JP6221967B2 - 音声回路製品の検査システム及び音声回路製品 - Google Patents

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Description

本発明は、音声信号を処理する音声回路を搭載したプリント配線基板等の音声回路製品を検査する音声回路製品の検査システム及び音声回路製品に関する。
音声回路製品を出荷検査する場合、検査用のプリント配線基板や検査設備を用意する必要がある。特に、回路構成が類似した複数種類の音声回路製品を出荷検査する場合には、検査上の制約等から複数種類の音声回路製品に対して、それぞれ別々の検査用プリント配線基板を用意したり、検査設備側の回路構成を別々にしたりする必要があった。このため、用意しなければならない検査用プリント配線基板や検査設備等が多くなり、検査コストが高くなることから、製品コストが高くなるという問題点があった。
特開2005−277451
そこで、本発明の目的は、回路構成の類似した複数種類の音声回路製品を出荷検査する場合に、検査コストを安くすることができる音声回路製品の検査システム及び音声回路製品を提供することにある。
請求項1の発明によれば、音声回路製品と検査設備とを接続して、前記音声回路製品を検査する音声回路製品の検査システムにおいて、第1の音声回路製品は、音声入力回路と、音声制御モジュールと、音声出力回路と、通常使用コネクタと、検査用コネクタとを有し、第2の音声回路製品は、音声入力回路と、音声制御モジュールと、音声出力回路と、通常使用コネクタと、検査用コネクタと、抵抗とを有し、検査設備は、信号発生器と、計測器と、第1のコネクタと、第2のコネクタとを有し、前記第1の音声回路製品を前記検査設備によって検査する場合、前記第1のコネクタと前記通常使用コネクタを接続し、前記信号発生器から出力した検査信号を、前記第1のコネクタ及び前記通常使用コネクタを経由して前記音声入力回路に入力させ、音声入力回路において信号処理された検査信号を、前記音声制御モジュールを経由して、前記音声出力回路に入力させ、前記音声出力回路において信号処理された検査信号を、前記通常使用コネクタ及び前記第1のコネクタを経由して、前記計測器に入力させることにより検査を実行する構成とし、前記第2の音声回路製品を前記検査設備によって検査する場合、前記第1のコネクタと前記通常使用コネクタを接続すると共に、前記第2のコネクタと前記検査用コネクタを接続し、前記信号発生器から出力した検査信号を、第1のコネクタ及び前記通常使用コネクタを経由して前記音声入力回路に入力させ、前記音声入力回路において信号処理された検査信号を、前記音声制御モジュールに入力させ、前記音声制御モジュールから出力された検査信号を、前記抵抗、前記検査用コネクタ及び前記第2のコネクタを経由して、前記計測器に入力させることにより検査を実行する構成としたので、回路構成の類似した複数種類の音声回路製品を出荷検査する場合に、検査コストを安くすることができる。
本発明の第1実施形態を示す第1の音声回路製品及び検査設備のブロック図 第2の音声回路製品及び検査設備のブロック図 プリント配線基板の表層パーンを示す図 プリント配線基板の内層パーンを示す図 本発明の第2実施形態を示すもので、プリント配線基板の検査用コネクタ部分の一方の表層を示す図 プリント配線基板の検査用コネクタ部分の他方の表層を示す図 検査用コネクタの端子ランドパターンの接続関係を表にして示す図 (a)は検査用コネクタをエッジコネクタソケットに接続した状態を示す図、(b)は異物が入った状態で検査用コネクタをエッジコネクタソケットに接続した状態を示す図
以下、本発明の第1実施形態について、図1ないし図4を参照して説明する。まず、図1は、本実施形態の音声回路製品の検査システム1の全体構成を概略的に示すブロック図である。この図1に示すように、音声回路製品の検査システム1は、検査対象の第1の音声回路製品2と、この第1の音声回路製品2を検査する検査設備3とを備えている。
第1の音声回路製品2は、音声入力回路4と、音声制御モジュール5と、音声出力回路6と、車両コネクタ(通常使用コネクタ)7と、検査用コネクタ8とを有する。音声入力回路4の入力端子4aは車両コネクタ7のM端子に接続され、音声入力回路4の出力端子4bは音声制御モジュール5の入力端子Gに接続されている。音声制御モジュール5の出力端子Hは音声出力回路6の入力端子6aに接続されている。音声出力回路6の出力端子6bは車両コネクタ7の端子Nに接続されている。
また、検査設備3は、信号発生器9と、計測器10と、第1のコネクタ11と、第2のコネクタ12とを有する。信号発生器9の出力端子9aは第1のコネクタ11のM’端子に接続されている。計測器10の入力端子10aは、第1のコネクタ11のN’端子に接続されていると共に、第2のコネクタ12のQ’ 端子に接続されている。
第1の音声回路製品2を検査設備3によって検査する場合、検査設備3の第1のコネクタ11と第1の音声回路製品2の車両コネクタ7を第1のケーブル(図示しない)で接続する。この第1の検査用ケーブルの接続により、第1のコネクタ11のM’端子及びN’端子が車両コネクタ7のM端子及びN端子にそれぞれ接続される。尚、第1の音声回路製品2を検査する際には、検査設備3の第2のコネクタ12と第1の音声回路製品2の検査用コネクタ8を第2の検査用ケーブル(図示しない)で接続する作業は、省略しても良い。
検査設備3と第1の音声回路製品2を上記したように接続した状態で、検査設備3の信号発生器9から正弦波等の検査信号を出力すると、該検査信号は、第1のコネクタ11のM’端子、第1の検査用ケーブル及び車両コネクタ7の端子Mを経由して、音声入力回路4の入力端子4aに入力される。そして、上記検査信号は、音声入力回路4において増幅及びフィルタリングを実施された後、音声制御モジュール5の入力端子Gに入力される。音声制御モジュール5内においては、テストモードにて入力端子Gから出力端子Hに上記検査信号を伝達する。
上記出力端子Hから出力された検査信号は、音声出力回路6の入力端子6aに入力され、音声出力回路6において増幅及びフィルタリングされ、車両コネクタ7の端子Nに出力され、第1の検査用ケーブル及び第1のコネクタ11の端子N’を経由して、検査設備3の計測器10の入力端子10aに入力される。計測器10においては、上記入力された検査信号の振幅、周波数、歪み率等を計測することにより、音声入力回路4、音声制御モジュール5及び音声出力回路6の各機能が正常であるかどうか、部品不具合があるかどうか、または、半田付け不具合があるかどうか等を検査することが可能なように構成されている。
次に、図2を参照して、第1の音声回路製品2とは異なる種類の第2の音声回路製品13を前記検査設備3によって検査する構成について説明する。この場合、2種類の音声回路製品2、13は、回路構成が類似しており、前記した共通の検査設備3によって検査可能なように構成されている。
図2に示すように、第2の音声回路製品13は、音声入力回路4と、音声制御モジュール5と、車両コネクタ7と、検査用コネクタ8とを有する。音声入力回路4の入力端子4aは車両コネクタ7のM端子に接続され、音声入力回路4の出力端子4bは音声制御モジュール5の入力端子Gに接続されている。音声制御モジュール5の出力端子Hは、抵抗14を介してグランドに接続されていると共に、抵抗15を介して検査用コネクタ8の端子Qに接続されている。更に、音声制御モジュール5の出力端子Hとグランドとの間にコンデンサ16が接続されている。
上記第2の音声回路製品13を前記検査設備3によって検査する場合、検査設備3の第1のコネクタ11と第2の音声回路製品13の車両コネクタ7を第1のケーブル(図示しない)で接続すると共に、検査設備3の第2のコネクタ12と第2の音声回路製品13の検査用コネクタ8を第2のケーブル(図示しない)で接続する。上記第1の検査用ケーブルの接続により、第1のコネクタ11のM’端子が車両コネクタ7のM端子に接続される。そして、上記第2の検査用ケーブルの接続により、第2のコネクタ12のQ’端子が検査用コネクタ8のQ端子に接続される。
検査設備3と第2の音声回路製品13を上記したように接続した状態で、検査設備3の信号発生器9から正弦波等の検査信号を出力すると、該検査信号は、第1のコネクタ11のM’端子、第1の検査用ケーブル及び車両コネクタ7の端子Mを経由して、音声入力回路4の入力端子4aに入力される。そして、上記検査信号は、音声入力回路(4)において増幅及びフィルタリングを実施された後、音声制御モジュール5の入力端子Gに入力される。音声制御モジュール5内においては、テストモードにて入力端子Gから出力端子Hに上記検査信号を伝達する。尚、第2の音声回路製品13においては、出力端子Hは未使用であるが、第1の音声回路製品2と音声制御モジュール5が共通であるため、第1の音声回路製品2と同じテストモードを使用して、未使用出力端子Hから上記検査信号を出力させるように構成されている。
そして、出力端子Hから出力された検査信号は、抵抗15を経由して、検査用コネクタ8の端子Qに出力され、第2の検査用ケーブル及び第2のコネクタ12の端子Q’を経由して、検査設備3の計測器10の入力端子10aに入力される。計測器10においては、上記入力された検査信号の振幅、周波数、歪み率等を計測することにより、音声入力回路4及び音声制御モジュール5等の各機能が正常であるかどうか、部品不具合があるかどうか、または、半田付け不具合があるかどうか等を検査することが可能なように構成されている。
上記構成の本実施形態によれば、回路構成が類似した2種類の音声回路製品である第1の音声回路製品2と第2の音声回路製品13を、共通の検査設備3によって検査することができるから、検査コストひいては製造コストを低減することができる。
また、上記実施形態では、図1において破線で示すように、第1の音声回路製品2において抵抗14、15及びコンデンサ16を未実装とし、図2において破線で示すように、第2の音声回路製品13において音声出力回路6を未実装とすると、第1の音声回路製品2及び第2の音声回路製品13のプリント配線基板を共通化することができ、製造コストをより一層低減することができる。
次に、2種類の第1の音声回路製品2及び第2の音声回路製品13のプリント配線基板を共通化した構成において、この共通化したプリント配線基板のうちの第2の音声回路製品13の検査用コネクタ8及び抵抗14周辺部分(即ち、プリント配線基板の1つの角部部分)のパターン構成の一例について、図3及び図4を参照して説明する。
図3はプリント配線基板17の表層パターンを示し、図4はプリント配線基板17の内層パターンを示す。プリント配線基板17の上部の左端部には、例えばカードエッジコネクタ方式の検査用コネクタ8が配設されている。この検査用コネクタ8は、図3に示すように、プリント配線基板17の端部に突設された突起部18と、この突起部18の表層に設けられた複数(例えば10個)の細長い矩形状の端子ランドパターン19とから構成されている。上記検査用コネクタ8のカードエッジコネクタとしての突起部18の形状及び端子ランドパターン19の形状は、汎用のカードエッジコネクタを使用して接続できる構成となっている。尚、端子ランドパターン19は、検査用コネクタ8の端子を構成しており、例えば、端子ランドパターン19の中の左から4番目の端子ランドパターン19が検査用コネクタ8の端子Qに対応している。
そして、図3に示すように、プリント配線基板17の表層の大部分には、グランドパターン20が設けられている。プリント配線基板17の表層における検査用コネクタ8の近傍(図3中の例えば斜め下右方)に位置する抵抗配置領域21には、複数対の抵抗ランドパターン22、23が設けられている。左の抵抗ランドパターン22は細長い矩形状のランドパターンであり、右の抵抗ランドパターン23は短い矩形状のランドパターンである。この場合、検査用コネクタ8のQ端子に接続する抵抗15の両端子を、図3中の破線で示すように、下から4番目の抵抗ランドパターン22、23にそれぞれ半田付けする。
また、電子部品を半田付けしないパターン部分の上面、具体的には、グランドパターン20の大部分の上面、端子ランドパターン19の上面及び抵抗ランドパターン22の中間部分の上面等には、図3中の斜線領域で示すように、グリーンマスク24が設けられている。尚、電子部品を半田付けするパターン部分の上面、具体的には、抵抗ランドパターン23の上面、抵抗ランドパターン22の両端部の上面、グランドパターン20のうちの抵抗ランドパターン22の左端部に対応する部分の上面等には、グリーンマスク24が設けられておらず、パターンが露出している。
次に、プリント配線基板17の内層パターンについて、図4を参照して説明する。図4に示すように、内層のグランドパターン25は、検査用コネクタ8の突起部18に対応する部分の全面にも設けられている。内層における、表層の検査用コネクタ8の端子ランドパターン19と抵抗ランドパターン22との間の部分には、端子接続パターン26が複数設けられている。内層における、表層の抵抗ランドパターン23の右方部分には、接続パターン27が複数設けられている。
上記構成の場合、図3における左から4番目の端子ランドパターン19の下端部と、図4における左から4番目の端子接続パターン26の上端部とは、接続部28において例えばビアホール(図示しない)を介して接続されている。そして、図4における上記左から4番目の端子接続パターン26の右端部と、図3における下から4番目の抵抗ランドパターン22の左端部とは、接続部29において例えばビアホール(図示しない)を介して接続されている。更に、図3における下から4番目の抵抗ランドパターン23と、図4における下から4番目の接続パターン27の左端部とは、接続部30において例えばビアホール(図示しない)を介して接続されている。尚、上記4番目の接続パターン27の他端部は、音声制御モジュール5の端子Hに半田付けされる表層のランドパターン(図示しない)に例えばビアホール(図示しない)を介して接続されるように構成されている。
そして、図3において、破線で示すように、抵抗15の両端子は、抵抗ランドパターン22の右端部と抵抗ランドパターン23とに半田付けされる。これにより、検査用コネクタ8の端子Q(左から4番目の端子ランドパターン19)が、端子接続パターン26及び抵抗ランドパターン22を経由して抵抗15の一方の端子に接続され、抵抗15の他方の端子は、抵抗ランドパターン23及び接続パターン27を経由して音声制御モジュール5の端子Hに接続される。
上記した構成のプリント配線基板17によれば、検査用コネクタ8の端子Qの端子ランドパターン19(表層パターン)と、抵抗15の抵抗ランドパターン23(表層パターン)を、内層の端子接続パターン26で接続し、表層にグランドパターン20を設け、内層にグランドパターン25を設けたので、計測側配線のノイズ等の影響を極力受けない構成とすることができる。また、検査用コネクタ8をカードエッジコネクタで構成したので、製造コストを低減することができる。
図5ないし図8は、本発明の第2実施形態を示すものである。尚、第1実施形態と同一構成には、同一符号を付している。第1実施形態では、プリント配線基板17の端部に設けられた突起部18の一方の表層(一方の面)に、端子ランドパターン19を設けたが、これに代えて、第2実施形態では、プリント配線基板17の突起部18の一方の表層(一方の面)18a及び他方の表層(他方の面)18bに、それぞれ端子ランドパターン(一面側端子)31(図5参照)及び端子ランドパターン(他面側端子)32(図6参照)を設けた。
具体的には、端子ランドパターン31は、図5に示すように、例えば10個の細長い矩形状の端子ランドパターン31a〜31jで構成されている。また、端子ランドパターン32は、図6に示すように、例えば10個の細長い矩形状の端子ランドパターン32a〜32jで構成されている。
そして、図7に示すように、端子ランドパターン31aと端子ランドパターン32aとに同じ信号が配線され、端子ランドパターン31bと端子ランドパターン32bとに同じ信号が配線され、・・・、端子ランドパターン31jと端子ランドパターン32jとに同じ信号が配線されるように構成されている。
具体的には、10個の端子ランドパターン31a〜31jと、10個の端子ランドパターン32a〜32jとがプリント配線基板17の表裏で対応する(即ち、同じ位置になる)ように配置されている。更に、例えばビア(接続手段)33aによって端子ランドパターン31aと端子ランドパターン32aとが接続され、例えばビア(接続手段)33bによって端子ランドパターン31bと端子ランドパターン32bとが接続され、・・・、例えばビア(接続手段)33jによって端子ランドパターン31jと端子ランドパターン32jとが接続されている。尚、プリント配線基板17は、第1実施形態と同様に、多層配線基板で構成されており、10対の端子ランドパターン31a〜31j及び端子ランドパターン32a〜32jは、プリント配線基板17の内層に設けられた10個の導体パターン(図示しない)にビア33a〜33jによって接続されている。
更に、図8(a)に示すように、プリント配線基板17の突起部18(カードエッジコネクタ、検査用コネクタ8)を挿入接続するエッジコネクタソケット34は、1対の突片部35a、35bを有するソケットハウジング35を備える。突片部35aのうちの突起部18の一方の表層18aと対向する内面35a1及び突片部35bのうちの突起部18の他方の表層18bと対向する内面35b1に、10個の接点36及び10個の接点37が設けられている。
この構成の場合、プリント配線基板17の突起部18をエッジコネクタソケット34に挿入接続すると、突起部18の一方の表層18aの10個の端子ランドパターン31がソケットハウジング35の内面35a1の10個の接点36に接触(接続)すると共に、突起部18の他方の表層18bの10個の端子ランドパターン32がソケットハウジング35の内面35b1の10個の接点37に接触(接続)する。尚、ソケットハウジング35の1対の突片部35a、35bは、互いに近付く方向に付勢されるばね性を有する。
さて、上記構成において、図8(b)に示すように、異物等が突起部18の一方の表層18aの端子ランドパターン31とソケットハウジング35の突片部35aの内面35a1の接点36との間に入ったような場合、突起部18の一方の表層18aの10個の端子ランドパターン31と内面35a1の10個の接点36との接触(接続)が不完全になるおそれがある。
しかし、本実施形態によれば、突起部18の他方の表層18bの10個の端子ランドパターン32とソケットハウジング35の突片部35bの内面35b1の10個の接点37とが十分に接触(接続)しているので、突起部18の一方の表層18aの10個の端子ランドパターン31と内面35a1の10個の接点36との接触(接続)が不完全であったとしても、接触不良の発生を防止することができる。
また、上記した異物等が端子ランドパターン31(または32)と接点36(または37)との間に入るような事態の他に、プリント配線基板17の厚み寸法と、ソケットハウジング35の突片部35aと突片部35bとの間の間隔寸法との寸法差が、予め決められた公差よりも大きいような場合には、突片部35aと突片部35bとの間でプリント配線基板17の突起部18が傾いたりする事態が発生することがある。このような場合にも、第1実施形態のように、突起部18の一方の表層にしか端子ランドパターン19が設けられていない構成の場合、接触不良が発生するおそれがある。これに対して、第2実施形態によれば、突起部18の両面の表層18a及び18bに端子ランドパターン31及び32が設けられているので、接触不良の発生を防止することができる。
尚、上述した以外の第2実施形態の構成は、第1実施形態の構成と同じ構成となっている。従って、第2実施形態においても、第1実施形態とほぼ同じ作用効果を得ることができる。
図面中、1は音声回路製品の検査システム、2は第1の音声回路製品、3は検査設備、4は音声入力回路、5は音声制御モジュール、6は音声出力回路、7は車両コネクタ(通常使用コネクタ)、8は検査用コネクタ、9は信号発生器、10は計測器、11は第1のコネクタ、12は第2のコネクタ、13は第2の音声回路製品、15は抵抗、17はプリント配線基板、18は突起部、19は端子ランドパターン、22は抵抗ランドパターン、23は抵抗ランドパターン、26は端子接続パターン、27は接続パターン、31は端子ランドパターン、32は端子ランドパターン、33はビア、34はエッジコネクタソケット、35はソケットハウジング、36は接点、37は接点を示す。

Claims (5)

  1. 音声回路製品(2、13)と検査設備(3)とを接続して、前記音声回路製品(2、13)を検査する音声回路製品の検査システム(1)において、
    第1の音声回路製品(2)は、音声入力回路(4)と、音声制御モジュール(5)と、音声出力回路(6)と、通常使用コネクタ(7)と、検査用コネクタ(8)とを有し、
    第2の音声回路製品(13)は、音声入力回路(4)と、音声制御モジュール(5)と、音声出力回路(6)と、通常使用コネクタ(7)と、検査用コネクタ(8)と、抵抗(15)とを有し、
    検査設備(3)は、信号発生器(9)と、計測器(10)と、第1のコネクタ(11)と、第2のコネクタ(12)とを有し、
    前記第1の音声回路製品(2)を前記検査設備(3)によって検査する場合、前記第1のコネクタ(11)と前記通常使用コネクタ(7)を接続し、前記信号発生器(9)から出力した検査信号を、前記第1のコネクタ(11)及び前記通常使用コネクタ(7)を経由して前記音声入力回路(4)に入力させ、音声入力回路(4)において信号処理された検査信号を、前記音声制御モジュール(5)を経由して、前記音声出力回路(6)に入力させ、前記音声出力回路(6)において信号処理された検査信号を、前記通常使用コネクタ(7)及び前記第1のコネクタ(11)を経由して、前記計測器(10)に入力させることにより検査を実行する構成とし、
    前記第2の音声回路製品(13)を前記検査設備(3)によって検査する場合、前記第1のコネクタ(11)と前記通常使用コネクタ(7)を接続すると共に、前記第2のコネクタ(12)と前記検査用コネクタ(8)を接続し、前記信号発生器(9)から出力した検査信号を、第1のコネクタ(11)及び前記通常使用コネクタ(7)を経由して前記音声入力回路(4)に入力させ、前記音声入力回路(4)において信号処理された検査信号を、前記音声制御モジュール(5)に入力させ、前記音声制御モジュール(5)から出力された検査信号を、前記抵抗(15)、前記検査用コネクタ(8)及び前記第2のコネクタ(12)を経由して、前記計測器(10)に入力させることにより検査を実行する構成としたことを特徴とする音声回路製品の検査システム(1)。
  2. 前記検査用コネクタ(8)は、カードエッジコネクタで構成されていることを特徴とする請求項1記載の音声回路製品の検査システム(1)。
  3. 前記カードエッジコネクタは、プリント配線基板(17)の端部に設けられた突起部(18)と、
    前記突起部(18)の一方の面(18a)に設けられた複数の一面側端子(31)と、
    前記突起部(18)の他方の面(18b)に前記複数の一面側端子(31)と表裏で対応するように設けられた複数の他面側端子(32)と、
    前記複数の一面側端子(31)と、前記複数の一面側端子(31)と対応する前記複数の他面側端子(32)とを接続する接続手段(33)とを有することを特徴とする請求項2記載の音声回路製品の検査システム(1)。
  4. 信号発生器(9)と、計測器(10)と、第1のコネクタ(11)と、第2のコネクタ(12)とを有する検査設備(3)によって検査される音声回路製品(13)であって、
    音声入力回路(4)と、音声制御モジュール(5)と、音声出力回路(6)と、通常使用コネクタ(7)と、検査用コネクタ(8)と、抵抗(15)とを有し、
    前記音声回路製品(13)を前記検査設備(3)によって検査する場合、前記第1のコネクタ(11)と前記通常使用コネクタ(7)を接続すると共に、前記第2のコネクタ(12)と前記検査用コネクタ(8)を接続し、前記信号発生器(9)から出力した検査信号を、第1のコネクタ(11)及び前記通常使用コネクタ(7)を経由して前記音声入力回路(4)に入力させ、前記音声入力回路(4)において信号処理された検査信号を、前記音声制御モジュール(5)に入力させ、前記音声制御モジュール(5)から出力された検査信号を、前記抵抗(15)、前記検査用コネクタ(8)及び前記第2のコネクタ(12)を経由して、前記計測器(10)に入力させることにより検査を実行する構成としたことを特徴とする音声回路製品(13)。
  5. 前記検査用コネクタ(8)は、プリント配線基板(17)の端部に設けられた突起部(18)と、
    前記突起部(18)の一方の面(18a)に設けられた複数の一面側端子(31)と、
    前記突起部(18)の他方の面(18b)に前記複数の一面側端子(31)と表裏で対応するように設けられた複数の他面側端子(32)と、
    前記複数の一面側端子(31)と、前記複数の一面側端子(31)と対応する前記複数の他面側端子(32)とを接続する接続手段(33)とを有することを特徴とする請求項記載の音声回路製品(13)。
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