JP6221379B2 - 空気調和機のメンテナンス方法 - Google Patents
空気調和機のメンテナンス方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP6221379B2 JP6221379B2 JP2013125368A JP2013125368A JP6221379B2 JP 6221379 B2 JP6221379 B2 JP 6221379B2 JP 2013125368 A JP2013125368 A JP 2013125368A JP 2013125368 A JP2013125368 A JP 2013125368A JP 6221379 B2 JP6221379 B2 JP 6221379B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- refrigerant
- space
- indoor unit
- sheet member
- cleaning
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Air Conditioning Control Device (AREA)
Description
図1は、既設の空気調和機1の一例を示す概略図である。図1に示す空気調和機1は、1つの室外ユニット2に対して複数の室内ユニット3が冷媒配管6を介して接続された空気調和機であり、いわゆるビル用マルチタイプの空気調和機である。室外ユニット2は、例えば建物の屋上などに設置される。建物の部屋8には複数の室内ユニット3が設置される。この空気調和機1は、冷媒が循環して蒸気圧縮式冷凍サイクルを行う冷媒回路7を備える。室外ユニット2は、図略の圧縮機、膨張弁、室外熱交換器などを備える。部屋8は、床Fと、天井Cと、床Fと天井Cとを接続する壁Wとを有する。
次に、本発明の第1実施形態に係るメンテナンス方法について説明する。空気調和機1のメンテナンスは、空気調和機の性能低下が生じたとき、空気調和機の汚れを除去する必要が生じたとき、定期的な点検のときなどに行われる。本実施形態のメンテナンス方法は、空気調和機1の室内ユニット3をメンテナンスの対象としている。このメンテナンス方法は、室内ユニット3における冷媒漏れの検出と、室内ユニット3の洗浄とを含む。
次に、本発明の第2実施形態に係るメンテナンス方法について説明する。図7は、第2実施形態に係るメンテナンス方法に用いられるシート部材4を示す斜視図である。第2実施形態では、冷媒漏れの検出及び洗浄の対象が、部屋8の壁Wに設置される室内ユニット3である。
第1実施形態及び第2実施形態では、前記メンテナンス方法は、室内ユニット3の少なくとも下部又は室外ユニット2の少なくとも下部を覆うようにシート部材4を配置してそのユニットの下方にシート部材4によって囲まれる空間Sを形成する形成工程と、空間Sが形成された状態で、前記ユニットを洗浄する洗浄工程と、空間Sが形成された状態で、前記洗浄工程の前後の何れかに行われ、前記ユニットから冷媒の漏れが生じている場合に自重によって下降する冷媒を空間Sの下部に集める集合工程と、空間Sの下部に集められた冷媒を検出手段5によって検出する検出工程と、を備える。このように、室内ユニット3から漏れる冷媒を、シート部材4によって囲まれる空間Sにおいて自重によって下降させて空間Sの下部に集めることによって、室内ユニット3から漏れる冷媒が微量であったとしても短時間で冷媒漏れの有無を検出することができる。すなわち、シート部材4によって囲まれる空間Sを形成することにより、室内ユニット3から漏れた冷媒は、部屋8の気流によって周辺に拡散することなく、空間Sの下部に局所的に集められる。これにより、検出対象の冷媒濃度が部屋8の気流によって下がることを防止できるので、室内ユニット3から漏れる冷媒が微量であったとしても短時間で冷媒漏れの有無を検出することができる。しかも、シート部材4によって空間Sが形成された状態で室内ユニット3の洗浄も行う。すなわち、室内ユニット3の下方に空間Sを形成するシート部材4は、室内ユニット3から漏れる冷媒を集める機能と、洗浄時の水や洗浄剤などが周囲に飛散するのを防ぐ機能とを兼ね備える。したがって、1回のメンテナンスで室内ユニット3の洗浄と室内ユニット3の冷媒漏れ検査とを短時間で効率的に行うことができる。
なお、本発明は、前記実施形態に限られるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲で種々変更、改良等が可能である。
2 室外ユニット
3 室内ユニット
4 シート部材
5 検出手段
6 冷媒配管
S シート部材によって囲まれる空間
Claims (5)
- 室外ユニット(2)と前記室外ユニット(2)に接続された1つ又は複数の室内ユニット(3)とを備える既設の空気調和機(1)をメンテナンスする方法であって、
前記室内ユニット(3)の少なくとも下部又は前記室外ユニット(2)の少なくとも下部を覆うようにシート部材(4)を配置してそのユニットの下方にシート部材(4)によって囲まれる空間(S)を形成する形成工程と、
前記空間(S)が形成された状態で、前記ユニットを洗浄する洗浄工程と、
前記空間(S)が形成された状態で、前記ユニットから冷媒の漏れが生じている場合に自重によって下降する冷媒を前記空間(S)の下部に集める集合工程と、
前記空間(S)の下部に集められた冷媒を検出手段(5)によって検出する検出工程と、を備える空気調和機のメンテナンス方法。 - 冷媒漏れの検出及び洗浄の対象が、部屋の天井に設置される室内ユニット(3)又は部屋の壁に設置される室内ユニット(3)である、請求項1に記載の空気調和機のメンテナンス方法。
- 冷媒漏れの検出及び洗浄の対象が前記複数の室内ユニット(3)であり、
前記複数の室内ユニット(3)のうちの一部の室内ユニット(3)において前記洗浄工程を行っているときに、他の室内ユニット(3)の少なくとも1つにおいて前記集合工程及び前記検出工程の少なくとも一方を行う、請求項1又は2に記載の空気調和機のメンテナンス方法。 - 前記洗浄工程の後に、前記集合工程と前記検出工程とを行う、請求項2又は3に記載の空気調和機のメンテナンス方法。
- 前記冷媒は、R32単体の冷媒である、請求項1〜4の何れか1項に記載の空気調和機のメンテナンス方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013125368A JP6221379B2 (ja) | 2013-06-14 | 2013-06-14 | 空気調和機のメンテナンス方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013125368A JP6221379B2 (ja) | 2013-06-14 | 2013-06-14 | 空気調和機のメンテナンス方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2015001327A JP2015001327A (ja) | 2015-01-05 |
JP6221379B2 true JP6221379B2 (ja) | 2017-11-01 |
Family
ID=52295967
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2013125368A Active JP6221379B2 (ja) | 2013-06-14 | 2013-06-14 | 空気調和機のメンテナンス方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6221379B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6333481B2 (ja) * | 2015-06-30 | 2018-05-30 | 三菱電機株式会社 | 冷媒漏洩検知装置 |
JP6336509B2 (ja) * | 2016-04-27 | 2018-06-06 | 共立建設株式会社 | 天井の漏水検知装置 |
JP6950419B2 (ja) * | 2017-09-29 | 2021-10-13 | 栗田工業株式会社 | フィンチューブの洗浄治具及び洗浄方法 |
Family Cites Families (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH051897A (ja) * | 1991-01-14 | 1993-01-08 | Daikin Ind Ltd | 空調機の熱交換器洗浄方法及びその装置 |
JPH09318208A (ja) * | 1996-06-03 | 1997-12-12 | Daikin Ind Ltd | 可燃性冷媒を用いた冷凍装置 |
JP3072305U (ja) * | 1999-08-02 | 2000-10-13 | ムーブ ジャパン株式会社 | エアコン洗浄用汚水処理器具 |
JP4639451B2 (ja) * | 2000-09-26 | 2011-02-23 | ダイキン工業株式会社 | 空気調和機 |
JP2005016822A (ja) * | 2003-06-25 | 2005-01-20 | Toshiba Kyaria Kk | 可燃性冷媒空気調和機の冷媒漏洩検知装置 |
DE10337753A1 (de) * | 2003-08-08 | 2005-03-03 | Robert Bosch Gmbh | Klimaanlage, insbesondere zum Einsatz in Kraftfahrzeugen und Verfahren zu deren Betrieb |
JP3143261U (ja) * | 2008-04-11 | 2008-07-17 | 有限会社クリーンメンテナンス | 洗浄廃液等の回収用具 |
JP5538329B2 (ja) * | 2011-08-18 | 2014-07-02 | 三菱電機株式会社 | 室外機及び空気調和装置 |
-
2013
- 2013-06-14 JP JP2013125368A patent/JP6221379B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2015001327A (ja) | 2015-01-05 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6388735B2 (ja) | 空気調和装置 | |
JP5338322B2 (ja) | 空気調和装置の室内ユニット | |
JP6519360B2 (ja) | 空気調和装置の室内機 | |
KR101146438B1 (ko) | 공기조화장치 및 이에 이용되는 청소기 연장노즐 | |
JP6221379B2 (ja) | 空気調和機のメンテナンス方法 | |
CN106016450A (zh) | 空调机的室内机 | |
JP4582246B1 (ja) | 空気調和機 | |
JP4883146B2 (ja) | 空気調和装置の室内ユニット | |
JP2011027331A (ja) | 空気調和機 | |
JP4325722B2 (ja) | 空気調和装置の室内ユニット | |
CN205537300U (zh) | 换热器的清洗装置、空调器的室外机和空调器 | |
JPWO2008096553A1 (ja) | 空気調和装置の室内ユニット | |
JP2009236480A5 (ja) | ||
JP4433089B2 (ja) | 空気調和装置の室内ユニット | |
JP4433053B2 (ja) | 空気調和装置の室内ユニット | |
CN100585288C (zh) | 用于公寓楼中的干衣机的排气结构 | |
JP2007223450A (ja) | 車両用空調装置 | |
JP4433080B2 (ja) | 空気調和装置の室内ユニット | |
JP2011043293A (ja) | 空気調和装置の室内ユニット | |
JP4983973B2 (ja) | 空調システム | |
CN105536377B (zh) | 一种金属粉尘过滤装置 | |
JP5067315B2 (ja) | 空気調和装置の室内ユニット | |
JP2011075229A (ja) | 空気調和装置の室内ユニット | |
JP4656157B2 (ja) | 空調システム | |
JP2000288328A (ja) | フィルターユニット |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20160512 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20170221 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20170222 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20170419 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20170905 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20170918 |
|
R151 | Written notification of patent or utility model registration |
Ref document number: 6221379 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151 |