JP2016190678A - ビニール袋収納箱及びビニール袋収納箱用のビニール袋 - Google Patents

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建治 大朏
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Abstract

【課題】箱体の取出し口から取り出す度にビニール袋の開口部を開口させるという煩わしい手間を省くことができるビニール袋収納箱及びビニール袋を提供する。
【解決手段】ビニール袋収納箱1Aは、箱体2の内部には交互に折り畳まれて積層された四角形のビニール袋3が収納され、箱体2の上面部21には箱体内部のビニール袋3を1枚ずつ取り出す取出し口5が開口形成されている。ビニール袋3は、一辺を上部の開口部31として形成するように重なり合う一方及び他方のシート体により構成され、一方のシート体の開口部31を形成する上部にはビニール袋3が取出し口5から引っ張り出されるときに摘ままれるように他方のシート体と重なり合わずに露出する摘み代34が設けられている。箱体上面部21の内面側には取出し口5から引っ張り出されるビニール袋3と接して摺動抵抗を付与する抵抗体4が設けられている。
【選択図】図1

Description

本発明は、ビニール袋を1枚ずつ取り出せるようにするビニール袋収納箱及びビニール袋収納箱用のビニール袋に関する。
従来、この種のビニール袋収納箱は、開口部側を上にして交互に折り畳まれて積層された四角形のビニール袋の束を箱体内部に収納し、箱体の上面部に開口形成された取出し口から箱体内部のビニール袋を1枚ずつ取り出せるようにしたものがある。また、箱体内部に収納されるビニール袋は、一辺を上部の開口部として形成するように重なり合う一方及び他方のシート体により構成されている。
特開2003−212279号公報
従来のビニール袋収納箱では、取出し口から取出したビニール袋は、開口部が一方及び他方のシート体の上縁部が一致して塞がった状態となっている。従って、使用者は、箱から取出したビニール袋に物品を入れるためには、開口部を開口させる必要がある。このビニール袋の開口部は、一方のシート体と他方のシート体とがひっついて塞がった状態にあり、しかもビニール袋は、紙袋のような保形性を有しない。そのため、ビニール袋の開口部を簡単に開口させることができず、非常に煩わしく手間がかかっていた。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、箱体の取出し口から取り出す度にビニール袋の開口部を開口させるという煩わしい手間を省くことができるビニール袋収納箱及びビニール袋を提供することを目的とする。
本発明は、
箱体の内部には、開口部側を上にして交互に折り畳まれて積層された四角形のビニール袋が収納され、箱体の上面部には、きりとり線に沿って切り取り部を剥がし取ることにより箱体内部のビニール袋を1枚ずつ取り出せるようにする取出し口が開口形成されるビニール袋収納箱において、
ビニール袋は、一辺を上部の開口部として形成するように重なり合う一方及び他方のシート体により構成され、一方のシート体の開口部を形成する上部には、該ビニール袋が取出し口から引っ張り出されるときに摘ままれるように、他方のシート体と重なり合わずに露出する摘み代が設けられ、
箱体上面部の内面側には、取出し口から引っ張り出されるビニール袋と接して摺動抵抗を付与する抵抗体が設けられているものである。
本発明によれば、取出し口から一番上のビニール袋をその摘み代を摘まんで引っ張り出すと、このビニール袋は、抵抗体と接触して抵抗を受け、ビニール袋を構成する一方のシート体と他方のシート体とが横ずれして重なりが引き離される。従って、取出し口から取出されたビニール袋は、上部の開口部が開口された状態となる。よって、取出し口から取出す度にビニール袋の開口部を開口させるという煩わしい手間が省け、取出し口から取出したビニール袋に対して直ちに物品を袋内に入れることができる。
実施形態1のビニール袋収納箱の外観を示す斜視図である。 実施形態1のビニール袋収納箱の上面を示す平面図である。 ビニール袋収納箱用のビニール袋を示す平面図である。 実施形態1のビニール袋収納箱の内部を示す断面図である。 実施形態1のビニール袋収納箱の内部を示す模式図である。 実施形態2のビニール袋収納箱の上面を示す平面図である。 実施形態2のビニール袋収納箱の内部を示す模式図である。 フラップ部の他の例を示す平面図である。 実施形態3のビニール袋収納箱の内部を示す模式図である。 実施形態3のビニール袋収納箱においてビニール袋の束にゴムバンドを取り付けた状態を示す平面図である。 実施形態3のビニール袋収納箱においてビニール袋の束にゴムバンドを取り付けた状態を示す断面図である。 ビニール袋の摘み代に指掛け孔を設けた例を示す平面図である。 ビニール袋の摘み代に指掛け孔を設けた他の例を示す部分斜視図である。 ビニール袋の摘み代に指掛け孔の目印(例えば、色印刷)を施した例を示す部分平面図である。 実施形態4のビニール袋収納箱(取出し口が閉鎖状態)の外観を示す斜視図である。 実施形態4のビニール袋収納箱(取出し口が開口状態)の外観を示す斜視図である。 実施形態4のビニール袋収納箱の内部を示す断面図である。 実施形態4のビニール袋収納箱においてビニール袋の束にゴムバンドを取り付けた状態を示す平面図である。 実施形態4においてビニール袋の積層手順を示す模式図である。
(実施形態1)
図1、図2に示すように、実施形態1のビニール袋収納箱1Aは、横長の直方体形をなした紙製の箱体2から形成され、箱体2内部に収納したビニール袋3の束から上面部21の取出し口5よりビニール袋3を1枚ずつ取り出せるようにしたものである。箱体2の上面部21の取出し口5は、横長の楕円形形状を有し、ミシン目等のきりとり線51に沿って切り取り部52を剥がし取ることにより開口形成される(図2参照)。なお、取出し口5の形状は、楕円形に限らず、長方形、太鼓型、菱形、多角形、円形など各種の形状とすることができる。箱体2は、展開状態の1枚の厚紙より組み立て形成することができ、使用後は例えば短辺側の両側面を破断させて外方へ引き倒し、箱体2を上下方向に押し潰して偏平状にして廃棄し易くすることができる。なお、箱体2の材質は、紙製に限らず、プラスチック製、木製、金属製などでもよい。
図3に示すように、ビニール袋3は、PE、PP、PETなどの樹脂フィルム製であって四角形に形成され、一辺を上部の開口部31として形成するように重なり合う一方及び他方のシート体32,33により構成されている。このビニール袋3は、上部の開口部31において、一方のシート体32の上部には、他方のシート体33と重なり合わずに露出する摘み代34が設けられ、この摘み代34がビニール袋3を取出し口5から引っ張り出すときに摘ままれるようになっている。なお、摘み代34は、一方のシート体32の上縁部を延出35(図3(a)(b))するか、又は他方のシート体33の上縁部を切り欠く36(図3(c))等して形成することができる。
図4、図5に示すように、ビニール袋3は、開口部31側を上にして交互に折り畳まれて積層された状態のビニール袋3の束にして、箱体2の内部に収納されている。これにより、箱体2の取出し口5から最上層のビニール袋3を引っ張り出すとその下のビニール袋3の上部が取出し口5から外方へ突出され、1枚ずつビニール袋3を取り出すことができる。なお、図5では、ビニール袋3の一方のシート体32と他方のシート体33との位置関係を分かりやすくするため両者32,33を離して記載するが、実際は一方のシート体32と他方のシート体33とはひっついた状態となっている(図7、図9も同様の趣旨で記載している。)。
そして、実施形態1では、箱体2上面部21の内面22には、取出し口5から引っ張り出されるビニール袋3と接して摺動抵抗を付与する抵抗体4が設けられている。具体的に、抵抗体4は、横長の取出し口5における両長辺53の長さ方向の両端部にあって、取出し口5の両長辺53の近傍に配設されている(図2参照)。取出し口5の両長辺53の中央部付近には、抵抗体4が設けられていないが、この中央部付近にも抵抗体4を設けるようにしてもよい。抵抗体4としては、例えば、スポンジ、摩擦抵抗が大きいゴムや樹脂などにより形成することができる。
これにより、取出し口5から突出した一番上のビニール袋3をその摘み代34を摘まんで引っ張り出すと、このビニール袋3は、抵抗体4と接触して抵抗を受け(図5参照)、ビニール袋3を構成する一方のシート体32と他方のシート体33とが横ずれして重なりが引き離される。従って、取出し口5から取出されたビニール袋3は、上部の開口部31が開口された状態となる(図1参照)。その結果、取出し口5から取出す度にビニール袋3の開口部31を開口させるという煩わしい手間が省け、取出し口5から取出したビニール袋3に対して直ちに物品を袋内に入れることができる。
また、箱体2内部に収納されたビニール袋3は、取出し口5から引っ張り出されるときに摘み代34を設けていない他方のシート体33を外側にして折り畳まれて積層されている(図5参照)。これにより、取出し口5からビニール袋3を取り出すときに一方のシート体32の摘み代34を摘まんで引っ張り出すと、外側に折り畳まれている他方のシート体33が抵抗体4と接触して抵抗を受けることとなる。従って、ビニール袋3を引っ張り出すときには一方のシート体32と他方のシート体33とが確実に横ずれして重なりが引き離され、取出し口5から取出したビニール袋3は、上部の開口部31が確実に開口された状態にすることができる。
このように、これまでは取出し口5から取り出したビニール袋3は、一方のシート体32と他方のシート体33とがひっついて塞がった状態の開口部31を開口させるのが煩わしかったが、実施形態1Aによれば、取出し口5からビニール袋3を引っ張り出すだけで簡単に開口させることができる。また、抵抗体4を取出し口5の両長辺53の中央部付近に設けないようにすることにより、取出し口5からビニール袋3を引っ張り出すとき、通常はビニール袋3の上端の真ん中当たりを指で摘まみ上げるので、指で摘まんだビニール袋3の真ん中当たりでは抵抗体4から受ける抵抗が少なく、ビニール袋3を強く摘ままなくても円滑にビニール袋3を引っ張り出すことができる。
(実施形態2)
図6、図7に示すように、実施形態2のビニール袋収納箱1Bでは、横長の取出し口5の両長辺53から対向長辺53に向けて突出して交互に隣接させて引っ張り出されるビニール袋3を挟み込むようにするフラップ部6が設けられ、これらのフラップ部6の先端部側の裏面61には、取出し口5から引っ張り出されるビニール袋3と接して摺動抵抗を付与する抵抗体4が設けられている。
実施形態2のビニール袋収納箱1によれば、ビニール袋3は、フラップ部6により挟み込まれた状態で取出し口5から引っ張り出される(図7参照)。このとき、ビニール袋3の表裏面61にて前後のフラップ部6の裏面61に設ける抵抗体4が接触して抵抗を受け、ビニール袋3を構成する一方のシート体32と他方のシート体33とが横ずれして重なりが引き離され、取出し口5から取出されたビニール袋3は、上部の開口部31が開口した状態とすることができる。従って、取出し口5から取出す度にビニール袋3の開口部31を開口させるという煩わしい手間から解放される。
この実施形態2では、前後のフラップ部6の裏面61の抵抗体4が引っ張り出されるビニール袋3の表裏面ともに接触されるから、箱体2内部に収納されるビニール袋3は、摘
み代34を設けない他方のシート体33を外側にして折り畳まれて積層されてなくても、一方のシート体32の摘み代34を摘まんで引っ張り出すと、他方のシート体33には常に抵抗体4が接触することとなる。従って、箱体2内部に収納されるビニール袋3は、一方又は他方のシート体32,33のどちらを外側にして折り畳まれたものであってもよい。なお、図7では、摘み代34を有する一方のシート体32を外側にして折り畳まれた状態を示している。
フラップ部6は、横長の取出し口5における両長辺53の長さ方向の両端部側に配設されているが、中央部に配設されるようにしてもよい。フラップ部6の長さは、取出し口5の対向長辺53の位置まで延ばされているが(図6参照)、図8に示すように、取出し口5の対向長辺53の手前まで延びるか(図8(a))、又は取出し口5の対向長辺53を越えて延びる(図8(b))ように形成されてもよい。また、フラップ部6は、箱体2の上面部21の構成部材と一体形成されており、使用前に箱体2の上面部21の切り取り部52をきりとり線51に沿って剥がし取ることにより取出し口5と同時に形成されるが、これに限定されない。例えば、図8(c)に示すように、フラップ部6は、箱体2上面部21の構成部材とは別部材にて構成され、突出部62と基端部63とを有し、基端部63を箱体2上面部21の内面22に取り付け、突出部62を取出し口5内に配置させるようにしてもよい。この場合、箱体2の上面部21の切り取り部52にはフラップ部6形成用のきりとり線51を設ける必要もなく、また、切り取り部52も簡単に剥がし取ることができる。
なお、上述以外の実施形態2の構成及び作用効果は実施形態1と同様である。
(実施形態3)
図9、図10、図11に示すように、実施形態3のビニール袋収納箱1Cでは、積層状態のビニール袋3の束は、支持板8上に載置され、折り畳んだビニール袋3の折り線37方向と平行に積層状態のビニール袋3の両側位置にて支持板8とともにゴムバンド7が嵌め込まれた状態で箱体2の内部に収納されている。そして、両ゴムバンド7のビニール袋3架け渡し部分の中間位置には、取出し口5から引っ張り出されるビニール袋3と接して摺動抵抗を付与する抵抗体4となる抵抗素材41が設けられている。
この実施形態3のビニール袋収納箱1Cによっても、取出し口5から突出した一番上のビニール袋3をその摘み代34を摘まんで引っ張り出すと、図9に示すように、このビニール袋3の他方のシート体33が抵抗素材41と接触して抵抗を受け、ビニール袋3を構成する一方のシート体32と他方のシート体33とが横ずれして重なりが引き離され、取出し口5から取出されたビニール袋3は、上部の開口部31が開口された状態とすることができる。また、積層状態のビニール袋3は、支持板8とともに巻回したゴムバンド7に抵抗素材41を設けるので、ビニール袋3の残り枚数が少なくなった場合でも、また最後の1枚となった場合でも、ビニール袋3を引っ張り出すときには抵抗素材41を確実に接触させ、取出したビニール袋3の開口部31を開口させることができる。
なお、ゴムバンド7自体が、天然ゴム素材又は合成ゴム素材等のような表面の摩擦抵抗の大きい素材で形成され、平ゴムの形態としてその幅寸法を適宜に設定等する場合、このゴムバンド7において一番上のビニール袋3と接するビニール袋架け渡し部分により抵抗体4を構成することができる。また、このような摩擦抵抗の大きいゴム素材のゴムバンド7を用いる場合、抵抗素材41を設けることなくゴムバンド7のビニール袋架け渡し部分だけで抵抗体4を構成することもできる。
上述以外の実施形態3の構成及び作用効果は実施形態1と同様である。
(ビニール袋について)
ビニール袋3は、図3に示したように、開口部31において一方のシート体32の上部には他方のシート体33と重なり合わずに露出する摘み代34を設けているが、図12に示すビニール袋3Aのように、摘み代34には一方のシート体32を貫通する指掛け孔38を設けることが好ましい。この場合、ビニール袋3Aは、通常、指掛け孔38に指を引っ掛けて箱体2の取出し口5から引っ張り出される。指掛け孔38は、摘み代34を形成する一方のシート体32側に配設されているので、指掛け孔38に指を引っ掛けてビニール袋3Aを取出し口5から引っ張り出すことにより、無意識に両方のシート体32,33を一緒に摘まんで引っ張ってしまうことはなく、一方のシート体32側だけが引っ張られ、他方のシート体33側が引っ張られることはない。従って、ビニール袋3Aを取り出すときには他方のシート体33が抵抗体4によって抵抗を受けると一方のシート体32と他方のシート体33とが確実に横ずれして重なりが引き離され、取出し口5から取り出したビニール袋3Aは、上部の開口部31が確実に開口された状態にすることができる。
なお、指掛け孔38の形状は、円形、楕円形、四角形等(図12(a)(b)(c)(d))、その他各種の形状とすることができ、また、指掛け孔38の数も、1個のみならず、2個(図12(d))以上の複数個を形成することもできる。
上述のようなビニール袋3Aにおける指掛け孔38の形成は、ビニール袋3A完成前の素材シート又はビニール袋3Aの完成品に対して切り抜きや打抜き等の加工を施して形成することができる。指掛け孔38の形成範囲は、その全体又は一部分が摘み代34を貫通させるような一方のシート体32の領域であればよい。すなわち、指掛け孔38は、一方のシート体32における摘み代34の形成部分にだけ設けられる形態(図12)のみならず、図13(a)(b)に示すように、他方のシート体33の上縁部を部分的に切り欠く(切欠39)とともに一方のシート体32における摘み代34形成部分からその下の部分にわたって連続的に設けられる形態(図13(a))、また、他方のシート体33の上縁部を全く切り欠くことなく一方のシート体32における摘み代34形成部分からその下の部分にわたって連続的に設けられる形態(図13(b))とすることができる。
この場合、指掛け孔38は、全体が摘み代34に設けられる形態(図12)や他方のシート体33を切り欠かずに摘み代34形成部分からその下の部分にわたって連続的に設けられる形態(図13(b))であれば、開口部31における他方のシート体33の上縁部も真っ直ぐな形状を確保できるから、ビニール袋3Aの使用状態においては見栄えが良く、開口部31の強度も確保でき、また切欠39から他方のシート体33が破れる等の不具合も生じない。
指掛け孔38を摘み代34形成部分からその下の部分にわたって連続的に設ける場合(図13)は、同じ大きさの指掛け孔38を摘み代34のみに設ける場合(図12)と比べ、摘み代34の上下幅を狭くしてビニール袋3Aの容積の減少を抑えることができる。
また、摘み代34には、指掛け孔38の目印Mとして指掛け孔38の周辺に印刷を施すことができる。図14に示すように、この指掛け孔38の目印Mとしては、例えば、指掛け孔38の全体を摘み代34に設けたものでは、摘み代34の内面側又は/及び外面側において、指掛け孔38の外周に沿って色印刷を施したり(図14(a)(b))、指掛け孔38の外周領域に広く色印刷を施したり(図14(c))、あるいは、摘み代34全体に色印刷を施したり(図14(d))等することができる。また、例えば、指掛け孔38を他方のシート体33の上縁部を切り欠くようにして摘み代34に設けたものでは、摘み代34の内面側又は/及び外面側において、指掛け孔38の左右に太点状に色印刷を施したり(図14(e))、指掛け孔38の左右に太線状に延びる色印刷を施したり(図14(f)))等することができる。
このような指掛け孔38の目印Mを設けることにより、使用者に対して孔(指掛け孔38)が開いていること、指掛け孔38が存在すること等を色で知らせて分かりやすくすることができる。従って、ビニール袋3Aを箱体2の取出し口5から引き出す際は、指掛け
孔38に指を引っ掛けるように促され、確実に指掛け孔38を設けた一方のシート体32側だけを引っ張って取出し口5からビニール袋3Aを取り出させることができる。
なお、指掛け孔38の目印Mとなる色印刷は、図14に示すものに限らず、色、形状、位置、範囲等その他各種の形態について任意に決定することができる。色印刷(目印M)は、摘み代34における一方のシート体32の内外面の両方に施してもよいし、また、ビニール袋3A自体が透明又は半透明であるから摘み代34の内面又は外面のどちらかの面にだけ施すようにしてもよい。
(実施形態4)
図15、図16、図17に示すように、実施形態4のビニール袋収納箱1Dでは、ビニール袋3Aが開口部31側を上にしてZ字状に3つ折りにして積層されて箱体2の内部に収納され(図17参照)、箱体2の上面部21と側面部23の角部24に形成された取出し口5から箱体2内部のビニール袋3Aを最上のものから1枚ずつ連続して取り出すようにしたものである。ビニール袋3Aは、摘み代34において指掛け孔38と印刷による指掛け孔38の目印Mとが形成されたものが使用されているが、指掛け孔38、目印M等を形成しないものでもよい。また、取出し口5は、角部24に限らず、上面部21の側端部又は側面部23の上部に形成されてもよい。
図17、図18を参照して、箱体2内部に収納された積層状態のビニール袋3Aの束は、支持板8上に載置され、折り畳んだビニール袋3Aの折り線37と平行に支持板8とともに1本のゴムバンド7が嵌め込まれた状態とされている。積層状態のビニール袋3Aは、一方のシート体32を外側にして略三等分に上折片3U、中間部3M及び下折片3DからなるZ字状に3つ折りにされ、この上折片3Uと下折片3Dとにそれぞれ上下のビニール袋3Aを係合して積層されている(図19参照)。
この積層状態とする手順として、例えば、図19に示すように、1番目のビニール袋3aは一方のシート体32を上向きにして上三分の二(3U及び3M)を上側に折り返し、その上に、2番目のビニール袋3bを一方のシート体32を上向きにして下三分の一(3D)を重ねる(図19(a))。そして、1番目のビニール袋3aの上三分の一(3U)を上側に折り返して2番目のビニール袋3bを挟み込む(図19(b))。次に、2番目のビニール袋3bの上三分の二(3U及び3M)を上側に折り返し(図19(c))、その上に、3番目のビニール袋3cを一方のシート体32を上向きにして下三分の一(3D)を重ねる(図19(d))。そして、2番目のビニール袋3bの上三分の一(3U)を上側に折り返して3番目のビニール袋3cを挟み込む(図19(e))。以上の操作を繰り返し行うと、ビニール袋3AをZ字状に3つ折りにして積層状態とすることができる。
このようにして、ビニール袋3AをZ字状に3つ折りに折り畳むことにより、2つ折りの場合のようにビニール袋3の開口部31を交互に向きを変えて折り込むことなく、ビニール袋3Aの開口部31を同じ側に向けて折り込んで積層状態とすることができる。これにより、各ビニール袋3Aを上下に係合させて積層状態とするのに機械化し易くすることができる。
積層状態のビニール袋3Aでは、略三等分に上折片3U、中間部3M及び下折片3DからなるZ字状に3つ折りにされ、その上折片3Uと中間部3Mとの間に直上のビニール袋3Aの下折片3Dが折り込まれ、また、下折片3Dと中間部3Mとの間に直下のビニール袋3Aの上折片3Uが折り込まれた状態となっている(図19(e)参照)。そして、取出し口5から最上のビニール袋3Aが引っ張り出されるときにその下のビニール袋3Aは、3つ折りの上折片3Uがゴムバンド7から脱出して展開されて取出し口5から箱体2外部に突出され、また、3つ折りの中間部3Mにおいては表向きにある他方のシート体33がゴムバンド7と接触する状態となるように構成される。
ゴムバンド7は、平ゴムであって天然ゴム素材又は合成ゴム素材等のような表面の摩擦抵抗の大きい素材で形成され、このゴムバンド7において一番上のビニール袋3Aと接するビニール袋掛け渡し部分自体が取出し口5から引っ張り出されるビニール袋3Aに摺動抵抗を付与する抵抗体4を構成する。なお、実施形態3のようにゴムバンド7に抵抗素材41を設けて、この抵抗素材41により抵抗体4を構成してもよい。
これにより、取出し口5から突出した一番上のビニール袋3Aをその摘み代34を摘まんで引っ張り出すと、図17に示すように、このビニール袋3Aの他方のシート体33がゴムバンド7から抵抗を受け、ビニール袋3Aを構成する一方のシート体32と他方のシート体33とが横ずれして重なりが引き離され、取出し口5から取出されたビニール袋3Aは、上部の開口部31が開口された状態とすることができる(図15参照)。
また、実施形態4では、ビニール袋3AをZ字状に3つ折りにして積層させ、また箱体2の取出し口5を上面部21の端(角部24)に形成することにより、取出し口5からビニール袋3Aを比較的長く突出させてビニール袋3Aを引っ張り出し易くすることができる。
また、ビニール袋3Aを2つ折りにして交互に折り畳む場合は、2つ折りの間に上下のビニール袋3の折片を一緒に折り込むので、勢いよくビニール袋3が引き出されるとその下の2枚のビニール袋3が取出し口5から突出されるおそれがあったが、3つ折りにすることで上下のビニール袋3Aの折片(3U,3D)を3つ折りの上折片3U側と下折片3D側とにそれぞれ分けて折り込むことができる。これにより、勢いよくビニール袋3Aが引き出されても、その下の2枚のビニール袋3Aが取出し口5から突出されることを防止することができる。
また、図18に示すように、支持板8には、ゴムバンド7を架け渡す対向する2辺に係止部81が複数個所に設けられ、ゴムバンド7の係止位置を取出し口5に近い側か遠い側かに段階的に配置させることでビニール袋3Aに付与する抵抗を調節できるようにしている。例えば、開口部31が開口し難い素材や厚み等のビニール袋3Aの場合は、ゴムバンド7を取出し口5に近い側に配置すれば、引っ張り出されるビニール袋3Aが取出し口5から完全に脱出するまでの長い時間でビニール袋3Aに摩擦抵抗を付与することができ、取出し口5から取出したビニール袋3Aの開口部31を確実に開口状態とすることができる。一方、開口部31が比較的に開口し易い素材や厚み等のビニール袋3Aの場合は、ゴムバンド7を取出し口5に遠い側に配置すれば、引っ張り出されるビニール袋3Aに摩擦抵抗が付与される時間を短くすることができ、ビニール袋3Aの引っ張り出しを軽くすることができる。
上述以外の実施形態4の構成及び作用効果は実施形態1〜3が参照される。
なお、本発明は、上記各実施形態に限定されず、本発明の要旨の範囲内で適宜に変更を施すことが可能である。例えば、最後の1枚までビニール袋3を取出し口5から取り出しやすくするように、箱体2には、積層状態のビニール袋3を底から持ち上げるような機構を設けてもよい。
1A,1B,1C,1D ビニール袋収納箱
2 箱体
3,3A ビニール袋
3D 下折片
3M 中間部
3U 上折片
4 抵抗体
5 取出し口
6 フラップ部
7 ゴムバンド
8 支持板
21 上面部
22 内面
23 側面部
24 角部
31 開口部
32 一方のシート体
33 他方のシート体
34 摘み代
35 延出
36 切り欠き
37 折り線
38 指掛け孔
39 切欠
41 抵抗素材
51 きりとり線
52 切り取り部
53 長辺
61 裏面
62 突出部
63 基端部
M 目印

Claims (17)

  1. 箱体の内部には開口部側を上にして交互に折り畳まれて積層された四角形のビニール袋が収納され、箱体の上面部には箱体内部のビニール袋を1枚ずつ取り出せるようにする取出し口が開口形成されるビニール袋収納箱において、
    ビニール袋は、一辺を上部の開口部として形成するように重なり合う一方及び他方のシート体により構成され、一方のシート体の開口部を形成する上部には、該ビニール袋が取出し口から引っ張り出されるときに摘ままれるように、他方のシート体と重なり合わずに露出する摘み代が設けられ、
    箱体上面部の内面側には、取出し口から引っ張り出されるビニール袋と接して摺動抵抗を付与する抵抗体が設けられているビニール袋収納箱。
  2. 請求項1に記載のビニール袋収納箱において、
    抵抗体は、横長の取出し口における両長辺の近傍に配設されているビニール袋収納箱。
  3. 請求項1又は2に記載のビニール袋収納箱において、
    抵抗体は、横長の取出し口における両長辺の長さ方向の両端部側に配設され、中央部付近に配設されないビニール袋収納箱。
  4. 請求項1に記載のビニール袋収納箱において、
    横長の取出し口には、両長辺から対向長辺に向けて突出して交互に隣接させて引っ張り出されるビニール袋を挟み込むフラップ部が設けられ、
    抵抗体がフラップ部の裏面に設けられているビニール袋収納箱。
  5. 請求項4に記載のビニール袋収納箱において、
    抵抗体は、フラップ部の先端部側に寄せて設けられているビニール袋収納箱。
  6. 請求項4又は5に記載のビニール袋収納箱において、
    フラップ部は、取出し口の対向長辺の位置まで延びるか、取出し口の対向長辺の手前まで延びるか、又は取出し口の対向長辺を越えて延びるように形成されているビニール袋収納箱。
  7. 請求項4〜6のいずれか1項に記載のビニール袋収納箱において、
    フラップ部は、横長の取出し口における両長辺の長さ方向の両端部側に配設され、中央部付近に配設されないビニール袋収納箱。
  8. 請求項4〜7のいずれか1項に記載のビニール袋収納箱において、
    フラップ部は、箱体上面部の構成部材とは別部材にて構成され、突出部と基端部とを有し、基端部を箱体上面部の内面に取り付け、突出部を取出し口内に配置させているビニール袋収納箱。
  9. 箱体の内部には開口部側を上にして交互に折り畳まれて積層された四角形のビニール袋が収納され、箱体の上面部には箱体内部のビニール袋を1枚ずつ取り出せるようにする取出し口が開口形成されるビニール袋収納箱において、
    ビニール袋は、一辺を上部の開口部として形成するように重なり合う一方及び他方のシート体により構成され、一方のシート体の開口部を形成する上部には、該ビニール袋が取出し口から引っ張り出されるときに摘ままれるように、他方のシート体と重なり合わずに露出する摘み代が設けられ、
    積層状態のビニール袋は、支持板上に載置され、折り畳んだビニール袋の折り線と平行に積層状態のビニール袋の両側位置にて支持板とともにゴムバンドが嵌め込まれた状態で箱体の内部に収納され、
    取出し口から引っ張り出されるビニール袋と接して摺動抵抗を付与する抵抗体が設けられ、
    上記抵抗体は、上記ゴムバンドのビニール袋架け渡し部分自体及び/又は上記ゴムバンドのビニール袋架け渡し部分に設けた抵抗素材により構成されるビニール袋収納箱。
  10. 請求項1〜9のいずれか1項に記載のビニール袋収納箱において、
    ビニール袋は、取出し口から引っ張り出されるときに摘み代を設けていない他方のシート体が抵抗体と接触するように、他方のシート体を外側にして折り畳まれて積層されているビニール袋収納箱。
  11. 箱体の内部には開口部側を上にして折り畳まれて積層された四角形のビニール袋が収納され、箱体の構成壁には箱体内部のビニール袋を最上のものから1枚ずつ取り出せるようにする取出し口が開口形成されているビニール袋収納箱において、
    ビニール袋は、一辺を上部の開口部として形成するように重なり合う一方及び他方のシート体により構成され、一方のシート体の開口部を形成する上部には、該ビニール袋が取出し口から引っ張り出されるときに摘ままれるように、他方のシート体と重なり合わずに露出する摘み代が設けられ、
    積層状態のビニール袋は、支持板上に載置され、折り畳んだビニール袋の折り線と平行に支持板とともにゴムバンドが嵌め込まれた状態で箱体の内部に収納され、
    取出し口から引っ張り出されるビニール袋と接して摺動抵抗を付与する抵抗体が設けられ、
    上記抵抗体は、上記ゴムバンドのビニール袋架け渡し部分自体及び/又は上記ゴムバンドのビニール袋架け渡し部分に設けた抵抗素材により構成され、
    上記ビニール袋は、一方のシート体を外側にして上折片、中間部及び下折片からなるZ字状に3つ折りに折り畳まれて上折片と下折片とにそれぞれ上下のビニール袋を係合して積層され、取出し口から最上のビニール袋が引っ張り出されるときにその下のビニール袋は3つ折りの上折片がゴムバンドから脱出されて中間部において表向きにある他方のシート体が抵抗体と接触する状態となるように構成されているビニール袋収納箱。
  12. 請求項11に記載のビニール袋収納箱において、
    上記取出し口は、最上のビニール袋が取り出されてその下のビニール袋の上折片がゴムバンドから脱出して展開されると、この展開された上折片が箱体の外部に露出される位置であって箱体における上面部の側端部、側面部の上部又は上面部と側面部の連続する角部に形成されているビニール袋収納箱。
  13. 箱体の上面部の取出し口から1枚ずつ取り出されるように、開口部側を上にして折り畳まれて積層した状態にして箱体の内部に収納される四角形のビニール袋であって、
    一辺を上部の開口部として形成するように重なり合う一方及び他方のシート体により構成され、一方のシート体の開口部を形成する上部には、該ビニール袋が箱体の取出し口から引っ張り出されるときに摘ままれるように、他方のシート体と重なり合わずに露出する摘み代が設けられているビニール袋収納箱用のビニール袋。
  14. 請求項13に記載のビニール袋収納箱用のビニール袋において、
    摘み代は、一方のシート体の上縁部を延出するか、又は他方のシート体の上縁部を切り欠くかして設けられているビニール袋収納箱用のビニール袋。
  15. 請求項13又は14に記載のビニール袋収納箱用のビニール袋において、
    摘み代には、該ビニール袋を箱体の取出し口から引っ張り出すときに指が引っ掛けられるように、一方のシート体を貫通する指掛け孔が設けられているビニール袋収納箱用のビニール袋。
  16. 請求項15に記載のビニール袋収納箱用のビニール袋において、
    摘み代には、指掛け孔の目印としての印刷が施されているビニール袋収納箱用のビニール袋。
  17. 請求項13〜16のいずれか1項に記載のビニール袋収納箱用のビニール袋において、
    上記ビニール袋は、一方のシート体を外側にして上折片、中間部及び下折片からなるZ字状に3つ折りに折り畳まれて上折片と下折片とにそれぞれ上下のビニール袋を係合して積層され、取出し口から最上のビニール袋が引っ張り出されるときにその下のビニール袋は3つ折りの上折片が展開されて取出し口から箱体の外部に露出される構成とするビニール袋収納箱用のビニール袋。

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2018177264A (ja) * 2017-04-07 2018-11-15 健二 野口 内包袋収容体
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