JP6217009B2 - パワーステアリング装置 - Google Patents

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Description

本発明は、パワーステアリング装置に関する。
この種の技術としては、下記の特許文献1に記載の技術が開示されている。特許文献1には、ねじ溝の一端と他端との間をつなぎ、鉄球を循環させるリターンチューブを有するボールねじが開示されている。
特開2007-211969号公報
特許文献1に記載の技術では、ねじ溝とリターンチューブとの間の段差により、鉄球の循環を阻害するおそれがあった。
本発明は、上記問題に着目されたもので、その目的とするところは、ボール(鉄球)の循環をスムーズにすることができるパワーステアリング装置を提供することである。
上記目的を達成するため、本発明のパワーステアリング装置では、ボール循環溝の両端部間のボールの往来を可能にする接続部材が挿入される接続部材挿入部に接続部材の端部が当接する段部を形成し、接続部材の内周側に内径が一端側端部から他端側に向かって徐々に減少するように形成された接続部材側テーパ部を設けた。
よって、ボールの循環をスムーズにすることができる。
実施例1のパワーステアリング装置の正面図である。 実施例1のパワーステアリング装置を軸方向から見た図である。 実施例1のパワーステアリング装置の断面図である。 実施例1のパワーステアリング装置の断面図である。 実施例1の転舵軸とナットの正面図である。 実施例1の転舵軸とナットの断面図である。 実施例1のパワーステアリング装置のアシスト機構付近の拡大断面図である。 実施例1のナットの斜視図である。 実施例1のナットを径方向外側から見た図である。 実施例1のナットの断面図である。 実施例1のナットの断面図である。 実施例1の接続部材を構成する部品の単体図である。 実施例1の第一接続通路付近の断面図である。 実施例1の第一接続通路付近の断面図である。 実施例2のナットの断面図である。 実施例2の第一接続通路付近の断面図である。
[実施例1]
実施例1のパワーステアリング装置1について説明する。実施例1のパワーステアリング装置1は、電動モータ40の駆動力をねじ機構26を介して転舵軸10に伝達することで運転者の操舵力に対するアシスト力を付与するものである。
〔パワーステアリング装置の構成〕
図1はパワーステアリング装置1の正面図である。図2はパワーステアリング装置1を軸方向から見た図である。図3は図1のA-A断面図である。図4は図2のB-B断面図である。図5は転舵軸10とナット20の正面図である。図6は図5のC-C断面図である。
パワーステアリング装置1は、運転者が操舵したステアリングホイールの回転を、転舵輪を転舵させる転舵軸10に伝達する操舵機構2と、転舵軸10にアシスト力を付与するアシスト機構3とを有している。
パワーステアリング装置1の各構成要素は、転舵軸10を軸方向に移動可能に収容する転舵軸収容部31と、転舵軸収容部31の軸方向中間部に配置され転舵軸10を包囲するように形成された減速機収容部32とから構成されるハウジング30内に収容されている。減速機収容部32には、後述する減速機33が収容されている。
操舵機構2は、ステアリングホイールに連結する操舵入力軸80と、操舵入力軸80と一体に回転するピニオン81を有している。ピニオン81は、転舵軸10の外周に形成されたラック13と噛み合っている。
アシスト機構3は、電動モータ40と、電動モータ40の出力を転舵軸10に伝達するねじ機構26とを有している。電動モータ40は、運転者によりステアリングホイールに入力された操舵トルクおよび操舵量に応じてモータコントローラにより出力が制御されている。
ねじ機構26は、ナット20と出力プーリ27とを有している。出力プーリ27の外見は円筒状の部材であって、ナット20に一体回転可能に固定されている。電動モータ40の駆動軸には円筒状の入力プーリ35が一体に回転するように固定されている。出力プーリ27と入力プーリ35との間にはベルト28が巻回されている。入力プーリ35、出力プーリ27およびベルト28によって減速機33が構成されている。
ナット20は、転舵軸10を包囲するように環状に形成され、転舵軸10に対し回転自在に設けられている。ナット20の内周には、螺旋状に溝が形成されており、この溝がナット側ボールねじ溝21を構成している。転舵軸10の外周には前述のラック13が形成されている部分とは軸方向に離れた位置に螺旋状の溝が形成されており、この溝が転舵軸側ボールねじ溝11を構成している。転舵軸10にナット20を挿入した状態で、ナット側ボールねじ溝21と転舵軸側ボールねじ溝11とによってボール循環溝12を形成している。ボール循環溝12内には金属製の複数のボール22が充填されており、ナット20が回転するとボール循環溝12内をボール22が移動することにより、ナット20に対して転舵軸10が長手方向に移動する。
〔ナットの構成〕
図7はパワーステアリング装置1のアシスト機構3付近の拡大断面図である。図8はナット20の斜視図である。図9はナット20を径方向外側から見た図である。図10は図9のD-D断面図である。図11は接続部材23を装着した状態のナット20の断面図である。
ナット20の軸方向一端側には、軸受24のインナレース24cが一体に形成されている。軸受24は、アウタレース24aを有し、アウタレース24aとインナレース24cとの間にボール24dと、アウタレース24aとインナレース24cとの間をシールするシール部材24eが設けられたシール付きボールベアリングである。軸受24はナット20を減速機収容部32に対して回転自在に軸支する。
ナット20のインナレース24cよりも軸方向他端側は、本体部20aを構成している。本体部20aの外周には、ボール循環溝12の一端と連通する第一接続通路20eが形成されている。また本体部20aの外周には、ボール循環溝12の他端と連通する第二接続通路20fが形成されている。第一接続通路20eと第二接続通路20fとの間には、管状の接続部材23が係合される係合溝20gが形成されている。第一接続通路20eには接続部材23の一端側が挿入され、第二接続通路20fには接続部材23の他端側が挿入されている。
本体部20aの外周には、一対の雌ねじ部20b,20cが形成されている。一対の雌ねじ部20b,20cを結ぶ線は、第一接続通路20eと第二接続通路20fとを結ぶ線と交差するように形成されている。雌ねじ部20b,20cには、接続部材23をナット20に固定する固定金属83がねじにより締結されている(図5参照)。
ボール循環溝12内のボール22は、接続部材23内を通過することにより、第一接続通路20eと第二接続通路20fとの間を往来可能とされている。ボール22はボール循環溝12を端から端まで移動するのではなく、第一接続通路20eが形成された位置から第二接続通路20f位置まで移動している。
本体部20aの接続部材23が設けられる側であって、インナレース24c側(一端側)には、ナット20の外周側と内周側とを連通する連通孔41が形成されている。この連通孔41の内周側の開口部は、ナット側ボールねじ溝21上であって、ボール22が循環する部分を避けて形成されている。この連通孔41によって、軸受24とねじ機構26よりも一方側(図4の左側)の一方室30aと、他方側(図4の右側)の他方室30bとが連通することとなる。
ナット20は、軸受24のアウタレース24aを、減速機収容部32の一方側側面である側面31aとロックリング25とによって挟持することで、ハウジング30に対してナット20の軸方向移動を規制している。
〔接続部材の詳細〕
図12は接続部材23を構成する部品の単体図である。
接続部材23は、中間部23a、第一湾曲部23b、第二湾曲部23c、接続部材側第一直線部23d、接続部材側第二直線部23e、舌部23f、接続部材側第一当接部23g、接続部材側第二当接部23h、接続部材側第一テーパ部23i、接続部材側第二テーパ部23jから構成されている。
中間部23aは、接続部材23の軸方向の中央付近に直線状に形成されている。第一湾曲部23bは、中間部23aと接続部材23の一端側との間に設けられている。第一湾曲部23bは、内部を通過するボール22の進行方向が曲線的に変化するように形成されている。第一湾曲部23bは、接続部材23の一端部を第一接続通路20eに挿入した状態で、ナット20の外周側に向かって凸となるように湾曲して形成されている。
第二湾曲部23cは、中間部23aと接続部材23の他端側との間に設けられている。第一湾曲部23bは、内部を通過するボール22の進行方向が曲線的に変化するように形成されている。第二湾曲部23cは、接続部材23の他端部を第二接続通路20fに挿入した状態で、ナット20の外周側に向かって凸となるように湾曲して形成されている。
接続部材側第一直線部23dは、第一湾曲部23bと接続部材23の一端側との間に設けられている。接続部材側第一直線部23dは、第一湾曲部23bの一端部の接線方向に延びて、直線状に形成されている。接続部材側第二直線部23eは、第二湾曲部23cと接続部材23の他端側との間に設けられている。接続部材側第二直線部23eは、第二湾曲部23cの他端部の接線方向に延びて、直線状に形成されている。舌部23fは、接続部材23の両端開口部から舌状に突出して形成されている。
接続部材側第一当接部23gは、接続部材23の一端側端部であって、接続部材23の外周側に設けられている。接続部材側第一当接部23gは、接続部材23を第一接続通路20eに挿入したときに、後述する第一接続通路20eの第一段部20e6に当接する。接続部材23は、接続部材側第一当接部23gが第一段部20e6に当接することにより、第一接続通路20eの軸方向に対して位置決めされる。
接続部材側第一当接部23gの内周側には、接続部材23の端部(一端側端部)から奥側に(他端側)に向かって内径が徐々に減少するように形成された接続部材側第一テーパ部23iが形成されている。
接続部材側第二当接部23hは、接続部材23の一端側端部であって、接続部材23の外周側に設けられている。接続部材側第二当接部23hは、接続部材23を第二接続通路20fに挿入したときに、後述する第二接続通路20fの第二段部20f6に当接する。接続部材23は、接続部材側第二当接部23hが第二段部20f6に当接することにより、第二接続通路20fの軸方向に対して位置決めされる。
接続部材側第二当接部23hの内周側には、接続部材23の端部(一端側端部)から奥側(他端側)に向かって内径が徐々に減少するように形成された接続部材側第二テーパ部23jが形成されている。
接続部材23は、図12に示すような半割状部材を二つ合わせることにより構成されている。この二つの半割状部材は同一形状に形成されており、片方の端部に舌部23fが形成されている。半割部材が組み合わされた状態で、舌部23fが接続部材23の両端開口部に設けられることとなる。二つの半割部材は、特に接着などはされずに組み合わせた状態で第一接続通路20eおよび第二接続通路20fに挿入され、固定金属83によりナット20に固定されることで、一体に保持される。二つの半割部材間に隙間が生じたとしても、ボール22が通過しない程度であれば良い。
接続部材23は、板状の金属材料をプレス加工することにより形成されている。プレス加工装置の金型は、接続部材23の内周面側から外周面側に向かって移動することにより、接続部材23の半割状部材を成型し、打ち出している。接続部材側第一テーパ部23iおよび接続部材側第二テーパ部23jは、接続部材側第一当接部23gおよび接続部材側第二当接部23hに対応する部分で切り取られる際に塑性変形されて形成されている。
〔接続通路の詳細〕
図13は第一接続通路20e付近の断面図である。図14は第一接続通路20eに接続部材23を挿入した状態の第一接続通路20e付近の断面図である。
第一接続通路20eは、第一曲面部20e1、周方向内側第一直線部20e2、周方向外側第一直線部20e3、接続部材第一挿入部20e4、第一小径部20e5、第一段部20e6から構成されている。
ここで、接続部材23を第一接続通路20eおよび第二接続通路20fに挿入した状態で、第一湾曲部23bの湾曲方向に沿った線を第一周方向D1と定義する(図11、図14)。第一曲面部20e1は、第一接続通路20eのうち第一周方向D1内側において第一湾曲部23bと対向する位置に設けられている(図14)。そして、第一曲面部20e1と第一湾曲部23bとの間の隙間は所定値以下となるように曲面状に形成されている。
また、第一曲面部20e1の断面の曲率半径r1は、接続部材23の第一湾曲部23bの断面の曲率半径R1よりも小さくなるように形成されている(図15)。
周方向内側第一直線部20e2は、第一接続通路20eの第一曲面部20e1よりも他端側(ナット側ボールねじ溝21側)に設けられている。周方向内側第一直線部20e2は、第一曲面部20e1とナット側ボールねじ溝21(ボール循環溝12)の一端部に接続している。周方向内側第一直線部20e2は、ナット側ボールねじ溝21の接線方向に延びて直線状に形成されている。
周方向外側第一直線部20e3は、第一周方向D1外側において第一湾曲部23bと対向する位置に設けられている。周方向外側第一直線部20e3は、接続部材23の一端側が第一接続通路20e内に挿入される際の挿入方向に沿って直線状に形成されている。
接続部材第一挿入部20e4は、第一接続通路20eの一端側(ナット20の外周側)に設けられる。接続部材第一挿入部20e4の内径は、接続部材23の外径よりも大きく形成されている。接続部材第一挿入部20e4には、接続部材23の一端側が挿入されている。
第一小径部20e5は、第一接続通路20eの接続部材第一挿入部20e4よりも他端側(ナット20の内周側)に形成されている。第一小径部20e5の内径は接続部材第一挿入部20e4の内径よりも小さく形成されている。さらに第一小径部20e5の内径は、接続部材23の外径よりも大きく内径よりも小さく形成されている。接続部材第一挿入部20e4と第一小径部20e5との境界部分には第一段部20e6が形成されている。
接続部材第一挿入部20e4に接続部材23の一端側が挿入されたときに、接続部材側第一当接部23gが第一段部20e6に当接する。このとき、接続部材側第一当接部23gの内径の縁(接続部材側第一当接部23gと接続部材側第一テーパ部23iとの境界)が、第一段部20e6において第一小径部20e5が開口する開口縁よりも径方向外側に位置するように形成されている。
第二接続通路20fは、第二曲面部20f1、周方向内側第二直線部20f2、周方向外側第二直線部20f3、接続部材第二挿入部20f4、第二小径部20f5、第二段部20f6から構成されている。
ここで、接続部材23を第二接続通路20fおよび第二接続通路20fに挿入した状態で、第二湾曲部23cの湾曲方向に沿った線を第二周方向D2と定義する(図11)。第二曲面部20f1は、第二接続通路20fのうち第二周方向D2内側において第二湾曲部23cと対向する位置に設けられている。そして、第二曲面部20f1と第二湾曲部23cとの間の隙間は所定値以下となるように曲面状に形成されている。
また、第二曲面部20f1の断面の曲率半径r2は、接続部材23の第二湾曲部23cの断面の曲率半径r2よりも小さくなるように形成されている。
周方向内側第二直線部20f2は、第二接続通路20fの第二曲面部20f1よりも他端側(ナット側ボールねじ溝21側)に設けられている。周方向内側第二直線部20f2は、第二曲面部20f1とナット側ボールねじ溝21(ボール循環溝12)の一端部に接続している。周方向内側第二直線部20f2は、ナット側ボールねじ溝21の接線方向に延びて直線状に形成されている。
周方向外側第二直線部20f3は、第二周方向D2外側において第二湾曲部23cと対向する位置に設けられている。周方向外側第二直線部20f3は、接続部材23の一端側が第二接続通路20f内に挿入される際の挿入方向に沿って直線状に形成されている。
接続部材第二挿入部20f4は、第二接続通路20fの一端側(ナット20の外周側)に設けられる。接続部材第二挿入部20f4の内径は、接続部材23の外径よりも大きく形成されている。接続部材第二挿入部20f4には、接続部材23の他端側が挿入されている。
第二小径部20f5は、第二接続通路20fの接続部材第二挿入部20f4よりも他端側(ナット20の内周側)に形成されている。第二小径部20f5の内径は接続部材第二挿入部20f4の内径よりも小さく形成されている。さらに第二小径部20f5の内径は、接続部材23の外径よりも大きく内径よりも小さく形成されている。接続部材第二挿入部20f4と第二小径部20f5との境界部分には第二段部20f6が形成されている。
接続部材第二挿入部20f4に接続部材23の他端側が挿入されたときに、接続部材側第二当接部23hが第二段部20f6に当接する。このとき、接続部材側第二当接部23hの内径の縁(接続部材側第二当接部23hと接続部材側第二テーパ部23jとの境界)が、第二段部20f6において第二小径部20f5が開口する開口縁よりも径方向外側に位置するように形成されている。
〔作用〕
ボール循環溝12と接続部材23との接続部分に段差があると、その段差にボール22が引っかかってしまい、ボール22の動きを阻害し、ボール22がスムーズに移動しないおそれがあった。ボール22の動きを阻害しないためには、ボール循環溝12の側面と接続部材23の側面を一致させれば良いが、そうすると第一接続通路20e、第二接続通路20f、接続部材23の加工精度を高くする必要がある。
前述のように、接続部材23は、二つの半割部材を、特に接着などはされずに組み合わせた状態で第一接続通路20eおよび第二接続通路20fに挿入され、固定金属83によりナット20に固定されることで、一体に保持されている。そのため、接続部材23は第一接続通路20eや第二接続通路20fに対してガタをもって固定されている。
以上のように、ボール循環溝12の側面と接続部材23の側面を完全に一致させることは困難な構成となっている。
そこで実施例1では、第一接続通路20eの接続部材第一挿入部20e4よりも他端側(ボール循環溝12)側に、内径を接続部材第一挿入部20e4の内径よりも小さく形成した第一小径部20e5を形成した。これにより、接続部材第一挿入部20e4と第一小径部20e5との間に第一段部20e6を形成した。また、接続部材第一挿入部20e4の内径を接続部材23の外径よりも大きく形成した。更に、第一小径部20e5の内径を、接続部材23の外径よりも小さく、内径よりも大きく形成した。
また、接続部材23の端部であって接続部材側第一当接部23gよりも内周側に接続部材側第一テーパ部23iを設けた。この接続部材側第一テーパ部23iを、内径を端部から接続部材23の奥に向かって徐々に小さくなるように形成した。
これにより、特に接続部材23の端部の内径を第一小径部20e5の内径よりも小さくした場合には、ボール22が接続部材23の端部と干渉することが抑制され、ボール22の移動をスムーズにすることができる。
また実施例1では、接続部材側第一当接部23gの内径の縁(接続部材側第一当接部23gと接続部材側第一テーパ部23iとの境界)を、第一段部20e6において第一小径部20e5が開口する開口縁よりも径方向外側に位置するように形成した。
これにより、ボール22が接続部材側第一当接部23gに接触することがなく、傾斜した接続部材側第一テーパ部23iの側面に沿って案内されるため、ボールの移動をスムーズにすることができる。また接続部材側第一当接部23gが第一段部20e6に当接する面積を確保することができる。このため、接続部材側第一当接部23gで受ける力が分散され、接続部材側第一当接部23gにおける変形を抑制することができる。
また実施例1では、接続部材23を、金属材料をプレス加工することにより形成し、接続部材側第一テーパ部23iはプレス加工時に同時に形成されるようにした。
これにより、接続部材側第一テーパ部23iの加工が容易になる。また接続部材側第一テーパ部23iを切削加工などにより形成した場合に比べて、加工面が滑らかとなり、また金属粉の発生を抑制することができる。
また実施例1では、接続部材23をプレス加工する際に、プレス加工装置の金型は、接続部材23の内周面側から外周面側に向かって移動することにより、接続部材23の半割状部材を成型し、打ち出すようにした。接続部材側第一テーパ部23iは、接続部材23全体が成形される際に、同時に成形されるようにした。
これにより、接続部材側第一テーパ部を、接続部材23全体をプレス加工により成型する際に時に成型することができ、生産性を向上させることができる。プレス加工装置の金型を接続部材23の内周面側から外周面側に向かって移動するようにしてプレス加工をするようにしたため、接続部材側第一テーパ部23iはプレス加工による所謂タレにより形成される。したがって、プレス加工装置の金型には接続部材側第一テーパ部23iに対応した型とする必要がない。
第二接続通路20fや接続部材23の他端側も、上記と同様に形成し、同様の作用を得ることができる。
〔効果〕
(1) ステアリングホイールの回転に伴い軸方向移動することにより転舵輪を転舵させる転舵軸10と、転舵軸10の外周側に設けられ、螺旋状の溝形状を有する転舵軸側ボールねじ溝11と、転舵軸10を包囲するように環状に形成された本体部20aを備え、転舵軸10に対し回転自在に設けられたナット20と、ナット20の内周側に設けられ、螺旋状の溝形状を有し、転舵軸側ボールねじ溝11と共に螺旋状のボール循環溝12を構成するナット側ボールねじ溝21と、ボール循環溝12内おいて移動可能に設けられた複数のボール22と、ナット20に設けられ、一端側がナット20の外周面に開口し、他端側がナット20の内周面であってボール循環溝12の一端側に開口するように形成された第一接続通路20eと、ナット20に設けられ、一端側がナット20の外周面に開口し、他端側がナット20の内周面であってボール循環溝12の他端側に開口するように形成された第二接続通路20fと、複数のボール22が第一接続通路20e側と第二接続通路20f側との間で往来可能となるように第一接続通路20eと第二接続通路20fとを接続する管状の接続部材23と、ナット20を回転駆動し、ナット20の回転が転舵軸10の軸方向運動に変換されることにより転舵軸10に操舵力を付与する電動モータ40と、第一接続通路20eの一端側に設けられ、接続部材23の一端側が挿入される接続部材第一挿入部20e4(接続部材挿入部)と、第一接続通路20eの接続部材第一挿入部20e4よりも他端側に設けられ、第一接続通路20eの内径が接続部材第一挿入部20e4よりも小さくなるように形成されることにより接続部材第一挿入部20e4との境界において第一段部20e6(段部)を形成すると共に第一接続通路20eの内径が接続部材23の内径よりも大きくなるように形成された第一小径部20e5(小径部)と、接続部材23の一端側端部であって接続部材23の外周側に設けられ、第一段部20e6に当接する接続部材側第一当接部23g(接続部材側当接部)と、接続部材23の一端側端部であって接続部材23の接続部材側第一当接部23gよりも内周側に設けられ接続部材23の内径が一端側端部から他端側に向かって徐々に減少するように形成された接続部材側第一テーパ部23i(接続部材側テーパ部)と、を設けた。
よって、ボール22が接続部材23の一端側端部と干渉することが抑制され、ボール22の移動をスムーズにすることができる。
(2) 接続部材側第一テーパ部23iは、接続部材側第一当接部23gと接続部材側第一テーパ部23iの境界が第一段部20e6において第一小径部20e5が開口する開口縁よりも径方向外側に位置するように形成されるようにした。
よって、ボールの移動をスムーズにすることができる。また接続部材側第一当接部23gにおける変形を抑制することができる。
(3) 接続部材23は金属材料をプレス加工することにより形成され、接続部材側第一テーパ部23iは、プレス加工により形成されるようにした。
よって、接続部材側第一テーパ部23iの加工が容易になる。また接続部材側第一テーパ部23iを切削加工などにより形成した場合に比べて、加工面が滑らかとなり、また金属粉の発生を抑制することができる。
(4) 接続部材23は金属材料をプレス加工することにより形成され、プレス加工は、プレス加工装置の金型が接続部材23の内周面側から外周面側に向かって移動することにより接続部材23を成型し、接続部材側第一テーパ部23iは、接続部材23全体がプレス加工により成型される際、同時に成型されるようにした。
よって、生産性を向上させることができる。また、プレス加工装置の金型には接続部材側第一テーパ部23iに対応した型とする必要がなく、接続部材側第一テーパ部23iを形成するために特別な金型を用意する必要がない。
[実施例2]
実施例1では、接続部材23の両端部にそれぞれ接続部材側第一テーパ部23i、接続部材側第二テーパ部23jを形成した。実施例2では、接続部材23側にはテーパ部を設けず、第一接続通路20e、第二接続通路20fにテーパ部を設けた。
以下、実施例2の構成について説明するが、実施例1と同じ構成については同一の符号を付して説明を省略する。
〔接続通路の詳細〕
図15は接続部材23を装着した状態のナット20の断面図である。図16は第一接続通路20eに接続部材23を挿入した状態の第一接続通路20e付近の断面図である。
第一接続通路20eは、実施例1の構成に加え、段部側第一当接部20e7と段部側第二テーパ部20e8を有している。
第一段部20e6の接続部材23の一端側端部が当接する面は、段部側第一当接部20e7を構成している。
段部側第一当接部20e7の内周側には、第一段部20e6から第一接続通路20eの他端側(ボールねじ溝21側)に向かって内径が徐々に減少するように形成された段部側第一テーパ部20e8が形成されている。
第二接続通路20fは、実施例1の構成に加え、段部側第二当接部20f7と段部側第二テーパ部20f8を有している。
第二段部20f6の接続部材23の他端側端部が当接する面は、段部側第二当接部20f7を構成している。
段部側第二当接部20f7の内周側には、第二段部20f6から第二接続通路20fの他端側(ボールねじ溝21側)に向かって内径が徐々に減少するように形成された段部側第二テーパ部20f8が形成されている。
〔作用〕
実施例2では、第一接続通路20eの接続部材第一挿入部20e4よりも他端側(ボール循環溝12)側に、内径を接続部材第一挿入部20e4の内径よりも小さく形成した第一小径部20e5を形成した。これにより、接続部材第一挿入部20e4と第一小径部20e5との間に第一段部20e6を形成した。また、接続部材第一挿入部20e4の内径を接続部材23の外径よりも大きく形成した。更に、第一小径部20e5の内径を、接続部材23の外径よりも小さく、内径よりも大きく形成した。
また、第一段部20e6の段部側第一当接部20e7よりも内周側に第一接続通路側テーパ部20f8を設けた。この第一接続通路側テーパ部20f8を、内径を第一段部20e6から第一小径部20e5の奥に向かって徐々に小さくなるように形成した。
これにより、特に第一小径部20e5の内径を接続部材23の内径よりも小さくした場合には、ボール22が接続部材23の端部と干渉することが抑制され、ボール22の移動をスムーズにすることができる。
第二接続通路20fや接続部材23の他端側も、上記と同様に形成し、同様の作用を得ることができる。
〔効果〕
(5) ステアリングホイールの回転に伴い軸方向移動することにより転舵輪を転舵させる転舵軸10と、転舵軸10の外周側に設けられ、螺旋状の溝形状を有する転舵軸側ボールねじ溝11と、転舵軸10を包囲するように環状に形成された本体部20aを備え、転舵軸10に対し回転自在に設けられたナット20と、ナット20の内周側に設けられ、螺旋状の溝形状を有し、転舵軸側ボールねじ溝11と共に螺旋状のボール循環溝12を構成するナット側ボールねじ溝21と、ボール循環溝12内おいて移動可能に設けられた複数のボール22と、ナット20に設けられ、一端側がナット20の外周面に開口し、他端側がナット20の内周面であってボール循環溝12の一端側に開口するように形成された第一接続通路20eと、ナット20に設けられ、一端側がナット20の外周面に開口し、他端側がナット20の内周面であってボール循環溝12の他端側に開口するように形成された第二接続通路20fと、複数のボール22が第一接続通路20e側と第二接続通路20f側との間で往来可能となるように第一接続通路20eと第二接続通路20fとを接続する管状の接続部材23と、ナット20を回転駆動し、ナット20の回転が転舵軸10の軸方向運動に変換されることにより転舵軸10に操舵力を付与する電動モータ40と、第一接続通路20eの一端側に設けられ、接続部材23の一端側が挿入される接続部材第一挿入部20e4(接続部材挿入部)と、第一接続通路20eの接続部材第一挿入部20e4よりも他端側に設けられ、第一接続通路20eの内径が接続部材第一挿入部20e4よりも小さくなるように形成されることにより接続部材第一挿入部20e4との境界において段部を形成すると共に第一接続通路20eの内径が接続部材23の内径よりも小さくなるように形成された第一小径部20e5(小径部)と、第一段部20e6に設けられ、接続部材23の一端側端部が当接する段部側第一当接部20e7(段部側当接部)と、第一段部20e6の段部側第一当接部20e7よりも内周側に設けられ第一接続通路20eの内径が第一段部20e6から第一接続通路20eの他端側に向かって徐々に減少するように形成された第一接続通路側テーパ部20f8と、を設けた。
よって、ボール22が接続部材23の一端側端部と干渉することが抑制され、ボール22の移動をスムーズにすることができる。
[他の実施例]
以上、本発明を実施例1および実施例2に基づいて説明してきたが、各発明の具体的な構成は実施例1および実施例2に限定されるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等があっても、本発明に含まれる。
例えば、実施例1および実施例2では、ナット20に連通孔41を形成している例を示したが、ナット20に連通孔41を形成しなくとも良い。
また実施例1および実施例2では、入力プーリ35の回転を出力プーリ27に伝達する伝達部材としてベルト28を用いた例を示したが、ベルト28に関わらずチェーンなどものであっても良い。
10 転舵軸
11 転舵軸側ボールねじ溝
12 ボール循環溝
20 ナット
20a 本体部
20e 第一接続通路
20e4 接続部材第一挿入部(接続部材挿入部)
20e5 第一小径部(小径部)
20e6 第一段部(段部)
20e7 段部側第一当接部(段部側当接部)
20f8 第一接続通路側テーパ部
22 ボール
23 接続部材
23g 接続部材側第一当接部(接続部材側当接部)
23i 接続部材側第一テーパ部(接続部材側テーパ部)

Claims (3)

  1. ステアリングホイールの回転に伴い軸方向移動することにより転舵輪を転舵させる転舵軸と、
    前記転舵軸の外周側に設けられ、螺旋状の溝形状を有する転舵軸側ボールねじ溝と、
    前記転舵軸を包囲するように環状に形成された本体部を備え、前記転舵軸に対し回転自在に設けられたナットと、
    前記ナットの内周側に設けられ、螺旋状の溝形状を有し、前記転舵軸側ボールねじ溝と共に螺旋状のボール循環溝を構成するナット側ボールねじ溝と、
    前記ボール循環溝内おいて移動可能に設けられた複数のボールと、
    前記ナットに設けられ、一端側が前記ナットの外周面に開口し、他端側が前記ナットの内周面であって前記ボール循環溝の一端側に開口するように形成された第一接続通路と、
    前記ナットに設けられ、一端側が前記ナットの外周面に開口し、他端側が前記ナットの内周面であって前記ボール循環溝の他端側に開口するように形成された第二接続通路と、
    前記複数のボールが前記第一接続通路側と前記第二接続通路側との間で往来可能となるように前記第一接続通路と前記第二接続通路とを接続する管状の接続部材と、
    前記ナットを回転駆動し、前記ナットの回転が前記転舵軸の軸方向運動に変換されることにより前記転舵軸に操舵力を付与する電動モータと、
    前記第一接続通路の一端側に設けられ、前記接続部材の一端側が挿入される接続部材挿入部と、
    前記第一接続通路の前記接続部材挿入部よりも前記他端側に設けられ、前記第一接続通路の内径が前記接続部材挿入部よりも小さくなるように形成されることにより前記接続部材挿入部との境界において段部を形成すると共に前記第一接続通路の内径が前記接続部材の内径よりも大きくなるように形成された小径部と、
    前記接続部材の前記一端側端部であって前記接続部材の外周側に設けられ、前記段部に当接する接続部材側当接部と、
    前記接続部材の前記一端側端部であって前記接続部材の前記接続部材側当接部よりも内周側に設けられ前記接続部材の内径が前記一端側端部から他端側に向かって徐々に減少するように形成された接続部材側テーパ部と、
    を有することを特徴とするパワーステアリング装置。
  2. 請求項1に記載のパワーステアリング装置において、
    前記接続部材側テーパ部は、前記接続部材側当接部と前記接続部材側テーパ部の境界が前記段部において前記小径部が開口する開口縁よりも径方向外側に位置するように形成されることを特徴とするパワーステアリング装置。
  3. 請求項1に記載のパワーステアリング装置において、
    前記接続部材は金属材料をプレス加工することにより形成され、
    前記接続部材側テーパ部は、プレス加工により形成されることを特徴とするパワーステアリング装置。
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