JP6209676B2 - 自動車用パワートランスファユニット - Google Patents

自動車用パワートランスファユニット Download PDF

Info

Publication number
JP6209676B2
JP6209676B2 JP2016512527A JP2016512527A JP6209676B2 JP 6209676 B2 JP6209676 B2 JP 6209676B2 JP 2016512527 A JP2016512527 A JP 2016512527A JP 2016512527 A JP2016512527 A JP 2016512527A JP 6209676 B2 JP6209676 B2 JP 6209676B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
shaft
race
bearing
casing
transfer unit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2016512527A
Other languages
English (en)
Other versions
JPWO2015155851A1 (ja
Inventor
飯塚 浩司
浩司 飯塚
理士 新村
理士 新村
Original Assignee
Gknドライブラインジャパン株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Gknドライブラインジャパン株式会社 filed Critical Gknドライブラインジャパン株式会社
Publication of JPWO2015155851A1 publication Critical patent/JPWO2015155851A1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6209676B2 publication Critical patent/JP6209676B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60KARRANGEMENT OR MOUNTING OF PROPULSION UNITS OR OF TRANSMISSIONS IN VEHICLES; ARRANGEMENT OR MOUNTING OF PLURAL DIVERSE PRIME-MOVERS IN VEHICLES; AUXILIARY DRIVES FOR VEHICLES; INSTRUMENTATION OR DASHBOARDS FOR VEHICLES; ARRANGEMENTS IN CONNECTION WITH COOLING, AIR INTAKE, GAS EXHAUST OR FUEL SUPPLY OF PROPULSION UNITS IN VEHICLES
    • B60K17/00Arrangement or mounting of transmissions in vehicles
    • B60K17/34Arrangement or mounting of transmissions in vehicles for driving both front and rear wheels, e.g. four wheel drive vehicles
    • B60K17/344Arrangement or mounting of transmissions in vehicles for driving both front and rear wheels, e.g. four wheel drive vehicles having a transfer gear
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H1/00Toothed gearings for conveying rotary motion
    • F16H1/02Toothed gearings for conveying rotary motion without gears having orbital motion
    • F16H1/20Toothed gearings for conveying rotary motion without gears having orbital motion involving more than two intermeshing members
    • F16H1/203Toothed gearings for conveying rotary motion without gears having orbital motion involving more than two intermeshing members with non-parallel axes
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H57/00General details of gearing
    • F16H57/02Gearboxes; Mounting gearing therein
    • F16H57/021Shaft support structures, e.g. partition walls, bearing eyes, casing walls or covers with bearings
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H57/00General details of gearing
    • F16H57/02Gearboxes; Mounting gearing therein
    • F16H57/038Gearboxes for accommodating bevel gears

Description

本発明は、自動車における動力伝達装置に関し、特に四輪駆動車において一方の車軸から他方の車軸へトルクを分配するための自動車用パワートランスファユニットに関する。
例えば前輪駆動の自動車では、車体の前方に据えられたエンジンがトルクを発生し、これをデファレンシャルが受けて左右の前輪に配分する。四輪駆動車の場合には、通常、デファレンシャルを含むトランスミッションと組み合わせて、トルクの一部を取り出して後輪へ伝達するパワートランスファユニット(PTU)が利用される。
PTUは、トランスミッションの出力軸からプロペラシャフトへ、軸方向を変換し、また両軸間のオフセットを吸収しなければならない。両軸の位置は予め定められているので、その設計には厳しい制約がある。さらに、PTUは、エンジンやトランスミッションのごとき他の装置の隙間を利用して設置せねばならないことも、その設計を制約する条件である。
特許文献1は、関連する技術を開示する。
日本国特許公開2008−208947号
上述の設計的制約のために、PTU内の各シャフト、特に入力シャフトは、しばしばその長さ方向に長くならざるを得ない。そのような長いシャフトを偏心運動ないし歳差運動なしに支持することは、しばしば難しい。偏心運動ないし歳差運動は、問題のシャフトと組み合わされる他の部材に悪影響を与え、あるいは例えばオイルシールに負担を与え、また甚だしい場合には装置の振動の原因になりうる。
本発明は上述の問題に鑑みてなされたものであって、その一の局面によれば、自動車のトランスミッションからトルクを取り出すパワートランスファユニットは、前記トランスミッションと結合する結合部を有する第1の側と、前記第1の側に対向する第2の側と、を有するケーシングと、前記ケーシングの前記第1の側に着座した第1のベアリングと、前記ケーシングの前記第2の側に着座した第2のベアリングと、により回転可能に支持されて前記結合部から前記第2の側へ前記ケーシングを貫通し、前記トランスミッションと結合して前記トルクを受容する第1のシャフトと、前記ケーシングの前記第1の側に着座した第3のベアリングと、前記ケーシングの前記第2の側に着座した第4のベアリングと、により回転可能に支持され、前記第1のシャフトとギア結合して前記第1のシャフトと平行に回転する第2のシャフトであって、ベベルギアを備えた第2のシャフトと、前記ケーシングに回転可能に支持され、前記第1のシャフトおよび前記第2のシャフトと異なる方向に延びる第3のシャフトであって、前記ベベルギアと噛み合うピニオンギアを備えた第1の側と、前記ケーシングの外に引き出された第2の側と、を備えた第3のシャフトと、を備え、前記第1のベアリングは前記ベベルギアおよび前記ピニオンギアよりも前記第1のシャフトの軸方向に前記結合部に近接して配置されている。
図1は、本発明の一実施形態によるパワートランスファユニットの、各シャフトの軸を通る断面より取られた断面平面図である。 図2は、トランスミッションとは反対の側から見た前記パワートランスファユニットの側面図である。 図3は、トランスミッションの側から見た前記パワートランスファユニットの側面図である。
図1ないし3を参照して以下に本発明の幾つかの例示的な実施形態を説明する。
明細書および添付の請求の範囲を通じ、第1及び第2のシャフトが走る方向を幅方向と、これに直交する方向を縦方向と定義する。またケーシング11を平面視したときに、幅方向において一方の極にあるケーシング11の一連の壁部分を第1の側と定義し、他方の極にある一連の壁部分を第2の側と定義する。
なお、左右あるいは上下の関係は一例に過ぎず、左右を入れ替え、あるいは上下を入れ替えて実施することは、もちろん可能である。
図1を参照するに、本実施形態によるパワートランスファユニット(PTU)1は、自動車のトランスミッションからトルクを部分的に取り出し、トランスミッションのシャフトとは異なる方向に向けられたプロペラシャフトに伝える用途に利用しうる。
PTU1は、概ねその全体を収容するケーシング11を備え、第1の側において結合部13が左方に突出し、トランスミッションはかかる結合部13に結合し、さらに図3に示す結合フランジ14により固定される。プロペラシャフトは、ケーシング11から下方に引き出されたシャフト7に結合する。
PTU1は、第1のシャフト3、第2のシャフト5、第3のシャフト7、これらの間を駆動的に結合するギア37,55,57,73、およびこれらを支持するベアリング33,35,51,53,71を備え、これらは何れもケーシング11に収納されている。第1のシャフト3がトランスミッションと結合してトルクを受容し、これにギア結合して平行に回転する第2のシャフト5がトルクを媒介し、ベベルギア57とピニオンギア73により回転方向を変換して、第3のシャフト7からトルクをプロペラシャフトに出力する。
図2,3を参照するに、これらのシャフト3,5,7は同一平面内になく、高さ方向に相互にオフセットされている。これらのオフセットの和によって、トランスミッションとプロペラシャフトとの間の比較的に大きなオフセットを吸収する。逆に、3つのシャフトによらなければ大きなオフセットは吸収し難い。
図1に戻って参照するに、ケーシング11は、好ましくは、第1の側を含む第1の部分11aと、第2の側を含む第2の部分11bとに分割されるべく構成される。第1の部分11aおよび第2の部分11bは、それぞれさらに分割可能であってもよいが、好ましくはそれぞれは一体に成形される。それぞれ一体であることは組み上げを容易にする点から有利であり、また強度や剛性の点からも有利である。
ケーシング11は、第1の側の結合部13に開口した開口15と、第2の側に開口した開口17とを備え、第1のシャフト3は開口15から開口17へケーシング11を貫通している。第1のシャフト3は開口15から突出した端においてスプライン31等の結合手段を備え、以ってトランスミッションと駆動的に結合する。
第1のシャフト3はその長手方向に中空であってもよい。トランスミッションは出力のためのデファレンシャル装置を内蔵しており、その一方の出力軸9は、第1のシャフト3を貫通して右方に引き出される。出力軸9は、例えばアクスルに連結される。
第1のシャフト3は、少なくとも一対のベアリング33,35に回転可能に支持される。これらのベアリングには例えばボールベアリングが適用できるが、もちろん他の形式のベアリングも適用できる。
第1のベアリング33を着座させるべく、ケーシング11の第1の部分11aは、その内面であって第1の側に、第1のレース21を備える。第1のレース21は第1のベアリング33の全周と嵌合する。第2のベアリング35を着座させるべく、ケーシング11の第2の部分11bは、その内面であって第2の側に、第2のレース27を備える。第2のレース27も第2のベアリング35の全周と嵌合する。
開口13の入口付近であってその内面と第1のシャフト3との間に、オイルシール81が介在する。オイルシール81は、オイルを内部に封ずるだけでなく、外部からのオイルの流入をも防止するように構成され、以ってオイルの漏洩や混合を防ぐ。同様に開口15の入口付近であってその内面と第1のシャフト3との間に、オイルシール83が介在する。上述の説明より理解される通り、第1のレース21とオイルシール81とは必然的に近接し、第2のレース27とオイルシール83とは必然的に近接する。
第1のシャフト3は、第2のシャフト5とギア結合するべく、第1のギア37を備える。第1のギア37は、可能ならば第1のシャフト3と一体でもよく、図示のごとく別体でもよい。別体の場合、第1のシャフト3に対する結合にはスプライン結合を採用することができるが、溶接やその他の手段によってもよい。また第1のギア37の位置決めのために、第1のシャフト3は段差39を有してもよい。第1のギア37の側面が段差39に当接することにより、位置決めされる。またかかる部分を溶接その他に利用してもよい。
第2のシャフト5は、第1のシャフト3と平行に走り、通常、その全体がケーシング11に収容される。第2のシャフト5も、少なくとも一対のベアリング51,53に回転可能に支持される。ベベルギア57からのスラスト反力を負担するべく、これらのベアリングには例えばテーパローラベアリングが適用できるが、他の形式のベアリングも適用できる。
第3のベアリング51を着座させるべく、ケーシング11の第1の部分11aは、その内面であって第1の側に、第3のレース23を備える。第3のレース23は第3のベアリング51の全周と嵌合する。第4のベアリング53を着座させるべく、ケーシング11の第2の部分11bは、その内面であって第2の側に、第4のレース29を備える。第4のレース29も第4のベアリング53の全周と嵌合する。
第1のレース21と第3のレース23とは、図示のごとく幅方向にオフセットがなくてもよく、あるいはオフセットがあってもよい。同様に第2のレース27と第4のレース29とは、図示のごとく幅方向にオフセットがなくてもよく、あるいはオフセットがあってもよい。
第2のシャフト5は、第1のシャフト3とギア結合するべく、第2のギア55を備える。第2のギア55は図示のごとく第2のシャフト5と一体に成形されていてもよく、あるいは別体でもよい。
第2のシャフト5は、さらに、ベベルギア57を備える。ベベルギア57は所謂ハイポイドギアであり、可能ならば第2のシャフト5と一体でもよいが、通常は別体であって、第2のシャフト5と例えばスプライン結合している。ベベルギア57はギア組37,55とベアリング33,51との間に配置される。ベベルギア57の位置決めのため、第2のシャフト5は段差61を有してもよく、さらに固定および位置の調整のために、ボルト59を利用してもよい。
ベベルギア57は、第3のベアリング51に嵌入してこれに直接に支持されていてもよい。ベベルギア57が受ける反力を第3のベアリング51が直接に負担するので、ベベルギア57が偏心運動ないし歳差運動することを防止し、引いては第2のシャフト5が偏心運動ないし歳差運動することを防止できる。
第3のシャフト7は、その内側の端に、ベベルギア57と噛み合うピニオンギア73を備える。ベベルギア57と対応して、ピニオンギア73もまたハイポイドギアである。第3のシャフト7は、またその外側の端に、プロペラシャフトと結合するための例えばフランジ75を備える。フランジ75に代えて、他の結合手段であってもよい。
第3のシャフト7は一体でもよいが、軸方向に互いに位置を調整可能な2つ以上の部材よりなっていてもよい。例えば図示の例では、ピニオンギア73を含む部分と、フランジ75を含む部分と、よりなり、スプラインにより互いに結合している。以ってピニオンギア73からフランジ75へトルクを伝達可能であり、またピニオンギア73はフランジ75に対して軸方向に位置を調整することができる。またベベルギア57に対する与圧を調整する目的で、ナット77を備えてもよい。すなわち、ベベルギア57に対してピニオンギア73の歯当たりが調整できる点で本実施形態は有利である。
ケーシング11は、第3のシャフト7を受容するべく開口25を備える。第3のシャフト7は、例えばユニットベアリング78を内包する筒部71と共に開口25に挿入される。第3のシャフト7の内端はケーシング11の中にあって、ピニオンギア73を第2の側からベベルギア57に噛み合わせている。軸方向に位置を調整するべく、シム74がケーシング11と筒部71との間に介在し、ボルト76を締結することによりユニットベアリング78に与圧される。
第3のシャフト7の外端はケーシング11から外に引き出され、フランジ75を介してプロペラシャフトと結合する。筒部71の外端付近であって筒部71と第3のシャフト7との間にもオイルシール72が介在する。これは他のオイルシールと同様にオイルの漏洩や混合を防ぐ。
以上の説明より理解される通り、第1のレース21および第3のレース23は第1の部分11aに含まれ、第2のレース27および第4のレース29は第2の部分11bに含まれる。第2の部分11bを第1の部分11aから分離すると、第1の部分11aの最奥に第1のレース21および第3のレース23が露出する。第1のシャフト3および第2のシャフト5は、付随するベアリングやギアと共に露出した第1のレース21および第3のレース23に容易に嵌め込むことができ、同時に相互のギア結合もできる。これらを覆うように第2の部分11bを第1の部分11aに結合すれば、同時にベアリング35,53が第2のレース27および第4のレース29に嵌め込まれる。以ってこれらの部材の組み上げは完了する。第3のシャフト7は、これを終えた後に挿入し、次いでピニオンギア73とベベルギア57との噛み合わせを調整することができる。すなわち本実施形態によれば、PTU1の組み立ては至って容易である。
またこれも容易に理解されるように、第1のベアリング33はケーシング11の結合部13、開口15およびオイルシール81に近接しており、第2のベアリング35は開口17およびオイルシール83に近接している。それゆえもし第1のシャフト3がベアリングを中心として偏心運動ないし歳差運動をしても、オイルシールや結合する相手方部材に与える影響は軽微である。さらに、互いに離れた一対のベアリング33,35によって第1のシャフト3が支持されるので、偏心運動ないし歳差運動自体が起こりにくい。
第2のシャフト5もその両端において支持されるので、偏心運動ないし歳差運動が起こりにくい。さらにスラスト反力を受けるベベルギア57が直接にベアリング51に支持されているので、偏心運動ないし歳差運動を起こす要因自体が解消されている。
また何れのベアリングもレースによってその全周を支持されるので、ベアリングおよびレースに偏った力が作用せず、各シャフトの支持は強固である。また第1のレース21と第3のレース23とは一体であり、第2のレース27と第4のレース29とは一体であるので、その構造の全体は高い剛性を有し、かつ強度も高い。それゆえ各シャフトは一層強固に支持される。
またベアリング33はベベルギア57よりも更に左方に配置されることで干渉を回避しており、ベベルギア57を上方向に避ける必要がない。さらには偏心運動ないし歳差運動を防止するためにベアリング33の径を大きくする必要もない。それゆえケーシング11を縦方向に縮小することができ、少なくとも図1や図3において一点鎖線で囲んで示す領域12は削減される。既に述べたように、PTUは他の装置の隙間を利用して設置せねばならない制約があることを考えれば、かかる小型化は、一見すれば僅かであっても、設計自由度の向上に大きく貢献しうる。
好適な実施形態により本発明を説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではない。上記開示内容に基づき、当該技術分野の通常の技術を有する者が、実施形態の修正ないし変形により本発明を実施することが可能である。
シャフトが偏心運動ないし歳差運動をすることを防止したパワートランスファユニットが提供される。

Claims (6)

  1. 自動車のトランスミッションからトルクを取り出すパワートランスファユニットであって、
    前記トランスミッションと結合する結合部を有する第1の側と、前記第1の側に対向する第2の側と、を有するケーシングと、
    前記ケーシングの前記第1の側に着座した第1のベアリングと、前記ケーシングの前記第2の側に着座した第2のベアリングと、により回転可能に支持されて前記結合部から前記第2の側へ前記ケーシングを貫通し、前記トランスミッションと結合して前記トルクを受容する第1のシャフトと、
    前記ケーシングの前記第1の側に着座した第3のベアリングと、前記ケーシングの前記第2の側に着座した第4のベアリングと、により回転可能に支持され、前記第1のシャフトとギア結合して前記第1のシャフトと平行に回転する第2のシャフトであって、ベベルギアを備えた第2のシャフトと、
    前記ケーシングに回転可能に支持され、前記第1のシャフトおよび前記第2のシャフトと異なる方向に延びる第3のシャフトであって、前記ベベルギアと噛み合うピニオンギアを備えた内端と、前記ケーシングの外に引き出された外端と、を備えた第3のシャフトと、を備え、
    前記第1のベアリングは前記ベベルギアおよび前記ピニオンギアよりも前記第1のシャフトの軸方向に前記結合部に近接して配置されている、パワートランスファユニット。
  2. 請求項1のパワートランスファユニットであって、前記ピニオンギアが前記第2の側の側から前記ベベルギアに噛み合うべく前記第3のシャフトは配置されている、パワートランスファユニット。
  3. 請求項1のパワートランスファユニットであって、前記ベベルギアは前記第3のベアリングに嵌入して支持されている、パワートランスファユニット。
  4. 請求項1ないし3の何れか1項のパワートランスファユニットであって、前記第1の側は、前記第1のベアリングの全周と嵌合する第1のレースと、前記第3のベアリングの全周と嵌合する第3のレースとを備え、前記第2の側は、前記第2のベアリングの全周と嵌合する第2のレースと、前記第4のベアリングの全周と嵌合する第4のレースとを備える、パワートランスファユニット。
  5. 請求項4のパワートランスファユニットであって、前記ケーシングは、前記第1の側を含む第1の部分と、前記第2の側を含む第2の部分とに分割可能である、パワートランスファユニット。
  6. 請求項5のパワートランスファユニットであって、前記第1の部分において前記第1のレースおよび前記第3のレースは一体であり、前記第2の部分において前記第2のレースおよび前記第4のレースは一体である、パワートランスファユニット。
JP2016512527A 2014-04-09 2014-04-09 自動車用パワートランスファユニット Expired - Fee Related JP6209676B2 (ja)

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
PCT/JP2014/060274 WO2015155851A1 (ja) 2014-04-09 2014-04-09 自動車用パワートランスファユニット

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPWO2015155851A1 JPWO2015155851A1 (ja) 2017-04-13
JP6209676B2 true JP6209676B2 (ja) 2017-10-04

Family

ID=54287454

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016512527A Expired - Fee Related JP6209676B2 (ja) 2014-04-09 2014-04-09 自動車用パワートランスファユニット

Country Status (5)

Country Link
US (1) US20170050515A1 (ja)
EP (1) EP3130500B1 (ja)
JP (1) JP6209676B2 (ja)
CN (1) CN106163857B (ja)
WO (1) WO2015155851A1 (ja)

Family Cites Families (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4476952A (en) * 1981-11-25 1984-10-16 Nissan Motor Company, Limited Four-wheel vehicle drive system
JPS5889425A (ja) * 1981-11-25 1983-05-27 Nissan Motor Co Ltd 四輪駆動車
IT209012Z2 (it) * 1986-12-23 1988-09-02 Fiat Auto Spa Dispositivo per trasformare una trasmissione a trazione anteriore di un autoveicolo con motore trasversale in una trasmissione a trazione integrale inseribile e disinseribile
JPH10138774A (ja) * 1996-11-06 1998-05-26 Daihatsu Motor Co Ltd 自動車におけるトランスファのブリーザ装置
JPH10203190A (ja) * 1997-01-17 1998-08-04 Suzuki Motor Corp トランスファの潤滑構造
US7140268B2 (en) * 2003-05-23 2006-11-28 Automotive Components Holdings, Llc Compact power transfer unit
JP4539286B2 (ja) * 2004-10-27 2010-09-08 マツダ株式会社 パワートレーン構造
JP2008208947A (ja) * 2007-02-27 2008-09-11 Gkn ドライブライン トルクテクノロジー株式会社 歯車装置
US8215440B2 (en) * 2008-05-06 2012-07-10 Getrag Driveline Systems, Gmbh Drive train for a vehicle with connectable secondary axle
JP4994298B2 (ja) * 2008-05-14 2012-08-08 Gknドライブラインジャパン株式会社 動力伝達装置
CN203221881U (zh) * 2013-04-28 2013-10-02 安徽江淮汽车股份有限公司 一种suv智能四驱车型分动器总成
CN103538471A (zh) * 2013-10-29 2014-01-29 长城汽车股份有限公司 分动器及动力总成

Also Published As

Publication number Publication date
CN106163857A (zh) 2016-11-23
WO2015155851A1 (ja) 2015-10-15
US20170050515A1 (en) 2017-02-23
EP3130500A1 (en) 2017-02-15
JPWO2015155851A1 (ja) 2017-04-13
EP3130500B1 (en) 2019-09-25
EP3130500A4 (en) 2017-12-20
CN106163857B (zh) 2019-05-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10125855B2 (en) Transmission device
JP6237883B2 (ja) 動力伝達装置及びその製造方法
JP6305123B2 (ja) 四輪駆動車両のトランスファー構造
US10066721B2 (en) Final drive device
JP6224800B2 (ja) 差動装置
JP5422004B2 (ja) 自動車用パワーテークオフユニット
JP6277895B2 (ja) トルク伝達部材及び駆動軸と被駆動軸との結合部
JP2018111390A (ja) 車両のトランスファ構造
JP6356830B2 (ja) 遊星歯車組を備える車両の動力伝達装置(ptu)
JP6209676B2 (ja) 自動車用パワートランスファユニット
US20210114467A1 (en) Vehicle driving device
WO2017061409A1 (ja) 差動装置
JP4994298B2 (ja) 動力伝達装置
JP2009041650A (ja) 歯車装置
JP2013096511A (ja) 駆動力伝達装置
WO2018180806A1 (ja) 差動装置
JP6607124B2 (ja) 差動装置の部材接合構造
JP4313578B2 (ja) トルク伝達装置
CN210715628U (zh) 旋转构件与旋转轴的连结结构、及车辆的动力传递装置
JP2019086156A5 (ja)
JP2021160615A (ja) 動力伝達装置
JP2022012435A (ja) 動力伝達装置
JP6202011B2 (ja) 車両の駆動装置
JP2019086156A (ja) 伝動装置
WO2018100987A1 (ja) 車両の伝動装置

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20170516

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20170609

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20170905

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20170911

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6209676

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees