JP6220262B2 - シートパッドの製造方法および成形型 - Google Patents

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Description

本発明はシートパッドの製造方法および成形型に関し、シートパッドに埋設一体化される線状部材の取付作業性を向上できると共に取付間違いを防止できるシートパッドの製造方法および成形型に関するものである。
従来より、車両用シートや家屋等に設置されるソファー等のシートは、一般に、軟質ポリウレタンフォームや半硬質ポリウレタンフォーム等の合成樹脂製発泡成形体により構成されるシートパッドに、織編物や皮革等の表皮材が装着されて作られる。シートパッドは、表皮材の装着、シートフレームへの装着、外形補強などを目的として、金属製や合成樹脂製等の線状部材(ワイヤー等の棒状フレーム)が埋設されることがある(例えば特許文献1)。
以下、図5から図9を参照して従来の技術について説明する。まず、図5及び図6を参照してシートパッド41について説明する。図5は従来のシートパッド41の平面図であり、図6は図5のVI−VI線におけるシートパッド41の断面端面図である。
図5に示すようにシートパッド41は、自動車用シートのためのクッションパッドであり、弾力性のある軟質ポリウレタンフォーム等の合成樹脂製発泡成形体から構成されるパッド本体42と、パッド本体42の裏面の略全体に亘って敷設される補強布43(図6参照)とを備えている。補強布43は、シートフレーム(図示せず)と接触するシートパッド41の下面を補強し、異音の発生を防止するために設けられており、粗毛布、フェルト、不織布等により構成され、パッド本体42の成形時に一体化される。
パッド本体42は、幅方向(図5左右方向)中央に位置する着座部44と、着座部44の左右両側に位置し上方(図5紙面手前側)に向かって隆起状に形成されたサイド部45とを備え、表面に、着座部44とサイド部45の境界に沿って前後方向に延びる左右一対の縦溝46が設けられている。縦溝46は、パッド本体42の前端部(図5上方)から後端部(図5下方)にかけて略全長に亘って略直線状に設けられている。また、パッド本体42は、左右の縦溝46の前後方向中央部同士を連結するように左右方向(幅方向)に延びる横溝47が表面に設けられており、縦溝46及び横溝47により全体として略H字状の溝が表面に形成されている。
着座部44は、横溝47により前後に区画され、横溝47の前側が着座者の腿部を受け止め支持する腿受け部44aを構成し、横溝47の後側が着座者の臀部を受け止め支持する尻受け部44bを構成する。尻受け部44bの後方である着座部44の後端部44cの表面に、凹み状の凹部48が凹設されている。本実施の形態では、凹部48は左右の縦溝46の近傍にそれぞれ2箇所ずつ合計4箇所に設けられている。
パッド本体42は、シートパッド41を覆う表皮材(図示せず)を係止するため、金属製や合成樹脂製等の線状部材50(ワイヤー等の棒状フレーム)が埋設されている。次に、図7を参照して線状部材50について説明する。図7はシートパッドに埋設される線状部材50の平面図である。
図7に示すように線状部材50は、磁性材料製(金属製)のワイヤーが折曲され平面視して略コ字状に形成される第1部材51と、直線状に形成される磁性材料製(金属製)の第2部材54とを備えている。第1部材51は、略平行に配設される左右一対の縦線部52と、その縦線部52の一端同士を連結する横線部53とを備え、縦線部52は、折り返されて丸みを帯びた折返し部52aが他端に形成されている。第2部材54も同様に、折り返されて丸みを帯びた折返し部54aが両端に形成されている。
図5に戻って説明する。第1部材51は、縦線部52が縦溝46の溝底の下方(図5紙面奥側)近傍に埋設されると共に、長手方向が断続的に縦溝46内に露出した状態にされる。縦溝46は、長手方向の複数箇所において深さの大きい深底部46aが断続的に設けられており、縦線部52は、深底部46aに上面が露出するように埋設される。一方、横線部53は、着座部44の後端部44cの表面の近傍に埋設されると共に、長手方向の上面が断続的に凹部48に露出した状態にされる。
第2部材54は、横溝47の溝底の下方(図5紙面奥側)近傍に埋設されると共に、長手方向が断続的に横溝47内に露出した状態にされる。横溝47は、長手方向の複数箇所において深さの大きい深底部47aが断続的に設けられており、第2部材54は、深底部47aに上面が露出するように埋設される。なお、第1部材51及び第2部材54は、インサート成形によりパッド本体42の成形時に埋設され一体化される。パッド本体42に埋設される第1部材51(縦線部52)及び第2部材54を深底部46a,47aから露出させ、露出した第1部材51(縦線部52)及び第2部材54に固定具(図示せず)を介して表皮材が連結される。その結果、表皮材(図示せず)が縦溝46及び横溝47に引き込まれてパッド本体42に固定される。
次に図8を参照して、シートパッド41を成形する従来の成形型60について説明する。図8はシートパッド41を成形する成形型60の平面図である。成形型60は、略水平に支持されてシートパッド41の表面側を成形する凹状の下型61と、その下型61に対して開閉可能に構成されてシートパッド41の裏面側を成形する上型(図示せず)とを備えている。下型61は、シートパッド41の表面を形成する第1面62と、第1面62に連設される面であってシートパッド41の側面を形成する第2面63と、第2面63の周囲にフランジ状に張り出すパーティング面64とを備えている。
上型(図示せず)も、下型61と同様に、シートパッド41の裏面を形成する第1面と、第1面に連設される面であってシートパッド41の側面を形成する第2面と、第2面の周囲にフランジ状に張り出すパーティング面とを備えている。下型61に対して上型(図示せず)を閉じ、下型61及び上型のパーティング面64同士を合わせることにより、下型61と上型との間に発泡空間としてのキャビティ65が形成される。
下型61は、シートパッド41の表面を形成する第1面62に、左右一対の第1突条66と、その第1突条66を連結する第2突条67とが突設されている。第1突条66は、前後方向に延びる突条であり、シートパッド41の縦溝46(図5参照)を形成するための部位である。第2突条67は、左右方向に延びる突条であり、シートパッド41の横溝47(図5参照)を形成するための部位である。第1突条66及び第2突条67は、長手方向において互いに適当な間隔をあけて複数箇所に凸起部68,69が設けられている。凸起部68,69は、シートパッド41の深底部46a,47aを形成するための部位であり、それぞれ第1突条66及び第2突条67の上面に突設されている。凸起部68,69は、第1部材51の縦線部52及び第2部材54を支持するための部位であり、第1部材51の縦線部52及び第2部材54を吸着し固定するための磁石68a,69aがそれぞれ埋設されている。
下型61は、第1面62の後端部に、シートパッド41の凹部48(図5参照)を形成するための凸部70が突設されている。凸部70は、第1部材51の横線部53を支持するための部位であり、シートパッド41の側面を形成する第2面63と第1面62とに連設されており、下型61の左右方向(図8左右方向)の4箇所に設けられている。4箇所の凸部70のうち左右方向両側の2箇所の凸部70は、V字状に形成された位置決め部71(係合部)が立設されている。
次に図9を参照して位置決め部71について説明する。図9は図8のIX−IX線における成形型60(下型61)の断面図である。位置決め部71は、下型61の前後方向(図8上下方向、図9左右方向)に対する横線部53の位置決めをするための部位であり、側面視して略三角形の一対の板状の小片72,73により構成されている。一対の小片72,73は、左右方向両側に位置する2箇所の凸部70の各々に、凸部70の前端側(図9左側)から上方に向かって突設されている。一対の小片72,73は、小片72,73の対向間の隙間に横線部53が挿入されるものであり、第2面63に対して前後方向(図9左右方向)に離隔されると共に、横線部53を挿入可能な間隔をあけて互いに前後方向に離間されている。
次に図8及び図9を参照して、シートパッド41の製造方法について説明する。シートパッド41を製造するには、まず、下型61及び上型(図示せず)を開いた状態で、第1部材51(図7参照)の横線部53の左右方向両側を、左右2箇所の位置決め部71の小片72,73間にそれぞれ挿入する。次いで、小片72,73間に挿入された横線部53を中心にして縦線部52を第1突条66に近づけ、凸起部68に埋設された磁石68aに縦線部52を吸着させ、第1突条66及び凸部70に第1部材51を固定する。また、第2部材54を第2突条67に近づけ、凸起部69に埋設された磁石69aに第2部材54を吸着させ、第2突条67に第2部材54を固定する。上型(図示せず)に補強布43(図6参照)を配設した後、下型61に発泡樹脂原料(ポリウレタン原液)を注入し、上型を下型61に被せて型閉めする。下型61と上型との間に形成されたキャビティ65に発泡樹脂原料を発泡充填させることで、シートパッド41の表面に沿って線状部材50が埋設一体化されたシートパッド41が成形される。成形後、上型を開いて脱型することにより、シートパッド41が得られる。
特開2003−127736号公報
しかしながら上述した従来の技術では、線状部材50(第1部材51)を成形型60に取り付けるときには、狙いを定めて小片72,73間の隙間に横線部53の左右2箇所を挿入しなければならないので、線状部材50を成形型60に取り付けるための取付作業性を向上できないという問題があった。
また、小片72,73は、第2面63に対して前後方向(図8上下方向)に離隔されると共に、横線部53を挿入可能な間隔をあけて互いに前後方向に離間されているので、小片72,73間の正規の位置に横線部53が取り付けられずに、小片72,73の外側(図9のA又はB)に横線部53が取り付けられてしまう不具合(取付間違い)が生じることがあった。
本発明は、上述した問題を解決するためになされたものであり、線状部材の取付作業性を向上できると共に取付間違いを防止できるシートパッドの製造方法および成形型を提供することを目的としている。
課題を解決するための手段および発明の効果
この目的を達成するために請求項1記載のシートパッドの製造方法によれば、シートパッドの表面または裏面が成形型の第1面により形成され、第1面に連設される成形型の第2面によってシートパッドの側面が形成される。第1面の所定位置に線状部材が位置決めされる位置決め部により、配置工程によって線状部材の位置決めが行われ、第1面に沿って線状部材が配置される。配置工程により線状部材が配置された成形型内に、発泡工程により発泡樹脂原料が注入され、キャビティに発泡充填され、線状部材が埋設一体化される。
位置決め部は、互いに所定の間隔をあけて第1面の複数箇所に立設される板状の立設部を備えている。立設部は第1縁部により第2面に連結されるので、立設部と第2面との間に線状部材が誤って取り付けられてしまう不具合を防止できる効果がある。
また、キャビティを臨む立設部の第2縁部に線状部材を当接させることで、線状部材を第1面に沿わせて第2縁部の根元に位置決めできるので、狙いを定めて小片間の隙間に線状部材を挿入して取り付ける従来の作業と比較して、線状部材の取付作業性を向上できる効果がある。
請求項2記載のシートパッドの製造方法によれば、第2縁部は、第2面から離れるに連れて次第に第1面に近づくように形成されている。そのため、線状部材を取り付けるときに、線状部材を第2縁部に沿わせて第2縁部の根元に導くことができる。よって、第2面の方向からも第2縁部に沿って線状部材の位置決めができるので、請求項1の効果に加え、線状部材の取付作業性を向上できる効果がある。
請求項3記載のシートパッドの製造方法によれば、線状部材は、左右一対の縦線部がシートパッドの前後方向に延び、シートパッドの左右方向に延びる横線部により左右一対の縦線部の一端同士が連結される。横線部および縦線部は磁性材料により一体に形成される。位置決め部は、立設部より第1面の左右方向中央側に磁石部が埋設される。
線状部材は縦線部を有しているので、作業者は、一般に横線部近くの縦線部を左右の手の指で摘まんで、線状部材を成形型に取り付ける作業を行う。指で摘まんだ縦線部近くの横線部の左右方向両側を立設部の第2縁部に当接させるので、立設部の第2縁部に横線部が当接したことを作業者に意識させ易くできると共に、目視で確認し易くできる。横線部の左右方向両端側を立設部の第2縁部に当接したときに、磁石部により横線部の左右方向中央部が吸着固定される。一対の縦線部は横線部で連結されているので、縦線部を別々に第1面に取り付ける場合と比較して、取付作業性を向上できる。さらに、立設部の第2縁部に横線部が当接したことを作業者に意識させ易くできるので、請求項1又は2の効果に加え、線状部材の取付間違いを防止できる効果がある。
請求項4記載のシートパッドの製造方法によれば、立設部は、厚さが2〜6mmに設定されているので、請求項1から3のいずれかの効果に加え、立設部の機械的強度を確保して耐久性を確保できると共に、立設部によるシートパッドの欠損を小さくできる効果がある。
請求項5記載のシートパッドの製造方法によれば、第2縁部は、第1面に対する傾斜角度が、25°〜75°に設定されているので、請求項1から4のいずれかの効果に加え、線状部材を第2縁部に当接して行う線状部材の取付作業性を確保できると共に、立設部によるシートパッドの欠損を小さくできる効果がある。
請求項6記載の成形型によれば、シートパッドの表面または裏面が第1面により形成され、第1面に連設される第2面によってシートパッドの側面が形成される。第1面の所定位置に線状部材が位置決めされる位置決め部により線状部材の位置決めが行われ、第1面に沿って線状部材が配置される。線状部材が配置された成形型内に発泡樹脂原料が注入され、キャビティに発泡充填され、線状部材が埋設一体化される。
位置決め部は、互いに所定の間隔をあけて第1面の複数箇所に立設される板状の立設部を備えている。立設部は第1縁部により第2面に連結されるので、立設部と第2面との間に線状部材が誤って取り付けられてしまう不具合を防止できる効果がある。
また、キャビティを臨む立設部の第2縁部に線状部材を当接させることで、線状部材を第1面に沿わせて第2縁部の根元に位置決めできるので、狙いを定めて小片間の隙間に線状部材を挿入して取り付ける従来の作業と比較して、線状部材の取付作業性を向上できる効果がある。
本発明の第1実施の形態におけるシートパッドの一部を図示した部分斜視図である。 シートパッドを成形する第1実施の形態における成形型の平面図である。 (a)は図2のIIIa−IIIa線における成形型の断面図であり、(b)は図3(a)のIIIbで示す部分を拡大して示した成形型の拡大断面図であり、(c)は立設部の平面図である。 (a)は第2実施の形態における成形型の一部を拡大して示した成形型の拡大断面図であり、(b)は第3実施の形態における成形型の一部を拡大して示した成形型の拡大断面図であり、(c)は第4実施の形態における成形型の一部を拡大して示した成形型の拡大断面図である。 従来のシートパッドの平面図である。 図5のVI−VI線におけるシートパッドの断面端面図である。 シートパッドに埋設される線状部材の平面図である。 シートパッドを成形する成形型の平面図である。 図8のIX−IX線における成形型の断面図である。
以下、本発明の好ましい実施形態について添付図面を参照して説明する。まず、図1から図3を参照して第1実施の形態について説明する。なお、背景技術(図5から図9参照)で説明した部分と同一の部分については、同一の符号を付して以下の説明を省略する。図1は本発明の第1実施の形態におけるシートパッド1の一部を図示した部分斜視図である。図1では、シートパッド1の後端部44cや尻受け部44bを表面後方側から視た状態を図示し、シートパッド1の前端側に位置する腿受け部44a等の図示を省略する。
図1に示すようにシートパッド1は、後端部44cの左右方向両側の2箇所に、後端部44cの側面2から凹部48の表面にかけて凹溝状に形成された凹溝部3が設けられている。凹溝部3は、成形型10(後述する)に設けられた立設部13により形成される部位である。
次に図2を参照して、シートパッド1を発泡成形する成形型10について説明する。図2はシートパッド1を成形する成形型10の平面図である。成形型10は、略水平に支持されてシートパッド1の表面側を成形する凹状の下型11と、その下型11に対して開閉可能に構成されてシートパッド1の裏面側を成形する上型(図示せず)とを備えている。
下型61は、シートパッド1の表面を形成する第1面62の後端部に、シートパッド1の凹部48を形成するための凸部70が突設され、線状部材50を位置決めするための位置決め部12が、凸部70に設けられている。位置決め部12は、左右方向両側に位置する2つの凸部70に立設された立設部13と、左右方向中央側に位置する2つの凸部70に設けられた磁石部16とを備えている。立設部13は、下型61の前後方向(図2上下方向)に対する線状部材50の位置を定めるための部位であり、磁石部16は、立設部13により位置が定められた線状部材50を吸着して凸部70に固定するための部位である。
次に図3を参照して立設部13について説明する。図3(a)は図2のIIIa−IIIa線における成形型10(下型11)の断面図であり、図3(b)は図3(a)のIIIbで示す部分を拡大して示した成形型10(下型11)の拡大断面図であり、図3(c)は立設部13の平面図である。
図3(a)から図3(c)に示すように、立設部13は第1面62(凸部70)に立設される部位であり、図3(b)に示すように、第2面63に連結される第1縁部14と、キャビティ65を臨む第2縁部15とを備える板状に形成されている。第2縁部15は、線状部材50の横線部53が当接されることで、横線部53を第2面63に対して所定の距離に離隔させるための部位である。なお、立設部13は、鋳造により下型11と一体に形成されている。
図3(b)に示すように本実施の形態では、第2縁部15は、第2面63から第1面62に向かって略直線状に下降傾斜する上縁15aと、上縁15aの下端から第1面62に向かって略鉛直方向に下降する下縁15bとを備えている。下縁15bは、長さが、上縁15aの長さより小さく設定されている。また、第2縁部15は、第2面63から前方(図3(a)から図3(c)左側)に向かって離れるにつれて、次第に第1面62に近づくように形成されている。
なお、第2面63から第1面62に向かって下降傾斜する第2縁部15の上縁15aは、第1面62に対する傾斜角度θが25°〜75°に設定される。また、図3(c)に示すように立設部13は、厚さW(左右方向の長さ)が2mm〜6mmに設定される。
次に図2及び図3(a)を参照して、シートパッド1の製造方法について説明する。シートパッド1を製造するには、まず、下型11及び上型(図示せず)を開いた状態で、作業者は、線状部材50を下型11に取り付ける。このとき作業者は、横線部53近くの縦線部52を左右の手の指で摘まみ(図7参照)、横線部53を第1面62に沿わせながら、指で摘まんだ縦線部52近くの横線部53の左右方向両側を立設部13の第2縁部15に当接させる。立設部13の左右方向中央側に位置する凸部70には、横線部53の左右方向両側を立設部13の第2縁部15に当接させると横線部53が吸着される位置に、磁石部16が埋設されている。よって、線状部材50の横線部53が第2縁部15に当接されることで、横線部53が第2面63に対して所定の距離に離隔され、磁石部16により吸着固定される。これにより横線部53の位置決めができる。
次いで、第2縁部15に当接された横線部53を中心にして縦線部52を第1突条66に近づけ、凸起部68に埋設された磁石68aに縦線部52を吸着させ、第1突条66(磁石68a)及び凸部70(磁石部16)に第1部材51を固定する。また、第2部材54を第2突条67に近づけ、凸起部69に埋設された磁石69aに第2部材54を吸着させ、第2突条67に第2部材54を固定する。上型(図示せず)に補強布43(図6参照)を配設した後、下型11に発泡樹脂原料(ポリウレタン原液)を注入し、上型を下型11に被せて型閉めする。下型11と上型との間に形成されたキャビティ65に発泡樹脂原料を発泡充填させることで、シートパッド1の表面に沿って線状部材50が埋設一体化されたシートパッド1が成形される。成形後、上型を開いて脱型することにより、シートパッド1が得られる。なお、シートパッド1は、後端部44cの左右方向両側の2箇所に、立設部13により凹溝部3(図1参照)が形成される。
以上説明した第1実施の形態によれば、立設部13の第2縁部15はキャビティ65を臨むので、発泡成形されるシートパッド1の外形に接する。その第2縁部15に当接される線状部材50は、シートパッド1に埋設される。位置決め部12は、第2縁部15に対峙する部位が第1面62に設けられていないので、線状部材50を下型11に取り付ける作業者は、左右の指で摘まんだ線状部材50(第1部材51)を第1面62に沿わせて、手前(第2面63側)に引き寄せることで、横線部53を立設部13の第2縁部15に当接させて位置決めができる。横線部53(線状部材50)の位置決め及び取付を手指の感覚で行うことができるので、線状部材の取付作業性を向上できる。
仮に、第2縁部15に対峙する部位(例えばV字状の小片72(図9参照))が第1面62に設けられていると、第2縁部15と、その第2縁部15に対峙する部位との間に線状部材50を挿入して、線状部材50の位置決めを行う必要がある。その場合には、第2縁部15と、その第2縁部15に対峙する部位との間に形成される隙間は、位置決め精度を高めるため、線状部材50の外径より少し大きめに設定される。その隙間に線状部材50を挿入する作業は、隙間が狭いので、作業者は隙間の位置を目や指で確認しながら取付作業を行う必要がある。そのため、線状部材50の取付作業性が低下する。
これに対し、第1実施の形態によれば、第2縁部15に対峙する部位を省略して、キャビティ65を臨むように第2縁部15を設けたので、位置決め用の隙間を目や指で確認しながら線状部材50を挿入する取付作業を省略できる。隙間の位置を確認することなく、線状部材50を第1面62に沿わせて第2縁部15に当接させることで線状部材50の取付作業ができるので、線状部材50の取付作業性を向上できる。
また、板状の立設部13は第1縁部14により第2面63に連結されているので、第2面63と立設部13との間に隙間が形成されることを防止できる。そのため、立設部13と第2面63との隙間に線状部材50が誤って取り付けられてしまう不具合を防止できる。
また、第2縁部15は、第2面63から離れるに連れて次第に第1面62に近づくように形成されている。そのため、線状部材50を取り付けるときに、線状部材50を第2縁部15に沿わせて第2縁部15の根元の第1面62に導くことができる。よって、第2面63の方向からも線状部材50の取付作業ができるので、線状部材50の取付作業性を向上できる。
また、線状部材50の取付作業を行う場合に、作業者は、指で摘まんだ縦線部52近くの横線部53の左右方向両側を立設部13の第2縁部15に当接させることができる。その結果、立設部13の第2縁部15に横線部53が当接したことを作業者に意識させ易くできる。立設部13の位置は第2面63の影になって確認し難いのであるが、作業者は立設部13に当接される横線部53の左右方向両側近傍を手の指で摘まんでいるので、指の近くを作業者に意識させることで、目視で確認し易くできる。その結果、線状部材50の取付間違いの発生を抑制できる。
なお、横線部53の左右方向両端側を立設部13の第2縁部15に当接したときに、磁石部16により横線部53の左右方向中央部が吸着固定される。これにより、線状部材50(第1部材51)の横線部53が下型11に固定される。一対の縦線部52は横線部53で連結されているので、縦線部52を別々に第1面62に取り付ける場合と比較して、取付作業性を向上できる。
また、立設部13は、厚さW(図3(c)参照)が2mm〜6mmに設定されているので、立設部13の機械的強度を確保して耐久性を確保できると共に、立設部13によるシートパッド1の欠損を小さくできる。ここで、立設部13の厚さWが2mmより薄くなると、立設部13の機械的強度が低下して、線状部材50が当接することで、立設部13が損傷し易くなる。立設部13の厚さWが6mmより厚くなると、立設部13によって形成される凹溝部3の溝幅が大きくなるので、シートパッド1の欠損が大きくなる。
また、第2縁部15(上縁15a)は、第1面62に対する傾斜角度θが25°〜75°に設定されているので、線状部材50を第2縁部15に当接して行う線状部材50の取付作業性を確保できると共に、立設部13によるシートパッド1の欠損を小さくできる。ここで、第1面62に対する第2縁部15(上縁15a)の傾斜角度θが25°より小さくなると、線状部材50が第2縁部15に係止され難くなるので、線状部材50を位置決めし難くなり、線状部材50の取付作業性が低下すると共に取付精度が低下する。第1面62に対する第2縁部15(上縁15a)の傾斜角度θが75°より大きくなると、立設部13によって形成される凹溝部3の深さが大きくなるので、シートパッド1の欠損が大きくなる。
また、第2縁部15は、上縁15aの下端から第1面62に向かって略鉛直方向に下降する下縁15bを備えているので、線状部材50を第2縁部15(下縁15b)に係止させ易くなる。その結果、線状部材50を位置決めし易くなるので、線状部材50の取付作業性および取付精度を確保できる。
次に図4(a)を参照して第2実施の形態について説明する。第1実施の形態では、立設部13の第2縁部15の上縁15aが、第2面63から第1面62に向かって略直線状に下降傾斜する場合について説明した。これに対し第2実施の形態では、立設部23の第2縁部25の上縁25aが第1面62と略平行に形成され、下縁25bが第1面62に向かって略直線状に下降傾斜する場合について説明する。なお、第1実施の形態で説明した部分と同一の部分については、同一の符号を付して以下の説明を省略する。図4(a)は第2実施の形態における成形型(下型21)の一部を拡大して示した成形型(下型21)の拡大断面図である。
図4(a)に示すように、立設部23は、下型21の第1面62(凸部70)に立設される部位であり、第2面63に連結される第1縁部24と、キャビティ65を臨む第2縁部25とを備える板状に形成されている。第2縁部25は、第1面62と略平行に形成される直線状の上縁25aと、上縁25aの先端から第1面62に向かって略直線状に下降傾斜する下縁25bとを備えている。下縁25bは、長さが、上縁25aの長さより大きく設定されており、第1面62に対する傾斜角度θが、第1面62に対する上縁25aの傾斜角度より大きく設定されている。
なお、第2縁部25の一部(下縁25b)は、第2面63から前方(図4(a)左側)に向かって離れるにつれて、次第に第1面62に近づくように形成されている。また、第2面63から第1面62に向かって下降傾斜する第2縁部25の下縁25bは、第1面62に対する傾斜角度θが25°〜75°に設定される。さらに、立設部23の厚さ(図4(a)紙面垂直方向寸法)は、2mm〜6mmに設定される。
以上説明した第2実施の形態によれば、第1実施の形態と同様の作用効果を実現できる。さらに、立設部23は、上縁25a、下縁25b及び第1縁部24により側面視において略台形状に形成されるので、立設部23の体積を確保することで機械的強度を確保できる。
次に図4(b)を参照して第3実施の形態について説明する。第1実施の形態では、立設部13の第2縁部15の上縁15aが、第2面63から第1面62に向かって略直線状に下降傾斜する場合について説明した。これに対し第3実施の形態では、立設部33の第2縁部35が湾出する曲線状に形成されると共に、第2面63から第1面62に向かって第2縁部35が曲線状に下降傾斜する場合について説明する。なお、第1実施の形態で説明した部分と同一の部分については、同一の符号を付して以下の説明を省略する。図4(b)は第3実施の形態における成形型(下型31)の一部を拡大して示した成形型(下型31)の拡大断面図である。
図4(b)に示すように、立設部33は、下型31の第1面62(凸部70)に立設される部位であり、第2面63に連結される第1縁部34と、キャビティ65を臨む第2縁部35とを備える板状に形成されている。第2縁部35は、湾出状に形成されると共に第2面63から第1面62に向かって曲線状に下降傾斜する。これにより、第2縁部35は、第2面63から前方(図4(b)左側)に向かって離れるにつれて、次第に第1面62に近づくように形成されている。なお、立設部33の厚さ(図4(b)紙面垂直方向寸法)は、2mm〜6mmに設定される。
以上説明した第3実施の形態によれば、第1実施の形態と同様の作用効果を実現できる。さらに、立設部33は、湾出する曲線状に第2縁部35が形成されるので、摩損し易い角を第2縁部35から少なくすることができ、立設部33(第2縁部35)の耐久性を向上できる。
次に図4(c)を参照して第4実施の形態について説明する。第3実施の形態では、湾出する曲線状に第2縁部35が形成される場合について説明した。これに対し第4実施の形態では、第2縁部45の上縁45aが湾入する曲線状に形成される場合について説明する。なお、第1実施の形態で説明した部分と同一の部分については、同一の符号を付して以下の説明を省略する。図4(c)は第4実施の形態における成形型(下型41)の一部を拡大して示した成形型(下型41)の拡大断面図である。
図4(c)に示すように、立設部43は、下型41の第1面62(凸部70)に立設される部位であり、第2面63に連結される第1縁部44と、キャビティ65を臨む第2縁部45とを備える板状に形成されている。第2縁部45は、第2面63から第1面62に向かって湾入する曲線状に下降傾斜する上縁45aと、上縁45aの下端から第1面62に向かって略鉛直方向に下降傾斜する下縁45bとを備えている。下縁45bは、長さが、上縁45aの長さより小さく設定されている。
なお、第2縁部45は、第2面63から前方(図4(c)左側)に向かって離れるにつれて、次第に第1面62に近づくように形成されている。また、第2面63から第1面62に向かって下降傾斜する第2縁部45の上縁45aは、上縁45aの下端における接線の第1面62に対する傾斜角度θが25°〜75°に設定される。さらに、立設部43の厚さ(図4(c)紙面垂直方向寸法)は、2mm〜6mmに設定される。
以上説明した第4実施の形態によれば、第1実施の形態と同様の作用効果を実現できる。さらに、立設部43は、湾入する曲線状に第2縁部45の上縁45aが形成されるので、立設部43の体積を小さくすることができ、立設部43によってシートパッド1に形成される凹溝部3(欠損)を小さくできる。
以下、実施例により本発明の効果を具体的に説明する。なお、本発明は以下の実施例に基づいて限定されるものではない。
背景技術で説明した従来の成形型60(図8参照)を用いて、第1部材51(線状部材50)の取付作業を行ったところ、小片72,73(図9参照)間の正規の位置に横線部53が挿入されなかった不具合(取付間違い)の発生率は4%であった。不具合の内容を分析したところ、第2面63と小片73との間(図9のA)に横線部53が挿入された不具合より、小片72の前方(図9のB)に横線部53が配置された不具合の方が、発生率が高かった。また、第1部材51(線状部材50)の取付作業に要する時間は9秒であった。
これに対し、第1実施の形態で説明した成形型10(図2参照)を用いて第1部材51(線状部材50)の取付作業を行ったところ、立設部13の根元に横線部53が配置できなかった不具合(取付間違い)の発生率は0%であった。また、第1部材51(線状部材50)の取付作業に要する時間は6秒であった。
この実施例によれば、線状部材50の取付間違いを防止できると共に、線状部材50の取付作業工数を削減できることが明らかである。線状部材50の取付作業工数の削減により、シートパッド1の生産ラインのラインスピードをさらに高速化することも可能である。
以上、実施の形態に基づき本発明を説明したが、本発明は上記実施の形態に何ら限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲内で種々の改良変形が可能であることは容易に推察できるものである。例えば、成形型10に形成される凸部70の数や、立設部13,23,33,43の数は一例であり、適宜設定することができる。
上記各実施の形態では、下型11,21,31,41に線状部材50を取り付けるため、下型11,21,31,41に立設部13,23,33,43及び磁石部16が設けられる場合について説明した。しかし、必ずしもこれに限られるものではなく、シートパッド1の要求仕様によっては、上型に立設部13,23,33,43及び磁石部16を設けることは当然可能である。
上記各実施の形態では、クッションパッドを構成するシートパッド1について説明したが、必ずしもこれに限られるものではなく、バックパッドを構成するシートパッド等、他のシートパッドに本発明を適用することは当然可能である。
上記各実施の形態では、第1部材51(線状部材50)の横線部53が直線状に形成される場合について説明したが、必ずしもこれに限られるものではなく、シートパッド1の要求仕様によって、屈曲させたものや湾曲させたものを採用することは当然可能である。
上記第1実施の形態では、立設部13(第2縁部15)が直線状に下降傾斜する上縁15aの下端から鉛直方向に下降する下縁15bを有する場合について説明した。しかし、必ずしもこれに限られるものではなく、下縁15bを省略して、第2縁部15を直線状に形成することは当然可能である。
また、上記第2実施の形態では、立設部23(第2縁部25)が第1面62と略平行に形成される直線状の上縁25aを有する場合について説明した。しかし、必ずしもこれに限られるものではなく、上縁25aを、第1面62に向かって略直線状または曲線状に下降傾斜するように形成することは当然可能である。上縁25aを第1面62に向かって下降傾斜するように形成することで、線状部材50を取り付けるときに、線状部材50を第2縁部25に沿わせて第2縁部25の根元に導くことができる。
1 シートパッド
10 成形型
12 位置決め部
13,23,33,43 立設部
14,24,34,44 第1縁部
15,25,35,45 第2縁部
16 磁石部
21,31,41 下型(成形型の一部)
50 線状部材
52 縦線部
53 横線部
62 第1面
63 第2面
65 キャビティ

Claims (6)

  1. シートパッドの表面または裏面を形成する第1面と、前記第1面に連設される面であって前記シートパッドの側面を形成する第2面と、前記第1面の所定位置に線状部材を位置決めする位置決め部とを有する成形型の前記位置決め部により前記線状部材の位置決めを行い前記第1面に沿って前記線状部材を配置する配置工程と、
    前記配置工程により線状部材が配置された成形型内に発泡樹脂原料を注入してキャビティに発泡充填させ、前記線状部材を埋設一体化する発泡工程とを備えるシートパッドの製造方法において、
    前記位置決め部は、互いに所定の間隔をあけて前記第1面の複数箇所に立設される板状の立設部を備え、
    前記立設部は、前記第2面に連結される第1縁部と、前記キャビティを臨む第2縁部とを備えていることを特徴とするシートパッドの製造方法。
  2. 前記第2縁部は、前記第2面から離れるに連れて次第に前記第1面に近づくように形成されていることを特徴とする請求項1記載のシートパッドの製造方法。
  3. 前記線状部材は、前記シートパッドの前後方向に延びる左右一対の縦線部と、前記左右一対の縦線部の一端同士を連結すると共に前記シートパッドの左右方向に延びる横線部とを備え、前記横線部および前記縦線部が磁性材料により一体に形成され、
    前記位置決め部は、前記立設部より前記第1面の左右方向中央側に埋設されると共に、前記横線部の左右方向両端側を前記立設部の第2縁部に当接したときに前記横線部の左右方向中央部を吸着固定する磁石部を備えていることを特徴とする請求項1又は2に記載のシートパッドの製造方法。
  4. 前記立設部は、厚さが2〜6mmに設定されていることを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載のシートパッドの製造方法。
  5. 前記第2縁部は、前記第1面に対する傾斜角度が、25°〜75°に設定されていることを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載のシートパッドの製造方法。
  6. シートパッドの表面または裏面を形成する第1面と、前記第1面に連設される面であって前記シートパッドの側面を形成する第2面と、前記第1面の所定位置に線状部材を位置決めする位置決め部とを備え、注入された発泡樹脂原料によりキャビティに発泡充填され、前記線状部材が埋設一体化される成形型において、
    前記位置決め部は、互いに所定の間隔をあけて前記第1面の複数箇所に立設される板状の立設部を備え、
    前記立設部は、前記第2面に連結される第1縁部と、前記キャビティを臨む第2縁部とを備えていることを特徴とする成形型。
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