JP6218215B2 - 果菜供給装置 - Google Patents
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Description
(1)受け具に載せたコンテナの上面開口部が、受け具が横向きから斜め下向きに傾倒するまで開閉蓋がコンテナ内に入り込んでいるため、コンテナを傾けても、果菜がコンテナ内で転がることがなく、果菜が傷つきにくい。
(2)果菜が傾倒途中でコンテナから転がり出ることがないため、果菜が傾倒途中にコンテナからこぼれ出ることもなく、果菜が傷つきにくい。
(3)開閉蓋に支承具を設けて、開閉蓋がコンテナ内に進入すると、支承具で果菜を支承できるようにした場合、コンテナの傾倒途中で果菜がコンテナ内で転がらず、傷つきにくい。また、開閉蓋を開くときも、果菜が支承具で支承されながら次第に転がり出るため、果菜が傷つきにきい。
(4)支承具をコンテナ内の果菜の重さに追従して変形可能なものとした場合、果菜に、支承具との接触による押し傷が付きにくい。
(5)開閉蓋を受け具に回転可能に取付ける回転軸に、開閉蓋と錘が、回転軸の軸線を挟んで反対方向に突設されているので、錘で開閉蓋のバランスをとりやすい。
(6)受け具に載せたコンテナが、横向きから斜め下向きまで傾倒させられるまでの間、コンテナの上面開口部からコンテナ内に入り込んで、コンテナからの果菜の転がり出しを防止できるようにしてあるため、果菜の傷つきを確実に防止できる。
(7)錘と開閉蓋の関係を、錘の重さW1と当該錘から回転軸までの距離L1を乗じた値と、前記蓋の重さW2と当該蓋の重心から回転軸までの距離L2を乗じた値が、W1×L1≦W2×L2となるようにしたので、少なくとも、受け具及びコンテナが横向きから斜め下向きまで傾倒させられるまでの間、開閉蓋がコンテナの上面開口部からコンテナ内に確実に入り込んで、コンテナからの果菜の転がり出しを確実に防止できるため、果菜の傷つきを防止できる。
本発明の果菜供給装置1は、みかん、オレンジ、キウイ、ピーマン、タマネギ等の果菜Aを、果菜自動選別装置の搬送コンベアXに自動的に供給するための装置である。ここでいう果菜自動選別装置は、各種果菜Aを色、傷の有無、形状、サイズ、糖度といった各種規格(等階級等)別に選別して、等階級別に仕分けして箱詰めできるようにするための装置であり、例えば、本件出願人が先に出願した果菜自動選別装置(特許第4920841号)等がある。果菜自動選別装置で選別する果菜Aは、作業者が一つずつ手作業で果菜載せ体という部材に載せる場合もあるが、本発明の果菜供給装置1は、コンテナB内に収容された果菜Aを一度に果菜自動選別装置の搬送コンベアXに送り出すための装置であり、その果菜は、比較的傷の付きにくい果菜の場合である。
本発明の果菜供給装置1の作用を、図3(a)〜(f)を参照して説明する。図3(a)〜(f)は、本発明の果菜供給装置1を、搬送コンベアXの手前側の台座E上に配置した状態の側面図である。受け具2の傾倒方向先方であって、回転軸7の中心軸Zよりも果菜自動選別装置側には、錘9を停止するストッパー13を設けてあり、搬送コンベアXと果菜供給装置1の間には、コンテナBから送り出された果菜Aが搬送コンベアXと果菜供給装置1の隙間から落ちないようにするための受け板Dが設けられている。受け具2を挟んで果菜自動選別装置側の反対側には、受け具2の錘受けFが設けられている。以下、詳細に説明する。
(2)図3(b)は、受け具2を搬送コンベアX側に向けて傾倒させた状態を示したものである。この段階では、錘9が回転軸7の中心軸Zよりも搬送コンベアX側に移動しており、錘9の自重が、開閉蓋3をコンテナBの上面開口部Cを閉塞する方向に働き、開閉蓋3が上面開口部Cよりも内側に進入している。このように作用することで、受け具2が90度以上傾倒しても、コンテナB内の果菜Aがこぼれ落ちることがない。また、開閉蓋3に設けられた支承具4によって果菜Aが支承されるため、コンテナB内で果菜Aが転がって衝突するようなこともない。
(3)図3(c)は、受け具2をさらに傾倒させた状態を示したものである。錘9が図3(b)の状態からさらに搬送コンベアX側に移動し、錘9の自重が、開閉蓋3をコンテナBの上面開口部Cを閉塞する方向にさらに大きく働き、開閉蓋3が上面開口部Cよりも内側に進入している。
(4)図3(d)は、受け具2をさらに傾けて、錘9をストッパー13に当接させた状態を示したものである。錘9がストッパー13に当接することによって、錘9はこれ以上動かなくなり、その力が開閉蓋3を開く方向に働いて、開閉蓋3が開き始める。このとき、開閉蓋3が開くことによって、コンテナB内の果菜Aが転がり始めるが、開閉蓋3の内面に支承具4が設けられているため、果菜Aが一気に転がり落ちることがない。
(5)図3(e)は、受け具2をさらに傾けて、コンテナB内の果菜Aを搬送ベルトX上に送り出し始めた状態を示したものである。錘9がストッパー13に当接した状態で、受け具2をさらに傾けているため、図3(d)の場合同様、錘9は動くことなく、開閉蓋3がさらに大きく開く。
(6)図3(f)は、受け具2をさらに傾けて、コンテナB内の果菜Aを搬送ベルト上に連続的に供給する(送り出す)状態を示したものである。錘9がストッパー13に当接した状態で、受け具2をさらに傾けているため、図3(d)(e)の場合よりも開閉蓋3がさらに大きく開く。図示は省略しているが、受け具2は、開閉蓋3が搬送ベルトX上の果菜Aの走行を邪魔しないよう、果菜Aが搬送ベルトX上に送り出され始めてからもさらに傾倒させるのが好ましい。
2 受け具
2a、2b 縦壁
3 開閉蓋
4 支承具
5 係止片
6 保持片
7 回転軸
8a、8b 軸支板
9 錘
10 棒材
11 鋼球
12 駆動体
13 ストッパー
A 果菜
B コンテナ
C (コンテナの)上面開口部
D 受け板
E 台座
G1 錘の重心
G2 開閉蓋の重心
L1 錘の重心から回転軸の中心軸までの距離
L2 開閉蓋の重心から回転軸の中心軸までの距離
W1 錘の重さ
W2 開閉蓋の重さ
X 搬送コンベア
Z 回転軸の中心軸
Claims (5)
- 果菜が収容されたコンテナを傾倒させて、当該コンテナ内に収容されている果菜を搬送コンベアに供給する果菜供給装置において、
コンテナを載せ降ろし可能な受け具と、受け具に載せたコンテナの上面開口部を開閉可能な開閉蓋と、開閉蓋の開閉を規制するストッパーと、受け具を横向きから斜め下向きまで傾倒させ、その反対に戻すことのできる駆動体を備え、
前記開閉蓋は前記受け具に回転軸により開閉可能に取付けられ、
前記回転軸に錘が取付けられ、
少なくとも前記受け具及び前記コンテナが前記駆動体により横向きから斜め下向きまで傾倒させられるまでの間、前記開閉蓋が前記コンテナの上面開口部からコンテナ内に入り込んで、コンテナからの果菜の転がり出しを防止することができ、
前記駆動体により前記受け具及びコンテナがさらに傾倒させられて前記錘が前記コンテナよりも先方まで傾いて前記ストッパーで支持され、前記開閉蓋が前記回転軸を支点として前記コンテナの外側に開いて前記上面開口部が次第に解放されてコンテナ内の果菜が外に転がり出すことができ、
前記受け具が前記駆動体により前記傾倒と反対方向に戻されて、前記錘が前記ストッパーから離れると、開閉蓋が錘の重さで前記回転軸を支点として戻り回転する、
ことを特徴とする果菜供給装置。 - 請求項1記載の果菜供給装置において、
開閉蓋の内面側に、受け具及びコンテナの傾倒時にコンテナ内に入って果菜を支承でき、受け具及びコンテナが戻り回転すると前記果菜の支承を解放する支承具を設けた、
ことを特徴とする果菜供給装置。 - 請求項2記載の果菜供給装置において、
開閉蓋の内面側に設けられた支承具は、コンテナ内の果菜の重さに追従して変形可能である、
ことを特徴とする果菜供給装置。 - 請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の果菜供給装置において、
錘と開閉蓋は回転軸の軸線を挟んで反対方向に突設され、
前記開閉扉は、受け具及びコンテナが駆動体により横向きから斜め下向きまで傾倒させられるまでの間、前記コンテナの上面開口部からコンテナ内に入り込んで、コンテナからの果菜の転がり出しを防止することができる、
ことを特徴とする果菜供給装置。 - 請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の果菜供給装置において、
受け具及びコンテナが駆動体により横向きから斜め下向きまで傾倒させられて錘が傾倒方向先方に設けられたストッパーに当接すると、開閉蓋が前記回転軸を支点として回転してコンテナの外に開き、
受け具及びコンテナが駆動体により逆方向に戻されて錘が前記ストッパーから離れて傾倒時と逆方向に戻されると、錘の自重でコンテナの上面開口部が閉塞される、
ことを特徴とする果菜供給装置。
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