JP6214915B2 - フィルム状袋の収納パック - Google Patents

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本発明はフィルム状袋の収納パックに関する。
例えば、ポリエチレン製の薄手の袋などは、複数枚が重ねられた状態で、数10枚〜数100枚、外袋に収容して販売されている。
しかしながら、例えば、ポリエチレン製の袋などがある程度の大きさになると、そのまま重ねると大型化して取り扱いが不便であることから、折り畳まれた状態で、同じく樹脂製で小型の外袋内に収容され、販売されている。
図7は、このように製品であるフィルム状袋2を、このフィルム状袋2より小型の外袋4内に複数枚収容された、従来のフィルム状袋の収納パック10を示したものであり、例えば、下端の耳部4aに設けた取付穴6をフックなどに吊り下げて販売されている。
この収納パック10は、例えば、薄手のフィルム状袋2としてポリ袋が30枚、外袋4内に収容されている。
外袋4内に収容されたフィルム状袋2は、図8(A)、(B)に示したように、例えば、B−B線およびD−D線をそれぞれ山折とし、C−C線を谷折として四つに折り畳まれている。そして、B−B線の山部とD−D線の山部を重ね合わせる態様でコンパクトにし、その重ね合わされたB−B線およびD−D線側を、図7に示した取付孔6とは反対側に位置する取出し口12側に配置している。
このように形成された従来の収納パック10では、ミシン目11を切り開いて形成された取出し口12からフィルム状袋2を一枚ずつ取り出そうとしたときに、2枚目のフィルム状袋2が引きずられてしまい、結果として、フィルム状袋2が二枚重なって取り出されてしまうことがあった。
また、フィルム状袋2の取り出し動作を何回も行っていると、外袋4の取出し口12の開口縁部12aに繰り返しの負荷が作用するため、この開口縁部12aを、外方に切り裂いてしまうことがあった。
このように、取出し口12の開口縁部12aの一部が、外方に切り裂かれてしまうと、その破損箇所が次第に大きくなり、場合によっては取出し口12が広がって、外袋4の袋としての機能が損なわれてしまうという問題があった。
本発明は、このような実情に鑑み、例えば、外袋に設けたフィルム状袋の取出し口からフィルム状袋を一枚ずつ取り出す場合に、1枚ずつの取り出しが容易であるとともに、この取出し動作を繰り返し行ったとしても、取出し口の開口縁部を切り裂いてしまうことを可及的に防止することができるフィルム状袋の収納パックを提供することを目的としている。
上記目的を達成するための本発明に係るフィルム状袋の収納パックでは、
複数枚のフィルム状袋が、樹脂製の外袋内に四つ折りの状態で収容され、四つ折りにされた前記フィルム状袋が前記外袋から一枚ずつ取り出されるフィルム状袋の収納パックであって、
前記フィルム状袋は、四つ折りにされる前の前記フィルム状袋と同じ大きさである台紙が挟み込まれた状態で四つ折りにされ、
さらに、四つ折りにされた前記フィルム状袋の中心点を含む1つの角部が、前記外袋の角部に設けられた取出し口に臨むように配置されていることを特徴としている。
このような構成の収納パックであれば、フィルム状袋の取り出しをスムースに行うことができる。また、外袋の取出し口の近傍が切り裂かれてしまうことを可及的に防止することができる。
本発明に係るフィルム状袋の収納パックによれば、フィルム状袋を、樹脂製の外袋から一枚ずつ容易に取り出すことができる。また、残量が少なくなっても、外袋およびフィルム状袋が型崩れせず、さらに、取り出し動作を繰り返し行ったとしても外袋の取出し口を切り裂いてしまうことがないので、フィルム状袋を一枚ずつ取り出すことができる。
図1は、本発明の一実施例に係るフィルム状袋が収容されている収納パックの正面図である。 図2(A)は、図1の収納パックを構成するフィルム状袋の正面図、図2(B)は図2(A)に示したフィルム状袋を四つ折りにしたときの中心点の位置を示す正面図である。 図3(A)は、図1に示した収納パックに採用された外袋と同じ大きさの台紙を示す正面図、図3(B)は、外袋の半分の大きさの台紙を示す正面図である。 図4は、図2(A)に示したフィルム状袋と、図3(A)に示した台紙との配置関係を示す斜視図である。 図5は図4に示した態様でフィルム状袋と台紙とを折り畳んだときの折畳み体の斜視図である。 図6は図1に示した収納パックからフィルム状袋を一枚取り出すときの作業状況を示す説明図である。 図7は従来の収納パックの正面図である。 図8(A)は従来のフィルム状袋を展開した状態を示す正面図、図8(B)は図8(A)に示したフィルム状袋を四つ折りにするときの側面図である。
以下、図面に示した好ましい実施の形態について説明する。
図1は本発明の一実施例に係るフィルム状袋の収納パック20の斜視図である。
この収納パック20は、フィルム状袋(例えば、ポリエチレン製の袋)18が、例えば15枚、四つ折りにされた状態で外袋24内に収容されたものである。
外袋24は、樹脂製であるが、フィルム状袋18より肉厚が厚いことが好ましい。図1に示した外袋24の縦横の長さは、例えば、210mm×130mmである。
一方、図2(A)に示したように、フィルム状袋18の縦横の長さは、例えば、380mm×230mmである。しかしながら、これらの大きさは限定されない。
外袋24の角部には、横40mm、縦65mmからなる直角三角形の斜辺を結ぶように、予めミシン目が形成されている。このミシン目を切り開くことにより、フィルム状袋18を取り出すための取出し口40が形成される。
フィルム状袋18のフィルム厚は、10μm〜40μm、好ましくは15μm〜25μmである。図2に示したフィルム状袋18のフィルム厚さは、例えば、20μmである。
フィルム状袋18において、フィルム同士が封止されていない開口部26側を、図2(A)に示したように上とした姿勢で、中心点Oを通るF−F線で上半部を下方に折り返し、さらに中心点Oを通るG−G線で、右半部を左方に折り畳むことにより、図2(B)に示したように、中心点Oが右上となるように折り畳まれる。なお、図2(B)に示した四つ折りのフィルム状袋18は、外袋24より若干小さい。
本実施例では、このようなフィルム状袋18および外袋24の他に、図3(A)に示した台紙30が用意される。
台紙30の大きさは、縦横の長さがフィルム状袋18と同一である。
なお、台紙30は、必ずしもフィルム状袋18と同一の大きさである必要はなく、図3(B)に示したように、例えば、フィルム状袋18の半分の大きさの台紙32であっても良い。
フィルム状袋18と同じ大きさの台紙30を用いる場合は、図4に示したように、複数枚のフィルム状袋18を重ね合わせた後に、その片側に台紙30を配置し、この台紙30を内側に包み込むようにして、F−F線、G−G線で折り畳む。なお、F−F線、G−G線のどちらを先に折っても良く、順番は限定されない。
このようにして複数枚のフィルム状袋18が台紙30を挟んだ状態で四つ折りにされる。
図5は、複数枚のフィルム状袋18の内部に、台紙30が挟み込まれて、四つ折りにされた折畳み体50の概略図である。図1の収納パック20は、このような折畳み体50が外袋24内に収容されたものである。
すなわち、収納パック20では、フィルム状袋18の中心点Oを含む1つの角部が、外袋24の取出し口40に、臨むようにして収容されている。また、収納パック20では、外袋24の粘着側端部24aが折り返されて外袋24の本体側に貼り合わされている。
このような構成の収納パック20によれば、図6に示したように、使用者が、取出し口40からフィルム状袋18を1枚引っ張れば、そのフィルム状袋18を容易に取り出すことができる。すなわち、内部に台紙30が挟まれているので、外袋24の変形が少ない。したがって、図1の姿勢からの引き出し動作によれば、フィルム状袋18が滑り易くなるので、フィルム状袋18の最終部分まで容易に引き出すことができる。
なお、このようなフィルム状袋18の引き出し動作を何回も繰り返し行って多数枚取り出したとしても、台紙30が介在されることによりフィルム状袋18に型崩れが生じない。
さらに、本実施例によれば、フィルム状袋18の取出しがスムースであることから、この動作を繰り返し行ったとしても、取出し口40の開口縁部に大きな負荷が作用することがない。したがって、フィルム状袋18の取出し口40が切り裂かれてしまうことないので、外袋24の形状を最後まで良好に保つことができる。また、フィルム状袋18の残量が少なくなったとしても、取出し作業性が損なわれることはない。
以上、本発明の実施例について説明したが、本発明は上記実施例に何ら限定されない
なお、官能評価試験によれば、フィルム状の袋18を15枚積層収容した収納パック20において、最初の一枚目を引き出す場合も中間付近(7〜8枚目)を引き出す場合も、最後の一枚(15枚目)を引き出す場合も、引き出し易さに大きな違いはないとの評価を得た。
また、台紙30を入れた場合と、台紙を入れない場合とでは、取り出し易さに顕著な違いがあるとの評価を得た。
18 フィルム状袋
20 収納パック
24 外袋
30、32 台紙
40 取出し口
50 折畳み体

Claims (1)

  1. 複数枚のフィルム状袋が、樹脂製の外袋内に四つ折りの状態で収容され、四つ折りにされた前記フィルム状袋が前記外袋から一枚ずつ取り出されるフィルム状袋の収納パックであって、
    前記フィルム状袋は、四つ折りにされる前の前記フィルム状袋と同じ大きさである台紙が挟み込まれた状態で四つ折りにされ、
    さらに、四つ折りにされた前記フィルム状袋の中心点を含む1つの角部が、前記外袋の角部に設けられた取出し口に臨むように配置されていることを特徴とするフィルム状袋の収納パック。
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