JP6226238B2 - カバー付き注出キャップ - Google Patents
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Description
容器の口筒部に装着される装着部、頭部に内容液を注出するノズルと側壁に形成されたフランジとが設けられた注出筒及び装着部の頂部に反転可能に設けられて注出筒を上下方向に移動させる反転部を有するキャップ本体と、注出筒の上端に設けられたインナーシール部内に挿入可能に立設されると共に注出筒の上下動に応じてインナーシール部の開栓及び閉栓を行う中栓を備えた固定栓体と、注出筒全体を覆うカバーと、カバーを装着部に対して回動自在に支持するヒンジを備えた注出キャップであって、
カバーの下面に、下端内面に形成されたアンダーカット状の掛止部を有すると共にカバーを開いたときに掛止部がフランジを両側から掛止して注出筒を上方に引き上げて注出筒を開栓状態に設定する一対の引き上げ板が垂下設され、
フランジが、掛止部によって掛止される拡幅部と、ヒンジ側に拡幅部よりも幅寸法の狭い狭幅部とを有する略正方形状に形成されると共に、引き上げ板の形成位置が、ヒンジから離れる正面側に寄った位置に形成されており、カバーの開栓時の開き角度が大きくなると、拡幅部を掛止する掛止部の掛止位置が拡幅部側に位置ずれすることを特徴する、と云うものである。
またカバーを閉じたときに、掛止部が注出筒に設けられたフランジを乗り越えて確実に掛止し得る。
またカバーを開いたときに、掛止部の傾き角度が大きくなると共にヒンジ側に寄った位置を掛止するようになることで、掛止部によるフランジの掛止を容易に解除し得る。
更にカバーを開いた際に掛止部が拡幅部を掛止するときにはフランジを確実に引き上げることが可能となる。またカバーの開き角度が大きくなると、掛止部による掛止位置が拡幅部からヒンジ側の狭幅部寄りに位置ずれするので掛かり量が減少し、掛止状態が容易に解除されてカバーを簡単に開くことが可能となる。
本発明では、一つの操作として注出キャップを覆うカバーを開く操作を行うと、ノズルを有する注出筒が引き上げられ、他の操作として中栓によるインナーシール部の閉栓が解除されて自動的に開栓状態とすることができる。またフランジを掛止する掛止部が外れ易くなってカバーを簡単に開くことが可能となる。その結果、注出時の操作性に優れた注出キャップとすることができる。
図1は本発明のカバー付き注出キャップの一実施例を示し、図1Aはカバーを閉じた状態を側方から示す断面図、図1Bはフランジと引き上げ板との関係を図1Aのa−a線矢視方向から見た場合に相当する平面図である。図2は図1のカバー付き注出キャップを正面方向から示す断面図、図3Aはカバーを開いた状態を示すカバー付き注出キャップの側方からの部分断面図、図3Bはフランジと引き上げ板との関係を図3Aのb−b線矢視方向から見た場合に相当する平面図、図4はカバーを開いた状態を示すカバー付き注出キャップを側方から示す断面図である。
(1)カバー閉鎖時の動作
カバー30を閉じると、押圧突起31の下端が注出筒13の頭部に形成された凹部13aに当接して注出筒13を下方に押し下げる。この押し下げにより反転部14が下方に反転するため、注出筒13全体が図1A及び図2に示す下方位置に移動させられる。
次に、カバー30を開けると、一対の掛止部33,33がフランジ16の拡幅部16b,16bを掛止しながら上方に引き上げるため、反転部14が上方に反転して注出筒13は図3A及び図4に示す上方位置に移動させられる。このとき、図4に示すように、中栓23がインナーシール部17から相対的に抜け出し、流路15とノズル12とが連通することで注出キャップを開栓状態に設定する。
2 : 口筒部
10 : キャップ本体
11 : 装着部
11a: 頂部
12 : ノズル
13 : 注出筒
13a: 凹部
14 : 反転部
15 : 流路
16 : フランジ
16a: 狭幅部
16b: 拡副部
16c: 傾斜部
17 : インナーシール部
20 : 固定栓体
21 : 支持部
22 : カップ部
23 : 中栓
24 : 通過孔
30 : カバー
31 : 押圧突起
32 : 引き上げ板
33 : 掛止部
40 : ヒンジ
Claims (3)
- 容器(1)の口筒部(2)に装着される装着部(11)、頭部に内容液を注出するノズル(12)と側壁に形成されたフランジ(16)とが設けられた注出筒(13)及び前記装着部(11)の頂部(11a)に反転可能に設けられて前記注出筒(13)を上下方向に移動させる反転部(14)を有するキャップ本体(10)と、前記注出筒(13)の上端に設けられたインナーシール部(17)内に挿入可能に立設されると共に前記注出筒(13)の上下動に応じて前記インナーシール部(17)の開栓及び閉栓を行う中栓(23)を備えた固定栓体(20)と、前記注出筒(13)全体を覆うカバー(30)と、前記カバー(30)を前記装着部(11)に対して回動自在に支持するヒンジ(40)を備えた注出キャップであって、
前記カバー(30)の下面に、下端内面に形成されたアンダーカット状の掛止部(33)を有すると共に前記カバー(30)を開いたときに前記掛止部(33)が前記フランジ(16)を両側から掛止して前記注出筒(13)を上方に引き上げて前記注出筒(13)を開栓状態に設定する一対の引き上げ板(32)が垂下設され、
前記フランジ(16)が、前記掛止部(33)によって掛止される拡幅部(16b)と、前記ヒンジ(40)側に前記拡幅部(16b)よりも幅寸法の狭い狭幅部(16a)とを有する略正方形状に形成されると共に、前記引き上げ板(32)の形成位置が、前記ヒンジ(40)から離れる正面側に寄った位置に形成されており、前記カバー(30)の開栓時の開き角度が大きくなると、前記拡幅部(16b)を掛止する前記掛止部(33)の掛止位置が前記拡幅部(16b)側に位置ずれすることを特徴するカバー付き注出キャップ。 - カバー(30)の下面中央に、カバー(30)を閉じたときに注出筒(13)を下方に押し込んで前記注出筒(13)を閉栓状態にする押圧突起(31)が垂下設されている請求項1記載のカバー付き注出キャップ。
- 注出筒(13)の頭部に、押圧突起(31)を受ける凹部(13a)を設けた請求項2記載のカバー付き注出キャップ。
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- 2014-03-31 JP JP2014072781A patent/JP6226238B2/ja active Active
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