JP5992350B2 - コンパクト容器 - Google Patents

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Description

本発明は、容器本体に蓋体が連結されると共に、容器本体と中枠体とで、化粧料が充填された中皿を着脱自在に収納する中皿収納部を形成するコンパクト容器に関し、特に、中皿の着脱を簡易な構造で実現しようとするものである。
従来、この種のコンパクト容器として、例えば特許文献1に記載されるようなものが知られている。特許文献1では、交換可能なレフィルタイプの中皿を中皿収納部に着脱自在とするため、中皿収納部と、化粧料を塗布するための塗布具を収納する塗布具収納部との仕切り部を、中皿に対して係合して中皿を保持する保持位置と、中皿に対して塗布具収納部側に離間して中皿の保持を解除する解除位置との間でスライド可能なスライド部材として構成している。
特開2012−249675号公報
しかしながら、特許文献1に記載されるように、仕切り部をスライド部材として構成する場合には、構造が複雑になるという問題があった。
本発明は、前記したような従来の問題を解決するために開発されたもので、中皿の着脱を簡易な構造で実現したコンパクト容器を提案することを目的とする。
すなわち、本発明の要旨構成は以下のとおりである。
1.容器本体に蓋体が連結されると共に、前記容器本体に中枠体が嵌合され、該容器本体と中枠体とで、化粧料が充填された中皿を着脱自在に収納する中皿収納部を形成するコンパクト容器であって、
前記中皿収納部の仕切り部には、該中皿収納部に向かって前記中皿を挿入可能な挿入孔が形成されており、
前記仕切り部には、弾性変形することによって前記中皿を乗越えさせる弾性体として、前記中皿の互いに対向する側壁をそれぞれ乗越えさせる一対の側方弾性体と、前記中皿の底壁を乗越えさせる下方弾性体とが設けられているコンパクト容器。
.前記一対の側方弾性体は、前記中皿の側壁に向かって膨出する湾曲部を有し、前記中枠体又は前記容器本体に両持支持された板状部材であり、
前記下方弾性体は、前記中皿の底壁に向かって膨出する湾曲部を有し、前記容器本体の底面壁に片持支持された板状部材である、前記のコンパクト容器。
.前記一対の側方弾性体は前記中枠体又は前記容器本体とインサート成形され、前記下方弾性体は前記容器本体とインサート成形された、前記又はのコンパクト容器。
本発明によれば、中皿収納部の仕切り部に形成された挿入孔を通じて、中皿を、中皿収納部に向かって挿入し、仕切り部に設けられた弾性体を弾性変形させて乗り越えさせることによって、中皿収納部内に装着することができ、その逆の操作によって中皿を中皿収納部から取り外すことができる。したがって、従来のようなスライド部材を設ける必要がなく、中皿の着脱を簡易な構造で実現することができる。
本発明の一実施形態に係るコンパクト容器を蓋体を開いた状態で示す平面図である。 図1のX−X断面図である。
以下、図1〜2を参照して、本発明の一実施形態に係るコンパクト容器について詳細に例示説明する。なお、以下の説明において前後左右とは、コンパクト容器の底面に沿って蓋体のヒンジの反対側から見たときを基準とし、前方向とは図1における下方向、後ろ方向とは図1における上方向、右方向とは図1における右方向、左方向とは図1における左方向を意味するものとする。
図1に示すように、本例のコンパクト容器1は、容器本体20と、中枠体30と、中皿40と、一対の側方弾性体50と、下方弾性体60と、蓋体70とからなる。容器本体20には、中枠体30が上方から嵌合され、容器本体20と中枠体30とで中皿収納部Aが形成されている。中皿収納部Aには、化粧料が充填された、交換可能なレフィルタイプの中皿40が着脱自在に収納されている。中皿収納部Aの右側には、本例では、化粧料を塗布するための、例えばパフ等の塗布具(図示省略)を収納する塗布具収納部Bが、容器本体20と中枠体30とで形成されている。また、中皿収納部Aと塗布具収納部Bとの間には、容器本体20と中枠体30とで形成され、前後方向に延びる仕切り部Cが設けられている。
中皿収納部Aには、本例では平面視略正方形状をなす中皿40が収納されており、中皿40に充填された化粧料を上方に向けて露出する開口部31が中枠体30の天面壁32に形成されている。この開口部31の周縁部における左右2箇所にはそれぞれ、中皿40の周壁41の上端面に対向し、中皿40の開口部31からの抜け出しを防止する庇部33が形成されている。
中皿収納部Aの左前及び左後ろの両角部にはそれぞれ、平面視略L字状の位置決め片21が容器本体20の底面壁22から立設され、中皿40の左側、前側及び後ろ側の周壁41に当接している。
また、開口部31を前後に挟んで互いに対向する位置には、一対のガイド片23が形成されている。各ガイド片23は、その基端部23aが容器本体20の側面壁24又は底面壁22に連設され、末端部23bは自由端とするバネ体になっている。各ガイド片23の末端部23bは、中皿40の前後の周壁41に圧接している。
なお、ヒンジ71を介して容器本体20に連結された蓋体70のヒンジ71と反対側の周縁部には、容器本体20に設けられた本体側係止片25に係止する蓋側係止片(図示省略)が設けられている。蓋側係止片は、操作片Sを後方へ向かって押圧することで本体側係止片25への係止が解除され、蓋体70を開放できるようになっている。
塗布具収納部Bでは、塗布具(図示省略)を取り外した状態で、中皿40を上方から塗布具収納部B内に挿入可能な開口34が、中枠体30の天面壁32に形成されている。
仕切り部Cには、図1及び図2に示すように、塗布具収納部Bから中皿収納部Aに向かって中皿40を挿入可能な挿入孔hが、容器本体20と中枠体30とで形成されている。また、仕切り部Cには、中皿40の前後側の側壁41をそれぞれ乗越えさせる一対の側方弾性体50と、中皿40の底壁42を乗越えさせる下方弾性体60とが設けられている。
一対の側方弾性体50は、中皿40の側壁41に向かって膨出する湾曲部51を有し、本例では中枠体30に両持支持された、例えば、ゴム、エラストマーなどの軟質材からなる板状部材である。具体的には、一対の側方弾性体50はそれぞれ、中枠体30の天面壁32から垂設された柱部35によって両持支持されている。また、側方弾性体50は、中枠体30に代えて、容器本体20に両持支持させることもでき、その場合には例えば、柱部35を、中枠体30の天面壁32ではなく容器本体20の側面壁24に連設し、このように設けた柱部35によって両持支持させることができる。側方弾性体50は、中枠体30又は容器本体20とインサート成形して形成することが好ましい。
下方弾性体60は、中皿40の底壁42に向かって膨出する湾曲部61を有し、容器本体20の底面壁22に片持支持された板状部材である。なお、下方弾性体60も、一対の側方弾性体50の場合と同様に、例えば、ゴム、エラストマーなどの軟質材で形成することが好ましい。また、下方弾性体60は、容器本体20の底面壁22に形成された凹部内に片持支持されている。なお下方弾性体60は、容器本体20とインサート成形して形成することが好ましい。
かかる構成によれば、蓋体70を開放し、塗布具を取り外した状態で、塗布具収納部B内に中皿40を配置し、仕切り部Cに形成された挿入孔hを通じて、中皿40を、塗布具収納部Bから中皿収納部Aに向かって挿入することができる。その際、中皿40の左前及び左後ろの角部を、前後のガイド片23によって前後の位置決め片21内へと案内することができる。
そして、中皿40の前後側の側壁41に、一対の側方弾性体50の湾曲部51をそれぞれ弾性変形させて乗越えさせ、またこれと同時に、中皿40の底壁42に、下方弾性体60の湾曲部61を弾性変形させて乗越えさせることによって、中皿40の左側の側壁41を位置決め片21内に突き当て、中皿40を中皿収納部A内に装着することができる。また、その逆の操作によって中皿40を中皿収納部Aから取り外すことができる。
したがって、本例のコンパクト容器1によれば、中皿40の着脱を簡易な構造で実現することができる。また、本例では、一対の側方弾性体50及び下方弾性体60を湾曲部を有する板状部材としたので、少ない材料で弾性体を形成することができ、製造コストを低減することができる。
上述したところは、本発明の一実施形態を示したにすぎず、特許請求の範囲において、種々の変更を加えることができる。例えば、中皿収納部Aの仕切り部Cを挟んだ反対側には塗布具収納部Bが設けられるものとして説明したが、必ずしもこのような構成に限られず、例えば、塗布具収納部Bに代えて他の中皿を収納する第2の中皿収納部を設けることもできる
1 コンパクト容器
20 容器本体
21 位置決め片
22 底面壁
23 ガイド片
23a 基端部
23b 末端部
24 側面壁
25 本体側係止片
30 中枠体
31 開口部
32 天面壁
33 庇部
34 開口
35 柱部
40 中皿
41 周壁
42 底壁
50 側方弾性体
51 湾曲部
60 下方弾性体
61 湾曲部
70 蓋体
71 ヒンジ
A 中皿収納部
B 塗布具収納部
C 仕切り部
S 操作片
h 挿入孔

Claims (3)

  1. 容器本体に蓋体が連結されると共に、前記容器本体に中枠体が嵌合され、該容器本体と中枠体とで、化粧料が充填された中皿を着脱自在に収納する中皿収納部を形成するコンパクト容器であって、
    前記中皿収納部の仕切り部には、該中皿収納部に向かって前記中皿を挿入可能な挿入孔が形成されており、
    前記仕切り部には、弾性変形することによって前記中皿を乗越えさせる弾性体として、前記中皿の互いに対向する側壁をそれぞれ乗越えさせる一対の側方弾性体と、前記中皿の底壁を乗越えさせる下方弾性体とが設けられているコンパクト容器。
  2. 前記一対の側方弾性体は、前記中皿の側壁に向かって膨出する湾曲部を有し、前記中枠体又は前記容器本体に両持支持された板状部材であり、
    前記下方弾性体は、前記中皿の底壁に向かって膨出する湾曲部を有し、前記容器本体の底面壁に片持支持された板状部材である、請求項に記載のコンパクト容器。
  3. 前記一対の側方弾性体は前記中枠体又は前記容器本体とインサート成形され、前記下方弾性体は前記容器本体とインサート成形された、請求項又はに記載のコンパクト容器。
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