JP6215507B1 - 情報処理装置、情報処理方法、プログラム、記憶媒体 - Google Patents

情報処理装置、情報処理方法、プログラム、記憶媒体 Download PDF

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Abstract

見積請求前に商品のおおよその目安価格をユーザに提示する。条件によって価格が変動する商品について、前記条件の入力を求める質問項目がユーザ端末に提示されるようにする制御と、前記条件によって価格が変動する商品の目安価格が前記ユーザ端末に提示されるようにする制御とを行う提示制御部と、前記質問項目に対する入力情報を取得する入力情報取得部と、取得された前記入力情報と合致する条件の実績情報を抽出し、抽出された前記実績情報に含まれる実績価格に基づいて前記目安価格を算出する目安価格算出部と、を備える。

Description

本発明は、商品の価格に関する情報を処理し、ユーザと商品提供者の間で見積請求を仲介する情報処理装置、情報処理方法、プログラムおよび記憶媒体についての技術分野に関する。
インターネット等の通信網を介した電子商取引において、保険商品や引越サービスなど年齢や契約日等の条件によって価格が変動する商品が取引されている。このような商品を購入するユーザには、希望する条件での商品のおおよその価格を事前に知りたいというニーズがある。そこで、ユーザは個別の商品提供者に見積を請求して、得られた複数の見積価格を比較してから商品を購入することが一般的である。しかし、複数の商品提供者に見積を請求したり、複数の見積価格を比較したりすることは、ユーザにとって負担である。
上記したユーザの負担を減らすために、入力された条件に基づく見積請求を1又は複数の商品提供者に一括送信し、各商品提供者からの見積価格がユーザに送信されるようにする仲介システムが普及している(例えば特許文献1)。また、売買交渉の過程で、ユーザの希望に合致する販売価格を提示する技術が知られている(特許文献2)。
特開2001−325486号公報 特開2008−052664号公報
しかし、従来のシステムでは、ユーザが見積請求を行ってから各商品提供者から見積価格を得るまでに時間がかかっていた。また、ユーザは商品のおおよその相場価格を知らない状態でやみくもに見積を請求せざるを得ないため、予算を外れる価格帯の商品提供者に対して見積を請求するなど、必要以上に多くの見積請求が行われるという問題もあった。
そこで、本発明は、商品のおおよその目安価格を見積請求前にユーザに提示することを目的とする。
本発明に係る情報処理装置は、条件によって見積価格が変動する商品について、前記条件の入力を求める質問項目がユーザ端末に提示されるようにする制御と、前記条件によって見積価格が変動する商品について、見積請求に必要な全ての入力が行われた段階における最終的な見積価格の目安価格が前記ユーザ端末に提示されるようにする制御とを行う提示制御部と、見積算定に必要な一部の前記質問項目に対する入力が行われるごとに入力情報を取得する入力情報取得部と、取得された前記入力情報と合致する条件の実績情報を抽出し、抽出された前記実績情報に含まれる実績価格に基づいて前記目安価格を算出する目安価格算出部と、を備える。
また、本発明に係る情報処理装置は、条件によって価格が変動する商品について、前記条件の入力を求める質問項目がユーザ端末に提示されるようにする制御と、前記条件によって価格が変動する商品の目安価格が前記ユーザ端末に提示されるようにする制御とを行う提示制御部と、前記質問項目に対する入力情報を取得する入力情報取得部と、取得された前記入力情報と合致する条件の実績情報を商品提供者ごとに抽出し、抽出された前記実績情報に含まれる実績価格に基づいて前記商品提供者ごとに前記目安価格を算出する目安価格算出部と、を備える。
これにより、ユーザが実際に見積を請求する前に、おおよその目安価格を提示することができる。
上記した情報処理装置の前記入力情報取得部は、一部の前記質問項目に対する入力が行われるごとに前記入力情報を取得することが望ましい。
これにより、ユーザは入力の都度、入力条件に合致する目安価格を知ることができる。
上記した情報処理装置の前記目安価格算出部は、前記実績情報を商品提供者ごとに抽出し、抽出された前記実績情報に含まれる前記実績価格に基づいて前記商品提供者ごとに前記目安価格を算出することが望ましい。
これにより、ユーザは商品提供者ごとの目安価格を知ることができる。
上記した情報処理装置の前記目安価格算出部は、前記実績情報を抽出し、抽出された前記実績情報に含まれる前記実績価格に基づいて前記目安価格として最大価格、最小価格、平均価格、および中央価格の全て又は一部を算出することが望ましい。
これにより、ユーザは多様な目安価格を知ることができる。
上記した情報処理装置の前記目安価格算出部は、前記商品提供者について抽出された前記実績情報が所定数より少ない場合、該当する前記商品提供者について前記目安価格を算出しないことが望ましい。
これにより、実績の低い商品提供者の目安価格が提示されないため、提示される目安価格の信頼性を高めることができる。
上記した情報処理装置の前記目安価格算出部は、抽出された前記実績情報に含まれる前記実績価格から金額上位の所定割合の実績価格を除いた集合における最大価格を前記最大価格として算出し、抽出された前記実績情報に含まれる前記実績価格から金額下位の所定割合の実績価格を除いた集合における最小価格を前記最小価格として算出することが望ましい。
これにより、実績から特殊な事例が除かれて、一般的なユーザの参考に堪える目安価格を提示することができる。
上記した情報処理装置の前記提示制御部は、複数の前記商品提供者ごとに前記目安価格が算出された場合、前記目安価格に基づいて複数の前記目安価格の提示順序を決定することが望ましい。
これにより、ユーザにとって利用価値の高い提示を実現することができる。
上記した情報処理装置の前記提示制御部は、前記条件ごとの前記目安価格の変動の大きさに基づいて前記質問項目の提示順序を決定することが望ましい。
これにより、入力された条件が少ない状態でも、ユーザの参考になる目安価格を提示することができる。
上記した情報処理装置の前記提示制御部は、前記条件のうち少なくとも1つの前記商品提供者が制限を設ける前記条件の前記質問項目の提示優先度を高くすることが望ましい。
これにより、早い段階で実績情報を絞込むことができる。
上記した情報処理装置の前記提示制御部は、複数の前記商品提供者の間で重複度合いが高い前記条件の前記質問項目の提示優先度を高くすることが望ましい。
これにより、複数の商品提供者が見積算定において必要とする条件をユーザにより確実に入力させることができる。
本発明に係る情報処理方法は、条件によって見積価格が変動する商品について、前記条件の入力を求める質問項目がユーザ端末に提示されるように制御を行う第1の提示制御ステップと、見積算定に必要な一部の前記質問項目に対する入力が行われるごとに前記質問項目に対する入力情報を取得する取得ステップと、取得された前記入力情報と合致する条件の実績情報を抽出し、抽出された前記実績情報に含まれる実績価格に基づいて目安価格を算出する算出ステップと、前記条件によって見積価格が変動する商品について、見積請求に必要な全ての入力が行われた段階における最終的な見積価格の前記目安価格が前記ユーザ端末に提示されるように制御を行う第2の提示制御ステップと、を備えたものである。
また、本発明に係る情報処理方法は、条件によって価格が変動する商品について、前記条件の入力を求める質問項目がユーザ端末に提示されるように制御を行う第1の提示制御ステップと、前記質問項目に対する入力情報を取得する取得ステップと、取得された前記入力情報と合致する条件の実績情報を商品提供者ごとに抽出し、抽出された前記実績情報に含まれる実績価格に基づいて前記商品提供者ごとに目安価格を算出する算出ステップと、前記目安価格が前記ユーザ端末に提示されるように制御を行う第2の提示制御ステップと、を備えたものである。
この情報処理方法により、情報処理装置によって、商品のおおよその目安価格を見積請求前にユーザに提示することができる。
本発明に係るプログラムは、上記各ステップに相当する手順を情報処理装置に実行させるプログラムである。本発明に係る記憶媒体は、上記プログラムを記憶したものである。これらにより上述の情報処理装置の処理を実現する。
本発明によれば、商品のおおよその目安価格を見積請求前にユーザに提示することができる。
本発明の実施の形態の情報処理装置を含む全体構成を示す説明図である。 本実施の形態のコンピュータ装置のブロック図である。 本実施の形態の商品紹介サーバの機能構成を示す図である。 本実施の形態の実績情報データベース(DB)の例を示す図である。 本実施の形態の提供者DBの例を示す図である。 本実施の形態における各端末間の処理の流れの説明図である。 先頭ページの例を示す図である。 次ページの例を示す図である。 確認ページの例を示す図である。 第1の実施の形態の商品紹介サーバの処理を示すフローチャートである。 目安価格算出処理の例を示すフローチャートである。 各種目安価格算出処理の例を示すフローチャートである。 目安価格算出処理の第1と第2の例を示すフローチャートである。 質問項目選択処理の例を示すフローチャートである。 優先度算出処理の例を示すフローチャートである。 次ページの生成・送信処理を示すフローチャートである。 第2の実施の形態の入力ページの例を示す図である。 第2の実施の形態の依頼ページの例を示す図である。 第2の実施の形態の処理の流れを示すフローチャートである。 変形例における入力途中の入力ページの表示例を示す図である。
以下、実施の形態を次の順序で説明する。
<1.全体構成>
<2.ハードウェア構成>
<3.商品紹介サーバおよびDB>
<4.第1の実施の形態>
[4−1.全体の流れ]
[4−2.商品紹介サーバの処理]
[4−3.目安価格算出処理]
[4−4.質問項目選択処理]
[4−5.優先度算出処理]
[4−6.次ページの生成・送信処理]
<5.第2の実施の形態>
[5−1.全体の流れ]
[5−2.商品紹介サーバの処理]
<6.変形例>
<7.まとめ>
<8.プログラムおよび記憶媒体>
以下の説明にあたって、条件により価格が変動する商品として自動車保険を例に挙げる。この場合、商品提供者とは保険会社であり、自動車保険の価格(月々の保険料)を左右する条件としては、例えば、年齢、車種、免許証の種類、走行距離などが考えられる。複数の保険会社によって、見積算定に必要な条件は異なることがある。
また、商品についてユーザが入力した条件に応じた目安価格を提示し、入力条件に基づく見積を商品提供者依頼するためのポータルサイトとして、商品紹介サーバ1が運営する見積サイトを例に挙げる。
さらに、目安価格とは、ユーザが入力した条件におけるその商品のおおよその価格であり、入力条件と同じ条件で成約した過去の契約価格に基づいて算出される。例えば、ユーザが入力した条件と同じ条件の契約における平均価格、中央価格、最大価格、最小価格などが目安価格となる。目安価格は、提供者に見積請求することで得られる正確な見積価格とは異なるが、過去の実績に基づいた価格である。したがって、ユーザが見積依頼を行う提供者を選択する際に、目安価格は参考情報として利用される。
<1.全体構成>
本発明の情報処理装置を含む全体構成を図1に示す。
商品紹介サーバ1は、通信ネットワーク2を介して、少なくとも1つのユーザ端末3等の端末と相互に通信可能な状態で接続されている。また、商品紹介サーバ1は、少なくとも1つの提供者端末4等の端末とも相互に通信可能な状態で接続されている。
さらに、商品紹介サーバ1は、過去に成約した契約に関する実績情報が記憶される実績情報DB(Database)50、商品の提供者に関する情報が記憶される提供者DB51、見積サイトを構成する各種ウェブページのウェブページデータが記憶されるウェブページDB52と接続されている。
なお、商品紹介サーバ1は、本発明の情報処理装置の実施の形態に相当する。
商品紹介サーバ1は見積サイトを運営し、ユーザが入力した条件に応じた目安価格を算出する処理や、ユーザの操作に応じて提供者に見積依頼を送信する処理などを行う情報処理装置である。具体的な構成に関しては後述する。
通信ネットワーク2の構成は特に限定されるものではなく、例えば、インターネット、イントラネット、エキストラネット、LAN(Local Area Network)、CATV(Community Antenna TeleVision)通信網、仮想専用網(Virtual Private Network)、電話回線網、移動体通信網、衛星通信網などが想定される。
また通信ネットワーク2の全部又は一部を構成する伝送媒体についても多様な例が想定される。例えばIEEE(Institute of Electrical and Electronics Engineers)1394、USB(Universal Serial Bus)、電力線搬送、電話線などの有線でも、IrDA(Infrared Data Association)のような赤外線、ブルートゥース(登録商標)、802.11無線、携帯電話網、衛星回線、地上波デジタル網などの無線でも利用可能である。
ユーザ端末3は、見積サイトを閲覧するユーザによって使用される情報処理装置である。ユーザはユーザ端末3を介して見積サイトにアクセスし、各種条件の入力および見積依頼を行う。
提供者端末4は、見積サイトと提携する商品提供者(保険会社)が使用する情報処理装置である。保険会社は、提供者端末4を介して見積サイトに見積算定に必要な条件を登録することで、ユーザからの見積請求を得ることができる。
なお、図示は省略したが、提供者端末4は、提供する商品についての具体的な内容(保険プラン)、商品の価格(月々の保険料)、価格を左右する契約条件、契約条件に即して商品の価格を計算する算出アルゴリズム等の情報が記録された商品DBを有し、適宜情報の送受信を行う。
ユーザ端末3および提供者端末4では、必要に応じて各種の送受信処理などが実行される。また、ユーザ端末3や提供者端末4は、例えば、通信機能を備えたPC(Personal Computer)やフィーチャーフォンやPDA(Personal Digital Assistant)、あるいは、スマートフォンやタブレット端末などのスマートデバイスなどである。
<2.ハードウェア構成>
続いて図1に示した商品紹介サーバ1、通信ネットワーク2、ユーザ端末3、提供者端末4を構成する情報処理装置のハードウェア構成を図2に示す。商品紹介サーバ1、通信ネットワーク2、ユーザ端末3、提供者端末4として示した各装置は、情報処理および情報通信が可能な図2に示すようなコンピュータ装置として実現できる。
図2において、コンピュータ装置のCPU(Central Processing Unit)101は、ROM( Read Only Memory)102に記憶されているプログラム、又は記憶部108からRAM( Random Access Memory )103にロードされたプログラムにしたがって各種の処理を実行する。RAM103にはまた、CPU101が各種の処理を実行する上において必要なデータなども適宜記憶される。
CPU101、ROM102、およびRAM103は、バス104を介して相互に接続されている。このバス104には、入出力インターフェース105も接続されている。
入出力インターフェース105には、入力部106、出力部107、記憶部108、通信部109が接続されている。
入力部106はキーボード、マウス、タッチパネルなどにより構成される。
出力部107はLCD(Liquid Crystal Display)、CRT(Cathode Ray Tube)、有機EL(Electroluminescence)パネルなどよりなるディスプレイ、並びにスピーカなどにより構成される。
記憶部108はHDD(Hard Disk Drive)やフラッシュメモリ装置などにより構成される。
通信部109はネットワーク1を介しての通信処理や機器間通信を行う。
入出力インターフェース105にはまた、必要に応じてメディアドライブ110が接続され、磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク、あるいは半導体メモリなどのリムーバブルメディア111が適宜装着され、リムーバブルメディア111に対する情報の書込や読出が行われる。
このようなコンピュータ装置では、通信部109による通信によりデータやプログラムのアップロード、ダウンロードが行われる。またリムーバブルメディア111を介したデータやプログラムの受け渡しが可能である。
CPU101が各種のプログラムに基づいて処理動作を行うことで、商品紹介サーバ1、通信ネットワーク2、ユーザ端末3、提供者端末4としての必要な情報処理や通信が実行される。
なお、商品紹介サーバ1、通信ネットワーク2、ユーザ端末3、提供者端末4を構成する情報処理装置は、図2のようなコンピュータ装置が単一で構成されることに限らず、複数のコンピュータ装置がシステム化されて構成されてもよい。複数のコンピュータ装置は、LAN等によりシステム化されていてもよいし、インターネット等を利用したVPN等により遠隔地に配置されたものでもよい。複数の情報処理装置には、クラウドコンピューティングサービスによって利用可能なサーバ群(クラウド)としての情報処理装置が含まれてもよい。
<3.商品紹介サーバおよびDB>
図3に1又は複数の情報処理装置で構成される商品紹介サーバ1としての機能構成および各種のDBを示す。
図3に示すように、商品紹介サーバ1は、提示制御部1a、入力情報取得部1b、目安価格算出部1c、サイト管理部1dを備えている。
提示制御部1aは、ユーザの操作に応じて、見積サイトを構成する各種ウェブページがユーザ端末3に提示されるように制御を行う。即ち、提示制御部1aは各種ウェブページを生成し、ユーザ端末3に送信する処理を実行する。
提示制御部1aは、商品の価格を変動させる条件の入力要求である質問項目と、該質問項目に対する入力欄とがユーザ端末3に提示されるように制御を行う。即ち、先頭ページや次ページなどのウェブページには各種条件の質問項目と入力欄が設けられており、提示制御部1aは、質問項目、入力欄等のデータを用いてウェブページを生成し、ユーザ端末3に送信する。
本実施の形態における提示制御部1aは、具体的には、「年齢」、「車種」、「走行距離」、「免許証」等の条件についての質問項目と入力欄とを提示させる制御を行う。
また、提示制御部1aは、入力条件に応じた目安価格がユーザ端末3に提示されるように制御を行う。即ち、提示制御部1は、目安価格のデータを用いてウェブページを生成し、ユーザ端末3に送信する。
なお、複数の提供者について目安価格が算出された場合、提示制御部1aは、ユーザ端末3上で複数の目安価格を提示する順序を決定する処理も行い、目安価格と共に提示順序のデータを用いてウェブページを生成し、ユーザ端末3に送信する。
入力情報取得部1bは、ユーザ端末3を介してユーザが入力欄に対して入力した入力情報を取得する処理を実行する。例えば、「年齢」条件の入力欄に対して入力された「37」などの入力情報が取得される。
入力情報は、キーボードなどの入力部を通じて入力されたものでもよく、いわゆるドロップダウンリスト形式で提示される複数の選択肢からクリック操作などで選択されたものでもよい。また、マイクロフォンなどの入力部を通じて入力された音声情報でもよい。
さらに、入力情報取得部1bは取得した入力情報を基に、入力済の条件について入力済項目リストを作成する処理を実行してもよい。
目安価格算出部1cは、入力情報取得部1bが取得した入力情報(条件)と合致する条件を有する実績情報を実績情報DBから抽出し、抽出した実績情報に含まれる実績価格に基づいて目安価格を算出する。目安価格には、例えば、最大価格、最小価格、平均価格、中央価格などがあり、これらの全て又は一部が算出される。
本実施の形態では、目安価格算出部1cは、入力情報に合致する条件を有する実績情報を商品提供者ごとに抽出する。したがって、複数の商品提供者がいる場合は、複数の目安価格が算出される。これにより、各商品提供者の提供する商品のおおよその価格帯を知ることができる。
なお、目安価格算出部1cは、商品提供者ごとの目安価格を算出するほか、複数の商品提供者実績を反映する総合目安価格を算出してもよい。総合目安価格により、ユーザは市場における商品のおおよその相場価格を知ることができる。
サイト管理部1dは、商品紹介サーバ1が見積サイトを提供するために必要なウェブページデータ等の諸情報の管理を行う。サイト管理部1dは、例えば、提供者端末4あるいは他の情報処理装置と見積サイトの提供に必要な各種情報の送受信を行い、取得した情報を各DBに記憶することによって見積サイトを管理する。
具体的には、サイト管理部1dは、ユーザ端末3あるいは他の情報処理装置から実績価格等の情報を取得し、実績情報として実績情報DB51に記憶する。さらに、各提供者端末4から各商品提供者が見積算定に必要とする条件等の情報を取得し、提供者情報として提供者DB51に記憶する。これらのDB、実績情報および提供者情報の詳細については後述する。
さらに、サイト管理部1dは、ユーザの操作に応じて提供者端末4に見積依頼を送信する処理も実行する。
商品紹介サーバ1としての各機能は、情報処理装置においてCPU101でプログラムに応じて実行される処理により実現される機能である。但し、以下説明する全部又は一部の各構成の処理をハードウェアにより実現してもよい。
また各機能をソフトウェアで実現する場合に、各機能がそれぞれ独立したプログラムで実現される必要はない。1つのプログラムにより複数の機能の処理が実行されてもよいし、1つの機能が複数のプログラムモジュールの連携で実現されてもよい。
また各機能は複数の情報処理装置に分散されていてもよい。さらに機能の1つが、複数の情報処理装置によって実現されてもよい。
続いて各種DBについて説明する。商品紹介サーバ1がアクセスするDBとして、図示のように実績情報DB50、提供者DB51、ウェブページDB52がある。
これらの各DB(50〜52)は、商品紹介サーバ1がアクセス可能とされていればどのような形態で実現されていてもよい。例えば商品紹介サーバ1と同一システム内の記憶部に各DB(50〜52)の全てが形成されていてもよいし、各DB(50〜52)の一部又は全部が別体、遠隔地等のコンピュータシステムに設けられていてもよい。もちろん各DB(50〜52)が1つの装置(例えば1つのHDD等)内に形成されている必要はない。また各DB(50〜52)のそれぞれが、それぞれ1つのDBとして構成される必要もない。例えば提供者DB51として記憶される情報が、複数の提供者DB(例えば各提供者ごとの提供者DBなど)により記憶管理されてもよい。以下説明する各DB(50〜52)は、実施の形態の処理に関連する情報の記憶部を、それぞれ1つのDBの形態で例示したものに過ぎない。
実績情報DB50には、個々の契約についての情報として、商品提供者、実績価格、契約の際に入力された条件等の実績情報が記憶される。図4に実績情報DB50の一例を示す。具体的には、実績情報とは見積サイトを通じて過去に成約した契約実績の情報であり、実績情報DB50には実績情報IDに対応して、提供者ID、実績価格、契約条件等が記憶される。
実績情報IDは、過去に成約した個々の契約に発行される識別情報である。本実施例においては、1件の自動車保険契約につき、1つの実績情報IDが発行される。図4においては、各実績情報IDはR001,R002・・・として示している。
提供者IDは、保険商品を提供する各商品提供者に発行される識別情報である。提供者DBが管理する提供者IDの詳細については後述する。1件の契約に対応する実績情報IDに対して、該契約を受付けた商品提供者に応じた1つの提供者IDが紐付けられて記憶されている。
実績価格とは、過去の契約において実際に成約した価格である。実績価格についての情報は、例えば、見積サイトを利用した契約者のユーザ端末3もしくは商品提供者の提供者端末4から商品紹介サーバ1に成約後に通知されることで得られる。1件の契約に対応する実績情報IDに対して、1つの実績価格が紐付けられて記憶されている。
契約条件とは、価格の変動に係わる条件について、過去の契約者が契約した実際の条件である。契約条件についての情報は、例えば、契約者が見積サイトで入力した情報を記憶しておくことで得られる。また、契約条件についての情報は、見積サイトを利用した契約者のユーザ端末3から商品紹介サーバ1に成約後に通知されてもよい。
即ち本実施の形態においては、過去に成約した個々の自動車保険契約に対して実績情報IDが発行され、自動車保険会社の提供者ID、契約した月々の保険料としての実績価格、「年齢」、「車種」、「走行距離」、「免許証」等の各条件に対してユーザが実際に入力した条件(例えば、それぞれ、「57」、「普通」、「11000km」、「ゴールド」)が紐付けられて記憶されている。
提供者DB51には、商品紹介サーバ1に登録された商品提供者についての情報等が記憶される。図5に提供者DB51の一例を示す。具体的には、提供者DB51には、提供者IDに対応して商品提供者の名称、URL(Uniform Resource Locator)情報、各条件についてのステータス等の情報が記憶される。
提供者IDは、商品紹介サーバに登録された各商品提供者に発行される識別情報である。本実施例においては、自動車保険会社が商品提供者として登録され、提供者IDが付与されている。図5においては、各提供者IDをP001,P002・・・として示している。
URLは、各提供者のウェブサイトであって、ユーザの操作に応じて、ユーザを各提供者のウェブサイトに誘導する場合などに用いられる。
各条件についてのステータスとは、商品紹介サーバ1が各商品提供者の要件に応じた見積請求を行うために用いる情報である。各商品提供者の商品提供者端末4は、各商品提供者が見積算定に必要とする条件、受付可能な条件の一覧等の情報を商品紹介サーバ1に予め送信しておく。商品紹介サーバ1は、各商品提供者の商品提供者端末4から受信した情報に基づいて各条件の種々のステータスを生成し、各条件のステータスを提供者IDに紐付けて提供者DB51に記憶する。図5では、各商品提供者の見積算定に係わる要否ステータスおよび見積受付に係わる制限ステータスが例示されている。
以下、各ステータスについて説明する。
まず、要否ステータスとは、提供者が見積を算定する際に必要な条件かを示す情報である。例えば、提供者ごとに、各条件について入力が見積算定に必要な場合は「必要」、必要でない場合は「不要」のステータスが記憶される。
例えば、図5において提供者IDがP001である商品提供者は、「車種」「走行距離」および「免許証」条件の入力が「必要」とされているが、「年齢」条件は「不要」である。つまり提供者(P001)は、「走行距離」「車種」および「免許証」の条件が入力されていれば、見積請求に応じて入力条件に基づいて見積を算定することができる。
また、提供者DB51には各条件について商品提供者間における重複度合いが記憶される。重複度合いとは、提供者DB51に登録された提供者の間で、各条件が見積算出において「必要」とされている割合を示す指数である。例えば、図5で条件「免許証」の重複度合いは50パーセントであり、登録された提供者の50パーセントが条件「免許証」を見積算定の際に必要とすることを示している。
続いて制限ステータスとは、提供者がユーザの希望する条件を受付できない場合があるか否かを示す情報である。例えば、図5では受付できない場合がある条件に「※」を付して該条件に制限が設けられた状態を示している。
提供者がユーザの希望する条件を受付できない場合について例を挙げる。自動車保険会社のなかには、普通乗用車の保険は提供しているが、トラック等の大型車の保険は提供していない保険会社(図5では提供者IDがP002の提供者)がある。つまり、ユーザが条件「車種」の質問項目に対して「大型車」を入力した場合、提供者P002は大型車に対応する保険を提供していないため、ユーザの希望条件を受付できない。そこで、提供者P002については、入力された情報次第で受付できない場合があるとして、条件「車種」に制限を設けているという制限ステータス(「※」)が記憶される。
ウェブページDB52には、商品紹介サーバ1がユーザに提供する見積サイトの各種目安価格算出ウェブページのデータが記憶される。見積サイトを構成する各種の目安価格算出ウェブページには、例えば先頭ページ、次ページ、終了ページなどがある。各ウェブページについての詳細は後述する。
ウェブページデータとしては、ウェブページのURL情報と各ウェブページ上に配置されるオブジェクト(画像やテキストやバナーなど)の配置情報が記憶される。配置情報とは、ウェブページ上における各オブジェクトの配置態様(位置や大きさ、色等)が記載された情報である。
なお、ウェブページDB52に記憶される情報は、例えば、HTML(Hyper Text Markup Language)やXHTML(Extensible HyperText Markup Language)などの構造化文書ファイルで記憶されてもよい。
実績情報DB50、提供者DB51、ウェブページDB52は、例えば以上のように情報が記憶される。もちろん図示していない情報がさらに含まれていてもよいし、図示した情報が全て含まれる必要もない。
商品紹介サーバ1は、これらのDBに対して逐次アクセスを行い、新規記憶、更新、読出を行うことになる。商品紹介サーバ1は、例えば、自動車保険会社が見積サイトに新規に登録する度に、自動車保険会社の提供者端末4から送信された情報を当該自動車保険会社の提供者情報として提供者DB51に新規に記録する。また、商品紹介サーバ1は、提供者端末4から定期的にもしくは不定期に情報を受信して、受信した情報を基に実績情報を生成し、実績情報DB50に記憶してもよい。
なお、商品紹介サーバ1が保有する各種DBと商品提供者端末4が保有するDBとは互いに独立しており、商品紹介サーバ1は商品提供者端末4が有する各種DBに記憶された情報に直接アクセスすることができない。
具体的には、各商品提供者の提供者端末4が保有する商品DBには、提供する商品についての具体的な内容(保険プラン)、商品の価格(月々の保険料)、価格を左右する契約条件、契約条件に即して商品の価格を計算する算出アルゴリズムが記憶されているが、商品紹介サーバ1はこれらの情報にアクセスすることができない。
<4.第1の実施の形態>
商品紹介サーバ1はユーザ端末3の操作に応じて入力欄と目安価格の提示制御、目安価格の算出および見積依頼の送信を行う。以下、第1の実施の形態としての全体の流れ、商品紹介サーバ1の処理の流れおよび詳細な処理例について説明する。
[4−1.全体の流れ]
図6は第1(および後述の第2)の実施の形態における、ユーザ端末3と商品紹介サーバ1との各情報処理装置間の処理の流れの概要を示している。具体的には、ユーザ端末3による商品紹介サーバ1への先頭ページ要求の送信から、商品紹介サーバ1による提供者端末4への見積依頼情報の送信までの処理の流れである。
ユーザ端末3はステップS21において、先頭ページ要求処理を実行する。即ち、自動車保険の見積を希望するユーザの操作に応じて、見積サイトの先頭ページを求める先頭ページ要求を商品紹介サーバ1に送信する。
このときのユーザの操作としては、ウェブブラウザの所定の入力欄に見積サイトのウェブページに対応したURL情報を入力する操作や、ウェブページ表示枠に表示された閲覧する見積サイトのウェブページのURL情報が紐付けられたボタンをマウスを用いて押下する操作などである。
ユーザ端末3から先頭ページ要求を受信した商品紹介サーバ1は、ステップS11において、ユーザ端末3へ先頭ページを送信する処理を実行する。
図7に先頭ページの一例を示す。先頭ページには、条件の入力要求である質問項目Q1、質問項目Q1に応じた入力を行う入力欄P1、後述する次ページ予要求するための「次へ」ボタンP2等が設けられている。
つまり、送信される先頭ページのウェブページデータは少なくとも質問項目Q1等のデータを有し、ユーザ端末3には質問項目Q1が提示される。例えば、図7の先頭ページにおいては、「年齢」条件の入力を要求する質問項目Q1が提示されている。
商品紹介サーバ1から先頭ページを受信したユーザ端末3は、ユーザに先頭ページを提示する。さらに、ユーザ端末3はユーザの入力に応じてステップS22で次ページ要求処理を実行する。この際、ユーザ端末3は、次ページ要求と共にユーザの入力情報が商品紹介サーバ1に送信する。
具体的には、ユーザは先頭ページの質問項目Q1に応じた入力欄P1に対して入力を行い、送信操作を行う。送信操作は、先頭ページに設けられた送信ボタン(「次へ」ボタンP2)を押下する操作、もしくは入力項目を選択するクリック操作や入力欄P1への文字入力を確定するEnterキー押下などの入力欄への入力完了操作等である。
なお、次ページ要求には、通常の次ページを求める要求と、確認ページを求める要求とがある。次ページは、ユーザが質問項目に応じた条件の入力、もしくは商品提供者の選択等の入力を行うウェブページである。他方、確認ページは入力情報を確認するためのウェブページである。
ユーザ端末3から次ページ要求を受信した商品紹介サーバ1は、まずステップS12において入力情報取得処理を実行する。入力情報取得処理は、1つの入力欄に対するユーザの入力情報を取得する処理となる。
続いて、商品紹介サーバ1はステップS13において目安価格算出処理を実行する。目安価格算出処理は、入力情報に対応する実績情報を商品提供者ごとに実績情報DBから抽出し、実績情報に含まれる実績価格を基に各種目安価格を算出する処理である。各種目安価格とは、各商品提供者ごとの平均価格、中央価格、最大価格、最小価格等である。
また、商品紹介サーバ1は、各商品提供者ごとの目安価格のほか、複数の商品提供者の実績を反映する総合目安価格を算出してもよい。即ち、商品紹介サーバ1は、総合目安価格として、複数の商品提供者の実績情報を基に算出される平均価格、中央価格、最大価格、最小価格等の目安価格を算出する。
目安価格を算出した商品紹介サーバ1は、ステップS14において次ページの生成・送信処理を行う。次ページの生成・送信処理は、ユーザ端末3に要求されたウェブページを生成し、ユーザ端末3に送信する処理である。
次ページの生成・送信処理には、通常の次ページを生成する場合と、確認ページを生成する場合がある。
まず、通常の次ページを生成・送信する場合を説明する。商品紹介サーバ1は、次ページ上に目安価格を提示させ、さらにユーザが新たな新たな入力を行うための質問項目を提示させる。即ち、ユーザは次ページ上で新たな質問項目に対する入力、もしくは見積依頼を行う商品提供者の選択等の入力操作を行う。
上記の次ページをユーザ端末3に提示させるために、商品紹介サーバ1は、目安価格、質問項目、入力済項目リスト等のデータを用いて次ページを生成し、ユーザ端末3に送信する。商品紹介サーバ1は、これらのデータを生成する処理も適宜実行する。即ち、後述する提示順序決定処理等を実行する。
図8に、次ページの一例を示す。図8に示した次ページには、ユーザの入力情報を表示する入力済項目表示領域A1、複数の商品提供者についての目安価格を表示する総合目安価格表示領域A2、各商品提供者の目安価格を表示する各社目安価格表示領域A3、新たな質問項目Q1’、新たな入力欄P1’、「次へ」ボタンP2等が設けられる。
なお、図示した総合目安価格表示領域A2には、目安価格として平均価格、最大価格、および最小価格が提示されている。各社目安価格表示領域A3には、商品提供者「A保険」「Cケア」「D総合」について目安価格として平均価格、最大価格、および最小価格が提示されている。
また、各社目安価格表示領域A3の商品提供者ごとの目安価格の近傍には、見積依頼を行う商品提供者を選択するためのチェックボックスP3が設けられている。さらに、各社目安価格表示領域A3には、提示された全商品提供者に見積を依頼する一括見積請求ボタンP4、提示された商品提供者のうち選択された商品提供者に見積を依頼するための選択見積請求ボタンP5が設けられている。
なお、図8のように複数の商品提供者について目安価格が算出された場合、商品紹介サーバ1は目安価格の提示順序を決定する処理を行い、目安価格のデータに加えて提示順序のデータを用いて次ページの生成を行う。
これにより、例えば、図8が示すように複数の商品提供者の目安価格を平均価格が低い順序でページ先頭から末尾にかけて提示することができる。即ち、安価な商品を希望するユーザにとって利用価値の高い提示が可能となる。
上記の処理を経て、商品紹介サーバ1は次ページをユーザ端末3に送信する。ユーザ端末3は、受信した次ページをユーザに提示する。ユーザは提示された次ページ上で、新たな次ページもしくは確認ページを要求することができる。
最初に、新たな次ページを要求する場合を説明する。具体的には、ユーザは次ページ上の入力欄P1’に対して入力を行い、「次へ」ボタンP2を押下することで、新たな次ページを要求する。この操作に応じて、ユーザ端末3はページ要求送信処理を行い、商品紹介サーバ1はふたたびステップS12乃至ステップS14の処理を行い、新たな次ページを生成・送信する。
なお、確認ページが要求されるまで、次ページ要求に係わる処理、即ち次ページ要求処理(ステップS22)、入力情報取得処理(ステップS12)、目安価格算出処理(ステップS13)、次ページの生成・送信処理(ステップS14)の処理が繰り返される。
次に、ユーザが次ページ上で確認ページを要求する場合を説明する。確認ページは、ユーザが入力情報を確認し、指定した商品提供者に見積を依頼するのウェブページである。確認ページは、次ページ上で少なくとも1つの質問項目が入力された状態で、かつユーザが見積を依頼する商品提供者を選択した場合に要求される。
具体的には、ユーザは次ページに設けられたチェックボックスP3等の選択によって見積請求を依頼する商品提供者を指定し、選択見積請求ボタンP5を押下する操作を行う。もしくは、提示された商品提供者全てに見積を請求するための一括見積請求ボタンP4を押下する操作を行う。この操作に応じて、ユーザ端末3は次ページとしての確認ページ要求と商品提供者の選択情報とを送信する。
上記の確認ページをユーザ端末3に提示させるために、商品紹介サーバ1は、入力済項目リスト、見積依頼先リスト等のデータを用いて確認ページを生成し、ユーザ端末3に送信する。商品紹介サーバ1は、これらのデータを生成する処理も適宜実行する。即ち、後述する見積依頼先リストを生成する処理等を実行する。
なお、商品紹介サーバ1は目安価格のデータを加えて確認ページを生成してもよい。即ち、確認ページに目安価格を提示させてもよい。
図9に確認ページの一例を示す。図9の確認ページには入力済項目表示領域A1、ユーザの選択した商品紹介者一覧を示す見積依頼先表示領域A4、見積依頼を行うための依頼ボタンP6、直前のページに戻るための「戻る」ボタンP7、連絡先を入力するためのユーザ情報入力欄P8等が設けられている。
ユーザ端末3は上記の確認ページを受信しユーザに提示する。ユーザは、確認ページで入力済項目および見積依頼先の確認を行い、見積を依頼する。即ち、ユーザ端末3はステップS23で見積依頼要求処理を行う。具体的には、ユーザによる依頼ボタンP6の押下に応じて、ユーザ端末3は商品紹介サーバ1に見積依頼要求を送信する。
さらに、ユーザは確認ページ上で各商品提供者から見積を受信するための連絡先の入力を行ってもよい。例えば、ユーザはユーザ情報入力欄P8への入力を行い、ユーザ端末3は入力情報を見積依頼要求と共に商品紹介サーバ1へ送信する。
また、見積サイトを利用するユーザがサイトに対してユーザ登録を行い、ログインした状態で入力操作および見積依頼を行う場合、ユーザはユーザ情報入力を省略することができる。この場合、商品紹介サーバ1はユーザ情報を記録するユーザDBなどのDBに適宜アクセスすることが可能とされている。
見積依頼要求を受信した商品紹介サーバ1は、ステップS15で各商品提供者に見積を依頼する見積依頼処理を行う。即ち、商品紹介サーバ1は見積依頼情報を作成して、指定された各提供者端末4に送信する。
さらに、ユーザ端末3に終了ページ等のウェブページデータを送信して、商品提供者への見積依頼が終了したことをユーザに提示するようにしてもよい。
以上の全体の流れから理解されるように、本実施の形態では、商品紹介サーバ1がユーザ端末3に質問項目を一つずつ送信し、質問項目に対してユーザが入力した条件に基づいて実績情報の抽出および目安価格の算出を行い、ユーザ端末3に目安価格を送信する。
この構成によって、ユーザが入力を行う度に、商品紹介サーバ1が抽出する実績情報の検索対象が狭められる。したがって、商品紹介サーバ1の抽出および目安価格算出の処理負担は、ユーザの条件入力の度に軽減される。
以下では、このような商品紹介サーバ1の詳細な処理例を説明していく。
[4−2.商品紹介サーバの処理]
図6のシステム処理を実現する商品紹介サーバ1の処理例(第1の実施の形態)を図10で説明する。なお、以降、各実施の形態として説明する商品紹介サーバ1処理とは、図3で示した機能構成を有する情報処理装置のCPU101によって実行される処理である。具体的には、提示制御部1a、入力情報取得部1b、目安価格算出部1c、サイト管理部1dとしての各機能による処理である。
図10の第1の実施の形態の商品紹介サーバ1の処理例としては、商品紹介サーバ1が先頭ページ要求、次ページ要求、又は見積依頼要求を取得することに応じて実行される処理を示している。
商品紹介サーバ1は、図10のステップS101、S102,S106でそれぞれ先頭ページ要求、次ページ要求、見積依頼要求の受信を監視している。
ユーザ端末3からの先頭ページ要求が受信された場合は、商品紹介サーバ1はステップS101からS107に進み、先頭ページをユーザ端末2に送信する処理を行う。即ち、商品紹介サーバ1は最初の質問項目を有する先頭ページのウェブページデータを送信し、先頭ページがユーザ端末3に提示されるように制御する。
ユーザ端末3からの次ページ要求が受信された場合は、商品紹介サーバ1は、ステップS102からステップS108乃至S111の処理、つまり次ページ要求取得に応じた処理に進むことになる。
なお、ステップS102で監視する次ページ要求の受信とは、質問項目を有する通常の次ページの要求のほか、前述した確認ページの要求を受信した場合も含む。
ステップS108で、商品紹介サーバ1は受信した次ページ要求からユーザが入力欄に対して入力した入力情報を取得する処理を行う。
なお、受信した次ページ要求が確認ページを要求するものであった場合、即ち質問項目に対する入力情報を含まない場合は、ステップS108の入力情報取得処理は実行されない。また、ステップ109およびステップS110の処理も行われない。
ステップS108で入力情報が取得された場合、商品紹介サーバ1はステップS109へ進み、目安価格算出処理を実行する。目安価格算出処理において、商品紹介サーバ1は少なくとも1つの商品提供者についての目安価格を算出する。目安価格算出処理の詳細については後述する。
続くステップS110で、商品紹介サーバ1は質問項目を選択する質問項目選択処理を行う。質問項目選択処理の詳細については後述する。
ステップS111で、商品紹介サーバ1は次ページの生成・送信処理を実行する。即ち、商品紹介サーバ1は次ページもしくは確認ページを生成し、ユーザ端末3に送信する。次ページの生成・送信処理の詳細は詳述する。
以上のように、ユーザ端末3から次ページ要求を受信する度に、商品紹介サーバ1はステップS108乃至ステップS111の処理を実行する。
ユーザ端末3から見積依頼要求を受信した場合、商品紹介サーバ1はステップS106から、ステップS112乃至S114の処理、つまり見積依頼要求取得に応じた見積依頼処理に進むことになる。
ステップS112で、商品紹介サーバ1は見積依頼要求に基づいて提供者端末4へ送信する見積依頼情報を作成する。即ち、質問項目に対するユーザの入力条件、およびユーザが確認ページで入力したユーザ情報を用いて見積依頼情報を作成する。
続くステップS113で、商品紹介サーバ1はユーザが指定した商品提供者の各提供者端末4に見積依頼情報を送信する。
ステップS114で商品紹介サーバ1は終了ページをユーザ端末3に送信する。即ち、ユーザに対して、見積依頼が指定の商品提供者に送信され、見積サイトの利用が終了したことを示す。
なお、図10を参照して説明した上記図示した処理例においては、ステップS114の終了ページの提示処理はステップS113で商品提供者へ見積依頼情報が送信された後に行われているが、ステップS114の処理は商品提供者への見積依頼処理が実行される前に行われてもよい。つまり、ステップS106でユーザ端末3から見積依頼要求を受信した直後に行われてもよい。これにより、ユーザの待機時間を短縮できる。
以上のように、ユーザ端末3から見積依頼要求を受信した場合は、ステップS112乃至ステップS114の見積依頼処理が行われる。
上記のように、商品紹介サーバ1はユーザ端末3から受信した情報の種類に応じた処理を行う。以下では、上記した商品紹介サーバ1の詳細な処理例を説明していく。
[4−3.目安価格算出処理]
図10のステップS109として商品紹介サーバ1が実行する目安価格算出処理の例を図11乃至図13を用いて説明する。ここでは、商品提供者のそれぞれについて各種の目安価格を算出し、さらに複数の商品提供者の実績を反映する総合目安価格を算出する処理例を示す。
まず、図11を参照して目安価格算出処理の処理例を説明する。
商品紹介サーバ1は、ステップS201で提供者DB51もしくは後述する提供者抽出リストに登録された商品提供者から1つの商品提供者を選択する。次のステップS202で、商品紹介サーバ1は実績情報DB50を参照し、ステップS201で選択された商品提供者についての実績情報のうち、ステップS102で取得された入力情報と合致する条件を有する実績情報を抽出する。
商品紹介サーバ1は、続くステップS203で各種目安価格算出処理を実行する。各種目安価格算出処理は、抽出された実績情報の集合において、平均価格、中央価格、最大価格、最小価格等の価格を算出する処理である。
商品紹介サーバ1は、1種類の目安価格を算出するために、ステップS203において1回のみ各種目安価格算出処理を実行してもよい。また、複数種の目安価格を算出するために、ステップS203において各種目安価格算出処理を複数回実行してもよい。
図12を参照して、各種目安価格算出処理の処理例を説明する。
図12Aは、目安価格として平均価格を算出する処理例である。即ち、ステップS301で、商品紹介サーバ1はステップS202で抽出した実績情報の実績価格を参照し、該実績情報の集合における実績価格の平均価格を算出する。
また、図12Bは、目安価格として中央価格を算出する処理例である。即ち、ステップS302で、商品紹介サーバ1はステップ202で抽出した実績情報の実績価格を参照し、該実績情報の集合における実績価格の中央価格を算出する。
さらに、図12Cは、目安価格として最大価格を算出する処理例である。即ち、ステップS303で、商品紹介サーバ1はステップ202で抽出した実績情報の実績価格を参照し、該実績情報の集合における実績価格の最大価格を算出する。
加えて、図12Dは、目安価格として最小価格を算出する処理例である。即ち、ステップS304で、商品紹介サーバ1はステップ202で抽出した実績情報の実績価格を参照し、該実績情報の集合における実績価格の最小価格を算出する。
ここで、図11の処理例に戻る。商品紹介サーバ1は、ステップS203で1つの商品提供者について一又は複数の目安価格が算出した後、ステップS204で提供者抽出リスト更新処理を実行する。提供者抽出リストとは、目安価格が算出された商品提供者を記録するリストであり、1回の次ページ要求ごとに1つのリストが作成される。
即ち、商品紹介サーバ1は、処理中の次ページ要求に対して提供者抽出リストが作成されていない場合、提供者抽出リストを作成し、さらに、目安価格が算出された商品提供者を提供者抽出リストに記録する。なお、処理中の次ページ要求に対して提供者抽出リストが既に作成されていた場合、商品紹介サーバ1は目安価格が算出された商品提供者を作成済みの提供者抽出リストに記録する。
続いて、ステップS205で商品紹介サーバ1は未選択の商品提供者がいるか否かを判定する。
具体的には、初回の次ページ要求においては、商品紹介サーバ1は提供者DB51を参照して、登録された商品提供者のうち選択されていない商品提供者がいるか否かを判定する。
なお、初回以降のN回目の次ページ要求においては、商品紹介サーバ1は前回(N−1回目)の次ページ要求で作成した提供者抽出リストを参照し、リストに記録された商品提供者のうち選択されていない商品提供者がいるか否かを判定する。即ち、前回(N−1回目)に抽出された商品提供者のうち目安価格が算出されていない商品提供者がいるか否かを判定する。これにより、場合によっては次ページ要求ごとに検索対象となる商品提供者が減るため、商品紹介サーバ1の処理負担を減らすことができる。
ステップS205の判定で、提供者DB51又は提供者抽出リストに未選択の商品提供者がいた場合、商品紹介サーバ1はステップS201に戻り、別の商品提供者を選択する。商品紹介サーバ1は、全ての商品提供者が選択されるまでステップS201乃至ステップS205の処理を繰り返す。
ステップS205の判定で、提供者DB51又は提供者抽出リストに未選択の商品提供者がいないと判定した場合、商品紹介サーバ1はステップS206へ進み総合目安価格算出処理を行う。総合目安価格算出処理として、商品紹介サーバ1は、ステップS202で抽出された各商品提供者の実績情報の抽出数とステップS203で算出した各商品提供者の目安価格とに基づいて、複数の商品提供者の実績を反映する総合目安価格を算出する。
商品紹介サーバ1はステップS206の処理で総合目安価格を算出した後、図11に示される目安価格算出処理を終了する。
続いて、図13Aに目安価格算出処理の第1の変形例を示す。第1の変形例において、商品紹介サーバ1は入力条件に該当する実績情報が所定数に満たない商品提供者についての目安価格を算出しない。したがって、実績の少ない商品提供者の目安価格がユーザに提示されないため、提示される目安価格の信頼性を高めることができる。さらに、実績情報が少ない商品提供者の目安価格を算出しないことで、サーバの処理負担が軽減される。
図13Aを参照して具体的な処理を説明する。なお、図11に示した目安価格算出処理の例と同様の処理については、同一の符号を付し、適宜説明を省略する。
目安価格算出処理の第1の変形例においても、商品紹介サーバ1は、最初に、上記したステップS201の商品提供者の選択処理およびステップS202の選択された商品提供者についての実績情報の抽出処理を実行する。
続いて、商品紹介サーバ1は、ステップS207で抽出した実績情報が所定数未満であるか否かを判定する。所定数については、見積サイトの管理者等により信頼にたる目安価格を算出するために必要な任意の数が予め定められ、商品紹介サーバ1が参照するDBのいずれかに記憶されていればよい。
抽出された実績情報が所定数未満であると判定された場合、商品紹介サーバ1はステップS203を経ずにステップS205に進み、未選択の商品提供者がいるか否かを判定する。即ち、商品紹介サーバ1は、該商品提供者について目安価格の算出および提供者抽出リストへの記録を行わない。
また、抽出した実績情報が所定数未満ではないと判定された場合、商品紹介サーバ1はステップS203の各種目安価格算出処理およびステップS204を実行する。商品紹介サーバ1は続けてステップS205に進み、未選択の商品提供者がいるか否かを判定する。
以上の処理を実行し、商品紹介サーバ1は未選択の商品提供者がいる限りステップS201乃至ステップS205の処理を繰り返す。提供者DB51又は参照中の提供者リストに記録された全ての商品提供者が選択された後、商品紹介サーバ1はステップS206の総合目安価格算出処理に進み、図13Aに示した処理を終了する。
次に、図13Bに目安価格算出処理の第2の変形例を示す。第2の変形例において商品紹介サーバ1は、各商品提供者について抽出された実績情報のうち、金額上位の実績価格を有する実績情報の所定割合と、金額下位の実績価格を有する実績情報の所定割合を除く処理を行う。これにより、実績から特殊な事例が除かれて、一般的なユーザの参考に堪える目安価格を提供することができる。また、目安価格算出における商品紹介サーバ1の処理対象が所定割合分減少するため、サーバの処理負担が軽減される。
具体的に図13Bを参照して説明する。なお、図11に示した目安価格算出処理の例と同様の処理については、同一の符号を付し、適宜説明を省略する。
目安価格算出処理の第2の変形例においても、商品紹介サーバ1はまず上記したステップS201の商品提供者の選択処理およびステップS202の選択された商品提供者についての実績情報の抽出処理を実行する。
続いて、商品紹介サーバ1は、ステップS208において抽出された実績情報の集合から金額上位の実績価格を有する実績情報の所定割合を除く処理を行う。さらに、商品紹介サーバ1は、ステップS209において抽出された実績情報の集合から金額下位の実績価格を有する実績情報の所定割合を除く処理を実行する。即ち、ステップS208およびステップS209で実績情報を絞込む処理を行う。
なお、所定割合については、信頼にたる目安価格を算出するために必要な任意の数がサイト管理者等によって予め定められ、商品紹介サーバ1が参照するDBのいずれかに記憶されていればよい。
次に、商品紹介サーバ1は、上記したステップS203乃至ステップS204の処理を行う。商品紹介サーバ1は、未選択の商品提供者がいないと判定した後、ステップS206の総合目安価格算出処理に進み、図13Bに示した処理を終了する。
[4−4.質問項目選択処理]
ここで、図14を用いて、商品紹介サーバ1が図10のステップS110として実行する質問項目選択処理の例を説明する。即ち、商品紹介サーバ1が次ページに提示させる質問項目を選択する処理例を示す。
まず図14Aを参照して、質問項目選択処理の第1例を説明する。第1例においては、質問項目の提示順序は見積サイトの管理者などにより予め定められており、商品紹介サーバ1は所定の提示順序に従い、直前に提示した質問項目の次の質問項目を選択する。これにより、サーバに重い処理負担をかけることなく、サイト管理者が決定した好適な順番で質問項目がユーザに提示される。
なお、質問項目の提示順序は、商品紹介サーバ1が参照するDBのいずれかに記憶されていればよい。
ここで、質問項目選択処理の第1例における具体的な処理を記す。商品紹介サーバ1は、ステップS401でユーザ端末3からの次ページ要求が確認ページ要求か否かを判定する。次ページ要求が確認ページ要求である場合、商品紹介サーバ1は質問項目の選択を行わずに質問項目選択処理を終了する。つまり、商品紹介サーバ1は、確認ページに質問項目を提示させない。
対して、ステップS401で次ページ要求が確認ページを要求するものではないと判定された場合、商品紹介サーバ1はステップS402に進み、予め定められた提示順序に従い次の条件の質問項目を選択する。商品紹介サーバ1はステップS402の処理の後、図14Aに示した質問項目選択処理を終了する。
次に、図14Bを参照して質問項目選択処理の第2例を説明する。第2例においては、商品紹介サーバ1は、提示優先度の高い質問項目を順番に選択する。これにより、サイト管理者の手を煩わすことなく常に好適な順番で質問項目を提示させることができる。
なお、質問項目選択処理の第2例において提示優先度は予め算出され、商品紹介サーバ1がアクセス可能なDB等に記録されている。提示優先度算出処理については後述する。
ここで、質問項目選択処理の第2例における具体的な処理を示すが、図14Aに示した入力欄選択理の第1例と同様の処理については、同一の符号を付し、適宜説明を省略する。
商品紹介サーバ1は、ステップS401でユーザ端末3から送信された次ページ要求が確認ページを要求するものか否かを判定する。次ページ要求が確認ページ要求である場合、商品紹介サーバ1は質問項目の選択を行わずに質問項目選択処理を終了する。
次ページ要求が確認ページを要求するものではない場合、商品紹介サーバ1はステップS403の処理に進む。ステップS403では、提示優先度を参照して、直前に提示した質問項目に次いで提示優先度が高い質問項目を選択する。商品紹介サーバ1はステップS403の処理の後、図14Bに示された質問項目選択処理を終了する。
ここまで質問項目選択処理の例を説明したが、質問項目の選択処理は他にも多様に考えられる。また図14Aおよび図14Bの処理の組み合わせによってもよい。例えば、入力欄のうち最初に提示する3つの入力欄は所定の提示順序に基づいて選択されるが、4番目以降に提示する入力欄については提示優先度に基づいて選択してもよい。
[4−6.優先度算出処理]
上記の質問項目選択処理に関連して、質問項目の提示に係る優先度算出処理についての図15を用いて説明する。
なお、優先度算出処理は、提供者DB51に新たな商品提供者が登録された場合、もしくは商品提供者が見積算定に係わる条件についての登録内容を変更した場合に行われる処理である。
まず、優先度算出処理の第1の処理例を説明する。第1の処理例においては、少なくとも1つの商品提供者が制限を設ける条件の質問項目の提示優先度が高くされる。
具体的には、商品紹介サーバ1は、例えば図5の提供者(P002)が制限を設ける条件「車種」の質問項目の高くする。これにより、商品紹介サーバ1は、条件「車種」の質問項目を比較的早い段階でユーザに提示することができる。したがって、ユーザの入力内容によっては、商品紹介サーバ1の処理負担が軽減される。
例えば、ユーザが「車種」の入力欄に対して「大型車」を入力したとする。提供者(P002)は「大型車」の自動車保険を提供していないため、該当する実績情報を有さない。つまり、提供者(P002)は、目安価格算出処理のステップS202で抽出される実績情報がなく、また提供者抽出リストに記録されない。したがって、次回の次ページ要求における目安価格算出処理では、商品紹介サーバ1が参照する提供者抽出リストに記録されていない提供者(P002)は、商品紹介サーバ1の検索対象とならない。即ち、商品紹介サーバ1の検索対象が狭められるため、サーバの処理負担が軽減される。
ここで、図15Aを参照して優先度算出処理の第1の処理例を説明する。商品紹介サーバ1は、ステップS501で提供者DB51の制限ステータスを参照し、少なくとも1つの商品提供者が制限を設ける条件を抽出する。続くステップS502で、商品紹介サーバ1はステップS501で抽出した条件に対応する質問項目の提示優先度を高める。
以上の処理により、商品紹介サーバ1は、少なくとも1つの商品提供者が制限を設ける条件の質問項目の提示優先度を高くすることができる。
続いて、優先度算出処理の第2の処理例を説明する。第2の処理例においては、商品提供者間における重複度合いが高い条件の質問項目の提示優先度が高くされる。
具体的には、商品紹介サーバ1は、例えば図5の提供者DB51で、重複度合いが90パーセントの「年齢」条件に対応する質問項目の提示優先度を高くする。これにより、比較的早い段階で複数の商品提供者が見積算定に必要とする条件がユーザに提示される。
ここで、図15Bを参照して優先度算出処理の第2の処理例を説明する。商品紹介サーバ1は、ステップS503で提供者DB51の重複度合いを参照し、商品提供者間における重複度合いが高い条件を抽出する。続くステップS502で、商品紹介サーバ1はステップS503で抽出した条件に対応する質問項目の提示優先度を高める。
以上の処理により、商品紹介サーバ1は、複数の商品提供者が見積算定に必要とする条件の質問項目の提示優先度を高くすることができる。
ここまで優先度算出処理例を説明したが、質問項目の選択処理は他にも多様に考えられる。また図15Aおよび図15Bの処理の組み合わせによってもよい。
なお、上記には提供者DB51に登録された商品提供者の情報を参照し、予め提示優先度を算出しておく処理を説明したが、商品紹介サーバ1は、質問項目を選択する度に優先度算出処理を実行してもよい。即ち、提供者DB51に登録された商品提供者についての情報を参照するのではなく、商品紹介サーバ1は、参照中の提供者抽出リストに記録された商品提供者についての情報に基づいて提示優先度を算出してもよい。
これにより、処理中の商品提供者の間で提示優先度が高い質問項目が提示されるため、商品紹介サーバ1の検索対象を効率的に絞込むことができる。
[4−5.次ページの生成・送信処理]
図10のステップS111として商品紹介サーバ1が実行する次ページの生成・送信処理の例を説明する。なお、ユーザ端末3が通常の次ページを要求した場合と、確認ページを要求した場合とでは、商品紹介サーバ1は一部異なる処理を実行する。
以下、図16を参照して処理を説明する。
商品紹介サーバ1は、まずステップS601で提示順序決定処理を実行する。商品紹介サーバ1は、ステップS109の目安価格算出処理で複数の商品提供者について目安価格が算出された場合に、次ページ上での複数の目安価格の提示順序を決定する処理を行う。具体的には、商品紹介サーバ1は各商品提供者の目安価格を比較し、目安価格の提示順序を決定する。商品紹介サーバ1は、例えば、目安価格を平均価格が低い順番でページ先頭から末尾にかけて提示する等の提示順序を決定する。
次に、商品紹介サーバ1はステップS602でユーザ端末3からの次ページ要求が確認ページを要求するものであるか否かを判定する。
次ページ要求が確認ページの要求ではないと判定された場合、商品紹介サーバ1はステップS603の生成処理に進む。具体的には、商品紹介サーバ1はステップS603で、ステップS108で取得されたユーザの入力情報、ステップS109で算出した目安価格、ステップS601で決定した提示順序、ステップS110で選択した質問項目等のデータを用いて次ページを生成する。
商品紹介サーバ1は、続いてステップS604に進み、生成した次ページをユーザ端末3に送信する。
また、ステップS602で次ページ要求が確認ページの要求であると判定した場合、商品紹介サーバ1はステップS605の見積依頼先リストの作成処理に進む。具体的には、商品紹介サーバ1は、ユーザの入力情報を基づいて、見積依頼先として選択された商品提供者の一覧として見積依頼先リストを作成する。商品紹介サーバ1は、続くステップS606で、上記したユーザの入力情報、ステップS607で作成した見積依頼リスト等のデータを用いて確認ページを生成する。
商品紹介サーバ1は続いてステップS604に進み、次ページとしての確認ページをユーザ端末3に送信する。
以上の処理により、商品紹介サーバ1は次ページを生成し、ユーザ端末3へ送信する。
なお、ステップS603およびステップS606のウェブページの生成処理において、商品紹介サーバ1は、ユーザの入力情報を用いなくてもよい。これにより、次ページ上にユーザの入力済項目は提示されないが、商品紹介サーバ1の処理負担および通信負担は軽減される。
<5.第2の実施の形態>
[5−1.全体の流れ]
続いて、第2の実施の形態を説明する。以下では、第1の実施の形態における図10の処理との相違点のみを説明し、重複説明は避ける。なお第2の実施の形態でも、図11〜図16で説明した処理はそれぞれ適用できる。
見積サイトにアクセスするユーザに対して、第1の実施の形態における商品紹介サーバ1はまず先頭ページを提示したが、第2の実施の形態における商品紹介サーバ1は、以下に説明する入力ページを提示する。上記した先頭ページおよび次ページはページにつき1つの質問項目を有するが、本実施の形態の入力ページは複数の質問項目を有する。したがって、ユーザは入力ページ上で質問項目に応じた入力を一度に済ませることができる。これにより、ユーザの入力負担を軽減することができる。
ここで、第2の実施の形態における全体の流れを説明する。
ユーザ端末3は、先頭ページ要求処理(ステップS21)の代わりに入力ページ要求処理を実行する。商品紹介サーバ1は、ユーザ端末3の要求に応じて、入力ページをユーザ端末3に送信する処理を実行する。
図17に入力ページの一例を示す。図17の入力ページは、複数の質問項目Q1、各質問項目に対応するP1に加え、後述する依頼ページを要求するための完了ボタンP9等を有する。
商品紹介サーバ1から入力ページを受信したユーザ端末3は、ユーザの入力に応じて依頼ページ要求処理を実行する。この際、商品紹介サーバ1は、依頼ページ要求と共にユーザの入力情報を商品紹介サーバ1に送信する。
具体的には、ユーザは受信した入力ページに含まれる複数の入力欄P1に対して入力を行い、送信操作を行う。送信操作として、ユーザは先頭ページに設けられた送信ボタン(完了ボタンP9)の押下等を行う。
依頼ページ要求を受信した商品紹介サーバ1は、ユーザ端末3に依頼ページを提示させる処理を実行する。この際の商品紹介サーバ1の処理については後述する。
ここで、図18に依頼ページの一例を示す。依頼ページは、入力済項目表示領域A1、総合目安価格表示領域A2、各社目安価格表示領域A3、チェックボックスP3、一括見積請求ボタンP4、選択見積請求ボタンP5、ユーザ情報入力欄P8等を有する。これらの領域およびウェブパーツの機能は上述した通りである。
ユーザは依頼ページ上で入力済条件および目安価格を確認して、見積依頼を行う商品提供者を選択する。具体的には、一括見積請求ボタンP4を押下する。もしくはチェックボックスP3をチェックした状態で選択見積請求ボタンP5を押下する。いずれかの操作が行われた場合、ユーザ端末3は商品紹介サーバ1に見積依頼要求を送信する。
見積依頼要求を受信した商品紹介サーバ1は、ユーザ端末3から送信された情報を基に見積依頼情報を生成し、ユーザが指定する商品提供者に見積依頼情報を送信する。
以上の全体の流れから理解されるように、第2の実施の形態では、商品紹介サーバ1はユーザ端末3に複数の質問項目を一括送信し、ユーザは複数の質問項目に応じた入力を一つのページ上で行う。
この構成により、ユーザの入力負担が軽減される。さらに、ユーザによるページ要求回数が削減されるため、商品紹介サーバ1の処理負担も軽減される。
[5−2.商品紹介サーバの処理]
図19に第2の実施の形態としての商品紹介サーバ1の処理を示す。図10に示した処理と同様の処理については、同一の符号を付し、適宜説明を省略する。
図19の第2の実施の形態の商品紹介サーバ1の処理例としては、商品紹介サーバ1が入力ページ要求、依頼ページ要求、又は見積依頼要求を取得することに応じて実行する処理を示している。
商品紹介サーバ1は、図19のステップS115、S117,S106でそれぞれ入力ページ要求、依頼ページ要求、見積依頼要求の受信を監視している。
ユーザ端末3からの入力ページ要求が受信された場合は、商品紹介サーバ1はステップS115からS116に進み、入力ページをユーザ端末3に送信する処理を行う。即ち、複数の質問項目を有する入力ページを送信し、入力ページがユーザ端末3に提示されるように制御する。
なお、複数の質問項目の提示順序については、予め決められた提示順序に基づいてもよく、提示優先度に基づいてもよい。
ユーザ端末3からの依頼ページ要求が受信された場合は、商品紹介サーバ1はステップS117から、ステップS107、S108およびS118の処理、つまり依頼ページ要求取得に応じた処理に進むことになる。即ち、商品紹介サーバ1はユーザが完了ボタンP9を押下して依頼ページを要求した場合の一連の処理を行う。
商品紹介サーバ1は、ステップS107で、ユーザが入力欄に対して入力した入力情報を取り込む処理を行う。第2の実施の形態においては、複数の入力欄に対する入力情報が取得される。
続くステップS108で、商品紹介サーバ1は目安価格算出処理を実行する。なお、目安価格算出処理で実績情報を抽出する際には、商品紹介サーバ1は実績情報DB50で複数の入力情報のアンド検索を行う。
ステップS118で商品紹介サーバ1は、依頼ページの生成・送信処理を行う。この処理は、図10のステップS111で説明した次ページの生成・送信処理における次ページを生成・送信する処理と同様の処理を実行する。即ち、商品紹介サーバ1は提示順序決定処理(図16のステップS601)を実行し、目安価格、提示順序等のデータを用いて依頼ページを生成する。但し、次ページの生成時とは異なり、商品紹介サーバ1は質問項目のデータを依頼ページの生成に用いない。
以上のように、ユーザ端末3から依頼ページ要求を受信した場合、商品紹介サーバ1はステップS107、ステップS108およびステップS118の処理を実行する。
ユーザ端末3から見積依頼要求を受信した場合、商品紹介サーバ1はステップS106から、ステップS112乃至S114の処理、つまり見積依頼要求取得に応じた処理に進む。これらの処理については、前述した図10のステップS112乃至S114の処理と同様である。
このように、商品紹介サーバ1はユーザ端末3から受信した情報の種類に応じた処理を行う。
<6.変形例>
続けて、実施の形態の変形例を説明する。この変形例においては、第2の実施の形態と同様に複数の質問項目を有する入力ページが見積サイトにアクセスするユーザに提示されるが、ユーザが一つの質問項目の入力欄に対して入力を行う度に、入力に応じた目安価格が新たに算出されて提示される。
図20にユーザの入力途中に目安価格が提示された場合のディスプレイ例を示す。図20の入力ページは、複数の質問項目Q1、複数の入力欄P1、依頼ページを要求するための確認ボタンP10、総合目安価格表示領域A2、各社目安価格表示領域A3等を有する。具体的には、提示された質問項目のうち「年齢」と「免許証」に対応する入力欄に入力が行われ、入力条件に応じた総合目安価格および各商品提供者の目安価格が提示されている。
質問項目を1つずつ提示させる場合、ユーザには入力すべき質問項目の残数がわからないという不満がある。また、質問項目を複数提示させる場合、ユーザは目安価格を迅速に知ることができないという不満がある。変形例の構成はこれらの不満を解消し、ユーザが質問項目の総数を把握しながら、入力の都度目安価格を確認することを可能にする。
本変形例における全体の流れを説明する。
ユーザ端末3は、先頭ページ要求処理(図6のステップS901)の代わりに入力ページ要求処理を実行する。商品紹介サーバ1は、要求に応じて、複数の質問項目を有する入力ページをユーザ端末3に送信する処理を実行する。
商品紹介サーバ1から入力ページを受信したユーザ端末3は、ユーザの入力に応じて入力情報を商品紹介サーバ1に送信する。具体的には、ユーザは提示された質問項目の入力欄のうちの一つに対して入力を行い、ユーザ端末3は入力情報を商品紹介サーバ1に送信する。
入力情報を受信した商品紹介サーバ1は、実績情報の抽出および目安価格の算出を行い、算出した目安価格をユーザ端末3に提示させるための処理を行う。
なお、ユーザ端末3に目安価格を提示させる処理として、商品紹介サーバ1は、入力済条件、目安価格、提示順序、質問項目等のデータを用いて新たな入力ページを作成し、ユーザ端末3に送信してもよい。もしくは、商品紹介サーバ1は、目安価格のデータのみをユーザ端末3に送信してもよい。
また、依頼ページ要求後の処理については、第2の実施の形態で説明した処理例と同様であるためここでは省略する。
以上の全体の流れから理解されるように、本変形例では、商品紹介サーバ1がユーザ端末3に複数の質問項目を一括送信し、一部の質問項目の入力欄に入力が行われる度に目安価格が算出される。
上記した変形例および第2の実施の形態では、複数の質問項目の全てを一度にユーザ端末3に提示させたが、複数の質問項目のうち1以上を組にして複数回に分けて提示させてもよい。即ち、第1の実施の形態における先頭ページ又は目安ページに複数の質問項目を提示させる変形例も可能である。
この構成によれば、例えば、ユーザについての条件である「年齢」と「免許証」の2つの質問項目を組にして先頭ページに同時に提示することができる。この場合、次ページに提示される目安価格は、「年齢」と「免許証」についての双方の入力条件に合致する実績情報を基に算出される。
これにより、ユーザは一つのページ上で複数の入力欄に対して入力を行うことができるため、ページ要求の回数が減り、ユーザの操作負担を軽減することができる。
<7.まとめ>
上記した商品紹介サーバ1は、条件によって価格が変動する商品について、前記条件の入力を求める質問項目がユーザ端末に提示されるようにする制御と、条件によって価格が変動する商品の目安価格がユーザ端末に提示されるようにする制御とを行う提示制御部1aと、前記質問項目に対する入力情報を取得する入力情報取得部1bと、取得された入力情報と合致する条件で行われた取引の実績情報を抽出し、抽出された実績情報に含まれる実績価格に基づいて目安価格を算出する目安価格算出部1cと、を備える。
これにより、ユーザが実際に見積を請求する前に、おおよその目安価格を提示することができる。
したがって、ユーザの予算を外れる価格帯の商品提供者への見積請求などが減少することが見込まれるため、通信量の削減や、それによる通信トラフィックの有効利用を促進できる。
また、ユーザの利用するユーザ端末における限られた(例えば、モニタなどの)提示領域において、価値のある情報(目安価格)を提示することにより、ユーザ端末の資源を有効活用することができる。
さらに、第1の実施の形態(図10ステップS108)および変形例で説明したように、入力情報取得部1bは、一部の質問項目に対する入力が行われるごとに前記入力情報を取得する。
これにより、ユーザは入力の都度、入力条件に合致する目安価格を知ることができる。即ち、ユーザは入力条件に応じた目安価格を迅速に得ることができる。さらに、入力条件が増すほど目安価格の精度が上がるため、ユーザは入力の都度、より正確な目安価格を得る。
また、目安価格算出処理(図10ステップS109、図11および図13)で説明したように、目安価格算出部1cは、実績情報を商品提供者ごとに抽出し、抽出された実績情報に含まれる実績価格に基づいて商品提供者ごとに目安価格を算出する。
これにより、ユーザは商品提供者ごとの目安価格を知ることができる。したがって、ユーザは各商品提供者の目安価格を参考に、見積を依頼する商品提供者を適切に選択することができる。
また、各種目安価格算出処理(図12)で説明したように、目安価格算出部1cは、実績情報を抽出し、抽出された実績情報に含まれる実績価格に基づいて目安価格として最大価格、最小価格、平均価格、および中央価格の全て又は一部を算出する。
これにより、ユーザは多様な目安価格を知ることができる。したがって、ユーザの多様なニーズに適う指標を提示することができる。
ユーザの多様なニーズとは、例えば、希望する条件で可能な限り正確な価格を知りたいと望むユーザには、目安価格として平均価格が有用である。対して、希望する条件で可能な限り低額の価格を知りたいと望むユーザには、目安価格として最小価格が有用である。このように、多様な目安価格を提示することでユーザの多様なニーズに応えることができる。
また、目安価格算出処理の変形例(図13A)で説明したように、目安価格算出部1cは、商品提供者について抽出された実績情報が所定数より少ない場合、該当する商品提供者について目安価格を算出しない。
これにより、実績の低い商品提供者の目安価格が提示されないため、提示される目安価格の信頼性を高めることができる。さらに、該当する商品提供者に関して目安価格が算出されない分、サーバの処理負担が軽減される。
また、目安価格算出処理の変形例(図13B)で説明したように、目安価格算出部1cは、抽出された実績情報に含まれる実績価格から金額上位の所定割合の実績価格を除いた集合における最大価格を最大価格として算出し、抽出された実績情報に含まれる実績価格から金額下位の所定割合の実績価格を除いた集合における最小価格を最小価格として算出する。
これにより、実績から特殊な事例が除かれて、一般的なユーザの参考に堪える目安価格を提供することができる。さらに、該当する商品提供者に関して目安価格が算出されない分、サーバの処理負担が軽減される。
さらに、提示順序決定処理(図16ステップS601)で説明したように、提示制御部1aは、複数の商品提供者ごとに目安価格が算出された場合、目安価格に基づいて複数の目安価格の提示順序を決定する。
これにより、ユーザにとって利用価値の高い提示を実現することができる。
例えば、平均価格が低い順番で商品提供者とその目安価格をページ上部に配置する場合、ユーザの目に留まりやすい位置に平均価格の低い商品提供者を提示することができる。したがって、ユーザは希望する条件でより手ごろな価格の商品を提供する商品提供者を知ることができる。
また、平均価格が高い順番で商品提供者とその目安価格をページ上部に配置する場合、ユーザの目に留まりやすい位置に平均価格の高い商品提供者を提示することができる。したがって、ユーザは希望する条件に合致した上でより手厚いサービスを提供する商品を知ることができる。
加えて、質問項目選択処理(図14)で説明したように、提示制御部1aは、条件ごとの目安価格の変動の大きさに基づいて質問項目の提示順序を決定する。
これにより、入力された条件が少ない状態でも、ユーザの参考になる目安価格を提示することができる。
例えば、幅広い価格帯を有する自動車保険の保険料に関して、「年齢」条件によって価格帯が一定帯域に限定される。このように価格帯を狭める条件は、目安価格の変動が大きい条件といえる。そのような目安価格の変動の大きい条件を早い段階でユーザに入力させることで、提示される目安価格の幅を早い段階で絞ることができる。したがって、入力条件が少ない段階でも、実際の価格に近い目安価格を提示することができる。
また、優先度算出処理(図15A)で説明したように、提示制御部1aは、条件のうち少なくとも1つの商品提供者が制限を設ける条件の質問項目の提示優先度を高くする。
これにより、早い段階で実績情報を絞り込むことができる。即ち、サーバの処理負担が軽減される。
また、優先度算出処理(図15B)で説明したように、提示制御部1aは、複数の商品提供者の間で重複度合いが高い条件の質問項目の提示優先度を高くする。
これにより、複数の商品提供者が見積算出に必要とする条件をユーザにより確実に入力させることができる。
<8.プログラムおよび記憶媒体>
以上、本発明の情報処理装置の実施の形態としての商品紹介サーバ1を説明してきたが、実施の形態のプログラムは、商品紹介サーバ1における各処理を情報処理装置(CPU等)に実行させるプログラムである。
実施の形態のプログラムは、条件によって価格が変動する商品について、前記条件の入力を求める質問項目がユーザ端末に提示されるように制御を行う処理を情報処理装置に実行させる。
また、前記質問項目に対する入力情報を取得する取得する処理を情報処理装置に実行させる。
さらに、取得された前記入力情報と合致する条件で行われた取引の実績情報を抽出し、抽出された前記実績情報に含まれる実績価格に基づいて目安価格を算出する処理を情報処理装置に実行させる。
そして、目安価格が前記ユーザ端末に提示されるように制御を行う処理を情報処理装置に実行させる。
即ちこのプログラムは、商品紹介サーバ1に対して図10のステップS107、ステップS108、ステップS109およびステップS111で説明した処理を実行させるプログラムである。
このようなプログラムにより、上述した商品紹介サーバ1としての1又は複数の情報処理装置を実現できる。
そしてこのようなプログラムはコンピュータ装置等の機器に内蔵されている記憶媒体としてのHDDや、CPUを有するマイクロコンピュータ内のROM等に予め記憶しておくことができる。あるいはまた、半導体メモリ、メモリカード、光ディスク、光磁気ディスク、磁気ディスクなどのリムーバブル記憶媒体に、一時的あるいは永続的に格納(記憶)しておくことができる。またこのようなリムーバブル記憶媒体は、いわゆるパッケージソフトウェアとして提供することができる。
また、このようなプログラムは、リムーバブル記憶媒体からパーソナルコンピュータ等にインストールする他、ダウンロードサイトから、LAN、インターネットなどのネットワークを介してダウンロードすることもできる。
1 商品紹介サーバ、1a 提示制御部、1b 入力情報取得部、1c 目安価格算出部、1d サイト管理部、2 通信ネットワーク、3 ユーザ端末、4 提供者端末、50 実績情報DB、51 提供者DB、52 ウェブページDB

Claims (17)

  1. 条件によって見積価格が変動する商品について、前記条件の入力を求める質問項目がユーザ端末に提示されるようにする制御と、前記条件によって見積価格が変動する商品について、見積請求に必要な全ての入力が行われた段階における最終的な見積価格の目安価格が前記ユーザ端末に提示されるようにする制御とを行う提示制御部と、
    見積算定に必要な一部の前記質問項目に対する入力が行われるごとに入力情報を取得する入力情報取得部と、
    取得された前記入力情報と合致する条件の実績情報を抽出し、抽出された前記実績情報に含まれる実績価格に基づいて前記目安価格を算出する目安価格算出部と、
    を備えた情報処理装置。
  2. 条件によって価格が変動する商品について、前記条件の入力を求める質問項目がユーザ端末に提示されるようにする制御と、前記条件によって価格が変動する商品の目安価格が前記ユーザ端末に提示されるようにする制御とを行う提示制御部と、
    前記質問項目に対する入力情報を取得する入力情報取得部と、
    取得された前記入力情報と合致する条件の実績情報を商品提供者ごとに抽出し、抽出された前記実績情報に含まれる実績価格に基づいて前記商品提供者ごとに前記目安価格を算出する目安価格算出部と、
    を備えた情報処理装置。
  3. 前記目安価格算出部は、前記実績情報を商品提供者ごとに抽出し、抽出された前記実績情報に含まれる前記実績価格に基づいて前記商品提供者ごとに前記目安価格を算出する
    請求項1に記載の情報処理装置。
  4. 前記入力情報取得部は、一部の前記質問項目に対する入力が行われるごとに前記入力情報を取得する
    請求項2に記載の情報処理装置。
  5. 前記目安価格算出部は、前記実績情報を抽出し、抽出された前記実績情報に含まれる前記実績価格に基づいて前記目安価格として最大価格、最小価格、平均価格、および中央価格の全て又は一部を算出する
    請求項1又は請求項2に記載の情報処理装置。
  6. 前記目安価格算出部は、前記商品提供者について抽出された前記実績情報が所定数より少ない場合、該当する前記商品提供者について前記目安価格を算出しない
    請求項2又は請求項3に記載の情報処理装置。
  7. 前記目安価格算出部は、
    抽出された前記実績情報に含まれる前記実績価格から金額上位の所定割合の実績価格を除いた集合における最大価格を前記最大価格として算出し、
    抽出された前記実績情報に含まれる前記実績価格から金額下位の所定割合の実績価格を除いた集合における最小価格を前記最小価格として算出する
    請求項5に記載の情報処理装置。
  8. 前記提示制御部は、複数の前記商品提供者ごとに前記目安価格が算出された場合、前記目安価格に基づいて複数の前記目安価格の提示順序を決定する
    請求項2又は請求項3に記載の情報処理装置。
  9. 前記提示制御部は、前記条件ごとの前記目安価格の変動の大きさに基づいて前記質問項目の提示順序を決定する
    請求項1又は請求項2に記載の情報処理装置。
  10. 前記提示制御部は、前記条件のうち少なくとも一つの前記商品提供者が制限を設ける前記条件の前記質問項目の提示優先度を高くする
    請求項2又は請求項3に記載の情報処理装置。
  11. 前記提示制御部は、複数の前記商品提供者の間で重複度合いが高い前記条件の前記質問項目の提示優先度を高くする
    請求項2又は請求項3に記載の情報処理装置。
  12. 情報処理装置に実行させる情報処理方法であって、
    条件によって見積価格が変動する商品について、前記条件の入力を求める質問項目がユーザ端末に提示されるように制御を行う第1の提示制御ステップと、
    見積算定に必要な一部の前記質問項目に対する入力が行われるごとに前記質問項目に対する入力情報を取得する取得ステップと、
    取得された前記入力情報と合致する条件の実績情報を抽出し、抽出された前記実績情報に含まれる実績価格に基づいて目安価格を算出する算出ステップと、
    前記条件によって見積価格が変動する商品について、見積請求に必要な全ての入力が行われた段階における最終的な見積価格の前記目安価格が前記ユーザ端末に提示されるように制御を行う第2の提示制御ステップと、
    を備えた情報処理方法。
  13. 情報処理装置に実行させる情報処理方法であって、
    条件によって価格が変動する商品について、前記条件の入力を求める質問項目がユーザ端末に提示されるように制御を行う第1の提示制御ステップと、
    前記質問項目に対する入力情報を取得する取得ステップと、
    取得された前記入力情報と合致する条件の実績情報を商品提供者ごとに抽出し、抽出された前記実績情報に含まれる実績価格に基づいて前記商品提供者ごとに目安価格を算出する算出ステップと、
    前記目安価格が前記ユーザ端末に提示されるように制御を行う第2の提示制御ステップと、
    を備えた情報処理方法。
  14. 条件によって見積価格が変動する商品について、前記条件の入力を求める質問項目がユーザ端末に提示されるように制御を行う第1の提示制御手順と、
    見積算定に必要な一部の前記質問項目に対する入力が行われるごとに前記質問項目に対する入力情報を取得する取得手順と、
    取得された前記入力情報と合致する条件の実績情報を抽出し、抽出された前記実績情報に含まれる実績価格に基づいて目安価格を算出する算出手順と、
    前記条件によって見積価格が変動する商品について、見積請求に必要な全ての入力が行われた段階における最終的な見積価格の前記目安価格が前記ユーザ端末に提示されるように制御を行う第2の提示制御手順と、
    を情報処理装置に実行させるプログラム。
  15. 条件によって価格が変動する商品について、前記条件の入力を求める質問項目がユーザ端末に提示されるように制御を行う第1の提示制御手順と、
    前記質問項目に対する入力情報を取得する取得手順と、
    取得された前記入力情報と合致する条件の実績情報を商品提供者ごとに抽出し、抽出された前記実績情報に含まれる実績価格に基づいて前記商品提供者ごとに目安価格を算出する算出手順と、
    前記目安価格が前記ユーザ端末に提示されるように制御を行う第2の提示制御手順と、
    を情報処理装置に実行させるプログラム。
  16. 条件によって見積価格が変動する商品について、前記条件の入力を求める質問項目がユーザ端末に提示されるように制御を行う第1の提示制御手順と、
    見積算定に必要な一部の前記質問項目に対する入力が行われるごとに前記質問項目に対する入力情報を取得する取得手順と、
    取得された前記入力情報と合致する条件の実績情報を抽出し、抽出された前記実績情報に含まれる実績価格に基づいて目安価格を算出する算出手順と、
    前記条件によって見積価格が変動する商品について、見積請求に必要な全ての入力が行われた段階における最終的な見積価格の前記目安価格が前記ユーザ端末に提示されるように制御を行う第2の提示制御手順と、
    を情報処理装置に実行させるプログラムを記憶した記憶媒体。
  17. 条件によって価格が変動する商品について、前記条件の入力を求める質問項目がユーザ端末に提示されるように制御を行う第1の提示制御手順と、
    前記質問項目に対する入力情報を取得する取得手順と、
    取得された前記入力情報と合致する条件の実績情報を商品提供者ごとに抽出し、抽出された前記実績情報に含まれる実績価格に基づいて前記商品提供者ごとに目安価格を算出する算出手順と、
    前記目安価格が前記ユーザ端末に提示されるように制御を行う第2の提示制御手順と、
    を情報処理装置に実行させるプログラムを記憶した記憶媒体。
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