JP6219822B2 - タンデムストリップクラッディング方法、装置及びシステム - Google Patents

タンデムストリップクラッディング方法、装置及びシステム Download PDF

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Description

本発明と一致する装置、システム及び方法は、タンデムストリップ電極を用いるクラッディングに関する。
ストリップ電極を用いるクラッディングは当業界で知られている。典型的なストリップ電極は、大きいクラッディング面積であるが母材との低混合をもたらすそれらの大きい幅及び低い溶け込みのために、クラッディングのために使用される。これは特に、エレクトロスラグクラッディングに当てはまる。しかし、クラッディングプロセスは遅くなり得るので、クラッディング作業の効率を低下させる。溶着速度/率を増加させる試みのための努力が図られているが、これらの努力は適切なクラッディング作業に結びついていない。
本発明の例示的な実施形態は、第1及び第2のクラッディングヘッドが設けられたクラッディングシステム及び方法であり、各クラッディングヘッドは、共通の溶融パドルにそれ自体のそれぞれのクラッディング電極を送る。したがって、少なくとも2つのクラッディング電極が同じクラッディング作業で利用される。本発明の実施形態では、それぞれの各クラッディングヘッドは、それら自体のそれぞれの電源に接続される;及び/又は対応するクラッディング信号を使用する。
さらなる例示的な実施形態が、以下の記載、図面及び請求項に与えられる。
本発明の上述の及び/又は他の態様並びに特徴は、添付の図面を参照して本発明の例示的な実施形態を詳細に記載することによって、より明らかになるであろう。
図1は、本発明の例示的な実施形態でのクラッディングの概略図を示す。 図2は、本発明の例示的な実施形態でのクラッディングの他の概略図を示す。 図3は、本発明の例示的な実施形態でのクラッディングのさらなる概略図を示す。 図4は、本発明の例示的な実施形態によるクラッディング組立体の概略図を示す。 図5は、本発明の例示的な実施形態によるクラッディングシステムの概略図を示す。 図6は、1つの電極システムを本発明の実施形態と比較する例示の電流及び溶着速度データのグラフを示す。 図7は、1つの電極システムを本発明の実施形態と比較する例示の入熱及び溶着速度データのグラフを示す。
本発明の例示的な実施形態が、添付の図面を参照して以下に記載される。記載された例示的な実施形態は、本発明の理解を助けることが意図されるものであって、如何なる方法においても本発明の範囲を限定することが意図されるものではない。同様の参照数字は、全体を通して同様の要素を指す。
図1乃至3は、本発明の例示的な実施形態でのクラッディングの概略的な図を示す。本発明の例示的な実施形態では、第1の又は先行クラッディングヘッド101が、第2の又は後続クラッディングヘッド103の(移動方向の)上流に位置付けられる。それぞれのヘッド101及び103は、比加工物Wにクラッディング層Cを作るために、ストリップ電極(それぞれ、S1及びS2)をクラッドされることになる被加工物Wに送る。それぞれの電極S1及びS2は、共通の溶融パドルに接触する。この共通の溶融パドルは、先行クラッディングヘッド101及び電極S1によって最初に作られる。ヘッド101及び103は、それらが互いに対してタンデムである(縦に並ぶ)ように、配置される。言い換えると、本発明の例示的な実施形態では、それぞれの電極S1及びS2の側端部が、クラッディング方向において、互いに位置合わせされる。
本発明の実施形態で使用され得るクラッディングプロセスの例は、エレクトロスラグクラッディングである。本発明はこの点に限定されるものではない。
さらに、クラッディングヘッド101及び103は、既知の又はよく使われるクラッディングヘッドのように構成されることができる。これらのヘッドは、典型的には、被加工物をストリップ電極でクラッディングするために用いられる。
図1乃至3に示されるように、クラッディングヘッド101及び103の少なくとも1つは、クラッドされることになる被加工物表面に対して、角度を付けられることができる。図示された例示的な実施形態では、後続ヘッド103は、表面に対して角度を付けられて示される。この角度を付けることは、クラッディング作業を最適化するための溶融パドルへの後続電極S2の溶け込みに役立つことになる。さらに、ヘッド101及び103の少なくとも1つに角度を付けることは、ヘッドの接近が、それぞれのストリップが同じ溶融パドルに容易に向けられ得るようになることを可能とする。これは、以下により十分に論じられる。図1乃至3に示された例示的な実施形態では、後続ヘッド103が角度を付けられる一方、先行ヘッド101は被加工物Wに対して垂直に配置される。しかし、本発明の態様は、この形態に限定されない。例えば、先行ヘッド101が被加工物Wに対して角度を付けられる一方、後続ヘッドが被加工物Wに対して垂直に配置されることが考えられる。他の例示的な実施形態では、両方のヘッド101/103は、それらが被加工物Wに対して垂直であるように、角度を付けられる。すなわち、クラッディング電極は、被加工物Wの表面に対して垂直に溶融パドルに衝突する。代替的には、本発明の例示的な実施形態では、先行及び後続ヘッド101/103の両方が、被加工物Wの表面に対して角度を付けられることも考えられる。しかし、角度を付けることが増加するにつれて、クラッディング作業を開始することがより困難になることが留意されるべきである。
図3を参照すると、電極S1及びS2の先端の間の距離Zが、様々な操作パラメータに応じて変化し得る。しかし、距離Zは、電極S1及びS2が互いに接触することを防ぐために、0mmより大きくなるべきである。さらに、距離Zは、後続電極S2が先行電極S1と同じ溶融パドルと接触しないようにあまり大きくなるべきではない。本発明の例示的な実施形態では、距離Zは5から50mmである。さらなる例示的な実施形態では、距離Zは5から20mmの範囲内である
他の例示的な実施形態では、熱源、例えばレーザ装置が、先行ヘッド101と後続ヘッド103との間に配置される。熱源は、パドルが溶融状態に維持されることを確実にするように、パドルに入熱を提供する。このような実施形態では、電極S1とS2との間の距離Zは、増大され得る。もちろん、クラッディング電極の幅全体に渡って熱を維持することが必要とされるので、熱源は溶融パドルの幅に渡って提供されるべきである。例えば、熱源がレーザ又はプラズマである場合、熱源は、パドルをその幅に渡って溶融された状態に保つために溶接パドルの幅に渡って首を振って動かされるべきである。
図3にさらに示されるように、先行電極S1はXの突出量を有し、後続電極S2はYの突出量を有する。本発明の例示的な実施形態では、突出量X及びYは同じである。しかし、他の例示的な実施形態では、突出量X及びYは互いに異なる。例えば、電極S1の突出量Xは、電極S2の突出量Yより小さい。本発明の例示的な実施形態では、突出量Xは40から70mmの範囲内である一方、突出量Yは50から80mmの範囲内である。さらなる例示的な実施形態では、突出量Yは、突出量Xより約10mm小さい。もちろん、これらのパラメータは、所望の結果及び用いられる操作パラメータに応じて最適化され得ることが理解される。突出の長さが増加することによって、溶接部の希釈のレベルが減少するので、長い突出が有益であることが知られる。しかし、突出長さを増加させるとき、ストリップS1及びS2に蓄積される熱の量は増大され得る。ストリップの熱が高過ぎるとき、ストリップの円柱強度が低下され得るので、ストリップが座屈する。これは、非常に好ましくない。したがって、突出量を最適化するために、これらの因子のそれぞれが考慮されるべきである。
本発明の例示的な実施形態は、溶着速度を増大させることを提供しながら、10%以下の希釈レベルを提供することができる。
電極S1とS2との間の距離Zを変えることによって、突出量が変化し得ることが知られる。これらの多くは、それぞれのヘッド101及び103のサイズによって決定される。例えば、距離Zが増加するとき、ヘッド101及び103を被加工物Wのより近くに移動させることができるので、それぞれの突出距離X及びYは、減少され得る。
例示的な実施形態では、後続電極S2と表面との間の角度θは、15から90度の範囲内である。このように角度を付けることは、上述の利点を提要する。さらに、角度θが図3に後続電極S2に関連して示されているが、他の例示的な実施形態では、それは、被加工物Wの表面に対してθ角度を付けられる先行電極S1である。さらなる例示的な実施形態では、電極S1及びS2は、互いに対してβ角度を付けられる。例示的な実施形態では、電極間の角度βは、0から75度の範囲内であり、0度は、電極S1及びS2が、それらがパドルに衝突するとき、互いに本質的に平行であることを示す。さらなる例示的な実施形態では、電極間の角度βは、30と60度との間である。したがって、本発明の幾つかの例示的な実施形態では、両方の電極S1及びS2は、被加工物Wの表面に対して角度を付けられる。上記の議論では、角度測定値は、溶融パドルでの電極の衝突部における又は衝突部の近くの電極S1及びS2のそれぞれの角度に関して議論されていることが留意される。
本発明の例示的な実施形態では、電極S1及びS2は、サイズ及び化学的性質の両方において同一である。しかし、他の例示的な実施形態では、電極S1及びS2は異なり得る。例えば、電極S1及びS2は、クラッディング作業を最適化するために異なる厚さ及び/又は幅を有することが考えられる。例えば、先行電極S1が後続電極S2より広いように、段付構造又は層構造を有するクラッディングを提供することが望ましい。他の例示的な実施形態では、先行電極S1が後続電極S2と異なる化学的性質を有するように、その厚さに基づいて異なる物理的性質を持つクラッディングを提供することが望ましい。例えば、先行電極S1が309Lタイプのステンレス鋼であり得る一方、後続ストリップS2は316Lタイプのステンレス鋼であり得ることが考えられる。
図2は、本発明の他の例示的な実施形態を描き、磁気ステアリングプローブ105が先行ヘッド101と後続ヘッド103との間に置かれる。磁界及び磁気ステアリングの利用は、溶接作業の位置決め及び安定性に影響する ― 溶接作業によって発生する − 磁界を打ち消すように、スラグ溜め及び結果として生じる溶融堆積物を制御するとともに安定させるのに役立つことが溶接業界において一般的に知られている。プローブ105は、本発明の実施形態に対して同様に用いられる。具体的には、プローブ105は、2つのそれぞれのクラッディング作業を安定させるのに役立つ磁界を生成するために利用される。例えば、磁気プローブは、先行電極S1の後続電極S2への影響、及びその逆を減らすために使用され得る。本発明の例示的な実施形態では、プローブ105は、後続電極S2より先行電極S1の近くに配置される。これは、(以下により完全に説明されるように)幾つかの実施形態では、先行電極S1がより大きい磁界を生成するためである − 先行電極S1が後続電極S2より多くの出力を有するため。全体としては、プローブ105の位置決め及び制御は、安定したクラッディング作業を提供するように最適化されるべきである。他の例示的な実施形態では、磁気プローブは、溶接中、ストリップの側部に位置決めされる。外側のプローブの位置は、溶接パドルを溶接部の中心に引き込む磁界に干渉することによって、溶接パドルを平らにするとともに安定させるのに役立ち得る。
次に図4を見ると、本発明の例示的な実施形態によるクラッディング組立体200が示される。例示的な実施形態では、クラッディング組立体200は、被加工物Wに沿って動かされることができる、キャリッジタイプの設計であり得る。代替的には、クラッディング組立体200は、被加工物Wがクラッディング作業を実行するために組立体200に対して動かされるように、固定され得る。クラッディング組立体200は、クラッディング作業に対するユーザ制御部及び入力部を提供するように構成されるコントロールパネル201を含み得る。このようなコントロールパネル201は、当業界で知られており、電極送給速度、移動速度、溶接制御(出力、電流、電圧、等)、フラックス制御、等のようなものを制御することができる。組立体200はさらに、電極取付構造205を含むことができ、この電極取付構造205に、電極ロール207及び209が電極S1及びS2をヘッド101及び103に供給するために取付けられる。送給機構208及び210もまた、電極S1及びS2をヘッドに送給するために、組立体200に取付けられ得る。ロール207/209及び送給機構208/210の構成及び構造は、任意の既知の又は使用されている装置に従い得るが、本発明の実施形態はこの点に限定されない。さらに、本発明の態様は、ロール207/209及び送給機構208/210の物理的な構造又は位置によって限定されない。
組立体200のさらなる例示的な実施形態では、フラックスタンク209及び供給チューブ211を含むフラックス供給システムが、クラッディングプロセスにシールドフラックスを供給するために利用される。このようなフラックス供給システムは知られており、ここでは詳細に議論される必要はない。本発明の例示的な実施形態では、希釈レベルを最小化しながら、金属移行を保つ能力を有する、高速エレクトロスラグフラックスが利用され得る。
図4には明示的に示されていないが、磁気プローブ組立体(図2に示されるような)が必要に応じて組立体200に含められ得る。さらに、追加の例示的な実施形態では、フラックス及び/又はヒューム除去又はバキュームシステムが用いられ得る。例えば、フラックス抽出バキューム(図示せず)もまた、クラッディングプロセス中にフラックスを除去するために、組立体200に取付けられ得る。このようなシステムは、クラッディング及び溶接業界において知られている。
次に図5を見ると、クラッディングシステム300が描かれる。システム300の例示的な実施形態は、第1の電源301は先行ヘッド101に結合されるとともに第2の電源は後続ヘッド103に結合されるように、2つの別々の電源301及び303を有する。各電源のそれぞれは、それぞれの各電極S1及びS2が共通の溶融パドルに十分に供給されるとともに溶着されるように、それぞれのヘッドにクラッディング信号(電圧及び電流)を供給する。このような電源の構造及び動作は知られている。前に示されたように、電源301/303はエレクトロスラグクラッディング信号をヘッド101/103に供給することができる。本発明の例示的な実施形態では、それぞれの電源301/303は、コントロールパネル201を介して制御されることができる。さらに、追加の例示的な実施形態では、それぞれの電源301/303は、作業中、互いに通信する。例えば、各電源301/303のそれぞれは、クラッディングプロセスへの全入熱を制御するために、協働することが考えられる。さらに、後続ストリップS2より前に先行ストリップS1をスタートさせることは有益であり得る。このような実施形態では、電源301がクラッディング作業をスタートするとともに、溶接パドルが作られて安定化されるとすぐに、第2の電源303がクラッディング作業のためにスタートされる。本発明の例示的な実施形態では、第1及び第2の電源両方は、定電圧(“CV”)モードで作動される。本発明のさらなる例示的な実施形態では、オハイオ州クリーブランドのThe Lincoln Electric Companyによって製造されたPower Wave電源によって生成されるタイプのような、可変溶接波形が利用され得る。可変波形は、溶接作業中に負及び正電流のいずれか又は両方が変化され得る波形プロファイルを有し得る。本発明の1つの態様では、それぞれの電源301/303は、それぞれの電極S1及びS2に同じクラッディング信号(電圧及び電流)を供給する。しかし、追加的な実施形態では、第1の電源301によって供給される信号は、第2の電源303によって供給される信号と異なり得る。例えば、第1の電源301は、第2の電源303より高い出力(これは、例えば、より高い電流又は電圧、或いは両方の利用を通じて、実現され得る)の信号を提供することが考えられる。
本発明の例示的な実施形態では、先行電極は、後続電極より高い電流レベルを有する。このような構成は、先行電極が溶融パドルへの溶着の大半を実行することを可能にする一方、後続電極はその後でクラッディング作業に関して単により多くの材料を溶着するために使用される。本発明の例示的な実施形態では、後続電極は、先行電極のものより小さい100から800アンペアの範囲内である平均電流レベルを有する。他の例示的な実施形態では、後続電極は、先行電極のものより小さい250から600アンペアの範囲内である平均電流を有する。
図5は2つの別々の電源301/303を示しているが、本発明の実施形態は、電源が、2つの別個のハウジング等を有する2つの完全に分離した物理的なユニットであることを必要としていないことが留意される。別々の電源が1つの一体のハウジングに組み込まれ得ることが考えられるので、アイテム301/303は、1つの一体のユニット内の別々の電源システムを表す。別々の電源301/303は、必要に応じて、異なるパラメータを持つ出力信号を供給可能であるべきである。
前に簡単に論じられたように、ストリップ電極でのクラッディングは知られている。しかし、ある厚さのクラッディング層を作ろうとするとき、このようなプロセスは遅くなり得る。本発明の例示的な実施形態の利用は、同じ又は増加したレベルのクラッディング厚さを供給しながら、クラッディング速度の著しい増大を提供する。さらに、それ自身の専用の電源によって溶着される、後続電極の利用は、クラッディングの希釈レベルを安定させる。加えて、別々のクラッディングヘッドを伴う別々の電源の使用は、それぞれのヘッドが、通常の、又はそうでなければより低い出力レベルで作動することを可能にする − したがって、特定の溶着率に対して1つのヘッドを通る過度に高い電流に依存することの必要性を取り除く。このような高い電流は、クラッディング中のストリップの過度な加熱及び滑りを生じさせ得る。これらは、溶着されたクラッディング層の品質及び耐久性に悪影響を及ぼし得る。
本発明の実施形態を利用することに様々な利点があることが発見されている。例えば、入熱及び作業効率の向上が達成され得ることが発見されている。例えば、増加した溶着速度が、パドルへの全入熱における著しい又は有害な増加なしに、あるクラッディング厚さに対して達成され得ることが発見されている。さらに、タンデムクラッディング電極の使用が、シングル電極で達成されるものより大きい公称ビード幅をもたらし、したがって、増大した範囲をもたらすことが発見されている。
以下の表は、従来技術のクラッディング作業と比較した、本発明の例示的な実施形態に関するデータの概要を提供する。これらの表は、本発明の利点を示す。代表的な入熱計算が従来のkJ/mmの関係及びkJ/mmの関係で以下の表に示されていることが分かる。このkJ/mmの関係は、公称ビード幅を考慮するとともに全入熱をより多く代表する。参考に、以下の式が入熱計算のために使用された:
kJ/mm=(A×V×60)/(1,000×S)、ここで、
A=全平均電流、V=電圧、S=速度(mm/min)、及び
kJ/mm=(A×V×60)/(1,000×S×B)、ここで、
A=全平均電流、V=電圧、S=速度(mm/min)、及びB=公称ビード幅(mm)である。
本発明の例示的な実施形態では、ストリップ入熱は0.25から0.10kJ/mmの範囲内であり、他の例示的な実施形態では、ストリップ入熱は0.15から0.20kJ/mmの範囲内である。さらに、本発明の例示的な実施形態では、溶着速度は、1.00から1.50m/hrの範囲内である。加えて、本発明の例示的な実施形態では、クラッディングプロセスの移動速度は、20から40cm/minの範囲内である。本発明の他の代替実施形態では、移動速度は、25から35cm/minの範囲内である。
さらに、以下に示される電流データは、定電圧が利用されたので、平均電流である。
下の表1は、タンデムストリップ電極構成における6つの例示的な溶接パスからのデータの概要を提供する。
Figure 0006219822
全ての上述の溶接は、0.5mmの厚さを有する60mm幅の電極で行われ、電極は、EQ309L及びEQ316LOタイプ電極であったことが留意される。さらに、タイプES200フラックスが使用された。
以下の表2は、表1(上記)からの溶接番号3、4及び5をシングルクラッディング電極を使用するクラッディングと比較し、本発明の幾つかの利点を示す(シングルビード(以下)に関する全てのビード厚さ(ビード高さ)は、タンデムパスと同様の厚さである − 4.5から5mmの公称厚さ)。
Figure 0006219822
上記の表に示されるように、本発明の例示的な実施形態は、シングルクラッディング電極の使用に対して性能の向上を提供する。例えば、60mm幅ストリップに対する公称ビード幅が65mmから、70から72mmに改善され、したがってシングルパスに対してより広いビード及びより大きい範囲を提供した。シングルストリップ構成では、クラッディングヘッドは、クラッディングストリップに対するより高い送給速度において不安定になり得ることが留意され、これは、厚いクラッディング層を実現しようとするとき、送給速度、したがって移動速度を制限要因にさせ得る。
上記表に示されていない、本発明の他の例では、この向上したビード幅が示され得る。シングルストリップクラッディング作業では、60×0.5mmストリップがES200フラックスとともに使用された。1450アンペアの電流が、25ボルトで使用され、5mm厚クラッディング層が64mmの公称ビード幅及び10%希釈レベルで溶着された。しかし、先行ストリップが1250アンペアを使用し、後続ストリップが600アンペアを使用した、タンデムストリップ構成を使用するとき、同じビード厚さは72mmのビード幅とともに得られた。したがって、追加の400アンペアに対して、ビードの幅の12%の増加が達成された。この増加は、クラッディング作業中の適用時間の大幅な節約を作り出すことができる。
さらに、溶接番号5を見ると、35cm/mmの移動速度が、120mm幅電極の使用に対して全入熱0.01kJ/mmのわずかな増加のみ、及び溶接に必要とされるアンペアの量の全体的な減少(2400と比較して2250)とともに、1.47m/hrの溶着速度を伴って、得られたことが分かり得る。これはまた、電流及び入熱と比較したときの溶着速度データをグラフで示す図6及び7に見ることができる。このデータが示すように、本発明の例示的な実施形態は、シングルストリップ電極に対して利点を提供し、プロセスで消費されるエネルギの量を減少させながらそのように出来るとともに溶接部への全体の入熱の僅かな増加のみでそのように行う。さらに、図7は、タンデム構成において、溶着速度が増加するにもかかわらず、被加工物への全体の入熱が減少するということを予想外に示す。
さらに、タンデムクラッディング作業からの減少した入熱のために、クラッディングが、シングル電極で通常行われ得るよりも薄い被加工物に効果的に行われ得る。シングルクラッディング電極を使用するとき、入熱が高過ぎるので、より薄い被加工物(例えば50mm)は高い電流レベルにおいて反る。タンデムプロセスはより少ない全体の入熱を提供するので、高い電流レベルにおいてさえ、クラッディングが、より薄い被加工物で容易に実現され得る。
加えて、本発明の実施形態は、許容可能な希釈レベルを保ちながら、従来の方法に対して、より速いクラッディングを可能にする。クラッディング作業に対する移動速度が増加するので − 与えられた電流レベルに対して − クラッディング層の厚さは、薄くなるとともに希釈レベルは増加する。希釈レベルが増加するとき、クラッディングの化学的性質を制御する能力は減少し、これは不利である。
しかし、本発明の実施形態の上記態様のために、より厚いクラッディング層が、高い移動速度、且つシングルストリップクラッディング法に相当する電流レベル及び入熱レベルで、被加工物に溶着されることができる。さらに、クラッディング作業の移動速度が高いとしても、より厚いクラッディング層が形成される。したがって、本発明の実施形態は、既知のクラッディング法に対して大きな利点を提供する。さらに、本発明の実施形態は全電流入力を多数のヘッドに分けるので、いずれか1つのクラッディングヘッドが曝される最大電流はシングルヘッドのものより小さい。このために、本発明の実施形態は、電流及びクラッディング作業に対してより多くの制御を提供する。したがって、本発明の実施形態は、より少ないエネルギを使用し且つよりより有利な入熱プロファイルを提供しながら、より制御可能なクラッディング作業、化学的に妥当なクラッディング範囲(許容可能な希釈レベル − 例えば10%以下)を提供することができる。
本発明は、利用されることになるカーテン又はストリップ電極のタイプ或いは実行され得る溶接作業の種類によって限定されるものではなく、多くの異なる種類の溶接電極及び電極の組合せを用いて多くの異なる種類の溶接作業で使用され得ることが留意される。
本発明は特にその例示的な実施形態を参照して図示されるとともに説明されているが、本発明はこれらの実施形態に限定されるものではない。形態及び詳細における様々な変更が、以下の特許請求の範囲によって定められる本発明の精神及び範囲から離れることなしに、行われ得ることが当業者によって理解されるであろう。
101 先行クラッディングヘッド
103 後続クラッディングヘッド
105 磁気ステアリングプローブ
200 クラッディング組立体
201 コントロールパネル
205 電極取付構造
207 電極ロール
208 送給機構
209 電極ロール
210 送給機構
211 供給チューブ
300 クラッディングシステム
301 電源
303 電源
C クラッディング層
S1 電極
S2 電極
W 被加工物
X 突出量
Y 突出量
Z 距離
θ 角度
β 角度

Claims (19)

  1. 第1の電源からの第1のクラッディング信号を使用して被加工物に第1のストリップクラッディング電極を供給することができる第1のクラッディングヘッドと;
    第2の電源からの前記第1のクラッディング信号とは異なる第2のクラッディング信号を使用して前記被加工物に第2のストリップクラッディング電極を供給することができる第2のクラッディングヘッドと;
    前記第1及び前記第2のクラッディングヘッドの少なくとも一方に近接して配置される少なくとも1つの磁気ステアリングプローブと;を有し、
    各前記第1及び前記第2のクラッディングヘッドは、エレクトロスラグクラッディング作業中、各前記第1及び前記第2のストリップクラッディング電極を前記被加工物の同じ溶融パドルに供給するように、互いに対して位置付けられるとともに配向され、
    前記第1のストリップクラッディング電極は前記溶融パドルと第1の接触点で接触し且つ前記第2のストリップクラッディング電極は前記溶融パドルと第2の接触点で接触し、
    前記第1の接触点はクラッディング移動方向において前記第2の接触点の前にあり、
    前記第1及び前記第2のクラッディングヘッドの少なくとも一方は、前記第1及び前記第2のクラッディングヘッドの少なくとも一方に対応する前記第1又は前記第2のストリップクラッディング電極が90度以下の角度で前記溶融パドルに突き当たるように、前記被加工物に対して角度を付けられ、
    各前記第1及び前記第2のクラッディングヘッドは、各前記第1及び前記第2のストリップクラッディング電極が前記溶融パドルに接触しているとき、各前記第1及び前記第2のストリップクラッディング電極が異なる突出距離を有するように、配向され
    前記少なくとも1つの磁気ステアリングプローブは、前記クラッディング移動方向において前記第1のクラッディングヘッドと前記第2のクラッディングヘッドとの間に位置する
    クラッディング装置。
  2. 前記クラッディング装置は、前記被加工物に0.1から0.25kJ/mmの範囲で入熱、及び1から1.5m/hrの範囲の総溶着速度を提供する、
    請求項1に記載のクラッディング装置。
  3. 各前記第1及び前記第2のクラッディングヘッドは、各前記第1及び前記第2のストリップクラッディング電極が前記溶融パドルに垂直に前記溶融パドルに接触するように、配向される、
    請求項1又は2に記載のクラッディング装置。
  4. 前記第1及び前記第2のクラッディングヘッドは、前記第1と前記第2のストリップクラッディング電極との間の角度が0から75度の範囲にあるように、互いに対して角度を付けられる;及び/又は各前記第1及び前記第2のクラッディングヘッドは、各前記第1及び前記第2のストリップクラッディング電極が互いから5から50mmの範囲の距離をおいて前記溶融パドルに接触するように、配向される、
    請求項1乃至3のいずれか1項に記載のクラッディング装置。
  5. 各前記第1及び前記第2の電源は、それぞれの前記第1及び前記第2のクラッディングヘッドに、エレクトロスラグクラッディング信号を供給する、
    請求項1乃至4のいずれか1項に記載のクラッディング装置
  6. 前記第1及び前記第2の電源の動作を制御するように前記第1及び前記第2の電源それぞれに結合する制御システムをさらに有する、
    請求項乃至のいずれか1項に記載のクラッディング装置
  7. 前記第1及び前記第2の電源は、定電圧モードで動作する、
    請求項乃至のいずれか1項に記載のクラッディング装置
  8. 前記第1の電源は、前記被加工物に第1の電流を供給し、前記第2の電源は、前記被加工物に第2の電流を供給し、前記第1の電流は前記第2の電流より高い、
    請求項乃至のいずれか1項に記載のクラッディング装置
  9. 被加工物の溶融パドルに第1のストリップクラッディング電極を第1のクラッディングヘッドから供給するステップと;
    前記第1のストリップクラッディング電極に第1の電源から第1のクラッディング信号を供給するステップと;
    前記被加工物の前記溶融パドルに第2のストリップクラッディング電極を第2のクラッディングヘッドから供給するステップ
    前記第2のストリップクラッディング電極に、第2の電源から前記第1のクラッディング信号とは異なる第2のクラッディング信号を供給するステップと;
    前記第1及び前記第2のクラッディングヘッドの少なくとも一方に近接して少なくとも1つの磁気ステアリングプローブを配置するステップと;
    各前記第1及び前記第2のストリップクラッディング電極を前記被加工物の上にクラッディング層を作るために前記溶融パドルに溶着させるステップ;を有し、
    前記第1のストリップクラッディング電極は前記溶融パドルと第1の接触点で接触し且つ前記第2のストリップクラッディング電極は前記溶融パドルと第2の接触点で接触し、
    前記第1の接触点はクラッディング移動方向において前記第2の接触点の前にあり、
    前記第1及び前記第2のクラッディングヘッドの少なくとも一方は、前記第1及び前記第2のクラッディングヘッドの少なくとも一方に対応する前記第1又は前記第2のストリップクラッディング電極が90度以下の角度で前記溶融パドルに突き当たるように、前記被加工物に対して、角度を付けられ、
    各前記第1及び前記第2のストリップクラッディング電極は、前記溶着中、異なる突出距離を有し、
    前記少なくとも1つの磁気ステアリングプローブは、前記クラッディング移動方向において前記第1のクラッディングヘッドと前記第2のクラッディングヘッドとの間に位置する
    クラッディング方法。
  10. 第1及び前記第2のクラッディング信号の少なくとも一方は定電圧クラッディング信号である、
    請求項に記載のクラッディング方法。
  11. 記第1及び前記第2のクラッディング信号の少なくとも一方はエレクトロスラグクラッディング信号である、
    請求項9又は10に記載のクラッディング方法。
  12. 前記第1の電源は、第1の電流を有する前記第1のクラッディング信号を前記第1のストリップクラッディング電極に供給し、前記第2に電源は、第2の電流を有する前記第2のクラッディング信号を前記第2のストリップクラッディング電極に供給し、前記第1の電流は前記第2の電流より高い、
    請求項乃至11のいずれか1項に記載のクラッディング方法。
  13. 前記溶着中の前記被加工物への入熱が0.1から0.25kJ/mmの範囲であるとともに総溶着速度が1から1.5m/hrの範囲である;及び/又は前記溶着の移動速度が20から40cm/minの範囲である、
    請求項乃至12のいずれか1項に記載のクラッディング方法。
  14. 前記溶着は、10%以下の前記クラッディング層の希釈をもたらす、
    請求項乃至12のいずれか1項に記載のクラッディング方法。
  15. 各前記第1及び前記第2のストリップクラッディング電極は、前記電極が前記溶融パドルに垂直に前記溶融パドルに接触するように、配向される、
    請求項乃至14のいずれか1項に記載のクラッディング方法。
  16. 前記第1及び前記第2のストリップクラッディング電極は、前記第1と前記第2のストリップクラッディング電極との間の角度が0から75度の範囲にあるように、互いに対して角度を付けられる、
    請求項乃至15のいずれか1項に記載のクラッディング方法。
  17. 各前記第1及び前記第2のストリップクラッディング電極は、前記電極が互いから5から50mmの範囲の距離をおいて前記溶融パドルに接触するように、配向される、
    請求項乃至16のいずれか1項に記載のクラッディング方法。
  18. 前記第1のストリップクラッディング電極は、前記第2のストリップクラッディング電極と異なる化学的性質を有する、
    請求項乃至17のいずれか1項に記載のクラッディング方法。
  19. 前記第1のクラッディング信号は、前記第2のクラッディング信号の平均電流より高い、100から800アンペアの範囲の平均電流を有する、
    請求項乃至18のいずれか1項に記載のクラッディング方法。
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