JP6210431B2 - 水洗大便器 - Google Patents

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Description

本発明は水洗大便器に係り、特に旋回流を形成して洗浄及び汚物の排出を行う水洗大便器に関する。
従来の水洗大便器として、洗浄水をリム部に設けた二つの吐水口から吐水するものがある。このような水洗大便器においては、洗浄終了後にリム導水路内に残っている洗浄水が二つのリム吐水口の一方、もしくは両方から排出され、ボウル部に筋状の水垢が形成されやすいという課題があった。
リム導水路内の残水はリム吐水口から溜水面にかけて筋状の流路を形成する。この残水の排出に時間がかかると筋状流路が長時間にわたって形成されるため、ボウル部に筋状の水垢を発生させる原因になっていた。
特に、特許文献1に示されるような水洗大便器では、リム導水路内に洗浄水の一部が残留する構造となっている。このような水洗大便器では、洗浄終了後、リム導水路内を満たしていた洗浄水は両方のリム吐水口から排出され、徐々にリム導水路内の水位が下がっていき、リム吐水口の底部と等しくなると、残水の排出が止まる。しかし、実際には共通導水路の内面に残っている残水が洗浄水滞留部に少しずつ流れ込むため、リム導水路内の水位はリム吐水口の底部よりも僅かに高くなる。そのため、高くなった水位の分だけ残水が両方のリム吐水口から排出され、ボウル部に筋状の流路を長時間形成するので、ボウル部に水垢が付着しやすいという課題があった。
特開2009−243052号公報(第18頁、第1−3図)
本発明は、上記問題を解決するためになされたもので、本発明の課題は、導水路内の残水を効率的に排出し、ボウル部に筋状の水垢が付着しにくい防汚性に優れた水洗大便器を提供することである。
上記目的を達成するために請求項1記載の発明によれば、給水源から給水される洗浄水により便器本体のボウル部を洗浄し、このボウル部内の溜水をトラップ排水路から排出する水洗大便器であって、給水源から供給される洗浄水をボウル部に導くように形成された共通導水路と、ボウル部後方で前記共通導水路から分岐し、ボウル部左側に流路が形成される第1リム導水路と、ボウル部後方で前記共通導水路から分岐し、ボウル部右側に流路が形成される第2リム導水路と、前記第1リム導水路の下流に設けられ、吐水方向が便器前方方向となるように形成された第1リム吐水口と、前記第2リム導水路の下流に設けられ、吐水方向が便器左側面方向となるように形成された第2リム吐水口と、を有する水洗大便器において、前記第1リム導水路の底面、及び、前記第2リム導水路の底面は、前記第1リム吐水口、若しくは、前記第2リム吐水口の何れか一方に向けて下る傾斜が設けられていることを特徴としている。
このように構成された本発明によれば、傾斜の上側に位置しているリム吐水口からは残水が排出されないので、水垢が発生しない。一方で、傾斜の下側に位置しているリム吐水口からリム導水路内の残水が排出されるが、リム導水路底面に傾斜が設けられているため、残水の排出は短時間で終了する。従って、ボウル部に筋状の流路が形成される時間が従来のものと比べて短くなり、水垢が発生しにくくなる。
また、請求項2記載の発明によれば、前記第2リム吐水口は前記第1リム吐水口よりもボウル部後方側に形成され、前記第1リム吐水口と溜水面とを直線で結んだ線と水平面の成す角度よりも、前記第2リム吐水口と溜水面とを直線で結んだ線と水平面の成す角度の方が大きい水洗大便器において、前記第1リム導水路の底面、及び、前記第2リム導水路の底面は、前記第1リム吐水口から前記第2リム吐水口に向けて下る傾斜が設けられていることを特徴としている。
このように構成された本発明によれば、ボウル部後方に形成された第2リム吐水口と連接するボウル部の傾斜が第1リム吐水口と連接するボウル部の傾斜よりも急になるので、リム吐水口より残水がボウル部に排出された際に、ボウル部の傾斜が急である方が残水は溜水面まで早く伝わり、残水の排出も短時間で終了する。
ボウル部に対して溜水面は後方側に形成されるので、リム吐水口と溜水面とを直線で結んだ線と水平面の成す角度は、リム吐水口がボウル部後方側に形成されているほど大きくなる。そして、ボウル部の傾斜はリム吐水口から溜水面へと下る滑らかな曲線によって構成されているので、ボウル部の傾斜はリム吐水口と溜水面とを結ぶ線の角度に従う。
第2リム吐水口は第1リム吐水口よりもボウル部後方側に形成されているので、第2リム吐水口と溜水面を結ぶ線の角度は第1リム吐水口と溜水面を結ぶ線の角度よりも大きくなり、第2リム吐水口から溜水面までのボウル部の傾斜は、第1リム吐水口から溜水面までのボウル部の傾斜よりも急になる。従って、第2リム吐水口から残水を排出することで、ボウル部に筋状の流路が形成される時間が短くなり、水垢が発生しにくくなる。
また、請求項3記載の発明によれば、前記傾斜は、前記第2リム導水路の底面よりも前記第1リム導水路の底面の方が急であることを特徴としている。
このように構成された本発明によれば、第1リム導水路の底面を急にすることで、第2リム吐水口から離れた位置にある第1リム導水路内の残水を速やかに第2リム導水路まで移動させることができ、残水の排出が短時間で終了する。
本発明によれば、導水路内の残水を効率的に排出し、ボウル部に筋状の水垢が付着しにくくなるという効果がある。
本発明の水洗大便器の斜視図である。 本発明の水洗大便器の縦断面図である。 図2のD−D線における断面図である。 リム導水路の斜視図である。 リム導水路の正面図である。 リム導水路底面の傾斜を表すグラフである。 図3のE−E線における断面図である。 図3のF−F線における断面図である。 図7のθと図8のθの比較図である。
以下、本発明の実施形態について図1から図9を参照して説明する。
図1から図3に示す水洗大便器は、表面に釉薬層が形成された陶器製であり、下部にスカート部1が形成され、上半部のうち前方にボウル部3が形成され、後方上部に共通導水路5、後方下部に排水路7がそれぞれ形成されている。また、図2は図1に示す水洗大便器の縦断面図であり、図3は図2のD−D線における水洗大便器の断面図である。
ボウル部3は椀状をなす汚物受け面9と、水洗大便器の上縁部を構成するリム11の内側面11aを備える。汚物受け面9とリム11の内側面11aはスムーズな曲面で連続しており、リム11の内側面11aは内方に向かってある程度オーバーハングした形状になっている。リム11の内側面11aと汚物受け面9との境界は、図2のP線であり、このP線を境にボウル部3の角度が変化していることがわかる。リム11の内側面11aのオーバーハング形状により、洗浄時に第1リム吐水口17、及び第2リム吐水口19から吐水された洗浄水が外に飛び出すことがない。更に、水洗大便器を上から見たときに、死角となる箇所が無くなり、清掃の際には使い捨ての紙などを使用して簡単に内側面11aを拭き取る事ができる。
汚物受け面9の中央で溜水の水面下となる箇所には排水路7の入口7aが開口し、この排水路入口7aから上昇路7bが後方に伸び、この上昇路7bには下降路7c(縦管)が連続し、下降路7cの下端は、ジョイント(図示せず)を介して排出管に接続されている。排水路7及び汚物受け面9には排出管からの空気を遮断するために封水が形成されるが、その溜水面Lの水位は図2に示すように上昇路7bの頂部と同じ高さになる。
また、汚物受け面9の溜水面Lよりも上の部分は、汚物受け面9の乾燥面9aとなっている。
共通導水路5の後部天井面には貯水タンクまたは水道管に連結されたフラッシュバルブにつながる開口5aが形成されている。共通導水路5はボウル部3の後部において、水洗大便器の左側に形成された第1リム導水路13、及び右側に形成された第2リム導水路15へと分岐している。
第1リム導水路13はボウル部3の後部に沿って、リム11の内部を通して第1リム吐水口17へ洗浄水を供給するように形成されている。第1リム吐水口17はボウル部3の左側面において、洗浄水を便器前方に向けて吐水するように開口している。第1リム吐水口17からボウル部3に吐水された洗浄水は平面視において、反時計回りの旋回流を形成する。
第2リム導水路15はボウル部3の後部に沿って、リム11の内部に第2リム吐水口19へ洗浄水を供給するように形成されている。また、第2リム吐水口19は第1リム吐水口17から吐水される反時計回りの旋回流の旋回方向と同一方向に洗浄水を供給するように、ボウル部3右後部において水洗大便器の左側に向いて開口している。そのため、第2リム導水路15はその途中でUターンしている。
図4は本実施形態における共通導水路5の斜視図であり、図5は図4の共通導水路5を水洗大便器正面より見た正面図である。また、図6は第1リム導水路13の底面13a及び第2リム導水路15の底面15aの高さを表すグラフである。図6のグラフの縦軸は導水路底面の高さを表しており、横軸は導水路長を表している。図6では、導水路底面の傾斜を分かりやすくするために、横軸と縦軸の縮尺を変えたグラフとなっている。
共通導水路5は図3に示されるように、ボウル部3に沿って湾曲しているが、図6における距離はこの湾曲した導水路を一直線に伸ばした際の長さを、導水路の長さとしている。図6中のAは図3のAの位置、つまり第1リム吐水口17の位置のリム導水路13の底面13aの高さを表している。同様にして、図6中のB及びCは図3中のB及びCの位置におけるリム導水路底面の高さを表している。
図5及び図6から分かるように、第1リム導水路13の底面13a及び第2リム導水路15の底面15aは第1リム吐水口17から第2リム吐水口19に向けて傾斜している。また第1リム導水路13の底面13aの傾斜は第2リム導水路15の底面15aの傾斜よりも勾配が大きくなっている。また、図3から分かるように第1リム吐水口17は第2リム吐水口19よりも前方側に形成されている。従って、Aの位置からBの位置までの導水路長は、B位置からCの位置までの導水路長よりも長くなっている。
また、図2から分かるように、共通導水路5の底面5bは水洗大便器後端から前端に向けて傾斜しており、共通導水路5の底面5b、第1リム導水路13の底面13a及び第2リム導水路15の底面15aは滑らかに連接している。
続いて、第1リム吐水口17、及び第2リム吐水口19付近のボウル部3の傾斜について説明する。図3から分かるように、平面視においてボウル部3は卵形をしていて、かつ、溜水面がボウル部3の後方側に形成されているため、溜水面Lとリム11の内側面11aとの間隔はボウル部3の後方側に行くほど狭くなっている。溜水面Lとリム11は水平であり、リム11の内側面11aと汚物受け面9の接続部も略水平である。加えて、ボウル部3は滑らかに下る曲面で構成されているため、溜水面Lがリム11の内側面11aと接近しているほど、ボウル部3の傾斜は急になる。よって、第1リム吐水口17よりもボウル部3の後方側に形成されている第2リム吐水口19のほうがボウル部3の傾斜が急になる。
この第1リム吐水口17及び第2リム吐水口19のボウル部3の傾斜について、詳しく説明する。リム吐水口から筋状流路が形成される時、少量の水分がリム吐水口から排出され、重力によってボウル部3上を垂れるように溜水面Lまで到達する。従って、第1リム吐水口17、又は第2リム吐水口19から筋状流路が形成されるのは、図3のE−E線、もしくはF−F線の付近である。
図7は図3のE−E線における断面図であり、図8は図3のF−F線における断面図である。図7において、第1リム吐水口17と溜水面とを直線で結んだ線と水平面の成す角をθとしている。同様に、図8において、第2リム吐水口19と溜水面とを直線で結んだ線と水平面の成す角をθとしている。
このθ及びθについて、溜水面とボウル部3との交点を基点として比較すると図9のようになる。図9において、実線は第1リム吐水口17と溜水面を結んだ直線及びそのボウル部3の断面を示しており、点線は第2リム吐水口19と溜水面を結んだ直線及びそのボウル部3の断面を示している。図9より、第2リム吐水口19と溜水面を結んだ線のほうが、第1リム吐水口17のそれよりも角度が急になっており、またボウル部3の傾斜自体も急になっていることが分かる。
続いて、本実施例の水洗大便器における洗浄時の動作について説明する。利用者によって図示しないタンクなどの給水手段から便器洗浄のために給水が行われると、給水手段より洗浄水が共通導水路5の開口5aに供給され、共通導水路5、第1リム導水路13、及び第2リム導水路15を通り、第1リム吐水口17、及び第2リム吐水口19から吐出される。第1リム吐水口17、及び第2リム吐水口19から吐水された洗浄水はボウル部3上に反時計回りの旋回流を形成しながら、排水路7を通って排出される。
洗浄水の供給が終了すると、導水路内を満たしていた洗浄水は第1リム吐水口17、及び第2リム吐水口の両方から排出され、導水路内に残っている洗浄水の水位が下がっていく。水位が第1リム吐水口17の底部よりも低くなると、第1リム吐水口17からの洗浄水の排出は止まり、これ以降は第2リム吐水口19のみから排出される。そして、第2リム吐水口19から残りの洗浄水が排出されると、洗浄水の排出が完了する。
しかし、洗浄水の排出が完了した後も、実際には導水路内面に僅かな量の水が水滴や水膜等の残水として残っている。本実施例において、この導水路内面に残っている残水は、共通導水路5の底面5b、第1リム導水路13の底面13a、及び第2リム導水路15aに傾斜が設けられているので、第2リム吐水口19のみから排出される。このとき汚物受け面9の乾燥面9aには、第2リム吐水口19から溜水面Lまで筋状流路が形成される。導水路内面に残っている残水の排出が完了すると、乾燥面9aに形成されていた筋状流路は消滅する。
本実施例においては、第1リム吐水口17から第2リム吐水口19へ下る傾斜を設けることで、第1リム吐水口17からは残水が排出されないので、ボウル部3に筋状の水垢が付着しない。一方で、第2リム吐水口19からは導水路内の残水が排出されるため、ボウル部3に筋状の流路が形成される。しかし、第1リム導水路13の底面13a及び第2リム導水路15の底面15aに設けた傾斜によって、残水の排出は短時間のうちに完了するので、筋状の水垢の発生を抑制することができる。
さらに、第1リム導水路13の底面13aの傾斜を第2リム導水路15の底面15aの傾斜よりも大きくすることで、第2リム吐水口19から離れた位置にある第1リム導水路13内の残水を、より早く第2リム吐水口19に向けて移動させることができ、残水の排出完了にかかる時間をより短くすることができる。よって、ボウル部3に筋状の流路が形成される時間が短くなるので、水垢の発生を抑制することができる。また、図6中のA及びBの高低差は1mm〜5mmの範囲であればよく、B及びCの高低差も1mm〜5mmの範囲であればよい。
また、本実施例では、第1リム吐水口17よりもボウル部3の後方側に形成された、第2リム吐水口19から残水を排出している。これは、溜水面Lがボウル部3の後方側に形成されているため、第1リム吐水口17に連接するボウル部3の傾斜よりも、第2リム吐水口19に連接するボウル部3の傾斜のほうが急になるためである。ボウル部3の傾斜が急である方が、ボウル部3上にある水分に働く重力の傾斜方向への成分が大きくなるので、ボウル部3に筋状流路が形成された際に、残水の排出完了にかかる時間を短くすることができる。
以上のように、本実施例の水洗大便器では第1リム吐水口17からは残水が排出されないため、第1リム吐水口17には筋状の水垢が形成されない。一方で、第2リム吐水口19からは筋状の流路が形成されてしまうが、導水路底面に上記傾斜が設けられていることや、第2リム吐水口19と連接するボウル面の傾斜が急であることにより、残水の排出は短時間で終了するので、水垢の発生を抑制することができる。
本実施例においては、リム導水路の底面に第1リム吐水口17から第2リム吐水口19へと下る傾斜を設けている。しかし、第1リム吐水口17に連接するボウル面の傾斜が第2リム吐水口19に連接するボウル面の傾斜よりも急である場合には、リム導水路の底面に第2リム吐水口19から第1リム吐水口17へと下る傾斜を設けてもよい。
1 …スカート部
3 …ボウル部
5 …共通導水路
5a …共通導水路5の開口
7 …排水路
7a …排水路7の入口
7b …上昇路
7c …下降路
9 …汚物受け面
9a …汚物受け面9の乾燥面
11 …リム
11a…リム11の内側面
13 …第1リム導水路
13a…第1リム導水路13の底面
15 …第2リム導水路
15a…第2リム導水路15の底面
17 …第1リム吐水口
19 …第2リム吐水口
L …溜水面

Claims (3)

  1. 給水源から給水される洗浄水により便器本体のボウル部を洗浄し、
    このボウル部内の溜水をトラップ排水路から排出する水洗大便器であって、
    給水源から供給される洗浄水をボウル部に導くように形成された共通導水路と、
    ボウル部後方で前記共通導水路から分岐し、ボウル部左側に流路が形成される第1リム導水路と、
    ボウル部後方で前記共通導水路から分岐し、ボウル部右側に流路が形成される第2リム導水路と、
    前記第1リム導水路の下流に設けられ、吐水方向が便器前方方向となるように形成された第1リム吐水口と、
    前記第2リム導水路の下流に設けられ、吐水方向が便器左側面方向となるように形成された第2リム吐水口と、を有する水洗大便器において、
    前記第1リム導水路の底面、及び、前記第2リム導水路の底面は、前記第1リム吐水口、若しくは、前記第2リム吐水口の何れか一方に向けて下る傾斜が設けられていることを特徴とする水洗大便器。
  2. 前記第2リム吐水口は前記第1リム吐水口よりもボウル部後方側に形成され、
    前記第1リム吐水口と溜水面とを直線で結んだ線と水平面の成す角度よりも、前記第2リム吐水口と溜水面とを直線で結んだ線と水平面の成す角度の方が大きい水洗大便器において、
    前記第1リム導水路の底面、及び、前記第2リム導水路の底面は、前記第1リム吐水口から前記第2リム吐水口に向けて下る傾斜が設けられていることを特徴とする請求項1記載の水洗大便器。
  3. 前記傾斜は、前記第2リム導水路の底面よりも前記第1リム導水路の底面の方が急であることを特徴とする請求項2記載の水洗大便器。
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