JP6222131B2 - 車両の後部車体構造 - Google Patents
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Description
上記デッキカバーは、カバー側壁部とヘッダ部とで構成した正面視略門型形状のデッキカバー、あるいは正面視略山形形状に隆起したカバー側壁部とヘッダ部とで構成したデッキカバーなどとすることができる。
具体的には、格納部材とリンク部材とを連結しているため、車両の後部車体構造は、格納部材とリンク部材との相対位置が変化することがない。
従って、車両の後部車体構造は、車両上下方向に高さのある大型のデッキカバーを閉じた際、第1位置決め手段、及び第2位置決め手段の協働によって、デッキカバーの位置ズレをより確実に抑制することができる。
本実施例における車両1の後部車体構造について、図1から図7を用いて詳しく説明する。
なお、図1は開閉ルーフ5を閉じた状態における車両1の外観斜視図を示し、図2は開閉ルーフ5を開いた状態における車両1の外観斜視図を示し、図3はデッキカバー10を開いた状態における車両内側から見た開閉機構の側面図を示している。
なお、複数のルーフリンク部材は、開閉ルーフ5、及びバックウインドウ部12を格納区画S1に格納可能な構成であれば適宜の構成でよく、本実施例では一例として例示する。
第3ルーフリンクは、一端を第1ルーフリンク21に上部に回転自在に連結し、他端をフロントルーフ51に締結固定している。
なお、左右一対のルーフリンク駆動部23は、車両右側と、車両左側とで同期して駆動するように、電気モーター233が制御されているものとする。
詳しくは、ルーフ開閉機構20は、開閉ルーフ5、及びバックウインドウ部12を格納区画S1に格納する乗員の操作に受付けると、ルーフリンク駆動部23の電気モーター233が回転駆動して、第1ルーフリンク21を車両後方へ回動開始させる。この際、第2ルーフリンク22、及び第3ルーフリンクは、第1ルーフリンク21の回動に連動して回動開始する。
この格納区画S1は、平面視において、開閉ルーフ5のフロントルーフ51よりも大きい開口を車両上方に有するとともに、折り畳まれた状態の開閉ルーフ5、及びバックウインドウ部12を収容可能な内部空間を有する大きさで構成している。
加えて、カバー側壁部103におけるカバーアウタパネル111の車両外側前部には、側面視略三角形状のサイドガーニッシュ114(図1及び図5参照)を装着している。
カバーリンク駆動部43は、リヤフェンダー8の車両内側部分を構成するフェンダーインナパネル8aに締結固定している。
まず、車両1には、図1に示すように、第1の位置決め手段として、デッキカバー10における前方下部の位置を規制する左右一対の前方下部規制構造体60とを備えている。
フック部81は、カバー隆起部101の後端下面に設けるとともに、車両前方側に開口を有する略鉤爪状に形成している。
また、別体で構成した嵌合部材71をデッキカバー10に装着する構成としたが、これに限定せず、リンク突部72が嵌合する嵌合部をデッキカバー10に一体形成してもよい。
この発明のルーフは、実施形態の開閉ルーフ5に対応し、
以下同様に、
バックウインドウは、バックウインドウ部12に対応し、
格納部材は、開閉ルーフ5、及びバックウインドウ部12に対応し、
リンク部材は、第1ルーフリンク21、第2ルーフリンク22、及び第3ルーフリンクに対応し、
ヘッダ部は、カバーヘッダ部104に対応し、
位置決め手段、及び第1位置決め手段は、前方上部規制構造体70に対応し、
ヘッダ部とルーフとの間に介在するシール部材は、シール部材523に対応し、
デッキカバーとバックウインドウとの間に介在するシール部材は、ウインドウシール部材123に対応し、
第2位置決め手段は、前方下部規制構造体60に対応するが、
この発明は、上述の実施形態の構成のみに限定されるものではなく、多くの実施の形態を得ることができる。
5…開閉ルーフ
10…デッキカバー
12…バックウインドウ部
21…第1ルーフリンク
22…第2ルーフリンク
60…前方下部規制構造体
70…前方上部規制構造体
103…カバー側壁部
104…カバーヘッダ部
123…ウインドウシール部材
523…シール部材
S1…格納区画
Claims (4)
- 車両の上部を覆うルーフ、または/および前記ルーフよりも車両後方に位置するバックウインドウを格納部材として、
車両上方からの前記格納部材の格納を許容するとともに、車体に形成した格納区画と、
該格納区画の車両上方を開閉自在に覆うデッキカバーと、
前記車体及び前記格納部材を連結する左右一対のリンク部材とを備えた車両の後部車体構造であって、
前記デッキカバーに、
車幅方向に所定間隔を隔てた位置で車両上方へ向けて形成した左右一対のカバー側壁部と、
該カバー側壁部の上端を車幅方向に連結するとともに、前記ルーフと車両前後方向で近接するヘッダ部とを備え、
前記リンク部材に対する前記ヘッダ部の位置を、前記リンク部材と前記ヘッダ部との凹凸嵌合によって決定する左右一対の位置決め手段を備えた
車両の後部車体構造。 - 前記格納区画に格納される前記格納部材が、前記ルーフの場合、
前記ヘッダ部と前記ルーフとの間に介在するシール部材を備えた
請求項1に記載の車両の後部車体構造。 - 前記格納区画に格納される前記格納部材が、前記バックウインドウの場合、
前記デッキカバーと前記バックウインドウとの間に介在するシール部材を備えた
請求項1または請求項2に記載の車両の後部車体構造。 - 前記左右一対の位置決め手段を、左右一対の第1位置決め手段として、
該第1位置決め手段に対して車両下方に位置するとともに、前記車体に対する前記カバー側壁部の下部の位置を決定する左右一対の第2位置決め手段を備えた
請求項1から請求項3のいずれか1つに記載の車両の後部車体構造。
Priority Applications (1)
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JP2015027122A JP6222131B2 (ja) | 2015-02-16 | 2015-02-16 | 車両の後部車体構造 |
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JP2015027122A JP6222131B2 (ja) | 2015-02-16 | 2015-02-16 | 車両の後部車体構造 |
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JP2016150588A JP2016150588A (ja) | 2016-08-22 |
JP6222131B2 true JP6222131B2 (ja) | 2017-11-01 |
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JP2015027122A Active JP6222131B2 (ja) | 2015-02-16 | 2015-02-16 | 車両の後部車体構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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WO2005061253A1 (en) * | 2003-12-19 | 2005-07-07 | Ferrari S.P.A. | A motor vehicle provided with a folding top |
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2015
- 2015-02-16 JP JP2015027122A patent/JP6222131B2/ja active Active
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JP2016150588A (ja) | 2016-08-22 |
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