JP2016119931A - 浴室における機能ユニットの取付け構造 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】ケース4内に所望の機器が組み込まれた機能ユニットUと、浴室内の取付け対象壁部3に取り付けられるブラケット1,2と、を具備している、浴室における機能ユニットの取付け構造C1であって、ブラケット1,2は、取付け対象壁部3からその手前側に突出して設けられ、かつ機能ユニットUは、取付け対象壁部3とは非接触状態となるように取付け対象壁部3から離間した状態でブラケット1,2に保持されている。
【選択図】 図1
Description
同文献に記載された構造においては、たとえば浴槽洗浄用の機能ユニットが、上側および下側のブラケットを利用して浴室の壁部に取り付けられている。浴槽洗浄用の機能ユニットは、ケース内に各種の流体機器や、洗剤投入用弁などが組み込まれた構成である。この機能ユニットにおいては、給湯器から供給されてくる湯水に洗剤を混入させることにより洗剤液(洗浄水)を生成し、この洗剤液を浴槽に設置された洗浄用ノズルに供給することが可能である。上側および下側ブラケットは、機能ユニットに設けられた凸部と係合可能な孔部などを有しており、機能ユニットをその一側面が浴槽の壁部に接触するようにして保持させることが可能である。機能ユニットを浴槽の壁部に接触させれば、機能ユニットの安定性を高めることが可能である。
また、機能ユニットが浴槽の壁部に接触して取り付けられていると、外気温度が低い冬季には、機能ユニットが浴槽の壁部を介して外気によって冷やされ、機能ユニット内に結露が発生する虞もある。機能ユニット内の結露は、機能ユニット内に組み込まれている電気機器類に悪影響を及ぼす可能性があるため、やはりこのようなことも適切に防止することが望まれる。
、前記取付け対象壁部とは非接触状態となるように前記取付け対象壁部から離間した状態で前記ブラケットに保持されていることを特徴としている。
また、従来技術においては、機能ユニットの取付け対象壁部が浴槽の壁部である場合には、外気温度が低い冬季に機能ユニットが浴槽の壁部を介して外気により冷やされる結果、機能ユニット内に結露が発生する虞があったものの、本発明によれば、機能ユニットが浴槽の壁部を介して外気により冷やされるといったこともなくなる。したがって、機能ユニット内に結露が発生する虞も好適に解消することが可能である。
その他、本発明によれば、機能ユニットと取付け対象壁部との相互間の隙間に、配線コードや配管部材を通すといったことも可能となる。
前記ストッパ部は、下側ブラケットと一体または別体のいずれの態様で設けられていてもよい。
機能ユニットUは、前後方向の幅Laよりも左右の横幅Lbの方が大きくされた略直方体状であるが、上側ブラケット1および下側ブラケット2は、機能ユニットUの前面部46aおよび背面部46bが浴室の壁部3と略平行となる向きに取り付け可能である。機能ユニットUの取付け状態において、この機能ユニットUと浴室の壁部3との相互間には、適当な幅Lcの隙間39が形成され、浴室の壁部3と機能ユニットUとは非接触状態となっている。
を有している。この曲げ部12の内側に、下向き開口状の位置決め用凹部13が形成されている。機能ユニットUの上側凸部43(厳密には、上側凸部43の前壁部43a)は、位置決め用凹部13にその下方から嵌入させることが可能であり、その嵌入時においては、図3(a)の仮想線に示すように、曲げ部12は、上側凸部43の両側壁部43b間に挟まれる。このことにより、機能ユニットUの前後方向の位置決めが図られる。
すなわち、上側ブラケット1および下側ブラケット2を浴室の壁部3に取り付けた状態において、まず図5に示すように、上側凸部43を位置決め用凹部13にその下方から進入させる。次いで、位置決め用凹部13に上側凸部43を進入させた状態のまま、機能ユニットUの下部側を動かし、ストッパ部22に当接させる。この当接状態のまま機能ユニットUを下降させると、下側凸部44を下側位置決め用孔部23に嵌入させることができるとともに、機能ユニットUの底面部を受板部21上に載せることができる。このように、機能ユニットUを上側ブラケット1および下側ブラケット2に取り付ける際には、ボルト・ナットなどの連結部材や、工具などは不要であり、機能ユニットUの取り付け作業を容易かつ迅速に行なうことが可能である。したがって、機能ユニットUの設置箇所が、たとえば浴槽と浴槽エプロンとの間の狭いスペースであるような場合にも適する。機能ユニットUを上側ブラケット1および下側ブラケット2から取り外す作業も容易である。
前記した取り付け作業を行なう場合、下側凸部44や受板部21の下側位置決め用孔部23の位置は、作業者にとって判り難いが、ストッパ部22のガイド作用によって下側凸部44を下側位置決め用孔部23に嵌入させることの容易化が図られているため、機能ユニットUの取り付け作業性は、より良好である。
凹部13に嵌入していることにより、機能ユニットUの倒れ防止、ならびに機能ユニットUの上部側についての水平方向の位置決めも図られる。したがって、機能ユニットUを安定した状態に支持することが可能である。
本発明でいう機能ユニットは、浴槽洗浄に用いる洗浄水を生成するものに限定されない。たとえば、ジェットバス用のポンプをケース内に組み込んだものや、湯水流路などを切り替えるための方向切り替え弁またはその他の弁をケース内に組み込んだものなど、要は、所望の機器がケース内に組み込まれてユニット化されたものであればよい。機能ユニットの取付け対象壁部は、浴室の壁部に限定されず、浴室内に位置する壁部であれば取付け対象壁部とすることができる。たとえば、浴槽のエプロン、浴槽パンの周縁部から上向きに立ち上がったフランジ部なども、取付け対象壁部とすることが可能である。
U 機能ユニット
1,1A〜1C 上側ブラケット
10 上側固定板部
11 支持板部
13 位置決め用凹部
15 上側位置決め用孔部
2,2B,2C 下側ブラケット
20 下側固定板部
21 受板部
22 ストッパ部
23 下側位置決め用孔部
24 補助孔部
3 浴室の壁部(取付け対象壁部)
39 隙間
4 ケース(機能ユニットの)
43 上側凸部
44 下側凸部
Claims (6)
- ケース内に所望の機器が組み込まれた機能ユニットと、
浴室内の取付け対象壁部に取り付けられるブラケットと、
を具備している、浴室における機能ユニットの取付け構造であって、
前記ブラケットは、前記取付け対象壁部からその手前側に突出して設けられ、かつ前記機能ユニットは、前記取付け対象壁部とは非接触状態となるように前記取付け対象壁部から離間した状態で前記ブラケットに保持されていることを特徴とする、浴室における機能ユニットの取付け構造。 - 請求項1に記載の浴室における機能ユニットの取付け構造であって、
前記機能ユニットの上面部および下面部には、上向きの上側凸部および下向きの下側凸部が設けられており、
前記ブラケットとして、下側ブラケット、およびこの下側ブラケットとは一体または別体で形成された上側ブラケットを備えており、
前記下側ブラケットは、前記取付け対象壁部に固定される下側固定板部と、この下側固定板部から前記取付け対象壁部の手前側に突出し、かつ前記機能ユニットを載せるための受板部と、この受板部に設けられ、かつ前記下側凸部が嵌入されることによって前記機能ユニットの下部側を前記取付け対象壁部から離間させるように位置決めすることが可能な下側位置決め用孔部とを有しており、
前記上側ブラケットは、前記取付け対象壁部に固定される上側固定板部と、この上側固定板部から前記取付け対象壁部の手前側に突出する支持板部と、この支持板部に設けられ、かつ前記上側凸部が嵌入されることによって前記機能ユニットの上部側を前記取付け対象壁部から離間させるように位置決めすることが可能な上側位置決め用孔部または下向き開口状の位置決め用凹部とを有している、浴室における機能ユニットの取付け構造。 - 請求項2に記載の浴室における機能ユニットの取付け構造であって、
前記機能ユニットを前記下側ブラケットの受板部上にその一側方から載せる際に、前記下側凸部が前記下側位置決め用孔部の形成箇所を越えて移動することを阻止するように前記機能ユニットの一側面に当接可能なストッパ部を、さらに備えている、浴室における機能ユニットの取付け構造。 - 請求項3に記載の浴室における機能ユニットの取付け構造であって、
前記ストッパ部は、前記受板部から上向きに起立するようにして前記下側ブラケットに設けられている、浴室における機能ユニットの取付け構造。 - 請求項4に記載の浴室における機能ユニットの取付け構造であって、
前記ストッパ部には、前記下側位置決め用孔部に連通し、かつ前記下側凸部を嵌入させることが可能な補助孔部が設けられている、浴室における機能ユニットの取付け構造。 - 請求項1ないし5のいずれかに記載の浴室における機能ユニットの取付け構造であって、
前記機能ユニットは、前後方向の幅寸法よりも左右の横幅寸法の方が大きくされた略直方体状であり、かつこの機能ユニットの前面部および背面部が前記取付け対象壁部と略平行となる向きに取り付けられている、浴室における機能ユニットの取付け構造。
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