JP2002073993A - 保険情報処理システム及び装置並びに方法 - Google Patents

保険情報処理システム及び装置並びに方法

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JP2002073993A
JP2002073993A JP2000260471A JP2000260471A JP2002073993A JP 2002073993 A JP2002073993 A JP 2002073993A JP 2000260471 A JP2000260471 A JP 2000260471A JP 2000260471 A JP2000260471 A JP 2000260471A JP 2002073993 A JP2002073993 A JP 2002073993A
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insurance
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Hideo Sugiyama
英男 杉山
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Toyota Motor Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 通信ネットワークを用いて自動車保険の見積
もりを提供する。 【解決手段】 ユーザ端末10、サーバコンピュータ1
2、保険会社サーバコンピュータ14、販売店・保険代
理店端末16がインターネット18で互いに接続され
る。ユーザは端末10からサーバコンピュータ12にア
クセスし、見積もり条件を送信する。サーバコンピュー
タ12は見積もり条件を保険会社サーバコンピュータ1
4に送信し、保険会社サーバコンピュータ14は見積も
り条件に基づいて見積もりを行い、その結果をサーバコ
ンピュータ12に返信する。サーバコンピュータ12
は、得られた見積もり結果をユーザ端末10に送信す
る。ユーザが保険を希望する場合、サーバコンピュータ
12はユーザからの要求に応じて見積もり結果を販売店
・保険会社代理店端末16に送信する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は保険情報を処理する
システム及び装置並びに方法に関し、特に通信ネットワ
ークを用いて保険情報を処理する技術に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、インターネットなどの通信ネ
ットワークを用いて種々の情報を提供するシステムが提
案されている。
【0003】例えば、特開2000−148848号公
報には、ユーザが購入する商品に関するデータを入力す
ると、サーバコンピュータで複数のデータベースにアク
セスして購入商品に関する販売者商品情報を取得し、商
品比較がしやすいように加工した上でユーザに提供する
システムが開示されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】一方、自動車保険など
の保険情報をこのようなネットワークを介してユーザに
提供する場合、セキュリティなどの問題があり、ある保
険会社に見積もりを依頼して、その結果を電子メールな
どの形で返信してもらうという作業を複数の保険会社毎
に行わざるを得ない問題があった。また、保険業法によ
り、保険会社及びその代理店のみしか保険商品の販売は
できないため、従来においてはユーザが簡易に保険の見
積もりを行い、複数の保険会社の見積もり結果を比較検
討した上で所望の保険商品を購入するという一連の手続
きを円滑に進めることが困難であった。
【0005】本発明は、上記従来技術の有する課題に鑑
みなされたものであり、その目的は、ユーザが簡易に自
動車保険などの保険の見積もり結果を得ることができ、
複数の保険を相互に比較検討することができ、また、所
望の保険の加入続きを円滑に進めることができるシステ
ム及び装置並びに方法を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、通信ネットワークに接続された端末及び
サーバコンピュータを用いて保険情報を処理するシステ
ムであって、ユーザ端末から保険の見積もり条件及び見
積もり要求を前記サーバコンピュータに送信し、前記サ
ーバコンピュータは前記見積もり条件に応じた見積もり
を取得して見積もり結果を前記ユーザ端末に送信し、前
記ユーザ端末から前記見積もり結果に応じた保険のデー
タ要求を前記サーバコンピュータに送信し、前記サーバ
コンピュータは前記データ要求に応じて前記見積もり結
果を保険代理店端末に送信することを特徴とする。サー
バコンピュータは自身で見積もり条件に応じた見積もり
を算出する必要はなく、保険会社が運用するサーバシス
テムに見積もりを依頼し、その結果を受信することで見
積もり結果を取得することができる。取得した見積もり
結果をユーザ端末に送信することで、ユーザは通信ネッ
トワークを用いて容易に見積もり内容を知ることができ
る。また、ユーザがデータ要求をした場合、サーバコン
ピュータは見積もり結果を保険代理店端末に送信し、保
険代理店で保険加入の手続きを行う。加入手続き自体は
サーバコンピュータを介することなく、ユーザと保険代
理店との間で実行される。ユーザが希望する保険内容は
既にサーバコンピュータから保険代理店に供給されてい
るので、ユーザは迅速に所望の保険に加入することがで
きる。
【0007】ここで、前記サーバコンピュータは前記見
積もり条件に応じた複数種類の保険の見積もりを取得
し、複数の見積もり結果を前記ユーザ端末に送信するこ
とができる。これにより、ユーザは1つのサーバコンピ
ュータにアクセスするだけで、複数種類の保険の見積も
り結果を容易に得ることができる。複数種類の保険の典
型例は、保険会社が複数存在し、各保険会社が見積もり
条件に合致する見積もり結果を提示した場合である。ユ
ーザは、1つのサーバコンピュータにアクセスすること
で、複数の保険会社の見積もり内容を比較対照すること
が可能となる。
【0008】本発明において、前記サーバコンピュータ
は、さらに前記ユーザ端末のユーザデータを記憶し、前
記ユーザデータに基づいて前記保険代理店を選択して前
記見積もり結果を送信することが好適である。ユーザデ
ータに基づいてそのユーザにとり最適と予想される保険
代理店を選択することで、ユーザの利便性を図ることが
できる。通常、最適と予想される保険代理店はユーザの
最寄りの保険代理店であるが、ユーザが過去にある保険
代理店を用いた場合には、その保険代理店を選択するこ
ともできる。
【0009】本発明を自動車保険に適用した場合、車両
購入時に併せて自動車保険に加入するのが一般的であ
る。そこで、前記見積もり条件に購入を希望する車両デ
ータを含めることで、効率的かつ確実な見積もり結果を
得ることができる。サーバコンピュータが自動車の販売
に関するサービスを提供する場合、この販売サービスと
併せて本発明の自動車保険情報処理サービスを提供する
ことも1つの好適な態様である。
【0010】また、本発明は、保険情報処理装置を提供
する。この装置は、保険の見積もり条件を受信する手段
と、前記見積もり条件に応じた保険の見積もり結果を取
得する手段と、前記見積もり結果をユーザ端末に送信す
る手段と、前記見積もり結果に応じたデータ要求を受信
する手段と、前記データ要求に応じた前記見積もり結果
を保険代理店端末に送信する手段とを有する。この装置
は、上記保険情報処理システムにおけるサーバコンピュ
ータとして機能してもよい。
【0011】ここで、前記取得する手段は、前記見積も
り条件に応じた複数種類の見積もり結果を取得する。
【0012】また、前記取得する手段は、前記見積もり
条件を送信する手段と、前記見積もり条件に応じて演算
され送信された見積もり結果を受信する手段とを含むこ
とができる。見積もり条件は、例えば保険の見積もりを
業として実施できる保険会社に送信する。
【0013】また、この装置において、前記ユーザ端末
のユーザデータを記憶する手段と、前記ユーザデータに
基づいて前記保険代理店を選択する手段とをさらに有す
ることができる。
【0014】自動車保険の場合、前記見積もり条件には
購入を希望する車両のデータが含まれる。この場合、自
動車販売店が保険代理店を兼用している場合が多いの
で、保険代理店の選択は自動車販売店の選択と言うこと
もできる。
【0015】また、本発明は、通信ネットワークを介し
て保険情報を処理する方法を提供する。この方法は、ユ
ーザ端末から保険の見積もり条件を取得し、前記見積も
り条件に合致する保険の見積もり結果を取得して前記ユ
ーザ端末に供給し、前記ユーザ端末から保険のデータ要
求を取得した場合に、前記見積もり結果を保険代理店端
末に供給する。
【0016】ここで、前記見積もり条件に合致する保険
の見積もり結果は複数種類を取得し、前記ユーザ端末に
は前記複数種類の見積もり結果を互いに比較可能な形式
で供給することが好適である。これにより、ユーザは所
望の保険を容易に選ぶことができる。
【0017】前記保険代理店は、前記ユーザ端末のユー
ザデータに基づいて選択されることが好適である。ユー
ザデータとしては、例えばユーザの住所を用いることが
できる。
【0018】この方法を自動車保険に適用する場合、前
記見積もり条件には購入を希望する車両のデータを含め
ることが好適である。
【0019】本発明において、「通信ネットワーク」に
は、インターネットなどの公衆回線の他、専用回線も含
まれる。また、ネットワークは有線、無線を問わない。
さらに、「端末」には通常のコンピュータの他、携帯端
末や特定の施設に設置された情報端末等、データを送受
信し、データを表示できる任意の機器が含まれる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づき本発明の実施
形態について、自動車保険を例にとり説明する。
【0021】図1には、本実施形態のシステム構成が示
されている。ユーザ端末10、サーバコンピュータ1
2,保険会社サーバコンピュータ14,自動車販売店・
保険代理店端末16がインターネット18等の通信ネッ
トワークを介して接続されるシステムである。保険会社
サーバコンピュータ14には、インターネット18に接
続されたwebサーバと、インターネット18には接続
されておらずサーバコンピュータ12との間で専用回線
により接続されたタリフサーバが含まれる。タリフサー
バには、サーバコンピュータ12から送信された見積も
り条件に合致する保険の見積もりを計算するための各種
データ、例えば保険料率等のデータが記憶されており、
タリフサーバはこれらのデータに基づいて見積もり条件
に応じた見積もりを行ってサーバコンピュータ12に返
信する。タリフサーバは、複数の保険会社のデータベー
スが含まれ、見積もり条件に合致する複数種類の見積も
り結果を算出してサーバコンピュータ12に返信するこ
とができる。また、自動車保険は自動車の購入とともに
加入するのが一般的であり、保険会社はタリフサーバに
特定の自動車メーカ向けに開発した保険商品のデータを
記憶させ、見積もり条件に合致する特定自動車メーカ向
けの保険見積もりを行って返信することもできる。
【0022】ユーザ端末10は、ユーザが所有するPC
あるいはPDAでもよく、あるいは特定の施設に設置さ
れた端末でもよい。ユーザ端末10の表示装置には、見
積もり条件を入力する画面が表示され、ユーザはこの画
面に各種条件を入力し、見積もり要求をサーバコンピュ
ータ12に送信する。既述したように、自動車保険は自
動車を購入する際に付随して加入するのが通常なので、
ユーザがユーザ端末10を用いて自動車を購入する際
に、併せて自動車保険の見積もりをサーバコンピュータ
12に要求することも好適である。
【0023】サーバコンピュータ12は、ユーザ端末1
0から見積もり条件、すなわち自動車保険に加入する際
に必要となる基礎データを受信すると、受信した見積も
りデータを保険会社のタリフサーバ14に送信する。タ
リフサーバ14では、見積もり条件に応じて見積もりを
算出してサーバコンピュータ12に返信するから、サー
バコンピュータ12はタリフサーバ14から見積もり結
果を受信し、適宜加工してユーザ端末10に送信する。
加工は、例えば複数種類の見積もり結果が存在する場合
に、これらを互いに比較可能なように一覧形式にまとめ
る等である。見積もり結果の画面は、例えばユーザがア
クセスしたサーバコンピュータ12のwebページ内に
埋め込まれる形で表示される。すなわち、ユーザはサー
バコンピュータ12にアクセスするのみで、保険会社の
サーバコンピュータ14にアクセスすることなく、自動
車保険の見積もり結果を知ることができる。なお、特定
の保険会社の自動車保険商品についてよく詳しく知りた
い、あるいは既に契約している保険の内容について確認
したい場合には、ユーザはユーザ端末10から各保険会
社のwebサーバにアクセスして情報を取得すればよ
く、サーバコンピュータ12で各保険会社のwebサー
バにアクセスするためのリンクを提供することもでき
る。
【0024】ユーザがある保険について加入に向けて検
討したいと希望する場合、サーバコンピュータ12に対
してその保険のデータ要求を送信する。サーバコンピュ
ータ12は、この要求に応じて自動車販売店・保険代理
店端末16に見積もり結果及びユーザデータを送信す
る。販売店・保険代理店では、サーバコンピュータ12
から供給された見積もり結果及びユーザデータに基づい
て、加入に必要な各種資料をユーザに提供する。あるい
はユーザに対してコンタクトをとり、販売店・保険代理
店にて加入手続きを行う。販売店・保険代理店とユーザ
との間はいわゆるオフラインで手続きを進めることがで
きる。サーバコンピュータ12は、これらの処理を実行
するため、本システムを利用するユーザの個人データ
(IDや氏名、住所、年齢、性別など)を記憶するデー
タベース、販売店・保険代理店を記憶するデータベース
を備える。
【0025】図2には、本実施形態におけるデータの流
れが模式的に示されている。ユーザ端末10からサーバ
コンピュータ12に対してアクセスし、ユーザ端末10
上に各種画面を表示する。例えば、サーバコンピュータ
12にWWWサーバを設け、webページを格納してユ
ーザ端末10から送信されたURLに応じて対応するw
ebページをSHTTPプロトコルで送信し、ユーザ端
末10にインストールされたWWWブラウザでwebペ
ージを表示する。ユーザ端末10に表示されるwebペ
ージは、例えば保険商品紹介画面や保険見積もり条件入
力画面である。ユーザが保険見積もり条件入力画面を用
いてユーザが保険条件を入力すると、サーバコンピュー
タ12は入力された保険条件データを保険会社のタリフ
サーバ14に送信する。保険条件は、ユーザの年齢や等
級、特約、購入する自動車の型式や支払い方法等であ
る。保険会社のタリフサーバ14では、見積もり条件に
合致する保険の見積もりを演算し、その結果をサーバコ
ンピュータ12に返信する。サーバコンピュータ12
は、保険会社のタリフサーバ14から見積もり結果を受
信すると、ユーザが見やすい型式にデータを加工し、ユ
ーザ端末10に提示する。ユーザ端末10には、見積も
り結果画面が表示されることになる。既述したように、
見積もり結果画面は、サーバコンピュータ12のweb
ページ内にインポーズする形で表示することができる。
【0026】見積もり結果を画面で確認したユーザが、
ある保険について加入したいと欲する場合、サーバコン
ピュータ12に対してデータ要求(例えば資料請求)を
行う。この要求を受信したサーバコンピュータ12は、
販売店・保険代理店を選択して見積もり結果をその端末
16に送信する。販売店・保険代理店を選択する際に
は、サーバコンピュータ12はユーザの個人データを参
照することができる。例えば、本システムを利用するユ
ーザに対して個人データの入力を促し、ユーザから入力
された個人データをデータベースに記憶しておく。そし
て、ユーザからデータ要求があった場合には、そのユー
ザの個人データに基づいて販売店・保険代理店データベ
ースから検索し、ユーザにとって最も都合のよい店を選
択して送信する。典型例は、ユーザの住所から最も近い
店を選択するものであり、ユーザが自動車を新たに購入
する場合には、その購入車種を取り扱う最寄りの販売店
・保険代理店を選択することになる。もちろん、データ
ベースに記憶されている販売店・保険代理店リストをユ
ーザ端末10に表示し、ユーザにいずれかの店を選択さ
せるように構成することもできる。選択され、見積もり
結果やユーザの個人データの供給を受けた販売店・保険
代理店16では、これらのデータを用いてユーザに対し
て加入(あるいは成約)に向けたアプローチを行う。ユ
ーザにとっては、既に見積もりを行った上で加入の手続
きを行うので、迅速に所望の保険に加入することができ
る。
【0027】一方、ユーザが既に加入している保険につ
いて知りたい、契約内容の照会や継続手続きを行いたい
と欲する場合、各保険会社のwebサーバにアクセスす
ることになるが、サーバコンピュータ12は各保険会社
のwebサーバにアクセスするためのポータルサイトと
して機能することもできる。具体的には、A保険会社、
B保険会社、C保険会社のwebサーバにアクセスする
ためのリンクをユーザ端末10の画面上に表示し、ユー
ザを各保険会社のwebサーバに誘導する等である。こ
の際、各保険会社ではプライバシーあるいはセキュリテ
ィの関係からユーザに対して認証の手続きを要求する場
合があるが、この認証の手続きをサーバコンピュータ1
2で一括して処理することが好適である。例えば、本シ
ステムにアクセスするためのIDやパスワードを各保険
会社のwebサーバにアクセスするためのIDやパスワ
ードに援用する等である。これにより、ユーザは各保険
会社毎に認証する手間から解放され、利便性を向上させ
ることができる。
【0028】図3には、本システムの処理フローチャー
トが示されている。まず、ユーザが端末10からサーバ
コンピュータ12にアクセスすると、サーバコンピュー
タ12は該当するページ(トップページあるいはホーム
ページ)をユーザ端末10に送信して表示する(S10
1)。トップ画面には、自動車保険見積もりサービスに
入るためのリンクあるいはタグが含まれることが好まし
い。ユーザが見積もりサービスを選択すると(S102
でYES)、サーバコンピュータ12は条件入力ページ
をユーザ端末10に送信して画面表示する。ユーザはこ
の画面を用いて見積もり条件を入力する(S103)。
見積もり条件としては、年齢、性別、住所、等級、保険
期間、購入希望車種等である。条件を入力すると、ユー
ザは端末10からサーバコンピュータ12に入力した条
件を送信する。この条件送信は、インターネット18等
の公衆ネットワークを用いる場合、暗号化して送信する
ことが好適である。
【0029】サーバコンピュータ12では、ユーザ端末
10からの見積もり条件を受信すると、この見積もり条
件を保険会社のタリフサーバ14に送信する。タリフサ
ーバ14では、見積もり条件に合致する見積もり演算を
実行し(S104)、サーバコンピュータ12に返信す
る。すなわち、サーバコンピュータ12は、自身が保険
見積もり演算を行うのではなく、保険会社のタリフサー
バ14に見積もりを依頼し、タリフサーバ14で算出し
た見積もり結果を受信することで見積もり結果を取得す
る。取得した見積もり結果はユーザ端末10に送信し、
ユーザ端末10に表示する。ユーザの入力した見積もり
条件に合致する保険商品が複数存在する場合には、該当
する全ての保険商品の見積もり結果を表示することが好
適であり、例えばユーザが購入を希望している車種のメ
ーカ向けに保険会社A、B、Cが保険商品を扱っている
場合には、これら複数の保険会社の見積もり結果をユー
ザ端末10に送信して表示する。ユーザにとっては、サ
ーバコンピュータ12にアクセスするだけで複数の保険
会社の見積もり結果を得ることができるので本システム
を利用するインセンティブが生じ、保険会社側として
も、本システムに見積もりサービスを提供することでユ
ーザに対して自己の商品をアピールすることができ、成
約率を向上させることができるメリットがある。
【0030】見積もり結果を確認したユーザが、ある特
定の保険商品についてより詳細に知りたい、あるいは加
入に向けて検討したいと欲する場合、サーバコンピュー
タ12に対して資料の請求を要求する(S106にてY
ES)。すると、サーバコンピュータ12は、そのユー
ザの最寄りの販売店・保険代理店を選択し(S10
7)、見積もり結果及びユーザデータを送信する(S1
08)。なお、ユーザの個人データとして、過去に特定
の販売店・保険代理店との取引データが存在する場合に
は、その販売店・保険代理店を選択することができる。
また、ユーザの住所近傍に存在する販売店・保険代理店
のリストを表示してユーザに選択させることもできる。
システム側で自動的に販売店・保険代理店を選択した場
合、選択された店の情報をユーザ端末10に送信してユ
ーザに知らせることが好ましい。
【0031】また、ユーザ端末10の属性に応じて販売
店・保険代理店の選択アルゴリズムを決定することもで
きる。例えば、インターネット経由で個人PCからアク
セスしてきたユーザに対してはユーザの住所を基準に選
択し、自動車販売店にある情報端末からアクセスしてき
たユーザに対してはその販売店と同系列の店を基準に選
択する等である。
【0032】一方、S102にてユーザが見積もりサー
ビスを要求しない場合、例えば既に契約している保険の
契約照会等を要求した場合には、サーバコンピュータ1
2は契約している保険会社のリストをユーザ端末10に
送信してリスト表示する(S109)。ユーザがリスト
表示された保険会社から1つを選択すると、サーバコン
ピュータ12は選択された保険会社のwebサーバにア
クセスし(S110)、ユーザの契約内容を表示する
(S111)。なお、各保険会社でユーザに対して満期
案内や継続手続きを行う場合、例えばサーバコンピュー
タ12から提供されるユーザの電子メールアドレスを用
いて電子メールで個別に知らせることができる。サーバ
コンピュータ12が提供する電子メールサービスを援用
して電子メールを送ってもよい。
【0033】図4〜図10には、ユーザ端末10に表示
される画面例が示されている。図4はトップ画面であ
り、「自動車保険見積もりサービス」メニューと「自動
車保険ネットサービス」のメニューが表示される。「自
動車保険ネットサービス」は、各保険会社のwebサー
バにアクセスして契約内容の照会等を行うためのメニュ
ーである。
【0034】図5には、ユーザが「自動車保険見積もり
サービス」を選択した場合にユーザ端末10に表示され
る画面例が示されている。見積もりは保険会社が直接行
うものであること、サーバコンピュータ12側では保険
契約の締結の代理媒介を行うものではないことが明示さ
れる。
【0035】図6には、図5の画面において「次へ」を
選択した場合に表示される画面例が示されている。この
画面は見積もり条件として購入希望車両を入力するため
の画面である。購入希望の車両をジャンル、価格、ある
いは車名で検索できるようになっている。ユーザはこれ
らのいずれかを用いて購入希望車両を特定する。
【0036】図7は、購入希望車両のグレードを選択す
る画面例である。自動車保険のうち、車両保険は車両の
本体価格を基準として算出されるため、この車両価格を
知るためにユーザに対してグレードの入力を促す。もち
ろん、ユーザが車両参考価格を直接入力した場合には、
この画面を不要とすることもできる。
【0037】図8には、さらに見積もり条件を入力する
ための画面例が示されている。ユーザはこの画面を用い
て性別、年齢、住所、保険等級、事故の有無、保険期間
等を入力してサーバコンピュータ12に送信する。
【0038】図9には、サーバコンピュータ12が見積
もり条件を保険会社のタリフサーバ14に送信し、タリ
フサーバで見積もり演算を行い、その結果をサーバコン
ピュータ12に返信し、サーバコンピュータ12でユー
ザが見やすい形にデータを加工してユーザ端末10に送
信した見積もり結果の画面例が示されている。月々の支
払い額や総支払い額の他、車両保険の内容や賠償保険の
金額、特約の有無等が明示される。また、参照のためユ
ーザが入力した見積もり条件も同時に表示される。見積
もり条件を代えて他の見積もり結果を知りたい場合に
は、ユーザは画面下方に表示された「再計算する」ボタ
ンを操作する。また、表示された見積もり結果に満足
し、保険加入を希望する場合には、画面下方の「資料請
求」ボタンを操作する。サーバコンピュータ12は、こ
の資料請求要求に応じて見積もり結果(見積もり条件を
含む)及びユーザの個人データを販売店・保険代理店に
供給し、ユーザはこの販売店・保険代理店を用いて加入
の手続きを行う。
【0039】図10には、見積もり条件に合致する複数
の保険が存在する場合の画面例が示されている。保険会
社のタリフサーバ14から複数の保険会社の見積もり結
果が返信された場合、サーバコンピュータ12では、比
較の対象となる項目、例えば月々支払い額、総支払い
額、車両保険の内容、賠償保険金額をタリフサーバ14
で算出した見積もり結果から抽出し、これらを各保険会
社毎に並べて一覧表示する。これにより、ユーザは複数
の保険会社の見積もり結果を容易に比較することがで
き、選択が容易となる。
【0040】なお、ユーザが図4の画面において「自動
車保険ネットサービス」を選択した場合は、例えば次の
ような画面表示を行うことが考えられる。すなわち、ま
ずサービス内容を説明する画面を表示し、次に会員登録
の画面に遷移する。既にサーバコンピュータ12が提供
する種々のサービスを享受するための会員であるユーザ
の場合には、その登録内容(ID及びパスワード)を援
用して保険ネットサービスに入ることができる。保険ネ
ットワークサービスでは、ネットサービスを提供する保
険会社のリスト画面を表示し、ユーザが選択した保険会
社のwebサーバが提供するトップ画面を表示する。
【0041】また、自動車保険ネットサービスでは、各
保険会社のwebサーバからユーザに対して他の情報、
例えば保険事故処理の経過状況をリアルタイムで提供す
ることもできる。これにより、ユーザは保険会社に電話
等で事故処理の経過をその都度問い合わせする必要がな
くなり、ユーザの不安感を払拭することができる。
【0042】以上、本発明の実施形態について自動車保
険を例にとり説明したが、本発明は他の保険、例えば火
災保険などにも適用可能である。
【0043】
【発明の効果】本発明によれば、ユーザは簡易かつ迅速
に保険の見積もり結果を得ることができ、所望の保険を
選択し易くなる。
【0044】また、保険会社にとっても、多くのユーザ
に対して自己の保険商品の内容を提供できるので、加入
促進を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施形態のシステム概念図である。
【図2】 実施形態のデータの流れを示す説明図であ
る。
【図3】 実施形態の処理フローチャートである。
【図4】 実施形態の画面説明図(その1)である。
【図5】 実施形態の画面説明図(その2)である。
【図6】 実施形態の画面説明図(その3)である。
【図7】 実施形態の画面説明図(その4)である。
【図8】 実施形態の画面説明図(その5)である。
【図9】 実施形態の画面説明図(その6)である。
【図10】 実施形態の画面説明図(その7)である。
【符号の説明】
10 ユーザ端末、12 サーバコンピュータ、14
保険会社サーバコンピュータ(タリフサーバあるいはw
ebサーバ)、16 販売店・保険代理店端末、18
インターネット。

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通信ネットワークに接続された端末及び
    サーバコンピュータを用いて保険情報を処理するシステ
    ムであって、 ユーザ端末から保険の見積もり条件及び見積もり要求を
    前記サーバコンピュータに送信し、 前記サーバコンピュータは前記見積もり条件に応じた見
    積もりを取得して見積もり結果を前記ユーザ端末に送信
    し、 前記ユーザ端末から前記見積もり結果に応じた保険のデ
    ータ要求を前記サーバコンピュータに送信し、 前記サーバコンピュータは前記データ要求に応じて前記
    見積もり結果を保険代理店端末に送信することを特徴と
    する保険情報処理システム。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のシステムにおいて、 前記サーバコンピュータは前記見積もり条件に応じた複
    数種類の保険の見積もりを取得し、複数の見積もり結果
    を前記ユーザ端末に送信することを特徴とする保険情報
    処理システム。
  3. 【請求項3】 請求項1、2のいずれかに記載のシステ
    ムにおいて、 前記サーバコンピュータは、さらに前記ユーザ端末のユ
    ーザデータを記憶し、 前記ユーザデータに基づいて前記保険代理店を選択して
    前記見積もり結果を送信することを特徴とする保険情報
    処理システム。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3のいずれかに記載のシステ
    ムにおいて、 前記見積もり条件には購入を希望する車両データが含ま
    れることを特徴とする保険情報処理システム。
  5. 【請求項5】 保険情報処理装置であって、 保険の見積もり条件を受信する手段と、 前記見積もり条件に応じた保険の見積もり結果を取得す
    る手段と、 前記見積もり結果をユーザ端末に送信する手段と、 前記見積もり結果に応じたデータ要求を受信する手段
    と、 前記データ要求に応じて前記見積もり結果を保険代理店
    端末に送信する手段と、 を有することを特徴とする保険情報処理装置。
  6. 【請求項6】 請求項5記載の装置において、 前記取得する手段は、前記見積もり条件に応じた複数種
    類の見積もり結果を取得することを特徴とする保険情報
    処理装置。
  7. 【請求項7】 請求項5記載の装置において、 前記取得する手段は、 前記見積もり条件を送信する手段と、 前記見積もり条件に応じて演算され送信された見積もり
    結果を受信する手段と、 を含むことを特徴とする保険
    情報処理装置。
  8. 【請求項8】 請求項5〜7のいずれかに記載の装置に
    おいて、さらに、 前記ユーザ端末のユーザデータを記憶する手段と、 前記ユーザデータに基づいて前記保険代理店を選択する
    手段と、 を有することを特徴とする保険情報処理装置。
  9. 【請求項9】 請求項5〜8のいずれかに記載の装置に
    おいて、 前記見積もり条件には購入を希望する車両のデータが含
    まれることを特徴とする保険情報処理装置。
  10. 【請求項10】 通信ネットワークを介して保険情報を
    処理する方法であって、 ユーザ端末から保険の見積もり条件を取得し、 前記見積もり条件に合致する保険の見積もり結果を取得
    して前記ユーザ端末に供給し、 前記ユーザ端末から保険のデータ要求を取得した場合
    に、前記見積もり結果を保険代理店端末に供給すること
    を特徴とする保険情報処理方法。
  11. 【請求項11】 請求項10記載の方法において、 前記見積もり条件に合致する保険の見積もり結果は複数
    種類を取得し、前記ユーザ端末には前記複数種類の見積
    もり結果を互いに比較可能な形式で供給することを特徴
    とする保険情報処理方法。
  12. 【請求項12】 請求項10、11のいずれかに記載の
    方法において、 前記保険代理店は、前記ユーザ端末のユーザデータに基
    づいて選択されることを特徴とする保険情報処理方法。
  13. 【請求項13】 請求項10〜12のいずれかに記載の
    方法において、 前記見積もり条件には購入を希望する車両のデータが含
    まれることを特徴とする保険情報処理方法。
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