JP6225451B2 - 膜電極接合体、および、固体高分子形燃料電池 - Google Patents

膜電極接合体、および、固体高分子形燃料電池 Download PDF

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Description

本開示の技術は、膜電極接合体、および、膜電極接合体を備える固体高分子形燃料電池に関する。
近年、原料ガスの反応エネルギーを電気エネルギーに直接的に変換する燃料電池が注目されている。燃料電池の一種である固体高分子形燃料電池は、高分子電解質膜と、電極を構成する触媒層とから構成される膜電極接合体を備えている。膜電極接合体において、高分子電解質膜は、燃料極を構成する触媒層と空気極を構成する触媒層とに挟まれている。燃料極側の触媒層には、水素を含む燃料ガスが供給される。空気極側の触媒層には、酸素を含む酸化剤ガスが供給される。そして、触媒の存在下で、燃料ガスと酸化剤ガスとが、高分子電解質膜中でのプロトンの伝導を伴う電極反応を進めることによって、燃料極と空気極との間に起電力が生じる。
一般に、高分子電解質膜は湿潤状態にて高いプロトン伝導性を示す。一方、固体高分子形燃料電池の利用にかかる費用を削減するために、低加湿条件下においても優れた出力特性を示す固体高分子形燃料電池が求められている。
こうした要請に対して、低加湿条件下においても高いプロトン伝導性を示す高分子電解質膜の開発が進められている(例えば、特許文献1、2参照)。ただし、低加湿条件下におけるプロトン伝導性の向上は、例えば、高分子電解質膜の機械的な強度を劣化させるなど、プロトン伝導性以外の特性を劣化させる傾向にある。そこで、固体高分子形燃料電池の運転中に、高分子電解質膜を効率的に加湿する提案がなされている。例えば、発電によって生成された水の排出性が調整された触媒層や、発電によって生成された水の蒸発を抑制するガス拡散層を備える固体高分子形燃料電池が提案されている(例えば、特許文献3、4参照)。
特開2011−181423号公報 国際公開第2011/013578号 特開2012−221806号公報 特開2011−150893号公報
しかしながら、特許文献3,4に記載のように、発電によって生成した水のみを利用して、高分子電解質膜の湿潤状態を保つことには限界がある。そのため、依然として、高分子電解質膜の湿度を高めることが求められている。
本開示の技術は、電解質膜の湿度を高めることが可能な膜電極接合体、および、固体高分子形燃料電池を提供することを目的とする。
本開示の技術における膜電極接合体の一態様は、支持体と、前記支持体に接触する電解質層と、前記電解質層に接触する燃料極触媒層と、前記電解質層に接触する空気極触媒層と、を備え、前記燃料極触媒層と前記空気極触媒層とは、前記電解質層の厚さ方向にて、前記電解質層に対して前記支持体とは反対側に配置され、前記支持体は、前記電解質層を加湿する加湿部を備える。
上記構成によれば、加湿部を備える支持体が電解質層と接しているため、電解質層が支持体から直接的に加湿される。したがって、電解質膜の湿度を高めることができる。また、支持体が、電解質層に対して触媒層と反対側に配置されているため、触媒層へのガスの供給を妨げることなく、電解質層の加湿を行うことができる。
本開示の技術における膜電極接合体の他の態様は、前記支持体における前記電解質層と接触する面には、水分を外部から受け入れることの可能な溝が形成され、前記加湿部は、前記溝を備える。
上記構成によれば、電解質層に面する溝から電解質層に水分が供給されるため、電解質膜を急速に加湿することができる。
本開示の技術における膜電極接合体の他の態様は、前記加湿部は、前記支持体における前記電解質層と接触する面の少なくとも一部に、水分を保持することの可能な多孔質部を備える。
上記構成によれば、電解質層に面する多孔質部から電解質層に水分が供給されるため、電解質膜を一定の速さで均一に加湿し続けることができる。
本開示の技術における膜電極接合体の他の態様は、前記支持体は、前記多孔質部を支持する基材を備え、前記基材における前記多孔質部と接触する面には、水分を外部から受け入れることの可能な溝が形成され、前記加湿部は、前記溝を備える。
上記構成によれば、多孔質部と面する溝から多孔質部に水分が供給され、多孔質部から電解質層に水分が供給される。したがって、多孔質部への水分の供給を効率よく行うことができる。
本開示の技術における固体高分子形燃料電池の一態様は、上記膜電極接合体を備える。
上記構成によれば、固体高分子形燃料電池にて、電解質膜の湿度を高めることができる。したがって、低加湿条件下における固体高分子形燃料電池の出力特性の低下を抑えられる。
本開示の技術によれば、電解質膜の湿度を高めることができる。
本開示の技術における第1の実施形態の膜電極接合体の断面構造を示す断面図。 第1の実施形態の膜電極接合体における支持体の平面構造を示す平面図。 第1の実施形態の固体高分子形燃料電池の断面構造を示す断面図。 第1の実施形態の固体高分子形燃料電池の平面構造を示す平面図。 本開示の技術における第2の実施形態の膜電極接合体の断面構造を示す断面図。 第2の実施形態の膜電極接合体における支持体の平面構造を示す平面図。 本開示の技術における第3の実施形態の膜電極接合体の断面構造を示す断面図。 第3の実施形態の膜電極接合体における支持体の平面構造を示す平面図。 変形例の膜電極接合体における支持体の平面構造を示す平面図。 変形例の膜電極接合体の平面構造を示す平面図。 変形例の膜電極接合体の平面構造を示す平面図。
(第1の実施形態)
図1〜図4を参照して、膜電極接合体、および、固体高分子形燃料電池の第1の実施形態について説明する。
まず、図1および図2を参照して膜電極接合体の構成について説明する。
図1に示されるように、膜電極接合体10Aは、電解質層としての高分子電解質膜11と、高分子電解質膜11に積層された燃料極触媒層12および空気極触媒層13と、高分子電解質膜11を支持する支持体としての基材14とを備えている。
高分子電解質膜11は、高分子電解質膜11の表面および裏面として、2つの平坦面11a,11bを備えている。一方の平坦面11aにて、燃料極触媒層12および空気極触媒層13と高分子電解質膜11とが接している。他方の平坦面11bにて、基材14と高分子電解質膜11とが接している。すなわち、燃料極触媒層12と空気極触媒層13とは、高分子電解質膜11の厚さ方向にて、高分子電解質膜11に対して同じ側に配置されている。そして、燃料極触媒層12と空気極触媒層13とは、同一の平坦面11aにて、高分子電解質膜11と接している。
一方、基材14は、高分子電解質膜11の厚さ方向にて、高分子電解質膜11に対して燃料極触媒層12および空気極触媒層13と反対側に配置されている。基材14における高分子電解質膜11と接触する面である基材面14aには、溝15が形成されている。溝15は、水が流される水路である。
図2は、基材14の平面図であって、基材14に積層される高分子電解質膜11と触媒層12,13との位置を破線で示した図である。
図2に示されるように、溝15は、1つの連続した水路である。溝15は、基材面14aを囲む4つの縁部のうち、1組の平行な縁部の間を横断している。溝15は、基材面14aの面内にて、複数回、屈曲している。基材14の端面に開口した溝15の一方の端部が、水の流入口15aとなる。基材14の端面に開口した溝15の他方の端部が、水の流出口15bとなる。すなわち、溝15は、水を外部から受け入れることが可能に構成されている。
高分子電解質膜11の平面形状は、基材14の平面形状よりも小さく形成されている。高分子電解質膜11の縁部の外側には、基材14の基材面14aが露出している。
高分子電解質膜11の平坦面11a上には、1つの燃料極触媒層12と1つの空気極触媒層13とが配置されている。燃料極触媒層12と空気極触媒層13との間には、隙間が設けられている。燃料極触媒層12と空気極触媒層13との間の隙間には、高分子電解質膜11の平坦面11aが露出している。空気極触媒層13の縁部と対向しない燃料極触媒層12の縁部は、高分子電解質膜11の縁部と重なっている。また、燃料極触媒層12の縁部と対向しない空気極触媒層13の縁部は、高分子電解質膜11の縁部と重なっている。
溝15の大部分は、高分子電解質膜11に面している。溝15は、基材面14aが高分子電解質膜11と接する範囲内に、均等に配置されている。すなわち、溝15は、基材面14aのうち、高分子電解質膜11を挟んで燃料極触媒層12が積層される領域と空気極触媒層13が積層される領域とに均等に配置されている。
膜電極接合体10Aの製造方法について説明する。
まず、任意の基材上に高分子電解質膜11が成膜される。高分子電解質膜11は、イオン伝導性を有する膜であればよい。高分子電解質膜11の材料の例として、Nafion(デュポン社製、登録商標)等のフッ素系樹脂や、エンジニアリングプラスチック、または、エンジニアリングプラスチックの共重合体にスルホン酸基を導入した樹脂等の炭化水素系樹脂等が挙げられる。
次に、高分子電解質膜11の上に燃料極触媒層12と空気極触媒層13とが成膜される。成膜方法としては、触媒層12,13と高分子電解質膜11の密着性が良好であれば、公知の成膜方法を用いることができる。例えば、触媒層12,13の構成材料が含まれた触媒層形成用スラリーを高分子電解質膜11の上に塗布した後、触媒層用スラリーを乾燥させることにより、触媒層12,13が形成される。塗布方法の例としては、ドクターブレードコート法、ディッピングコート法、スリットコート法、ダイコート法、スプレー法、スクリーン印刷法、フレキソ印刷法、オフセット印刷法、ディスペンサ印刷法、インクジェット印刷法、または、グラビア印刷法等が挙げられる。乾燥方法の例としては、温風乾燥、IR(赤外)乾燥、減圧乾燥等が挙げられる。
触媒層12,13は、電解質と触媒粒子とを含む。電解質としては、触媒層12,13と高分子電解質膜11の密着性を向上させるために、高分子電解質膜11に含まれる電解質と同質の電解質を用いることが好ましい。触媒粒子の例としては、白金、パラジウム、ルテニウム、イリジウム、ロジウム、または、オスミウム等の白金族元素や、鉄、鉛、銅、クロム、コバルト、ニッケル、マンガン、バナジウム、モリブデン、ガリウム、アルミニウムなどの金属、または、これらの金属の合金、酸化物、複酸化物等が挙げられる。特に、触媒粒子として白金や白金合金を用いることが好ましい。
触媒粒子の粒径は、0.5nm以上20nm以下が好ましく、1nm以上5nm以下がさらに好ましい。触媒粒子の粒径が大きすぎると触媒の活性が低下する。また、触媒粒子の粒径が小さすぎると触媒の安定性が低下する。
触媒粒子は、単体の触媒粒子を用いても良く、あるいは、導電性担体に担持された触媒粒子を用いてもよい。導電性担体に担持された触媒粒子を用いる方が好ましい。導電性担体としては、カーボン粒子が用いられる。カーボン粒子は、微粒子状で導電性を有するとともに、触媒に侵されないものであればよい。カーボン粒子の例としては、カーボンブラック、グラファイト、黒鉛、活性炭、カーボンファイバー、カーボンナノチューブ、または、フラーレン等が挙げられる。カーボン粒子の粒径は、10nm以上1000nm以下が好ましく、10nm以上100nm以下がさらに好ましい。カーボン粒子の粒径が小さすぎると電子伝導パスが形成されにくくなる。また。カーボン粒子の粒径が大きすぎると触媒層が厚くなるため、抵抗が増加して固体高分子形燃料電池の出力特性の低下を招く。
触媒層用スラリーの溶媒としては、電解質を分散または溶解できる溶媒が用いられる。溶媒の例としては、水、メタノール、エタノール、1−プロパノール、2−プロパノール、1−ブタノール、2−ブタノール、イソブチルアルコール、または、tert−ブチルアルコール等のアルコール類や、アセトン、メチルエチルケトン、メチルプロピルケトン、メチルブチルケトン、メチルイゾブチルケトン、メチルアミルケトン、ペンタノン、へプタノン、シクロヘキサノン、メチルシクロヘキサノン、アセトニルアセトン、ジエチルケトン、ジプロピルケトン、または、ジイソブチルケトン等のケトン類や、テトラヒドロフラン、テトラヒドロピラン、ジオキサン、ジエチレングリコールジメチルエーテル、アニソール、メトキシトルエン、ジエチルエーテル、ジプロピルエーテル、または、ジブチルエーテル等のエーテル類や、イソプロピルアミン、ブチルアミン、イソブチルアミン、シクロヘキシルアミン、ジエチルアミン、または、アニリン等のアミン類や、蟻酸プロピル、蟻酸イソブチル、蟻酸アミル、酢酸メチル、酢酸エチル、酢酸プロピル、酢酸ブチル、酢酸イソブチル、酢酸ペンチル、酢酸イソペンチル、プロピオン酸メチル、プロピオン酸エチル、または、プロピオン酸ブチル等のエステル類が挙げられる。また、溶媒の他の例としては、酢酸、プロピオン酸、ジメチルホルムアミド、ジメチルアセトアミド、または、N−メチルピロリドン等が挙げられる。また、グリコール系溶媒や、グリコールエーテル系溶媒の例として、エチレングリコール、ジエチレングリコール、プロピレングリコール、エチレングリコールモノメチルエーテル、エチレングリコールジメチルエーテル、エチレングリコールジエチルエーテル、ジアセトンアルコール、1−メトキシ−2−プロパノール、1−エトキシ−2−プロパノール等が挙げられる。
次に、高分子電解質膜11と触媒層12,13との積層体が、溝15が形成された基材14と貼り合わせられる。基材14の材料には、電解質との密着性に優れるとともに、電解質に腐食しない材料が用いられる。基材14の材料の例として、金、または、ステンレス等の金属板や、ポリエチレンテレフタレート、ポリエチレンナフタレート、ポリカーボネート、ポリアミド、ポリフェニレンサルファイド、ポリエーテルエーテルケトン、ポリプロピレン、ポリエチレン、または、ポリイミド等の樹脂フィルムが挙げられる。
溝15の幅、深さ、および、隣接する溝15の間隔は、高分子電解質膜11を加湿できる程度であればよい。溝15の幅、深さおよび間隔は、互いに異なってもよく、互いに等しくてもよい。具体的には、溝15の幅、深さおよび間隔は、1μm以上5mm以下が好ましく、10μm以上2mm以下がさらに好ましい。溝15の幅、深さおよび間隔が5mm以下であれば、高分子電解質膜11を均一に加湿することができる。溝15の幅、深さおよび間隔が1μm以上であれば、溝15の形成が容易となり、また、加湿を急速に行うことができる。
続いて、図3および図4を参照して、固体高分子形燃料電池の構成について説明する。なお、図4は固体高分子形燃料電池の平面図であって、集電体とガス流路との位置を破線で示す図である。
図3に示されるように、固体高分子形燃料電池20Aは、膜電極接合体10Aと、燃料極触媒層12に積層された燃料極集電体22と、空気極触媒層13に積層された空気極集電体23とを備えている。さらに、固体高分子形燃料電池20Aは、膜電極接合体10Aと集電体22,23とを押さえるセパレータ21を備えている。燃料極触媒層12と、燃料極集電体22と、セパレータ21とによって、燃料極ガス流路24が区画されている。空気極触媒層13と、空気極集電体23と、セパレータ21とによって、空気極ガス流路25が区画されている。
燃料極ガス流路24は、燃料極触媒層12における高分子電解質膜11と反対側の面と接している。燃料極集電体22は、燃料極触媒層12における高分子電解質膜11と反対側の面のうち、燃料極ガス流路24が配置されない部分と接している。燃料極集電体22と燃料極触媒層12とから、燃料極が構成される。
空気極ガス流路25は、空気極触媒層13における高分子電解質膜11と反対側の面と接している。空気極集電体23は、空気極触媒層13における高分子電解質膜11と反対側の面のうち、空気極ガス流路25が配置されない部分と接している。空気極集電体23と空気極触媒層13とから、空気極が構成される。
セパレータ21は、基材14上にて、高分子電解質膜11と、触媒層12,13と、集電体22,23とに被せられている。セパレータ21は、触媒層12,13の上に配置されて膜電極接合体10Aの面方向に延びる上板部21aと、上板部21aから基材14に向けて膜電極接合体10Aの厚さ方向に延びる中板部21bおよび側板部21cとを備えている。
セパレータ21の上板部21aには、燃料極集電体22の間にて露出する燃料極触媒層12と対向する位置に、燃料極ガス流路24を区画する溝が形成されている。すなわち、燃料極ガス流路24は、燃料極触媒層12とセパレータ21との間で、燃料極集電体22を貫通してセパレータ21に食い込んでいる。燃料極ガス流路24に燃料ガスが流されることによって、燃料極触媒層12に燃料ガスが供給される。
また、セパレータ21の上板部21aには、空気極集電体23の間にて露出する空気極触媒層13と対向する位置に、空気極ガス流路25を区画する溝が形成されている。すなわち、空気極ガス流路25は、空気極触媒層13とセパレータ21との間で、空気極集電体23を貫通してセパレータ21に食い込んでいる。空気極ガス流路25に酸化剤ガスが流されることによって、空気極触媒層13に酸化剤ガスが供給される。
セパレータ21の中板部21bは、燃料極触媒層12と空気極触媒層13との間の隙間を埋めている。これにより、燃料極触媒層12と空気極触媒層13との間でガスが混ざることが抑えられる。
セパレータ21の側板部21cは、高分子電解質膜11の縁部の外側にて、高分子電解質膜11と触媒層12,13とを囲んでいる。側板部21cは、高分子電解質膜11の縁部および触媒層12,13の縁部および基材面14aと接している。
図4に示されるように、燃料極ガス流路24は、燃料極触媒層12の上で、膜電極接合体10Aの面方向に固体高分子形燃料電池20Aを貫通している。また、空気極ガス流路25は、空気極触媒層13の上で、膜電極接合体10Aの面方向に固体高分子形燃料電池20Aを貫通している。なお、燃料極ガス流路24および空気極ガス流路25の数は、1以上であればよい。
膜電極接合体10Aに、触媒層12,13とセパレータ21とが組み付けられ、さらに、燃料ガスと酸化剤ガスとの供給機構や、溝15への水の供給機構等が設けられて、単セルの固体高分子形燃料電池20Aが製造される。固体高分子形燃料電池20Aは、単セルの状態、もしくは、複数の固体高分子形燃料電池20Aが組み合わされた状態で使用される。
第1の実施形態の膜電極接合体10A、および、固体高分子形燃料電池20Aの作用について説明する。
膜電極接合体10Aにて、基材14における高分子電解質膜11と接触する基材面14aには、溝15が形成されている。流入口15aから流出口15bに向けて、溝15に水が流されると、溝15に面している高分子電解質膜11が、溝15内の水を吸収する。これにより、高分子電解質膜11が加湿される。
ここで、第1の実施形態では、燃料極触媒層12と空気極触媒層13とは、高分子電解質膜11の厚さ方向にて、高分子電解質膜11に対して同じ側に配置されている。そして、基材14は、高分子電解質膜11の厚さ方向にて、高分子電解質膜11に対して触媒層12,13と反対側に配置されている。したがって、高分子電解質膜11の平坦面11bの全体に対して直接的に加湿を行うことができるため、高分子電解質膜11の湿度を高めることができる。その結果、低加湿条件下における固体高分子形燃料電池20Aの出力特性の低下を抑えられる。また、触媒層12,13が配置された面と反対側の面から加湿が行われるため、触媒層12,13へのガスの供給を妨げることなく、高分子電解質膜11の加湿を行うことができる。
また、高分子電解質膜11が基材14に支持されるため、高分子電解質膜11に皺や折れが生じることが抑えられる。したがって、高分子電解質膜11の形成材料に機械的強度の低い材料を用いることもできる。
また、溝15内の水と高分子電解質膜11とが対面するため、高分子電解質膜11を急速に加湿することができる。
なお、第1の実施形態では、溝15が加湿部を構成する。
以上説明したように、第1の実施形態によれば、以下の効果が得られる。
(1)基材14が、高分子電解質膜11の厚さ方向にて、高分子電解質膜11に対して触媒層12,13と反対側に配置され、基材14から高分子電解質膜11に加湿が行われる。したがって、高分子電解質膜11の平坦面11bに対して直接的に加湿を行うことができるため、高分子電解質膜11の湿度を高めることができる。また、触媒層12,13へのガスの供給を妨げることなく、高分子電解質膜11の加湿を行うことができる。
(2)基材14における高分子電解質膜11と接触する基材面14aに、溝15が形成され、溝15内の水と高分子電解質膜11が対面する。したがって、高分子電解質膜11を急速に加湿することができる。
(第2の実施形態)
図5および図6を参照して、膜電極接合体、および、固体高分子形燃料電池の第2の実施形態について説明する。なお、第1の実施形態と第2の実施形態とは、膜電極接合体における支持体の構成が異なっているため、以下では、支持体の構成について説明し、第1の実施形態と同様の構成については同じ符号を付してその説明を省略する。
図5に示されるように、膜電極接合体10Bは、高分子電解質膜11と、高分子電解質膜11に積層された燃料極触媒層12および空気極触媒層13と、高分子電解質膜11を支持する支持体30とを備えている。
支持体30は、基材31と多孔質部32とを備えている。多孔質部32は、基材31における高分子電解質膜11側の面に形成された凹部31aに配置されている。多孔質部32は、支持体30における高分子電解質膜11と接触する面である支持面30aのうちの高分子電解質膜11と接触する部分を構成している。基材31には、多孔質部32と外部とを繋ぐ供給路33が形成されている。多孔質部32には、供給路33から水が供給される。多孔質部32は、供給された水を細孔に保持することができる。
図6は、支持体30の平面図であって、支持体30に積層される高分子電解質膜11と触媒層12,13との位置を破線で示した図である。
図6に示されるように、多孔質部32の平面形状は、高分子電解質膜11の平面形状と同形に形成されている。したがって、多孔質部32は、高分子電解質膜11の平坦面11bの全面と接している。
膜電極接合体10Bは、第1の実施形態の膜電極接合体10Aと同様に、多孔質部32が設けられた基材31に、高分子電解質膜11と触媒層12,13との積層体が貼り合わせられて形成される。多孔質部32は、多孔質材料から形成される。多孔質材料における細孔の孔径は、0.1μm以上100μm以下が好ましく、1μm以上20μm以下がさらに好ましい。孔径が100μm以下であれば、高分子電解質膜11に皺が生じにくい。孔径が0.1μm以上であれば、多孔質部32が高分子電解質膜11の加湿に十分な水を保持できる。多孔質材料の気孔率は、10%以上90%以下が好ましく、30%以上80%以下がさらに好ましい。気孔率が90%以下であれば、多孔質の機械的強度が確保され、発電時の締付けにより多孔質の変形が生じにくい。気孔率が10%以上であれば、高分子電解質膜11を均一に加湿することができる。
第2の実施形態の膜電極接合体10Bの作用について説明する。
膜電極接合体10Bにて、支持体30の支持面30aのうちの高分子電解質膜11と接触する部分が多孔質部32から構成されている。供給路33から多孔質部32に水が供給されると、水は多孔質部32を浸透し、多孔質部32から高分子電解質膜11に水が供給される。これにより、高分子電解質膜11が加湿される。
第2の実施形態においても、触媒層12,13が配置された面と反対側の面から加湿が行われるため、高分子電解質膜11の平坦面11bの全体に対して直接的に加湿を行うことができる。したがって、高分子電解質膜11の湿度を高めることができる。その結果、低加湿条件下における固体高分子形燃料電池の出力特性の低下を抑えられる。また、触媒層12,13へのガスの供給を妨げることなく、高分子電解質膜11の加湿を行うことができる。
また、高分子電解質膜11が支持体30に支持されるため、高分子電解質膜11に皺や折れが生じることが抑えられる。
また、多孔質部32からは、高分子電解質膜11に対して水が徐々に供給されるため、高分子電解質膜11を一定の速さで均一に加湿し続けることができる。さらに、多孔質部32が高分子電解質膜11の平坦面11bの全面と接しているため、高分子電解質膜11の全体を均一に加湿することができる。また、第1の実施形態と比較して、高分子電解質膜11が溝の角部と接しないため、高分子電解質膜11の傷みを抑えられる。
なお、第2の実施形態では、多孔質部32が加湿部を構成する。
以上説明したように、第2の実施形態によれば、第1の実施形態の(1)の効果に加えて、以下の効果が得られる。
(3)支持体30における高分子電解質膜11と接触する支持面30aが、水を保持することの可能な多孔質部32を備えている。したがって、高分子電解質膜11を一定の速さで加湿し続けることができる。
(第3の実施形態)
図7および図8を参照して、膜電極接合体、および、固体高分子形燃料電池の第3の実施形態について説明する。なお、第1の実施形態と第3の実施形態とは、膜電極接合体における支持体の構成が異なっているため、以下では、支持体の構成について説明し、第1の実施形態と同様の構成については同じ符号を付してその説明を省略する。
図7に示されるように、膜電極接合体10Cにて、支持体40は、基材41と多孔質部42とを備えている。多孔質部42は、基材41における高分子電解質膜11側の面に形成された凹部41aに配置されている。多孔質部42は、支持体40における高分子電解質膜11と接触する支持面40aのうちの高分子電解質膜11と接触する部分を構成している。凹部41aの多孔質部42と接触する底面41bには、溝43が形成されている。溝43は、水が流される水路である。
図8は、支持体40の平面図であって、支持体40に積層される高分子電解質膜11と触媒層12,13との位置を破線で示し、溝43の位置を二点鎖線で示した図である。
図8に示されるように、溝43は、第1の実施形態における溝15と同様の形状に形成されている。多孔質部42の平面形状は、高分子電解質膜11の平面形状と同形に形成されている。溝43は、基材41における凹部41aの底面41bが高分子電解質膜11と接する範囲内に、均等に配置されている。多孔質部42は、高分子電解質膜11の平坦面11bの全面と接している。
膜電極接合体10Cは、第1の実施形態の膜電極接合体10Aと同様に、溝43が形成されて、多孔質部42が設けられた基材41に、高分子電解質膜11と触媒層12,13との積層体が貼り合わせられて形成される。
第3の実施形態の膜電極接合体10Cの作用について説明する。
膜電極接合体10Cにて、支持体40の支持面40aのうちの高分子電解質膜11と接触する部分が多孔質部42から構成されている。そして、基材41における多孔質部42と接触する面には、溝43が形成されている。溝43に水が流されると、溝43に面している多孔質部42が、溝43内の水を吸収する。多孔質部42が吸収した水は多孔質部32を浸透し、多孔質部32から高分子電解質膜11に水が供給される。これにより、高分子電解質膜11が加湿される。
第3の実施形態においても、触媒層12,13が配置された面と反対側の面から加湿が行われるため、高分子電解質膜11の平坦面11bに対して直接的に加湿を行うことができる。したがって、高分子電解質膜11の湿度を高めることができる。その結果、低加湿条件下における固体高分子形燃料電池の出力特性の低下を抑えられる。また、触媒層12,13へのガスの供給を妨げることなく、高分子電解質膜11の加湿を行うことができる。
また、高分子電解質膜11が支持体40に支持されるため、高分子電解質膜11に皺や折れが生じることが抑えられる。
また、多孔質部42からは、高分子電解質膜11に対して水が徐々に供給されるため、高分子電解質膜11を一定の速さで均一に加湿し続けることができる。さらに、多孔質部42が高分子電解質膜11の平坦面11bの全面と接しているため、高分子電解質膜11の全体を均一に加湿することができる。また、第1の実施形態と比較して、高分子電解質膜11が溝の角部と接しないため、高分子電解質膜11の傷みを抑えられる。さらに、多孔質部42への水の供給が、多孔質部42の下面の全体に対して行われるため、多孔質部42への水の供給を均一に効率よく行うことができる。
なお、第3の実施形態では、多孔質部42および溝43が加湿部を構成する。
以上説明したように、第3の実施形態によれば、第1の実施形態の(1)、第2の実施形態の(3)の効果に加えて、以下の効果が得られる。
(4)基材41における多孔質部42と接触する面に形成された溝43から、多孔質部42に水が供給される。したがって、多孔質部42への水の供給を均一に効率よく行うことができる。
(変形例)
上記実施形態は、以下のように変更して実施することが可能である。
・溝15,43の形状は、上述の形状に限られない。例えば、図9に示されるように、溝45が渦巻状に形成されていてもよい。また、溝45は、水の流入口45aのみを有し、流出口を有していなくてもよい。この場合、溝45内の水が、高分子電解質膜11、あるいは、多孔質部42に吸収されて減少することに伴って、流入口45aから溝45に水が供給される。要は、溝15,43は、水を外部から受け入れることが可能であればよい。
・溝15,43は、燃料極触媒層12が積層される領域と空気極触媒層13が積層される領域とに不均等に配置されてもよい。例えば、空気極では発電によって水が生成するため、空気極触媒層13が積層される領域よりも、燃料極触媒層12が積層される領域に溝を多く配置してもよい。
・溝15,43の幅、深さ、および、隣接する溝15,43の間隔が一定でなくてもよい。また、互いに接続されていない複数の溝が形成されていてもよい。
・多孔質部32,42が、支持体30,40の支持面30a,40aのうちの高分子電解質膜11と接触する部分の一部のみを構成していてもよい。要は、支持体30,40における高分子電解質膜11と接触する面の少なくとも一部に多孔質部32,42が備えられていればよい。
・支持体における高分子電解質膜11と接触する面の一部に多孔質部が形成され、該面の多孔質部が形成されていない領域に、溝が形成されていてもよい。すなわち、第1の実施形態と第2の実施形態もしくは第3の実施形態とが組み合わされてもよい。
・膜電極接合体が、複数の燃料極触媒層と複数の空気極触媒層とを備えていてもよい。例えば、図10に示されるように、膜電極接合体10Dにて、複数の燃料極触媒層52と複数の空気極触媒層53とがマトリクス状に配置されてもよい。配列の縦方向に燃料極触媒層52と空気極触媒層53とが隣接し、配列の横方向に燃料極触媒層52と空気極触媒層53とが隣接する。また、例えば、図11に示されるように、膜電極接合体10Eにて、一方向に延びる複数の燃料極触媒層62と複数の空気極触媒層63とが交互に配置されてもよい。また、燃料極触媒層と空気極触媒層とが矩形とは異なる形状に形成されていてもよい。膜電極接合体が、複数の燃料極触媒層と複数の空気極触媒層とを備える構成であれば、各触媒層の配置や周辺回路の構成によって、固体高分子形燃料電池の出力の調整に関する自由度が向上される。
上記実施形態および変形例において、燃料極触媒層と空気極触媒層との間隔は、高分子電解質膜の抵抗の増加による固体高分子形燃料電池の出力の低下を抑えるために、1μm以上800μm以下であることが好ましい。1μm以上800μm以下の範囲で、燃料極触媒層と空気極触媒層との間隔は小さい方が望ましい。具体的には、燃料極触媒層と空気極触媒層との間隔は、1μm以上500μm以下が好ましく、1μm以上300μm以下がより好ましく、1μm以上20μm以下がさらに好ましい。燃料極触媒層と空気極触媒層との間隔が1μmより小さいと、触媒層の形成が困難になる。
・高分子電解質膜11の平坦面11a上にて、燃料極触媒層12と空気極触媒層13との間に、気体の透過を抑える材料から形成されたガスシール部が設けられていてもよい。これによれば、二種類の触媒層の各々に供給されるガスが混ざることが抑えられる。さらに、燃料極触媒層12とガスシール部との間、および、空気極触媒層13とガスシール部の間のそれぞれに、ガス流路が形成されていてもよい。これによれば、触媒層12,13に供給されるガスの拡散性が高められる。要は、燃料極触媒層12と空気極触媒層13とが、高分子電解質膜の厚さ方向にて、高分子電解質膜に対して同じ側に配置されていれば、触媒層12,13の周辺の構成は任意である。
・高分子電解質膜11と触媒層12,13との積層体は、任意の基材上に成膜された触媒層12,13の上に、高分子電解質膜11が成膜されることによって形成されてもよい。この場合、燃料極触媒層12と空気極触媒層13との間の領域にも高分子電解質膜11が配置される。
・燃料極触媒層が接触する部分の高分子電解質膜の厚さと、空気極触媒層が接触する部分の高分子電解質膜の厚さが異なっていてもよい。要は、燃料極触媒層と空気極触媒層とが、高分子電解質膜の厚さ方向にて、高分子電解質膜に対して同じ側に配置されていればよい。
・セパレータ21は、側板部21cを備えていなくてもよい。すなわち、セパレータ21は、高分子電解質膜11の縁部を囲まず、膜電極接合体の上部のみを覆ってもよい。
10A〜10E…膜電極接合体、11…高分子電解質膜、11a,11b…平坦面、12,52,62…燃料極触媒層、13,53,63…空気極触媒層、14,31,41…基材、14a…基材面、15,43,45…溝、20A…固体高分子形燃料電池、21…セパレータ、22…燃料極集電体、23…空気極集電体、24…燃料極ガス流路、25…空気極ガス流路、30,40…支持体、30a,40a…支持面、31a,41a…凹部、32,42…多孔質部、41b…底面。

Claims (5)

  1. 支持体と、
    前記支持体に接触する電解質層と、
    前記電解質層に接触する燃料極触媒層と、
    前記電解質層に接触する空気極触媒層と、を備え、
    前記燃料極触媒層と前記空気極触媒層とは、前記電解質層の厚さ方向にて、前記電解質層に対して前記支持体とは反対側に配置され、
    前記電解質層の面上において前記燃料極触媒層と前記空気極触媒層とは離れており、
    前記支持体は、前記電解質層を加湿する加湿部を備え、
    前記加湿部は、前記電解質層を挟んで前記燃料極触媒層と対向する位置と、前記電解質層を挟んで前記空気極触媒層と対向する位置において前記電解質層と接触する
    膜電極接合体。
  2. 前記支持体における前記電解質層と接触する面には、水分を外部から受け入れることの可能な溝が形成され、
    前記加湿部は、前記溝を備える
    請求項1に記載の膜電極接合体。
  3. 前記加湿部は、
    前記支持体における前記電解質層と接触する面の少なくとも一部に、水分を保持することの可能な多孔質部を備える
    請求項1または2に記載の膜電極接合体。
  4. 前記支持体は、前記多孔質部を支持する基材を備え、
    前記基材における前記多孔質部と接触する面には、水分を外部から受け入れることの可能な溝が形成され、
    前記加湿部は、前記溝を備える
    請求項3に記載の膜電極接合体。
  5. 請求項1〜4のいずれか一項に記載の膜電極接合体を備える
    固体高分子形燃料電池。
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