、前記第2ダミーの始点の座標値と前記第1ダミーの終点の座標値の差をパラメータとして、ダミー単独での識別記号は、前記パラメータがゼロの場合はP第1・3連・重複用、前記パラメータが1の場合はP第1・3連・隣接用、前記パラメータが2の場合はP第1・3連・1空用のように、前記パラメータの大きさがわかるように、P第1ダミーとP第2ダミーが組み合わさった状態を示す識別記号は、前記パラメータがゼロの場合はP第1・3連・重複・P第2・3連のようにP第1ダミーとP第2ダミーの間に識別記号、重複を付与、前記パラメータが1の場合はP第1・3連・隣接・P第2・4連のように、P第1ダミーとP第2ダミーの間に識別記号、隣接を付与、前記パラメータが2の場合はP第1・3連・1空・P第2・3連・のようにP第1ダミーとP第2ダミーの間に識別記号、1空を付与する。
前記P第2ダミーの始点と前記第1ダミーの終点のXiの値の差をパラメータとしてP第1、第2ダミーの組合せを設定する理由は、前記特許文献集合分析用データの各特許文献項目の第1ダミー区間から第2ダミー区間に遷移する様子が多少異なっていても同種の時系列動向パターンと見なせるので、それらを洩れなく抽出するためである。
S3、前記特許文献集合分析用時系列データ表の特許文献項目別、全てのダミー区間毎のXiの変化に対するYiの変化の近似直線の勾配を算出、該算出した勾配を前記特許文献集合分析用時系列データ表にダミー区間勾配として付加してダミー区間別・特許文献項目別件数・勾配一覧表(例として図12、図13参照)を作成する。
前記近似直線の区間勾配の算出方法例として数1を掲載する。
数1
勾配=θ=(ΣXi*Yi−nX’*Y’)/(ΣXi^2−nX^2)
ここで
Xiは座標名Xiの座標値
Yiは座標名Xiの文献件数
X′は勾配算出対象区間の座標名Xiの座標値の平均値
Y′は勾配算出対象区間の座標名Xiの文献件数Yiの平均値
nは勾配算出対象区間のデータ個数
数1
勾配=θ=(ΣXi*Yi−nX’*Y’)/(ΣXi^2−nX^2)
ここで
Xiは座標名Xiの座標値
Yiは座標名Xiの文献件数
X′は勾配算出対象区間の座標名Xiの座標値の平均値
Y′は勾配算出対象区間の座標名Xiの文献件数Yiの平均値
nは勾配算出対象区間のデータ個数
S4、前記ダミー区間別・特許文献項目別件数・勾配一覧表に前記ダミー分析用特許文献集合時系列データ表の全てのダミーと各特許文献項目との時系列データ同士の相関係数を付加して特許文献項目別件数・勾配・相関係数一覧表(例として図14、図15参照)を作成する。
前記全てのダミーと各特許文献項目との時系列データ同士の相関係数のデータは前記特許文献分析装置1にインストールされている表計算ソフトのオブジェクトとしてストアされている前記特許文献項目別文献件数時系列表を表示装置11に描画した状態で、表計算ソフトの相関分析の諸元を入力する画面を開き、前記相関係数の算出に必要な事項を入力、相関分析を実行して作成した相関マトリクスから必要とする部分だけをコピーして作成する。
前記特許文献項目別件数・勾配・相関係数一覧表に記載してある相関係数の大きさと正、負の符号でダミーとの相関関係を判定する判定基準値の算出方法例として数2を掲載する。
数2
α2=4/(N+2)
ここで Nは相関係数算出区間のデータ個数
αは相関あり、無の判定基準値、
ダミーとの相関係数をRとすると
R≧α は正の相関ありと判定する
R≦−αは負の相関有と判定する
数2の出典:「オペレーション・リサーチ」 1997年7月号、上田太郎著
数2
α2=4/(N+2)
ここで Nは相関係数算出区間のデータ個数
αは相関あり、無の判定基準値、
ダミーとの相関係数をRとすると
R≧α は正の相関ありと判定する
R≦−αは負の相関有と判定する
数2の出典:「オペレーション・リサーチ」 1997年7月号、上田太郎著
S5、前記ダミー区間別・特許文献項目別件数・勾配・相関係数一覧表に特許文献項目別ダミー区間毎の合計文献件数を付加してSダミー区間別・特許マップ用諸元表(例として図16参照)を、Pダミーの場合は分析目的に応じて特定の区間同士の勾配の比も付加してPダミー区間別・特許マップ用諸元表(例として図17参照)を作成する。
前記ダミー区間別・特許文献項目別件数・勾配・相関係数一覧表に付加する特定の区間の合計文献件数は研究開発が盛んな特許文献項目か、該文献件数は少ないが萌芽期や新規参入期の特許文献項目であるか等の判断をするための指標にするためであり、特定の区間同士の勾配の比を付加するのは、前記文献件数の時系列推移パターンの折線単調増加型等の場合、下に凸型か上に凸型かを判定するためである。
S6、前記特定の特許文献集合のダミー区間別・特許マップ用諸元表を用いて所望する特許文献項目を抽出する。
所望する特許文献項目の抽出に使用する前記特許文献項目別諸元表におけるキーワードは、特許文献項目の文献件数時系列推移パターンに関しては前記各種ダミーと特許文献項目の相関係数と各種ダミー区間同士の勾配の比、文献件数時系列推移の勾配に関してはダミー区間別勾配、特定の区分での件数は区分名、Xiの文献件数、特定の区間の文献件数はダミー区間別特許文献項目毎の合計文献件数、であり、以上の抽出用キーワードを使用することにより前記特定の特許文献集合の特許文献項目別件数時系列マップを作成することなく所望する特許文献項目を抽出することが可能となる。
前記所望する特許文献項目を抽出すための前記特許文献項目別諸元表における各種キーワードの使用方法は、前記各種ダミーと特許文献項目の相関係数をキーワードとして所望する文献件数時系列推移パターンを有する特許文献項目を抽出、該抽出した特許文献項目の中からキーワードとして、ダミー区間別特許文献項目毎の勾配、ダミー区間別特許文献項目毎の合計文献件数、ダミーの区間の特定の区分の特許文献項目毎の文献件数、特定のダミー区間の勾配の比の中から所望するキーワードを順次選択して、所望する特許文献項目を抽出する。
以下、図1〜図17を参照して上記分析手順をより具体的に説明する。
実施例1として公開・公表日を009年〜2015年、特許分類をテーマコード3C707(マニプレータ)+観点とする特許文献集合(文献件数7676件)から文献件数が3件以上ある特許分類、778種類を抽出、該抽出した778件の特許分類の中から下記条件を満足する特許分類(テーマコード+観点)を抽出する方法を記載する。
Sダミーによる抽出
▲1▼2013年〜2015年の公開件数が単調増加、文献件数の合計が上位15位以内で、文献件数時系列推移の勾配が上位5位までの特許分類の抽出(図18参照)
▲2▼2013年〜2015年の公開件数が単調増加、文献件数の合計が下位15位以内で、文献件数時系列推移の勾配が上位7位までの特許分類の抽出(図19参照)
▲3▼2009年〜2015年までの公開件数が単調増加、文献件数の合計が10位以内で、文献件数時系列推移の勾配が上位5位までの特許分類の抽出(図20参照)
▲1▼2013年〜2015年の公開件数が単調増加、文献件数の合計が上位15位以内で、文献件数時系列推移の勾配が上位5位までの特許分類の抽出(図18参照)
▲2▼2013年〜2015年の公開件数が単調増加、文献件数の合計が下位15位以内で、文献件数時系列推移の勾配が上位7位までの特許分類の抽出(図19参照)
▲3▼2009年〜2015年までの公開件数が単調増加、文献件数の合計が10位以内で、文献件数時系列推移の勾配が上位5位までの特許分類の抽出(図20参照)
Pダミーによる抽出
▲1▼P第1・5連・重複・P第2・3連ダミーの例
2009年〜2013年までの公開件数が単調減少、2013年〜2015年の公開件数が単調増加で該期間の合計件数が上位5位の特許分類の抽出(図21参照)
▲2▼P第1・4連・隣接・P第2・3連ダミーの例
2009年〜2012年までの公開件数が単調減少、2013年〜2015年の公開件数が単調増加で該期間の合計件数が上位5位の特許分類の抽出(図22参照)
▲3▼P第1・3連・1空・P第2・3連ダミーの例
2009年〜2011年までの公開件数が単調減少、2013年〜2015年の公開件数が単調増加で該期間の合計件数が上位5位の特許分類の抽出(図23参照)
▲4▼P第1・5連・重複・P第2・3連ダミーの例
2009年〜2013年までの公開件数が単調増加、2013年〜2015年の公開件数が単調増加で件数時系列推移が下に凸を示す特許分類の抽出(図24参照)
▲5▼P第1・4連・隣接・P第2・3連ダミーの例
2009年〜2012年までの公開件数が単調増加、2013年〜2015年の公開件数が単調増加で件数時系列推移が下に凸を示す特許分類の抽出(図25参照)
▲6▼P第1・4連・隣接・P第2・3連ダミーの例
2009年〜2011年までの公開件数が単調増加、2013年〜2015年の公開件数が単調増加で件数時系列推移が下に凸を示す特許分類の抽出(図26参照)
▲1▼P第1・5連・重複・P第2・3連ダミーの例
2009年〜2013年までの公開件数が単調減少、2013年〜2015年の公開件数が単調増加で該期間の合計件数が上位5位の特許分類の抽出(図21参照)
▲2▼P第1・4連・隣接・P第2・3連ダミーの例
2009年〜2012年までの公開件数が単調減少、2013年〜2015年の公開件数が単調増加で該期間の合計件数が上位5位の特許分類の抽出(図22参照)
▲3▼P第1・3連・1空・P第2・3連ダミーの例
2009年〜2011年までの公開件数が単調減少、2013年〜2015年の公開件数が単調増加で該期間の合計件数が上位5位の特許分類の抽出(図23参照)
▲4▼P第1・5連・重複・P第2・3連ダミーの例
2009年〜2013年までの公開件数が単調増加、2013年〜2015年の公開件数が単調増加で件数時系列推移が下に凸を示す特許分類の抽出(図24参照)
▲5▼P第1・4連・隣接・P第2・3連ダミーの例
2009年〜2012年までの公開件数が単調増加、2013年〜2015年の公開件数が単調増加で件数時系列推移が下に凸を示す特許分類の抽出(図25参照)
▲6▼P第1・4連・隣接・P第2・3連ダミーの例
2009年〜2011年までの公開件数が単調増加、2013年〜2015年の公開件数が単調増加で件数時系列推移が下に凸を示す特許分類の抽出(図26参照)
s1、特許文献集合の特許文献項目別文献件数時系列表を作成するステップである。
特許文献分析装置1にインストールされている前記特許文献分析ソフトを用いて記憶装置5に保存してある分析対象のテーマコード3C707(マニプレータ)の特許文献集合を開き、該特許文献集合の2009年〜2015年の公開日で1年毎の特許分類(テーマコード3C707+観点)別文献件数時系列マップを作成、該マップを数値テーブルに切替えて、該数値テーブルを前記表計算ソフトのシートに貼り付け、該シートの2009年〜2015年の合計文献件数が3件以上の特許分類だけのテーブル(文献件数778件)を作成、該作成したテーブルの時間軸に区分名Xi(i=1〜7)と座標値(1〜7)を追記して図3のテーマコード3C707(マニプレータ)の特許分類別文献件数時系列表を作成した。
s2、前記特許文献項目別文献件数時系列表に特許文献件数時系列データが一直線になるダミーを追加してダミー分析用特許文献集合時系列データ表を作成するステップである。
前記図3のテーマコード3C707(マニプレータ)の特許分類別文献件数時系列表に、Sダミーとして、文献件数単調増加の期間をパラメータとした▲1▼S・3連ダミー、▲2▼S・4連ダミー、▲3▼S・5連ダミー、▲4▼S・6連ダミー、▲5▼S・7連ダミーの5種類のダミー(図6参照)を追加した。
前記図3のテーマコード3C707(マニプレータ)の特許分類別文献件数時系列表に、組合せの基準とするP第2ダミーとしてデータ個数が3個のP第2・3連ダミーを、該ダミーと対になって使用するP第1ダミーとして、P第2ダミーの始点とP第1ダミーの終点の座標値の差をパラメータとした、該座標値の差がゼロのP第1・5連・重複用ダミーと、該座標値の差が1のP第1・4連・隣接用ダミーと、該座標値の差が2のP第1・3連・1空用ダミーの3種類のダミーを追加した。
前記図6に記載したSダミーで抽出できる文献件数時系列推移パターンは図8に示すS▲1▼単調増加型、S▲2▼平行型、S▲3▼単調減少型であり、前記図7に記載したP第2・3連ダミーとP第1・5連・重複用ダミーが一対となって抽出できる文献件数時系列推移パターンは図9に示すP▲1▼重複・V字型〜P▲6▼重複・逆V字型、前記図7に記載したP第2・3連ダミーとP第1・4連・隣接用ダミーが一対となって抽出できる文献件数時系列推移パターンは図10に示すP▲7▼隣接・V字型〜P▲12▼隣接・逆V字型であり、前記図7に記載したP第2・3連ダミーとP第1・3連・1空用ダミーが一対となって抽出できる文献件数時系列推移パターンは図11に示すP▲13▼1空・V字型〜P▲18▼1空・逆V字型である。
s3、前記ダミー分析用特許文献集合時系列データ表の特許文献項目毎、全てのダミーの区間毎にXiの変化に対するYiの変化の近似直線の勾配を算出、該算出した勾配を前記ダミー分析用特許文献集合時系列データ表に付加してダミー区間別・特許文献項目別件数・勾配一覧表を作成するステップである。
前記数1を使用して算出した結果を記載して、テーマコード3C707のSダミー区間別・特許分類別件数・勾配一覧表は図12に、テーマコード3C707のPダミー区間別・分析による特許分類別・Pダミー区間別勾配一覧表は図13に掲載した。
s4、前記ダミー区間別・特許文献項目別件数・勾配一覧表に前記ダミー分析用特許文献集合時系列データ表の全てのダミーと各特許文献項目との時系列データ同士の相関係数を付加してダミー区間別・特許文献項目別件数・勾配・相関係数一覧表を作成するステップである。
前記表計算ソフトのデータ分析ツールを用いて前記図6のテーマコード3C707のSダミー分析用特許文献集合時系列データ表の相関マトリクスを作成、該マトリクスから必要部分のみを切り取り、前記図12に貼り付けて作成した図が図14のテーマコード3C707の特許分類別・Sダミー区間別勾配、相関係数一覧表であり、前記図7のテーマコード3C707のPダミー分析用特許文献集合時系列データ表の相関マトリクスを作成、該マトリクスから必要部分のみを切り取り、前記図13に貼り付けて作成した図が図15のテーマコード3C707の特許分類別・Pダミー区間別勾配、相関係数一覧表である。
s5、前記ダミー区間別・特許文献項目別・勾配、相関係数一覧表に、ダミー区間別、特許文献項目毎の合計文献件数を付加、Pダミーに関してはダミー区間別勾配比も付加してダミー区間別・特許マップ用諸元表を作成するステップである。
前記図14のテーマコード3C707のSダミー区間別・特許分類別件数・勾配、相関係数一覧表にダミー区間別の特許分類毎の合計文献件数を付加して図16の特許文献集合3C707のSダミー区間別特許マップ用諸元表を作成した。
前記図15のテーマコード3C707のPダミー区間別・特許分類別件数・勾配・相関係数一覧表にP第2・3連ダミー区間の特許分類毎の合計文献件数とP第2・3連ダミー区間の勾配の他のダミー区間の勾配に対する比を付加して図17の特許文献集合3C707のPダミー区間別特許マップ用諸元表を作成した。
s6、前記ダミー区間別・特許マップ用諸元表に記載の各種項目を抽出用キーワードとして、前記ダミー区間別・特許マップ用諸元表の特許文献項目を絞込み、所望する特許文献項目を抽出する。
所望する特許文献項目の抽出は前記特許マップの諸元表のダミーとの相関係数、ダミー区間別特許分類別文献件数、ダミー区間別勾配、ダミー区間別勾配比を抽出のキーワードとして、順次特許文献項目を絞り込むことにより実行する。
図16の特許文献集合3C707のSダミー区間別特許マップ用諸元表を用いた分析実施例は下記のとおりである。
Sダミー実施例1:2013年〜2015年の公開件数が単調増加、文献件数の合計が上位15位以内で、文献件数時系列推移の勾配が上位5位までの特許分類の抽出
▲1▼図16の特許分類を各ダミーとの相関係数のNO1との相関係数を整列のキーとして降順に整列、NO▲1▼との相関係数が0.9以上の特許分類集合を作成する
▲2▼▲1▼で作成した特許分類集合の特許分類をS・3連ダミー区間の文献件数を整列のキーとして降順に整列、上位15位の特許分類集合を作成する
▲3▼▲2▼で作成した特許分類集合の特許分類をダミー区間別勾配欄のθ▲1▼を整列のキーとして降順に整列、該集合のθ▲1▼の値が上位5位の特許分類集合が目的とする特許分類(図18参照)である。
▲2▼▲1▼で作成した特許分類集合の特許分類をS・3連ダミー区間の文献件数を整列のキーとして降順に整列、上位15位の特許分類集合を作成する
▲3▼▲2▼で作成した特許分類集合の特許分類をダミー区間別勾配欄のθ▲1▼を整列のキーとして降順に整列、該集合のθ▲1▼の値が上位5位の特許分類集合が目的とする特許分類(図18参照)である。
Sダミー実施例2:2013年〜2015年の公開件数が単調増加、文献件数の合計が下位15位以内で、文献件数時系列推移の勾配が上位7位までの特許分類の抽出(図19参照)
▲1▼図16の特許分類を各ダミーとの相関係数のNO▲1▼との相関係数を整列のキーとして降順に整列、NO▲1▼との相関係数が0.9以上の特許分類集合を作成する
▲2▼▲1▼で作成した特許分類集合の特許分類をS・3連ダミー区間の文献件数を整列のキーとして降順に整列、下位15位の特許分類集合を作成する
▲3▼▲2▼で作成した特許分類集合の特許分類をダミー区間別勾配欄のθ▲1▼を整列のキーとして降順に整列、該集合のθ▲1▼の値が上位5位の特許分類集合が目的とする特許分類(図19参照)である。
▲2▼▲1▼で作成した特許分類集合の特許分類をS・3連ダミー区間の文献件数を整列のキーとして降順に整列、下位15位の特許分類集合を作成する
▲3▼▲2▼で作成した特許分類集合の特許分類をダミー区間別勾配欄のθ▲1▼を整列のキーとして降順に整列、該集合のθ▲1▼の値が上位5位の特許分類集合が目的とする特許分類(図19参照)である。
Sダミー実施例3:2009年〜2015年までの公開件数が単調増加、文献件数の合計が10位で、文献件数時系列推移の勾配が上位5位までの特許分類の抽出
▲1▼図16の特許分類を各ダミーとの相関係数のNO▲5▼との相関係数を整列のキーとして降順に整列、NO▲5▼との相関係数が0.7以上の特許分類集合を作成する
▲2▼▲1▼で作成した特許分類集合の特許分類をS・7連ダミー区間の文献件数を整列のキーとして降順に整列、上位10の特許分類集合を作成する
▲3▼▲2▼で作成した特許分類集合の特許分類をダミー区間別勾配欄のθ▲5▼を整列のキーとして降順に整列、該集合のθ▲5▼の値が上位5位の特許分類集合が目的とする特許分類(図20参照)である。
▲2▼▲1▼で作成した特許分類集合の特許分類をS・7連ダミー区間の文献件数を整列のキーとして降順に整列、上位10の特許分類集合を作成する
▲3▼▲2▼で作成した特許分類集合の特許分類をダミー区間別勾配欄のθ▲5▼を整列のキーとして降順に整列、該集合のθ▲5▼の値が上位5位の特許分類集合が目的とする特許分類(図20参照)である。
図17の特許文献集合3C707のPダミー区間別特許マップ用諸元表を用いた分析実施例は下記のとおりである。
Pダミー実施例1:P第1・5連・重複・P第2・3連ダミーのV字型の例
2009年〜2013年までの公開件数が単調減少、2013年〜2015年の公開件数が単調増加で該期間の合計件数が上位20位、該期間の文献件数勾配が上位5位の特許分類の抽出
2009年〜2013年までの公開件数が単調減少、2013年〜2015年の公開件数が単調増加で該期間の合計件数が上位20位、該期間の文献件数勾配が上位5位の特許分類の抽出
▲1▼図17の特許分類を各ダミーとの相関係数のNO▲1▼との相関係数を整列のキーとして降順に整列、NO▲1▼との相関係数が0.9以上の特許分類集合を作成する
▲2▼▲1▼で作成した特許分類集合の特許分類を各ダミーとの相関係数のNO▲2▼との相関係数を整列のキーとして降順に整列、NO▲2▼との相関係数が0.8以上の特許分類集合を作成する
▲3▼▲2▼で作成した特許分類集合の特許分類をP第2・3連ダミー区間の文献件数を整列のキーとして降順に整列、上位20の特許分類集合を作成する
▲4▼▲3▼で作成した特許分類集合の特許分類をダミー区間別勾配欄のθ▲1▼を整列のキーとして降順に整列、該集合のθ▲1▼の値が上位5位の特許分類集合が目的とする特許分類(図21参照)である。
▲2▼▲1▼で作成した特許分類集合の特許分類を各ダミーとの相関係数のNO▲2▼との相関係数を整列のキーとして降順に整列、NO▲2▼との相関係数が0.8以上の特許分類集合を作成する
▲3▼▲2▼で作成した特許分類集合の特許分類をP第2・3連ダミー区間の文献件数を整列のキーとして降順に整列、上位20の特許分類集合を作成する
▲4▼▲3▼で作成した特許分類集合の特許分類をダミー区間別勾配欄のθ▲1▼を整列のキーとして降順に整列、該集合のθ▲1▼の値が上位5位の特許分類集合が目的とする特許分類(図21参照)である。
Pダミー実施例2:P第1・4連・隣接・P第2・3連ダミーのV字型の例
2009年〜2012年までの公開件数が単調減少、2013年〜2015年の公開件数が単調増加で該期間の合計件数が上位20位、該期間の文献件数勾配が上位5位の特許分類の抽出
2009年〜2012年までの公開件数が単調減少、2013年〜2015年の公開件数が単調増加で該期間の合計件数が上位20位、該期間の文献件数勾配が上位5位の特許分類の抽出
▲1▼図17の特許分類を各ダミーとの相関係数のNO▲1▼との相関係数を整列のキーとして降順に整列、NO▲1▼との相関係数が0.9以上の特許分類集合を作成する
▲2▼▲1▼で作成した特許分類集合の特許分類を各ダミーとの相関係数のNO▲3▼との相関係数を整列のキーとして降順に整列、NO▲3▼との相関係数が0.8以上の特許分類集合を作成する
▲3▼▲2▼で作成した特許分類集合の特許分類をP第2・3連ダミー区間の文献件数を整列のキーとして降順に整列、上位20の特許分類集合を作成する
▲4▼▲3▼で作成した特許分類集合の特許分類をダミー区間別勾配欄のθ▲1▼を整列のキーとして降順に整列、該集合のθ▲1▼の値が上位5位の特許分類集合が目的とする特許分類(図22参照)である。
▲2▼▲1▼で作成した特許分類集合の特許分類を各ダミーとの相関係数のNO▲3▼との相関係数を整列のキーとして降順に整列、NO▲3▼との相関係数が0.8以上の特許分類集合を作成する
▲3▼▲2▼で作成した特許分類集合の特許分類をP第2・3連ダミー区間の文献件数を整列のキーとして降順に整列、上位20の特許分類集合を作成する
▲4▼▲3▼で作成した特許分類集合の特許分類をダミー区間別勾配欄のθ▲1▼を整列のキーとして降順に整列、該集合のθ▲1▼の値が上位5位の特許分類集合が目的とする特許分類(図22参照)である。
Pダミー実施例3:P第1・3連・1空・P第2・3連ダミーのV字型の例
2009年〜2011年までの公開件数が単調減少、2013年〜2015年の公開件数が単調増加で該期間の合計件数が上位20、該期間の文献件数勾配が上位5位の特許分類の抽出
2009年〜2011年までの公開件数が単調減少、2013年〜2015年の公開件数が単調増加で該期間の合計件数が上位20、該期間の文献件数勾配が上位5位の特許分類の抽出
▲1▼図17の特許分類を各ダミーとの相関係数のNO▲1▼との相関係数を整列のキーとして降順に整列、NO▲1▼との相関係数が0.9以上の特許分類集合を作成する
▲2▼▲1▼で作成した特許分類集合の特許分類を各ダミーとの相関係数のNO▲4▼との相関係数を整列のキーとして降順に整列、NO▲4▼との相関係数が0.8以上の特許分類集合を作成する
▲3▼▲2▼で作成した特許分類集合の特許分類をP第2・3連ダミー区間の文献件数を整列のキーとして降順に整列、上位20の特許分類集合を作成する
▲4▼▲3▼で作成した特許分類集合の特許分類をダミー区間別勾配欄のθ▲1▼を整列のキーとして降順に整列、該集合のθ▲1▼の値が上位5位の特許分類集合が目的とする特許分類(図23参照)である。
▲2▼▲1▼で作成した特許分類集合の特許分類を各ダミーとの相関係数のNO▲4▼との相関係数を整列のキーとして降順に整列、NO▲4▼との相関係数が0.8以上の特許分類集合を作成する
▲3▼▲2▼で作成した特許分類集合の特許分類をP第2・3連ダミー区間の文献件数を整列のキーとして降順に整列、上位20の特許分類集合を作成する
▲4▼▲3▼で作成した特許分類集合の特許分類をダミー区間別勾配欄のθ▲1▼を整列のキーとして降順に整列、該集合のθ▲1▼の値が上位5位の特許分類集合が目的とする特許分類(図23参照)である。
Pダミー実施例4:P第1・5連・重複・P第2・3連ダミーの折線単調増加型の例
2009年〜2013年までの公開件数が単調増加、2013年〜2015年の公開件数が単調増加で件数時系列推移が下に凸を示す特許分類の抽出
2009年〜2013年までの公開件数が単調増加、2013年〜2015年の公開件数が単調増加で件数時系列推移が下に凸を示す特許分類の抽出
▲1▼図17の特許分類を各ダミーとの相関係数のNO▲1▼との相関係数を整列のキーとして降順に整列、NO▲1▼との相関係数が0.9以上の特許分類集合を作成する
▲2▼▲1▼で作成した特許分類集合の特許分類を各ダミーとの相関係数のNO▲2▼との相関係数を整列のキーとして昇順に整列、NO▲2▼との相関係数が−0.8以下の特許分類集合を作成する
▲3▼▲2▼で作成した特許分類集合の特許分類をP第2・3連ダミー区間の文献件数を整列のキーとして降順に整列、上位20の特許分類集合を作成する
▲4▼▲3▼で作成した特許分類集合の特許分類をダミー区間別勾配比欄のθ▲1▼/θ▲2▼を整列のキーとして降順に整列、該集合のθ▲1▼/θ▲2▼の値が1以上の特許分類集合が目的とする特許分類(図24参照)である。
▲2▼▲1▼で作成した特許分類集合の特許分類を各ダミーとの相関係数のNO▲2▼との相関係数を整列のキーとして昇順に整列、NO▲2▼との相関係数が−0.8以下の特許分類集合を作成する
▲3▼▲2▼で作成した特許分類集合の特許分類をP第2・3連ダミー区間の文献件数を整列のキーとして降順に整列、上位20の特許分類集合を作成する
▲4▼▲3▼で作成した特許分類集合の特許分類をダミー区間別勾配比欄のθ▲1▼/θ▲2▼を整列のキーとして降順に整列、該集合のθ▲1▼/θ▲2▼の値が1以上の特許分類集合が目的とする特許分類(図24参照)である。
Pダミー実施例5:第1・4連・隣接・P第2・3連ダミーの折線単調増加型の例
2009年〜2012年までの公開件数が単調増加、2013年〜2015年の公開件数が単調増加で件数時系列推移が下に凸を示す特許分類の抽出(図25参照)
2009年〜2012年までの公開件数が単調増加、2013年〜2015年の公開件数が単調増加で件数時系列推移が下に凸を示す特許分類の抽出(図25参照)
▲1▼図17の特許分類を各ダミーとの相関係数のNO▲1▼との相関係数を整列のキーとして降順に整列、NO▲1▼との相関係数が0.9以上の特許分類集合を作成する
▲2▼▲1▼で作成した特許分類集合の特許分類を各ダミーとの相関係数のNO▲3▼との相関係数を整列のキーとして昇順に整列、NO▲3▼との相関係数が−0.8以下の特許分類集合を作成する
▲3▼▲2▼で作成した特許分類集合の特許分類をP第2・3連ダミー区間の文献件数を整列のキーとして降順に整列、上位20の特許分類集合を作成する
▲4▼▲3▼で作成した特許分類集合の特許分類をダミー区間別勾配比欄のθ▲1▼/θ▲3▼を整列のキーとして降順に整列、該集合のθ▲1▼/θ▲3▼の値が1以上の特許分類集合が目的とする特許分類(図25参照)である。
▲2▼▲1▼で作成した特許分類集合の特許分類を各ダミーとの相関係数のNO▲3▼との相関係数を整列のキーとして昇順に整列、NO▲3▼との相関係数が−0.8以下の特許分類集合を作成する
▲3▼▲2▼で作成した特許分類集合の特許分類をP第2・3連ダミー区間の文献件数を整列のキーとして降順に整列、上位20の特許分類集合を作成する
▲4▼▲3▼で作成した特許分類集合の特許分類をダミー区間別勾配比欄のθ▲1▼/θ▲3▼を整列のキーとして降順に整列、該集合のθ▲1▼/θ▲3▼の値が1以上の特許分類集合が目的とする特許分類(図25参照)である。
Pダミー実施例6:P第1・4連・隣接・P第2・3連ダミーの折線単調増加型の例
2009年〜2011年までの公開件数が単調増加、2013年〜2015年の公開件数が単調増加で件数時系列推移が下に凸を示す特許分類の抽出
2009年〜2011年までの公開件数が単調増加、2013年〜2015年の公開件数が単調増加で件数時系列推移が下に凸を示す特許分類の抽出
▲1▼図17の特許分類を各ダミーとの相関係数のNO▲1▼との相関係数を整列のキーとして降順に整列、NO▲1▼との相関係数が0.9以上の特許分類集合を作成する
▲2▼▲1▼で作成した特許分類集合の特許分類を各ダミーとの相関係数のNO▲4▼との相関係数を整列のキーとして昇順に整列、NO▲4▼との相関係数が−0.8以下の特許分類集合を作成する
▲3▼▲2▼で作成した特許分類集合の特許分類をP第2・3連ダミー区間の文献件数を整列のキーとして降順に整列、上位20の特許分類集合を作成する
▲4▼▲3▼で作成した特許分類集合の特許分類をダミー区間別勾配比欄のθ▲1▼/θ▲4▼を整列のキーとして降順に整列、該集合のθ▲1▼/θ▲4▼の値が1以上の特許分類集合が目的とする特許分類(図26参照)である。
▲2▼▲1▼で作成した特許分類集合の特許分類を各ダミーとの相関係数のNO▲4▼との相関係数を整列のキーとして昇順に整列、NO▲4▼との相関係数が−0.8以下の特許分類集合を作成する
▲3▼▲2▼で作成した特許分類集合の特許分類をP第2・3連ダミー区間の文献件数を整列のキーとして降順に整列、上位20の特許分類集合を作成する
▲4▼▲3▼で作成した特許分類集合の特許分類をダミー区間別勾配比欄のθ▲1▼/θ▲4▼を整列のキーとして降順に整列、該集合のθ▲1▼/θ▲4▼の値が1以上の特許分類集合が目的とする特許分類(図26参照)である。
本発明は特定の特許文献集合の中から特許マップを作成すること無く、特許文献件数時系列傾向が単調増加型とかV字型とか等の特定のパターンを有する特許文献集合の中から、特定の期間の文献件数、特定の期間の件数推移勾配をキーワードとして、所望する文献件数、勾配を有する特許文献を抽出することが出来るので、分析対象特許文献項目が沢山ある時はマップを描く工数を大幅に削減することができると同時に萌芽期や新規参入の出願人や文献項目の文献件数が少ない特許文献項目も容易に抽出できるようになる。
Claims (3)
- 特許文献分析ソフトおよび表計算ソフトがインストールされているコンピュータで実行する特定の特許文献集合の分析方法において
分析対象期間を等期間で分割、該分割した区分の期間に属する、分析対象とする特許文献集合の特許項目別文献件数を表示した一覧表に、文献件数時系列推移パターン判定用ダミーとして連続した3個以上の区間よりなるダミー区間で、時系列データがゼロ以外の勾配を有する一直線となる値を有するダミーを設定、
該ダミー毎のダミー区間の時系列データと前記分析対象とする特許文献集合の特許文献項目別文献件数の時系列データの相関係数を抽出のキーワードとして前記分析対象とする特許文献集合の中から所望する文献件数時系列推移パターンを有する特許文献項目を抽出、該抽出した特許文献項目の中から、キーワードとして前記ダミー区間別の特許文献項目毎の合計文献件数、前記ダミー区間別の特許文献項目毎の文献件数の区間勾配、前記各ダミー区間における特定の区分の特許文献項目別文献件数の中から所望するキーワードを順次選択して、所望する特許文献項目を抽出することを特徴とする特許文献集合の分析方法。 - 特許文献分析ソフトおよび表計算ソフトがインストールされているコンピュータで実行する特定の特許文献集合の分析方法において
iを時系列推移に伴って連続して増加する自然数として、分析対象とする特許文献集合の特許分類や出願人やキーワードが表示されている特許文献項目列と分析対象期間を等分割した区分のX軸での座標名をXiとする行と該座標名の座標値をiとする行が記載されている時間軸列で構成されている表の特許文献項目列の各特許文献項目と座標名、Xiが交わるマス目には両項目の条件を満たす特許文献項目別文献件数、Yiが記載されている特許文献項目別文献件数時系列表に文献件数時系列推移パターン判定用のダミーとして連続した3個以上のXiより成るダミー区間のY軸の値、Yiがゼロ以外の勾配を有する一直線となる値を有するSダミーを設定、
該設定したSダミー毎のダミー区間の時系列データ、Yiと前記分析対象とする特許文献集合の特許文献項目別文献件数の時系列データの相関係数を抽出のキーワードとして前記分析対象とする特許文献集合の中から所望する文献件数時系列推移パターンを有する特許文献項目を抽出、
該抽出した特許文献項目の中から、キーワードとして前記Sダミー区間別の特許文献項目毎の合計文献件数、前記Sダミー区間別の特許文献項目毎の文献件数の区間勾配、前記各Sダミー区間における特定の区分の特許文献項目別文献件数の中から所望するキーワードを順次選択して、所望する特許文献項目を抽出することを特徴とする特許文献集合の分析方法。 - 特許文献分析ソフトおよび表計算ソフトがインストールされているコンピュータで実行する特定の特許文献集合の分析方法において
iを時系列推移に伴って連続して増加する自然数として、分析対象とする特許文献集合の特許分類や出願人やキーワードが記載されている特許文献項目列と分析対象期間を等分割した区分のX軸での座標名をXiとする行と該座標名の座標値をiとする行が表示されている時間軸列で構成されている表の特許文献項目列の各特許文献項目と座標名、Xiが交わるマス目には両項目の条件を満たす特許文献項目別文献件数、Yiが記載されている特許文献項目別文献件数時系列表に文献件数時系列推移パターン判定用ダミーとして連続した3個以上のXiより成るダミー区間のY軸の値、Yiがゼロ以外の勾配を有する一直線となる値を有するP第1ダミーと該P第1ダミーの2個の端点のうちiの値が大きい方の端点のXiのiと等しいかより大きいiを有するXiを始点とし、iが増加する方向の3個以上の連続したXiより成るダミー区間のY軸の値、Yiがゼロ以外の勾配を有する一直線となる値を有し、前記P第1ダミーとの組合せで使用するP第2ダミーを設定、
該設定したP第1ダミー毎及びP第2ダミー毎のダミー区間の時系列データ、Yiと前記分析対象とする特許文献集合の特許文献項目別文献件数の時系列データの相関係数を抽出のキーワードとして前記分析対象とする文献集合の中から所望する文献件数時系列推移パターンを有する特許文献項目を抽出、
該抽出した特許文献項目の中から、キーワードとして前記P第1ダミー区間別、前記P第2ダミー区間別の特許文献項目毎の合計文献件数、前記P第1ダミー区間別、前記P第2ダミー区間別の特許文献項目毎の文献件数の区間勾配、前記各P第1ダミー区間、前記各P第2ダミー区間における特定の区分の特許文献項目別文献件数の中から所望するキーワードを順次選択して、所望する特許文献項目を抽出することを特徴とする特許文献集合の分析方法。
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