JP7223297B2 - 水洗大便器 - Google Patents

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Description

本発明は、水洗大便器に関し、特に、洗浄水により洗浄されると共に、汚物を排出する水洗大便器に関する。
特許第3817734号公報(特許文献1)には、水洗大便器が記載されている。この特許文献1記載の水洗大便器においては、汚物を受けるボウル部上縁に設けられたリム吐水口から、水平方向に洗浄水を吐出することにより、ボウル部内に水平方向の旋回流を引き起こし、この旋回流によりボウル面全体を洗浄している。
一方、特開2015-196960号公報(特許文献2)には、水洗便器が記載されている。この特許文献2記載の水洗便器においても、ボウル部上縁に設けられたリム吐水口から、水平方向に洗浄水を吐出することにより、ボウル部内に水平方向の旋回流を引き起こしてボウル面全体を洗浄している。加えて、この水洗便器においては、ボウル部を旋回する洗浄水の流れをボウル部の底面に向けた流れとする誘導部が、ボウル部の後方側領域に設けられており、この誘導部によりボウル部内の溜水を上下方向に攪拌する流れを形成している。
特許第3817734号公報 特開2015-196960号公報
特許文献1記載の水洗大便器においては、ボウル部内には、リム吐水口から吐出された洗浄水による水平方向の旋回流が生成されるため、ボウル面の表面を洗浄する能力は高い。しかしながら、この水洗大便器は、溜水の上に浮遊している汚物を沈め、ボウル部の底部に接続された排水トラップへ汚物を排出する能力が低いという問題がある。このような問題は、特に、ボウル部内の溜水を排水トラップ管路に押し込む水流を生成するゼット吐水口を有しない水洗大便器において特に顕著となる。
一方、特許文献2記載の水洗便器は、溜水を上下方向に攪拌する流れを生成するための誘導部が設けられているので、溜水に浮遊している汚物を沈める効果が期待できる。しかしながら、特許文献2記載の水洗便器においても、リム吐水口から線状の水流としてボウル面上を旋回してきた洗浄水が誘導部により溜水中に流入するので、洗浄水には依然として水平方向の旋回成分が残っており、溜水を上下方向に攪拌する能力が低い。また、ボウル面上を旋回してきた洗浄水では、誘導部により溜水中に流入させても水勢が弱く、溜水を攪拌する能力が十分ではない。このため、特許文献2記載の水洗便器においては、溜水に浮遊している汚物を沈める効果は認められるものの、十分なものではなく、特に、節水化が進み、洗浄水の総量が少なくなった場合には、十分な排出性能が得られないおそれがある。
本発明は上記の課題を解決するためになされたものであり、溜水に浮遊している汚物を効果的に排出することができる水洗大便器を提供することを目的としている。
上述した課題を解決するために、本発明は、洗浄水により洗浄されると共に、汚物を排出する水洗大便器であって、ボウル形状の汚物受け面と、この汚物受け面の上部に形成されたリム部と、汚物受け面の下方に形成され、溜水を貯留する壺部と、を備えたボウル部と、洗浄水と共に汚物を排出するために、壺部の底部に連通するように接続された排水トラップ管路と、ボウル部に供給された洗浄水が、壺部の内側の側壁面に向けて導かれるように、壺部後方の汚物受け面に設けられた洗浄水ガイド部と、ボウル部の後方の、リム部に設けられ、ガイド部に向けて洗浄水を吐出するリム吐水口と、を有し、洗浄水ガイド部は、壺部の稜線と滑らかに連続するように、汚物受け面に形成された段部により形成され、この段部は、汚物受け面の後部に凹部を設けることにより形成され、段部と凹部の底面を接続する斜面は、汚物受け面の周方向における傾斜が、壺部に近づくにつれて急峻になっていることを特徴としている。
このように構成された本発明によれば、洗浄水ガイド部が、壺部の稜線と滑らかに連続した段部により構成されているので、洗浄水ガイド部に衝突した洗浄水を効率良く壺部の中に流入させることができ、洗浄水の水勢を大きく損なうことなく、壺部の中で強力な縦方向の旋回流を誘発することができる。これにより、溜水に浮遊した汚物を効率的に沈め、排出することができる。
また、このように構成された本発明によれば、洗浄水ガイド部を形成する段部の傾斜が、壺部に近づくにつれて急峻にされているので、洗浄水ガイド部に衝突した洗浄水をその形状を保ったまま壺部に流入させることができ、壺部の溜水内に、より強力な縦方向の旋回流を誘発することができる。
また、本発明は、洗浄水により洗浄されると共に、汚物を排出する水洗大便器であって、ボウル形状の汚物受け面と、この汚物受け面の上部に形成されたリム部と、汚物受け面の下方に形成され、溜水を貯留する壺部と、を備えたボウル部と、洗浄水と共に汚物を排出するために、壺部の底部に連通するように接続された排水トラップ管路と、ボウル部に供給された洗浄水が、壺部の内側の側壁面に向けて導かれるように、壺部後方の汚物受け面に設けられた洗浄水ガイド部と、ボウル部の後方の、リム部に設けられ、ガイド部に向けて洗浄水を吐出するリム吐水口と、を有し、洗浄水ガイド部は、壺部の稜線と滑らかに連続するように、汚物受け面に形成された段部により形成され、この段部は、汚物受け面の後部に凹部を設けることにより形成され、段部と凹部の底面の間の段差は、壺部に近づくにつれて大きくなっていることを特徴としている
のように構成された本発明によれば、洗浄水ガイド部を形成する段部の段差が、部に近づくにつれて大きくされているので、洗浄水ガイド部に衝突した洗浄水の多くを壺部に導くことができ、壺部の溜水内に、より強力な縦方向の旋回流を誘発することができる。
本発明において、好ましくは、リム吐水部は、洗浄水ガイド部と対向するようにけられている。
このように構成された本発明によれば、リム吐水部が、洗浄水ガイド部と対向するようにボウル部の後方に設けられているので、リム吐水部から吐出された洗浄水は至近距離で洗浄水ガイド部に衝突する。このため、リム吐水部から吐出された洗浄水は、吐出されたときの強い水勢を概ね維持したまま壺部に流入する。この結果、壺部の中で強力な縦方向の旋回流を誘発することができ、溜水に浮遊した汚物を効率的に沈め、排出することができる。
本発明において、好ましくは、リム吐水部は、洗浄水を、洗浄水ガイド部に衝突するように液膜状に吐出する液膜吐水部である。
このように構成された本発明によれば、液膜吐水部から液膜状になって吐出された洗浄水が、洗浄水ガイド部に衝突して壺部の中に落下し、溜水内に縦方向の旋回流を誘発するので、溜水に浮遊した汚物を効率良く溜水の中に沈めることができ、浮遊した汚物を効果的にボウル部から排出することができる。
本発明の水洗大便器によれば、溜水に浮遊している汚物を効果的に排出することができる。
本発明の実施形態による水洗大便器を示す平面断面図である。 本発明の実施形態による水洗大便器を、図1のII-II線に沿って見た断面図である。 本発明の実施形態による水洗大便器を左右方向に延びる鉛直面に沿って切断した状態を示す斜視図である。 本発明の実施形態による水洗大便器を、図1のIV-IV線に沿って切断した断面図である。 本発明の実施形態による水洗大便器を、図1のV-V線に沿って切断した断面図である。 本発明の実施形態による水洗大便器を、図1のVI-VI線に沿って切断した断面図である。 本発明の実施形態による水洗大便器を、図1のVII-VII線に沿って切断した断面図である。 本発明の実施形態による水洗大便器を、図1のVIII-VIII線に沿って切断した断面図である。 本発明の実施形態による水洗大便器を、図1のIX-IX線に沿って切断した断面図である。 本発明の実施形態による水洗大便器の洗浄水の流れの様子を示す概略平面図である。 本発明の実施形態による水洗大便器の洗浄水の流れの様子を示す概略断面図である。
つぎに、図1乃至図11を参照して、本発明の実施形態による水洗大便器について説明する。
先ず、図1及び図2により、本発明の実施形態による水洗大便器の基本構造を説明する。図1は本発明の実施形態による水洗大便器を示す平面断面図であり、図2は図1のII-II線に沿って見た断面図である。
図1及び図2に示すように、本実施形態の水洗大便器1は、ボウル部内の水の落差による流水作用で汚物を押し流す洗い落し式便器であり、便器本体2を備え、この便器本体2には、洗浄水源である貯水タンク(図示せず)を介して、洗浄水が導入されるようになっている。便器本体2は、表面に釉薬層が形成された陶器製であり、下部にスカート部6が形成され、上半分のうち前方にボウル部8が形成されている。また、ボウル部8の後方上部には、貯水タンク(図示せず)の排水口に接続される共通通水路10が形成され、さらに、ボウル部8の後方下部に汚物を排出するための排水トラップ管路12が形成されている。
本発明は、貯水タンクを備えた水洗大便器に限らず、ジェットポンプ機構を使用して洗浄水を供給する水洗大便器や、直接洗浄水が供給される直圧式水洗大便器等にも適用することができる。
ボウル部8は、ボウル形状の汚物受け面16と、上縁に位置するリム部18と、汚物受け面16の下方に形成された壺部20とを備えている。ここで、リム部18の内周面18aは、図2に示すように、内側に向かってオーバーハングした形状となっており、後述する水平方向に旋回する洗浄水が外部へ飛び出ないようになっている。
ボウル部8のリム部18の内周面の、前方から見て左側の中央部には、洗浄水を吐水するリム吐水部である第1リム吐水口22が形成され、前方から見て右側後方側(下流側)には、液膜吐水部である第2リム吐水口24が形成されている。これらの第1リム吐水口22及び第2リム吐水口24は、水平面上同一方向(図1では反時計回りの方向)に洗浄水を吐出するように向けられており、第1リム吐水口22から吐出された洗浄水は、汚物受け面16上に、水平方向に旋回する旋回流を形成するようになっている。
また、上述した水洗大便器1の後方上部に形成された共通通水路10は、第1リム吐水口22に洗浄水を供給する第1通水路26及び第2リム吐水口24に洗浄水を供給する第2通水路28に分岐している。
なお、本実施形態の水洗大便器1においては、第1リム吐水口22を含む第1通水路26と、第2リム吐水口24を含む第2通水路28は、陶器製の便器本体2と一体に形成されているが、本発明は、このような形態に限られず、第1リム吐水口を含む第1通水路と、第2リム吐水口を含む第2通水路が便器本体とは別体のディストリビユータ等により形成されたものであってもよい。
さらに、図2に示すように、ボウル部8のリム部18の内周面18aの下方領域には、洗浄水を導く棚形状の導水路30が形成されている。なお、この導水路30は、汚物受け面16の外周端領域でもある。導水路30は、第1リム吐水口22から吐水された洗浄水がリム部18の内周面18aに沿って汚物受け面16の後端部へ旋回させるためのものである。
つぎに、図2に示すように、排水トラップ管路12は、壺部20の底面36と接続し且つ後方下方へ延びる導入管路32と、上昇管路34aと、下降管路34bとから形成されている。
この導入管路32は、壺部20の底面36と滑らかな連続湾曲面として繋がっており、壺部20から導入管路32に流入した洗浄水が導入管路32内をスムーズに流れるようになっている。
つぎに、図1及び図2に示すように、ボウル部8の壺部20は、上述したように、溜水水位Wより下方に位置する底面36と、この底面36と汚物受け面16の下縁部とを接続する側壁面38とを備えている。また、この底面36は、導入管路32の入口32aよりも前方の領域に形成され、ほぼ水平に形成されている。この底面36は、後方に向けて下方に傾斜させてもよい。壺部20の後方は、底部36は形成されず側壁面38が形成され、この側壁面38が導入管路32の入口32aと連続するように形成されている。
さらに、図1に示すように、汚物受け面16の後部であって、壺部20とボウル部8の後端部(汚物受け面16の後縁部)との間の領域には、ボウル部8の後方に向かって幅が広くなる概ね扇形の凹部40が壺部20と連なるように形成されている。このように、汚物受け面16に凹部40を形成したことにより、凹部40の両端には段部40a、40bが夫々形成され、これらの段部40a、40bは壺部20の稜線と滑らかに連続している。本実施形態においては、第2リム吐水口24は、水洗大便器1の前方から見てボウル部8の後方右側に設けられ、左方向に洗浄水を吐出するので、凹部40の段部40a、40bのうち段部40b(本実施形態においては、左側の段部)が第2リム吐水口24と対向するように向けられている。従って、本実施形態においては、第2リム吐水口24と対向するように向けられた段部40bが、第2リム吐水口24から吐出した洗浄水が衝突し、衝突した洗浄水を壺部20の側壁面38に沿って落下させる洗浄水ガイド部として機能する。ここで、段部40bは壺部に向かうにしたがってその角度が大きく、深くなるように形成されているため、洗浄水をガイドする際、液膜状の吐水を滑らかに壺部に向けることがでる。このように、洗浄水ガイド部(段部40b)に衝突し、壺部20の側壁面38に沿って落下した洗浄水は、壺部20の中の溜水に縦方向の旋回流を誘発する。なお、本実施形態においては、第2リム吐水口24と左側の段部40bとの間の最短距離は約160mmであり、好ましくは、これらの間の最短距離は約130mm~約200mmに形成する。
つぎに、図3乃至図9を参照して、洗浄水ガイド部及び第2リム吐水口の構成を更に詳細に説明する。
図3は、水洗大便器1を、その左右方向に延びる鉛直面に沿って切断した状態を示す斜視図である。また、図4乃至図8は、水洗大便器1を図1におけるIV-IV線乃至VIII-VIII線に沿って切断した断面図である。さらに、図9は、水洗大便器1を図1におけるIX-IX線に沿って切断した断面図である。
図3に示すように、汚物受け面16に凹部40を設けたことにより形成される両側の段部40a、40bは、壺部20の両側上縁の側部稜線20a、20b(壺部20の両側側部の側壁面38と汚物受け面16の内周が交わる線)と滑らかに連続している。また、壺部20の後ろ側上縁と凹部40の底面40cも滑らかに交わり、壺部20の後ろ側の後部稜線20cを形成している。さらに、凹部40の左右方向の幅は、壺部20の後部稜線20cにおいて最も狭く、後方に向かって広くなり、汚物受け面16の後端部において最も広くなっている。換言すれば、段部40aと40bの間の左右方向の隔たりは、汚物受け面16の後端部において最も大きく、壺部20の側部稜線20a、20bとの接続部において最も小さくなる。また、凹部40の底面40cは、汚物受け面16の後端部から壺部20に向かって下るように傾斜しており、凹部40の深さは、汚物受け面16の後端部において最も浅く、壺部20の後部稜線20cにおいて最も深くなっている。即ち、段部40a、40bは、汚物受け面16の後端部(汚物受け面16の最外周)において最も段差が小さく、壺部20に近づくにつれて段差が大きくなっている。
なお、本実施形態においては、凹部40の前端部(壺部20に連なる部分)における幅は約115mmであり、壺部20の最大幅とほぼ同一に形成されている。また、凹部40の後端部(リム部18の内周面18aに接する部分)における幅は約195mmである。好ましくは、凹部の後端部における幅は約100mm~約240mmに形成し、壺部の中心に対して中心角約38゜~約110゜の範囲に凹部を形成する。さらに、本実施形態においては、凹部40の深さは最深部で約18mm、好ましくは、最深部の深さは約10mm~約30mmに形成する。
さらに、図4乃至図8に示すように、凹部40の段部40a、40bから底面40cに向かう斜面の左右方向の傾斜角(汚物受け面16の周方向における傾斜角)は、汚物受け面16の後端部(汚物受け面16の最外周)において最も緩やかであり、壺部20に近づくにつれて次第に傾斜が急峻になる。換言すれば、汚物受け面16と凹部40の底面40cを接続する斜面は、汚物受け面16の後端部において左右方向の傾斜が最も緩やかであり(図4)、底面40cの前端部において左右方向の傾斜が最も急峻になる(図8)。なお、本実施形態においては、段部40bから底面40cに向かう斜面の左右方向の傾斜角は最大で約15゜であり、好ましくは、最大の傾斜角を約5゜~約20゜に形成する。
次に、図1、図3及び図9を参照して、リム吐水部である第1リム吐水口22及び液膜吐水部である第2リム吐水口24の構成及び作用を説明する。
まず、図1に示すように、リム吐水部である第1リム吐水口22は、ボウル部8の左側側部に設けられており、第1リム吐水口22から吐出された洗浄水は汚物受け面16の外周部に設けられた導水路30によって導かれる。即ち、第1リム吐水口22の床面と導水路30の表面は概ね連続しており、第1リム吐水口22から吐出された洗浄水は、概ね水平に形成された導水路30の上に載せられて導かれる。導水路30に沿って導かれている洗浄水は少しずつ汚物受け面16上に流下して、汚物受け面16上に反時計回りの水平方向の旋回流を形成して壺部20に流入し、これにより汚物受け面16が洗浄される。
これに対して、液膜吐水部である第2リム吐水口24は、図3に示すように、ボウル部8の右側後端部の、凹部40が設けられた領域の内側に形成されている。また、第2通水路28の底面は、第2リム吐水口24近傍より、第2リム吐水口24からの吐出方向に向かって下り傾斜しており、この傾斜面は凹部40の底面40cと滑らかに連続し、壺部20へ向かう下り傾斜面42を形成する。即ち、第1リム吐水口22から吐出された洗浄水は、第1リム吐水口22の床面とほぼ連続した概ね水平な導水路30によって導かれるのに対し、第2リム吐水口24には、その床面と連続した概ね水平な導水路は設けられておらず、第2リム吐水口24からの洗浄水は、第2リム吐水口24の底面とほぼ連続し、洗浄水の吐出方向に下り傾斜した下り傾斜面42に沿って吐出される。
このように、下り傾斜面42に沿って吐出されると、洗浄水は重力とコアンダ効果によって下り傾斜面42に張り付くように液膜状に広がりながら斜め下方に流れ(図3の矢印F1)、第2リム吐水口24と対向するように設けられた左側の段部40b(洗浄水ガイド部)に衝突する。即ち、第1リム吐水口22から概ね水平な導水路30に沿って吐出された洗浄水が線状になって導水路30上を流れ、汚物受け面16上に少しずつ流下するのとは異なり、第2リム吐水口24から下り傾斜面42に吐出された洗浄水は、液膜状となって第2リム吐水口24から斜め下方に流下する。本実施形態においては、第2リム吐水口24からの吐水方向(汚物受け面16の周方向)の傾斜が傾斜角約13゜の下り傾斜面42に沿って洗浄水を吐出させることにより、吐出された洗浄水を液膜状にしている。なお、傾斜角5゜~20゜の下り傾斜面に沿って洗浄水を吐出させることにより、洗浄水を液膜状にすることができる。また、リム吐水口の断面形状を扁平にすることによっても、吐出された洗浄水を液膜状にすることができる。
第2リム吐水口24から斜め下方に流下して、洗浄水ガイド部である段部40bに衝突した洗浄水は、段部40bに沿って汚物受け面16の中央に向かって流下する。ここで、段部40bと壺部20の側部稜線20bは、滑らかに連なるように形成されているので、段部40bに沿って流下した洗浄水は、液膜の状態を保ったまま、壺部20の左側の側壁面38に沿って壺部20の中に流下する(図3の矢印F2)。このように、第2リム吐水口24から吐出された洗浄水の多くは、吐出される際の水勢、及び段部40bに沿って流下(落下)する際の重力によって勢いよく壺部20に流入する。強い水勢で壺部20に流入した大量の洗浄水は、壺部20内の溜水に縦方向の旋回流を強力に誘発する。また、液膜吐水部である第2リム吐水口24から液膜状になって吐水され、洗浄水ガイド部(段部40b)によって壺部20の中に導かれた液膜状の洗浄水は、第1リム吐水口22から吐水される線状のような一般的な洗浄水よりも、水平方向の旋回成分を効果的に相殺し、強力な縦方向の旋回流を形成することができる。これにより、壺部20の溜水に浮遊していた汚物が強力に溜水内に沈められ、汚物は排水トラップ管路12を通って効率良く排出される。
次に、図10及び図11を主に参照して、本実施形態による水洗大便器1における洗浄動作を説明する。図10は本発明の実施形態による水洗大便器の洗浄水の流れの様子を示す概略平面図であり、図11は、本発明の実施形態による水洗大便器の洗浄水の流れの様子を示す概略断面図である。
先ず、使用者が操作スイッチ(図示せず)をON操作すると、貯水タンクの排水口(図示せず)が開き、洗浄水が、便器本体2の共通通水路10内に流入し、この共通通水路10から分岐した第1通水路26及び第2通水路28を経て、第1リム吐水口22及び第2リム吐水口24のそれぞれから吐水される。
第1リム吐水口22から吐水された洗浄水は、ボウル部8のリム部18の内周に形成された導水路30に沿って、まず、前方に向けて流れ、ボウル部8の前方端を通過した後は、後方に向けて流れる水平方向の旋回流を形成する(図10の矢印F3)。このとき、洗浄水の一部は、旋回しながらボウル部8の中央に向けて落下し(図10、図11の矢印F4)、汚物受け面16を洗浄する。また、第2リム吐水口24からも洗浄水が吐水され、その多くの部分が、第2リム吐水口24に対向して設けられた段部40b(洗浄水ガイド部)に衝突する(図10の矢印F5)。段部40bに衝突した洗浄水は、この段部40bを形成する斜面と滑らかに連続して設けられた壺部20左側の側壁面38に沿って、壺部20の溜水内に落下する。壺部20に流入した洗浄水は、壺部20内の溜水に縦方向の旋回流(図10、図11の矢印F6)を引き起こし、溜水に浮遊していた汚物を溜水の中に沈め、沈められた汚物は、導入管路32の入口32aを通って排水トラップ管路12から排出される。
本発明の実施形態の水洗大便器によれば、液膜吐水部である第2リム吐水口24から液膜状になって吐出された洗浄水が、洗浄水ガイド部である段部40bに衝突して壺部20の中に落下し(図3)、溜水内に縦方向の旋回流を誘発するので、溜水に浮遊した汚物を効率良く溜水の中に沈めることができ、浮遊した汚物を効果的にボウル部から排出することができる。
また、本実施形態の水洗大便器によれば、段部40b(洗浄水ガイド部)が、壺部20の側部稜線20bと滑らかに連続しているので(図3)、段部40bに衝突した洗浄水を効率良く壺部20の中に流入させることができ、第2リム吐水口24(液膜吐水部)から吐出される洗浄水の水勢を大きく損なうことなく、壺部20の中で強力な縦方向の旋回流を誘発することができる。
さらに、本実施形態の水洗大便器によれば、汚物受け面16の後部に壺部20に連なる凹部40が形成され、この凹部40の一方の端部(段部40b)が洗浄水ガイド部として機能するので、段部40bに衝突した洗浄水は即座に凹部40の中に落ち、凹部40と連なる壺部20に流入する。このため、第2リム吐水口24から液膜状になって吐出された洗浄水の多くを、比較的短い経路で壺部20に流入させることができ、壺部の中で強力な縦方向の旋回流を誘発することができる。
また、本実施形態の水洗大便器によれば、凹部40が壺部20からボウル部8の後端まで形成されているので、ボウル部8の後端に沿って流れた洗浄水が、凹部40の一方の端部(段部40b)に衝突して、凹部40の中に落下する。この結果、第2リム吐水口24から液膜状になって吐出された洗浄水の大部分を、段部40bによって壺部20に流入させることができ、壺部20の中で強力な縦方向の旋回流を誘発することができる。
さらに、本実施形態の水洗大便器によれば、凹部40がボウル部8の後方に向かって幅が広くなる概ね扇形に形成されているので、第2リム吐水口24から液膜状になって吐出され、ボウル部8の後部に流れた洗浄水の多くを凹部40の中に集めることができ、集めた洗浄水を壺部20の中に集中的に流入させることができる。この結果、壺部20の中で強力な縦方向の旋回流を誘発することができ、溜水に浮遊した汚物を効率的に沈め、排出することができる。
また、本実施形態の水洗大便器によれば、第2リム吐水口24は、洗浄水の吐出方向に下り傾斜した下り傾斜面42に沿って吐出することにより、洗浄水を液膜状にするので、吐出された洗浄水を効率良く液膜状にすることができる。液膜状の洗浄水は、壺部20に流入すると強力な縦方向の旋回流を誘発することができるので、溜水に浮遊した汚物を効率的に沈め、排出することができる。
さらに、本実施形態の水洗大便器によれば、第2リム吐水口24と段部40bがボウル部8後方の左右に、対向するように設けられているので、第2リム吐水口24から吐出された洗浄水は至近距離で段部40b(洗浄水ガイド部)に衝突する。このため、第2リム吐水口24から吐出された洗浄水は、吐出されたときの強い水勢を概ね維持したまま壺部20に流入する。この結果、壺部20の中で強力な縦方向の旋回流を誘発することができ、溜水に浮遊した汚物を効率的に沈め、排出することができる。
また、本実施形態の水洗大便器によれば、第2リム吐水口24が、汚物受け面16の凹部40が形成された領域の内側に配置されているので、第2リム吐水口24から吐出された洗浄水の大部分を凹部40の中に落とし込むことができ、凹部40の中に落ちた洗浄水を段部40bによって壺部20に流入させることができる。これにより、大量の洗浄水を一気に壺部20に流入させることができ、壺部20の中で強力な縦方向の旋回流が誘発され、溜水に浮遊した汚物を効率的に沈め、排出することができる。
さらに、本実施形態の水洗大便器によれば、吐出された洗浄水により汚物受け面16上に水平方向の旋回流を形成する第1リム吐水口22が、第2リム吐水口24とは別に備えられているので、汚物受け面16に付着した汚物を効果的に洗い落とすことができ、ボウル部8全体を効果的に洗浄することができる。
以上、本発明の好ましい実施形態を説明したが、上述した実施形態に種々の変更を加えることができる。特に、上述した実施形態においては、本発明を洗い落とし式の水洗大便器に適用していたが、サイホン式の水洗大便器や、ゼット口を有するサイホンゼット式の水洗大便器に本発明を適用することもできる。
また、好ましい構成態様として、本発明を次のように構成することもできる。
1.洗浄水により洗浄されると共に、汚物を排出する水洗大便器であって、
ボウル形状の汚物受け面と、この汚物受け面の上部に形成されたリム部と、上記汚物受け面の下方に形成され、溜水を貯留する壺部と、を備えたボウル部と、
洗浄水と共に汚物を排出するために、上記壺部の底部に連通するように接続された排水トラップ管路と、
上記ボウル部に供給された洗浄水が、上記壺部の内側の側壁面に向けて導かれるように、上記壺部後方の上記汚物受け面に設けられた洗浄水ガイド部と、
上記リム部に設けられた液膜吐水部と、を有し、この液膜吐水部は、吐出された洗浄水が液膜状になって上記洗浄水ガイド部に衝突し、衝突した洗浄水が上記壺部の上記側壁面に沿って落下することにより、上記壺部の溜水内に縦方向の旋回流を誘発することを特徴とする水洗大便器。
2.上記洗浄水ガイド部は、上記壺部の稜線と滑らかに連続するように、上記汚物受け面に形成された段部である上記1記載の水洗大便器。
3.上記洗浄水ガイド部を形成する上記段部は、上記汚物受け面の周方向における傾斜が、上記汚物受け面の最外周において最も緩やかであり、上記壺部に近づくにつれて急峻になっている上記2記載の水洗大便器。
4.上記洗浄水ガイド部を形成する上記段部は、上記汚物受け面の最外周において最も段差が小さく、上記壺部に近づくにつれて段差が大きくなっている上記2又は3記載の水洗大便器。
5.上記汚物受け面の後部には、上記壺部に連なる凹部が形成され、この凹部の一方の端部が、洗浄水が衝突する上記洗浄水ガイド部として機能する上記1乃至4の何れか1項に記載の水洗大便器。
6.上記汚物受け面に形成された上記凹部は、上記ボウル部の上記壺部から上記ボウル部の後端まで形成されている上記5記載の水洗大便器。
7.上記汚物受け面に形成された上記凹部は、上記ボウル部の後方に向かって幅が広くなる概ね扇形の形状を有する上記5又は6記載の水洗大便器。
8.上記液膜吐水部は、供給された洗浄水を、上記液膜吐水部から吐出される洗浄水の吐出方向に下り傾斜した下り傾斜面に沿うように吐出することにより、洗浄水を液膜状にして吐出する上記1乃至7の何れか1項に記載の水洗大便器。
9.上記液膜吐水部は、上記洗浄水ガイド部と対向するように、上記ボウル部の後方に設けられている上記1乃至8の何れか1項に記載の水洗大便器。
10.上記液膜吐水部は、上記汚物受け面の上記凹部が形成された領域の内側に配置されている上記5乃至9の何れか1項に記載の水洗大便器。
11.さらに、上記リム部に設けられたリム吐水部を有し、このリム吐水部は、吐出された洗浄水により上記汚物受け面上に水平方向の旋回流を形成する上記1乃至10の何れか1項に記載の水洗大便器。
1 水洗大便器
2 便器本体
6 スカート部
8 ボウル部
10 共通通水路
12 排水トラップ管路
16 汚物受け面
18 リム部
18a 内周面
20 壺部
20a、20b 側部稜線
20c 後部稜線
22 第1リム吐水口(リム吐水部)
24 第2リム吐水口(液膜吐水部)
26 第1通水路
28 第2通水路
30 導水路
32 導入管路
32a 入口
34a 上昇管路
34b 下降管路
36 底面
38 側壁面
40 凹部
40a 段部
40b 段部(洗浄水ガイド部)
40c 底面
42 下り傾斜面

Claims (4)

  1. 洗浄水により洗浄されると共に、汚物を排出する水洗大便器であって、
    ボウル形状の汚物受け面と、この汚物受け面の上部に形成されたリム部と、上記汚物受け面の下方に形成され、溜水を貯留する壺部と、を備えたボウル部と、
    洗浄水と共に汚物を排出するために、上記壺部の底部に連通するように接続された排水トラップ管路と、
    上記ボウル部に供給された洗浄水が、上記壺部の内側の側壁面に向けて導かれるように、上記壺部後方の上記汚物受け面に設けられた洗浄水ガイド部と、
    上記ボウル部の後方の、上記リム部に設けられ、上記ガイド部に向けて洗浄水を液膜状に吐出するリム吐水口と、を有し、
    上記洗浄水ガイド部は、上記壺部の稜線と滑らかに連続するように、上記汚物受け面に形成された段部により形成され、この段部は、上記汚物受け面の後部に凹部を設けることにより形成され、
    上記段部と上記凹部の底面を接続する斜面は、上記汚物受け面の周方向における傾斜が、上記壺部に近づくにつれて急峻になっていることを特徴とする水洗大便器。
  2. 洗浄水により洗浄されると共に、汚物を排出する水洗大便器であって、
    ボウル形状の汚物受け面と、この汚物受け面の上部に形成されたリム部と、上記汚物受け面の下方に形成され、溜水を貯留する壺部と、を備えたボウル部と、
    洗浄水と共に汚物を排出するために、上記壺部の底部に連通するように接続された排水トラップ管路と、
    上記ボウル部に供給された洗浄水が、上記壺部の内側の側壁面に向けて導かれるように、上記壺部後方の上記汚物受け面に設けられた洗浄水ガイド部と、
    上記ボウル部の後方の、上記リム部に設けられ、上記ガイド部に向けて洗浄水を液膜状に吐出するリム吐水口と、を有し、
    上記洗浄水ガイド部は、上記壺部の稜線と滑らかに連続するように、上記汚物受け面に形成された段部により形成され、この段部は、上記汚物受け面の後部に凹部を設けることにより形成され、
    上記段部と上記凹部の底面の間の段差は、上記壺部に近づくにつれて大きくなっていることを特徴とする水洗大便器。
  3. 上記リム吐水は、上記洗浄水ガイド部と対向するように設けられている請求項1又は2に記載の水洗大便器。
  4. 上記リム吐水は、洗浄水を、上記洗浄水ガイド部に衝突するように吐出する請求項1乃至3の何れか1項に記載の水洗大便器。
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