JP5971786B1 - 容器反転機 - Google Patents

容器反転機 Download PDF

Info

Publication number
JP5971786B1
JP5971786B1 JP2016026794A JP2016026794A JP5971786B1 JP 5971786 B1 JP5971786 B1 JP 5971786B1 JP 2016026794 A JP2016026794 A JP 2016026794A JP 2016026794 A JP2016026794 A JP 2016026794A JP 5971786 B1 JP5971786 B1 JP 5971786B1
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
container
open container
open
horizontal axis
free end
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2016026794A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2017145088A (ja
Inventor
真太朗 山本
真太朗 山本
Original Assignee
有限会社 大河内
有限会社 大河内
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 有限会社 大河内, 有限会社 大河内 filed Critical 有限会社 大河内
Priority to JP2016026794A priority Critical patent/JP5971786B1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5971786B1 publication Critical patent/JP5971786B1/ja
Publication of JP2017145088A publication Critical patent/JP2017145088A/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Landscapes

  • Control And Other Processes For Unpacking Of Materials (AREA)

Abstract

【課題】選別した食品原料を仮貯留させる開放容器を載置させることができると共に、食品原料を衛生的に投入することができ、且つ小さな力で衛生的に食品原料を流出させることができる容器反転機を提供する。【解決手段】容器保持台200に開放容器500が載置された状態で、先方部34が開放容器の上方部に向かうように、竿部32が後方の横軸の回りに軸動され、位置固定竿400の自由端41が開放容器の上方部に向かうように、前方の横軸の回りに軸動され、先方部34と自由端41とが係止され、先方部又は自由端の少なくともいずれかが、開放容器500の上方部のみに係止され、選別された内容物が貯留されてから、容器保持台が前方の横軸の回りに軸動されて、開放容器が傾斜して内容物が流出されることを特徴とする容器反転機とした。【選択図】図1

Description

本発明は、選別した食品原料を仮貯留させる開放容器を載置させることができると共に、食品原料を衛生的に投入することができ、且つ小さな力で衛生的に食品原料を流出させることができる容器反転機に関する。
畑、田で生育された野菜・根菜等、海や川で採取された水産物等、肉類等が主要な食品原料とされている。しかし野菜等の食品原料は、付着した土等の異物を除去することも必要であり、また根菜類は、所定の大きさに切り刻むことも必要であり、最終調理の前に予め準備調理がされている。水産物の場合には、混入した砂や貝殻等の異物を除去し、肉類の場合には、骨や脂肪を除去することが行われている。
一方、大量に製造される加工食品は、常に一定の味を維持するために、所定量の食品原料がまとまってから、食品加工がされている。そのため、食品加工場では、複数の作業員が食品原料を小容器の中で少量ずつ、異物を取り除き、異物が混じっていない食品原料を大きな食品容器に移し替えて、所定量が貯まってから調理がされている。
例えば、佃煮食品の場合には、複数の作業員が、搬入された蛤等を小容器に移し替え、その小容器の中に入った蛤等を対象にして入念に点検し、砂や貝殻等を取り除く作業が行われている。そして、異物が入っていない蛤等を、所定量が仮貯留できる大きな食品容器に移し替えて、所定量が仮貯留されてから、食品容器が持上げられて食品原料が加工鍋に投入され、食品加工がされている。
食品容器には、準備調理がされた食品原料が、小容器から投入しやすいように、上部が開放された食品容器が使用されている。従来は、異物分別用の小容器としては底の浅い桶が使われ、上部が開放された食品容器としては大型の樽が使用されていた。所定の食品原料が貯留された大型の樽は、重量が重くなるため、複数の作業員が共同して食品加工鍋に投入する必要があり、また手を滑らせれば事故が発生する可能性もあった。
容器反転機の技術として、特許文献1には、小型の石油缶等の中程度の重量の容器から、内容物を他の容器に移送できる簡易回転移送機の技術が開示されている。特許文献1に記載の技術は、石油缶等を底部枠体に載置させ、容器の上方から押え板を介して蝶ネジにより容器を固定して、容器を傾斜させても容器が落下せず、内部の液体が容易に移送可能とされている。
特許文献1に記載の技術による場合には、容器の上部を押えて固定するための押え板が容器の上部に横断されているため、小容器から選別された食品原料を開放容器に投入する際に、食品原料が押え板に接し易いという課題があった。そして、食品原料が押え板に接した場合には、食品原料自体が汚れるだけでなく、食品原料が周囲に飛び散り、食品加工環境が不衛生になりやすかった。また、食品原料が押え板に接した場合には、黴が発生する可能性もあり清掃が必要となった。移送機と食品容器を清掃する際には、食品容器を移送機から外さなければ清掃することが困難であるため、日常の点検清掃作業に手間がかかることになるという課題があった。
一方、特許文献2にも、石油缶等の容器を載置させた容器から内容物を容易に取り出せる容器反転機の技術が開示されている。特許文献2の技術によれば、特許文献1の技術とは異なり、蝶ネジ等で容器上部を固定しなくてもよいため、容器を固定することが極めて容易であつた。しかし、特許文献2に記載の容器反転機は、上部に蓋板がある一斗缶、ドラム缶等の液体容器を押さえながら固定した状態で反転させて、内部の液体を流出させることを目的としているため、反転の際に液体容器が落下しないように、上部蓋板を押える、左右の上縁部保持枠を繋ぐ繋部材が必要であった。
特許文献2に記載の容器反転機の容器保持台に、開放容器を固定しないで置いただけの状態とし、上縁部保持枠が開放容器の上部を横断していない状態で、食品原料を開放容器に投入するようにすれば、食品原料を上縁部保持枠に接しないように投入できるため、衛生的であった。しかし、食品原料を開放容器に投入する際に、開放容器が容器保持台の上で固定されていないため、開放容器を載置させて食品を投入する状態が、不安定であるという課題があった。
特開平10−236655号公報 特開2015‐101463号公報
そこで、本願の発明者は、食品製造ラインに沿って設置可能であり、選別した食品原料を仮貯留させる開放容器を安定した状態に載置させることができると共に、食品原料を衛生的に投入することができ、且つ小さな力で食品原料を流出させることができる容器反転機を提供することを課題とした。具体的には、食品を選別しながら投入しやすいように、食品容器の上部が開放された開放容器であっても、開放容器の上部を遮る部材がなく、且つ容器を安定して保持することができる容器反転機を提供することを課題とした。更に、食品加工工場に既にある、形状が異なる開放容器であっても、保持することができる容器反転機を提供することを課題とした。
本発明の第1の発明は、上部が開放された開放容器が載置可能で、前記開放容器を傾けて内容物を流出させる容器反転機であって、上部に第1の横軸を有する本体枠と、前記開放容器を載置させる容器保持台と、前記容器保持台を傾斜させる操作ハンドルと、前記操作ハンドルの位置固定竿とを含み、前記容器保持台は、傾斜方向への滑落防止手段を含むと共に、その前方が第1の横軸に軸動可能に支持され、後端の位置に第2の横軸を有し、前記位置固定竿は第1の横軸に軸支され、前記操作ハンドルは、前記容器保持台の両側面に沿って前後に伸びる一対の竿部と、各々の前記竿部の後方部を繋ぐハンドル部とを有し、第2の横軸に軸支され、前記竿部には第2の横軸よりも先方に伸びる先方部が備えられ、前記容器保持台に前記開放容器が載置された状態で、前記先方部が前記開放容器の上方部に向かうように、前記竿部が第2の横軸の回りに軸動され、前記位置固定竿の自由端が前記開放容器の上方部に向かうように、前記位置固定竿が第1の横軸の回りに軸動され、前記先方部と前記自由端とが係止され、前記先方部又は前記自由端の少なくともいずれかが、前記開放容器の上方部のみに係止され、選別された前記内容物が貯留されてから前記操作ハンドルを持上げて、前記容器保持台が第1の横軸の回りに軸動されて、前記開放容器が傾斜して前記内容物が流出されることを特徴としている。
選別した内容物を投入させる開放容器は、上部が開放された容器であればよく、形状は限定されず、先方部と位置固定竿の自由端のいずれかを引っ掛ける突起が、側壁外面に形成されたものであってもよい。ここで内容物は異物の混入が許されない食品が好適であるが、限定されない。本体枠の形状も限定されず、骨組みを組み立てたものであっても、板体を組み立てたものであってもよいことは勿論のことである。
容器保持台は、開放容器の前方部が接した状態とされればよく、形状は限定されず、第2の横軸を開放容器の後方とさせるように、その側方部が開放容器の後方まで伸びていればよい。滑落防止手段は、容器保持台の前縁と、両側縁とに立設片が備えられる等、開放容器が側方又は前方に滑り落ちないように支えるものであればよく、形状・大きさは限定されない。容器保持台の後端の位置とは、最後端に限定されず、容器保持台の後端の近傍の位置であればよい。
前方の第1の横軸に軸支される操作ハンドルの位置固定竿の自由端と、後方の第2の横軸に軸支される操作腕部の先方部とが係止された状態では、側面視で容器保持台と、竿部と、位置固定竿とが三角形形状をなし、係止位置をなす三角形形状の頂点の位置がずれないように安定される。これにより、前記開放容器と容器反転機とは安定した状態に固定される。なお、竿部と位置固定竿とはいずれが内方とされてもよく、同一面となるように係止されてもよい。
また、先方部又は前記自由端は開放容器の上方部のみに係止されることにより、開放容器の上面を遮る部材がない状態となり、予め小容器で選別した内容物、例えば砂や貝殻のない状態の蛤等が投入しやすい。内容物の投入の際に、食品原料自体及び食品環境を汚すこともなく、また容器反転機も汚しにくく、衛生的に食品加工ができるという有利な効果がある。
本発明の第2の発明は、第1の発明の容器反転機であって、前記先方部又は前記自由端の少なくともいずれかが前記開放容器に係止された位置が、前記開放容器の中央よりも後方とされていることを特徴としている。
第2の発明によれば、前記先方部又は前記自由端が開放容器に係止された位置が、開放容器の中央よりも後方とされている。これにより、容器反転機のハンドル部を持ち上げるようにして、容器保持台を第1の横軸の回りに軸動させて開放容器を傾けても、開放容器がより前方に滑落しにくく、安定して保持され、内容物を安全に流出させることができる。
本発明の第3の発明は、第1又は第2の発明の容器反転機であって、前記先方部又は前記自由端の少なくともいずれかには、前記開放容器の側壁上部に引っ掛けられる鉤爪部が備えられていることを特徴としている。
第3の発明によれば、開放容器の側壁上部に鉤爪部が引っ掛けられた状態とされているため、仮に容器反転機が側方に揺動されても、容器反転機から開放容器が脱落せず安全に作業をすることができる。
本発明の第4の発明は、第1から第3の発明の容器反転機であって、前記容器保持台の後方の位置に、前記本体枠に転倒防止手段が備えられていることを特徴としている。
転倒防止手段は、作業場の床に固定させるボルト挿入穴を有する金属板等、金属鎖等の公知の固定手段であればよく、限定されない。第4の発明によれば、開放容器に多くの内容物を投入しておいて、開放容器を傾斜させるようにしても、容器反転機の後方が浮き上がることがなく、容器反転機が転倒せず、安全に作業をすることができる。
本発明の第5の発明は、第1から第4の発明の容器反転機であって、前記先方部と前記自由端とが相互に係止される係止部には、係止位置を複数の中から選択可能とさせる係止位置選択手段が備えられると共に、前記開放容器を前記容器保持台と前記係止部とに密着させる開放容器の高さ調整手段が備えられていることを特徴としている。
係止位置選択手段としては、先方部又は自由端のいずれかに複数の係止部が備えられ、他方にひとつの係止部が備えられていてもよく、いずれにも複数の係止部が備えられていてもよい。相互に係止される係止部とは、一方の係止部が軸体で、他方の係止部が軸体挿入穴であってもよく、いずれも軸体挿入孔とされ、他の軸体、例えばボルトが挿入されて係止されてもよい。
大きさの異なる食品容器を載置させる場合には、複数の係止位置選択手段の中から、開放容器の高さに適合した係止位置を選択して係止させるようにすればよいが、上下方向に僅かに遊びがある状態に載置される場合もある。しかし、開放容器の後方の底面を高さ調整手段により上げて、遊びをなくすことができる。高さ調整手段としては、容器保持台の底面下方からボルトを突き上げるようにして開放容器の底部を上げて、開放容器を容器保持台と前記係止部とに密着させるようにすればよいが限定されない。
第5の発明によれば、高さが異なる開放容器であっても、容器反転機に、上下方向に遊びがないように密着した状態に載置可能であり、既存の開放容器であっても、容器反転機に遊びがないように載置することが可能であり、内容物を安全に投入できると共に、流出させることができる。
本発明の第6の発明は、第1から第5の発明の容器反転機であって、第2の横軸の位置に付勢手段を備え、前記付勢手段は前記先方部を内方に向けて付勢していることを特徴としている。横幅が異なる開放容器を使い分ける場合には、容器保持台の両側縁に設けられた立設片の内法より開放容器の外幅の方が狭い場合もあり、そのような場合には容器保持台の上で左右方向に遊びが発生することがある。
第6の発明によれば、開放容器の外幅が前記容器保持台の横方向の内法よりも小さく、竿部の先方部が開放容器に引っ掛けられて、竿部が内方に傾く場合でも、付勢手段により竿部が容器保持台に押圧されて、竿部と容器保持台との間がぐらつかないようにされる。これにより、幅の異なる開放容器であっても、容器反転機に左右方向にぐらつかないように載置させることが可能であり、内容物を安全に投入できると共に、流出させることができる。
本発明の第1の発明によれば、開放容器と容器反転機とは安定した状態に固定され、開放容器の上面を遮る部材がない状態となり、予め小容器で選別した内容物、例えば砂や貝殻のない状態の蛤が投入しやすい。内容物の投入の際に、食品原料自体及び食品環境を汚すこともなく、また容器反転機も汚しにくく、衛生的に食品加工ができるという有利な効果がある。
本発明の第2の発明によれば、容器反転機のハンドル部を持ち上げるようにして、容器保持台を第1の横軸の回りに軸動させて開放容器を傾けても、開放容器がより前方に滑落しにくく、より安定して保持され、内容物を安全に流出させることができる。
本発明の第3の発明によれば、開放容器の側壁上部に鉤爪部が引っ掛けられた状態とされているため、仮に容器反転機が側方に揺動されても、容器反転機から開放容器が脱落せず安全に作業をすることができる。
本発明の第4の発明によれば、開放容器に多くの内容物を投入しておいて、開放容器を傾斜させるようにしても、容器反転機の後方が浮き上がることがなく、容器反転機が転倒せず、安全に作業をすることができる。
本発明の第5の発明によれば、高さが異なる開放容器であっても、容器反転機に、上下方向に遊びがないように密着した状態に載置可能であり、既存の開放容器であっても、容器反転機に遊びがないように載置することが可能であり、内容物を安全に投入できると共に、流出させることができる。
本発明の第6の発明によれば、横幅の異なる開放容器であっても、容器反転機に左右方向にぐらつかないように載置させることが可能であり、内容物を安全に投入できると共に、流出させることができる。
全体斜視図(実施例1) 食品容器の固定の説明図(実施例1) 容器反転の説明図(実施例1) 食品容器の固定の説明図(実施例2) 食品容器の固定の説明図(実施例3) 食品容器の固定の説明図(実施例4)
選別された内容物を、容器反転機の部材に支障されずに開放容器の中に投入できるように、開放容器の上部を横断する開放容器の押さえ部材をなくすと共に、開放容器が安定した状態で保持されるように、容器保持台の前方と後方から斜めに伸びる竿体と容器保持台とを、側面視で三角形形状をなすように組み、開放容器をその頂点で係止させて固定させるようにした。
実施例1では、図1から図3を参照して、ハンドル部の第2の横軸から前方に伸びる竿部の先方部に鉤爪部と突起が備えられ、第1の横軸部から後方に伸びる位置固定竿に前記突起に係合される孔が備えられた容器反転機1を説明する。図1は容器反転機1の斜視図を示し、図2は操作ハンドルと位置固定竿の構成を説明する説明図を示し、図3は開放容器から内容物を流出させる容器反転機の作用を説明する図を示している。
まず図1を参照して、容器反転機の全体構成を説明する。容器反転機1は、本体枠100と、容器保持台200と、操作ハンドル300と、位置固定竿400とからなっている。本体枠100は角パイプを溶接させた骨組からなっている。本体枠100の高さは、作業員が選別した内容物を、開放容器500に投入し易い高さとされ、作業員の作業姿勢に応じて適宜設定される。図1において右側となる本体枠100の上方前方には、本体枠を横断する第1の横軸をなす軸体10が設けられている。軸体10は金属の棒体からなり、本体枠の両側面に添着された板体11を横断するように設けられている。
容器保持台200は、本体枠100の上部を覆うように設けられ、開放容器500が載置可能とされ、その前縁には前縁立設片21が、左右各々の側縁には側縁立設片22が形成されている。容器保持台200の後方は、本体枠の後方上部を繋ぐ横繋材101に接して、下方に軸動しないように支持されている。容器保持台200の前方は、軸体10に軸支され軸動可能とされ、ハンドル部31が持上げられると、容器保持台200は軸体10の回りに軸動されて、開放容器500が前方に傾斜して、内容物が前方に流出されるようになる。
本体枠100の後方には、作業場の床に本体枠を固定させる平板体102が形成され、容器反転機1が前方に転倒することを防止する転倒防止手段とされる。本体枠100は、平板体102を介して前記床に固定されている。開放容器500が本体枠100より前方となるように軸体10の回りに軸動されて、傾斜されている状態では(図3(C)図参照)、開放容器500の中の内容物が流出されて軽い状態となり、前方に転倒する可能性は小さいが、本体枠100が作業床に固定されているため、より安全に内容物の流出作業をすることができる。
次に、図2を参照して、操作ハンドルの竿部32の先方部34と、位置固定竿400の構成を説明する。図2(A)図は、容器保持台の要部を斜視図により示し、図2(B)図は図2(A)図のA−A位置の断面図を示し、第2の横軸の構成を説明している。操作ハンドル300は、容器保持台200を左右から挟むように、容器保持台200の側面に沿って前後方向に伸びる竿部32と、左右の操作ハンドルの後方部を繋ぐハンドル部31とを備えている。容器保持台200の両側の側縁立設片22の後方部には、第2の横軸をなすように、外方に向けてねじ軸体23が溶着されている(図2(B)図参照)。ねじ軸体23には、竿部32の中央部に穿孔された孔が差し込まれて、竿部32が軸支され、外方にナット24が装着される。
ねじ軸体23から前方に伸びる竿部の先方部34は、細幅板体からなり、開放容器の側壁上部に引っ掛かるように、内方に向けて屈曲された鉤爪部33を備えている。先方部の外面には、外方に向けてねじ軸体35が備えられている。竿部32は、第2の横軸の位置で、上方が鈍角となるように屈曲され、更に第2の横軸から後方の位置で、下方が鈍角をなすように屈曲されている。このように屈曲されていることにより、ハンドル部31の高さが、作業員がハンドル操作しやすい高さとされ、ねじ軸体23の後方の竿部には水平部が備えられ、側方からでも作業員が操作し易いという効果が得られる。
第1の横軸には、操作ハンドルの位置を固定させる位置固定竿400の一端が軸支されている。位置固定竿400の他方の自由端41には、横方向に貫通される孔42(図2(A)図参照)が穿孔される。その孔42に、先方部外面のねじ軸体35が貫通されて、先方部34が開放容器の上方部に係止された状態で係止される。ねじ軸体35にナット36を装着させることにより、操作ハンドルの先方部34と位置固定竿の自由端41とが外れないように固定される。
操作ハンドルの先方部34と位置固定竿の自由端41とが係合されて、第2の横軸から前方の竿部32と、位置固定竿400と、容器保持台200の底面とは、側面視で三角形形状をなし(図3(B)図参照)、その上方の頂点の位置で開放容器の側壁上部に鉤爪部33が係止される。第2の横軸から前方の竿部32の長さは、位置固定竿400の長さよりも短くされ、鉤爪部33が開放容器500に係止された位置が、開放容器の前後方向の中央よりも後方とされる。
ここで、図3を参照して、容器反転機の使用方法を説明する。図3(A)図は、破線で示した開放容器500を載置していない状態の側面図を示し、図3(B)図は開放容器500を載置させた状態の側面図を示し、図3(C)図は容器保持台200を傾けて開放容器500から内容物を流出させている状態を示している。
操作ハンドルの竿部32の第2の横軸よりも先方に伸びる先方部34は、開放容器500を載置させていない状態では、容器保持台200の上面に沿って後方に伸びるように、操作ハンドル300が軸動されて収容されている。先方部34は、選別された内容物を投入させる開放容器500の中央部より後方に引っ掛かる長さとされているため、操作ハンドル300が収容された状態で、後方に突出される竿部32の長さは短く、作業員の移動の障害となりにくい(図3(A)図参照)。
容器反転機1に開放容器500を固定するには、容器反転機1の容器保持台200の前縁立設片21に、開放容器500の下方前面を接しさせるように載置させ、操作ハンドル300を第2の横軸をなすねじ軸体23の回りに、図1において時計回りに軸動させ、鉤爪部33を開放容器500の側縁の上部に引っ掛けるようにする。次に、位置固定竿400を軸体10の回りに、図1において時計回りに軸動させる(図3(A)図一点鎖線参照)。そして、位置固定竿の自由端41に穿孔されている孔42に、先方部外面のねじ軸体35を通して、ねじ軸体35にナット36を装着して、容器反転機1に開放容器500を固定させた状態とする(図3(B)図参照)。
作業員が一人で、開放容器500から内容物を流出させるには、容器反転機1の後方に立ち、操作ハンドルのハンドル部31を持上げるようにして、容器保持台200を前方に傾斜させる。作業員が二人で、開放容器から内容物を流出させるには、容器反転機1の側方に立ち、操作ハンドルの第2の横軸から後方に伸びた竿部32を持上げるようにして、容器保持台200を前方に傾斜させるようにすればよい。
実施例2では、高さが異なる開放容器であっても容器反転機に固定可能とさせる係止位置選択手段と、高さ調整手段とを備えた容器反転機2を、図4を参照して説明する。図4(A)図は、開放容器を載置していない状態の容器反転機2の側面図を示し、図4(B)図は、適合するようにされた設計高さの開放容器500を載置した状態の容器反転機2の側面図を示し、図4(C)図は、前記設計高さよりも低い開放容器501を載置させた状態の容器反転機2を説明する説明図であり、図4(D)図は高さ調整手段の構成を説明する説明図である。
容器反転機2は、実施例1と同一の構成の部分については、図4に実施例1と同一の符号を付して説明を省略している。容器反転機2は、軸体10に軸支され、後方に伸びている位置固定竿401の自由端に、位置固定竿401の長手方向に沿って複数の孔51が穿孔され、係止位置調整手段とされている。
容器反転機2に適合するようにされた設計高さの開放容器500は、自由端の外方のいずれかの孔51に、先方部34の外方のねじ軸体35が挿し込まれて、竿部32と位置固定竿401とが係止され、開放容器500が、鉤爪部33(図1参照)と容器保持台201とに接した状態で、安定した状態で固定される(図4(B)図)。
設計高さとは異なる開放容器501を固定するには、鉤爪部33を開放容器の側壁上部にあてがうように、位置固定竿401を軸体10の回りに軸動させ、位置固定竿の複数の孔51の中からねじ軸体35と係合可能な孔51を選択し、鉤爪部33を開放容器の側壁上部から浮かすようにして、係合可能な孔51を選択して、ねじ軸体35に挿入し係合させる(図4(C)図では開放容器を一転鎖線で示している)。図4(C)図では、設計高さよりも低い開放容器を固定させる場合を説明しているが、設計高さよりも高い開放容器を固定させる場合も同様にすればよい。
鉤爪部33を側壁上部から浮かした高さの寸法の隙間(α)が空き、開放容器の側壁上部と鉤爪部の下面とが接していない状態とされる。高さ調整手段は、この隙間をなくし、開放容器501が容器保持台と鉤爪部33に接した状態とさせる。高さ調整手段は、容器保持台201の後方部に備えられ、容器保持台の底板に溶着されたナット60と、ねじ軸体61とにより構成される。ねじ軸体61を締め込むことにより、ねじ軸体61の先端に開放容器の底面下部を接しさせたまま、容器保持台201から開放容器501を前記隙間の高さ(α)を持ち上げる。そうすると、その開放容器の側壁上部は鉤爪部33の下面に接した状態とされ、安定した状態で容器保持台201に固定される。開放容器の底面を上げる高さ調整手段の位置、形態が限定されないことは勿論のことである。
実施例3では、容器反転機に適合するように設計された開放容器500の外幅よりも狭い開放容器502であっても、適用させることが可能な係止位置調整手段を備えた容器反転機3を、図5を参照して説明する。図5(A)図は容器保持台201よりも外幅の狭い開放容器502を載置させた状態の斜視図を示し、図5(B)図は開放容器を載置していない第2の横軸の軸支部を示し、図5(C)図は幅の狭い開放容器502を載置させて、竿部32の上方を内方に傾けて、開放容器の側壁上部に鉤爪部33を引っ掛けた状態の第2の横軸を、図5(A)図A−A位置の断面図により説明する説明図である。
実施例3の容器反転機3は、第2の横軸の軸支部の構成を除き、実施例2の容器反転機2の構成と同様であるため、図5に実施例2と同一の符号を付して説明を省略している。実施例3の容器反転機3は、第2の横軸として、側縁立設片の後方に溶着されているねじ軸体25に、竿部32の外側と、ねじ軸体25に装着されているナット26との間に、付勢手段としてのコイルばね27が装嵌され、このコイルばね27が係止位置調整手段とされている。
開放容器が設計された外幅である場合には、コイルばね27は所定の長さに伸びたままとされ、操作ハンドルの竿部32は直立した状態とされている(図5(B)図参照)。開放容器が設計された横幅よりも狭い場合には、操作ハンドルの竿部32の上部を内方に傾けて、開放容器502の側壁上部に引っ掛けて係止させるようにする。そうすると、竿部32の下方が外方に押し出されるようにして、コイルばねに付勢された状態で、左右の側縁立設片の内側寸法が開放容器の外幅寸法よりも大きい隙間が、左右に振り分けられて、左右に均一の隙間(β)が空く状態で、開放容器502の水平方向位置が安定する。付勢手段は、コイルばね以外の付勢手段とされてもよく、第2の軸体だけでなく、第1の軸体に備えられてもよいことは勿論のことである。
実施例4では、開放容器の上方部に凸部係合部が形成され、操作ハンドルの竿部の先方部にも、位置固定竿の自由端にも孔が穿孔された容器反転機4を、図6を参照して説明する。図6は、容器保持台4に載置された開放容器の片側の側壁面の斜視図を示している。
容器反転機4の、操作ハンドルの竿部の先方部37と、位置固定竿の自由端43を除き、実施例1の容器反転機1と同一の構成とされているため、同一の構成の部分については説明を省略している。容器反転機4が適用される開放容器503の側壁上部の中央部近傍には、外方に向いてねじ軸体504が凸部係合部として形成されている。第2の横軸から前方に伸びる操作ハンドルの竿部の先方部37にはねじ軸体504を挿通させる孔38が形成され、第1の横軸から後方に伸びる位置固定竿の自由端43にもねじ軸体を挿通させる孔44が形成されている。
容器保持台の前縁立設片に開放容器の下方前面を接しさせるように載置させ、側壁上部のねじ軸体37に、先方部の孔38を挿通させ、位置固定竿の孔44を挿通させ、ねじ軸体504にナット36を装着させることにより、容器保持台200に開放容器503を固定させる。開放容器503と容器保持台200の底部との間に隙間があいている場合には、実施例2で示した高さ調整手段を適用して、隙間があかないようにすればよい。
(その他)
・実施例1では所定の大きさの開放容器に適合した容器反転機を説明し、実施例2では高さが異なる開放容器にも適用可能な容器反転機を説明し、実施例3では外幅が異なる容器反転機にも適用可能な容器反転機を説明し、実施例4では係止凸部を備えた開放容器に適用される容器反転機を説明した。これらを適宜組み合わせて適用してもよいことはもちろんのことである。
・今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって、制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の技術的範囲は上記した説明に限られず、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
1,2,3,4…容器反転機、
100…本体枠、200,201…容器保持台、300…操作ハンドル、
400,401…位置固定竿、500,501,502,503…開放容器、
504…ねじ軸体、
10…軸体、11…板体、21…前縁立設片、22…側縁立設片、23…ねじ軸体、
24…ナット、25…ねじ軸体、26…ナット、27…コイルばね、
101…横繋材、102…平板体、
31…ハンドル部、32…竿部、33…鉤爪部、34…先方部、35…ねじ軸体、
36…ナット、37…先方部、38…孔、
41…自由端、42…孔、43…自由端、44…孔、
51…孔、60…ナット、61…ねじ軸体、
α…隙間、β…隙間

Claims (6)

  1. 上部が開放された開放容器が載置可能で、前記開放容器を傾けて内容物を流出させる容器反転機であって、
    上部に第1の横軸を有する本体枠と、前記開放容器を載置させる容器保持台と、前記容器保持台を傾斜させる操作ハンドルと、前記操作ハンドルの位置を固定させる位置固定竿とを含み、
    前記容器保持台は、傾斜方向への滑落防止手段を含むと共に、その前方が第1の横軸に軸動可能に支持され、後端の位置に第2の横軸を有し、
    前記位置固定竿は第1の横軸に軸支され、
    前記操作ハンドルは、前記容器保持台の両側面に沿って前後に伸びる一対の竿部と、各々の前記竿部の後方部を繋ぐハンドル部とを有し、第2の横軸に軸支され、
    前記竿部には第2の横軸よりも先方に伸びる先方部が備えられ、前記容器保持台に前記開放容器が載置された状態で、前記先方部が前記開放容器の上方部に向かうように、前記竿部が第2の横軸の回りに軸動され、前記位置固定竿の自由端が前記開放容器の上方部に向かうように、前記位置固定竿が第1の横軸の回りに軸動され、前記先方部と前記自由端とが係止され、前記先方部又は前記自由端の少なくともいずれかが、前記開放容器の上方部のみに係止され、選別された前記内容物が貯留されてから前記操作ハンドルが持ち上げられて、前記容器保持台が第1の横軸の回りに軸動されて、前記開放容器が傾斜して前記内容物が流出されることを特徴とする容器反転機。
  2. 前記先方部又は前記自由端の少なくともいずれかが前記開放容器に係止された位置が、前記開放容器の中央よりも後方とされている、
    ことを特徴とする請求項1に記載の容器反転機。
  3. 前記先方部又は前記自由端の少なくともいずれかには、前記開放容器の側壁上部に引っ掛けられる鉤爪部が備えられている、
    ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の容器反転機。
  4. 前記容器保持台の後方の位置に、前記本体枠に転倒防止手段が備えられている、
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか一項に記載の容器反転機。
  5. 前記先方部と前記自由端とが相互に係止される係止部には、係止位置を複数の中から選択可能とさせる係止位置選択手段が備えられると共に、前記開放容器を前記容器保持台と前記係止部とに密着させる開放容器の高さ調整手段が備えられている、
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか一項に記載の容器反転機。
  6. 第2の横軸の軸端部には、前期竿部の水平位置を調整させる係止位置調整手段が備えられ、
    前記係止位置調整手段が、竿部が直立した状態でも、内方に傾いた状態でも遊んだ状態とならないように竿部を内方に付勢させる付勢手段である、
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれか一項に記載の容器反転機。
JP2016026794A 2016-02-16 2016-02-16 容器反転機 Active JP5971786B1 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016026794A JP5971786B1 (ja) 2016-02-16 2016-02-16 容器反転機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016026794A JP5971786B1 (ja) 2016-02-16 2016-02-16 容器反転機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP5971786B1 true JP5971786B1 (ja) 2016-08-17
JP2017145088A JP2017145088A (ja) 2017-08-24

Family

ID=56701694

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016026794A Active JP5971786B1 (ja) 2016-02-16 2016-02-16 容器反転機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5971786B1 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN108622672A (zh) * 2018-07-20 2018-10-09 伊川县东风磨料磨具有限公司 一种熔融合成刚玉凝固包自动翻转装置

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5155576U (ja) * 1974-10-23 1976-04-28
JPS6134536U (ja) * 1984-08-02 1986-03-03 洋治 中島 固定せる脚及ハンドル付、石油缶の液体状の内容物の流出を調整する枠
JP2014214017A (ja) * 2013-04-30 2014-11-17 日本協同企画株式会社 果菜供給装置
JP2015101463A (ja) * 2013-11-27 2015-06-04 有限会社 大河内 容器反転機

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5155576U (ja) * 1974-10-23 1976-04-28
JPS6134536U (ja) * 1984-08-02 1986-03-03 洋治 中島 固定せる脚及ハンドル付、石油缶の液体状の内容物の流出を調整する枠
JP2014214017A (ja) * 2013-04-30 2014-11-17 日本協同企画株式会社 果菜供給装置
JP2015101463A (ja) * 2013-11-27 2015-06-04 有限会社 大河内 容器反転機

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN108622672A (zh) * 2018-07-20 2018-10-09 伊川县东风磨料磨具有限公司 一种熔融合成刚玉凝固包自动翻转装置
CN108622672B (zh) * 2018-07-20 2024-01-05 伊川县东风磨料磨具有限公司 一种熔融合成刚玉凝固包自动翻转装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2017145088A (ja) 2017-08-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7322573B1 (en) Apparatus designed for fileting of fish
US8820222B2 (en) Cooking pan with strainer
US20130037553A1 (en) Cooking vessel and utensil
US20110247504A1 (en) Perforated vessel for food preparation
US20180078088A1 (en) Baking apparatus
US7610864B2 (en) Support table assembly for food product breading machine
JP5971786B1 (ja) 容器反転機
FR3056392A1 (fr) Housse interne en matière synthétique pour utilisation comme couverture stérile de l’intérieur d' un bac de transport rectangulaire, ensemble comprenant la housse interne, procédé de préparation stérile d’un bac de transport rectangulaire
US20170020341A1 (en) Multi-function kitchen utensil
US20070210094A1 (en) Container and cookware apparatus providing rest support for utensils
GB2505914A (en) Chopping board with aperture on a raised support
GB2449687A (en) Chef's chopping tray
US3534677A (en) Frying basket
US20150313412A1 (en) Food Product Cooking Basket
US1712161A (en) French fryer
US3236385A (en) Tray for fried foods
US20130291789A1 (en) Apparatus and method for battering and breading food items
US3255905A (en) Utility cart
US614827A (en) Apparatus for draining dishes
US1022245A (en) Cooking utensil.
US980246A (en) Cooking utensil.
US20140141143A1 (en) Food Processing Apparatus
FR3058880A1 (fr) Procede et dispositif de restauration a table
US1125581A (en) Cooking utensil.
US6935512B1 (en) Shortening saver

Legal Events

Date Code Title Description
A975 Report on accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971005

Effective date: 20160630

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20160705

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20160707

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5971786

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150