JP6218103B2 - 浴室設置用の機能ユニット - Google Patents

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Description

本発明は、たとえば浴槽洗浄用の機能ユニットなど、浴室に設置されて用いられる浴室設置用の機能ユニットに関する。
本出願人は、浴室設置用の機能ユニットの一例として、特許文献1に記載されたものを先に提案しており、これを図4に示す。
同図に示す機能ユニットUeは、浴槽洗浄用の機能ユニットであり、ケース1e内に通水路2eが組み込まれてユニット化されている。通水路2eは、湯水の流入口20に供給されてきた湯水を一定の経路で流通させるものであるが、その途中には、通水路2e内に洗剤を投入するための洗剤投入用弁30が設けられ、流出口21からは洗剤液(洗浄水)が流出するように構成されている。この洗剤液は、浴槽に設置された洗浄用のノズルに供給され、このノズルから浴槽に向けて噴射される。
機能ユニットUeにおいては、通水路2eの上流側が下流側よりも負圧になった際に通水路2e内に生じる逆流水を通水路2eの外部に逃がすための逃がし弁5eも設けられている。一方、ケース1eの底壁部10cには、逆流水用の排出口9が設けられており、この排出口9と逃がし弁5eとが配管部材7eを介して接続されている。このような構成によれば、逆流水を逃がし弁5eから排出口9に導き、ケース1eの外部に適切に排出することが可能である。
しかしながら、前記従来技術においては、次に述べるように、未だ改善すべき余地があった。
すなわち、逃がし弁5eは、ケース1e内の上部寄りの位置に配される場合があるが、このような場合には、逃がし弁5eから排出口9までの距離Lが長くなる。したがって、これらの間を繋ぐ配管部材7eは長寸法となる。このことは、配管部材7eのコスト増、重量増を招く他、ケース1e内への配管部材7eの組み付け作業の煩雑さをも招く。また、ケース1e内における配管部材7eの占有スペースの割合も比較的大きくなるため、ケース1e内に他の機器を組み付け際の邪魔になるといった虞もある。したがって、このようなことが適切に解消することが要望される。
特許第4967836号公報
本発明は、前記したような事情のもとで考え出されたものであり、通水路に生じる逆流水をケースの外部に排出する構造の簡素化ならびに合理化を図り、製造コストなどの点で従来よりも好ましいものとすることが可能な浴室設置用の機能ユニットを提供することを、その課題としている。
上記の課題を解決するため、本発明では、次の技術的手段を講じている。
本発明により提供される浴室設置用の機能ユニットは、流体機器を用いた通水路が、ケース内に組み込まれた構成を有し、前記流体機器として、前記通水路の上流側が下流側よりも負圧になった際に前記通水路内に生じる逆流水を前記通水路外に逃がすための逃がし弁を有し、この逃がし弁は、前記ケースに設けられた逆流水用の排出口に配管接続されていることにより、前記排出口から前記ケースの外部に逆流水を排出可能とされている、浴室設置用の機能ユニットであって、前記ケースは、起立状の背面壁部の外周縁部から正面視枠状の壁部が前方に突出した前面開口状のケース本体と、このケース本体の前面開口部分を塞ぐ前面カバーとが組み合わされて構成され、前記ケース本体の背面壁部には、この背面壁部から前記ケース本体の前方側に突出する筒状部が一体成形され、この筒状部の孔部が前記逆流水用の排出口とされ、かつ前記筒状部には、前記逃がし弁と前記排出口との接続を図るための配管部材の一端が嵌合接続されていることを特徴としている。
このような構成によれば、逆流水用の排出口は、ケースの底壁部には設けられておらず、ケースの起立状の背面壁部に設けられているために、この排出口と逃がし弁との相互間の距離を小さくすることができる。したがって、逃がし弁と排出口とを接続する配管部材の小寸法化や軽量化が可能となり、その部品コストを廉価にすることもできる。また、前記配管部材の取り廻しも容易となるため、ケース内への組み付け作業性も良好となり、製造コストを一層廉価にすることができる。さらに、配管部材の小寸法化を図ることができれば、その分だけケース内に余裕の空間部を確保するといったことが可能となり、他の機器類の組み付けの容易化なども図られる。
さらにこのような構成によれば、逃がし弁と排出口との配管接続が容易となる。また、ケースの背面壁部に設けられた筒状部は、ケースを樹脂成形する際の金型の抜き方向と一致するために、その成形も容易である。
本発明において、好ましくは、前記ケースの前記起立状の壁部の外面には、前記排出口の形成位置から下向きに延びた排水ガイド溝が設けられており、前記排出口を通過した逆流水は前記排水ガイド溝内を下向きに流れるように構成されている。
このような構成によれば、排出口を通過してケースの外部に流出した逆流水は、排水ガイド溝によりガイドされて下向きに流れることとなり、逆流水がケースの外面を伝って思わぬ方向に流れることは適切に防止される。
本発明において、好ましくは、前記排水ガイド溝は、少なくとも前記起立状の壁部の下縁部まで延びている。
このような構成によれば、逆流水がケース下方の所定位置に流れることを確実化することができる。
本発明において、好ましくは、前記排水ガイド溝は、前記ケースの底壁部の下面領域に廻り込んだ状態に設けられ、かつ前記底壁部の下面領域においては、前記排水ガイド溝の終端壁部および幅方向両側壁部が上下方向に起立している。
このような構成によれば、逆流水をケースの直下に流れ落とすことが可能となる。また、逆流水がケースの底壁部の下面領域まで進行した後には、排水ガイド溝の上下方向に起立した終端壁部および幅方向両側壁部を下向きに伝って下方に流れ落ちることとなり、逆流水が流れ落ちる位置がより安定する。逆流水が底壁部の下面の他の領域に広がっていくことも適切に防止される。
本発明のその他の特徴および利点は、添付図面を参照して以下に行なう発明の実施の形態の説明から、より明らかになるであろう。
本発明に係る浴室設置用の機能ユニットの一例を示し、(a)は、一部破断正面図であり、(b)は、(a)のIb−Ib拡大断面図であり、(c)は、(a)の要部背面図((b)の矢視Ic)である。 (a),(b)は、図1に示す浴室設置用の機能ユニットの概略構造説明図である。 (a)は、本発明の他の例を示す要部断面図であり、(b)は、(a)の矢視IIIbの図である。 従来技術の一例を示す一部破断正面図である。
以下、本発明の好ましい実施の形態について、図面を参照して具体的に説明する。
図1および図2に示す浴室設置用の機能ユニットUは、浴室洗浄装置の構成要素として用いられるものであり、洗剤液(洗浄水)を生成し、かつこの洗剤液を浴槽に設置された洗浄ノズルに送り出すものである。この機能ユニットUは、浴室内のうち、浴槽と浴槽エプロンとの隙間、あるいは浴槽と浴室の壁部との隙間などに設置される。
機能ユニットUの全体の基本的な構成は、図4に示した特許文献1に記載の機能ユニットUeと同様である。したがって、これと共通する部分については簡単に説明する。
機能ユニットUは、ケース1内に通水路2が組み込まれた構成を有している。
ケース1は、樹脂製のケース本体10と、前面カバー11(図1ではその一部分のみを示している)とを組み合わせたものである。ケース本体10は、正面視矩形状の背面壁部10aと、この背面壁部10aの外周縁部から前方に突出する正面視枠状に繋がった複数の壁部10b〜10eを有する前面開口状である。複数の壁部10b〜10eは、より詳細には、上壁部10b、底壁部10c、および両側壁部10d,10eである。前面カバー11は、矩形プレート状であり、ケース本体10に対してその前面開口部を塞ぐようにビス止めされる。
通水路2には、洗剤投入用弁30が接続されており、給湯機などから流入口20に供給されてきた湯水に洗剤を混入させることにより洗剤液(洗浄水)を生成可能である。この洗浄水は、流出口21から浴槽洗浄用の洗浄ノズルに向けて送出可能である。洗剤投入用弁30には、別途設けられている洗剤タンクから洗剤導入口31を介して供給される。このような洗浄水の生成処理および洗浄ノズルへの送出を適切に行なうための手段として、通水路2には、フィルタ40、水量調整弁41、流量センサ42、注湯電磁弁(開閉弁)43、逆止弁44a,44b、逃がし弁5、逆止弁46a,46b、および排水弁47などの流体機器が設けられている(図2(a)も参照)。
逃がし弁5は、図1(a)に示すように、本実施形態では、注湯電磁弁43に付属した弁として構成されている。この点は、逆止弁44a,44bも同様である。逃がし弁5は、図2(a)に示すように、通水路2のうち、逆止弁44a,44bの相互間の流路2aに分岐接続された1次流路51、弁体50を介して1次流路51との遮断が可能な2次流路52、および通水路2の上流側の圧力Paが圧力導入管59を介して供給された圧力室53を備えている。通水路2が正常な際には、圧力室53の圧力Paにより弁体50が閉状態となり、1次流路51から2次流路52への通水はない。これに対し、通水路2の上
流側が下流側よりも負圧となり、逆流水を生じる異常が生じた場合には、圧力室53の弁体50に対する押圧力がバネ54の押圧力よりも小さくなる結果、図2(b)に示すように、弁体50が開状態となる。このことにより、通水路2における逆流水を逃がし弁5の2次流路52に流れ込ませ、この2次流路52から通水路2の外部に逆流水を排出することができる。
前記した逆流水を逃がし弁5からケース1の外部に排出させるための手段として、図1に示すように、ケース1の背面壁部10aには、逆流水用の排出口18を形成する筒状部17が設けられている。さらに、ケース1の背面壁部10aや底壁部10cには、排水ガイド溝6が一連に設けられている。
筒状部17は、管継手部としての役割を果たす部分であり、背面壁部10aからケース1の前方に向けて突出するようにして背面壁部10aに一体成形されている。この筒状部17の孔部が排出口18である。筒状部17には、逃がし弁5に接続された配管部材7の一端が嵌合接続されており、逃がし弁5の2次流路52に流れてきた逆流水は、配管部材7を介して排出口18に導かれるように構成されている。配管部材7は、好ましくは、可撓性を有する樹脂製あるいはゴム製などのホースである。
排水ガイド溝6は、図1(b),(c)に示すように、排出口18の形成箇所から下向きに延びており、この排水ガイド溝6の下部側は、背面壁部10aの下縁部に達し、さらにはケース1の底壁部10cの下面部まで廻り込んでいる。排水ガイド溝6の終端壁部60は、たとえば底壁部10cの下面部の前後幅方向の略中央に位置している。排水ガイド溝6は、ケース1の外面の一部が部分的に窪んだ凹溝状として形成されている。ケース1の底壁部10aの下面部においては、排水ガイド溝6の終端壁部60および幅方向両側壁部61は、互いに繋がり、かつ上下方向に起立している。
排水弁47は、機能的には逃がし弁に相当するものであるが、本実施形態においては、この排水弁47に本発明が意図する逆流水のガイド手段は適用されていない。この排水弁47は、逆止弁46aに一体的に形成(または連結)されてこの逆止弁46aに連動した弁開閉動作を行なうものであり、逆止弁46aの位置に湯水の逆流が生じて逆止弁46aの弁本体が上流側に移動した際には、これに連動して排水弁47が開状態となり、逆流水を外部に逃がすものである。排水弁47からの逆流水の排出は、管体29を介して行なわれる。管体29は、ケース1の底壁部10cに設けられた開口部15に下端が差し込まれたものである。排水弁47は、ケース1内のかなり低い位置に設けられているために、管体29の寸法は短くすることができ、本発明が意図する逆流水の排水構造を適用しなくてもとくに支障はない(背景技術の欄で述べたような不具合は、この排水弁47においては生じ難い)。
なお、逃がし弁5による逆流水の排出は、排水弁47による逆流水の排出だけでは不十分な場合、あるいは何らか事情により排水弁47による排水が困難となったような場合になされる。
次に、前記した浴室設置用の機能ユニットUの作用について説明する。
まず、逆流水用の排出口18は、ケース1の背面壁部10aに設けられているために、この排出口18と逃がし弁5とを繋ぐ配管部材7の長さを短くし、その軽量化や部品コストの低減を図ることができる。また、配管部材7の長さが短ければ、その取り廻しが容易となり、配管部材7の組み付け作業も容易となる。排出口18に対する配管部材7の接続は、この配管部材7の一端部を筒状部17に嵌合させることにより簡単に行なうことが可能である。その際の配管部材7の嵌合方向は、ケース本体10の前面開口部側からケース本体10の奥部に向かう方向であるため、その作業は一層容易となる。さらに、配管部材
7の長さを短くすることができれば、ケース1内に余裕のスペースを確保するといったことが可能となり、他の機器の組み付け作業が容易となる効果も期待できる。このようなことから、機能ユニットUの生産性が向上する。筒状部17は、ケース本体10を樹脂成形する際の金型の抜き方向と一致するために、その成形も容易である。
一方、逃がし弁5から配管部材7を介して排出口18に到達した逆流水は、ケース1の外部に流出した後に、排水ガイド溝6内を通って下向きに流れ、排水ガイド溝6によってケース1の底壁部10cの下面部までガイドされる。したがって、逆流水がケース1の背面壁部10aの外面を伝って思わぬ方向に流れるといったことは適切に防止される。底壁部10cの下面部においては、排水ガイド溝6の終端壁部60や両側壁部61が互いに繋がって上下方向に起立しているために、逆流水が底壁部10cの下面の他の部分に伝っていくことも適切に防止される。したがって、逆流水が流れ落ちる位置はより安定する。
排水ガイド溝6の終端壁部60は、底壁部10cの下面の幅方向略中央部に位置しているために、逆流水をケース1の直下に流れ落とすことが可能である。一方、管体29からもケース1の直下に逆流水が流れ落ちるように設定されている。したがって、排水ガイド溝6を伝う逆流水と、管体29から排出される逆流水とが流れ落ちる位置を揃えることができる。これは、ケース1から排出される逆流水が浴室内の床面上に広く拡がって流れるといったことを防止する上で好ましい。
このように、本実施形態では、逃がし弁5からの逆流水をケース1の背面壁部10aに沿わせて下向きに流れさせるようにしているが、排水ガイド溝6の作用により、逆流水を所望の位置にガイドし、適切な排水処理が可能である。
図3は、本発明の他の実施形態を示している。同図において、前記実施形態と同一または類似の要素には、前記実施形態と同一の符号を付している。
図3に示す実施形態においては、逆流水用の排出口18が、単なる開口孔として形成されており、前述した筒状部17に相当する部位は設けられていない。配管部材7は、排出口18に挿通され、かつ排出口18の内周縁に係合するリング状の位置決め部材70を用いて背面壁部10aへの固定が図られている。排水ガイド溝6は、排出口18よりも高い部分から下向きに延びるように形成されており、実質的には、この排水ガイド溝6の奥壁部63に排出口18が設けられた格好となっている。
本実施形態においても、前記実施形態と同様に、配管部材7内を流れてきた逆流水を排水ガイド溝6によってガイドし、ケース1の外面の広い領域に拡がらないようにすることが可能である。なお、本実施形態においては、逆流水は排出口18から外部に流出しておらず、逆流水は排出口18に通された配管部材7の先端から外部に流出する構造とされているが、このような構造も本発明が意図する構造に含まれる。
本発明は、上述した実施形態の内容に限定されない。本発明に係る浴室設置用の機能ユニットの各部の具体的な構成は、本発明の意図する範囲内において種々に設計変更自在である。
本発明でいう逃がし弁は、通水路の上流側が下流側よりも負圧になった際に通水路内に生じる逆流水を通水路外に逃がす機能を有するものであればよい。上述の実施形態における排水弁47(逃がし弁)またはこれに類する弁がケース内の比較的高い位置に配されている場合には、この排水弁47またはこれに類する弁からの逆流水の排出手段として、本発明が意図する構造を採用することが可能であり、この場合も本発明の技術的範囲に包摂される。
排水ガイド溝については、ケースの外面に窪みを生じた凹溝として形成することに代えて、次のような構成とすることもできる。すなわち、ケースの外面に互いに間隔を隔てた2条の凸状部を形成し、これら2条の凸状部に挟まれた部分を排水ガイド溝としてもよい。排水ガイド溝は、ケースの底壁部の下面まで延びた状態に設けることが好ましいものの、これに限定されず、それよりも短くてもよい。排水ガイド溝は、排出口から下向き(真下に限らず、多少は斜めに傾いていてもよい)に延びて形成されていればよい。なお、排水ガイド溝の上端が排出口である必要はなく、この点は図3(b)の構成からも理解できる。
本発明でいう浴室設置用の機能ユニットは、浴室に設置されて使用される機能ユニットであり、浴槽洗浄に用いる洗浄水を生成するものに限定されない。たとえば、ジェットバス用のポンプを備えた通水路をケース内に組み込んだようなものも含まれる。
U 浴室設置用の機能ユニット
1 ケース
2 通水路
5 逃がし弁
6 排水ガイド溝
7 配管部材
10a 背面壁部(起立状の壁部)
17 筒状部
18 逆流水用の排出口
60 終端壁部(排水ガイド溝の)

Claims (4)

  1. 流体機器を用いた通水路が、ケース内に組み込まれた構成を有し、
    前記流体機器として、前記通水路の上流側が下流側よりも負圧になった際に前記通水路内に生じる逆流水を前記通水路外に逃がすための逃がし弁を有し、
    この逃がし弁は、前記ケースに設けられた逆流水用の排出口に配管接続されていることにより、前記排出口から前記ケースの外部に逆流水を排出可能とされている、浴室設置用の機能ユニットであって、
    前記ケースは、起立状の背面壁部の外周縁部から正面視枠状の壁部が前方に突出した前面開口状のケース本体と、このケース本体の前面開口部分を塞ぐ前面カバーとが組み合わされて構成され、
    前記ケース本体の背面壁部には、この背面壁部から前記ケース本体の前方側に突出する筒状部が一体成形され、この筒状部の孔部が前記逆流水用の排出口とされ、かつ前記筒状部には、前記逃がし弁と前記排出口との接続を図るための配管部材の一端が嵌合接続されていることを特徴とする、浴室設置用の機能ユニット。
  2. 請求項1に記載の浴室設置用の機能ユニットであって、
    前記ケースの前記起立状の壁部の外面には、前記排出口の形成位置から下向きに延びた排水ガイド溝が設けられており、前記排出口を通過した逆流水は前記排水ガイド溝内を下向きに流れるように構成されている、浴室設置用の機能ユニット。
  3. 請求項2に記載の浴室設置用の機能ユニットであって、
    前記排水ガイド溝は、少なくとも前記起立状の壁部の下縁部まで延びている、浴室設置用の機能ユニット。
  4. 請求項3に記載の浴室設置用の機能ユニットであって、
    前記排水ガイド溝は、前記ケースの底壁部の下面領域に廻り込んだ状態に設けられ、かつ前記底壁部の下面領域においては、前記排水ガイド溝の終端壁部および幅方向両側壁部が上下方向に起立している、浴室設置用の機能ユニット
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