JP2001175766A - 誂え型ショッピングモール構築システム及び方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 一般のウェブサイトでショッピングモールを
簡便に構築して運営可能とする。 【解決手段】 決済ソリューションを設けて、販売すべ
き商品の提供者と接触した後、販売すべき商品に関する
情報をデータベース化する。本システムに会員社として
加入したウェブサイトでショッピングモールを設計し得
るように、いろいろなショッピングモールデザインを提
供する。設計されたショッピングモールは本システムに
蓄積される。会員社ウェブサイトは当該サイトにショッ
ピングモールへのリンクを持っており、使用者がこのリ
ンクをクリックすると、本システムにおいては、当該ウ
ェブサイトで設計したショッピングモールを使用者に送
り、使用者がここで物品を購入すると、決済及び商品配
送を本システムで代行し、商品販売による手数料を当該
ウェブサイトに支給する。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は誂え型ショッピング
モール構築システム及び方法に関するもので、特に一般
のウェブサイトにおいて、当該ウェブサイトを訪問する
人の特性に合う製品を販売し得るショッピングモールを
簡単で低廉な費用で構築し得るようにするショッピング
モール構築システム及び方法に関するものである。

【０００２】

【従来の技術】インターネットの発達に従い、インター
ネットによる電子商取引が活発になっている。インター
ネットを通じて商品を購入し得るインターネットショッ
ピングモールは、その中でも核心を占めている。多様な
商品を売っているデパート型ショッピングモールを初
め、専門的な商品のみを販売する専門ショッピングモー
ルに至るまで、非常に多様な形態のインターネットショ
ッピングモールが登場している。

【０００３】ところで、一般に、インターネットショッ
ピングモールを構築するためには、根本的に五つの問題
点を解決すべきである。その一つ目は、商品を供給すべ
き商品供給者との提携である。商品を適期に安価で供給
してもらえる場合にかぎり、ショッピングモールをうま
く運営することができるので、信用できる商品供給者と
の提携は必須なことである。

【０００４】二つ目は宅配方法である。購買者に商品を
迅速で正確に配達し得る場合にだけ、ショッピングモー
ルが成功しうる。一般に、宅配は、専門宅配を用いる場
合が多いので、宅配業者との提携が必要である。

【０００５】三つ目は支払方法である。消費者が商品代
金を便利に支払うことができるだけでなく、支払段階に
信頼性があるべきである。従って、支払方法においても
専門支払ソリューション業者との提携により解決するの
が一般的である。

【０００６】四つ目はショッピングモールの構築であ
る。各種の商品に対する情報が容易に得られるようにデ
ータベースも構築しなければならなく、また、使用者が
使用するのに楽であるように使用者インターフェースを
設計すべきであり、ウェブサイトのデザインもさっぱり
とすべきである。

【０００７】五つ目はマーケッティングである。どんな
にショッピングモールをうまく構築したといっても、消
費者が当該ウェブサイトを訪問しなければむだである。
よって、多様なマーケッティング技法を使用して会員を
多く確保しなければならない。

【０００８】一方、多くのウェブサイトが一定数の会員
又は訪問客をもって運営されている。このようなウェブ
サイトとしては、同窓会又は同一地域出身の集いなどの
ように、会員間に一定の関係がある場合、あるいは青少
年趣向の情報を提供するサイト又は法律知識を提供する
サイトなどのように、特定の分野に対して関心を持った
人々を会員として確保している場合、又は会員制ではな
いが特定の分野に関心を持った人々が多く訪問するサイ
トなどが挙げられる。

【０００９】このようなウェブサイトのなかには、広告
を誘致して運営している場合も多くあるが、ショッピン
グモールを構築して、訪問客が商品を購買し得るように
すれば、より高い収益を収め得るであろう。

【００１０】しかし、前述したように、インターネット
ショッピングモールを構築するためには、考慮すべき点
も多くて費用も高くかかるため、ショッピングモール専
門サイトでないところでショッピングモールを構築する
のは易しいことでない。

【００１１】

【発明が解決しようとする課題】本発明はこのような点
に鑑みてなされたもので、ショッピングモール専門サイ
トでないところでも容易にショッピングモールを構築し
得るようにする誂え型ショッピングモール構築システム
及び方法を提供することをその目的とする。

【００１２】本発明のほかの目的は、サイトの特徴と顧
客の特性に合う商品を販売するショッピングモールを容
易に構築し得る誂え型ショッピングモール構築システム
及び方法を提供することである。

【００１３】

【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るため、本発明においては、誂え型ショッピングモール
構築システムに決済ソリューションを備えておき、販売
すべき商品の提供者と接触した後、販売すべき商品に関
する情報をデータベース化しておく。そして、誂え型シ
ョッピングモール構築システムに会員社として加入した
ウェブサイトでショッピングモールを設計し得るよう
に、いろいろのショッピングモールデザインを提供す
る。設計されたショッピングモールは誂え型ショッピン
グモール構築システムに貯蔵される。会員社ウェブサイ
トは当該サイトにショッピングモールへのリンクを持っ
ている。使用者が会員社ウェブサイトに接続し、このリ
ンクをクリックすると、誂え型ショッピングモール構築
システムにおいては、当該ウェブサイトで設計したショ
ッピングモールを使用者に送り、使用者がここで物品を
購入すると、決済及び商品配送を誂え型ショッピングモ
ール構築システムで代行し、商品販売による手数料を当
該ウェブサイトに支給する。

【００１４】

【発明の実施の形態】以下、添付図面に基づいて本発明
の好ましい実施例を説明する。図１は、インターネット
使用者と個別サイトと本発明の誂え型ショッピングモー
ル構築システムとがインターネットを介して接続されて
いるものを示す概略図である。図１において、符号１０
０ａ〜１００ｎは通常のインターネット使用者を示し、
符号２００ａ〜２００ｎは通常のウェブサイトを示す。
符号３００は本発明の誂え型ショッピングモール構築シ
ステムを示す。これらはみんなインターネット網４００
を介して接続されている。

【００１５】図２は本発明の誂え型ショッピングモール
構築システムの内部構成を示す概略ブロック図である。
図２において、符号３１０は販売すべき商品に関する情
報を持っている商品情報データベースであり、符号３２
０は誂え型ショッピングモール構築システム３００に加
入されている会員社に関する情報を持っている会員社情
報データベースであり、符号３３０は商品を購買した会
員に関する情報を持っている購買会員情報データベース
であり、符号３４０は商品の取引に関する情報を持って
いる取引情報データベースである。

【００１６】これらはみなネットワークショッピング駆
動サーバー３５０に接続されて、インターネットショッ
ピングに必要な情報を提供する。ネットワークショッピ
ング駆動サーバー３５０には、更にショッピングクライ
アント３６０が接続されて、商品及びショッピングモー
ルのデザイン選択、商品情報データベース３１０の検
索、新製品案内、購買及び決済、配送関連情報の提供な
どの機能をする。ショップマネージャー３７０は会員社
を実時間で管理し、販売内訳及び販売手数料確認、購買
会員情報確認などの機能をする。

【００１７】図３は、インターネット使用者と、個別サ
イトと、本発明の誂え型ショッピングモール構築システ
ムと、商品提供者との関係を示す模式図である。インタ
ーネット使用者１００ａ、…、１００ｎはいろいろのウ
ェブサイトを訪問することになる。このようなウェブサ
イトのうち、本発明の誂え型ショッピングモール構築シ
ステム３００に会員社として加入したウェブサイト２０
０ａ、…、２００ｎは誂え型ショッピングモール構築シ
ステム３００へのリンクを持っている。

【００１８】インターネット使用者が会員社ウェブサイ
ト２００ａ、…、２００ｎに接続してこのリンクを押す
と、誂え型ショッピングモール構築システム３００に構
築されている各会員社のみのインターネットショッピン
グモールの画面がインターネット使用者に提供される。
このようなインターネットショッピングモールは、各会
員社において、自分のウェブサイトの性格と、接続する
使用者の特性に合わせて構築されている。インターネッ
ト使用者は、このインターネットショッピングモールで
自分が望む商品を購入することができる。

【００１９】誂え型ショッピングモール構築システム３
００は、このような誂え型ショッピングモールを提供す
るばかりでなく、商品提供者５００ａ、…、５００ｎと
提携して販売する商品を提供し、決済及び配達までも処
理する。また、販売による収益の一定割合を当該会員社
に配当してくれる。

【００２０】従って、各会員社のウェブサイト２００
ａ、…、２００ｎは、自分のウェブページに誂え型ショ
ッピングモール構築システム３００へのリンクのみを備
えておくとよいので、インターネットショッピングモー
ルを構築するのが非常に容易であるだけでなく、ショッ
ピングモールの維持を気にする必要がないので、インタ
ーネットショッピングモールの設立及び運営による危険
負担なしに容易に収益を引き上げることができる。

【００２１】インターネット使用者の立場においては、
自分が関心を持っている分野の商品を容易に購入し得る
という利点があり、商品提供者の立場においては、別途
のマーケッティングがなくても商品を多く販売すること
ができる。

【００２２】次に、図４ないし図６に基づき、ウェブサ
イトが本発明の誂え型ショッピングモール構築システム
３００に会員として加入してショッピングモールを構築
する方法について説明する。図４は個別サイトが本発明
の誂え型ショッピングモール構築システムに会員社とし
て加入するときの手順を示す流れ図であり、図５は個別
サイトが本発明の誂え型ショッピングモール構築システ
ムに加入した後、そのサイトで販売する商品を選定する
ときの画面例を示す図であり、図６は個別サイトが本発
明の誂え型ショッピングモール構築システムに会員社と
して加入した後、そのサイトでショッピングモールのデ
ザインを選定するときの画面の例を示す図である。

【００２３】まず、ウェブサイト２００が本発明の誂え
型ショッピングモール構築システム３００に会員社とし
て加入するためには、ウェブサイトに関する情報を入力
しなければならない（Ｓ１００）。ウェブサイトに関す
る情報としては、ウェブサイト管理者の連絡先、ウェブ
サイトの性格、ウェブサイトのＵＲＬなどがあり得る。
また、このウェブサイトを通じてなされた販売に対する
手数料を受け取る入金通帳の口座番号も入力しなければ
いけない。

【００２４】ウェブサイト２００が本発明の誂え型ショ
ッピングモール構築システム３００に会員社として加入
するためには、誂え型ショッピングモール構築システム
３００に備えた定款を承認する必要がある（Ｓ１１
０）。定款の約定は電子署名でも可能であり、実世界で
の約定と同様に、書類に捺印して送ることもでき、その
ほかの方法を使用してもかまわない。

【００２５】また、ウェブサイト２００は自分のサイト
で販売する商品を選択することができる（Ｓ１２０）。
システム３００には、販売可能な商品に対する商品情報
データベース３１０が設けられている。ウェブサイト２
００は、このなかから自分のサイトに適した商品を選択
することができる。例えば、登山クラブのサイトである
場合は、登山用品を、音楽愛好クラブである場合は音
盤、楽器、オーディオ機器を、青少年趣向のサイトであ
る場合は、ファンシー用品、音盤、携帯電話、ゲームソ
フトウェア、衣類、アクセサリなどを選択し得るであろ
う。

【００２６】図５はウェブサイト２００の管理者が誂え
型ショッピングモール構築システム３００に接続し、販
売する商品を選択する場合の画面例を示す。誂え型ショ
ッピングモール構築システム３００が商品情報データベ
ース３１０にある商品の分類を見せてくれると（図５
（ａ））、ウェブ管理者はこのなかから所望のものを選
択する。図５（ｂ）は、図５（ａ）において、“登山用
品”を選択したときの画面の例を示す。ウェブ管理者は
所望業者と所望品目を選択する。ついで、ほかの分類の
商品を更に選択しようとする場合には、“戻る”ボタン
を、ここで商品の選択を終了しようとする場合には、
“選択完了”ボタンを押す。

【００２７】また、各ウェブサイト２００ａ、…、２０
０ｎは、誂え型ショッピングモール構築システム３００
から提供するいくつかのウェブページ形態のなかから所
望形態を選択することができる。また、背景イメージ又
は挿入ロゴなどを誂え型ショッピングモール構築システ
ム３００にアップロードし、当該ウェブサイトを通じて
ショッピングモールにアクセスする場合には、当該イメ
ージが表れるようにすることもできる。

【００２８】図６は、ウェブサイト２００の管理者が誂
え型ショッピングモール構築システム３３０に接続し、
ウェブページのデザインを選択するときの画面の例を示
す。ウェブ管理者は“プレビュー”をクリックして各ウ
ェブページの形態を見た後、最も適合すると思われる形
態を選択する。かかるウェブページデザインは、誂え型
ショッピングモール構築システム３００のショッピング
クライアント３６０によりなされる。

【００２９】つぎに、図７ないし図９に基づき、インタ
ーネット使用者が、本発明の誂え型ショッピングモール
構築システム３００により構築されたショッピングモー
ルを通じて商品を購入する手順を説明する。図７はイン
ターネット使用者が個別サイトを通じて商品を購買する
ときの流れを示す模式図であり、図８はインターネット
使用者がどの個別サイトに接続したときの画面の例を示
し、図９はインターネット使用者が図８の個別サイトに
接続して商品購買を選択したときの画面の例を示す。

【００３０】まず、使用者１００はインターネット網４
００を通じて会員社ウェブサイト２００に接続する。こ
のときの画面の例が図８に示されている。会員社ウェブ
サイト２００には、本発明の誂え型ショッピングモール
構築システム３００を用いて構築したショッピングモー
ルへのリンクが設けられている。図８において、“登山
用品購買１０”というボタンがそれである。

【００３１】図８の例は山岳会ウェブサイトの場合を示
す。当該山岳会の会員は登山用品に対する関心が高いで
あろう。従って、このウェブサイトに登山用品を販売す
るショッピングモールを設けると、山岳会の収益を増大
させることができるだけでなく、山岳会員の立場におい
ても大変便利であろう。

【００３２】しかし、このような同好会に別にショッピ
ングモールを設けるというのは費用と努力が高くかかる
ので、大変なことである。また、会員数があまり多くな
い場合には、商品の販売量もあまり多くないため、商品
を低廉に販売することも難しい。しかし、本発明の誂え
型ショッピングモール構築システム３００を用いると、
ショッピングモールの構築も易しく解決され、商品も低
廉に販売することができることになる。

【００３３】本実施例の山岳会ウェブサイトが、図４な
いし図６を参照して説明したように、本発明の誂え型シ
ョッピングモール構築システム３００に会員社として加
入した場合、使用者が図８の“登山用品購買”ボタン１
０をクリックすると、誂え型ショッピングモール構築シ
ステム３００に登録しておいた当該ウェブサイトのショ
ッピングモールウェブページが使用者に表示される。図
９はこの場合の画面例を示す。

【００３４】図９において、山岳会のロゴ画面が上側フ
レーム２０に表示されており、下側フレーム３０には、
誂え型ショッピングモール構築システム３００から伝送
した山岳会のショッピングモールのページが表示されて
いる。

【００３５】使用者１００はこの画面で所望物品を購入
し、決済する（図７の）。購入及び決済方法は通常の
インターネットショッピングモールにおける方法と同じ
方法を使用するとよいので、ここではその詳細な説明を
省略する。ただし、ここでの決済は個別ウェブサイト２
００でなされるものでなく、誂え型ショッピングモール
構築システム３００でなされる点が違う。

【００３６】使用者１００が商品を注文し決済すると、
誂え型ショッピングモール構築システム３００は使用者
１００の決済が有効なものであるかを決済機関６００に
照会して確認する（図７の）。

【００３７】有効な決済であることが確認されると、誂
え型ショッピングモール構築システム３００は当該商品
の提供者５００に商品配達を依頼する（図７の）。依
頼を受けた商品提供者５００は直接、又は専門宅配業者
を通じて当該商品を注文者１００に配達する（図７の
）。

【００３８】もちろん、誂え型ショッピングモール構築
システム３００が予め商品提供者５００から商品を受け
て倉庫に保管している間、注文がある場合、これを直接
又は宅配業者を通じて配達してもよい。しかし、保管費
用及び在庫負担などの問題があるため、誂え型ショッピ
ングモール構築システム３００では商品を保管せず商品
提供者５００が直接又は宅配業者を通じて配達すること
が好ましい。

【００３９】このような過程により、本発明の誂え型シ
ョッピングモール構築システム３００により構築された
ショッピングモールを通じて使用者１００が商品を注文
し、商品を配達してもらうことになる。ついで、使用者
１００が商品代金を支払い、その代金が商品提供者５０
０及び個別ウェブサイト２００に伝達される過程を説明
する。

【００４０】使用者１００がどの支払方式を選択するか
にかかわらず、使用者１００は物品代金を決済機関に支
払うことになる（図７のａ）。このような支払方法の例
としては、無通帳入金、クレジットカード決済後、通帳
からの引出、電子マネーの購入、電子商品券の購入など
が挙げられる。

【００４１】決済機関６００は商品代金を誂え型ショッ
ピングモール構築システム３００に支給することになる
（図７のｂ）。クレジットカード決済の場合は、購買者
１００が、物品代金を決済機関６００に支給する前に決
済機関６００で誂え型ショッピングモール構築システム
８００に物品代金を支給し、後に購買者１００の通帳か
ら当該金額を引き出すことになる。したがって、使用者
１００と決済機関６００間の実際の支払順序は重要でな
い。

【００４２】決済機関６００から物品代金を支給しても
らった誂え型ショッピングモール構築システム３００に
おいては、個別ウェブサイト２００に対する取引照会手
数料と誂え型ショッピングモール構築システム３００の
手数料を除いた代金を商品提供者５００に支給する（図
７のｃ）。そして、取引照会手数料は当該ウェブサイト
２００に支給する（図７のｄ）。

【００４３】このような過程により、商品購買者１００
が支払った物品代金が商品提供者５００と商品購買者１
００が接続したウェブサイト２００に支給される。ウェ
ブサイト２００への手数料の支給は商品販売があるたび
に行うよりは、一定の期間ごとに、例えば、毎月の実績
によって手数料を一度に支給する方式で行うことが好ま
しい。すなわち、商品販売があるだびに、ショップ管理
者３７０がこれを記録しておき、一定の時期となると、
販売内訳とともに販売手数料を支給するようにするもの
である。

【００４４】また、ウェブサイト２００は自分の実績が
どのくらいであるかを、誂え型ショッピングモール構築
システム３００に接続して確認し得るようにすることが
好ましい。また、購買会員の情報も記録しておき、ウェ
ブサイト２００でこれを確認し得るようにすると、ウェ
ブサイト２００でこれを多様に活用することもできる。

【００４５】以上のように、各ウェブサイトはインター
ネットショッピングモールを簡便にかつ低廉に構築する
ことができ、商品提供者は別途のマーケッティング作業
がなくても商品を多く売ることができ、使用者は自分が
望む商品を容易に購入することができる。

【００４６】これまで本発明を詳細に説明したが、本発
明は特定の実施例に限定されるものではなく、本発明が
属する技術分野における通常の知識を持った者であれ
ば、本発明の思想から逸脱しない範囲内で多くの変形及
び修正ができることが理解できるであろう。

【００４７】

【発明の効果】以上説明したように、本発明によると、
各ウェブサイトは誂え型ショッピングモール構築システ
ムに会員社として加入し、販売すべき商品を選択し、シ
ョッピングモール形態を選択した後、自分のウェブペー
ジに誂え型ショッピングモール構築システムへのリンク
のみを設けるとショッピングモールが構築されるので、
インターネットショッピングモールを構築するのが非常
に容易であるばかりでなく、ショッピングモールの維持
を気にする必要がないので、インターネットショッピン
グモールの設立及び運営による危険負担なく容易に収益
を増大させ得るという効果がある。

【００４８】インターネット使用者の立場では、自分の
関心分野のウェブサイトで商品を容易に購入することが
できるので、いろいろなインターネットショッピングモ
ールを巡らなくてもよいので、ショッピングが簡便であ
る効果がある。

【００４９】商品提供者の立場では、別途のマーケッテ
ィングがなくても、様々なウェブサイトに訪問する使用
者を対象として商品を販売し得るという効果がある。

【図面の簡単な説明】

【図１】インターネット使用者と個別サイトと本発明の
誂え型ショッピングモール構築システムとがインターネ
ットを介して接続されているものを示す概略図である。

【図２】本発明の誂え型ショッピングモール構築システ
ムの内部構成を示す概略ブロック図である。

【図３】インターネット使用者と個別サイトと本発明の
誂え型ショッピングモール構築システムと商品提供者間
の関係を示す模式図である。

【図４】個別サイトが本発明の誂え型ショッピングモー
ル構築システムに会員社として加入するときの過程を示
す流れ図である。

【図５】個別サイトが本発明の誂え型ショッピングモー
ル構築システムに会員社として加入した後、そのサイト
で販売すべき商品を選定するときの画面例を示す図であ
る。

【図６】個別サイトが本発明の誂え型ショッピングモー
ル構築システムに会員社として加入した後、そのサイト
でショッピングモールのデザインを選定するときの画面
例を示す図である。

【図７】インターネット使用者が個別サイトを通じて商
品を購買する場合の流れを示す模式図である。

【図８】インターネット使用者がどの個別サイトに接続
したときの画面例を示す図である。

【図９】インターネット使用者が図８の個別サイトに接
続して商品購買を選択したときの画面例を示す図であ
る。

【符号の説明】

１００ａ、…、１００ｎ インターネット使用者 ２００ａ、…、２００ｎ ウェブサイト ３００ 本発明の誂え型ショッピングモール構築システ
ム ３１０ 商品情報データベース ３２０ 会員社情報データベース ３３０ 購買会員情報データベース ３４０ 取引情報データベース ３５０ ネットワークショッピング駆動サーバー ３６０ ショッピングクライアント ３７０ ショップマネージャー ４００ インターネット網 ５００ａ、…、５００ｎ 商品提供者

Claims (6)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】販売すべき商品に関する情報を商品情報デ
   ータベースと、 会員として加入したウェブサイトに関する情報を持って
   いる会員社情報データベースと、 会員社のショッピングモールで商品を購入した購買者に
   関する情報を持っている購買会員情報データベースと、 各購買による取引情報を持っている取引情報データベー
   スと、 会員として加入したウェブサイトが商品情報データベー
   スから販売すべき商品を選択し、ショッピングモールウ
   ェブページの設計ができるようにし、ショッピングモー
   ルでの購買及び決済を処理するショッピングクライアン
   トと、 各会員社ウェブサイトでの販売内訳と販売手数料の照会
   ができるようにし、購買会員に関する情報の確認ができ
   るようにするショップ管理者と、 前記データベースとショッピングクライアントとショッ
   プ管理者とを制御するネットワークショッピング駆動サ
   ーバーとを含み、 ショッピングクライアントにより構築されたショッピン
   グモールへのリンクを有する会員社ウェブサイトを通じ
   て商品販売がなされた場合、その商品販売による手数料
   を当該会員社ウェブサイトに支給することを特徴とする
   誂え型ショッピングモール構築システム。
2. 【請求項２】個別ウェブサイトでインターネットショッ
   ピングモールを構築するようにし、当該インターネット
   ショッピングモールでの商品販売、代金支払及び商品配
   達を代行する誂え型ショッピングモール構築システムで
   誂え型ショッピングモールを構築する方法において、 各ウェブサイトがインターネットショッピングモールウ
   ェブページを誂え型ショッピングモール構築システムに
   構築し、各ウェブサイトに前記インターネットショッピ
   ングモールへのリンクを設定する第１段階と、 当該ウェブサイトを通じて商品販売がなされた場合、代
   金決済及び商品配送を代行する第２段階と、 商品販売による手数料を当該ウェブサイトに支給する第
   ３段階とを含むことを特徴とする誂え型ショッピングモ
   ール構築方法。
3. 【請求項３】前記第１段階は、 多数のショッピングモールウェブページを提示して、所
   望のショッピングモールウェブページを各ウェブサイト
   が選択し得るようにする第１−１段階と、 販売可能な商品リストを提示して、各ウェブサイトが取
   り扱おうとする商品を選択し得るようにする第１−２段
   階とを含むことを特徴とする請求項２記載の誂え型ショ
   ッピングモール構築方法。
4. 【請求項４】前記第２段階は、 物品注文者の決済が有効なものであるかを確認する第２
   −１段階と、 物品注文者の決済が有効なものである場合、商品提供者
   に商品を配達するように指示する第２−２段階とを含む
   ことを特徴とする請求項２記載の誂え型ショッピングモ
   ール構築方法。
5. 【請求項５】前記第３段階は、 商品の販売がなされた場合、当該取引事実を取引情報デ
   ータベースに記録する第３−１段階と、 一定の期間ごとに前記データベースに記録された取引実
   績によって、商品販売による手数料を当該ウェブサイト
   に支給する第３−２段階とを含むことを特徴とする請求
   項２記載の誂え型ショッピングモール構築方法。
6. 【請求項６】前記方法は、前記ウェブサイトの要請に応
   じて、前記ウェブサイトの取引実績を前記取引情報デー
   タベースから読み出して前記ウェブサイトに提供する第
   ４段階を更に備えることを特徴とする請求項５記載の誂
   え型ショッピングモール構築方法。