JP6216210B2 - ホースコネクタ - Google Patents

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Description

本発明は、ホースが接続されるホースコネクタに関する。特に、自動車のフロントウィンドウやヘッドランプに向けて洗浄剤を輸送するホースを接続するための、洗浄剤タンク、洗浄剤噴出器具又は他のホースに取り付けられるホースコネクタや、自動車のブローバイガスを輸送するホースのホースコネクタに関する。
ホースコネクタには、ホースを固定するとともに、ホースの内部を流れる流体の漏れを防止することが求められる。例えば、パイプとゴムホースとを連結する場合、円環状の金属バンドが用いられることがある。この場合、まず、金属バンドの内周面がホースの外周面に当接するように、金属バンドをホースの一端側に取り付け、その後、ホースの内周面がパイプの外周面に当接するようにホースにパイプを挿入する。そして、ホースとパイプとが重なっている位置まで金属バンドをスライドさせ、工具を用いて金属バンドを締め付けてホースをパイプと金属バンドとで挟持させる。このようにして、ホースとパイプとの接続およびシールが行われる。しかし、このような方法では、工数が多い、工具が必要である、金属バンドの嵌合を確認する必要がある等の問題があった。
特許文献1では、より簡易にゴムホースをパイプに取り付けるための取付構造(留め具)が提案されている。この取付構造は、上記の金属バンドに代わり、締付スリーブが用いられ、パイプ及び締付スリーブに互いを係合する係合手段が設けられている。この係合手段は、パイプに設けられた係合突起と、締付スリーブに設けられた係合溝とからなり、係合溝は、締付スリーブを回動させると、締付スリーブがパイプの軸線方向に移動するように形成されている。また、パイプの先端には外側に円環状に膨らんだ膨出部が設けられているとともに、締付スリーブの先端には、内径が先端に向かって縮小した押圧部が形成されている。締付スリーブをホースの端部に取り付けた後、ホースをパイプに取り付け、締付スリーブをパイプ側にスライドさせ、さらに締付スリーブを回転させて軸線方向に移動させると、押圧部が膨出部に接近し、押圧部と膨出部とがホースをシール状態でかつ抜止状態に押し付ける。
特開2006−300127号公報
しかしながら、引用文献1に記載の取付構造では、締付スリーブをホースに取り付けてからホースとパイプとを連結するため、係合突起と係合溝との位置を合わせる必要があり、さらなる施工性の向上が求められていた。
本発明は、以上の問題を鑑みてなされたものであって、工具を用いず簡易にホースを取り付けることができるホースコネクタを提供することを目的とする。
本発明に係るホースコネクタの一側面は、ホースを接続するホースコネクタ(10)であって、内筒部(18,118)を備え、前記内筒部の基端側の外周に第1係合部(20,120)が形成されたコネクタ本体(12、112,190)と、前記内筒部に外嵌され、前記内筒部の外周面との間に環状空隙を形成する内周面が形成された外筒部(34,134)を備え、前記外筒部に前記第1係合部と係合可能な第2係合部(38,138)が形成されたロック部材(14,82,88,94,114)とを備え、前記第1及び第2係合部が、前記ロック部材が前記コネクタ本体に対して軸線回りに所定の方向に回転したときに、前記ロック部材が前記コネクタ本体から軸線方向にロック位置と非ロック位置との間で変位するようなカム機構を形成し、前記内筒部は、環状拡径部(24)をその外周面に備え、前記外筒部は、環状縮径部(42,142)をその内周面に備え、前記ロック部材が前記非ロック位置にあるときは前記環状拡径部及び前記環状縮径部が軸線方向に互いに離反した位置にあり、前記ロック部材が前記ロック位置にあるときは前記環状拡径部及び前記環状縮径部が軸線方向に互いに近接した位置にあるように、前記環状拡径部及び前記環状縮径部の軸線方向位置が定められ、前記ロック部材が前記非ロック位置にあるときに前記内筒部及び前記外筒部間の環状空隙(80)内にホースの先端部を突入させ、前記ロック部材を前記所定の方向に回転させて前記ロック位置に変位させることにより、前記ホースの先端部を前記環状拡径部及び前記環状縮径部間に挟持させるようにしたことを特徴とする。
この構成によれば、工具を使わずにホースをホースコネクタにつなげることができるとともに、現場で行う作業が、ホースを突入させて、ロック部材を回転させるのみであるため、簡易迅速にホースをつなぐことができる。
本発明の他の側面は、上記構成において、前記ロック部材は、前記コネクタ本体にスナップ結合によって保持された状態で、前記非ロック位置に配置可能であることを特徴とする。
この構成によれば、ホースの接続作業の準備段階で、ロック部材を容易にコネクタ本体に取り付けることが出来るとともに、ロック部材がコネクタ本体から外れることを防止できる。
本発明の他の側面は、上記構成において、前記外筒部の内周面には、遊端側に向けて拡径するテーパ(44)が設けられていることを特徴とする。また、前記内筒部の外周面には、前記コネクタ本体の遊端側に対応する前端側に向けて縮径するテーパ(26,126)が設けられていることを特徴とする。
この構成によれば、容易にホースをコネクタ本体とロック部材との間の環状空隙に突入させることが出来る。
本発明の他の側面は、上記構成において、前記カム機構は、前記第1係合部の外周面と前記第2係合部の内周面とのいずれか一方に形成されたカム溝(68,168)と、前記第1係合部の外周面と前記第2係合部の内周面とのいずれか他方に形成されて前記カム溝に受容される従動突起(70,170)とを備え、前記カム溝は、周方向に対して軸線方向に傾斜するように延在することを特徴とする。
この構成によれば、簡易な構造でカム機構を実現することができる。
本発明の他の側面は、上記構成において、前記第1係合部(20)の外周面と前記第2係合部(38)の内周面とのいずれか一方に形成された係止突起(64)と、前記第1係合部の外周面と前記第2係合部の内周面とのいずれか他方に形成されて、前記ロック位置において前記係止突起を係止する凹部(72)とを備えるディテント機構を有することを特徴とする。
この構成によれば、ロック部材を回転させるときに加える力や、ロック部材がロック位置に入るときに発生する衝突音によって、ロック部材がロック位置にあることの節度感を作業員に与えることができる。
本発明の他の側面は、上記構成において、前記カム機構は、周方向に延在し、かつ前記ロック位置において前記従動突起(170)を受容して前記従動突起の軸線方向への移動を防止する周溝(195)をさらに備え、前記周溝は、前記従動突起の周方向への移動を規制する係止壁(201)を備え、該係止壁は、前記従動突起が当接した状態で前記ロック部材に所定の回転力を加えると、破断または折れ曲がるように構成されたことを特徴とする。
この構成によれば、作業員がロック部材が破断したことを認識できる。また、ロック部材(114)は空転し前後方向には移動しない状態にあるため、さらにロック部材を破壊するまでは、ホースの固定及びシールは維持される。
本発明の他の側面は、上記構成において、前記ロック部材(14)は、周方向及び軸線方向の少なくとも一方に延在し、かつ前記ロック位置において所定の力が加えられたときに破断するように構成された破断部(49,86,92,96)を備えることを特徴とする。
この構成によれば、ロック部材が破壊して使用できなくなったときに、作業員がロック部材が破断したことを認識できる。また、軸線方向に延在する破断部を設けた場合は、ホースを取り外すためのロック部材(88,94)の破壊が容易になる。
本発明の他の側面は、上記構成において、前記ロック部材は、前記非ロック位置において前記コネクタ本体に解除可能に係止されることを特徴とする。
この構成によれば、事前にロック部材を非ロック位置に仮固定することができるため、現場での作業工数を減らすことができる。また、ロック部材をロック位置に移動させる際に、作業員に節度感を与えることができる。
本発明の他の側面は、上記構成において、前記ロック部材には、前記環状縮径部の後方に、前記ホースの突入状態を視認可能な窓が形成されていることを特徴とする。また、前記コネクタ本体は、遊端側を向き、かつ前記ホースの突入状態において前記ホースの先端が当接可能な肩面(29)を備え、前記窓は、前記非ロック位置において前記肩面を視認可能な位置に設けられたことを特徴とする。
この構成によれば、ホースの先端が環状拡径部及び環状縮径部を超えて突入されているか否か、ホースの先端が肩面まで突入されているか否か、を確認することができる。
本発明の他の側面は、上記構成において、前記ロック部材は、外側に突出した操作片(36,136)を備えることを特徴とする。
この構成によれば、作業員が指でロック部材を回転させるときに、ロック部材に回転力を加えやすくなる。
本発明の他の側面は、上記の構成のホースコネクタに、ホースを接続する方法であって、前記ロック部材を前記コネクタ本体に保持させて前記非ロック位置に配置するステップと、前記内筒部及び前記外筒部間の環状空隙内にホースの先端部を突入させ、該ホースの先端を前記拡径部及び前記縮径部よりも後方の所定の位置に至らしめるステップと、前記ロック部材を回転させて前記ロック位置に移動させ、前記拡径部と前記縮径部とで前記ホースを挟持させるステップとを備えることを特徴とする。
この方法によれば、工具を使わずに、少ない工数でホースをホースコネクタに取り付けることができる。
本発明によれば、工具を用いず簡易にホースをホースコネクタに取り付けることができる。
本発明の第1実施形態に係るホースコネクタの斜視図である。 本発明の第1実施形態に係るホースコネクタのコネクタ本体の正面図である。 本発明の第1実施形態に係るホースコネクタのコネクタ本体の左側面図である。 図2のIV−IV断面の断面図である。 本発明の第1実施形態に係るホースコネクタのロック部材の正面図である。 本発明の第1実施形態に係るホースコネクタのロック部材の右側面図である。 本発明の第1実施形態に係るホースコネクタのロック部材の底面図である。 本発明の第1実施形態に係るホースコネクタの非ロック位置における縦断面図である。 本発明の第1実施形態に係るホースコネクタのロック位置における縦断面図である。 本発明の第1実施形態の第1変形形態に係るホースコネクタのロック部材の(a)横断面図(b)正面図である。 本発明の第1実施形態の第2変形形態に係るホースコネクタのロック部材の(a)横断面図(b)正面図である。 本発明の第1実施形態の第3変形形態に係るホースコネクタのロック部材の(a)横断面図(b)正面図である。 本発明の第2実施形態に係るホースコネクタのコネクタ本体の斜視図である。 本発明の第2実施形態に係るホースコネクタのロック部材の斜視図である。 本発明の第2実施形態の変形形態に係るホースコネクタのコネクタ本体の(a)横断面図(b)正面図である。
以下、図面を参照して、本発明の実施形態であるホースコネクタについて詳細に説明する。説明に当たり、方向を示す用語は、図面に示す方向に従い、前後方向を軸線方向という。
図1は、本発明の第1実施形態に係るホースコネクタ10の斜視図である。ホースコネクタ10は、後方の基端側が他の部材(図示せず)に連結され、前方の遊端側がホース(図示せず)に連結されるコネクタ本体12と、流体が漏れないようにホースをコネクタ本体12に固定するロック部材14とを備える。ホースコネクタ10に取り付けられるホースは、可撓性ないし弾性を有するホースであって、例えば、ゴム、プラスチック、布、又はこれらの複合材料を素材とする。また、例えば、ホースは、車両のヘッドランプに洗浄液を輸送するヘッドランプウォッシャーホース、冷却配管、キャニスターパージホース、ブローバイガスホース、水道ホース等であってよい。
図2〜図4を参照して、コネクタ本体12を説明する。図2〜図4は、それぞれ、コネクタ本体12の正面図、左側面図及び横断面図である。コネクタ本体12は、樹脂を素材とする成形品であって、軸線方向に沿って内部に流路が形成された管状の部材である。コネクタ本体12は、後方の基端側に形成されて他の部材に取り付けられる連結部16と、前方の遊端側に形成されてホースが取り付けられる内筒部18とを備える。
連結部16は、流路を備える他の部材、例えば、パイプ、流体の貯留槽又は流体の吐出器具等に連結され、流体が漏れないようにホースコネクタ10の流路と他の部材の流路とを連通させる。
内筒部18は、基端側から順に、第1係合部20と、中間部22と、環状拡径部24と、外周テーパ端部26とを備える。
第1係合部20は、コネクタ本体12とロック部材14との係合手段を提供する部分であり、その外周面は、ホースの外径より大きな円筒面の一部を取り除いて溝や凹凸が形成された形状を呈する。詳細は後述する。
中間部22は、外径が略一定の円筒状の部分であり、その外周面には前後方向に沿って多数のリブ28が設けられている。中間部22のリブ先外径は、ホースの内径と略同一の外径を有する。中間部22の外径は、第1係合部の遊端側の外径よりも小さいため、第1係合部の遊端側端面は、遊端側を向いた環状の肩面29になっている。
環状拡径部24は、中間部22よりも大きな略一定の外径を有する円筒状の部分である。環状拡径部24の基端側端面は、基端側を向いた円環状の肩面30を形成する。環状拡径部24の外周面は、リブが設けられていない滑らかな表面である。環状拡径部24の外径は、負荷のかかっていない状態のホースの内径よりも大きい。ただし、ホースは、その内径が環状拡径部24の外径以上になるまで弾性変形することができる。
外周テーパ端部26の外周面には、基端側と遊端側との間に延在する複数のリブ32が設けられている。外周テーパ端部26は、その基端側の外径(リブ32の山を結ぶ外径)が環状拡径部24の外径に一致し、その遊端の外径がホースの内径以下になるように、外周面が遊端側に向けて縮径するテーパを備える。
次に、図5〜図9を参照して、ロック部材14を説明する。図5、図6及び図7は、それぞれ、ロック部材14の正面図、右側面図及び底面図である。図8及び図9は、それぞれ、ロック部材14がホースを固定しない非ロック位置及びホースを固定するロック位置にあるときのホースコネクタ10の縦断面図である。ロック部材14は、コネクタ本体12の内筒部18に緩く外嵌される外筒部34と、外筒部34の外周面から外側に突出した2枚の操作片36とを備える。
外筒部34は、その内周面がコネクタ本体12の内筒部18の外周面に対向している。外筒部34は、後端側から順に、第2係合部38と、窓部40と、環状縮径部42と、内周テーパ端部44とを備える。
第2係合部38は、第1係合部20とともに、コネクタ本体12とロック部材14との係合手段を提供する部分であり、詳細は後述する。
窓部40は、その内周面が概ねコネクタ本体12の中間部22に対向しており、円筒状の周壁を径方向に貫通する開口によって形成された2つの窓46を備える。2つの窓46は、周方向に沿って互いに180°ずれた位置に設けられており、周方向に延びる長円形状を呈する。窓46を通して、コネクタ本体12の中間部22を視認することができる。また、第2係合部38と窓部40との境界には、径方向に貫通して周方向に細長い2つの長孔48が形成されている。2つの長孔48は、互いに周方向に180°ずれた位置に形成されており、各々の周方向幅は窓46の周方向幅よりも長く、軸線方向の長さは窓46の軸線方向長さよりも短い。第2係合部38と窓部40との境界の長孔48のない部分は、周方向にせん断力が加わったときに優先的に破断する破断部49となっている。
環状縮径部42は、前端側から後端側にかけて内径が縮径しており、基端側の内径は、窓部40の内径に一致する。環状縮径部42の内周面には、周方向に整合した複数の縮径突起50が径方向の内側に向かって突出するように形成されている(図1参照)。縮径突起50には、前後方向に貫通孔52が設けられているため、縮径突起50は、その貫通孔52がつぶれて、縮径突起50の先端によって形成される内径が広がるように弾性変形する。また、縮径突起50の前端面は、径方向内側に進むにつれ、後方に傾斜している。環状縮径部42は、非ロック位置において、コネクタ本体12の環状拡径部24よりも後方に位置し、ロック位置において環状拡径部24と径方向に対向するように位置が定められる。
内周テーパ端部44は、内周面が前端側に向けて拡径するテーパを備え、後端側の内径が環状縮径部42の前端側内径に一致し、前端の内径がホースの外径より大きくなっている。
2つの操作片36は、互いに180°周方向にずれた位置に形成されている。操作片36は、主壁54と、主壁54とロック部材14の外周面とを連結する4つのリブ56とを備える。主壁54の表面は、ロック部材14の外周面と約70°〜90°の角度をなし、軸線方向に平行な平面である。4つのリブ56は、それぞれ、平面視で三角形状を呈し、一辺が主壁54の裏面に沿い、一辺がロック部材14の外周面に沿った板状の部分である。
次に、図2〜図7を参照して、コネクタ本体12の第1係合部20とロック部材14の第2係合部38との係合構造について説明する。第1係合部20と第2係合部38との係合構造は、ロック部材14を非ロック位置(図8参照)でコネクタ本体12に保持させるための保持機構と、ロック部材14を非ロック位置からロック位置(図9参照)に移動させるカム機構と、ロック部材14をロック位置に固定するとともに、ロック部材14をロック位置まで動かしたことの節度感を使用者に与えるためのディテント機構とを提供する。第1係合部20及び第2係合部38は、それぞれ、軸周りに180°回転すると、元の形状と概ね一致する回転対称性を備える。以下、第1係合部20又は第2係合部38の一対の構成要素のうち、一方を説明するが、他方も同様の構造及び機能を有する。
保持機構は、第1係合部20に形成された凸部58および凸部58の後方の保持凹部60と、第2係合部38に形成された弾性片62及び弾性片62から径方向内側に突出する係止突起64とによって構成される。凸部58は、第1係合部20の外周面の凸状に突出した部分である。凸部58の前面は、径方向外側に向かうに従って後方に傾斜しており、凸部58の後面は、軸線方向に直交している。保持凹部60の前面は凸部58の後面に一致し、保持凹部60の後面は、軸線方向に直交している。保持凹部60の一方の側面(図2の紙面上方)は開放されている。弾性片62は、第2係合部38の全周の約4分の1の周方向長さを有する細長い部分であり、長孔48によって窓部40と分離しているため両持ち梁状になっており、弾性を有する。両持ち梁状の弾性片62の両端部は、第2係合部38の長孔48に面していない部分よりも径方向外側に膨らんでいる。そのため、係止突起64が径方向外側に押圧されて弾性片62が弾性変形しても、弾性片62は、第1係合部20に接触しない。係止突起64の前面は、軸線方向に直交している。係止突起64は、横断面視で長方形の1つの角が欠けた形状を呈するように、一方の周方向面から内側面にかけて切欠面66が形成されている。切欠面66と隣接する周方向面は、係止突起64が保持凹部60に受容されたときに、保持凹部60の開放面と同じ側の周方向面である。他方の周方向面には、切り欠きはなく、弾性片62の内周面に直交している。
カム機構は、第1係合部20に形成されたカム溝68と、第2係合部38に形成されてカム溝68に受容される従動突起70によって構成される。カム溝68は、凸部58及び保持凹部60から約90°周方向にずれた位置に形成されて軸線方向に延在する導入溝72と、導入溝72の後端側から保持凹部60の開放側面と同じ周方向(図2の左方向)の斜め前方に向かって延在する斜溝74と、斜溝74の前端側から周方向(図2の左方向)に延在する終端溝76とを備える。カム溝68の底面の前後方向中心軸からの高さは、中間部22の外径に一致し、導入溝72から終端溝76に至るまで一定である。導入溝72の前端は開放されている。従動突起70は、第2係合部38の内周面から内側に突出した突起であり、係止突起64と周方向に約90°ずれている。
ディテント機構は、前述の弾性片62、係止突起64及び導入溝72、並びに第1係合部20に形成された摺動面78によって構成される。摺動面78は、横断面視で、第1係合部20の外円の弦を構成する平面であり、保持凹部60の開放面側から導入溝72の縁にかけて形成される。すなわち、導入溝72から見て、斜溝74と周方向の反対側に形成される。
次に、保持機構、カム機構及びディテント機構の作用について説明する。使用者は、従動突起70と導入溝72とを軸線方向に整合させるとともに、凸部58及び保持凹部60と係止突起64とを軸線方向に整合させて、ロック部材14をコネクタ本体12の先端側から挿入する。すると、従動突起70は、導入溝72に沿って移動する。一方、係止突起64は、凸部58の傾斜した前面を摺動し、弾性片62を外側に向けて弾性変形させ、その後、保持凹部60に至り、弾性片62は元の形状に戻る。このように係止突起64が保持凹部60にスナップ結合する。このとき、凸部58の後面と係止突起64の前面とが当接するように凸部58と係止突起64とが係合して、ロック部材14が前方に抜けることを防止する。また、ロック部材14の後方への移動は、保持凹部60の後面が係止突起64の後方への移動を規制することによって規制される。この位置(非ロック位置)から、使用者がロック部材14を平面視で右回り(図7の底面図で左回り)に回転させると、従動突起70は、斜溝74の形状に従って周方向に移動するとともに前方向に移動し、その後、終端溝76に至る。一方、このとき、係止突起64は、保持凹部60から離脱し、切欠面66が摺動面78を摺動した後、導入溝72に受容される。係止突起64が導入溝72に受容されると、係止突起64の切欠面66がない側の周方向面が導入溝72に係止されるため、ロック部材14の逆回転が防止される。また、係止突起64が保持凹部60から離脱するとき、及び係止突起64が導入溝72に受容される直前には、係止突起64が外側に押し出されて弾性片62が外側に弾性変形する必要があるため、ロック部材14を回転させるのに使用者は一層大きな回転力を加える必要がある。さらに、係止突起64が、導入溝72に受容されるとき、弾性片62が元の位置に戻るため、弾性片62が第1係合部20(導入溝72の縁を形成している部分)に衝突して衝突音が発生するため、使用者に、ロック部材14がロック位置に配置されたことの節度感を与える。
次に、図8及び図9を参照して、ホースコネクタ10を用いて、ホースを接続する方法を説明する。
使用者は、あらかじめ、コネクタ本体12に、ロック部材14を取り付けておき、図8に示すようにロック部材14を非ロック位置に配置しておく。具体的には、コネクタ本体12にロック部材14を取り付けるには、従動突起70及び係止突起64が、それぞれ導入溝72及び保持凹部60と軸線方向に整合するように、ロック部材14とコネクタ本体12との位置を定め、ロック部材14をコネクタ本体12の先端側からコネクタ本体12に挿入し、係止突起64が保持凹部60に受容されるまでロック部材14をコネクタ本体12の基端側にスライドさせる。なお、コネクタ本体12の基端側の他の部材への取り付けは、この作業の前後のいずれで行っても良い。ロック部材14は、非ロック位置にあるとき、係止突起64が保持凹部60の壁によって係止されているため前後方向及び平面視で左回りの周方向への動きが規制され、弾性片62の弾性力によって、所定の大きさを超える回転力をロック部材14に与えない限り、平面視で右回りの周方向への動きも規制される。
次に、使用者は、コネクタ本体12の内筒部18とロック部材14の外筒部34との間の環状空隙80内にホースの先端部を突入させる。このとき、コネクタ本体12の遊端には外周テーパ端部26が形成され、ロック部材14の前端には内周テーパ端部44が形成されているため、環状空隙80の入り口は、遊端側が拡がっており、ホースが突入しやすくなっている。また、コネクタ本体12の環状拡径部24とロック部材14の環状縮径部42とは互いに離反した位置にあるため、内筒部18と外筒部34との径方向距離は、ホースの肉厚以上となる。そのため、使用者は、ホースを容易に環状空隙80に突入させることが出来る。また、縮径突起50は、前端側が傾斜しているとともに内側を向いた先端が外側に移動するように弾性変形するため、ホースの突入を妨げない。さらに、コネクタ本体12の外周テーパ端部26及び中間部22にはリブ28,32が形成されているため、ホースの内周面との接触面積が小さくなり、摩擦力による突入抵抗が抑えられている。ホースコネクタ10がこのような構成を有するため、環状拡径部24とホースの内周面との摩擦力がホースを突入させる際の抵抗力となるものの、使用者は工具を使わずにホースを環状空隙80に容易に突入させることが出来る。使用者は、ホースの先端部が環状拡径部24を超えて突入され、肩面29に当接していることを、窓46を通して確認する。
次に、使用者は、ロック部材14を、平面視で右回りに回転させて、図9に示すようにロック部材14をロック位置に移動させる。なお、図9では、ホースを省略している。使用者が、ロック部材14を非ロック位置から平面視で右回りに回転させると、従動突起70がカム溝68の斜溝74に従って移動し、ロック部材14が前方に移動する。従動突起70が終端溝76に至り、係止突起64が導入溝72に係止されることにより、ロック部材14は、ロック位置に固定される。このとき、環状拡径部24と環状縮径部42とが径方向に対向するように近接しており、両者の径方向距離はホースの肉厚より小さいため、両者がホースを挟持し、ホースを固定するとともにホースを流れる流体の漏れを防止する。さらに、環状拡径部24と縮径突起50との距離がホースの肉厚より小さいため、縮径突起50がホースを環状拡径部24に押し付けて、ホースを固定してホースが抜けることを防止する。
ロック位置において、ロック部材14は、係止突起64及び従動突起70が、それぞれ導入溝72及び終端溝76に受容されている範囲で回転できるが、終端溝76は傾斜していないため前後方向には移動しない。また、ロック部材14の逆方向への回転は、係止突起64と導入溝72との係止によって防止されるが、ロック部材14に過大な回転力が加わると、ロック部材14が破壊することによって、ロック部材14が逆方向に回転する。具体的には、第2係合部38と窓部40との間には長孔48があるため、第2係合部38と窓部40との境界の長孔48のない破断部49に周方向のせん断力が集中し、この部分が周方向に破壊する。なお、破断部49が、優先的に破断するように、周方向の溝又は切欠きを設けて薄肉に形成されてもよい。このように破壊したとき、ロック部材14の窓部40より前方の部分は回転可能であるため、使用者は、ロック部材14が破壊したことを知ることができる。一方、第2係合部38は、固定された状態を維持して、ロック部材14の窓部40より前方の部分の後方への移動を規制するため、ホースの固定及びシール状態は維持される。
次に、図10〜図12を参照して、第1実施形態に係るホースコネクタ10の変形形態を説明する。なお、第1実施形態と同一の符号を付した部分は、相違点として説明した部分を除き、第1実施形態と同一の構造及び機能を有する構成要素である。これらの変形形態において、コネクタ本体12は標準形態と共通する。
図10は、第1実施形態の第1変形実施形態に係るロック部材82を示す(a)横断面図及び(b)正面図である。ロック部材82は、窓部40の窓46よりも後方に、4つの周方向に延在して径方向に貫通する4つの長孔84と、長孔84によって分離された4つの柱86とが形成されている点で、第1実施形態の標準形態と相違する。4つの長孔84は、周方向長さは、円周の約80°〜89°に範囲に延在するため、柱86の周方向長さは短い。よって、ロック位置において、ロック部材82に回転力が加わると、柱86に周方向のせん断力が集中し、柱86でロック部材82が破断する。破壊したとき、第1実施形態の標準形態と同様に、ロック部材82の長孔84及び柱86より前方の部分は回転可能であるため、使用者は、ロック部材82が破壊したことを知ることができるが、第2係合部38は、固定された状態を維持して、ロック部材82の長孔84及び柱86より前方の部分の後方への移動を規制するため、ホースの固定及びシール状態は維持される。
図11は、第1実施形態の第2変形実施形態に係るロック部材88を示す(a)横断面図及び(b)正面図である。ロック部材88は、窓部90の外周面に軸線方向の多数の切込み92が設けられている点で、第1実施形態の標準形態と相違する。隣接する切込み92の間の外周面は、横断視で円弧状になっている。非ロック位置からロック位置にロック部材88を回転させるときは、ロック部材88は変形せずに横断面視で略円環形状を保ったまま回転する。しかし、ロック位置等の回転が規制されている状態で、ロック部材88を回転させようとすると、回転力を加えている操作片36とその操作片36から回転させようとしている方向とは反対側にある係止突起64との間に、過大な引張力が加わり、切込み92が破断する。軸線方向に沿ってロック部材88が破壊されるため、ホースの固定及びシールが解除される。このように破断することによって、使用者に、ロック部材88が破壊したこと及びホースを固定するためにはロック部材88を交換する必要があることを知らせる。また、ロック部材88を使用者の指又はペンチ等の工具で挟むことによっても、ロック部材88を変形させて、過大な引張力を切込み92に与えて破断させることができる。
図12は、第1実施形態の第3変形実施形態に係るロック部材94を示す(a)横断面図及び(b)正面図である。ロック部材94は、窓部40から内周テーパ端部44にかけての内周面の互いに対向する2箇所に軸線方向に延在する薄肉部96が設けられている点で、第1実施形態の標準形態と相違する。薄肉部96は、窓46に整合するように形成されており、窓46よりも前方にのみ設けてもよく、窓46の前方及び後方の双方に設けてもよい。薄肉部96と略90°周方向にずれた位置に存在する操作片36の周囲を使用者の指又はペンチ等の工具で挟むことによって、薄肉部96に応力を集中させ、ロック部材94を薄肉部96で破断させることができる。このように破断することによって、使用者に、ロック部材94が破壊したこと及びホースを固定するためにはロック部材94を交換する必要があることを知らせる。
次に、図13及び図14を参照して、第2実施形態に係るホースコネクタを説明する。なお、第1実施形態と同一の符号を付した部分は、相違点として説明した部分を除き、第1実施形態と同一の構造及び機能を有する構成要素である。図13及び図14は、第2実施形態に係るホースコネクタのコネクタ本体112及びロック部材114を示す斜視図である。
コネクタ本体112は、遊端側の内筒部118を備える。基端側には、他の部材への連結部材(図示せず)が取り付けられる。コネクタ本体112と連結部材とは、一体に成形されてもよく、別体として成形されてもよい。
内筒部118は、基端側から順に、第1係合部120と、中間部22と、環状拡径部24と、外周テーパ端部126とを備える。中間部22と環状拡径部24とは、第1実施形態と略同様の構成を有し、外周テーパ端部126は、テーパの形状が基端側の傾きが大きい点で第1実施形態と相違するが、その他の部分は、第1実施形態の構成と略一致する。第1係合部120は、第1実施形態の凸部58及び保持凹部60に相当する構成がカム溝168に設けられている点や、係止板181が設けられている点等で、第1実施形態と相違するが、詳細は後述する。
ロック部材114は、コネクタ本体112の内筒部118に緩く外嵌される外筒部134と、外筒部134の外周面から外側に突出した2組の操作片136とを備える。
外筒部134は、その内周面がコネクタ本体112の内筒部118の外周面に対向している。外筒部134は、後端側から順に、第2係合部138と、窓部140と、環状縮径部142と、内周テーパ端部44とを備える。
第2係合部138は、第1係合部120とともに、コネクタ本体112とロック部材114との係合手段を提供する部分であり、詳細は後述する。
窓部140は、その内周面が概ねコネクタ本体112の中間部22に対向しており、円筒状の周壁を径方向に貫通する開口によって形成された2つの窓146を備える。2つの窓146は、周方向に沿って互いに180°ずれた位置に設けられており、周方向に延びる長円形状を呈する。窓146を通して、コネクタ本体112の中間部22を視認することができる。また、窓146は、第2係合部138と窓部140との境界になっており、第2係合部138と窓部140とは、操作片136が形成される位置で連結している。
環状縮径部142は、縮径突起50が形成されているのが、操作片136が形成される周壁の内面の2箇所であるという点で、第1実施形態と異なるが、他の点は第1実施形態と同一である。
内周テーパ端部44は、第1実施形態と同様の構成を有する。
2組の操作片136は、互いに180°周方向にずれた位置に形成されている。1組の操作片136は、互いに周方向にずれた位置から径方向に突出して軸線方向に平行な2枚の板からなる。
次に、コネクタ本体112の第1係合部120とロック部材114の第2係合部138との係合構造について説明する。第1係合部120と第2係合部138との係合構造は、ロック部材114を非ロック位置でコネクタ本体112に保持させるための保持機構と、ロック部材114を非ロック位置からロック位置に移動させるカム機構と、ロック部材14をロック位置に固定するロック機構とを提供する。第1係合部120及び第2係合部138は、それぞれ、軸周りに180°回転すると、元の形状と概ね一致する回転対称性を備える。以下、第1係合部120又は第2係合部138の一対の構成要素のうち、一方を説明するが、他方も同様の構造及び機能を有する。
保持機構は、第1係合部120に形成された係止板181の凹部183と、第2係合部138に形成された凸部185とによって構成される。係止板181は、第1係合部120の基端側に形成され、平面視で円環状を呈し、その外径は、ロック部材114の外径に略一致する。係止板181は、その外周面の互いに180°ずれた位置に径方向に窪んだ2つの凹部183が形成されている。第2係合部138には、その後端において、互いに周方向に180°ずれた位置で後方に突出する2つの凸部185が形成されている。凸部185の外周面の形状は、後方が細くなった山形を呈する。凹部183は凸部185を受容する。凸部185が山形に傾斜しているため、凸部185が凹部183に受容されている状態で、所定の値以上の回転力をロック部材114に加えると、凸部185は、その山形の斜面が凹部183を摺動することによって、凹部183から離脱する。
カム機構は、第1係合部120に形成されたカム溝168と、第2係合部138に形成されてカム溝168に受容される従動突起170とによって構成される。カム溝168は、軸線方向に延在する導入溝172と、導入溝172の後端側から一方の周方向(図13の左方向)の斜め前方に向かって延在する斜溝174と、斜溝174の前端側から周方向(図13の左方向)に延在する終端溝176とを備える。導入溝172の基端側には、底面が突出した凸部173が形成されている。凸部173の突出端の高さは、導入溝172の溝縁よりも低い。凸部173の前面は、径方向外側に進むにつれて後方に進むように傾斜している。凸部173の後面は、斜溝174の側面の一部を構成している。導入溝172の前端は開放されている。カム溝168の斜溝174及び終端溝176の底面の前後方向中心軸からの高さは、中間部22の外径に略一致し、一定である。従動突起170は、第2係合部138の内周面から内側に突出した突起である。第2係合部138は、従動突起170が周方向の中心に形成された両持ち梁状になっており、従動突起170が径方向外側に移動するように弾性変形する。
ロック機構は、終端溝176に形成された肩面177と、従動突起170とによって提供される。肩面177は、終端溝176の基端側側面に形成されており、その主面が斜溝174が存在する方向とは逆方向の周方向を向いている。
次に、保持機構、カム機構及びロック機構の作用について説明する。使用者は、従動突起170と導入溝172とを軸線方向に整合させて、ロック部材114をコネクタ本体112の先端側から挿入する。すると、従動突起170は、導入溝172に沿って移動する際に、凸部173の傾斜した前面を摺動し、第2係合部138を径方向外側に向かって弾性変形させ、その後、斜溝174の基端側に至り、第2係合部138は元の形状に戻る。このように、従動突起170が斜溝174にスナップ結合する。このとき、凸部173の後面でもある斜溝174の側面と従動突起170の前面とが当接するように凸部173と従動突起170とが係合して、ロック部材114が前方に抜けることが防止される。また、ロック部材114の後方への移動は、斜溝174の基端側側面が従動突起170の後方への移動を規制することによって規制される。また、ロック部材114に加えられる回転力が所定の値よりも小さい場合は、凸部185が凹部183に受容されて係止されているため、ロック部材114の回転は規制される。この位置(非ロック位置)から、ロック部材114に所定の値以上の回転力を加えてロック部材114を平面視で右回りに回転させると、凸部185が凹部183から離脱するとともに、従動突起170が、斜溝174の形状に従って周方向に移動しながら前方向に移動し、その後、終端溝176に至る。さらに、従動突起170が肩面177に係止されると、ロック部材114の逆回転が防止される。
次に、第2実施形態のホースコネクタを用いて、ホースを接続する方法を説明する。
使用者は、あらかじめ、コネクタ本体112に、ロック部材114取り付けておき、ロック部材114を非ロック位置に配置しておく。コネクタ本体112にロック部材114を取り付けるには、使用者は、従動突起170及び凸部185がそれぞれ導入溝172及び凹部183と軸線方向に整合するように、ロック部材114とコネクタ本体112との位置を定め、ロック部材114をコネクタ本体112の先端側からコネクタ本体112に挿入し、従動突起170が斜溝174に受容されるまでロック部材114をコネクタ本体112の基端側にスライドさせる。なお、コネクタ本体112の基端側の他の部材への取り付けは、この作業の前後のいずれで行っても良い。このとき、ロック部材114は、従動突起170が斜溝174の側面によって係止されるため前後方向への移動が規制され、凸部185が凹部183に受容されて係止されるため周方向への移動が規制される。
次に、使用者は、コネクタ本体112の内筒部118とロック部材114の外筒部134との間の環状空隙80内にホースの先端部を突入させる。第1実施形態と同様の理由により、工具を使わずにホースを環状空隙80に容易に突入させることが出来る。使用者は、ホースの先端部が環状拡径部24及び環状縮径部142を超えて突入されて肩面29に当接していることを、窓146を通して確認する。
次に、使用者は、ロック部材114を、平面視で右回りに回転させてロック位置に移動させる。使用者が非ロック位置からロック部材114を平面視で右回りに回転させると、凸部185が凹部183から離脱し、従動突起170がカム溝168の斜溝174に従って移動し、ロック部材114が前方に移動する。従動突起170が終端溝176に至ると、ロック部材114は、ホースの弾性により後方に押圧された状態にある。よって、使用者がさらにロック部材114を回転させると、肩面177において、ロック部材114は、後方にわずかに移動し、従動突起170が肩面177に係止される。これにより、ロック部材114がロック位置に固定される。このとき、環状拡径部24と環状縮径部42とが径方向に対向するように近接しており、両者の径方向距離はホースの肉厚より小さいため、両者がホースを挟持し、ホースを固定するとともにホースを流れる流体の漏れを防止する。さらに、環状拡径部24と縮径突起50との距離がホースの肉厚より小さいため、縮径突起50がホースを環状拡径部24に押し付けて、ホースを固定してホースが抜けることを防止する。なお、斜溝174及び肩面177の軸線方向長さは、肩面177に沿ったロック部材114の後方への移動によってホースの固定及びシールが不完全にならないように設定されている。
ロックを解除してホースを取り外したいときは、使用者は、ロック部材114を肩面177から離間させるように前方に移動させた後、平面視で左回りに回転させる。すると、斜溝174の形状に従って従動突起170が後方に移動するため、ロック部材114は非ロック位置に移動する。環状拡径部24と環状縮径部42とが離間して、環状空隙80の径方向距離がホースの肉厚以上になるため、使用者はホースを取り外すことができる。
次に、図15を参照して、第2実施形態の変形形態を説明する。図15は、コネクタ本体190の(a)横断面図及び(b)正面図である。コネクタ本体190は、第2実施形態の標準形態と比べると、内筒部191の第1係合部192において相違するが、その他の部分は同一である。第1係合部192は、軸周りに180°回転すると、元の形状と概ね一致する回転対称性を備える。また、ロック部材114は、第2実施形態の標準形態と同一である。
非ロック位置でロック部材114を保持するための保持機構は、第2実施形態の標準形態と同じく、第1係合部192に形成された係止板181の凹部183と、第2係合部138に形成された凸部185とによって構成される。
ロック部材114が回転したときにロック部材114を非ロック位置からロック位置に移動させるためのカム機構、及びロック部材114をロック位置に維持するロック機構は、第1係合部192に形成されたカム溝193と、第2係合部138に形成されてカム溝193に受容される従動突起170とによって構成される。カム溝193は、一方の周方向(図15の左方向)の斜め前方に向かって延在する1対の斜溝194と、斜溝194の前端側と隣接して周方向に延在する1つの周溝195とを備える。
周溝195は、外径が中間部22の外径と一致する周溝底面196と、周溝底面196の前側から径方向に突出した前円環壁197と、周溝底面196の後側から径方向に突出した後円環壁198とによって構成され、第1係合部192の外周面の全周にわたって存在する1つの溝である。前円環壁197は、互いに180°ずれた位置において、その外周面から径方向内側に窪むように形成された2つの前凹部199を有する。後円環壁198は、互いに180°ずれた位置において、その外周面から径方向内側に窪むように形成されて、前凹部199と軸線方向に整合する2つの後凹部200を有する。また、周溝195には、前凹部199及び後凹部200と軸線方向に整合する位置に、周溝底面196から径方向外側に突出した係止壁201が形成されている。係止壁201の径方向高さは、前凹部199及び後凹部200の径方向高さ以下である。係止壁201の前端面は、径方向外側に進むにつれ、後方に進むように傾斜している。係止壁201は、周方向に所定の力が加わった際に破断するように、根本に切欠きが形成されている。係止壁201と前凹部199及び後凹部200の側面との周方向距離は、従動突起170の周方向幅よりも小さい。
1対の斜溝194は、周溝195の後端側に隣接しており、互いに180°ずれた位置に形成されている。斜溝194は、外径が中間部22の外径と一致する斜溝底面202と、斜溝底面202及び後円環壁198に直交する側壁203と、側壁203の後端から一方の周方向(図15の左方)に延在して軸線方向に直交する後壁204と、後壁204の側壁203とは反対側の端部から一方の周方向(図15の左方)に進むにつれて前方に進むように傾斜した斜壁205と、後円環壁198の一部とによって形成される。側壁203、後壁204及び斜壁205の径方向高さは、後円環壁198の後凹部200が形成されていない部分の径方向高さに一致する。斜溝194を形成する部分の後円環壁198は、斜壁205と隣接する部分において、後面が径方向外側に進むにつれて前方に進むテーパ部206を有する。
次に、保持機構、カム機構及びロック機構の作用について説明する。使用者は、従動突起170と、前凹部199、係止壁201及び後凹部200とを軸線方向に整合させて、ロック部材114をコネクタ本体190の先端側から挿入する。すると、従動突起170は、前凹部199を通過した後、係止壁201の傾斜した前面を摺動し、第2係合部138を径方向外側に向かって弾性変形させる。従動突起170が係止壁201を越えると、第2係合部138は元の形状に戻り、その後、後凹部200を通過して、斜溝194に受容される。このとき、係止壁201の後面に従動突起170が当接するように係止壁201と従動突起170とが係合することにより、ロック部材114が前方に抜けることが防止される。また、ロック部材114の後方への移動は、後壁204の前面が従動突起170の後方への移動を規制することによって規制される。また、ロック部材114に加えられる回転力が所定の値よりも小さい場合は、凸部185が凹部183に受容されて係止されているため、ロック部材114の回転は規制される。この位置(非ロック位置)から、ロック部材114に所定の値以上の回転力を加えてロック部材114を平面視で右回りに回転させると、凸部185が凹部183から離脱するとともに、従動突起170は、斜壁205を摺動して周方向に移動しながら前方向に移動し、さらに、テーパ部206において、前方に移動するとともに径方向外側に移動して第2係合部138を弾性変形させる。従動突起170がテーパ部206を越えると、第2係合部138が元の形状に戻り、従動突起170が周溝195に受容される。このとき、ロック部材114は、従動突起170が周溝195内の2つの係止壁201の間で回転可能であるが、従動突起170が前円環壁197及び後円環壁198に係止されるため、前後方向への移動を規制されてロック位置に維持される。ロック部材114がロック位置にあるとき、使用者がロック部材114に過大な回転力を加えると、係止壁201の切込みが設けられた根本が破断または折れ曲がり、使用者にロック部材114の破損を認識させることができる。また、このとき、ロック部材114は空転するが前後方向への移動は規制されるため、ホースの固定及びシールは維持される。ホースを取り外すときは、ロック部材114を破壊する。
以上で具体的実施形態の説明を終えるが、本発明は上記実施形態に限定されることなく幅広く変形実施することができる。例えば、流路を分岐させて2つ以上の遊端側の構造を形成させても良い。また、ホースコネクタの基端側を遊端側と同じ構造にして、2つのホースを連結させてもよい。また、ロック部材の全部又は一部を透明又は半透明の素材によって形成し、透明又は半透明部分を窓としてもよい。また、環状縮径部が非ロック位置において環状拡径部よりも前方に位置するように、環状縮径部及び環状拡径部の位置を定め、ロック部材の非ロック位置からロック位置への変位が、ロック部材の前方から後方への移動によって行われるように、ホースコネクタを構成しても良い。また、環状拡径部及び環状縮径部は、双方がテーパによって形成されて互いに軸線に対する傾斜角度が等しい傾斜面によって構成される形状にしても良く、双方又は一方が環状の突条によって形成されても良い。
10…ホースコネクタ、12,112…コネクタ本体、14、82,88,94,114…ロック部材、20,120…第1係合部、24…環状拡径部、26…外周テーパ端部、36,136…操作片、38,138…第2係合部、42,142…環状縮径部、44…内周テーパ端部、46,146…窓、58…凸部、60…保持凹部、62…弾性片、64…係止突起、68,168…カム溝、70、170…従動突起、80…環状空隙

Claims (12)

  1. ホースを接続するホースコネクタであって、
    内筒部を備え、前記内筒部の基端側の外周に第1係合部が形成されたコネクタ本体と、
    前記内筒部に外嵌され、前記内筒部の外周面との間に環状空隙を形成する内周面が形成された外筒部を備え、前記外筒部に前記第1係合部と係合可能な第2係合部が形成されたロック部材とを備え、
    前記第1及び第2係合部が、前記ロック部材が前記コネクタ本体に対して軸線回りに所定の方向に回転したときに、前記ロック部材が前記コネクタ本体から軸線方向にロック位置と非ロック位置との間で変位するようなカム機構を形成し、
    前記内筒部は、環状拡径部をその外周面に備え、前記外筒部は、環状縮径部をその内周面に備え、
    前記ロック部材は、前記コネクタ本体にスナップ結合によって保持され、
    前記ロック部材が前記非ロック位置にあるときは前記環状拡径部及び前記環状縮径部が軸線方向に互いに離反した位置にあり、前記ロック部材が前記ロック位置にあるときは前記環状拡径部及び前記環状縮径部が軸線方向に互いに近接した位置にあるように、前記環状拡径部及び前記環状縮径部の軸線方向位置が定められ、
    前記ロック部材が前記非ロック位置にあるときに前記内筒部及び前記外筒部間の環状空隙内にホースの先端部を突入させ、前記ロック部材を前記所定の方向に回転させて前記ロック位置に変位させることにより、前記ホースの先端部を前記環状拡径部及び前記環状縮径部間に挟持させるようにしたことを特徴とするホースコネクタ。
  2. 前記外筒部の内周面には、前記コネクタ本体の遊端側に対応する前端側に向けて拡径するテーパが設けられていることを特徴とする請求項1記載のホースコネクタ。
  3. 前記内筒部の外周面には、遊端側に向けて縮径するテーパが設けられていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のホースコネクタ。
  4. 前記カム機構は、前記第1係合部の外周面と前記第2係合部の内周面とのいずれか一方に形成されたカム溝と、前記第1係合部の外周面と前記第2係合部の内周面とのいずれか他方に形成されて前記カム溝に受容される従動突起とを備え、
    前記カム溝は、周方向に対して軸線方向に傾斜するように延在することを特徴とする請求項1〜請求項のいずれか一項に記載のホースコネクタ。
  5. 前記第1係合部の外周面と前記第2係合部の内周面とのいずれか一方に形成された係止突起と、前記第1係合部の外周面と前記第2係合部の内周面とのいずれか他方に形成されて、前記ロック位置において前記係止突起を係止する凹部とを備えるディテント機構を有することを特徴とする請求項1〜請求項のいずれか一項に記載のホースコネクタ。
  6. 前記カム機構は、周方向に延在し、かつ前記ロック位置において前記従動突起を受容して前記従動突起の軸線方向への移動を防止する周溝をさらに備え、
    前記周溝は、前記従動突起の周方向への移動を規制する係止壁を備え、該係止壁は、前記従動突起が当接した状態で前記ロック部材に所定の回転力を加えると、破断または折れ曲がるように構成されていることを特徴とする請求項に記載のホースコネクタ。
  7. 前記ロック部材は、周方向及び軸線方向の少なくとも一方に延在し、かつ前記ロック位置において所定の力が加えられたときに破断するように構成された破断部を備えることを特徴とする請求項1〜請求項のいずれか一項に記載のホースコネクタ。
  8. 前記ロック部材は、前記非ロック位置において前記コネクタ本体に解除可能に係止されることを特徴とする請求項1〜請求項のいずれか一項に記載のホースコネクタ。
  9. 前記ロック部材には、前記環状縮径部の後方に、前記ホースの突入状態を視認可能な窓が形成されていることを特徴とする請求項1〜請求項のいずれか一項に記載のホースコネクタ。
  10. 前記コネクタ本体は、遊端側を向き、かつ前記ホースの突入状態において前記ホースの先端が当接可能な肩面を備え、
    前記窓は、前記非ロック位置において前記肩面視認可能な位置に設けられたことを特徴とする請求項に記載のホースコネクタ。
  11. 前記ロック部材は、外側に突出した操作片を備えることを特徴とする請求項1〜請求項10のいずれか一項に記載のホースコネクタ。
  12. 請求項1〜請求項11のいずれか一項に記載のホースコネクタに、前記ホースを接続する方法であって、
    前記ロック部材を前記コネクタ本体に保持させて前記非ロック位置に配置するステップと、
    前記内筒部及び前記外筒部間の環状空隙内に前記ホースの先端部を突入させ、該ホースの先端を前記環状拡径部及び前記環状縮径部よりも後方の所定の位置に至らしめるステップと、
    前記ロック部材を回転させて前記ロック位置に移動させ、前記環状拡径部と前記環状縮径部とで前記ホースを挟持させるステップと
    を備えることを特徴とする方法。
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