JP6220577B2 - 光デバイス用の金属製筐体および光デバイス - Google Patents
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Description
内部を光学部品の収納空間とし、
外側に筒状の複数の光ファイバコリメータが先端面を当接させた状態で同一面上に取り付けられる端面が形成され、
前記端面には、前記複数の光ファイバコリメータのぞれぞれの取り付け領域に、内外を連絡させて前記光コリメータにおける入出射光を通す孔が一つずつ形成され、
前記端面における前記複数の光ファイバコリメータのそれぞれの取り付け領域が、当該端面に形成された溝によって区画されており、
前記溝は、前記光ファイバコリメータを溶接で前記取り付け領域に取り付ける際に、溶接時の熱による前記金属製筐体の歪みを吸収するように形成されている、
ことを特徴とする光デバイス用の金属製筐体としている。
金属製筐体の内部に光学部品が収納されているとともに、金属製のホルダ内に光ファイバを保持した光ファイバコリメータが前記筐体の外側に取り付けられてなる光デバイスであって、
前記筐体は、同一面上に筒状の複数の光ファイバコリメータが取り付けられている端面を備え、
当該端面には、内外を連絡させて光を通す孔が前記複数の光ファイバコリメータのそれぞれに対応して形成され、
前記複数の光ファイバコリメータは、光が入出射する前記ホルダの先端面が前記端面に当接しつつ対応する前記孔を覆っているとともに、当該先端面の外周が前記端面に溶接され、
前記端面には、前記複数の光ファイバコリメータのそれぞれの溶接領域を区画する溝が形成されている、
ことを特徴としている。
本発明に係る光デバイスの一実施例として光スイッチを挙げる。当該実施例に係る光スイッチは実質的に図7に示した光スイッチ1と同様の構成を有して、同様の動作をするものとする。しかし、本実施例に係る光デバイス(以下、光スイッチ)では筐体の構造に特徴を有し、その特徴的な構造により、作製過程で複数の光ファイバコリメータ(以下、コリメータ)が順番に筐体に溶接された際に、最初に溶接したコリメータの位置がずれることがなく、極めて低い結合損失を達成している。以下では、本発明の実施例に係る光スイッチの構造、構成、および作用などについて説明する。なお、その説明に際して参照する図において、同一又は類似の部分に同一の符号を付す場合がある。
つぎに実施例に係る光スイッチ1a(以下、実施例1aとも言う)における筐体10aの構造に由来する結合損失特性の優位性を確認するために、図1に示した実施例に係る光スイッチ1aと、その実施例1aと特性を比較するための光スイッチ(比較例に係る光スイッチ)を作製した。図2(A)は比較例に係る光スイッチ1bの上方平面図であり、(B)は左上後方から見たときの斜視図である。この図2に示したように、比較例に係る光スイッチ1b(以下、比較例1bとも言う)では、筐体10bにおいて、複数のコリメータ(32、33)が取り付けられている後端面12bに上記溝40が無く、面一な平坦面となっている。この筐体10bの後端面12bの形状以外の構造や構成については実施例に係る光スイッチ1aと同様である。そして、各光スイッチ(1a、1b)の作製途上でコリメータ間(31−32、31−33)の結合損失を測定した。
表1では光スイッチ(1a、1b)の作製過程において、第1のコリメータ31に続いて第2のコリメータ32を取り付けた時点での第1と第2のコリメータ間(31−32)の結合損失δaと、さらに第3のコリメータ33を取り付けた時点における第1と第3のコリメータ間(31−33)の結合損失δbと、第3のコリメータを取り付けた時点での第1と第2のコリメータ間(31−32)の結合損失δcが示されている。また、各時点における各結合損失δa〜δcについて、平均値ave、最大値Max、最小値min、および最大値と最小値との差Rangeも示されている。
上記実施例に係る光スイッチ1aでは、三つのコリメータ(31〜33)が筐体10aの前後の端面(11、12a)にそれぞれ一つ二つ取り付けられて、筐体10aには、二つのコリメータ(32、33)が取り付けられている後端面12aにのみ溝40が形成されていた。もちろん、本発明に係る光デバイスとしては、上記実施例に限らず、例えば図4に示した光デバイス1cのように、自身が備えるコリメータ(31c、32c)の全てが一つの面12cに取り付けられたものもある。この光デバイス1cの筐体10cは、実質的に上記実施例1aの筐体10aの後方部分と同じ構造であり、同じ面12に取り付けられている二つのコリメータ(31c、32c)の一方31cから出射したビームが同じ面12cに取り付けられている他方のコリメータ32に入射するコの字型の光路102を三角プリズム51を用いて形成している。そしてこの光デバイス1cでは、コの字型の光路102から三角プリズム51を離脱させると一方のコリメータ131からの出射光が他方のコリメータ132にも入射されず、遮光状態となる。すなわち「光シャッタ」として機能する。
12,12a〜12g 端面、14,15 側壁、31〜33,
50,51 プリズム、61〜63,71〜74,134 光ファイバコリメータ、
40〜46 溝、100〜103 光路
Claims (3)
- 光デバイス用の金属製筐体であって、
内部を光学部品の収納空間とし、
外側に筒状の複数の光ファイバコリメータが先端面を当接させた状態で同一面上に取り付けられる端面が形成され、
前記端面には、前記複数の光ファイバコリメータのぞれぞれの取り付け領域に、内外を連絡させて前記光コリメータにおける入出射光を通す孔が一つずつ形成され、
前記端面における前記複数の光ファイバコリメータのそれぞれの取り付け領域が、当該端面に形成された溝によって区画されており、
前記溝は、前記光ファイバコリメータを溶接で前記取り付け領域に取り付ける際に、溶接時の熱による前記金属製筐体の歪みを吸収するように形成されている、
ことを特徴とする光デバイス用の金属製筐体。 - 請求項1に記載の前記金属製筐体の内部に光学部品が収納されているとともに、金属製のホルダ内に光ファイバを保持した光ファイバコリメータが前記筐体の外側に取り付けられてなる光デバイスであって、
前記筐体は、同一面上に筒状の複数の光ファイバコリメータが取り付けられている端面を備え、
当該端面には、内外を連絡させて光を通す孔が前記複数の光ファイバコリメータのそれぞれに対応して形成され、
前記複数の光ファイバコリメータは、光が入出射する前記ホルダの先端面が前記端面に当接しつつ対応する前記孔を覆っているとともに、当該先端面の外周が前記端面に溶接され、
前記端面には、前記複数の光ファイバコリメータのそれぞれの溶接領域を区画する溝が形成されている、
ことを特徴とする光デバイス。 - 請求項2において 前記筐体内に直線的な光路を形成するように前記先端面同士が対面する二つ一組の光ファイバコリメータを少なくとも一組以上備えたことを特徴とする光デバイス。
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JP2013137011A JP6220577B2 (ja) | 2013-06-28 | 2013-06-28 | 光デバイス用の金属製筐体および光デバイス |
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JP2013137011A JP6220577B2 (ja) | 2013-06-28 | 2013-06-28 | 光デバイス用の金属製筐体および光デバイス |
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