JP5313106B2 - 注出栓 - Google Patents

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Description

本発明は、容器を傾動させてスクイズすることによって内容物を注出する、とくにハンディタイプの容器に装着して好適な注出栓に関するものであり、成形金型からの型抜き時に起こりがちな、形状変形による蓋体とベースキャップとの係合力のばらつきを回避しようとするものである。
シャンプーやリンス、整髪剤、化粧料、調味料等を入れるハンディタイプの容器には、操作性の改善を図る観点から片手で蓋体を開放し、そのまま内容物が注出することできるヒンジタイプの蓋体を備えた注出栓が装着されている(例えば、特許文献1参照)。
かかる注出栓は、蓋体の前面側の内側壁部下端に設けた係止爪部を、容器の口部に固定保持されるベースキャップに設けた突起に引っ掛ける、いわゆるアンダーカット係合により蓋体の閉塞姿勢を維持するようにしているのが普通であるが、該突起や係止爪部は、注出栓の成形において成形品を金型から取り出す際に無理抜きせざるを得ない部位であって、該突起、係止爪部に変形をきたすのが避けられず蓋体のベースキャップに対する係合力にばらつきが生じる不具合があった。
特開2007−269340号公報
本発明の課題は、蓋体の係止爪部をベースキャップの凸部に確実に係合させて該蓋体の閉塞姿勢を安定的に維持できる注出栓を提案するところにある。
本発明は、内容物の注出経路を形成する注出筒を有し、容器の口部に固定保持されるベースキャップと、このベースキャップに開閉可能に連結保持され、垂下筒体の先端部を該注出筒に嵌合させて該注出経路を密閉するとともに前記ベースキャップの前面側に設けられた突起に係止爪部を連係させて閉塞姿勢を保持する蓋体とを備えた注出栓であって、
前記ベースキャップの外側壁又は前記蓋体の内側壁の両サイドに、前記蓋体の内側壁又は前記ベースキャップの外側壁に当接して前記蓋体を前後に変形させて前記突起と係止爪部と相互接近させて該突起と係止爪部との連係を確実にする凸部を設けたことを特徴とする注出栓であり、凸部としては、縦リブあるいは山型断面をなす突起を適用することができる。
ベースキャップの外側壁あるいは蓋体の内側壁の両サイドに、蓋体の内側壁又はベースキャップの外側壁に当接する凸部を設けたため、蓋体を閉じるとき蓋体は前後において潰れるように変形(前後方向に短尺となり、両サイドにおいて長尺となるような変形)し、この変形により突起と係止爪部が相互近接する結果、突起、係止爪部の高さ(出っ張り度合い)が小さくても該突起と係止爪部との係合が確実になる。
ベースキャップの外側壁、蓋体の内側壁に設けられる凸部は、縦リブあるいは山型断面をなすものを適用することが可能であり、前記注出筒の軸芯に沿う向きに形成することによりこの凸部が金型から無理抜きされることがないので、蓋体の前後方向における変形が安定し突起と係止爪部との係合力(連係力)が一定に保持される。
本発明にしたがう注出栓の実施の形態を示した外観斜視図である。 図1に示した注出栓の蓋体とベースキャップの取り付け状態を模式的に示した図である。 本発明にしたがう注出栓の他の実施の形態を示した外観斜視図である。 本発明にしたがう注出栓のさらに他の実施の形態を示した外観斜視図である。
以下、図面を参照して本発明をより具体的に説明する。
図1は本発明にしたがう注出栓の外観斜視図を蓋体を開放した状態で示した図であり、図2は、図1に示した注出栓につき、蓋体とベースキャップの取り付け状態を示した図である。
図における1は、容器の口部にねじ止めあるいはアンダーカットにより固定保持されるベースキャップである。このベースキャップ1は、容器の口部を取り囲む周壁1aと、この周壁1aの上端に一体的に設けられベースキャップ1の水平面を形成する天壁1bから構成され、該天壁1bには、後述する蓋体の下端面を当接させて注出栓を閉塞状態に保持する縁部1cを形成するための小径周壁1dが設けられている(小径周壁1dと周壁1aとの間に段差部が形成されることになる。)。
また、2は、天壁1bの中央部に設けられ、容器内の内容物を注出する注出筒、3は、ベースキャップ1の後端部位の上端にヒンジhを介して回動可能に一体連結する蓋体である。この蓋体3は、ベースキャップ1の縁部1cに当接する下端面を有する周壁3aと、この周壁3aの上端に一体連結してその内側に下向きに開口された凹所を形成する鍔付きの天壁3bからなり、該天壁3bの下面(凹所内)には、蓋体3を閉じたときに注出筒2に嵌合して注出経路を閉塞させる垂下筒体3cが形成されている。
4は、ベースキャップ1の前方(ヒンジhと対向する側を前方とする。)において小径周壁1dの上縁部に設けられた突起、5は、蓋体3の前方(鍔の付いている側)において周壁3aの下端に設けられ、蓋体3を閉じたときに突起4にアンダーカット係合する係止爪部、6は、蓋体3の内側壁の両サイドに設けられベースキャップ1の小径周壁1dに当接する凸部である。この凸部6は、注出筒2の軸芯Lに沿う向きに延びる縦リブによって形成されたものを例として示してあり、突起4、係止爪部5に対して周壁1aの周りで約90°程度の角度でもって配置され(対抗位置に2つ設けられている。)ている。この凸部6は、蓋体3を閉じる際に該小径周壁1dに当接することにより蓋体3を前後において潰すように変形させるようになっている。
本発明にしたがう注出栓は、突起4と係止爪部5の高さ(相互に係合させるための突出度合い)が小さくても、図2に示すように凸部6により蓋体3が変形して該突起4と係止爪部5とを相互に近接させることができるため、該突起4と係止爪部5とを確実に係合させることが可能であり、金型から無理抜きする際に該突起5、6が形状劣化を伴うことはなく、安定した係合力を確保することが可能となる。
凸部6は、蓋体3の周壁3aの下端から上端に向けて該凸部6の突出度合いを漸次大きくなるように傾斜を設けておくのがよく、これにより蓋体3をスムーズに閉じることができる。
図3は、小径周壁1dの両サイドに山型形状をなす凸部7を設けた例であり、図4は、蓋体3の周壁3aの両サイドに同じく山型形状をなす凸部8を設けた例である。
上掲図3、4に示すような凸部7、8は何れも注出筒2の軸芯Lに沿って設けられたものであり、この場合においても突起4、係止爪部5の高さが小さくても蓋体3の変形によりそれらを確実に係合させることができ、蓋体3がベースキャップ1から簡単に外れてしまうことはない。凸部7、8は、凸部6と同様に、対抗位置に2つ、それも、突起4、係止爪部5に対して周壁1aの周りで約90°程度の角度でもって設けるのがよく、その大きさ(凸部の幅寸法等)や個数については適宜変更することができる。
係合高さが低くても蓋体の係止爪部を、ベースキャップの凸部に確実に係合させ得る注出栓が提供できる。
1 ベースキャップ
1a 周壁
1b 天壁
1c 縁部
1d 小径周壁
2 注出筒
3 蓋体
3a 周壁
3b 天壁
3c 垂下筒体
4 突起
5 突起
6 凸部
7 凸部
8 凸部
L 軸芯

Claims (2)

  1. 内容物の注出経路を形成する注出筒を有し、容器の口部に固定保持されるベースキャップと、このベースキャップに開閉可能に連結保持され、垂下筒体の先端部を該注出筒に嵌合させて該注出経路を密閉するとともに前記ベースキャップの前面側に設けられた突起に係止爪部を連係させて閉塞姿勢を保持する蓋体とを備えた注出栓であって、
    前記ベースキャップの外側壁又は前記蓋体の内側壁の両サイドに、前記蓋体の内側壁又は前記ベースキャップの外側壁に当接して前記蓋体を前後に潰れ変形させて前記突起と係止爪部とを相互接近させる凸部を設けたことを特徴とする注出栓。
  2. 前記凸部が、縦リブ又は山型断面をなす突起である、請求項1記載の注出栓。
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