JP6220539B2 - 替芯ケース - Google Patents
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Description
この構成によると、複数本の替芯を同時に取り出す場合において、複数本の替芯がバラケずに一方向にまとまって芯排出口から取り出すことが可能であると説明されている。
そして、細長い平坦面の延長線上に芯排出口を形成して、前記平坦面と芯排出口とを連設した替芯ケースが開示されている。
しかしながら、替芯ケースのケース本体はその殆どが合成樹脂素材により成型されたものが採用されており、ケース本体とは素材が異なる前記替芯との間には、静電気による吸着作用が発生し易い。
前記した特許文献1および2に開示されているように、ケース本体内に替芯が入り込むことができる直線状の芯送り溝や、替芯を整列させる細長い平坦面を形成した構成によると、特にこれらの芯送り溝や細長い平坦面に対して、静電気による替芯の張り付き作用が顕著に発生し、替芯ケースからの替芯の排出が困難になる場合も生ずる。
したがって、前記段差部に係止された以外の替芯は、静電気影響を受けることなく芯排出口から円滑に排出させることができる。
図1および図2に替芯ケース1の外観構成を正面側から見た斜視図および裏面側から見た背面図で示しており、図3〜図5に替芯ケース1の要部を断面図で示している。
これらの図に示すとおり、この替芯ケース1は全体に細長く形成されると共に、その長手方向に直交する横断面が楕円形状になされている。そして、多数の替芯が収容可能なケース本体11は、その下底部が閉塞されて上端部に開口部12が形成され、この開口部12に蓋取付部材21が内接した状態で取り付けられている。
また横断面が楕円形状になされたケース本体11内における長径方向の一方には、前記蓋取付部材21に形成された後述するスリットの切り込み始端部が相対的に挿入される柱状体13が、ケース本体の長手方向に沿って形成されている。
さらに図5に示されているように、前記ケース本体11の開口部12に近い周側壁の一部には、前記蓋取付部材21を保持するための嵌合用の窓孔16が形成されている。
そして、蓋取付部材21にはケース本体11に接する周縁部を切り込み始端部としたスリット24が形成されている。
この蓋取付部材21に形成された前記スリット24は、後で説明するとおり前記蓋体31をスライド可能に取り付ける機能を果たすと共に、前記切り込み終端部24bは後で説明するとおり替芯の排出口の機能も果たす。
なおこの実施の形態においては、前記凹部25は前記スリット24の両側に沿ってそれぞれ3か所に形成されており、図11および図12における符号25は、中央の凹部を指している。
前記段差部26は、替芯ケース1から替芯を排出する場合に、ケース本体内に収容された少なくとも1本の替芯の端部を係止する作用を果たすものであり、この作用の詳細は後述する。
この蓋体31は、前記したとおり楕円形状に成形されたスライド操作部32を備え、このスライド操作部32の裏面に対して直角に起立するように、薄板状に成形された頸部34が形成されている。そして頸部34に対してその両外側に張り出すように前記蓋取付部材21の裏面側に接する摺接部35が一体に成形されている。
すなわち、前記頸部34は前記した蓋取付部材21に形成されたスリット24内に挿入されることで、蓋体31は蓋取付部材21にスライド可能に取り付けられ、前記頸部34の両外側に突出する摺接部35が蓋取付部材21の裏面側に接することで、蓋体31は前記蓋取付部材21からの離脱が阻止されるように作用する。
さらに前記脚部36の先端部側は、前記蓋体31の裏面側に向かう肉厚部36aになされ、この肉厚部36aの先端部に楔状の凸部38が形成されている。
なお、この実施の形態においては、前記稜線を中央にした左右の傾斜面が交差する角度は140度に設定されている。また、前記稜線のうち脚部36の肉厚部36aに形成された稜線39aは、替芯ケース1として組み上げたときに、前記ケース本体11の長手方向にほぼ直交する方向に形成されている。
この時、図4に示すように、蓋取付部材21に形成されたスリット24の切り込み始端部24aに対して、ケース本体11内に形成された前記柱状体13の端部が相対的に挿入される。これにより、蓋取付部材21に形成された前記スリット24は、ケース本体11側の柱状体13により所定の幅間隔が確保され、前記スリット24を内側にした変形は阻止される。
そして、蓋取付部材21にスライド可能に取り付けられた蓋体31は、頸部34に一体成形された摺接部35の作用により、蓋取付部材21からの離脱は阻止される。
しかも、蓋取付部材21に形成されたスリット24は、前記した柱状体13により、所定の幅間隔が確保されるので、蓋体31の円滑なスライド操作を保証することができる。
図18は蓋体31が閉じられた状態を示しており、この状態においては図21(A)に示すように、脚部36の肉厚部36aに形成された楔状の凸部38が、蓋取付部材21の裏面に形成されたスライド方向の奥側の凹部25に係合している。
この状態においては、図19に示すように、スライド操作部32の移動により蓋取付部材21に形成されたスリット24の切り込み終端部24bが露出されると共に、図21(B)に示すように、肉厚部36aが若干中央部寄りに移動する。これにより、替芯ケース1には小口の芯排出口24bが形成される。
この状態においては、図20に示すように、スライド操作部32のさらなる移動により蓋取付部材21に形成されたスリット24の切り込み終端部24bの露出度合いが大きくなると共に、図21(C)に示すように、肉厚部36aがより中央部寄りに移動する。これにより、替芯ケース1には大口の芯排出口24bが形成される。
図22は、前記した静電気による操作上の問題点を解消し得るこの発明に係る替芯ケース1について説明するものであり、これは図19に示したように、蓋体31を一段開いた状態で示している。
この場合、前記芯排出口24bの直近には、すでに説明したとおり段差部26が形成されており、この段差部26の高さ寸法は、前記したとおり0.3mmに設定されている。またすでに説明したとおり、ケース本体11内の内底部には、細長い平面部14を挟むようにして、両側に傾斜面を備えた一対の対向する壁面部15が形成されており、この壁面部15の間隔は、2mmに設定されている。
この状態で、芯排出口24bを下向きに傾けると、段差部26によって係止された替芯L1の上を滑って、他の替芯L2が芯排出口24bから排出されることになる。
なお、前記した段差部26の高さ寸法は、0.3mmに設定されているので、替芯ケース1に収容された替芯の最後の1本も、段差部26の影響をそれ程受けることなく芯排出口24bから取り出すことができる。
したがって、前記蓋体31が下向きとなる姿勢を採ったときに、ケース本体内11に収容された替芯は、前記稜線39,39aを境にしてケース本体内11で振り分けられるように作用する。
これに対して肉厚部36aに形成された稜線39aはケース本体11の長手方向にほぼ直交するように形成されており、この稜線39aの形態により、替芯が芯排出口24b付近に集中するのを効果的に阻止することができ、より円滑な替芯の取り出し操作を実現することができる。
11 ケース本体
12 開口部
13 柱状体
14 平面部
15 壁面部
16 嵌合用窓孔
21 蓋取付部材
22 筒体部
22a 嵌合用突起
23 鍔部
24 スリット
24a 切り込み始端部
24b 切り込み終端部(芯排出口)
25 凹部
26 段差部
31 蓋体
32 スライド操作部
33 滑り止め突起
34 頸部
35 摺接部
36 脚部
36a 肉厚部
38 凸部
39,39a 稜線
41,41a 傾斜面
L1,L2 替芯
Claims (2)
- 一部に開口部が形成され内部に複数本の替芯が収容可能なケース本体と、前記ケース本体の開口部に蓋取付部材を介して取り付けられた蓋体とを備え、前記蓋体によって前記開口部に形成された芯排出口を開閉可能にした替芯ケースであって、
前記蓋取付部材の一部に、ケース本体内に収容された少なくとも1本の替芯の端部を係止して、前記芯排出口側への前記替芯の移動を阻止する段差部が形成され、前記段差部に係止された替芯に沿った他の替芯が、前記芯排出口から排出されるように構成したことを特徴とする替芯ケース。 - 一部に開口部が形成され内部に複数本の替芯が収容可能なケース本体と、前記ケース本体の開口部に取り付けられた蓋体とを備え、前記蓋体によって前記開口部に形成された芯排出口を開閉可能にした替芯ケースであって、
前記ケース本体内における前記芯排出口の直近に、ケース本体内に収容された少なくとも1本の替芯の端部を係止して、前記芯排出口側への前記替芯の移動を阻止する段差部が形成され、前記段差部に係止された替芯に沿った他の替芯が、前記芯排出口から排出されるように構成されると共に、前記段差部に端部が係止された状態の前記替芯の他端部を位置決めする一対の対向する壁面部が、前記ケース本体内に形成されていることを特徴とする替芯ケース。
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