JP2002123681A - 保険契約システム、保険契約方法および記録媒体 - Google Patents

保険契約システム、保険契約方法および記録媒体

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JP2002123681A
JP2002123681A JP2000314886A JP2000314886A JP2002123681A JP 2002123681 A JP2002123681 A JP 2002123681A JP 2000314886 A JP2000314886 A JP 2000314886A JP 2000314886 A JP2000314886 A JP 2000314886A JP 2002123681 A JP2002123681 A JP 2002123681A
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insurance
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accident
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JP2000314886A
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Masataka Shingu
正孝 新宮
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Original Assignee
Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 保険商品の保険料を安価にし、ユーザの経済
的負担を軽減し、保険会社における保険サービスに要す
るコストを削減する。 【解決手段】 保険情報サービスサーバ1は、クライア
ント端末6−i(i=1〜n)に対して保険金額の仮見
積りを提示するとともに、クライアント端末6−iから
の要求や適用範囲に従って、自社の提供できる「事故後
のサービス」および「付帯サービス」の内容と対価を提
示する。クライアント端末6−iは、保険加入希望者の
指示により、上記「事故後のサービス」および「付帯サ
ービス」の中から必要なサービスだけを選択する。保険
情報サービスサーバ1は、選択されたサービスに基づい
て最終的な保険金額の見積りを算出し、クライアント端
末6−iに提示する。保険加入希望者が最終的な保険金
額に満足すれば契約成立となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、保険契約システ
ム、保険契約方法および記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、自動車保険、火災保険、医療保険
などにおいては、保険商品が多様化しつつある。保険加
入希望者は、どの保険が自己にとって最適なものである
か、すなわち補償やサービスの内容が最適であるかを判
断して、保険を選択する必要がある。そのためには、保
険加入希望者は、各保険会社のパンフレットを取り寄せ
て比較検討したり、営業担当者の説明を受けたりし、保
険金額と、それに対する補償の内容やサービスの内容と
をよく理解した上で、いずれかの保険会社と保険契約を
行うのが通常である。また、最近は、インターネットを
利用して各保険会社の保険内容を提示し、保険加入希望
者に最適な保険の選択を容易にするとともに、コストダ
ウンを図り、保険金額を安価にするサービスも提供され
ている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、各保険会社
が提供している保険商品は、補償やサービスの内容の多
様化が進んでいる一方、それに対する保険金額も多様な
ものになっている。このため、保険加入希望者にとって
は、どの保険会社のどの保険に加入するのが最も安心
で、かつ最も金額的負担が少なくて済むのかという選択
をしなければならない。しかしながら、保険商品の多様
化により、保険会社および保険商品を選択するという判
断が難しくなってきている。
【0004】例えば、自動車保険の場合には、保険商品
の内容は、対人、対物、搭乗者傷害などの「保険金支払
い補償」と、満期掛け金払い戻しの有無や、1回目の事
故では翌年の保険料が上がらないという等級プロテクト
などの「保険金以外の補償」と、走行距離割引き、17
等級以上の等級設定、ゴールド免許所持者割引きなどの
「条件割引き」と、事故後の帰宅交通費負担、ホテル宿
泊負担、指定修理工場手配、専任サポート制などの「事
故後のサービス」と、キーとじ込みやバッテリ上がり対
処など、事故とは関係ない一般の自動車のトラブル対応
などの「付帯サービス」がある。
【0005】これらのうち、「保険金支払い補償」とい
うのは、ユーザが選択する契約内容である。例えば、対
人賠償無制限、対物賠償無制限、搭乗者傷害賠償100
0万円などと決めて、どこの保険会社とも同じ条件で契
約するので、ユーザとして選択のない保険条件として扱
うことができる。
【0006】これに対して、「保険以外の補償」は、ユ
ーザが選択する保険条件である。例えば、満期掛け金払
い戻しについては、掛け捨ては望まない、払い戻し金が
欲しいという人もいれば、払い戻し金はいらないから、
その分の掛け金が安価な方がよいという人もいる。等級
プロテクトにしても、プロテクト有りと無しの保険があ
る。したがって、これらの補償は、ユーザ自身の判断で
どちらかを選択し、所望する補償の保険を選択して加入
することができる。
【0007】また、「条件割引き」もユーザが選択でき
る保険条件である。それらの条件を満たすことができる
優良ドライバなどのユーザは、所望する割引きサービス
有無の保険を自身の判断で選択して加入することができ
る。
【0008】このように、上述した「保険金以外の補
償」と「条件割引き」とは、補償やサービスの内容をユ
ーザ自身が判断して加入する保険を選択している。
【0009】一方、保険会社としても、「保険金支払い
補償」と、「保険金以外の補償」と、「条件割引き」と
は、保険商品の保険金として本来回収できる性質のもの
である。しかしながら、「事故後のサービス」と、「付
帯サービス」とについては、ユーザであるそれぞれの保
険加入希望者の希望を反映させたものではない。これら
「事故後のサービス」と、「付帯サービス」とは、セッ
トで保険に含まれており、保険会社側のコストとして保
険金に含ませて回収している。
【0010】したがって、「事故後のサービス」と、
「付帯サービス」とは、ユーザを取り込もうとして保険
の種類を多くすればするほど、あるいは内容を手厚くす
ればするほど、コストに跳ね返り、保険金が高くなるか
保険会社の利益が少なくなる仕組みになっている。
【0011】ところで、上述した「事故後のサービス」
と、「付帯サービス」とは、セットで保険に含まれてい
るが、ユーザによっては、その全てを必要としない人が
いる。すなわち、このようなユーザにとっては、不要な
サービスなどの対価に余分の保険料を支払っていること
になる。したがって、「事故後のサービス」と、「付帯
サービス」とは、各保険会社の無償サービス提供競争の
ように見えながら、実際は、保険会社にとっては、保険
商品のコストアップの要因になっている。また、保険加
入希望者にとっては、保険料が割高になる。
【0012】将来、ユーザ獲得競争が激化すると、この
ような「事故後のサービス」と、「付帯サービス」とを
ますます増やさざるを得なくなってくる。したがって、
従来の保険は、ユーザにとっては、保険料が無駄遣いに
なるという問題があり、一方、保険会社にとっては、無
償サービス提供がコストダウンの障害になっているとい
う問題がある。
【0013】そこで本発明は、保険商品の保険料を安価
にし、ユーザの経済的負担を軽減することができ、保険
会社における保険サービスに要するコストを削減するこ
とができる保険契約システム、保険契約方法および記録
媒体を提供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記目的達成のため、請
求項1記載の発明による保険契約システムは、ネットワ
ークを介してクライアント端末に対して保険契約希望者
の要望に合致した保険商品を提示する保険契約システム
であって、前記保険商品に含まれる複数の付加サービス
のうち、所望する付加サービスを選択可能に前記ネット
ワークを介して前記クライアント端末に提示する第1の
提示手段と、前記ネットワークを介して前記クライアン
ト端末により選択された所望する付加サービスに基づい
て、保険商品の保険金額見積りを算出する算出手段と、
前記算出手段により算出された保険商品の保険金額見積
りを、前記ネットワークを介して前記クライアント端末
に提示する第2の提示手段とを具備することを特徴とす
る。
【0015】また、好ましい態様として、例えば請求項
2記載のように、請求項1記載の保険契約システムにお
いて、前記保険商品は、自動車保険であり、前記付加サ
ービスは、事故後の帰宅交通費負担、ホテル宿泊負担、
レッカー車移動、家族へのメッセージ連絡、指定修理工
場手配、修理者自宅届け、フルサポート示談交渉、専任
サポート制のうち、少なくとも1つを含む「事故後のサ
ービス」であってもよい。
【0016】また、好ましい態様として、例えば請求項
3記載のように、請求項1記載の保険契約システムにお
いて、前記保険商品は、自動車保険であり、前記付加サ
ービスは、キーとじ込み、バッテリ上がり、パンク、ガ
ス欠など事故とは関係ない自動車のトラブル対応、新車
中古車の紹介、下取り、名義変更、廃車手続などの自動
車の買い替え時のサービス、渋滞情報などの交通情報案
内や、ドライブマップFAX案内などのドライブサポー
ト、カード支払いサービスのうち、少なくとも1つを含
む「付帯サービス」であってもよい。
【0017】上記目的達成のため、請求項4記載の発明
による保険契約方法は、ネットワークを介してクライア
ント端末に対して保険契約希望者の要望に合致した保険
商品を提示する保険契約方法であって、保険商品に含ま
れる複数の付加サービスを、該複数の付加サービスの中
から所望する付加サービスを選択可能に前記ネットワー
クを介して前記クライアント端末に提示し、前記ネット
ワークを介して前記クライアント端末により選択された
所望する付加サービスに基づいて、保険商品の保険金額
見積りを算出し、前記算出された保険商品の保険金額見
積りを、前記ネットワークを介して前記クライアント端
末に提示することを特徴とする。
【0018】また、好ましい態様として、例えば請求項
5記載のように、請求項4記載の保険契約方法におい
て、前記付加サービスは、前記クライアント端末からの
付加サービスに対する要求および適用範囲に基づいて選
択的に前記クライアント端末に提示されるようにしても
よい。
【0019】また、好ましい態様として、例えば請求項
6記載のように、請求項4記載の保険契約方法におい
て、前記保険商品は、自動車保険であり、前記付加サー
ビスは、事故後の帰宅交通費負担、ホテル宿泊負担、レ
ッカー車移動、家族へのメッセージ連絡、指定修理工場
手配、修理者自宅届け、フルサポート示談交渉、専任サ
ポート制のうち、少なくとも1つを含む「事故後のサー
ビス」であってもよい。
【0020】また、好ましい態様として、例えば請求項
7記載のように、請求項4記載の保険契約方法におい
て、前記保険商品は、自動車保険であり、前記付加サー
ビスは、キーとじ込み、バッテリ上がり、パンク、ガス
欠など事故とは関係ない自動車のトラブル対応、自動車
の買い替え時のサービス、ドライブサポート、カード支
払いサービスのうち、少なくとも1つを含む「付帯サー
ビス」であってもよい。
【0021】上記目的達成のため、請求項8記載の発明
による記録媒体は、保険商品に含まれる複数の付加サー
ビスを、該複数の付加サービスの中から所望する付加サ
ービスを選択可能に前記ネットワークを介して前記クラ
イアント端末に提示するステップと、前記ネットワーク
を介して前記クライアント端末により選択された所望す
る付加サービスに基づいて、保険商品の保険金額見積り
を算出するステップと、前記算出された保険商品の保険
金額見積りを、前記ネットワークを介して前記クライア
ント端末に提示するステップとを有するプログラムを記
録したことを特徴とする。
【0022】この発明では、第1の提示手段により、前
記保険商品に含まれる複数の付加サービスのうち、所望
する付加サービスを選択可能に前記ネットワークを介し
て前記クライアント端末に提示する。算出手段は、前記
ネットワークを介して前記クライアント端末により選択
された所望する付加サービスに基づいて、保険商品の保
険金額見積りを算出する。第2の提示手段は、前記算出
手段により算出された保険商品の保険金額見積りを、前
記ネットワークを介して前記クライアント端末に提示す
る。したがって、ユーザは、前記保険商品に含まれる複
数の付加サービスのうち、自身が必要とする付加サービ
スを選択することができ、保険商品の保険料を安価に
し、ユーザの経済的負担を軽減することが可能となり、
保険会社における保険サービスに要するコストを削減す
ることが可能となる。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、図
面を参照して説明する。 A.実施形態 A−1.実施形態の構成 図1は、本発明の実施形態によるシステム構成を示すブ
ロック図である。図において、保険情報サービスサーバ
1は、サービス事業者によりインターネットなどのネッ
トワーク7上に構築されている。該保険情報サービスサ
ーバ1は、Webサーバ2、顧客データベース3および
保険情報データベース4から構成されている。Webサ
ーバ2は、後述するクライアント端末6−1〜6−nに
対して、後述する顧客データベース3の顧客情報および
保険情報データベース4の保険情報に従って、保険商品
の保険金額の仮見積り、「事故後のサービス」の内容・
対価、「付帯サービス」の内容・対価を、マークアップ
言語により記述されたWebページにより提供するもの
である。
【0024】なお、「事故後のサービス」としては、事
故後の帰宅交通費負担、ホテル宿泊負担、レッカー車移
動、家族へのメッセージ連絡、指定修理工場手配、修理
者自宅届け、フルサポート示談交渉、専任サポート制な
どがある。また、「付帯サービス」としては、キーとじ
込み、バッテリ上がり、パンク、ガス欠などの事故とは
関係ない一般に自動車のトラブル対応や、自動車の買い
替え時のサービス、ドライブサポート、カード支払いサ
ービスなどがある。自動車の買い替え時のサービスとい
うのは、新車中古車の紹介、下取り、名義変更、廃車手
続きなどである。また、ドライブサポートというのは、
渋滞情報などの交通情報案内や、ドライブマップFAX
案内などである。
【0025】また、Webサーバ2は、上記「事故後の
サービス」の内容・対価、「付帯サービス」の内容・対
価を、クライアント端末6−1〜6−nの保険加入希望
者が受け入れない場合には、保険加入希望者の条件を考
慮して内容・対価などを再構成し、後述するクライアン
ト端末6−1〜6−nに対して、再提示するようになっ
ている。
【0026】顧客データベース3は、後述するクライア
ント端末6−1〜6−nから入力された、保険加入希望
者に関する個人情報や保険条件などからなる顧客情報を
蓄積するものである。保険情報データベース4は、保険
会社に関する会社情報や各保険会社が提供する保険商品
のサービスや補償の内容などからなる保険情報を蓄積す
るものである。
【0027】クライアント端末6−1〜6−nは、イン
ターネットなどのネットワーク7に接続可能な機能、お
よびマークアップ言語により記述されたWebページを
閲覧する機能を有する。該クライアント端末6−1〜6
−nは、保険加入希望者により用いられるものである。
クライアント端末6−1〜6−nは、ネットワーク7を
介して保険情報サービスサーバ1にアクセスし、Web
サーバ2により提示される、保険商品の保険金額の仮見
積り、「事故後のサービス」の内容・対価、「付帯サー
ビス」の内容・対価を保険加入希望者に表示する。ま
た、クライアント端末6−1〜6−nは、上記「事故後
のサービス」の内容・対価、「付帯サービス」の内容・
対価に対する保険加入希望者の是非を、保険情報サービ
スサーバ1のWebサーバ2に指示することで、保険加
入希望者の希望に合致した内容を再提示させるようにな
っている。すなわち、保険加入希望者が上記「事故後の
サービス」および「付帯サービス」のうちの一部を不要
であると判断した場合には、それらのサービスを行わな
い保険内容とし、その分の保険料を安くするという契約
を結ぶことができるようになっている。
【0028】A−2.実施形態の動作 次に、上述した実施形態の動作について説明する。ここ
で、図2および図3は、本実施形態の動作を説明するた
めのフローチャートである。まず、保険加入希望者は、
クライアント端末6−i(i=1〜n)により、ネット
ワーク7を介して保険情報サービスサーバ1のWebサ
ーバ2にアクセスし、「保険金支払い補償」、「保険金
以外の補償」、「条件割引き」および「申告事項」を示
し、保険金額の仮見積りを依頼する(S10)。
【0029】これに対して、保険情報サービスサーバ1
のWebサーバ2では、上記「保険金支払い補償」、
「保険金以外の補償」、「条件割引き」および「申告事
項」に従って、保険金額の仮見積りを提示する(S3
0)。
【0030】クライアント端末6−i(i=1〜n)で
は、上記Webサーバ2からの保険金額の仮見積りを取
得し、保険加入希望者に提示する(S12)。保険加入
希望者は、仮見積りを確認し、契約の意思がある場合、
保険情報サービスサーバ1のWebサーバ2に対して、
保険契約の意思表示を行う(S14)。このとき、保険
加入希望者は、自身が必要とする「事故後のサービス」
を決めて、その要求や適用範囲を保険情報サービスサー
バ1のWebサーバ2に対して応答する。
【0031】これに対して、保険情報サービスサーバ1
のWebサーバ2は、要求や適用範囲に従って、上記保
険情報データベース4から保険情報を参照し、自社が提
供できる「事故後のサービス」の内容と対価を提示する
(S32)。このとき、「事故後のサービス」の内容と
対価(金額)とを一覧できる表などを用いることが望ま
しい。
【0032】クライアント端末6−i(i=1〜n)で
は、上記Webサーバ2からの「事故後のサービス」の
内容・対価を取得し、保険加入希望者に提示する。保険
加入希望者は、上記「事故後のサービス」の内容・対価
を受け入れるか(承諾)否かを判断する(S16)。こ
こで、「事故後のサービス」の内容・対価に対して不満
な点があれば、保険情報サービスサーバ1のWebサー
バ2に「事故後のサービス」の内容・対価の再提示を求
める(S18)。
【0033】保険情報サービスサーバ1のWebサーバ
2では、「事故後のサービス」の再提示があったか否か
を判断しており(S34)、クライアント端末6−i
(i=1〜n)から「事故後のサービス」の内容・対価
の再提示が求められると、保険加入希望者の条件に従っ
て、再度、「事故後のサービス」の内容・対価を構成し
直し、インターネット7を介してクライアント端末6−
i(i=1〜n)に提示する(S32)。
【0034】これにより、保険加入希望者は、契約しよ
うとしている保険商品における「事故後のサービス」の
内容を、自身が必要とするサービスに限定することがで
きる。すなわち、「事故後のサービス」の内容は、保険
加入者の希望に添うものとなり、対価の金額は最小限の
ものとなる。したがって、保険会社側としても、サービ
スを行う対象のユーザ数を実質的に減らすことができ、
保険商品のコストを削減することが可能となる。
【0035】次に、保険加入希望者は、上記「事故後の
サービス」の内容・対価に満足すると(S16の「YE
S」)、自身が必要とする「付帯サービス」を決めて、
その要求や適用範囲を保険情報サービスサーバ1のWe
bサーバ2に対して応答する。
【0036】これに対して、保険情報サービスサーバ1
のWebサーバ2は、上記要求や適用範囲に従って、保
険情報データベース5の保険情報を参照し、自社が提供
できる「付帯サービス」の内容と対価を提示する(S3
6)。
【0037】クライアント端末6−i(i=1〜n)で
は、上記Webサーバ2からの「付帯サービス」の内容
・対価を取得し、保険加入希望者に提示する。保険加入
希望者は、上記「付帯サービス」の内容・対価を受け入
れるか(承諾)否かを判断する(S20)。ここで、
「付帯サービス」の内容・対価に対して不満な点があれ
ば、保険情報サービスサーバ1のWebサーバ2に「付
帯サービス」の内容・対価の再提示を求める(S2
2)。
【0038】保険情報サービスサーバ1のWebサーバ
2では、「付帯サービス」の再提示があったか否かを判
断しており(S38)、クライアント端末6−i(i=
1〜n)から「付帯サービス」の内容・対価の再提示が
求められると、保険加入希望者の条件に従って、再度、
「付帯サービス」の内容・対価を構成し直し、インター
ネット7を介してクライアント端末6−i(i=1〜
n)に提示する(S36)。
【0039】これにより、保険加入希望者は、契約しよ
うとしている保険商品における「付帯サービス」の内容
を、自身が必要とするサービスに限定することができ
る。すなわち、「付帯サービス」の内容は、保険加入者
の希望に添うものとなり、対価の金額は最小限のものと
なる。したがって、保険会社側としても、サービスを行
う対象のユーザ数を実質的に減らすことができ、保険商
品のコストを削減することが可能となる。
【0040】次に、保険情報サービスサーバ1のWeb
サーバ2では、保険加入希望者が上記「付帯サービス」
の内容・対価に満足すると(S20の「YES」)、保
険加入希望者が決めた「保険金支払い補償」、「保険金
以外の補償」、「条件割引き」、「申告事項」、「事故
後のサービス」、「付帯サービス」に従って、最終的な
保険金額を計算し、インターネット7を介してクライア
ント端末6−i(i=1〜n)に提示する(S40)。
【0041】クライアント端末6−i(i=1〜n)で
は、上記Webサーバ2からの最終的な保険金額見積り
を取得し、保険加入希望者に提示する。保険加入希望者
は、上記保険金額および保険商品の内容(「保険金支払
い補償」、「保険金以外の補償」、「条件割引き」、
「申告事項」、「事故後のサービス」、「付帯サービ
ス」)を確認し、契約を行うか、それとも見合わせるか
を判断する。クライアント端末6−i(i=1〜n)で
は、保険加入希望者により契約意思がある旨が指示され
たか否かを判断する(S24)。これに対して、Web
サーバ2においても、クライアント端末6−i(i=1
〜n)側の保険加入希望者により契約を行う旨が指示さ
れたか否かを判断している(S42)。そして、保険加
入希望者が金額等の条件が合うと判断すれば、保険契約
が成立する(S50)。一方、保険加入希望者が金額等
の条件が合わないと判断すれば、保険契約は不成立とな
る(S52)。
【0042】なお、上述した保険商品は、自動車保険に
限らず、保険加入希望者がこれまで選択できず、「事故
後のサービス」や「付帯サービス」に該当するような保
険自体に含まれている付加的なサービスがあれば、生命
保険であっても、医療保険であっても、適用可能である
ことは明らかである。
【0043】上述した実施形態によれば、自動車保険の
保険金額を安価にすることができるので、保険加入希望
者の経済的負担を軽減することができる。また、保険会
社にとっては、同等の保険金額で、他社よりも安価な自
動車保険を商品化することができる。また、保険会社に
とっては、一見、サービス内容を落としてないように見
せながら、サービスに要するコストを削減することがで
きる。さらに、他の保険会社よりも安価な価格で同等な
サービス内容の自動車保険を提供することができる。
【0044】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、第1の提
示手段により、前記保険商品に含まれる複数の付加サー
ビスのうち、所望する付加サービスを選択可能に前記ネ
ットワークを介して前記クライアント端末に提示し、算
出手段により、前記ネットワークを介して前記クライア
ント端末により選択された所望する付加サービスに基づ
いて、保険商品の保険金額見積りを算出し、第2の提示
手段により、前記算出手段により算出された保険商品の
保険金額見積りを、前記ネットワークを介して前記クラ
イアント端末に提示するようにしたので、ユーザは、前
記保険商品に含まれる複数の付加サービスのうち、自身
が必要とする付加サービスを選択することができる。ゆ
えに、保険商品の保険料を安価にし、ユーザの経済的負
担を軽減することができ、保険会社における保険サービ
スに要するコストを削減することができるという利点が
得られる。
【0045】また、請求項2記載の発明によれば、前記
保険商品を、自動車保険であり、前記付加サービスは、
事故後の帰宅交通費負担、ホテル宿泊負担、レッカー車
移動、家族へのメッセージ連絡、指定修理工場手配、修
理者自宅届け、フルサポート示談交渉、専任サポート制
のうち、少なくとも1つを含む「事故後のサービス」と
したので、ユーザは、前記保険商品に含まれる複数の付
加サービスのうち、自身が必要とする付加サービスを選
択することができる。ゆえに、保険商品の保険料を安価
にし、ユーザの経済的負担を軽減することができ、保険
会社における保険サービスに要するコストを削減するこ
とができるという利点が得られる。
【0046】また、請求項3記載の発明によれば、前記
保険商品を、自動車保険であり、前記付加サービスは、
キーとじ込み、バッテリ上がり、パンク、ガス欠など事
故とは関係ない自動車のトラブル対応、自動車の買い替
え時のサービス、ドライブサポート、カード支払いサー
ビスのうち、少なくとも1つを含む「付帯サービス」と
したので、ユーザは、前記保険商品に含まれる複数の付
加サービスのうち、自身が必要とする付加サービスを選
択することができる。ゆえに、保険商品の保険料を安価
にし、ユーザの経済的負担を軽減することができ、保険
会社における保険サービスに要するコストを削減するこ
とができるという利点が得られる。
【0047】また、請求項4記載の発明によれば、保険
商品に含まれる複数の付加サービスを、該複数の付加サ
ービスの中から所望する付加サービスを選択可能に前記
ネットワークを介して前記クライアント端末に提示し、
前記ネットワークを介して前記クライアント端末により
選択された所望する付加サービスに基づいて、保険商品
の保険金額見積りを算出し、前記算出された保険商品の
保険金額見積りを、前記ネットワークを介して前記クラ
イアント端末に提示するようにしたので、ユーザは、前
記保険商品に含まれる複数の付加サービスのうち、自身
が必要とする付加サービスを選択することができる。ゆ
えに、保険商品の保険料を安価にし、ユーザの経済的負
担を軽減することができ、保険会社における保険サービ
スに要するコストを削減することができるという利点が
得られる。
【0048】また、請求項5記載の発明によれば、前記
付加サービスを、前記クライアント端末からの付加サー
ビスに対する要求および適用範囲に基づいて選択的に前
記クライアント端末に提示するようにしたので、ユーザ
は、前記保険商品に含まれる複数の付加サービスのう
ち、自身が必要とする付加サービスを選択することがで
きる。ゆえに、保険商品の保険料を安価にし、ユーザの
経済的負担を軽減することができ、保険会社における保
険サービスに要するコストを削減することができるとい
う利点が得られる。
【0049】また、請求項6記載の発明によれば、前記
保険商品を、自動車保険であり、前記付加サービスは、
事故後の帰宅交通費負担、ホテル宿泊負担、レッカー車
移動、家族へのメッセージ連絡、指定修理工場手配、修
理者自宅届け、フルサポート示談交渉、専任サポート制
のうち、少なくとも1つを含む「事故後のサービス」と
したので、ユーザは、前記保険商品に含まれる複数の付
加サービスのうち、自身が必要とする付加サービスを選
択することができる。ゆえに、保険商品の保険料を安価
にし、ユーザの経済的負担を軽減することができ、保険
会社における保険サービスに要するコストを削減するこ
とができるという利点が得られる。
【0050】また、請求項7記載の発明によれば、前記
保険商品を、自動車保険であり、前記付加サービスは、
キーとじ込み、バッテリ上がり、パンク、ガス欠など事
故とは関係ない自動車のトラブル対応、自動車の買い替
え時のサービス、ドライブサポート、カード支払いサー
ビスのうち、少なくとも1つを含む「付帯サービス」と
したので、ユーザは、前記保険商品に含まれる複数の付
加サービスのうち、自身が必要とする付加サービスを選
択することができる。ゆえに、保険商品の保険料を安価
にし、ユーザの経済的負担を軽減することができ、保険
会社における保険サービスに要するコストを削減するこ
とができるという利点が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態によるシステム構成を示すブ
ロック図である。
【図2】本実施形態の動作を説明するためのフローチャ
ートである。
【図3】本実施形態の動作を説明するためのフローチャ
ートである。
【符号の説明】
1……保険情報サービスサーバ、2……Webサーバ
(第1の提示手段、第2の提示手段、算出手段)、3…
…顧客データベース、4……保険情報データベース、6
−1〜6−n……クライアント端末、7……ネットワー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G06F 17/60 340 G06F 17/60 340

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ネットワークを介してクライアント端末
    に対して保険契約希望者の要望に合致した保険商品を提
    示する保険契約システムであって、 前記保険商品に含まれる複数の付加サービスのうち、所
    望する付加サービスを選択可能に前記ネットワークを介
    して前記クライアント端末に提示する第1の提示手段
    と、 前記ネットワークを介して前記クライアント端末により
    選択された所望する付加サービスに基づいて、保険商品
    の保険金額見積りを算出する算出手段と、 前記算出手段により算出された保険商品の保険金額見積
    りを、前記ネットワークを介して前記クライアント端末
    に提示する第2の提示手段とを具備することを特徴とす
    る保険契約システム。
  2. 【請求項2】 前記保険商品は、自動車保険であり、 前記付加サービスは、事故後の帰宅交通費負担、ホテル
    宿泊負担、レッカー車移動、家族へのメッセージ連絡、
    指定修理工場手配、修理者自宅届け、フルサポート示談
    交渉、専任サポート制のうち、少なくとも1つを含む
    「事故後のサービス」であることを特徴とする請求項1
    記載の保険契約システム。
  3. 【請求項3】 前記保険商品は、自動車保険であり、 前記付加サービスは、キーとじ込み、バッテリ上がり、
    パンク、ガス欠など事故とは関係ない自動車のトラブル
    対応、自動車の買い替え時のサービス、ドライブサポー
    ト、カード支払いサービスのうち、少なくとも1つを含
    む「付帯サービス」であることを特徴とする請求項1記
    載の保険契約システム。
  4. 【請求項4】 ネットワークを介してクライアント端末
    に対して保険契約希望者の要望に合致した保険商品を提
    示する保険契約方法であって、 保険商品に含まれる複数の付加サービスを、該複数の付
    加サービスの中から所望する付加サービスを選択可能に
    前記ネットワークを介して前記クライアント端末に提示
    し、 前記ネットワークを介して前記クライアント端末により
    選択された所望する付加サービスに基づいて、保険商品
    の保険金額見積りを算出し、 前記算出された保険商品の保険金額見積りを、前記ネッ
    トワークを介して前記クライアント端末に提示すること
    を特徴とする保険契約方法。
  5. 【請求項5】 前記付加サービスは、前記クライアント
    端末からの付加サービスに対する要求および適用範囲に
    基づいて選択的に前記クライアント端末に提示されるこ
    とを特徴とする請求項4記載の保険契約方法。
  6. 【請求項6】 前記保険商品は、自動車保険であり、 前記付加サービスは、事故後の帰宅交通費負担、ホテル
    宿泊負担、レッカー車移動、家族へのメッセージ連絡、
    指定修理工場手配、修理者自宅届け、フルサポート示談
    交渉、専任サポート制のうち、少なくとも1つを含む
    「事故後のサービス」であることを特徴とする請求項4
    記載の保険契約方法。
  7. 【請求項7】 前記保険商品は、自動車保険であり、 前記付加サービスは、キーとじ込み、バッテリ上がり、
    パンク、ガス欠など事故とは関係ない自動車のトラブル
    対応、自動車の買い替え時のサービス、ドライブサポー
    ト、カード支払いサービスのうち、少なくとも1つを含
    む「付帯サービス」であることを特徴とする請求項4記
    載の保険契約方法。
  8. 【請求項8】 保険商品に含まれる複数の付加サービス
    を、該複数の付加サービスの中から所望する付加サービ
    スを選択可能に前記ネットワークを介して前記クライア
    ント端末に提示するステップと、 前記ネットワークを介して前記クライアント端末により
    選択された所望する付加サービスに基づいて、保険商品
    の保険金額見積りを算出するステップと、 前記算出された保険商品の保険金額見積りを、前記ネッ
    トワークを介して前記クライアント端末に提示するステ
    ップとを有するプログラムを記録したことを特徴とする
    機械読み取り可能な記録媒体。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014089635A (ja) * 2012-10-31 2014-05-15 Mitsui Sumitomo Insurance Co Ltd 自動車保険支援方法、自動車保険支援装置、自動車保険支援プログラムおよび自動車保険支援システム
JP6215507B1 (ja) * 2016-09-16 2017-10-18 楽天株式会社 情報処理装置、情報処理方法、プログラム、記憶媒体

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