JP6214949B2 - 乗物用シートの電気配線配索構造 - Google Patents

乗物用シートの電気配線配索構造 Download PDF

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本発明は、自動車、飛行機、船、電車等の乗物に搭載されるシートの本体部に取り付けられる電気部品における電気配線の配索構造に関する。
下記特許文献1には、シート本体部であるアームレストに読書灯が取り付けられた乗物用シート(以下、単にシートという)が開示されている。このようなシートを製造する場合には、予め読書灯に配索された電気配線とシート本体部に配索された電気配線とを、読書灯とシート本体部の結合部においてコネクタによって接続して電気配線を完成させるのが一般的である。また、コネクタは雄型部材と雌型部材を嵌合させて接続するのが一般的である。
特開平10−241447号公報
コネクタの雄型部材と雌型部材を嵌合、或いは分離させるためには、作業者が雄型部材と雌型部材を共に手に持って作業を行う必要があり、コネクタの雄型部材と雌型部材を各電気配線と共に読書灯及びシート本体部から作業に必要な長さだけ引き出す必要がある。そのため、各電気配線には、それぞれ上記引き出し作業を可能とする余長を用意しておく必要がある。しかし、係る余長は、コネクタの接続が完了した状態では不要なものであり、電気配線を無駄に使うことになる。
このような問題に鑑み本発明の課題は、シート本体部と電気部品とを接続する電気配線中のコネクタ接続時に電気配線の配索経路を短縮することにより、その短縮分だけ電気配線をコネクタ側に引き出し可能とし、コネクタの接続作業のための電気配線の余長を抑制することにある。
本発明の第1発明は、乗物用シートの本体部に対して取り付けられる電気部品の電気配線配索構造であって、前記電気部品の電気配線は、前記本体部の電気配線にコネクタを介して接続され、前記電気部品若しくは本体部のいずれか一方は、その電気配線が通る配索経路として、前記電気部品が前記本体部に取り付けられた状態における第1配索経路の他に、第2配索経路を形成するように、電気配線の配索通路が形成され、前記第1配索経路に比べて第2配索経路は、経路長さが短縮されていることを特徴とする。
第1発明によれば、コネクタの接続、或いは分離作業時には、電気部品若しくは本体部のいずれか一方の電気配線の配索経路を第2配索経路とすることによって、電気配線の配索経路の長さを短縮することができる。その結果、配索経路を短縮された分だけ電気配線は、電気部品若しくは本体部のいずれか一方から引き出される長さを長くすることができ、コネクタの接続作業に必要な電気配線の長さを確保するための電気配線の余長を抑制することができる。
本発明の第2発明は、上記第1発明において、前記電気部品と本体部とは、それぞれに設けられた結合部によって両者が機械的に結合され、前記電気配線若しくはコネクタは、前記各結合部に第1配索経路を形成するように配索通路が形成され、前記結合部の一方には、前記配索通路に隣接して第2配索経路を形成する作業通路が形成され、電気配線の配索経路が、前記配索通路を通る経路と前記作業通路を通る経路との間で両通路を横切って変更可能に形成されていることを特徴とする。
第2発明によれば、コネクタの接続、或いは分離作業時には、電気配線の配索経路が結合部の配索通路から作業通路に変更することができるため、電気配線の配索経路を短縮することができる。その結果、上記第1発明と同様の作用効果を達成することができる。しかも、コネクタを接続し、電気部品と本体部の各結合部を結合させる際は、コネクタの接続に伴って引き出されていた電気配線が戻されるため、電気配線の配索経路は第2配索経路から第1配索経路に成り行きで変化する。そのとき、電気配線は作業通路から配索通路へ両通路間を横切って移動される。コネクタの接続及び各結合部の結合が完了した後は、作業通路が形成されてない他方の結合部によって電気配線の配索経路が決定され、一方の結合部に作業通路が形成されているにも係らず電気配線の配索経路が不安定に移動してしまうことを防止することができる。
本発明の一実施形態である読書灯を備えた車両用シートの斜視図である。 上記実施形態の読書灯部分を拡大して示す側面図である。 図2のIII−III線断面図である。 上記実施形態のシートのバックフレームと読書灯の分解斜視図である。 上記実施形態の読書灯の側面図である。 上記実施形態の読書灯におけるベース部単体の側面図である。 図6のVII−VII線断面図である。 図6のVIII−VIII線断面図である。 上記実施形態の読書灯におけるベース部の拡大背面図である。 上記実施形態のシートのバックフレームにおける結合部に電気配線を配索する作業の説明図である。 上記実施形態の読書灯におけるベース部の電気配線の配索状態の説明図である。 上記実施形態の読書灯とシート本体部の各電気配線を接続する作業の説明図である。
各図は、本発明の一実施形態を示す。この実施形態は、車両用シート(以下、単にシートという)の読書灯(本発明の電気部品に相当)に本発明を適用した例を示す。各図中、矢印によりシートの各方向を示している。以下の説明において、方向に関する記述は、この方向を基準として行うものとする。
シート1は、周知のようにシートバック2、シートクッション3及びアームレスト4が組み合わせられて成り、シート1に乗員が着座したときに頭部に対応するシートバック2上の位置にはヘッドレスト23が設けられている。読書灯5は、ヘッドレスト23の右方でシートバック2(本発明の本体部に相当)の側部位置に取り付けられている。
読書灯5は、細長い棒状のものであり、一端がシートバック2の右上側部に固定され、他端が着座乗員の手元付近を向くように傾斜して取り付けられている。しかも、読書灯5は、長手方向の中間部で折れ曲がり自在に構成されている。そのため、読書灯5は、シートバック2に固定される側のベース部51と、先端側の可動部52と、それらを相対回転自在に結合するジョイント部53とから成っている。そして、可動部52の先端には、発光ダイオード、レンズ等を含む発光部54が設けられている。
この発光部54の発光ダイオードに電源を供給するため、読書灯5のベース部51、ジョイント部53、可動部52を貫通して電気配線61が配索されている。このように構成された結果、読書灯5はシート1へ着座した乗員が可動部52を任意の方向に動かして、発光部54からの発光を好みの場所に照射させることができる。
次に読書灯5のシートバック2への取付構造について説明する。
シートバック2の骨格を成すバックフレーム21の右肩部には、ブラケット22が固定されており、このブラケット22を介して読書灯5のベース部51が取り付けられている。具体的には、ブラケット22は、バックフレーム21に固定される支持部22Aと、支持部22Aに一体に形成され、読書灯5の取付方向に突出する角筒状の結合部22Bとから成っている。また、読書灯5のベース部51には、ブラケット22の結合部22Bを受け入れる嵌合孔51C(本発明の一方の結合部に相当)が形成されており、嵌合孔51Cに隣接して固定部51Bが一体に形成されている。従って、ブラケット22の結合部22Bをベース部51の嵌合孔51Cに嵌合させ、固定部51Bを貫通させてボルト(不図示)をブラケット22の支持部22Aに締結することによって、読書灯5のベース部51のバックフレーム21への固定が行われている。なお、ベース部51の嵌合孔51Cの周辺の3箇所には、結合部22Bが嵌合孔51Cに嵌合されるとき、結合部22Bの外側に当接するようにガイド片51Aがベース部51と一体に形成されている。ガイド片51Aは、結合部22Bが嵌合孔51Cに嵌合されるとき、この嵌合開始位置を案内する機能を有する。
このようにして読書灯5がバックフレーム21に固定された状態では、図3に示されるように、読書灯5のベース部51がシートバック2の右カマチ部に接触した状態となり、可動部52は周りに障害物がなく自由に動かせる状態とされる。また、シートバック2の背面のバックボード24が、ベース部51と結合部22Bとによって形成される角部に当接して位置決めされている。
次に電気配線について説明する。
読書灯5に電源を供給するため、車両搭載の電源回路(不図示)からバックフレーム21には電気配線62が配索されている。電気配線62は、ブラケット22の結合部22Bの角筒内の配索通路22B1(本発明の他方の結合部に相当)を通って読書灯5の電気配線61にコネクタ63を介して接続されている。具体的には、電気配線62は上部電気配線62Aと下部電気配線62Bとから成り、両者はコネクタ64によって接続されている。コネクタ64は、雌型部材64Aと雄型部材64Bとから成り、雌型部材64Aは上部電気配線62Aに接続され、雄型部材64Bは下部電気配線62Bに接続されている。
図10は上部電気配線62Aのブラケット22への配索の仕方を示しており、図10(A)〜(C)の手順でブラケット22に対して上部電気配線62Aの配索が行われる。まず、図10(A)に示すように、ブラケット22の支持部22Aに形成された2つの開口のうちの一方の開口部22A1に支持部22Aの外側から上部電気配線62Aがコネクタ63の雄型部材63Bを先頭に矢印で示すように挿入される。次に、図10(B)に示すように、上部電気配線62Aの先の雄型部材63Bをブラケット22の結合部22Bの配索通路22B1に矢印で示すように通す。
この場合、上部電気配線62Aは、樹脂のメッシュ材で作られたパイプ62A2の中にワイヤ62A1を通して構成されており、上部電気配線62Aの屈曲変形に対して復元力を与えるように弾性力を備えている。そのため、上部電気配線62Aがブラケット22に対して図10(B)に示すように屈曲して配置されると、パイプ62A2の復元力により、上部電気配線62Aはブラケット22に係合して容易に外れない状態とされる。
また、上部電気配線62Aの先端にはコネクタ63の雄型部材63Bが設けられ、上部電気配線62Aの後端にはコネクタ64の雌型部材64Aが設けられている。そのため、上部電気配線62Aがブラケット22に対して図10(B)に示すように屈曲して配置された後に上部電気配線62Aがブラケット22の開口部22A1又は結合部22Bから抜けるように移動すると、雄型部材63Bや雌型部材64Aがブラケット22の開口部22A1又は結合部22Bの縁部に係止されて、上部電気配線62Aがブラケット22から外れることを抑制することができる。
パイプ62A2は上部電気配線62Aがブラケット22に係合した状態でもワイヤ62A1がブラケット22と接触して傷付けられないようにワイヤ62A1を保護する機能も備えている。
その後、図10(C)に示すように、ブラケット22の支持部22Aがバックフレーム21に複数のボルト22Cにより取り付けられる。このとき、上部電気配線62Aはバックフレーム21の表面とブラケット22の支持部22Aの裏面との間に挟持される。また、ブラケット22の支持部22Aの開口部22A1は、支持部22Aの側面から天面にかけて開口されているため、製造上の誤差があってバックフレーム21の表面とブラケット22の支持部22Aの裏面との隙間が狭くなっても、上部電気配線62Aは大きく開口された開口部22A1を通して余裕を持って配索される。なお、ブラケット22の支持部22Aの他方の開口部22A2はブラケット22の重量を軽減するために形成されている。
図10(B)に基づいて説明したように、上部電気配線62Aはブラケット22にパイプ62A2の復元力により係合した状態で容易に外れない状態とされているため、図10(C)に基づいて説明したように、ブラケット22をバックフレーム21に取り付ける作業を行う際にブラケット22から上部電気配線62Aが外れないように保持する必要がなく、作業性を改善することができる。しかも、上部電気配線62Aをブラケット22に一体化するためクリップ等で固定する作業も不要とすることができる。
図12は、上述の上部電気配線62Aと読書灯5の電気配線61との接続の仕方を示しており、図12(A)〜(D)の手順で接続作業が行われる。まず、図12(A)に示すように、バックフレーム21に固定されたブラケット22に読書灯5が取り付けられる前に、ブラケット22の結合部22Bから突出するように配索された上部電気配線62Aのコネクタ63の雄型部材63Bに対して、読書灯5の電気配線61の先端の雌型部材63Aの接続が行われる。このとき、読書灯5のベース部51内部での電気配線61の配索経路が変更されるように構成されている。
具体的には、図9に示されるように、読書灯5のベース部51には嵌合孔51C(配索通路でもある)に隣接して作業通路51Eが形成されており、嵌合孔51Cと作業通路51Eとを連続した通路とするための連通路51D(本発明の作業通路に含まれる)が形成されている。上述のように電気配線61は嵌合孔51Cを通って配索されているが、必要に応じて作業通路51Eを通るように配索経路を変更可能とされている。図12(A)は電気配線61がコネクタ63の雌型部材63Aと共に嵌合孔51Cを通って配索されている(本発明の第1配索経路に相当)状態から作業通路51Eを通って配索される(本発明の第2配索経路に相当)状態へ変化する様子を矢印で示している。この変化の過程において、電気配線61は連通路51Dを介して一つの通路の如くされた嵌合孔51C(一方の配索通路)から作業通路51Eへ通路を横切って移動される。図11は、電気配線61が作業通路51Eを通るように配索経路を変更された状態を示している。
このように電気配線61が作業通路51Eを通って配索されると、嵌合孔51Cを通って配索されている場合に比べて、配索経路が短縮され、その短縮分だけ読書灯5のベース部51から引き出される電気配線61の長さが長くされる。その結果、コネクタ63の雌型部材63Aと雄型部材63Bとを嵌合する際の作業性を良好とすることができる。即ち、電気配線61がベース部51から大きく引き出されているため、雌型部材63Aを作業者が手に持ち易くなり、作業性が改善される。しかも、このとき電気配線61のベース部51からの引き出しは、電気配線61のベース部51内の配索経路を、嵌合孔51C経由の経路から作業通路51E経由の経路へ変更することにより行われるため、電気配線61をベース部51から引き出すために、読書灯5内で電気配線61に余長を設定する必要はなくなり、余長を設けるために電気配線61を余分に使う必要はなくなる。但し、電気配線61の配索経路の変更による電気配線61のベース部51からの引き出し長さが、コネクタ63の雌型部材63Aと雄型部材63Bとを嵌合する作業を行うのに充分でない場合は、不足する引き出し長さを確保するために読書灯5内で電気配線61に余長を設定する必要がある。
なお、電気配線62をブラケット22の結合部22Bから引き出すためには、ブラケット22から下方のシートバック2内で電気配線62に余長を設定しておく必要がある。しかし、ブラケット22の結合部22Bに本発明を適用して切欠を形成して、電気配線62の配索経路を結合部22Bの側方に出すように変更可能とすれば、読書灯5の電気配線61の場合と同様に、電気配線62でも余長を設けることなくコネクタ63の接続作業を良好とすることができる。但し、そのように結合部22Bに切欠を形成する場合は、結合部22Bの機械的強度が不足しないように注意が必要となる。
図12(B)には、コネクタ63の接続が完了した状態を示している。この状態で、コネクタ63の雌型部材63Aの外周表面には、緩衝材であり、且つ隙詰材としてのウレタンテープ65が巻き付けられる。次に図12(C)に示すように、ウレタンテープ65と共にコネクタ63がブラケット22の結合部22Bの角筒内に押し込められる。このときブラケット22の結合部22Bから引き出されていた電気配線62も結合部22B内へ戻される。その後図12(D)に示すように、読書灯5のベース部51がブラケット22の結合部22Bに接近されることによって電気配線61が読書灯5のベース部51内へ戻され、それに伴って成り行きで、読書灯5の電気配線61の配索経路が作業通路51Eから嵌合孔51Cに戻される。この結果、電気配線61の読書灯5のベース部51内での配索経路は、第2配索経路から第1配索経路に戻されるため、読書灯5のベース部51から突出する電気配線61の長さは短くなる。この後は、上述のようにベース部51の固定部51Bの先端をブラケット22の支持部22Aに当接させてボルト締めすることにより、読書灯5の電気配線61の接続、及びブラケット22への取り付けが完了する。
以上の説明は、コネクタ63を接続して読書灯5をブラケット22に取り付ける場合であったが、読書灯5をブラケット22から外してコネクタ63を切り離す場合は、上述の作業工程が逆になる。
以上のように、読書灯5の電気配線61をバックフレーム21側の電気配線62に接続するためのコネクタ63の接続作業時には、読書灯5のベース部51に備えられた作業通路51Eに電気配線61を通すことによって、電気配線61の配索経路を短縮することができる。その結果、配索経路を短縮された分だけ電気配線61は、読書灯5のベース部51から引き出される長さを長くすることができ、コネクタ63の接続作業のための電気配線61の余長を不要として電気配線61の無駄を抑制することができる。
また、電気配線61の配索経路を短縮するために、電気配線61が本来通るべき配索通路が嵌合孔51Cから作業通路51Eに変更されるようにしたが、コネクタ63の接続が完了し、読書灯5のベース部51とブラケット22の結合部22Bが結合された状態では、ブラケット22の結合部22Bによって電気配線61の配索経路が決定され、読書灯5のベース部51に作業通路51Eが形成されているにも係らず電気配線61の配索経路が不安定に移動してしまうことを防止することができる。
以上、特定の実施形態について説明したが、本発明は、それらの外観、構成に限定されず、本発明の要旨を変更しない範囲で種々の変更、追加、削除が可能である。例えば、
1.上記実施形態では、電気部品を読書灯としたが、シートに着座した乗員の音声を収録するためのマイクロホン、シートに着座した乗員に聴取させるための音を発するスピーカ、着座乗員のための各種表示装置等でも良い。
2.上記実施形態では、乗物用シートの本体部をシートバックとしたが、シートクッション、アームレスト等でも良い。即ち、読書灯等の電気部品はシートクッション、アームレスト等に取り付けても良い。
3.上記実施形態では、電気部品である読書灯の電気配線の配索経路として、通常の第1配索経路の他に経路長さを短くした第2配索経路を形成するようにしたが、シート本体部の電気配線の配索経路として第1配索経路と第2配索経路とを設けるようにしても良い。
4.上記実施形態では、本発明を車両用シートに適用したが、飛行機、船等に搭載のシートに適用しても良い。
1 車両用シート
2 シートバック(本体部)
21 バックフレーム
22 ブラケット
22A 支持部
22A1、22A2 開口部
22B 結合部
22B1 配索通路(他方の配索通路)
22C ボルト
23 ヘッドレスト
24 バックボード
3 シートクッション
4 アームレスト
5 読書灯(電気部品)
51 ベース部
51A ガイド片
51B 固定部
51C 嵌合孔(一方の配索通路)(結合部)
51D 連通路(作業通路)
51E 作業通路
52 可動部
53 ジョイント部
54 発光部
61 電気配線
62 電気配線
62A 上部電気配線
62A1 ワイヤ
62A2 パイプ
62B 下部電気配線
62C コネクタ
63 コネクタ
63A 雌型部材
63B 雄型部材
64 コネクタ
64A 雌型部材
64B 雄型部材
65 ウレタンテープ

Claims (1)

  1. 乗物用シートの本体部に対して取り付けられる電気部品の電気配線配索構造であって、
    前記電気部品の電気配線は、前記本体部の電気配線にコネクタを介して接続され、
    前記電気部品若しくは本体部のいずれか一方は、その電気配線が通る配索経路として、前記電気部品が前記本体部に取り付けられた状態における第1配索経路の他に、前記電気部品が前記本体部に取り付けられる前の状態における第2配索経路を形成するように、電気配線の配索通路が形成され、
    前記第1配索経路に比べて第2配索経路は、経路長さが短縮されており、
    前記電気部品と本体部とは、それぞれに設けられた結合部によって両者が機械的に結合され、
    前記各結合部には、前記第1配索経路を形成するように配索通路が形成され、
    前記結合部の一方には、前記配索通路に隣接して前記第2配索経路を形成する作業通路が形成され、
    該作業通路は、前記配通路との間が前記電気配線を移動可能とするように連通されていることを特徴とする乗物用シートの電気配線配索構造。
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