JP4491660B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、用紙を搬送して用紙に画像を形成する、プリンタ、複写機、ファクシミリ又は複合機等の画像形成装置に係り、特に、USBメモリなどの記憶装置を用いてオプションルーチンをアクティベートする画像形成装置に関する。
画像形成装置では、既存のアプリケーションに新たな機能を付加することにより、利便性が向上する。通常のコンピュータでは、バージョンアップされたアプリケーションをCD−ROMからインストールすることにより、この目的を達成できる。
しかし、画像形成装置ではサービス員がこれを行うことになるので、コスト高となる。
そこで、下記特許文献1では、ハードディスクに予めオプションルーチンもインストールし、その利用を無効にしておき、IDデータと暗号化データとが書き込まれたSDカードキーが画像形成装置に挿着されている場合にはこれらのデータが適正であるかどうかを判定し、適正であると判定した場合にオプションルーチンを有効にする方法が開示されている。
特開2003−58486
しかし、ユーザにとっては、実際にオプションルーチンを試用してみないと、ユーザの業務との関係で利便性が向上するのかどうか確信が持てず、SDカードキーの購入を躊躇したり、SDカードキーを購入しても殆どオプションルーチンを利用しなかったりする場合が考えられる。このような問題を回避するには、画像形成装置の販社や新製品の展示会に出向いて試用することによりオプション機能を確かめる必要がある。
本発明者は、ユーザが望む時期に試用期間を限定してオプションルーチンをアクティベートする方法を案出して、この問題を解決した。
ここで、試用期限管理は通常、タイムに基づいて行われるので、アプリケーション起動時に使用許可管理を行うことになる。
しかしながら、画像形成装置の電源を常時オンにしている場合には、試用期限をオーバしても試用できることになる。そこで、ジョブ開始毎に試用期限を管理することが考えられる。
しかし、操作パネルにオプション機能が試用できるように表示されていても、そのオプション機能を用いたジョブの開始ボタンを押下した時点で試用期限が経過していたり、ジョブ実行中に試用期限が経過した場合には、オプションルーチンの実行が開始されなかったり、実行が中断されたりして、ユーザの意に反する結果となり、ユーザに不快感を与える場合が考えられる。
また、試用期間中に画像形成装置の時計機能のタイムを変更することなどにより、試用期間が不当に延長されて、オプション機能のライセンスの売上減となる。
本発明の目的とするところは、試用期間が不当に延長されるのを防止可能な画像形成装置を提供することにある。
本発明の第1態様では、プロセッサと、該プロセッサに結合され、オプションルーチンを含むアプリケーションが格納されたプログラム記憶手段と、該プロセッサに結合された指示入力手段と、現在のタイムを出力する時計手段と、記憶キーを構成するリムーバブル記憶装置が結合される結合手段と、該結合手段と該プロセッサとの間に結合されたリムーバブル記憶装置用インタフェースとを有し、該オプションルーチンの使用が有効であるときのみ該指示入力手段からの指示入力に応答して該オプションルーチンを実行する画像形成装置において、
該プロセッサに結合され、試用期限情報及び試用状態情報が格納された試用情報記憶手段をさらに有し、該試用状態情報は、「試用中」であるか否かを示す第1情報と「試用済」であるか否かを示す第2情報とを有し、
該アプリケーションは該プロセッサに対し、
(a)該結合手段に結合されている記憶キーからキー種別情報及び被認証情報を読み出させ、該キー種別情報が試用キーであることを示し、該第1情報が「試用中」を示さず、該第2情報が「試用済」を示さず、該指示入力手段から入力された情報が該被認証情報と対応していれば、該第1情報が「試用中」を示すようにさせ、
(b)該第1情報が「試用中」を示していれば、該試用期限情報と該現在のタイムとに基づいて、該現在のタイムが試用期限内であるか否かを判定させ、否定判定した場合には該第2情報が「試用済」を示すようにさせ、
(c)該第1情報が「試用中」を示し且つ該第2情報が「試用済」を示していなければ該オプションルーチンの使用を有効にさせ、該第1情報が「試用中」を示していても該第2情報が「試用済」を示していれば該オプションルーチンの使用を無効にさせる。
本発明による画像形成装置の第2態様では、第1態様において、該アプリケーションは該プロセッサに対し、該アプリケーションの立上後ジョブ開始前の間において及びジョブ終了毎に、ステップ(a)〜(c)を実行させる。
本発明による画像形成装置の第3態様では、第1又は第2態様のステップ(a)において、該アプリケーションは該プロセッサに対し、
(a1)該記憶キーが該結合手段に結合されているか否かを判定させ、
(a2)ステップ(a1)で否定判定した場合にはステップ(b)の処理へ進ませる。
本発明による画像形成装置の第態様では、第1乃至3態様のいずれか1つにおいて、該アプリケーションは該プロセッサに対しさらに、
該指示入力手段からの指示入力に応じて、該時計手段に対する現在タイムの設定を変更させ、かつ、該第1情報が「試用中」であることを示している場合には、該第2情報が「試用済」を示すようにさせる。
本発明による画像形成装置の第態様では、第1乃至4態様のいずれか1つにおいて、
該プロセッサに結合された表示手段をさらに有し、
該アプリケーションは該プロセッサに対し、該ステップ()において、
該第1情報が「試用中」を示すようにさせる前に、該表示手段に、該オプションルーチンの機能をユーザが試用するか否かの問い合わせを表示させ、
該入力指示手段からの指示が、該機能をユーザが試用することを示している場合に、該第1情報が「試用中」を示すようにさせる。
上記第1態様の構成によれば、記憶キーではなく試用情報記憶手段に試用期限情報及び試用状態情報が格納され、該試用状態情報の第1情報が「試用中」を示していても該試用状態情報の第2情報が「試用済」を示していれば、オプションルーチンの使用が無効にされるので、「試用済」後に他の記憶キーを用いても該オプションルーチンの使用を有効化できず、試用期間が不当に延長されるのを防止することができるという効果を奏する。
上記第2態様の構成によれば、画像形成装置の電源を常時オンにしてもジョブ終了毎に試用期限を管理でき、また、ジョブ実行開始時に試用期間が経過していたりジョブ実行中に試用期間が経過したりしてもそのジョブについては実行が保証されてユーザの意に反する結果となることが防止されるという効果を奏する。
上記第3態様の構成によれば、オプションルーチンの試用有効化後に該記憶キーを該結合手段から抜脱させても試用可否を適正に判定でき、結合手段を他の用途に有効利用できるという効果を奏する。
上記第4態様の構成によれば、試用期限経過後に現在タイムを設定変更して再試用しようとしてもそれができなくなるという効果を奏する。
上記第態様の構成によれば、ユーザが誤って不要なオプション機能を試用することによる混乱を防止することができるとともに、ユーザが望む時期に試用することがより確実になるという効果を奏する。
本発明の他の目的、構成及び効果は以下の説明から明らかになる。
図7は、本発明の実施例1に係る画像形成装置10の概略ブロック図である。
この画像形成装置10では、MPU11、ROM12R、DRAM12D、不揮発性メモリ13、NIC15、モデム20、インタフェース14I、16I〜19I、USBメモリインタフェース21I及びタイマ22の間がバス23で結合され、インタフェース14I及び16I〜19IにそれぞれHDD14、オートシートフィーダ16、スキャナ17、プリンタ18及び操作パネル19が結合されている。ROM12Rには、オペレーティングシステム(OS)、OSの上で動作するアプリケーション及びOSの下で動作する各種デバイスドライバが格納されている。DRAM12Dは、主メモリとして用いられる。不揮発性メモリ13は、例えばフラッシュメモリであり、電気的に書き換え可能である。不揮発性メモリ13には、ブートストラップ並びに図3(A)に示す後述の試用状態情報(コード)US、試用期限及び試用許可期間が格納される。HDD14は、データ格納用として用いられる。このアプリケーションは、画像形成装置10を複合機として機能させるためのものである。複合機の機能には、コピー、スキャン、プリント及びファックスがある。
NIC15は、ネットワーク上の外部のホストコンピュータに接続されてプリントジョブに用いられる。スキャナ17は、オートシートフィーダ16と連動して画像入力を行うものであり、コピー及びファックス送信のジョブで用いられる。プリンタ18はプリントエンジン、定着器並びに用紙の給紙部、搬送部及び排紙部を備えており、印刷データとして供給されるビットマップデータに基づいてプリントエンジンの感光ドラムに静電潜像を形成し、これをトナーで現像し、用紙に転写し定着させた後に排紙する。操作パネル19は例えば、タッチパネル及びハードウェアキーを備えており、設定情報又は指示を入力し、選択画面や設定画面などを表示させるためのものである。モデム20はファックス送受信用である。USBメモリインタフェース21Iは、記憶キー手段としての試用キー21A若しくはライセンスキー21B又はファイル記憶手段としてのUSBメモリ21Cを着脱自在に挿着するためのポートを少なくとも2つ備えている。タイマ22は現在のタイムを示す時計用である。
上記アプリケーションには、オプション以外の本体プログラムに、オプションルーチンが予め含まれており、図2(B)に示す如く、ステップSaにおいて図3(A)に示す使用状態USのオプション機能有効フラグ(以下、「有効フラグ」と略称)が'1'であれば、すなわちオプション機能が有効であれば、ステップSbへ進んでこのオプションルーチンを実行し、無効であればこのルーチンを実行しない。
例えば図6(B)は、オプションルーチンが実行されない場合のメインメニューを示しており、オプションルーチンが実行された場合にはさらに、図6(E)に示す如くPDF PRINTボタンが表示される。このボタンが押下されれば、イベントドリブン方式により、対応する処理が開始される。本実施例では、図7においてUSBメモリ21CがUSBメモリインタフェース21Iのポートに挿着されている場合、このオプションルーチンにより、USBメモリ21C内のPDFファイルが不揮発性メモリ13に読み込まれ、ビットマップ展開されてプリンタ18に供給され、その内容が用紙に印刷される。
このオプション機能は、試用キー21A又はライセンスキー21BをUSBメモリインタフェース21Iのポートに挿着することにより、後述のように有効フラグが'1'にされて、アクティベートされる。すなわち、実行時に図2(B)のステップSaからSbへ進むという意味で、オプションルーチンが実行可能な状態になる。
試用キー21A及びライセンスキー21BはいずれもUSBメモリであり、不揮発性メモリ、例えばフラッシュメモリチップを備え、図3(A)に示す如く、予め定められたアドレスに、試用キーであるかライセンスキーであるかを示すキー種別情報Kと、暗号化された被認証情報Xとが格納されている。
キー種別情報Kは、通常のデータと一致する確率が小さいコードが好ましい。被認証情報Xは、コピープロテクト領域に格納されており、この領域内のデータを読み出そうとすると、格納されているデータが暗号化されて読み出され、秘密キーを知らない人にはコピーしても意味のないデータとなる。これに対し、キー種別情報Kは、コピーしたり変更したりしても意味がないので、通常の領域に格納されている。
図3(A)において、使用状態USの第1ビット(最下位ビット)は、'1'のとき使用中、'0'のとき未使用を示すフラグ(以下、「使用中フラグ」と略称)であり、第2ビットは、'1'のとき使用済、'0'のとき試用期間内を示すフラグ(以下、「使用済フラグ」と略称)であり、第3ビットは、'1'のときライセンス有り、'0'のときライセンス無しを示すフラグ(以下、「ライセンスフラグ」と略称)である。使用状態USは、工場出荷時にゼロクリアされている。
図1は、画像形成装置10に電源を投入することにより開始されるフローチャートである。
試用キー21A及びライセンスキー21Bを用いない通常の画像形成装置がステップS0及びステップスS18のみ含むのに対し、本実施例ではステップS0とステップS18との間にステップS1〜S4、S10〜S17、S19及びS20〜S25が追加されている。
ユーザの業務内容の変化に応じて、オプション機能を使用する必要があるかどうかが変わる。オプション機能の試用許可期間が例えば10日間と制限されているので、ユーザが試用してみたいと思ったときに試用キー21AをUSBメモリインタフェース21Iに挿着させた後、画像形成装置10に電源を投入する。この場合、ステップS0〜S3、S10、S20〜S25及びステップS14〜S18の処理が以下のように行われる。以下、括弧内は図中のステップ識別符号である。
(S0)ブートストラップ、OS及びアプリケーションの順に起動され、メインメニュー表示前の処理まで行われる。
(S1〜S3)USBメモリインタフェース21IのいずれかのポートにUSBメモリが挿着されていれば、キー種別情報K及び被認証情報Xが格納されるアドレスのデータを該USBメモリから読み取る。キー種別情報Kが試用キーを示していればステップS10へ進む。
(S10)最初は使用状態USの使用中フラグが'0'であり、また、キー種別情報Kが試用キーを示していると仮定しているので、ステップS22へ進む。
(S22)図6(A)に示すように、お試し機能を使用するか否かの問い合わせと、お試し機能の内容とを示す画面が操作パネル19に表示される。図6において、反転表示されているボタンは、これが選択されていることを示す。初期状態では、お試し機能を使用しない(No)が選択されている。
この状態でEnterキーを押下すると、ステップS23、S14及びS15を通ってステップS19へ進み、使用状態USの有効フラグが'0'にされ、次いでステップS18へ進み、図6(B)に示すようなメインメニューが表示される。
図6(A)の状態でYesキーを押下すると図6(C)の状態になり、次いでEnterキーを押下すると、図6(D)に示すようにIDとパスワードの入力画面が操作パネル19に表示される。試用キー21Aの説明書に記載されているIDとパスワードを入力すると、ステップS23を通ってステップS24へ進む。
(S24)使用状態USの使用中フラグを'1'にする。
(S25)タイマ22から、現在のタイムを読み取り、これに、不揮発性メモリ13に格納されている試用許可期間を加算して、試用期限を決定し、これを不揮発性メモリ13の所定アドレスに格納する。
(S14〜S16)未だライセンスが無いが、ステップS24で使用中になっており、使用済にはなっていないので、ステップS17へ進む。
(S17)使用状態USの有効フラグ(最上位ビット)を'1'にする。
(S18)このステップは図2(B)の処理を含んでおり、上述のようにステップSbが実行されるので、図6(E)に示すようにオプション機能のPDF Printボタンが表示される。ステップSbは図2(C)に示す処理を含んでおり、試用状態情報USの試用済フラグが‘0’であるので、ステップSb2においてお試し期限が図6(E)に示すように表示される。
図6(E)の状態でいずれかのジョブキーを押下してそのキーを反転表示させ、そのキーを再度押下すると、図2(A)に示すステップS30の処理が行われて、そのジョブが実行され、次いでステップS31でライセンスフラグが‘0’にされ、図1のステップS1へ戻る。
次に、ステップS2及びS3を通ってステップS10へ進み、試用状態情報USの試用中フラグが‘1’と判定される。そして、ステップS11でタイマ22から現在のタイムが読み取られ、ステップS12でこれが不揮発性メモリ13内の試用期限と比較されて期限内と判定され、ステップS14〜S17を通ってステップS18で、図6(E)に示す画面が操作パネル19に表示される。
ステップS1でUSBメモリがUSBメモリインタフェース21Iのポートに挿着されていないと判定されると、ステップS10へ進むので、ステップS22でお試し機能を選択した後は、試用キー21AをUSBメモリインタフェース21Iのポートに挿着する必要はない。
ステップS12において試用期限が経過したと判定されると、ステップS13において使用状態USの使用済フラグが'1'にされ、次いでステップS14へ進む。
画像形成装置10はファックス受信機能を備えているので、停電のような特別な事情がない限り、電源がオンにされ続ける。しかし、ジョブ終了毎に、図1のステップS1へ戻るので、試用期限が経過するとステップS13で使用状態USの使用済フラグが'1'にされる。そして、ステップS14〜S16、ステップS19へ進み、使用状態USの有効フラグが'0'にされてステップS18へ進み、操作パネル19には図6(B)に示すお試し機能の無いメインメニューが表示される。
ョブ選択前にはお試し可能の表示になっていて、ジョブ選択後に試用期限を経過していると判定された場合には、上記のような処理によりそのジョブ実行が保証されるとともに、次回からはお試し機能を利用できない。
画像形成装置10の電源をオフにした後、再度電源をオンにすると、使用状態USの使用中フラグが'1'である場合にはUSBメモリ挿着の有無に拘わらず図1のステップS10〜S12の処理が行われ、ステップS12で試用期間経過と判定されると、ステップS13で使用状態USの使用済フラグが'1'にされるので、ジョブ選択前に試用期間内であるかどうかに応じて適正な処理が行われる。
図4は、タイム変更処理を示す。この処理は、操作パネル19を操作して不図示のタイム変更ボタンを押下することにより、開始される。従来ではステップS50のみであったが、本実施例ではこれにステップS51〜S53の処理が追加されている。
(S50)通常のタイム変更処理が行われる。
(S51)ステップS50でタイムが変更された場合にはステップS52へ進み、そうでなければ図4の処理を終了する。
(S52)使用状態USの使用中フラグが'1'であればステップS53へ進み、そうでなければ図4の処理を終了する。
(S53)使用済フラグが'1'にされる。
このような処理により、タイム変更して試用期間を延長させることができなくなるだけでなく、逆に試用期間が短くなる。したがって、この延長操作が未然に防止されることになる。
ステップS52で「使用中」でないと判定されると、すなわち試用キー21Aが未使用である場合には、ステップS53を通らないので、タイム変更処理はその後の試用に影響を与えない。
このような処理は、「使用中」と「使用済」のフラグを区別して用いていることにより可能となる。また、この区別により、「使用済」でなくても「使用中」であれば、ステップS10からステップS11へ進むので、ステップS22でお試し機能を選択した後は、試用キー21AをUSBメモリインタフェース21Iのポートに挿着する必要がない。
また、試用状態情報USを試用キー21A内ではなく不揮発性メモリ13内に格納しているので、試用期限経過後は他の試用キー21Aを用いたとしてもステップS20からステップS21を通ってステップS22へ進むことができず、お試し期間を不正に延長させることができない。
さらに、オプション機能を試用したいとユーザが思ったときに試用キー21Aが使用されるので、ユーザの利便性が向上するとともに、試用キー21Aを使用した後にライセンスキー21Bを購入する確率が高くなって、ベンダーの利益も向上する。
次にライセンスキー21BをUSBメモリインタフェース21Iのポートに挿着した場合の処理を説明する。
この場合、画像形成装置10へ電源を投入すると、上述のようにステップS0〜S3の処理が行われ、キー種別情報Kがライセンスキーを示していればステップS4へ進む。
図5は、このステップS4の処理の詳細フローチャートである。
(S40)試用状態情報USの「試用済」フラグを‘1’にする。これにより、ライセンス有の場合には図2(C)のステップSb2でのお試し期間表示が行われない点でお試しの場合と異なる
(S41)USBキー21B内の被認証情報Xを復号する。
(S42)復号されたものにはライセンス情報LCと装置識別情報DIDとが結合されているので、両者を分離する。この結合は、単純な直列結合であってもよい。装置識別情報DIDの初期値は、装置固有のIDとは無関係であり、後述のように定められる。
(S43)ライセンス情報LCを、予め定めた関数fに代入して、a=f(LC)を求める。
(S44)値aが、予め定めたものに一致すれば、ステップS45へ進み、そうでなければ図5の処理を終了する。換言すれば、ライセンス情報LC及び関数fは、ライセンス情報LCが正規のものである場合に、値aが予め定めたものに等しくなるように定められている。この予め定めた値は、不揮発性メモリ13に暗号化されて格納されており、この一致判定前にこれを復号しておく。
(S45)装置識別情報DIDを、予め定めた関数gに代入して、b=g(DID)を求める。
(S46)値bが、予め定めたものに一致すれば、初回であると判定してステップS47へ進み、そうでなければステップS49へ進む。換言すれば、装置識別情報DID及び関数gは、装置識別情報DIDが初期値であれば、値bが予め定めたものに一致し、そうでなければ実際のどの装置識別情報DIDを関数gに代入しても予め定めたものに一致しないように(装置識別情報の初期値として例えば、実際の装置識別情報DIDで用いられない符号を用い、又は、実際の装置識別情報DIDとビット数が異なる値を用いる)定められている。この予め定めた値は、不揮発性メモリ13に暗号化されて格納されており、この一致判定前にこれを復号しておく。
(S47)予め定めた装置のユニークなID、例えばCPUのID又はプリンタ製造番号を読み取り、これを新たな装置識別情報DIDとし、装置識別情報DIDとライセンス情報LCとの結合(ステップS42で分離できるように結合)を暗号化し、被認証情報XとしてUSBキー21B内に格納する。
(S48)使用状態USのライセンスフラグを'1'にして、図5の処理を終了する。
(S49)上記予め定めた装置の識別情報を読み取り、これが、ステップS42で分離した装置識別情報DIDと一致すれば、ライセンスキー21Bが他の画像形成装置で使用したものでないと判定できる。また、ステップS44でライセンス情報LCが正規のものであると判定されており、ライセンスキー21Bが正規のものと推定できるので、ステップS48へ進み、そうでなければ図5の処理を終了する。
このような処理により、ライセンスキー21Bの不正使用を防止できる。さらに、画像形成装置の電源のオン/オフに拘わらず、ジョブ終了毎にステップS31でライセンスフラグが'0'にされ、ステップS1〜S3を通ってステップS4でライセンス認証を行い、ライセンスキー21BをUSBメモリインタフェース21Iのポートに挿着していない場合には、ステップS1からステップS10へ進み、ステップS20側又はステップS11側を通ってステップS14、S15へ進み、ステップS16を通り又は通らずにステップS19へ進んで有効フラグが'0'にされるので、オプション機能を実行できず、より確実にライセンスキー21Bの不正使用を防止することが可能となる。
また、試用キー21Aをライセンスキー21Bと同様にUSBメモリで構成し、いずれもキーをポートに挿着させるだけでオプション機能を使用可能になるので、統一性がありユーザにとって分かりやすい。
なお、本発明には外にも種々の変形例が含まれる。
例えば、本発明は試用期間を限定するとともに試用期限を適正に管理できればよいので、試用キーを用いずに最初からオプション機能を試用できるようにした構成であってもよい。
また、上記実施例では、記憶キーとしてのUSBメモリをポートに挿着させることにより、試用開始情報を容易に入力できる場合を説明したが、操作パネル19に試用開始キーを表示させこれを押下することにより試用開始情報を入力させ、又は、操作パネル19上の通常使用されない複数のキー、例えば図6(B)のCOPYキー、FAXキー及びSCANキーを、同時に押下することにより試用開始情報を入力させる構成であってもよい。
また、上記実施例ではリムーバル記憶装置としてUSBメモリを用いる場合を説明したがハードディスクカードやSDカードのような他のリムーバブル記憶装置を用い、該リムーバル記憶装置に応じてそのインターフェースを用い構成であってもよい。
試用期限は、日付のみならず時刻まで含むものであってもよい。
また、図3(A)に示す情報の一部又は全部、特に使用状態を、暗号化して不揮発性メモリ13に格納し、その使用時に復号する構成であってもよい。
さらに、上記実施例では画像形成装置が複合機である場合を説明したが、本発明は単機能の画像形成装置にも適用可能であることは勿論である。
本発明の実施例1に係る画像形成装置に電源を投入することにより開始される処理を示すフローチャートである。 (A)は図1の処理後にジョブスタートキーを押下することにより開始される処理を示すフローチャート、(B)はオプションルーチン実行有無を説明するフローチャート、(C)はオプションルーチン内の処理の一部を示すフローチャートである。 (A)は図7の不揮発性メモリに格納される情報の説明図、(B)は図1の試用キー又はライセンスキーの不揮発性メモリに格納される情報の説明図である。 タイム変更処理を示すフローチャートである。 図1のステップS4又は図2のステップS62の処理の詳細フローチャートである。 (A)〜(E)は、図1のステップS22及びS18の処理を説明するための操作パネル表示画面を示す図である。 本発明の実施例1に係る画像形成装置の概略ブロック図である。
符号の説明
10 画像形成装置
11 MPU
12R ROM
12D DRAM
13 不揮発性メモリ
14 HDD
14I、15I、16I、17I、18I、19I、20I インタフェース
15 NIC
16 オートシートフィーダ
17 スキャナ
18 プリンタ
19 操作パネル
20 モデム
21I USBメモリインタフェース
21A 試用キー
21B ライセンスキー
21C USBメモリ
22 タイマ
23 バス
US 試用状態情報
K キー種別情報
X 被認証情報
LC ライセンス情報
DID 装置識別情報

Claims (5)

  1. プロセッサと、該プロセッサに結合され、オプションルーチンを含むアプリケーションが格納されたプログラム記憶手段と、該プロセッサに結合された指示入力手段と、現在のタイムを出力する時計手段と、記憶キーを構成するリムーバブル記憶装置が結合される結合手段と、該結合手段と該プロセッサとの間に結合されたリムーバブル記憶装置用インタフェースとを有し、該オプションルーチンの使用が有効であるときのみ該指示入力手段からの指示入力に応答して該オプションルーチンを実行する画像形成装置において、
    該プロセッサに結合され、試用期限情報及び試用状態情報が格納された不揮発性の試用情報記憶手段をさらに有し、該試用状態情報は、「試用中」であるか否かを示す第1情報と「試用済」であるか否かを示す第2情報とを有し、
    該アプリケーションは該プロセッサに対し、
    (a)該結合手段に結合されている記憶キーからキー種別情報及び被認証情報を読み出させ、該キー種別情報が試用キーであることを示し、該第1情報が「試用中」を示さず、該第2情報が「試用済」を示さず、該指示入力手段から入力された情報が該被認証情報と対応していれば、該第1情報が「試用中」を示すようにさせ、
    (b)該第1情報が「試用中」を示していれば、該試用期限情報と該現在のタイムとに基づいて、該現在のタイムが試用期限内であるか否かを判定させ、否定判定した場合には該第2情報が「試用済」を示すようにさせ、
    (c)該第1情報が「試用中」を示し且つ該第2情報が「試用済」を示していなければ該オプションルーチンの使用を有効にさせ、該第1情報が「試用中」を示していても該第2情報が「試用済」を示していれば該オプションルーチンの使用を無効にさせる、
    ことを特徴とする画像形成装置。
  2. 該アプリケーションは該プロセッサに対し、該アプリケーションの立上後ジョブ開始前の間において及びジョブ終了毎に、ステップ(a)〜(c)を実行させる、
    ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 該アプリケーションは該プロセッサに対し、ステップ(a)において、
    (a1)該記憶キーが該結合手段に結合されているか否かを判定させ、
    (a2)ステップ(a1)で否定判定した場合にはステップ(b)の処理へ進ませる、
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の画像形成装置。
  4. 該アプリケーションは該プロセッサに対しさらに、
    該指示入力手段からの指示入力に応じて、該時計手段に対する現在タイムの設定を変更させ、かつ、該第1情報が「試用中」であることを示している場合には、該第2情報が「試用済」を示すようにさせる、
    ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1つに記載の画像形成装置。
  5. 該プロセッサに結合された表示手段をさらに有し、
    該アプリケーションは該プロセッサに対し、該ステップ()において、
    該第1情報が「試用中」を示すようにさせる前に、該表示手段に、該オプションルーチンの機能をユーザが試用するか否かの問い合わせを表示させ、
    該入力指示手段からの指示が、該機能をユーザが試用することを示している場合に、該第1情報が「試用中」を示すようにさせる、
    ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1つに記載の画像形成装置。
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