JP5417919B2 - 画像処理装置、機器管理システム、ソフトウェア管理方法、ソフトウェア管理プログラム、及びそのプログラムを記録した記録媒体 - Google Patents

画像処理装置、機器管理システム、ソフトウェア管理方法、ソフトウェア管理プログラム、及びそのプログラムを記録した記録媒体 Download PDF

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本発明は、ネットワークなどのデータ伝送路を介して接続される1又は複数の機器を管理する機器管理システムに関し、特に、機器である画像処理装置のソフトウェア環境を管理する技術に関するものである。
ネットワークなどの所定のデータ伝送路を介して複合機(MFP:Multifunction Peripheral)やプリンタと言った画像処理装置などの状態を機器管理装置(機器管理サーバ)により監視するシステムはすでに知られている。このような機器管理システムでは、ユーザは管理対象の1又は複数の画像処理装置(管理対象機器)に自ら出向くことなく、画像処理装置の異常を検知する(知る)ことが可能となっている。
上記システム構成において、機器管理装置が画像処理装置のソフトウェア環境を管理することは重要な機能である。一方で、機器管理システムが導入されるユーザ環境には、例えば数千台の画像処理装置を管理しなければならない場合もある。このような場合、ソフトウェア管理作業は、管理者にとって煩雑な作業となる。
そこで、例えば特許文献1には、接続機器の増減に伴うソフトウェアインストール作業を行うことができるソフトウェア自動更新装置が開示されている。
しかしながら、従来のソフトウェア管理方法では、機器管理装置から能動的に行う構成となっている。
機器管理装置から行う場合、以下のような方法でソフトウェア管理が行われる。
まず、機器管理装置では、画像処理装置で動作させる最新ソフトウェアを、ソフトウェア提供装置(ソフトウェアDBサーバ)などから取得し、当該装置内に保持しておく。機器管理装置は、同一ネットワークに接続される1又は複数の画像処理装置から、定期的に機器情報を収集し、各画像処理装置のソフトウェア環境を確認する。機器管理装置は、その確認結果を基に、最新のソフトウェア環境でない画像処理装置に対して、保持している最新ソフトウェアを送信し、画像処理装置のソフトウェア更新を行う。
また、他の方法として、管理者が機器管理装置にログインし、所定のツール又はコマンドを用いて指定した画像処理装置に対して、保持している最新ソフトウェアを送信し、手動で画像処置装置のソフトウェア更新を行う。
このように、機器管理装置から能動的に行うソフトウェア管理方法では、例えば新規の画像処理装置を機器管理システムに加えた(接続した)場合、その画像処理装置が他の画像処理装置と同様のソフトウェア環境となるまでにタイムラグが発生する。そのため、ユーザは、定期的に行われる更新確認や管理者により手動更新完了を待たなければ、最新のソフトウェア環境を有する新規の画像処理装置を利用することができない。
本来であれば、ユーザが新規の画像処理装置をネットワークに接続した際に最新のソフトウェア環境に更新したり、ある画像処理装置に最新ソフトウェアを導入した際に他の画像処理装置のソフトウェア環境も最新環境に更新したり、ソフトウェア管理作業が効率よく行われる環境が望まれる。
本発明は上記従来技術の問題点を鑑み提案されたものであり、その目的とするところは、複数の機器を管理する環境においてソフトウェア管理作業の効率化を図ることができる画像処理装置、機器管理システム、ソフトウェア管理方法、ソフトウェア管理プログラム、及びそのプログラムを記録した記録媒体を提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明に係る画像処理装置は、機器から取得した機器情報を基に機器管理を行う機器管理装置が接続された、所定のデータ伝送路に接続するための第1の接続手段と、インストールするソフトウェアが保持される記録媒体と接続するための第2の接続手段と、を有する画像処理装置であって、当該画像処理装置の前記第1の接続手段が前記所定のデータ伝送路に接続されたことを検知する第1の接続検知手段と、当該画像処理装置の前記第2の接続手段に前記記録媒体が接続されたことを検知する第2の接続検知手段と、前記第1の接続手段が前記所定のデータ伝送路に接続されたことを前記第1の接続検知手段検知した場合に、接続された旨を前記所定のデータ伝送路を介して前記機器管理装置に通知することで前記機器管理装置より取得した、最新ソフトウェアをインストールし、前記第2の接続手段に前記記録媒体が接続されたことを前記第2の接続検知手段が検知した場合に、前記記録媒体より取得した最新ソフトウェアをインストールするソフトウェア環境更新手段と、インストールされた前記最新ソフトウェアのライセンス認証の要否判定を行う認証要否判定手段と、前記認証要否判定手段による判定結果に基づき、前記機器管理装置へ認証を要求する認証要求手段と、を有し、前記ソフトウェア環境更新手段は、前記第2の接続手段を介して前記記録媒体より取得した最新ソフトウェアをインストールした場合には、更に、該最新ソフトウェアを前記機器管理装置に送信し、他の画像処理装置のソフトウェア環境の更新を要求する
このような構成によって、本発明に係る画像処理装置は、ネットワークに接続された旨を機器管理装置に通知し、機器管理装置から最新ソフトウェアを取得する。画像処理装置は、取得した最新ソフトウェアを基にソフトウェア環境を更新後、インストールした最新ソフトウェアのライセンス認証の要否判定を行う。その結果、画像処理装置は、インストールソフトウェアを有効にする(動作可能にする)ためにライセンス認証を行う必要があると判定された場合、機器管理装置へ認証を要求する。画像処理装置は、機器管理装置から応答された認証結果に基づき、インストールソフトウェアを有効にする。
また、上記目的を達成するため、本発明に係る画像処理装置は、前記認証要求手段が、前記第2の接続検知手段により、当該画像処理装置の前記第2の接続手段に記録媒体が接続されたこと検知され、前記ソフトウェア環境更新手段により、最新ソフトウェアがインストールされた場合、インストールされた前記最新ソフトウェアの識別情報、前記記録媒体で保持するプロダクトキー、及び当該画像処理装置の機器情報を前記機器管理装置に送信するようにしてもよい。
このような構成によって、本発明に係る画像処理装置は、所定のインタフェースを介して当該装置に接続された記録媒体から最新ソフトウェアを取得する。画像処理装置は、取得した最新ソフトウェアを基にソフトウェア環境を更新後、インストールした最新ソフトウェアのライセンス認証の要否判定を行う。その結果、画像処理装置は、インストールソフトウェアを有効にする(動作可能にする)ためにライセンス認証を行う必要があると判定された場合、機器管理装置へ認証を要求する。画像処理装置は、機器管理装置から応答された認証結果に基づき、インストールソフトウェアを有効にする。その後、画像処理装置は、インストールした最新ソフトウェアを機器管理装置へ送信し、他の管理対象機器である画像処理装置のソフトウェア環境の更新(最新ソフトウェアのインストール)を要求する。
これによって、本発明に係る画像処理装置は、画像処理装置におけるライセンス認証を含むソフトウェア管理作業を、機器のネットワーク接続時及び機器の最新ソフトウェア更新時に同期させて行い、ソフトウェア管理作業の効率化を図ることができる。
上記目的を達成するため、本発明に係るソフトウェア管理方法は、機器から取得した機器情報を基に機器管理を行う機器管理装置と、管理対象機器である1又は複数の画像処理装置とが、所定のデータ伝送路を介して接続される機器管理システムにおけるソフトウェア管理方法であって、前記画像処理装置が、前記所定のデータ伝送路に接続するための第1の接続手段が前記所定のデータ伝送路に接続されたことを検知する第1の接続検知手順と、インストールするソフトウェアが保持される記録媒体と接続するための第2の接続手段に前記記録媒体が接続されたことを検知する第2の接続検知手順と、前記第1の接続手段が前記所定のデータ伝送路に接続されたことが、前記第1の接続検知手順において検知された場合に、接続された旨を前記所定のデータ伝送路を介して前記機器管理装置に通知することで前記機器管理装置より取得した、最新ソフトウェアをインストールし、前記第2の接続手段に前記記録媒体が接続されたことが、前記第2の接続検知手順において検知された場合に、前記記録媒体より取得した最新ソフトウェアをインストールするソフトウェア環境更新手順と、インストールされた前記最新ソフトウェアのライセンス認証の要否判定を行う認証要否判定手順と、前記認証要否判定手順による判定結果に基づき、前記機器管理装置へ認証を要求する認証要求手順と、を実行し、前記機器管理装置が、前記画像処理装置からの接続された旨の通知に基づき、前記画像処理装置で動作する最新ソフトウェアを送信するソフトウェア送信手順と、前記画像処理装置からの要求に従ってソフトウェアのライセンス認証を行い、要求元の前記画像処理装置に認証結果を応答する認証実行手順と、を実行し、前記ソフトウェア環境更新手順は、前記第2の接続手段を介して前記記録媒体より取得した最新ソフトウェアをインストールした場合には、更に、該最新ソフトウェアを前記機器管理装置に送信し、他の画像処理装置のソフトウェア環境の更新を要求する
また、上記目的を達成するため、本発明に係るソフトウェア管理方法は、前記認証要求手順が、前記第2の接続検知手順により、前記画像処理装置の前記第2の接続手段に記録媒体が接続されたこと検知され、前記ソフトウェア環境更新手順により、最新のソフトウェアがインストールされた場合、インストールされた前記最新ソフトウェアの識別情報、前記記録媒体で保持するプロダクトキー、及び前記画像処理装置の機器情報を前記機器管理装置に送信するようにしてもよい。
このような手順によって、本発明に係るソフトウェア管理方法は、画像処理装置におけるライセンス認証を含むソフトウェア管理作業を、機器のネットワーク接続時及び機器の最新ソフトウェア更新時に同期させて行うと言う動作を実現する。
これによって、本発明に係るソフトウェア管理方法は、画像処理装置におけるライセンス認証を含むソフトウェア管理作業の効率化を図ることが可能な環境を提供できる。
本発明によれば、ライセンス認証を含むソフトウェア管理作業を、機器のネットワーク接続時及び機器の最新ソフトウェア更新時に同期させて行い、ソフトウェア管理を画像処理装置から能動的に制御することで、複数の機器を管理する環境においてソフトウェア管理作業の効率化を図ることが可能な画像処理装置、機器管理システム、ソフトウェア管理方法、ソフトウェア管理プログラム、及びそのプログラムを記録した記録媒体を提供することができる。
本発明の第1の実施形態に係る機器管理システムの構成例を示す図である。 本発明の第1の実施形態に係る機器管理装置のハードウェア構成例を示す図である。 本発明の第1の実施形態に係る画像処理装置のハードウェア構成例を示す図である。 本発明の第1の実施形態に係るソフトウェア管理機能の構成例を示す図である。 本発明の第1の実施形態に係るソフトウェア管理情報のデータ例を示す図である。 本発明の第1の実施形態に係る記録媒体が保持するデータ例を示す図である。 本発明の第1の実施形態に係るインストールソフトウェア管理情報のデータ例を示す図である。 本発明の第1の実施形態に係るソフトウェア管理の処理手順例(その1)を示す図である。 本発明の第1の実施形態に係るソフトウェア管理の動作例(その1)を示す図である。 本発明の第1の実施形態に係るソフトウェア管理の処理手順例(その2)を示す図である。 本発明の第1の実施形態に係るソフトウェア管理の動作例(その2)を示す図である。
以下、本発明の好適な実施の形態(以下、「実施形態」と言う。)について、図面を用いて詳細に説明する。
[第1の実施形態]
<システム構成>
本実施形態に係る機器管理システムの構成について説明する。
図1は、本実施形態に係る機器管理システム1の構成例を示す図である。
図1に示すように、機器管理システム1は、MFPやLP(Laser Printer)と言った1又は複数の画像処理装置(管理対象機器)200及び機器管理装置100が、LAN(Local Area Network)などの内部ネットワークNで相互に接続されている。
さらに機器管理システム1は、ライセンス認証装置(アクティベーションサーバ)300及びソフトウェア提供装置(ソフトウェアDB(Data Base)サーバ)400が内部ネットワークNで相互に接続されたソフトウェアメーカー(ベンダー)側に構築されるシステムと、インターネットなどの外部ネットワークIを介して接続されている。
このようなシステム構成により、機器管理装置100は、画像処理装置200から機器情報を取得し、機器状態を監視することで機器管理を行う。さらに、機器管理装置100では、画像処理装置200にインストールするソフトウェアをソフトウェア提供装置400から取得し、ライセンス認証装置300にライセンス認証要求を行うことで、画像処理装置200で動作する各種ソフトウェアの管理を行う。
<ハードウェア構成>
次に、上記機器管理装置100及び上記画像処理装置200のハードウェア構成について説明する。
図2は、本実施形態に係る機器管理装置100のハードウェア構成例を示す図である。
図2に示すように、機器管理装置100は、入力装置101、表示装置102、ドライブ装置103、RAM(Random Access Memory)104、ROM(Read Only Memory)105、CPU106、インタフェース装置107、及びHDD(Hard Disk Drive)108を備え、それぞれがバスBで相互に接続されている。
入力装置101は、キーボード及びマウスなどで構成され、機器管理装置100に各操作信号を入力するのに用いられる。表示装置102は、ディスプレイなどで構成され、機器管理装置100による処理結果(例えば「機器情報」や「ソフトウェア管理情報」)などを表示する。
インタフェース装置107は、機器管理装置100を内部ネットワークNや外部ネットワークIなどの所定のデータ伝送路に接続するインタフェースである。上記システム構成において説明を行ったように、機器管理装置100は、インタフェース装置107を介して、画像処理装置200、ライセンス認証装置300、及びソフトウェア提供装置400などとデータ通信を行う。
HDD108は、機器管理装置100全体を制御する情報処理システム(例えば「Windows(登録商標)」や「UNIX(登録商標)」などの基本ソフトウェアであるOS(Operating System))を提供するプログラムやデータ、及び情報処理システム上において各種機能(例えば「機器管理機能」や「ソフトウェア管理機能」)を提供するアプリケーションプログラムやデータなどを格納している不揮発性の記憶装置である。また、HDD108は、格納している上記プログラムやデータを、所定のファイルシステムやDBにより管理している。
なお、上記プログラムやデータは、例えばCD(Compact Disk)などの記録媒体103aによって機器管理装置100に提供されるか、所定のデータ伝送路からインタフェース装置107を介してダウンロードされる。例えば、記録媒体103aから提供される場合は、記録媒体103aを読み取り可能なドライブ装置103を介してHDD108にインストールされる。
ROM105は、電源を切っても内部データを保持することができる不揮発性の半導体メモリ(記憶装置)である。ROM105には、機器管理装置100が起動されるときに実行されるBIOS(Basic Input/Output System)、機器管理装置100のシステム設定、及びネットワーク関連の設定などのデータが格納されている。
RAM104は、上記各種記憶装置から読み出されたプログラムやデータを一時保持する揮発性の半導体メモリ(記憶装置)である。CPU106は、このRAM104上(ワーク領域)に読み出したプログラムを実行することにより、機器管理装置100の全体制御や機器管理装置100が搭載する各種機能を動作させる。
このようなハードウェア構成により、機器管理装置100は、例えば、HDD108からRAM104上に読み出した機器管理機能(ソフトウェア管理機能を含む)を実現するためのプログラムをCPU106により実行し、管理対象機器200の状態監視やライセンス認証を含むソフトウェア管理を行うことができる。
図3は、本実施形態に係る画像処理装置200のハードウェア構成例を示す図である。
図3に示すように、画像処理装置200は、コントローラ10、操作パネル21、プロッタ22、及びスキャナ23などを備え、それぞれが相互にバスBで接続されている。
操作パネル21は、表示部及び入力部を備えており、機器情報などの各種情報をユーザに提供したり、動作設定や動作指示などの各種ユーザ操作を受け付けたりする。
プロッタ22は、画像形成部を備えており、用紙に出力画像を形成する。例えば、出力画像を形成する方式は、電子写真プロセスやインクジェット方式などである。本実施形態では、上記電子写真プロセス(露光、現像、転写の順に画像形成を行う方法)により画像形成を行うプロッタ22を例に説明する。スキャナ23は、原稿読み取り部を備えており、原稿面の読み取り画像を生成する。
コントローラ10は、CPU11、記憶装置12、ネットワークI/F13、及び外部記憶I/F14などを備えており、それぞれが相互にバスBで接続されている。
CPU11は、プログラムを実行することにより各種機能の実現や装置全体を制御する。また、記憶装置12は、上記プログラムや各種データ(例えば画像データなど)を格納し保持する。例えば、記憶装置12は、揮発性のメモリであるRAM、不揮発性のメモリであるROM、及び大容量の記憶領域を備えたHDDなどを含む。RAMは、CPU11のワークエリア(プログラムやデータが一時的に読み出される記憶エリア)として機能する。ROMやHDDは、プログラムや各種データの格納先として用いられる。これにより、画像処理装置200では、CPU11により、ROMに格納されたプログラムをRAM上に読み出し、プログラムの実行が行える。
ネットワークI/F13は、画像処理装置200を内部ネットワークNや外部ネットワークIなどの所定のデータ伝送路を接続するためのインタフェースである。
外部記憶I/F14は、外部記憶装置にあたる記録媒体15を接続するためのインタフェースである。例えば、外部記憶装置は、SDメモリカード(SD Memory Card)やUSB(Universal Serial Bus)メモリなどである。これにより、画像処理装置200では、記録媒体15に格納されたプログラムやデータを読み込める。
画像処理装置200は、上記ハードウェア構成により、PC(Personal Computer)から受信した印刷データを、コントローラ10で動作する画像形成プログラムによりラスタイメージ(ビットマップイメージ)へと変換し、プロッタ22により用紙にトナー画像を形成すると言う画像形成機能を実現している。
なお、本実施形態では、画像処理装置200について、上記ハードウェアを備えるMFPを例に説明する。
<ソフトウェア管理機能>
次に、本実施形態に係るソフトウェア管理機能について説明する。
本実施形態に係る機器管理システム1は、まず、画像処理装置200の内部ネットワークNへの接続及び/又は最新ソフトウェアへの更新などを検知し、画像処理装置200にインストールしたソフトウェアのライセンス認証の要否判定を行う。その結果、機器管理システム1は、検知結果に基づく検知通知及び要否判定結果に基づく認証要求通知を画像処理装置200から機器管理装置100へ送信し、ソフトウェア管理を画像処理装置から能動的に行う。機器管理システム1は、このようなソフトウェア管理機能を有している。
機器管理システム1では、ユーザが新規の画像処理装置200をネットワークに接続した際に最新のソフトウェア環境へ更新したり、ある画像処理装置200に最新ソフトウェアを導入した際に他の画像処理装置200のソフトウェア環境も最新環境に更新したり、ソフトウェア管理作業を簡便に効率よく行いたい。
そこで、本実施形態に係る機器管理システム1では、画像処理装置200におけるライセンス認証を含むソフトウェア管理作業を、画像処理装置200のネットワーク接続時及び画像処理装置200の最新ソフトウェア更新時に同期させて行う。つまり、機器管理システム1は、機器管理装置100から所定のスケジュール(手動を含む)に従ってソフトウェア管理を行うのではなく、新規機器の追加や機器におけるソフトウェア環境の更新など画像処理装置200から能動的に行う。
これによって、機器管理システム1は、複数の画像処理装置200を管理する環境においてソフトウェア管理作業の効率化を図ることができる。
以下に、上記ソフトウェア管理機能の構成とその動作について説明する。
図4は、本実施形態に係るソフトウェア管理機能の構成例を示す図である。
まず、本実施形態に係るソフトウェア管理機能の技術的特徴を有する画像処理装置200を説明する前に、当該装置の周辺装置が有する機能について簡単に説明しておく。
《周辺装置が有する各機能》
図4に示すように、ライセンス認証装置300は、通信部40c及びライセンス認証部80を有している。また、ソフトウェア提供装置400は、通信部40d及びソフトウェア提供部90を有している。
通信部40c及び40dは、機器管理装置100と当該各装置300及び400との間で双方向データ通信を行う機能部である。
ライセンス認証部80は、ライセンス認証処理を行う機能部である。ライセンス認証部80は、機器管理装置100からの要求に従い、要求時に受信した機器情報及びプロダクトキーを基にライセンス認証を行う。ライセンス認証部80は、指定されたソフトウェアに対して認証を許可する場合、機器情報及びプロダクトキーからライセンスコードを生成し、生成したライセンスコードを認証結果として要求元の機器管理装置100に送信する。
また、ソフトウェア提供部90は、画像処理装置200で動作可能な最新ソフトウェアのプログラムを提供する機能部である。ソフトウェア提供部90は、機器管理装置100からの取得要求に従い、最新ソフトウェアのプログラムを送信する。
続いて、機器管理装置100は、ソフトウェア管理制御部20、ライセンス認証制御部30、通信部40a、及び各種情報保持部51,521,及び53を有している。
ソフトウェア管理制御部20は、ソフトウェア管理に係る処理を制御する機能部である。ソフトウェア管理制御部20は、ソフトウェア提供装置400から定期的に最新ソフトウェアのプログラムを取得し、取得したプログラムを最新ソフトウェア保持部51に保持する。また、ソフトウェア管理制御部20は、最新ソフトウェアのプログラムを取得した際に、ソフトウェア管理情報保持部521により保持するソフトウェアに係る管理情報を更新する。
また、ソフトウェア管理制御部20は、ソフトウェア更新要求部201を有し、画像処理装置200からの要求に従い、画像処理装置200に最新ソフトウェアのプログラムを送信し、ソフトウェア環境の更新(ソフトウェアインストール)を要求する。
このように、ソフトウェア管理制御部20は、画像処理装置200に提供する最新ソフトウェアを管理している。
ライセンス認証制御部30は、ライセンス認証に係る処理を制御する機能部である。ライセンス認証制御部30は、ライセンス認証要求部301を有し、画像処理装置200からの要求に従い、指定されたソフトウェアのライセンス認証(アクティベーション)をライセンス認証装置300に要求し、受け取った認証結果を要求元の画像処理装置200に応答する。
また、ライセンス認証制御部30は、ライセンス認証を行う際に、プロダクトキー保持部53により保持されるプロダクトキーの使用状況に係る情報を更新し、プロダクトキーの使用・未使用を管理する。なお、プロダクトキー保持部53に保持されるプロダクトキーは、ソフトウェアに対応付けられ利用契約に従って発行されるデータである。そのため、プロダクトキーは、ソフトウェア提供装置400からソフトウェアとともに取得する。よって、ソフトウェア管理制御部20が、最新ソフトウェアのプログラムとともに取得したプロダクトキーをライセンス認証制御部30に渡し、ライセンス認証制御部30がプロダクトキー保持部53に格納する。
通信部40aは、インタフェース装置107を介して画像処理装置200、ライセンス認証装置300、及びソフトウェア提供装置400などの他の装置と当該装置100との間で双方向データ通信を行う機能部である。上述したように、通信部40aは、画像処理装置200からの各種処理要求、ライセンス認証装置300への認証要求、及びソフトウェア提供装置400からの各種データ受信などを行う。
各種情報保持部51,521,及び53は、機器管理装置100におけるソフトウェア管理の中で用いるプログラムやデータを保持する機能部である。各種情報保持部51,521,及び53は、上述したように、最新ソフトウェア保持部51、ソフトウェア管理情報保持部521、及びプロダクトキー保持部53である。
最新ソフトウェア保持部51は、画像処理装置200で動作可能な最新ソフトウェアのプログラムを保持する記憶領域である。最新ソフトウェア保持部51には、例えば、ソフトウェア識別情報(例えば「ソフトウェア名称」)とプログラムとが対応付けて保持されている。
最新ソフトウェア保持部51は、このようなデータ構成により、ソフトウェア識別情報を基に、プログラムを特定することができる。
ソフトウェア管理情報保持部521は、上記最新ソフトウェア保持部51で保持する最新ソフトウェアに係る管理情報を保持する記憶領域である。
図5は、本実施形態に係るソフトウェア管理情報521Dのデータ例を示す図である。
上記ソフトウェア管理情報521Dは、例えば図5に示すようなデータを有している。ソフトウェア管理情報521Dは、「最新バージョン」及び「対応機種」の各情報項目がソフトウェアごとに関連付けられている。「最新バージョン」とは、ソフトウェア提供装置400から提供可能な最新のバージョンを示すデータである。「対応機種」とは、ソフトウェアが動作可能な画像処理装置200の機種を識別するデータである。
ソフトウェア管理情報521Dは、このようなデータ構成により、画像処理装置200からソフトウェアの更新が要求された場合に、要求時に取得した機器情報に含まれる機種識別情報を基に、要求元の画像処理装置200に提供可能な最新ソフトウェアを特定することができる。
プロダクトキー保持部53は、ソフトウェア提供装置400からソフトウェアに対応付けられて発行されたプロダクトキーを保持する記憶領域である。プロダクトキー保持部53には、例えば、ソフトウェア識別情報(例えば「ソフトウェア名称」)とプロダクトキーとが対応付けて保持されている。
プロダクトキー保持部53は、このようなデータ構成により、ソフトウェア識別情報を基に、プロダクトキーを特定することができる。
なお、上記各種情報保持部51,521,及び53は、例えば、機器管理装置100が備えるHDD108の所定の記憶領域にあたる。また、上記各種情報保持部51,521,及び53の各情報項目は、ソフトウェア管理制御部20により、ソフトウェア提供装置400から最新ソフトウェアのプログラムを取得した際に追加・更新される。
《画像処理装置が有する各機能》
続いて、画像処理装置200は、通信部40b、ソフトウェア更新制御部60、検知部70、及びインストールソフトウェア管理情報保持部522を有している。
通信部40bは、機器管理装置100と当該装置200との間で双方向データ通信を行う機能部である。
検知部70は、当該装置200への外部接続を検知する機能部である。検知部70は、ネットワーク接続検知部701及び外部記憶装着検知部702を有している。
ネットワーク接続検知部701は、当該装置200がネットワークI/F13を介して機器管理システム1の内部ネットワークN(所定のデータ伝送路)に接続されたことを検知する。また、外部記憶装着検知部702は、当該装置200に外部記憶I/F14を介して外部記憶装置である記録媒体15が装着されたことを検知する。
ネットワーク接続検知部701は、内部ネットワークNへの接続が検知されると、通信部40bを介して、当該装置200が機器管理システム1に加入した旨を機器管理装置100へ通知する。このとき、通信部40bは、当該装置200の機器情報を含むシステム加入通知を機器管理装置100に送信する。また、このとき送信される機器情報には、機器ネットワーク情報である「IPアドレス」、機器識別情報である「シリアル番号」、及び機種識別情報である「モデル名」などが含まれる。
外部記憶装着検知部702は、記録媒体15の装着が検知されると、装着された旨を後述するソフトウェア更新制御部60へと通知する。
ソフトウェア更新制御部60は、当該装置200が有するソフトウェア環境の更新(例えば「ソフトウェアのインストール」)を制御する機能部である。ソフトウェア更新制御部60は、ソフトウェア更新部601、ライセンス認証要否判定部602、及びソフトウェア提供部603を有している。
ソフトウェア更新部601は、最新ソフトウェアのプログラムを当該装置200にインストールし、ソフトウェア環境を更新する。ソフトウェア更新部601がインストールする最新ソフトウェアのプログラムは、機器管理装置100から通信部40bを介して受信したプログラム及び/又は外部記憶装着検知部702により装着が検知された記録媒体15が保持するプログラムである。
例えば、ソフトウェア更新部601には、ネットワーク接続検知部701の接続検知により通信部40bを介して機器管理装置100にシステム加入通知が送信された場合、機器管理装置100から当該装置200で動作する最新ソフトウェアのプログラムが送信される。
また、ソフトウェア更新部601は、外部記憶装着検知部702の装着検知を受け付けた場合、当該装置200に装着された記録媒体15にアクセスし、記録媒体15が保持するプログラムを取得する。
図6は、本実施形態に係る記録媒体15が保持するデータ例を示す図である。
図6に示すように、記憶媒体15には、当該装置200で動作可能な最新ソフトウェアのプログラムPG及び最新ソフトウェアに対応付けられて発行されたプロダクトキーPKなどが所定の記憶領域に保持されている。このような場合、ソフトウェア更新部601は、プログラムPGだけでなく、プロダクトキーPKも取得する。
ソフトウェア更新部601は、上記方法により取得したプログラムPGを、当該装置200にインストールする。
また、ソフトウェア更新部601は、上記方法によりソフトウェア環境を更新した場合、インストールソフトウェア管理情報保持部522が保持する当該装置200にインストールされたソフトウェアに係る管理情報を更新する。
図7は、本実施形態に係るインストールソフトウェア管理情報522Dのデータ例を示す図である。
上記インストールソフトウェア管理情報522Dは、例えば図7に示すようなデータを有している。インストールソフトウェア管理情報522Dは、「インストールバージョン」及び「ライセンス認証が必要なバージョン」の各情報項目がソフトウェアごとに関連付けられている。「インストールバージョン」とは、当該装置200にインストールされたソフトウェアのバージョンを示すデータである。「ライセンス認証が必要なバージョン」とは、インストールされたソフトウェアを有効(動作可能)にするため、ライセンス認証が必要となるバージョンを示すデータである。
インストールソフトウェア管理情報522Dは、このようなデータ構成により、当該装置200にインストールしたソフトウェアに対して、ソフトウェアを有効にするためにライセンス認証が必要なバージョンを特定することができる。
なお、上記インストールソフトウェア管理情報522Dの各情報項目は、ソフトウェア更部601により、ソフトウェアをインストールした際に追加・更新される。
ライセンス認証要否判定部602は、ソフトウェア更新部601によりインストールされたソフトウェアを有効にするため、ライセンス認証(アクティベーション)の要否を判定する。
ライセンス認証要否判定部602は、まず、ソフトウェアの識別情報を基に、上記インストールソフトウェア管理情報保持部522を参照し、ソフトウェアを有効にするためにライセンス認証が必要なバージョンを特定する。ライセンス認証要否判定部602は、特定したバージョンとインストールバージョンとを比較し、ライセンス認証の要否判定を行う。具体的には、特定したバージョンがインストールバージョンと一致する場合に、ライセンス認証が必要と判定し、不一致の場合には、ライセンス認証が必要ないと判定する。
例えば、MFP01に、ソフトウェアAのバージョン2.0がインストールされた場合、ライセンス認証要否判定部602は、図7に示すインストールソフトウェア管理情報保持部522を参照すると、ソフトウェアAを有効にするためにライセンス認証が必要と判定する。また、MFP05に、ソフトウェアCのバージョン1.3がインストールされた場合、ライセンス認証要否判定部602は、ソフトウェアCを有効にするためにライセンス認証が必要ないと判定する。
ライセンス認証要否判定部602は、上記方法により判定した要否判定結果を基に、通信部40bを介して、機器管理装置100にライセンス認証要求を行う。
これにより、ソフトウェア更新制御部60は、機器管理装置100から通信部40bを介してライセンス認証の結果を受信し、認証結果を基に最新に更新したソフトウェアを有効にする。つまり、インストールされたソフトウェアが当該装置200で動作可能となる。
ソフトウェア提供部603は、外部記憶装着検知部702の装着検知を受け付けた場合、通信部40bを介して、装着された記録媒体15から取得した最新ソフトウェアのプログラムPGを機器管理装置100に送信する。ソフトウェア提供部603は、最新ソフトウェアを機器管理装置100に送信することで、管理対象機器である他の画像処理装置200のソフトウェア更新を機器管理装置100に要求する。このとき、ソフトウェア提供部603は、プログラムPGだけでなく、プロダクトキーPKも送信する。
これにより、機器管理装置100では、ソフトウェア管理制御部20が有するソフトウェア更新要求部201が、通信部40aを介して受信したプログラムPG(ソフトウェア提供部603からのプログラムPG)を他の画像処理装置200に送信する。その結果、各画像処理装置200では、ソフトウェア更新制御部60が有するソフトウェア更新部601が、受信したプログラムPGのインストールを行い、ソフトウェア環境が更新される。
このように、本実施形態に係るソフトウェア管理機能は、上記各機能部が連係動作することにより実現される。
次に、上記ソフトウェア管理機能の詳細な動作(機能部群の連係動作)について、シーケンス図を用いて説明する。
ソフトウェア管理機能は、主に、機器管理装置100及び画像処理装置200に搭載(インストール)される機器管理プログラム(ソフトウェア部品)が、CPU106及び11により、格納先(例えば「ROM」)からRAM上に読み出され、以下の処理が実行されることで実現される。なお、以下の説明では、ソフトウェア管理に係る動作を、画像処理装置200がネットワークに接続された場合及び画像処理装置200に記録媒体15が装着された場合の2つの場面に分けて説明する。
《ネットワーク接続時》
図8は、本実施形態に係るソフトウェア管理の処理手順例(その1)を示す図である。
図8に示すように、画像処理装置200は、検知部70が有するネットワーク接続検知部701により、ネットワークI/F13を介して内部ネットワークNに接続されたことを検知する(ステップS101)。
ネットワーク接続検知部701は、通信部40bを介して、当該装置200が機器管理システム1に加入した旨の通知を、機器管理装置100へと送信する(ステップS102及びS103)。このとき、通信部40bは、当該装置200の機器情報を含むシステム加入通知を機器管理装置100に送信する。
機器管理装置100は、通信部40aを介して、画像処理装置200からのシステム加入通知を受信し、受信した通知情報をソフトウェア管理制御部20が有するソフトウェア更新要求部201へと転送する(ステップS104)。
ソフトウェア更新要求部201は、通知情報に含まれる機器情報(機種識別情報)を基に、画像処理装置200の機種を特定し、特定した機種を基にソフトウェア管理情報保持部521で保持するソフトウェア管理情報521Dを参照する。これにより、ソフトウェア更新要求部201は、通知元である画像処理装置200にインストール可能な(動作可能な)最新ソフトウェアを特定する(ステップS105)。
ソフトウェア更新要求部201は、特定したインストールソフトウェアの送信を通信部40aに要求する(ステップS106)。このとき、ソフトウェア更新要求部201は、特定したインストールソフトウェアの識別情報を基に、最新ソフトウェア保持部51で保持する該当プログラムPGを取得し、取得したプログラムPGを通信部40aに転送することで、送信を要求する。
その結果、機器管理装置100からは、通信部40aを介して、通知元の画像処理装置200にインストールソフトウェアのプログラムPGが送信される(ステップS107)。
画像処理装置200は、通信部40bを介して、機器管理装置100からのプログラムPGを受信し、受信したプログラムPGをソフトウェア更新制御部60が有するソフトウェア更新部601へと転送する(ステップS108)。
ソフトウェア更新部601は、転送されたプログラムPGを当該装置200にインストールし(ステップS201)、インストールソフトウェア管理情報保持部522で保持するインストールソフトウェア管理情報522Dを更新する(ステップS202)。このとき、ソフトウェア更新部601は、インストールするプログラムPGが新規ソフトウェアの場合、インストールソフトウェア管理情報522Dに、バージョン及びライセンス認証を必要とするバージョンの各情報項目を、インストールソフトウェアに対応付けて追加する。また、ソフトウェア更新部601は、インストールするプログラムPGが更新ソフトウェアの場合、ソフトウェアの識別情報を基に、インストールソフトウェア管理情報522Dで管理されるバージョン及びライセンス認証を必要とするバージョンの各情報項目を、インストール時に取得したデータにより更新する。また、ソフトウェア更新部601は、インストールするプログラムPGがすでにインストールされている場合には、ソフトウェア更新作業を行わない。
ソフトウェア更新部601は、プログラムPGのインストール及びインストールソフトウェア管理情報522Dの更新を終えると、ライセンス認証要否判定部602に対して、インストールソフトウェアの識別情報を基にライセンス認証の要否判定を要求する(ステップS203)。
ライセンス認証要否判定部602は、要求に従い、インストールソフトウェアを有効にするため、ライセンス認証の要否判定を行う(ステップS204)。具体的には、ライセンス認証要否判定部602は、まず、インストールソフトウェアの識別情報を基に、更新されたインストールソフトウェア管理情報522Dを参照し、インストールバージョン及びライセンス認証が必要なバージョンの各情報項目から該当データを取得する。続いて、ライセンス認証要否判定部602は、取得したインストールバージョンとライセンス認証が必要なバージョンとを比較する。ライセンス認証要否判定部602は、互いのバージョンが一致していれば、ライセンス認証が必要であると判定する。一方、互いのバージョンが一致していなければ、ライセンス認証が必要ないと判定する。
ライセンス認証要否判定部602は、インストールソフトウェアにライセンス認証が必要と判定された場合(ステップS204:YES)、通信部40bを介して、ライセンス認証の通知を機器管理装置100へと送信する(ステップS205及びS206)。このとき、通信部40bは、ライセンス認証を行うソフトウェアの識別情報及び当該装置200の機器情報を含む認証通知を機器管理装置100に送信する。
機器管理装置100は、通信部40aを介して、画像処理装置200からの認証通知を受信し、受信した通知情報をライセンス認証制御部30が有するライセンス認証要求部301へと転送する(ステップS207)。
ライセンス認証要求部301は、通知情報に含まれるソフトウェアの識別情報を基に、ライセンス認証装置300に認証要求を行い、ライセンス認証を実施する(ステップS208)。このとき、ライセンス認証要求部301は、通信部40aを介して、通知情報に含まれるプロダクトキー及び機器情報を、ライセンス認証装置300に送信することで認証要求を行う。その結果、機器管理装置100は、ライセンス認証装置300から認証結果を受信する。機器管理装置100は、認証結果[OK]の場合、ライセンス認証装置300からプロダクトキー及び機器情報を基に生成されたライセンスコードを取得する。一方、認証結果[NG]の場合には、ライセンス認証装置300からその旨が通知される。
ライセンス認証要求部301は、上記認証結果の送信を通信部40aに要求する(ステップS209)。
その結果、機器管理装置100からは、通信部40aを介して、通知元の画像処理装置200にインストールソフトウェアのライセンス認証結果が送信される(ステップS210)。このとき、通信部40aは、認証時に生成されたライセンスコードを認証結果として画像処理装置200へと送信する。
画像処理装置200は、通信部40bを介して、機器管理装置100からの認証結果を受信し、受信した認証結果をライセンス更新制御部60が有するライセンス認証要否判定部602へと転送する(ステップS211)。
ライセンス認証要否判定部602は、要求元のソフトウェア更新部601にステップS204における要否判定結果[否](ステップS204:NO)又は認証結果を転送する(ステップS212)。
その結果、ソフトウェア更新部601は、ライセンス認証要否判定部602から認証結果[OK]を受け取った場合に、転送されたライセンスコードを設定する(ステップS213)。
最後に、ソフトウェア更新部601は、ソフトウェア管理作業が完了した旨をユーザに通知する(ステップS214)。このとき、ソフトウェア更新部601は、例えば、当該装置200が備える表示装置102の画面に作業完了情報を表示する。ここで表示される作業完了情報には、上記要否判定結果や上記認証結果が含まれる。例えば、インストールソフトウェアがライセンス認証を行う必要がなかった場合には、インストールされたソフトウェアに係る情報とライセンス認証が必要ない旨が表示される。また、インストールソフトウェアがライセンス認証を行う必要があり認証結果[NG]の場合には、インストールされたソフトウェアに係る情報とライセンス認証に失敗したため動作できない旨が表示される。この場合、認証結果に含まれる認証失敗の原因(例えば「ライセンス数の枯渇」や「有効期限の満了」)などを表示してもよい。
このように、本実施形態に係る機器管理システム1では、画像処理装置200がネットワークに接続された場合、上記処理手順により画像処理装置200のソフトウェア環境を最新環境へと更新する。具体的には、図9に示すようなソフトウェア管理動作が実現される。
図9は、本実施形態に係るソフトウェア管理の動作例(その1)を示す図である。
図9(A)に示すように、まず、機器管理システム1に新規の画像処理装置200nが接続される。その結果、機器管理システム1では、図9(B)に示すように、新規の画像処理装置200nから機器管理装置100に接続通知が送信される。通知を受信した機器管理装置100は、他の画像処理装置200〜200と同様に、新規の画像処理装置200nのソフトウェア環境を最新環境へと更新する。このように、機器管理システム1では、ソフトウェア管理を画像処理装置200から能動的に行う。
《ネットワーク接続時》
図10は、本実施形態に係るソフトウェア管理の処理手順例(その2)を示す図である。
図10に示すように、画像処理装置200は、検知部70が有する外部記憶装着検知部702により、外部記憶I/F14を介して記録媒体15が装着されたことを検知する(ステップS301)。
外部記憶装着検知部702は、ソフトウェア更新制御部60が有するソフトウェア更新部601に、当該装置200に記録媒体15が装着された旨を通知する(ステップS302)。
ソフトウェア更新部601は、装着通知されると、記録媒体15から取得した最新ソフトウェアのプログラムPGを当該装置200にインストールする(ステップS303)。続いて、ソフトウェア更新部601は、インストールソフトウェア管理情報保持部522で保持するインストールソフトウェア管理情報522Dを更新する(ステップS304)。なお、ソフトウェア更新部601におけるソフトウェア更新の具体的な処理については、図8を用いて説明した内容と同様であるため、ここでの説明は省略する。
ソフトウェア更新部601は、プログラムPGのインストール及びインストールソフトウェア管理情報522Dの更新を終えると、ライセンス認証要否判定部602に対して、インストールソフトウェアの識別情報を基にライセンス認証の要否判定を要求する(ステップS305)。
ライセンス認証要否判定部602は、要求に従い、インストールソフトウェアを有効にするため、ライセンス認証の要否判定を行う(ステップS306)。なお、ライセンス認証要否判定部602における認証要否判定及びライセンスコード生成の具体的な処理については、図8を用いて説明した内容と同様であるため、ここでの説明は省略する。
ライセンス認証要否判定部602は、インストールソフトウェアにライセンス認証が必要と判定された場合(ステップS306:YES)、通信部40bを介して、ライセンス認証の通知を機器管理装置100へと送信する(ステップS307及びS308)。このとき、通信部40bは、ライセンス認証を行うソフトウェアの識別情報、ソフトウェアに対応付けられたプロダクトキー、及び当該装置200の機器情報を含む認証通知を機器管理装置100に送信する。
機器管理装置100は、通信部40aを介して、画像処理装置200からの認証通知を受信し、受信した通知情報をライセンス認証制御部30が有するライセンス認証要求部301へと転送する(ステップS309)。
ライセンス認証要求部301は、通知情報に含まれるソフトウェアの識別情報を基に、ライセンス認証装置300に認証要求を行い、ライセンス認証を実施する(ステップS310)。このとき、ライセンス認証要求部301は、通信部40aを介して、通知情報に含まれるプロダクトキー及び機器情報を、ライセンス認証装置300に送信することで認証要求を行う。その結果、機器管理装置100は、ライセンス認証装置300から認証結果を受信する。機器管理装置100は、認証結果[OK]の場合、ライセンス認証装置300からプロダクトキー及び機器情報を基に生成されたライセンスコードを取得する。一方、認証結果[NG]の場合には、ライセンス認証装置300からその旨が通知される。
ライセンス認証要求部301は、上記認証結果の送信を通信部40aに要求する(ステップS311)。
その結果、機器管理装置100からは、通信部40aを介して、通知元の画像処理装置200にインストールソフトウェアのライセンス認証結果が送信される(ステップS312)。このとき、通信部40aは、認証時に生成されたライセンスコードを認証結果として画像処理装置200へと送信する。
画像処理装置200は、通信部40bを介して、機器管理装置100からの認証結果を受信し、受信した認証結果をライセンス更新制御部60が有するライセンス認証要否判定部602へと転送する(ステップS313)。
ライセンス認証要否判定部602は、要求元のソフトウェア更新部601にステップS306における要否判定結果[否](ステップS306:NO)又は認証結果を転送する(ステップS314)。
その結果、ソフトウェア更新部601は、ライセンス認証要否判定部602から認証結果[OK]を受け取った場合に、転送されたライセンスコードを設定する(ステップS315)。
続いて、ソフトウェア更新部601は、インストールソフトウェアのプログラムPGをソフトウェア更新制御部60が有するソフトウェア提供部603に転送し、他の画像処理装置200のソフトウェア更新の通知を要求する(ステップS401)。
ソフトウェア提供部603は、要求に従い、通信部40bを介して、プログラムPGを機器管理装置100へと送信する(ステップS402及びS403)。このとき、通信部40bは、プログラムPG、ソフトウェアの識別情報、及びソフトウェアに対応付けられ記録媒体15に保持されるプロダクトキーを含む更新通知を機器管理装置100に送信する。
機器管理装置100は、通信部40aを介して、画像処理装置200からのソフトウェア更新通知を受信し、受信した通知情報をソフトウェア管理制御部20が有するソフトウェア更新要求部201へと転送する(ステップS404)。
ソフトウェア更新要求部201は、機器識別情報を基に、通知情報に含まれるプログラムPGを送信することで、他の画像処理装置200にソフトウェア環境の更新を要求する(ステップS405)。これにより、他の画像処理装置200は、通信部40bを介して、プログラムPGを受信する。その結果、他の画像処理装置200では、ソフトウェア更新制御部60が有するソフトウェア更新部601により受信プログラムPGがインストールされる。
ソフトウェア更新要求部201は、上記更新結果の送信を通信部40aに要求する(ステップS406)。
その結果、機器管理装置100からは、通信部40aを介して、通知元の画像処理装置200にソフトウェア更新結果が送信される(ステップS407)。
画像処理装置200は、通信部40bを介して、機器管理装置100からの更新結果を受信し、受信した更新結果をソフトウェア管理制御部60が有するソフトウェア提供部603へと転送する(ステップS408)。
ソフトウェア提供部603は、要求元のソフトウェア更新部601に更新結果を転送する(ステップS409)。
最後に、ソフトウェア更新部601は、ソフトウェア管理作業が完了した旨をユーザに通知する(ステップS410)。このとき、ソフトウェア更新部601は、例えば、当該装置200が備える表示装置102の画面に作業完了情報を表示する。ここで表示される作業完了情報には、上記更新結果、上記要否判定結果、及び上記認証結果が含まれる。なお、表示例については、図8を用いて説明した内容と同様であるため、ここでの説明は省略する。
このように、本実施形態に係る機器管理システム1では、最新ソフトウェアが保持された記録媒体15が画像処理装置200に装着された場合、上記処理手順により装着された画像処理装置200のソフトウェア環境を最新環境へと更新する。さらに、画像処理装置200にインストールされた最新ソフトウェアのプログラムPGを、機器管理装置100を介して他の画像処理装置200に送信する。これにより、機器管理システム1では、他の画像処理装置200のソフトウェア環境も最新環境へと更新する。具体的には、図11に示すようなソフトウェア管理動作が実現される。
図11は、本実施形態に係るソフトウェア管理の動作例(その2)を示す図である。
図11(A)に示すように、まず、機器管理システム1に接続された画像処理装置200nに記録媒体15が装着される。その結果、機器管理システム1では、図11(B)に示すように、記録媒体15が装着された画像処理装置200nから機器管理装置100に最新ソフトウェアのプログラムPGが送信される。機器管理装置100は、他の画像処理装置200〜200にプログラムPGを送信し、ソフトウェア環境の更新を要求する。このように、機器管理システム1では、ソフトウェア管理を画像処理装置200から能動的に行う。
<まとめ>
以上のように、本実施形態に係る機器管理システム1によれば、画像処理装置200が、ネットワーク接続及び/又は最新ソフトウェア更新などを検知し、インストールされたソフトウェアのライセンス認証の要否判定を行う。その結果、機器管理システム1は、検知結果及び要否判定結果を画像処理装置200から機器管理装置100へ通知し、ソフトウェア管理を能動的に制御する。
つまり、機器管理システム1では、画像処理装置200におけるライセンス認証を含むソフトウェア管理作業を、機器のネットワーク接続時及び機器の最新ソフトウェア更新時に同期させて行う。
これによって、機器管理システム1は、複数の画像処理装置200を管理する環境においてソフトウェア管理作業の効率化を図ることができる。
なお、上記実施形態に係るソフトウェア管理機能は、図に示した各処理手順を、動作環境(プラットフォーム)にあったプログラミング言語でコード化されたプログラムが、CPU106及び11により実行されることで実現される。
上記プログラムは、コンピュータが読み取り可能な記録媒体103a及び15に格納することができる。例えば、機器管理装置100で読み取り可能な記録媒体103aには、フロッピー(登録商標)ディスク、CD、及びDVD(Digital Versatile Disk)などがある。また、画像処理装置200で読み取り可能な記録媒体15には、SDメモリカード(SD Memory Card)及びUSB(Universal Serial Bus)メモリなどがある。
よって、上記プログラムは、記録媒体103aを読み取り可能なドライブ装置103及び記録媒体15を読み取り可能な外部記憶I/F14を介して機器管理装置100及び画像処理装置200にインストールすることができる。また、機器管理装置100及び画像処理装置200は、インタフェース装置107及びネットワークI/F13を備えていることから、電気通信回線を用いて上記プログラムをダウンロードし、インストールすることもできる。
また、上記実施形態の中で、ライセンス認証処理とソフトウェア提供処理が別の装置(ライセンス認証装置300とソフトウェア提供装置400)で行われる構成を例に説明を行ったが、この限りでない。例えば、上記各処理を1台の装置が行う構成であってもよい。
また、上記実施形態の中で、ライセンス認証装置300及びソフトウェア提供装置400が外部ネットワークIで接続される構成を例に説明を行ったが、この限りでない。例えば、ライセンス認証処理及びソフトウェア提供処理を機器管理装置100で行う構成であってもよい。
最後に、上記実施形態に挙げた形状や構成に、その他の要素との組み合わせなど、ここで示した要件に、本発明が限定されるものではない。これらの点に関しては、本発明の主旨をそこなわない範囲で変更することが可能であり、その応用形態に応じて適切に定めることができる。
1 機器管理システム
20 ソフトウェア管理制御部
201 ソフトウェア更新要求部
30 ライセンス認証制御部
301 ライセンス認証要求部
40a,40b,40c,40d 通信部
51 最新ソフトウェア保持部
521 ソフトウェア管理情報保持部
521D ソフトウェア管理情報
522 インストールソフトウェア管理情報保持部
522D インストールソフトウェア管理情報
53 プロダクトキー保持部
60 ソフトウェア更新制御部
601 ソフトウェア更新部
602 ライセンス認証要否判定部
603 ソフトウェア提供部
70 検知部
701 ネットワーク接続検知部
702 外部記憶装着検知部
80 ライセンス認証部
90 ソフトウェア提供部
100 機器管理装置
101 入力装置
102 表示装置
103 ドライブ装置(a:記録媒体)
104 RAM(揮発性の半導体メモリ)
105 ROM(不揮発性の半導体メモリ)
106 CPU(中央処理装置)
107 インタフェース装置(NIC:Network I/F Card)
108 HDD(不揮発性の記憶装置)
200 画像処理装置(管理対象機器)
10 コントローラ
11 CPU
12 記憶装置
13 ネットワークI/F
14 外部記憶I/F
15 記録媒体
21 操作パネル
22 プロッタ
23 スキャナ
300 ライセンス認証装置(アクティベーションサーバ)
400 ソフトウェア提供装置(ソフトウェアDBサーバ)
I 外部ネットワーク(インターネット)
N 内部ネットワーク(LAN)
特開2008−186392号公報

Claims (11)

  1. 機器から取得した機器情報を基に機器管理を行う機器管理装置が接続された、所定のデータ伝送路に接続するための第1の接続手段と、インストールするソフトウェアが保持される記録媒体と接続するための第2の接続手段と、を有する画像処理装置であって、
    当該画像処理装置の前記第1の接続手段が前記所定のデータ伝送路に接続されたことを検知する第1の接続検知手段と、
    当該画像処理装置の前記第2の接続手段に前記記録媒体が接続されたことを検知する第2の接続検知手段と、
    前記第1の接続手段が前記所定のデータ伝送路に接続されたことを前記第1の接続検知手段検知した場合に、接続された旨を前記所定のデータ伝送路を介して前記機器管理装置に通知することで前記機器管理装置より取得した、最新ソフトウェアをインストールし、前記第2の接続手段に前記記録媒体が接続されたことを前記第2の接続検知手段が検知した場合に、前記記録媒体より取得した最新ソフトウェアをインストールするソフトウェア環境更新手段と、
    インストールされた前記最新ソフトウェアのライセンス認証の要否判定を行う認証要否判定手段と、
    前記認証要否判定手段による判定結果に基づき、前記機器管理装置へ認証を要求する認証要求手段と、を有し、
    前記ソフトウェア環境更新手段は、
    前記第2の接続手段を介して前記記録媒体より取得した最新ソフトウェアをインストールした場合には、更に、該最新ソフトウェアを前記機器管理装置に送信し、他の画像処理装置のソフトウェア環境の更新を要求することを特徴とする画像処理装置。
  2. 当該画像処理装置にインストールされたソフトウェアに係る管理情報を保持する情報保持手段を有し、
    前記ソフトウェア環境更新手段は、
    前記最新ソフトウェアのインストールを行った際に、
    前記情報保持手段で保持する前記管理情報を更新することを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  3. 前記認証要否判定手段は、
    前記情報保持手段で保持する前記管理情報に含まれる、ライセンス認証が必要なバージョン情報と、インストールされた前記最新ソフトウェアのバージョン情報とを比較し、比較結果に基づき、インストールされた前記最新ソフトウェアのライセンス認証の要否を判定することを特徴とする請求項に記載の画像処理装置。
  4. 前記認証要求手段は、
    前記第1の接続検知手段により、当該画像処理装置の前記第1の接続手段が前記所定のデータ伝送路に接続されたこと検知され、前記ソフトウェア環境更新手段により、最新ソフトウェアがインストールされた場合、
    インストールされた前記最新ソフトウェアの識別情報及び当該画像処理装置の機器情報を前記機器管理装置に送信することを特徴とする請求項1ないし3のいずれか一項に記載の画像処理装置。
  5. 前記認証要求手段は、
    前記第2の接続検知手段により、当該画像処理装置の前記第2の接続手段に記録媒体が接続されたこと検知され、前記ソフトウェア環境更新手段により、最新ソフトウェアがインストールされた場合、
    インストールされた前記最新ソフトウェアの識別情報、前記記録媒体で保持するプロダクトキー、及び当該画像処理装置の機器情報を前記機器管理装置に送信することを特徴とする請求項1ないし3のいずれか一項に記載の画像処理装置。
  6. 機器から取得した機器情報を基に機器管理を行う機器管理装置と、管理対象機器である1又は複数の画像処理装置とが、所定のデータ伝送路を介して接続される機器管理システムであって、
    前記画像処理装置が、
    前記所定のデータ伝送路に接続するための第1の接続手段と、
    インストールするソフトウェアが保持される記録媒体と接続するための第2の接続手段と、
    前記第1の接続手段が前記所定のデータ伝送路に接続されたことを検知する第1の接続検知手段と、
    前記第2の接続手段に前記記録媒体が接続されたことを検知する第2の接続検知手段と、
    前記第1の接続手段が前記所定のデータ伝送路に接続されたことを前記第1の接続検知手段が検知した場合に、接続された旨を前記所定のデータ伝送路を介して前記機器管理装置に通知することで前記機器管理装置より取得した、最新ソフトウェアをインストールし、前記第2の接続手段に前記記録媒体が接続されたことを前記第2の接続検知手段が検知した場合に、前記記録媒体より取得した最新ソフトウェアをインストールするソフトウェア環境更新手段と、
    インストールされた前記最新ソフトウェアのライセンス認証の要否判定を行う認証要否判定手段と、
    前記認証要否判定手段による判定結果に基づき、前記機器管理装置へ認証を要求する認証要求手段と、を有し、
    前記機器管理装置が、
    前記画像処理装置からの接続された旨の通知基づき、前記画像処理装置で動作する最新ソフトウェアを送信するソフトウェア送信手段と、
    前記画像処理装置からの要求に従ってソフトウェアのライセンス認証を行い、要求元の前記画像処理装置に認証結果を応答する認証実行手段と、有し、
    前記ソフトウェア環境更新手段は、
    前記第2の接続手段を介して前記記録媒体より取得した最新ソフトウェアをインストールした場合には、更に、該最新ソフトウェアを前記機器管理装置に送信し、他の画像処理装置のソフトウェア環境の更新を要求することを特徴とする機器管理システム。
  7. 前記認証要求手段は、
    前記第2の接続検知手段により、前記画像処理装置の前記第2の接続手段に記録媒体が接続されたこと検知され、前記ソフトウェア環境更新手段により、最新のソフトウェアがインストールされた場合、
    インストールされた前記最新ソフトウェアの識別情報、前記記録媒体で保持するプロダクトキー、及び前記画像処理装置の機器情報を前記機器管理装置に送信することを特徴とする請求項に記載の機器管理システム。
  8. 機器から取得した機器情報を基に機器管理を行う機器管理装置と、管理対象機器である1又は複数の画像処理装置とが、所定のデータ伝送路を介して接続される機器管理システムにおけるソフトウェア管理方法であって、
    前記画像処理装置が、
    前記所定のデータ伝送路に接続するための第1の接続手段が前記所定のデータ伝送路に接続されたことを検知する第1の接続検知手順と、
    インストールするソフトウェアが保持される記録媒体と接続するための第2の接続手段に前記記録媒体が接続されたことを検知する第2の接続検知手順と、
    前記第1の接続手段が前記所定のデータ伝送路に接続されたことが、前記第1の接続検知手順において検知された場合に、接続された旨を前記所定のデータ伝送路を介して前記機器管理装置に通知することで前記機器管理装置より取得した、最新ソフトウェアをインストールし、前記第2の接続手段に前記記録媒体が接続されたことが、前記第2の接続検知手順において検知された場合に、前記記録媒体より取得した最新ソフトウェアをインストールするソフトウェア環境更新手順と、
    インストールされた前記最新ソフトウェアのライセンス認証の要否判定を行う認証要否判定手順と、
    前記認証要否判定手順による判定結果に基づき、前記機器管理装置へ認証を要求する認証要求手順と、を実行し、
    前記機器管理装置が、
    前記画像処理装置からの接続された旨の通知に基づき、前記画像処理装置で動作する最新ソフトウェアを送信するソフトウェア送信手順と、
    前記画像処理装置からの要求に従ってソフトウェアのライセンス認証を行い、要求元の前記画像処理装置に認証結果を応答する認証実行手順と、を実行し、
    前記ソフトウェア環境更新手順は、
    前記第2の接続手段を介して前記記録媒体より取得した最新ソフトウェアをインストールした場合には、更に、該最新ソフトウェアを前記機器管理装置に送信し、他の画像処理装置のソフトウェア環境の更新を要求することを特徴とするソフトウェア管理方法。
  9. 前記認証要求手順は、
    前記第2の接続検知手順により、前記画像処理装置の前記第2の接続手段に記録媒体が接続されたこと検知され、前記ソフトウェア環境更新手順により、最新のソフトウェアがインストールされた場合、
    インストールされた前記最新ソフトウェアの識別情報、前記記録媒体で保持するプロダクトキー、及び前記画像処理装置の機器情報を前記機器管理装置に送信することを特徴とする請求項に記載のソフトウェア管理方法。
  10. 機器から取得した機器情報を基に機器管理を行う機器管理装置が接続された、所定のデータ伝送路に接続するための第1の接続手段と、インストールするソフトウェアが保持される記録媒体と接続するための第2の接続手段と、を有する画像処理装置におけるソフトウェア管理プログラムであって、
    コンピュータを、
    当該画像処理装置の前記第1の接続手段が前記所定のデータ伝送路に接続されたことを検知する第1の接続検知手段と、
    当該画像処理装置の前記第2の接続手段に前記記録媒体が接続されたことを検知する第2の接続検知手段と、
    前記第1の接続手段が前記所定のデータ伝送路に接続されたことを前記第1の接続検知手段検知した場合に、接続された旨を前記所定のデータ伝送路を介して前記機器管理装置に通知することで前記機器管理装置より取得した、最新ソフトウェアをインストールし、前記第2の接続手段に前記記録媒体が接続されたことを前記第2の接続検知手段が検知した場合に、前記記録媒体より取得した最新ソフトウェアをインストールするソフトウェア環境更新手段と、
    インストールされた前記最新ソフトウェアのライセンス認証の要否判定を行う認証要否判定手段と、
    前記認証要否判定手段による判定結果に基づき、前記機器管理装置へ認証を要求する認証要求手段として機能させ
    前記ソフトウェア環境更新手段は、
    前記第2の接続手段を介して前記記録媒体より取得した最新ソフトウェアをインストールした場合には、更に、該最新ソフトウェアを前記機器管理装置に送信し、他の画像処理装置のソフトウェア環境の更新を要求することを特徴とするソフトウェア管理プログラム。
  11. 請求項10記載のプログラムを記録した、コンピュータが読み取り可能な記録媒体。
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