JP6222487B2 - 釣竿穂先部 - Google Patents

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Description

本発明は、ワカサギなどの小魚の釣りに使用する釣竿穂先部に関するものである。
一般にワカサギ釣りに使用される釣竿は、20〜30cm程度の比較的短い釣竿が使用されている。ワカサギは小魚でアタリはかなり小さいものであるため、穂先部はバネ性のある平板状のものが多く使用されている。
従来の釣竿穂先部としては、竹やプラスチック、グラスファイバー、カーボン、など種々の材料が用いられていた。しかしながら、耐水性や耐食性、先端のしなやかさ、復元力などの問題から、本発明者はステンレス、リン青銅などの金属板を用いた釣竿穂先部(特許文献1)を先に開発した。これは金属板の先端方向に向けて徐々に幅細であると共に、部材の表裏両面を徐々に薄厚にし、基部厚みに対して先端厚みを五分の一乃至三十分の一に形成したものである。
しかしながら、ワカサギなどの小さい魚はその大きさや、魚の活性状態、魚のいる水中の深さなどにより、釣果が一定せず、ワカサギの極めて弱いアタリを鋭敏に感知する最適な形状ではなかった。
特開平10−276626号公報
本発明者は、ワカサギなど小魚の極めて弱いアタリを鋭敏に感知できる釣竿穂先部について種々の研究を行なった結果、釣竿穂先部の最適な形状を見出したものである。
本発明の請求項1記載の釣竿穂先部は、握持杆部の先端に取付けられる穂先部であって、バネ性のある金属板で形成され、この金属板の上面の長手方向に沿って釣り糸を通すリング状の糸通しガイドを、複数個間隔をおいて取付けた釣竿穂先部において、前記金属板の基端側から金属板の長さの0.4〜0.6の位置から先端側に向かって、金属板の厚みを基端側の厚みの0.1〜0.5に順次減少させたことを特徴とするものである。
本発明の請求項2記載の釣竿穂先部は、請求項1において、金属板の基端側から先端側に向かって、先端側の幅を基端側の幅の0.4〜0.7に順次減少させ、且つ先端側の幅を2mm以上に形成したことを特徴とするものである。
本発明の請求項3記載の釣竿穂先部は、請求項1または2において、金属板の上面に複数個間隔をおいて取付けた糸通しガイドが、基端側から先端側に向かって、隣接する糸通しガイドの間隔を順次狭く形成したことを特徴とするものである。
本発明に係る請求項1記載の釣竿穂先部によれば、金属板の基端側から金属板の長さの0.4〜0.6の位置から先端側に向かって、金属板の厚みを基端側の厚みの0.1〜0.5に順次減少させることにより、しなやかさと強度を兼ね備えた釣竿穂先部を得ることができる。
また請求項2記載の釣竿穂先部によれば、先端に糸通しガイドを取付けることができると共に、しなやかさと強度を兼ね備えた釣竿穂先部を得ることができる。
また請求項3記載の釣竿穂先部によれば、糸通しガイドを、基端側から先端側に向かって、隣接する糸通しガイドの間隔を順次狭く形成することにより、しなりの大きな先端側の金属板に釣り糸が接触せず、滑らかに繰り出すことができる。
以下本発明の実施の一形態を図1ないし図5を参照して詳細に説明する。図において1は釣竿穂先部を示すもので、釣竿穂先部1はバネ性のあるステンレス鋼またはリン青銅などの金属板2で形成され、図3に示すようにこの金属板2の上面の長手方向に沿って釣り糸を通す下端がL形に折曲したリング状の糸通しガイド3が複数個間隔をおいて取付けられ、前記金属板2の基端側から金属板の長さの0.4〜0.6の位置Pから先端側に向かって、金属板2の基端側の厚みT0の0.1〜0.5に順次減少させ、先端の厚みT1にしたものである。この場合、金属板2の厚さT0は0.25〜0.5mmが良い。
また図2に示すように金属板2の基端側から先端側に向かって、先端側の幅W1を基端側の幅W0の0.4〜0.7に順次減少させ、且つ先端側の幅W1を2mm以上に形成している。更に金属板2の上面に複数個間隔をおいて取付けた糸通しガイド3が、図3に示すように基端側から先端側に向かって、隣接する糸通しガイド3の間隔A1、A2、A3、A4が順次狭く形成されている。この糸通しガイド3は金属板2に載せて、この底部に糸を巻き付けて固定する。
この釣竿穂先部1は図4に示すように握持杆部となる電動リ−ル5の先端のキャップ6に基端側を差し込んで取付ける。この後、電動リ−ル5から釣り糸7を繰り出して糸通しガイド3に通して、先端に釣り針8と重り9を吊り下げて、水中に沈める。重り9の自重により釣り糸7が電動リ−ル5から繰り出されて沈んでいく。
この時の釣竿穂先部1の撓みは基端側から金属板の長さの0.4〜0.6の両面を研磨する位置Pから先端側に向かって薄くなる。この状態で釣り糸7の先端に釣り針8と重り9を取付けた時の穂先Qと位置Pとを結ぶ線と、水平線とのなす角度αが図4に示す30度から図5に示す45度の範囲が良い。
このように角度αを30〜45度の範囲に規定することにより、ワカサギの極めて弱いアタリを鋭敏に感知する最適な形状であることが分かった。つまり、金属板2の基端側から金属板2の長さの0.4〜0.6の位置Pから先端側に向かって、金属板2の厚みを基端側の厚みの0.1〜0.5に順次減少させることにより先端側のしなやかさを保持すると同時に、金属板2を用いているので幅広で横方向の移動がなく、ワカサギを釣り上げる時の強度も兼ね備えている
なおこの場合、P点の位置を金属板2の基端側から金属板2の長さの0.4〜0.6に規定したのは0.4未満では金属板2の強度が得られず、先端側がたあわみ過ぎるからである。また0.6を超えると強度は高いが、先端側のたわみが唖少なくなるからでる。また金属板2の厚みが基端側の厚みの0.1未満ではたわみ過ぎ、また0.5を超えると金属板2のたわみが少なくなるからである。なお角度αを30〜45度の範囲に設定する場合、重り9の重さを金属板2の厚さに合わせて調整する。
なお上記説明では握持杆部として電動リ−ル5を用いた場合について示したが、本発明はこれに限らず手動のリ−ルを用いても良い。
本発明の実施の一形態による釣竿穂先部の断面図である。 図1の釣竿穂先部を示す平面図である。 釣竿穂先部を電動リ−ルに取付けた状態を示す側面図である。 釣竿穂先部を電動リ−ルに取付け、釣りをしている時の先端のたわみ状態を示す側面図である。 釣竿穂先部を電動リ−ルに取付け、釣りをしている時の先端のたわみ状態を示す側面図である。
1 釣竿穂先部
2 金属板
3 糸通しガイド
5 電動リ−ル
6 キャップ
7 釣り糸
8 釣り針
9 重り

Claims (3)

  1. 握持杆部の先端に取付けられる穂先部であって、バネ性のある金属板で形成され、この金属板の上面の長手方向に沿って釣り糸を通すリング状の糸通しガイドを、複数個間隔をおいて取付けた釣竿穂先部において、前記金属板の基端側から金属板の長さの0.4〜0.6の位置から先端側に向かって、金属板の厚みを基端側の厚みの0.1〜0.5に順次減少させたことを特徴とする釣竿穂先部。
  2. 金属板の基端側から先端側に向かって、先端側の幅を基端側の幅の0.4〜0.7に順次減少させ、且つ先端側の幅を2mm以上に形成したことを特徴とする請求項1記載の釣竿穂先部。
  3. 金属板の上面に複数個間隔をおいて取付けた糸通しガイドが、基端側から先端側に向かって、隣接する糸通しガイドの間隔を順次狭く形成したことを特徴とする請求項1または2記載の釣竿穂先部。
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