JP6217374B2 - 画像処理装置、アプリケーション作成装置、管理方法、作成方法、管理プログラム、および作成プログラム - Google Patents

画像処理装置、アプリケーション作成装置、管理方法、作成方法、管理プログラム、および作成プログラム Download PDF

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Description

この発明は画像処理装置、アプリケーション作成装置、管理方法、作成方法、管理プログラム、および作成プログラムに関し、特に、アプリケーションの使用期間を管理することのできる画像処理装置、アプリケーション作成装置、管理方法、作成方法、管理プログラム、および作成プログラムに関する。
アプリケーションの使用期間が管理されている場合がある。たとえば、ユーザーは、新しいアプリケーションを購入するのに先だって当該アプリケーションを試用することがある。その場合には、当該アプリケーションの使用期間が試用期間として規定されているため、その使用期間が管理される。また、アプリケーションに対して期間に基づくライセンスが設定されている場合や、アプリケーションの使用期間に応じた課金制度が設定されている場合にも、アプリケーションの使用期間が管理されることになる。
アプリケーションを実行する装置がインターネットなどである外部ネットワークに接続された装置である場合には、ネットワークを介して当該装置に接続された管理サーバーにて当該装置での該アプリケーションの起動を検出し、その使用期間を管理することができる。
特開平9−297682号公報 特開2011−60241号公報 特開2004−135325号公報
しかしながら、アプリケーションを実行する装置が外部ネットワークに接続されていない場合には、管理サーバー側でアプリケーションの使用を管理することができない。特に、上記装置がMFP(Multi-Functional Peripheral)などの画像処理装置である場合、セキュリティーの観点から外部ネットワークに接続せずに社内LAN(Local Area Network)などの内部ネットワークへの接続のみの使い方がなされる場合があり、管理サーバーでの管理が難しい。
この場合の管理方法の一例として、アプリケーションを実行する装置に内蔵された時計(以下、システム時計)を用いて当該アプリケーション自身が使用期間を管理する方法が考えられる。
しかしながら、上記の方法では、システム時計が不正確であった場合に、使用期間の管理が適切にできなくなる、という問題がある。たとえば、停電が発生した場合やシステム時計の時間の変更がなされた場合や時差のある地域に移動された場合などに、システム時計で特定された起動のタイミングからは実際の使用期間が適切に算出されない場合がある。
本発明はこのような問題に鑑みてなされたものであって、アプリケーションの使用期間を適切に管理することのできる画像処理装置、アプリケーション作成装置、管理方法、作成方法、管理プログラム、および作成プログラムを提供することを目的としている。
上記目的を達成するために、本発明のある局面に従うと、画像処理装置は時計を内蔵し、アプリケーションを実行するための実行手段と、時計から得られるアプリケーションの起動タイミングを起動ログとしてメモリーに記憶するためのログ保存手段と、アプリケーションの起動時と起動時の直近の起動タイミングとを比較するための比較手段と、比較手段での比較結果に応じてアプリケーションの当該画像処理装置での初回の起動タイミングからの経過期間を算出するための算出手段とを備える。アプリケーションの起動時が直近の起動タイミングよりも以前であった場合に、算出手段は、アプリケーションの初回の起動タイミングから予め規定されたタイミングまでの経過期間に所定期間を加えて初回の起動タイミングからの経過期間とする。
好ましくは、算出手段は、アプリケーションの起動時が直近の起動タイミングよりも以前であった場合に、アプリケーションの初回の起動タイミングから予め規定されたタイミングとして直近の起動タイミングまでの経過期間に所定期間を加えて初回の起動タイミングからの経過期間とする。
好ましくは、算出手段は、アプリケーションの起動時が直近の起動タイミングよりも以前であった場合に、アプリケーションの初回の起動タイミングから予め規定されたタイミングとしてアプリケーションとは異なる第2のアプリケーションの直近の起動タイミングまでの経過期間に所定期間を加えて初回の起動タイミングからの経過期間とする。
より好ましくは、画像処理装置は、起動頻度に基づいて第2のアプリケーションを特定するための特定手段を含む。
好ましくは、ログ保存手段は、起動頻度に基づいて第2のアプリケーションと特定されたアプリケーションの起動ログをメモリーに記憶する。
好ましくは、画像処理装置は、初回の起動タイミングからの経過期間と予め規定された期間との比較に基づいてアプリケーションの起動の可否を判断するための判断手段と、判断手段での判断に従ってアプリケーションの起動を管理するための管理手段とをさらに備える。
本発明の他の局面に従うと、アプリケーション作成装置は画像処理装置で実行されるアプリケーションを作成するための作成装置であって、アプリケーションによって画像処理装置に実行させる画像処理の項目ごとに内容についてのユーザー指示を受け付けるための入力手段と、処理装置に処理を実行させるためのモジュールを記憶する記憶装置から項目ごとにユーザー指示で指定された内容の処理を実行させるためのモジュールを取得し、取得したモジュールを組み合わせることでアプリケーションを作成するための作成手段と、アプリケーションをインストールした画像処理装置でのアプリケーションの初回の起動タイミングからの経過期間を算出するための管理用のモジュールをアプリケーションに組み込むための組込手段とを備える。管理用のモジュールは、アプリケーションをインストールした画像処理装置に内蔵された時計からアプリケーションの起動タイミングを取得して所定領域に書き込む処理と、アプリケーションの起動時と起動時の直近の起動タイミングとを比較する処理と、比較する処理での比較結果に応じてアプリケーションの画像処理装置での初回の起動タイミングからの経過期間を算出する処理とを前記画像処理装置に実行させ、算出する処理では、アプリケーションの起動時が直近の起動タイミングよりも以前であった場合に、アプリケーションの初回の起動タイミングから予め規定されたタイミングまでの経過期間に所定期間を加えて初回の起動タイミングからの経過期間とする。
好ましくは、算出する処理では、アプリケーションの起動時が直近の起動タイミングよりも以前であった場合に、アプリケーションの初回の起動タイミングから予め規定されたタイミングとして直近の起動タイミングまでの経過期間に所定期間を加えて初回の起動タイミングからの経過期間とする。
好ましくは、算出する処理では、アプリケーションの起動時が直近の起動タイミングよりも以前であった場合に、アプリケーションの初回の起動タイミングから予め規定されたタイミングとしてアプリケーションとは異なる第2のアプリケーションの直近の起動タイミングまでの経過期間に所定期間を加えて初回の起動タイミングからの経過期間とする。
好ましくは、管理用のモジュールは、起動頻度に基づいて第2のアプリケーションを特定する処理を前記画像処理装置にさらに実行させる。
好ましくは、書き込む処理では、アプリケーションの起動頻度に基づいて起動タイミングを所定領域に書き込むか否かを判断する。
好ましくは、管理用のモジュールは、さらに、初回の起動タイミングからの経過期間と予め規定された期間との比較に基づいてアプリケーションの画像処理装置での起動の可否を判断し、起動を管理する処理を実行する。
好ましくは、アプリケーション作成装置は、予め規定した条件を用いてアプリケーションに管理用のモジュールを組み込むか否かを判断するための判断手段をさらに備える。
本発明のさらに他の局面に従うと、管理方法は画像処理装置でのアプリケーションの使用期間を管理する方法であって、画像処理装置に対するユーザー操作に従ってアプリケーションを画像処理装置において起動するステップと、アプリケーションの画像処理装置における起動タイミングを起動ログとして記憶するステップと、アプリケーションの起動時と起動時の直近の起動タイミングとを比較するステップと、比較するステップでの比較結果に応じてアプリケーションの画像処理装置での初回の起動タイミングからの経過期間を算出するステップとを備え、アプリケーションの起動時が直近の起動タイミングよりも以前であった場合に、算出するステップでは、アプリケーションの初回の起動タイミングから予め規定されたタイミングまでの経過期間に所定期間を加えて初回の起動タイミングからの経過期間とする。
本発明のさらに他の局面に従うと、作成方法は、画像処理装置で実行されるアプリケーションのコンピューターでの作成方法であって、アプリケーションによって画像処理装置に実行させる画像処理の項目ごとに内容についてのユーザー指示を受け付けるステップと、画像処理装置に処理を実行させるためのモジュールを記憶する記憶装置から項目ごとにユーザー指示で指定された内容の処理を実行させるためのモジュールを取得し、取得したモジュールを組み合わせることでアプリケーションを作成するステップと、アプリケーションをインストールした画像処理装置でのアプリケーションの初回の起動タイミングからの経過期間を算出するための管理用のモジュールをアプリケーションに組み込むステップとを備え、管理用のモジュールは、アプリケーションをインストールした画像処理装置に内蔵された時計からアプリケーションの起動タイミングを取得して所定領域に書き込む処理と、アプリケーションの起動時と起動時の直近の起動タイミングとを比較する処理と、比較する処理での比較結果に応じてアプリケーションの画像処理装置での初回の起動タイミングからの経過期間を算出する処理とを前記画像処理装置に実行させ、算出する処理では、アプリケーションの起動時が直近の起動タイミングよりも以前であった場合に、アプリケーションの初回の起動タイミングから予め規定されたタイミングまでの経過期間に所定期間を加えて初回の起動タイミングからの経過期間とする。
本発明のさらに他の局面に従うと、管理プログラムは、画像処理装置に搭載されるコンピューターに、画像処理装置でのアプリケーションの使用期間を管理する処理を実行させるプログラムであって、画像処理装置に対するユーザー操作に従ってアプリケーションを画像処理装置において起動するステップと、アプリケーションの画像処理装置における起動タイミングを起動ログとして記憶するステップと、アプリケーションの起動時と起動時の直近の起動タイミングとを比較するステップと、比較するステップでの比較結果に応じてアプリケーションの画像処理装置での初回の起動タイミングからの経過期間を算出するステップとをコンピューターに実行させ、アプリケーションの起動時が直近の起動タイミングよりも以前であった場合に、算出するステップでは、アプリケーションの初回の起動タイミングから予め規定されたタイミングまでの経過期間に所定期間を加えて初回の起動タイミングからの経過期間とする。
本発明のさらに他の局面に従うと、作成プログラムは、コンピューターに画像処理装置で実行されるアプリケーションの作成処理を実行させるプログラムであって、アプリケーションによって画像処理装置に実行させる画像処理の項目ごとに内容についてのユーザー指示を受け付けるステップと、画像処理装置に処理を実行させるためのモジュールを記憶する記憶装置から項目ごとにユーザー指示で指定された内容の処理を実行させるためのモジュールを取得し、取得したモジュールを組み合わせることでアプリケーションを作成するステップと、アプリケーションをインストールした画像処理装置でのアプリケーションの初回の起動タイミングからの経過期間を算出するための管理用のモジュールをアプリケーションに組み込むステップとをコンピューターに実行させ、管理用のモジュールは、アプリケーションをインストールした画像処理装置に内蔵された時計からアプリケーションの起動タイミングを取得して所定領域に書き込む処理と、アプリケーションの起動時と起動時の直近の起動タイミングとを比較する処理と、比較する処理での比較結果に応じてアプリケーションの画像処理装置での初回の起動タイミングからの経過期間を算出する処理とを画像処理装置に実行させ、算出する処理では、アプリケーションの起動時が直近の起動タイミングよりも以前であった場合に、アプリケーションの初回の起動タイミングから予め規定されたタイミングまでの経過期間に所定期間を加えて初回の起動タイミングからの経過期間とする。
この発明によると、ネットワーク環境にない画像処理装置であっても、自身に内蔵する時計を利用してアプリケーションの使用期間を適切に管理することができる。
第1の実施の形態にかかる画像処理装置の一例としてのMFP(Multi-Functional Peripheral)の装置構成の具体例を示すブロック図である。 第1の実施の形態にかかるMFPでの使用期間の管理を説明するための図である。 MFPの機能構成の具体例を示すブロック図である。 第1の実施形態にかかるMFPでの動作の流れの具体例を表わしたフローチャートである。 第2の実施の形態にかかるMFPでの使用期間の管理を説明するための図である。 第3の実施の形態にかかるアプリケーション作成装置の一例としての作成サーバーおよび第3の実施の形態での動作概要を説明するための図である。 作成サーバーの装置構成の具体例を示すブロック図である。 アプリケーション作成用の画面の具体例を示す図である。 作成サーバーの機能構成の具体例を示すブロック図である。 作成サーバーでの動作の流れの具体例を表わしたフローチャートである。
以下に、図面を参照しつつ、本発明の実施の形態について説明する。以下の説明では、同一の部品および構成要素には同一の符号を付してある。それらの名称および機能も同じである。したがって、これらの説明は繰り返さない。
[第1の実施の形態]
図1は、第1の実施の形態にかかる画像処理装置の一例としてのMFP(Multi-Functional Peripheral)100の装置構成の具体例を示すブロック図である。図1を参照して、MFP100は、装置全体を制御するためのCPU(Central Processing Unit)10と、CPU10で実行されるプログラムを記憶するためのメモリーであるROM(Read Only Memory)11と、CPU10がプログラムを実行する際の計算値を記憶したり作業領域になったりするメモリーであるRAM(Random Access Memory)12と、画像データなどを記憶するための大型の記憶装置の一例としてのHDD(Hard Disk Drive)13と、スキャナー14と、プリンター15と、操作パネル16とを含む。
CPU10は時計を内蔵し、日時情報を取得することができる。CPU10に含まれる時計をシステム時計とも称する。
<動作概要>
第1の実施の形態にかかる画像処理装置の一例であるMFP100は、システム時計から得られる日時情報を利用して、インストールしているアプリケーションの使用期間を管理する。MFP100でのアプリケーションの使用期間の管理の一例として、上記アプリケーションが試用アプリケーションのような、使用期間が限定されたものであり、MFP100が、当該アプリケーションの使用期間が設定された試用期間内のときに起動を許可し、試用期間を過ぎると起動を許可しないようにする場合について説明する。
なお、画像処理装置で実行されるアプリケーションには、画像処理装置に対して画像処理機能を利用した動作を行なわせるためのアプリケーションが相当する。すなわち、当該アプリケーションとして、たとえば、画像処理装置の一例であるMFP100に対して、予め設定された内容のコピー動作を実行させたり、スキャン動作を実行させたりするプログラムが挙げられる。より具体的には、予め設定されたコピー枚数やカラーの有無、濃度などの条件でMFP100にコピー動作を実行させるためのプログラムや、予め設定された解像度やカラーの要否などの条件でMFP100にスキャン動作を実行させるためのプログラムなごが該当する。また、アプリケーションは、MFP100の有する複数の画像処理機能を組み合わせた動作をMFP100に対して実行させるものであってもよい。
図2は、第1の実施の形態にかかるMFP100での使用期間の管理を説明するための図である。図2を参照して、第1の実施の形態にかかるMFP100は、アプリケーションの起動のたびに、その起動のタイミングを起動ログとしてメモリーに記憶する。
MFP100は、当該アプリケーションの起動の際に起動ログを参照して、当該アプリケーションのMFP100での初回の起動タイミングからの経過期間である使用期間が、予め規定されている試用期間以内であるか否かを判断する。
その際に、MFP100は、直近の起動タイミングと今回の起動タイミングとを比較し、今回の起動タイミングが直近の起動タイミングよりも以降であった場合には、初回の起動タイミングから今回の起動タイミングまでの期間を使用期間として算出する。
これに対して、図2の上図に表わされたように、今回の起動タイミング(8/1の10:01)が直近の起動タイミング(8/23の19:01)よりも以前となる場合がある。MFP100は、システム時計から得られた今回の起動タイミングが不整合であることを検出する。これは、管理者等によってMFP100のシステム時計が変更されたり、停電等によってシステム時計が変化したりした場合が該当する。
この場合、第1の実施の形態にかかるMFP100は、図2の下図に表わされたように、初回の起動タイミング(8/1の9:32)から予め規定されたタイミングとしての直近の起動タイミング(8/23の19:01)までの期間(22日間)に、所定期間としてたとえば1日を加えた期間(23日間)を使用期間として算出する。
MFP100は、使用期間の管理の一例として、算出した使用期間が予め設定されている当該アプリケーションの試用期間内であるか否かを判断し、その判断に応じて当該アプリケーションの起動を管理する。
<機能構成>
図3は、上記動作を行なうためのMFP100の機能構成の具体例を示すブロック図である。図3の各機能は、MFP100のCPU10がROM11に記憶されているプログラムをRAM12上に読み出して実行することで、主にCPU10において実現されるものである。しかしながら、少なくとも一部機能が図1に表わされた他の構成、または電気回路などの図示されない他の構成によって実現されてもよい。
図3を参照して、メモリーの一例であるHDD13は、上記の起動ログを記憶するための記憶領域であるログ記憶部131を含む。
さらに図3を参照して、CPU10は、操作パネル16からの操作信号の入力を受け付けることでユーザーからの指示入力を受け付けるための指示入力部101と、ユーザー指示がアプリケーションの実行の指示であった場合に、指定されたアプリケーションをROM11から読み出して実行するためのアプリケーション実行部102と、その起動タイミングを起動ログとしてメモリーに記憶するためのログ保存部103と、当該アプリケーションの今回の起動タイミングと今回の起動タイミングの直近の起動タイミングとを比較するための比較部104と、比較部104での比較結果に応じて当該アプリケーションのMFP100での初回の起動タイミングからの経過期間を算出するための算出部105と、初回の起動タイミングからの経過期間と予め規定された試用期間との比較に基づいて当該アプリケーションの起動の可否を判断するための判断部106と、判断部106での判断に従ってアプリケーション実行部102での当該アプリケーションの起動を管理するための管理部107とを含む。
ログ保存部103は、MFP100のメモリーにインストールされているすべてのアプリケーションについての起動ログをメモリーに保存してもよいし、予め規定されたアプリケーションのみについて起動ログをメモリーに保存してもよい。さらには、ログ保存部103は、アプリケーションが試用アプリケーションである特定の情報(フラグ等)が付加されている場合に、当該アプリケーションの起動ログをメモリーの保存するようにしてもよい。
算出部105は、比較部104での比較の結果、アプリケーションの今回の起動タイミングが直近の起動タイミングよりも以前であった場合に、当該アプリケーションの初回の起動タイミングから予め規定されたタイミングとしての直近の起動タイミングまでの経過期間にたとえば1日である所定期間を加えて初回の起動タイミングからの経過期間とする。
<動作フロー>
図4は、第1の実施形態にかかるMFP100での動作の流れの具体例を表わしたフローチャートである。図4のフローチャートで表わされた動作は、MFP100がアプリケーションの起動を指示するユーザーの指示入力を受け付けると開始する。図4のフローチャートに表わされた動作は、MFP100のCPU10がROM11に記憶されているプログラムをRAM12上に読み出して実行し、図3の各機能を発揮することによって実現される。
図4を参照して、CPU10は、はじめにシステム時計からアプリケーションの起動が指示されたタイミングの日時情報を取得して、今回の起動タイミングとして起動ログに保存する(ステップS101)。
続いて、CPU10は、起動ログから直近の当該アプリケーションの起動タイミングを取得し、今回の起動タイミングと比較する(ステップS103)。ステップS103の比較の結果、図2の上図に表わされたように、今回の起動タイミングが直近の起動タイミングよりも以前であった場合(ステップS105でYES)、CPU10は、システム時計から得られた今回の起動タイミングが不整合であることを検出する。この場合、CPU10は、アプリケーションの初回の起動タイミングから予め規定されたタイミングとしての直近の起動タイミングまでの経過期間にたとえば1日である所定期間を加えて初回の起動タイミングからの経過期間とする(ステップS107)。
なお、ステップS103の比較の結果、今回の起動タイミングが直近の起動タイミングよりも以降であった場合には(ステップS105でNO)、CPU10は、システム時計から得られた今回の起動タイミングに不整合は生じていないものとして、初回の起動タイミングから今回の起動タイミングまでの経過期間を算出する(ステップS109)。
CPU10は、算出した経過期間が、予め記憶している、または当該アプリケーションに書き込まれている当該アプリケーションに設定されている使用可能期間である試用期間内であるか否かを判断する。その結果、試用期間内であった場合には(ステップS111でYES)、CPU10は、ユーザー指示に従って当該アプリケーションを起動する(ステップS113)。試用期間を過ぎている場合には(ステップS111でNO)、CPU10は、当該アプリケーションの起動を行なわない。この場合、好ましくは、CPU10は、たとえば、その旨を操作パネル16に表示するなどして、ユーザーに試用期間を過ぎていることを報知する(ステップS115)。
<第1の実施の形態の効果>
以上の動作が第1の実施の形態にかかるMFP100で実行されることによって、MFP100がインターネット等の外部装置に接続されておらず、当該外部装置においてMFP100でのアプリケーションの使用期間の管理ができない場合であっても、MFP100は、自身のシステム時計を用いてアプリケーションの使用期間を適切に管理することができる。これにより、ネットワーク環境にないMFP100でも、自身のシステム時計を利用して上記のような試用期間のあるアプリケーションの使用期間を管理したり、使用期間によって課金されるアプリケーションの料金を管理したりすることができる。
[第2の実施の形態]
第1の実施の形態では、システム時計から得られた今回の起動タイミングが不整合であることが検出された場合に、当該アプリケーションの初回の起動タイミングから予め規定されたタイミングとしての直近の起動タイミングまでの経過期間にたとえば1日である所定期間を加えて初回の起動タイミングからの経過期間として算出するものとしている。
しかしながら、初回の起動タイミングからの経過期間をより精度よく算出するために、予め規定されたタイミングはより現在のタイミングに近いことが好ましい。そこで、第2の実施の形態にかかる画像処理装置の一例としてのMFP100は、上記の予め規定されたタイミングを、起動ログから最も遅い起動タイミングと特定して、上記の算出に用いる。そのため、第2の実施の形態にかかるMFP100の比較部104は、図3に示されたように、上記の予め規定されたタイミングとする起動タイミングを起動ログの中から特定するための特定部108を含む。
<動作概要>
図5は、第2の実施の形態にかかるMFP100での使用期間の管理を説明するための図である。図5を参照して、第2の実施の形態にかかるMFP100は、MFP100にインストールされているすべてのアプリケーションについて、または特定の複数のアプリケーションについて、当該アプリケーションの起動のたびに、その起動のタイミングを起動ログとしてメモリーに記憶する。図5の例では、MFP100は、アプリケーションAとアプリケーションBとについて起動ログをメモリーに記憶している。
上記の特定の複数のアプリケーションとは、たとえば、予め規定された複数のアプリケーションであったり、アプリケーションに対して試用期間が設定されていることを示す情報(たとえばフラグ)が付加されているアプリケーションであったり、起動頻度が所定頻度以上のアプリケーションであったりしてもよい。
第2の実施の形態にかかるMFP100は、アプリケーションの起動の際に起動ログを参照して、当該アプリケーションに関わらず、最も起動のタイミングが遅い(現時点に近い)起動タイミングを特定し、特定された最も遅い起動タイミング(すなわち、直近の起動タイミング)と当該アプリケーションの今回の起動タイミングとを比較する。従って、起動頻度に基づいて起動ログをメモリーに記憶する場合、MFP100は、起動頻度に基づいて上記の直近の起動タイミングを有するアプリケーション(図5の例ではアプリケーションA)を特定することになる。
図5の上図の起動ログがメモリーに保存されているとき、MFP100は、アプリケーションBの起動が指示された場合に、直近の起動タイミングをアプリケーションAの起動タイミング(8/23の19:17)であると特定する。そして、今回のアプリケーションBの起動タイミング(8/1の10:01)と特定された直近のアプリケーションAの起動タイミング(8/23の19:17)とを比較する。図5の上図の場合、今回のアプリケーションBの起動タイミング(8/1の10:01)が特定された直近のアプリケーションAの起動タイミング(8/23の19:17)よりも以前であるため、システム時計から得られた今回の起動タイミングが不整合であることを検出する。
この場合、第2の実施の形態にかかるMFP100は、図5の下図に表わされたように、初回の起動タイミング(8/1の9:32)から予め規定されたタイミングとしての上記の特定されたアプリケーションAの直近の起動タイミング(8/23の19:17)までの期間(22日間)に、所定期間としてたとえば1日を加えた期間(23日間)を使用期間として算出する。すなわち、第2の実施の形態にかかるMFP100は、上記の予め規定されたタイミングとして、起動を指示されたアプリケーションに関わらず、起動ログとして記憶されている起動タイミングのうちの直近の起動タイミングを用いる。
<動作フロー>
第2の実施の形態にかかるMFP100では、図4に表わされた、第1の実施の形態にかかるMFP100での動作と同様動作が行なわれる。ただし、第2の実施の形態にかかるMFP100のCPU10は、ステップS103で当該アプリケーションに関わらず、最も起動のタイミングが遅い(現時点に近い)起動タイミングを特定し、特定された直近の起動タイミングと当該アプリケーションの今回の起動タイミングとを比較する。そして、今回の起動タイミングが特定された直近の起動タイミングよりも以前であった場合(ステップS105でYES)、第2の実施の形態でCPU10は、当該アプリケーションの初回の起動タイミングから予め規定されたタイミングとしての上記の特定された直近の起動タイミングまでの経過期間にたとえば1日である所定期間を加えて初回の起動タイミングからの経過期間とする(ステップS107)。
なお、上記ステップS103の比較は、第1の実施の形態にかかるMFP100と同様に、起動を指示された当該アプリケーションの直近の起動タイミングと比較し、経過期間の算出の場合に上記の特定された(たとえば他のアプリケーションの)直近の起動タイミングを用いてもよい。
<第2の実施の形態の効果>
以上の動作が第2の実施の形態にかかるMFP100で実行されることによって、指示されたアプリケーションについての今回の起動タイミングが不整合であることが検出された場合に当該アプリケーションの使用期間をより高精度で算出することができる。そのため、アプリケーションの使用期間の管理の精度を向上させることができる。
[第3の実施の形態]
第1の実施の形態および第2の実施の形態では、MFP100においてアプリケーションの使用期間の管理を行なうものとしている。他の例として、アプリケーション自身で当該アプリケーションの使用期間の管理を行なうようにしてもよい。そこで、第3の実施の形態として、自身の使用期間の管理を行なうアプリケーションを作成装置で作成する場合について説明する。
図6は、第3の実施の形態にかかるアプリケーション作成装置の一例としての作成サーバー300および第3の実施の形態での動作概要を説明するための図である。図6を参照して、作成サーバー300は、たとえはインターネットなどのネットワークを介してユーザー装置の一例としてのPC(パーソナルコンピューター)500と接続されている。また、作成サーバー300は、後述するモジュールを記憶する記憶装置の一例としてのモジュールサーバー700と接続されている。あるいは、作成サーバー300は、モジュールサーバー700を内蔵していてもよい。
<装置構成>
図7は、作成サーバー300の装置構成の具体例を示すブロック図である。作成サーバー300は、一般的なPCで構成されてよい。そのため、図7は、一般的なPCの構成を表わしている。すなわち、図7を参照して、作成サーバー300は、装置全体を制御するためのCPU30と、CPU30で実行されるプログラムを記憶するためのメモリーであるROM31と、CPU30でプログラムを実行する際の計算値を記憶したり作業領域となったりするメモリーであるRAM32と、各種データを記憶するための大型の記憶装置の一例としてのHDD33と、PC500などとの通信を制御するための通信コントローラー34とを含む。
<動作概要>
図6を参照して、作成サーバー300は、PC500からの要求に応じてアプリケーション作成用の画面情報をPC500に送信し、その画面において、画像処理の項目ごとにMPF100に実行させる内容についてのユーザー指示を受け付ける(ステップS1)。そして、作成サーバー300は、ユーザー指示に従ってアプリケーション用の画面を作成する(ステップS2)。また、作成サーバー300は、ユーザー指示に従ってアプリケーションを作成する(ステップS3)。
図8は、アプリケーション作成用の画面の具体例を示す図である。この例は、MFP100で実行されるアプリケーションの一例として、MFP100にコピー動作を実行させるためのアプリケーションを作成するための画面例である。作成サーバー300は、画像処理の項目として、コピー動作の項目(コピー枚数、カラーの要否、両面/片面の要否、ペーパートレイの指定、および濃度等)ごとの動作内容のユーザーによる指定を受け付ける。
各項目が指定されると、作成サーバー300は、MFP100にユーザー指示で指定された内容の画像処理を実行させるための実行プログラムであるモジュールをモジュールサーバー700から取得し、画面と関連付けることでアプリケーションを作成する(ステップS3−1)。図8の例では、作成サーバー300は、コピー枚数を4枚、カラーをオートカラー、片面から片面へのコピー、ペーパートレイを自動選択、および指定された濃度とするコピー条件でコピー動作を実行させるためのモジュールをモジュールサーバー700から取得する。具体例として、作成サーバー300は、予めアプリケーションのフレームを記憶しておき、当該フレームに取得したモジュールを埋め込み、上記ステップS2で作成した対応した画面と関連付けることでアプリケーションを作成する。
このとき、作成サーバー300は、必要に応じてモジュールサーバー700からアプリケーションの使用期間の管理処理をMFP100に実行させるためのモジュールである管理用モジュールをモジュールサーバー700から取得し、当該アプリケーションに埋め込む(ステップS3−2)。管理用モジュールは、図4の動作をMFP100に実行させるための実行アプリケーションである。
作成サーバー300は、アプリケーションの作成を完了すると、MFP100にダウンロードするなどしてMFP100にアプリケーションを登録(インストール)する(ステップS4)。上記のようにMFP100がネットワーク環境にない場合には、PC500を経由したり、CD−ROM(Compact Disk-Read Only Memory)などのメディアを経由したりしてMFP100にアプリケーションを登録してもよい。
<機能構成>
図9は、作成サーバー300の機能構成の具体例を示すブロック図である。図9の各機能は、作成サーバー300のCPU30がROM31に記憶されているアプリケーション作成用のプログラムをRAM32に読み出して実行することで、主に、CPU30で実現される。しかしながら、少なくとも一部機能が、図7の装置構成、または電気回路などの図示されない他の構成によって実現されてもよい。
図9を参照して、CPU30は、通信コントローラー34を介してPC500から当該アプリケーションによってMFP100に実行させる画像処理の項目ごとに内容についてのユーザー指示を受け付けるための指示入力部301と、ユーザー指示に従ってアプリケーションを作成するための作成部302とを含む。作成部302は、モジュールサーバー700から項目ごとにユーザー指示で指定された内容の処理を実行させるためのモジュールを取得するためのモジュール取得部303と、取得したモジュールを予め記憶しているフォーマットに埋め込み、モジュールを組み合わせるための組込部304と、管理用モジュールの組込の要否を判断するための組込判断部305とを含む。
管理用モジュールの組込の要否は、たとえば図8の画面でユーザーが指定してもよい。または、試用アプリケーションなど使用期間が限定されているもの、使用期間に基づく課金がなされるものなどに応じたキーワードが予め設定されており、組込判断部305がユーザー指示に当該キーワードが含まれているか否かを判断することで管理用モジュールの組込の要否を判断するようにしてもよい。
管理用モジュールは、MFP100に対して、上記のように、アプリケーションをインストールしたMFP100のシステム時計からアプリケーションの起動タイミングを取得して所定領域に書き込む処理と、アプリケーションの起動時と起動時の直近の起動タイミングとを比較する処理と、比較する処理での比較結果に応じてアプリケーションのMFP100での初回の起動タイミングからの経過期間を算出する処理とを実行させるための実行プログラムである。比較する処理では、第1の実施の形態で説明されたように、今回の起動タイミングと当該アプリケーションの直近の起動タイミングとを比較してもよいし、第2の実施の形態で説明されたように、当該アプリケーションに関わらず、当該管理用モジュールが組み込まれたことによって当該アプリケーションと同様に起動ログがMFP100のメモリーの所定領域に記憶されている他のアプリケーションも含めて直近の起動タイミングとを比較してもよい。さらに、上記の算出する処理では、アプリケーションの起動時が直近の起動タイミングよりも以前であった場合に、アプリケーションの初回の起動タイミングから当該アプリケーションの直近の起動タイミング、または当該アプリケーションに関わらずに起動ログの中から特定された直近の起動タイミングである予め規定されたタイミングまでの経過期間にたとえば1日などの所定期間を加えて初回の起動タイミングからの経過期間とする。
<動作フロー>
図10は、作成サーバー300での動作の流れの具体例を表わしたフローチャートである。図10のフローチャートで表わされた動作は、作成サーバー300がPC500からアプリケーションの作成の開始の指示を受け付けると開始する。図10のフローチャートで表わされた動作は、作成サーバー300のCPU30がROM31に記憶されているプログラムをRAM32上に読み出して実行し、図9の各機能を発揮することによって実現される。
図10を参照して、CPU30は、アプリケーションによってMFP100に実行させる画像処理の項目ごとに内容についてのユーザー指示を受け付けると(ステップS201でYES)、モジュールサーバー700から項目ごとにユーザー指示で指定された内容の処理を実行させるためのモジュールを取得する(ステップS203)。CPU30は予めアプリケーションのフォーマットを記憶しており、当該フォーマットに上記ステップS203で取得したモジュールを埋め込んでモジュールを組み合わせることで、アプリケーションを作成する(ステップS205)。
このとき、CPU30は、作成するアプリケーションに使用期間の管理が必要であると判断すると(ステップS207でYES)、管理用モジュールをモジュールサーバー700から取得する(ステップS209)。そして、CPU30は、管理用モジュールを上記フォーマットに埋め込む(ステップS211)。CPU30は、アプリケーションの作成の完了が指PC500から示されるまで(ステップS213でNO)、上記の動作を繰り返す。
そして、アプリケーションの作成の完了がPC500から指示されると(ステップS213でYES)、一連の動作を終了する。
<第3の実施の形態の効果>
以上の動作が第3の実施の形態にかかる作成サーバー300で実行されることによって、MFP100に使用期間の管理を行なわせるアプリケーションを作成することができる。すなわち、第3の実施の形態では、MFP100側が特別なプログラムを有していない場合であっても、当該アプリケーション側の仕組みによって当該MFP100に上記の使用期間の管理を行なわせることができる。
[その他]
さらに、第1の実施の形態および第2の実施の形態に説明された動作をMFP100のCPU10に実行させるプログラム、第3の実施の形態に説明された動作を作成サーバー300のCPU30に実行させるプログラム、および管理用モジュールである実行プログラムを提供することもできる。
このようなプログラムは、コンピューターに付属するフレキシブルディスク、CD−ROM、ROM、RAMおよびメモリカードなどのコンピューター読取り可能な記録媒体にて記録させて、プログラム製品として提供することもできる。あるいは、コンピューターに内蔵するハードディスクなどの記録媒体にて記録させて、プログラムを提供することもできる。また、ネットワークを介したダウンロードによって、プログラムを提供することもできる。
なお、本発明にかかるプログラムは、コンピューターのオペレーティングシステム(OS)の一部として提供されるプログラムモジュールのうち、必要なモジュールを所定の配列で所定のタイミングで呼出して処理を実行させるものであってもよい。その場合、プログラム自体には上記モジュールが含まれずOSと協働して処理が実行される。このようなモジュールを含まないプログラムも、本発明にかかるプログラムに含まれ得る。
また、本発明にかかるプログラムは他のプログラムの一部に組込まれて提供されるものであってもよい。その場合にも、プログラム自体には上記他のプログラムに含まれるモジュールが含まれず、他のプログラムと協働して処理が実行される。このような他のプログラムに組込まれたプログラムも、本発明にかかるプログラムに含まれ得る。
提供されるプログラム製品は、ハードディスクなどのプログラム格納部にインストールされて実行される。なお、プログラム製品は、プログラム自体と、プログラムが記録された記録媒体とを含む。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
10,30 CPU、11,31 ROM、12,32 RAM、13,33 HDD、14 スキャナー、15 プリンター、16 操作パネル、34 通信コントローラー、100 MFP、101,301 指示入力部、102 アプリケーション実行部、103 ログ保存部、104 比較部、105 算出部、106 判断部、107 管理部、108 特定部、131 ログ記憶部、300 作成サーバー、302 作成部、303 モジュール取得部、304 組込部、305 組込判断部、500 PC、700 モジュールサーバー。

Claims (17)

  1. 時計を内蔵した画像処理装置であって、
    アプリケーションを実行するための実行手段と、
    前記時計から得られるアプリケーションの起動タイミングを起動ログとしてメモリーに記憶するためのログ保存手段と、
    前記アプリケーションの起動時と前記起動時の直近の起動タイミングとを比較するための比較手段と、
    前記比較手段での比較結果に応じて前記アプリケーションの当該画像処理装置での初回の起動タイミングからの経過期間を算出するための算出手段とを備え、
    前記アプリケーションの起動時が前記直近の起動タイミングよりも以前であった場合に、前記算出手段は、前記アプリケーションの初回の起動タイミングから予め規定されたタイミングまでの経過期間に所定期間を加えて前記初回の起動タイミングからの経過期間とする、画像処理装置。
  2. 前記算出手段は、前記アプリケーションの起動時が前記直近の起動タイミングよりも以前であった場合に、前記アプリケーションの初回の起動タイミングから前記予め規定されたタイミングとして前記直近の起動タイミングまでの経過期間に前記所定期間を加えて前記初回の起動タイミングからの経過期間とする、請求項1に記載の画像処理装置。
  3. 前記算出手段は、前記アプリケーションの起動時が前記直近の起動タイミングよりも以前であった場合に、前記アプリケーションの初回の起動タイミングから前記予め規定されたタイミングとして前記アプリケーションとは異なる第2のアプリケーションの直近の起動タイミングまでの経過期間に前記所定期間を加えて前記初回の起動タイミングからの経過期間とする、請求項1に記載の画像処理装置。
  4. 起動頻度に基づいて前記第2のアプリケーションを特定するための特定手段さらに備える、請求項3に記載の画像処理装置。
  5. 前記ログ保存手段は、起動頻度に基づいて前記第2のアプリケーションと特定されたアプリケーションの起動ログを前記メモリーに記憶する、請求項3に記載の画像処理装置。
  6. 前記初回の起動タイミングからの経過期間と予め規定された期間との比較に基づいて前記アプリケーションの起動の可否を判断するための判断手段と、
    前記判断手段での判断に従って前記アプリケーションの起動を管理するための管理手段とをさらに備える、請求項1〜5のいずれかに記載の画像処理装置。
  7. 画像処理装置で実行されるアプリケーションを作成するための作成装置であって、
    前記アプリケーションによって前記画像処理装置に実行させる画像処理の項目ごとに内容についてのユーザー指示を受け付けるための入力手段と、
    画像処理装置に処理を実行させるためのモジュールを記憶する記憶装置から前記項目ごとに前記ユーザー指示で指定された内容の処理を実行させるためのモジュールを取得し、
    取得した前記モジュールを組み合わせることで前記アプリケーションを作成するための作成手段と、
    前記アプリケーションをインストールした画像処理装置での前記アプリケーションの初回の起動タイミングからの経過期間を算出するための管理用のモジュールを前記アプリケーションに組み込むための組込手段とを備え、
    前記管理用のモジュールは、
    前記アプリケーションをインストールした画像処理装置に内蔵された時計から前記アプリケーションの起動タイミングを取得して所定領域に書き込む処理と、
    前記アプリケーションの起動時と前記起動時の直近の起動タイミングとを比較する処理と、
    前記比較する処理での比較結果に応じて前記アプリケーションの前記画像処理装置での初回の起動タイミングからの経過期間を算出する処理とを前記画像処理装置に実行させ、
    前記算出する処理では、前記アプリケーションの起動時が前記直近の起動タイミングよりも以前であった場合に、前記アプリケーションの初回の起動タイミングから予め規定されたタイミングまでの経過期間に所定期間を加えて前記初回の起動タイミングからの経過期間とする、アプリケーション作成装置。
  8. 前記算出する処理では、前記アプリケーションの起動時が前記直近の起動タイミングよりも以前であった場合に、前記アプリケーションの初回の起動タイミングから前記予め規定されたタイミングとして前記直近の起動タイミングまでの経過期間に前記所定期間を加えて前記初回の起動タイミングからの経過期間とする、請求項7に記載のアプリケーション作成装置。
  9. 前記算出する処理では、前記アプリケーションの起動時が前記直近の起動タイミングよりも以前であった場合に、前記アプリケーションの初回の起動タイミングから前記予め規定されたタイミングとして前記アプリケーションとは異なる第2のアプリケーションの直近の起動タイミングまでの経過期間に前記所定期間を加えて前記初回の起動タイミングからの経過期間とする、請求項7に記載のアプリケーション作成装置。
  10. 前記管理用のモジュールは、起動頻度に基づいて前記第2のアプリケーションを特定する処理を前記画像処理装置にさらに実行させる、請求項9に記載のアプリケーション作成装置。
  11. 前記書き込む処理では、前記アプリケーションの起動頻度に基づいて前記起動タイミングを前記所定領域に書き込むか否かを判断する、請求項7〜10のいずれかに記載のアプリケーション作成装置。
  12. 前記管理用のモジュールは、さらに、前記初回の起動タイミングからの経過期間と予め規定された期間との比較に基づいて前記アプリケーションの前記画像処理装置での起動の可否を判断し、起動を管理する処理を実行する、請求項7〜11のいずれかに記載のアプリケーション作成装置。
  13. 予め規定した条件を用いて前記アプリケーションに前記管理用のモジュールを組み込むか否かを判断するための判断手段をさらに備える、請求項7〜12のいずれかに記載のアプリケーション作成装置。
  14. 画像処理装置でのアプリケーションの使用期間を管理する方法であって、
    前記画像処理装置に対するユーザー操作に従って前記アプリケーションを前記画像処理装置において起動するステップと、
    前記アプリケーションの前記画像処理装置における起動タイミングを起動ログとして記憶するステップと、
    前記アプリケーションの起動時と前記起動時の直近の起動タイミングとを比較するステップと、
    前記比較するステップでの比較結果に応じて前記アプリケーションの前記画像処理装置での初回の起動タイミングからの経過期間を算出するステップとを備え、
    前記アプリケーションの起動時が前記直近の起動タイミングよりも以前であった場合に、前記算出するステップでは、前記アプリケーションの初回の起動タイミングから予め規定されたタイミングまでの経過期間に所定期間を加えて前記初回の起動タイミングからの経過期間とする、管理方法。
  15. コンピューターでの、画像処理装置で実行されるアプリケーションの作成方法であって、
    前記アプリケーションによって前記画像処理装置に実行させる画像処理の項目ごとに内容についてのユーザー指示を受け付けるステップと、
    画像処理装置に処理を実行させるためのモジュールを記憶する記憶装置から前記項目ごとに前記ユーザー指示で指定された内容の処理を実行させるためのモジュールを取得し、
    取得した前記モジュールを組み合わせることで前記アプリケーションを作成するステップと、
    前記アプリケーションをインストールした画像処理装置での前記アプリケーションの初回の起動タイミングからの経過期間を算出するための管理用のモジュールを前記アプリケーションに組み込むステップとを備え、
    前記管理用のモジュールは、
    前記アプリケーションをインストールした画像処理装置に内蔵された時計から前記アプリケーションの起動タイミングを取得して所定領域に書き込む処理と、
    前記アプリケーションの起動時と前記起動時の直近の起動タイミングとを比較する処理と、
    前記比較する処理での比較結果に応じて前記アプリケーションの前記画像処理装置での初回の起動タイミングからの経過期間を算出する処理とを前記画像処理装置に実行させ、
    前記算出する処理では、前記アプリケーションの起動時が前記直近の起動タイミングよりも以前であった場合に、前記アプリケーションの初回の起動タイミングから予め規定されたタイミングまでの経過期間に所定期間を加えて前記初回の起動タイミングからの経過期間とする、作成方法。
  16. 画像処理装置に搭載されるコンピューターに、前記画像処理装置でのアプリケーションの使用期間を管理する処理を実行させるプログラムであって、
    前記画像処理装置に対するユーザー操作に従って前記アプリケーションを前記画像処理装置において起動するステップと、
    前記アプリケーションの前記画像処理装置における起動タイミングを起動ログとして記憶するステップと、
    前記アプリケーションの起動時と前記起動時の直近の起動タイミングとを比較するステップと、
    前記比較するステップでの比較結果に応じて前記アプリケーションの前記画像処理装置での初回の起動タイミングからの経過期間を算出するステップとを前記コンピューターに実行させ、
    前記アプリケーションの起動時が前記直近の起動タイミングよりも以前であった場合に、前記算出するステップでは、前記アプリケーションの初回の起動タイミングから予め規定されたタイミングまでの経過期間に所定期間を加えて前記初回の起動タイミングからの経過期間とする、管理プログラム。
  17. コンピューターに、画像処理装置で実行されるアプリケーションの作成処理を実行させるプログラムであって、
    前記アプリケーションによって前記画像処理装置に実行させる画像処理の項目ごとに内容についてのユーザー指示を受け付けるステップと、
    画像処理装置に処理を実行させるためのモジュールを記憶する記憶装置から前記項目ごとに前記ユーザー指示で指定された内容の処理を実行させるためのモジュールを取得し、取得した前記モジュールを組み合わせることで前記アプリケーションを作成するステップと、
    前記アプリケーションをインストールした画像処理装置での前記アプリケーションの初回の起動タイミングからの経過期間を算出するための管理用のモジュールを前記アプリケーションに組み込むステップとを前記コンピューターに実行させ、
    前記管理用のモジュールは、
    前記アプリケーションをインストールした画像処理装置に内蔵された時計から前記アプリケーションの起動タイミングを取得して所定領域に書き込む処理と、
    前記アプリケーションの起動時と前記起動時の直近の起動タイミングとを比較する処理と、
    前記比較する処理での比較結果に応じて前記アプリケーションの前記画像処理装置での初回の起動タイミングからの経過期間を算出する処理とを前記画像処理装置に実行させ、
    前記算出する処理では、前記アプリケーションの起動時が前記直近の起動タイミングよりも以前であった場合に、前記アプリケーションの初回の起動タイミングから予め規定されたタイミングまでの経過期間に所定期間を加えて前記初回の起動タイミングからの経過期間とする、作成プログラム。
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