JP6209178B2 - ナット部材およびそれを用いた枠材結合構造 - Google Patents
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Description
図1〜図5は、本発明の第1の実施形態に係るナット部材10を示す。このナット部材10は、後述するように、例えば、第1の枠材31と第2の枠材32とをねじ部材40により組み付けるときに用いられる部材である。
図6および図7は、本発明の第2の実施形態に係るナット部材10を示す。このナット部材10は、第1の実施形態に係るナット本体20(図1参照)の向きを示す凹部22,22を設けたものである。その他の構成および作用効果については、第1の実施形態に係るナット部材10の構成および作用効果と同様である(以下の各実施形態についても、第1の実施形態と同様の作用効果が得られる。また、以下の各実施形態では、図1〜図5と同じ部分については同じ符号を付してその詳細な説明は省略する。)。
図8および図9は、本発明の第3の実施形態に係るナット部材10を示す。このナット部材10は、第1の実施形態に係るナット本体20(図1参照)の向きを示す凹部22,22を設けたものであるが、この凹部22,22の位置は第2の実施形態と異なっている。その他の構成については、第1および第2の実施形態に係るナット部材10の構成と同様である。
図10〜12は、本発明の第4の実施形態に係るナット部材10を示す。このナット部材10は、第1の実施形態に係るナット本体20(図1参照)に貫通孔23を設けたものである。その他の構成については、第1の実施形態に係るナット部材10の構成と同様である。
図13〜16は、本発明の第5の実施形態に係るナット部材10を示す。このナット部材10は、第2の実施形態に係るナット本体20(図6参照)に貫通孔23を設けたものである。その他の構成については、第2の実施形態に係るナット部材10の構成と同様である。
図17〜19は、本発明の第6の実施形態に係るナット部材10を示す。このナット部材10は、第3の実施形態に係るナット本体20(図8参照)に貫通孔23,23を設けたものである。その他の構成については、第3の実施形態に係るナット部材10の構成と同様である。
図20および図21は、本発明の第7の実施形態に係るナット部材10を示す。このナット部材10は、第3の実施形態に係るナット本体20(図8参照)に貫通孔23を第6の実施形態の向きとは異なるように設けたものである。その他の構成については、第3の実施形態に係るナット部材10の構成と同様である。
図22〜23は、本発明の第8の実施形態に係るナット部材10を示す。このナット部材10は、第6の実施形態に係るナット本体20(図17参照)にさらなる貫通孔23を追加したものである。その他の構成については、第6の実施形態に係るナット部材10の構成と同様である。
図24および図25は、本発明の第9の実施形態に係るナット部材10を示す。このナット部材10は、第6の実施形態に係るナット本体20(図17参照)の貫通孔23を長孔に形成したものである。その他の構成については、第6の実施形態に係るナット部材10の構成と同様である。
図26および図27は、本発明の第10の実施形態に係るナット部材10を示す。このナット部材10は、第2の実施形態に係るナット本体20(図6参照)に長孔からなる貫通孔23,23を設けたものである。その他の構成については、第2の実施形態に係るナット部材10の構成と同様である。
図28および図29は、本発明の第11の実施形態に係るナット部材10を示す。このナット部材10は、第6の実施形態に係るナット本体20(図17参照)の長手方向両端部を面取りしたものである。その他の構成については、第6の実施形態に係るナット部材10の構成と同様である。
図30および図31は、本発明の第12の実施形態に係るナット部材10を示す。このナット部材10は、第6の実施形態に係るナット本体20(図17参照)のスリット21両側部を面取りしたものである。その他の構成については、第6の実施形態に係るナット部材10の構成と同様である。
図32および図33は、本発明の第13の実施形態に係るナット部材10を示す。このナット部材10は、第12の実施形態に係るナット本体20(図30参照)の一部を切り欠いたものである。その他の構成については、第12の実施形態に係るナット部材10の構成と同様である。
本発明の各実施形態に係るナット部材10では、曲げ加工によりナット本体20を円筒状に成形した形態で説明したが、この形態に限られない。例えば、図34に示すように、ナット本体20は、四角形の筒状に成形されていてもよい。すなわち、ナット本体20は、矩形状の金属板材20aを両端部20b,20bが互いに間隙をあけて対向するように曲げ加工して筒状に成形してなる形態であればよい。
20:ナット本体
20a:金属板材
21:スリット
22:凹部
23:貫通孔
24:面取り部分
25:切り欠き部分
X,Y:仮想平面
30:枠材結合構造
31:第1の枠材
31b:ナット埋込穴
32:第2の枠材
31a,32a:ねじ挿通孔
40:ねじ部材
Claims (15)
- ナット埋込穴、および該ナット埋込穴の中心線に直交する方向に延びる第1のねじ挿通孔を有する第1の枠材と、前記第1のねじ挿通孔と連通するように延びる第2のねじ挿通孔を有する第2の枠材とを結合するために、前記第1の枠材のナット埋込穴に埋め込まれ、前記第1および第2のねじ挿通孔に挿通されるねじ部材が螺合締結されるナット部材であって、
矩形状の金属板材を、その長さ方向に対向して直線状に延びる両端部が互いに間隙をあけて対向するように曲げ加工して筒状に成形してなるナット本体を備え、
前記ナット本体の外周部の一部に、前記金属板材の両端部間に形成された等間隔の間隙により、前記ねじ部材を螺合可能なスリットが設けられており、
前記スリットには予め雌ネジが形成されておらず、かつ該スリットの幅寸法が前記ねじ部材の螺合締結に必要な下穴径と同等の寸法に形成されている、ナット部材。 - 請求項1に記載のナット部材において、
前記ナット本体の中心線に沿った長手方向両端部の少なくとも一方には、該ナット本体を長手方向から目視したときに前記ナット本体の向きを示す凹部が設けられている、ナット部材。 - 請求項2に記載のナット部材において、
前記凹部は、前記ナット本体の中心位置と前記スリットの幅方向中央位置とを通る平面上に形成されている、ナット部材。 - 請求項2に記載のナット部材において、
前記凹部は、前記ナット本体の中心位置と前記スリットの幅方向中央位置とを通る平面に直交しかつ前記ナット本体の中心位置を通る平面上に形成されている、ナット部材。 - 請求項1〜4のいずれか1項に記載のナット部材において、
前記ナット本体の側壁に、前記ねじ部材が螺合可能な貫通孔が設けられている、ナット部材。 - 請求項2〜4のいずれか1項に記載のナット部材において、
前記ナット本体の側壁に、前記ねじ部材が螺合可能な貫通孔が前記凹部と該ナット本体の中心位置との間を通る平面上に位置するように設けられている、ナット部材。 - 請求項2〜4のいずれか1項に記載のナット部材において、
前記ナット本体の側壁に、前記ねじ部材が螺合可能な貫通孔が前記凹部と該ナット本体の中心位置との間を通る平面と直交する平面上に位置するように設けられている、ナット部材。 - 請求項5〜7のいずれか1項に記載のナット部材において、
前記貫通孔は、前記ナット本体の長手方向に延びる長孔からなる、ナット部材。 - 請求項5〜7のいずれか1項に記載のナット部材において、
前記貫通孔は、前記ナット本体の周方向に延びる長孔からなる、ナット部材。 - 請求項1〜9のいずれか1項に記載のナット部材において、
前記ナット本体は、その長手方向における両端部外面がそれぞれ面取りされている、ナット部材。 - 請求項1〜10のいずれか1項に記載のナット部材において、
前記ナット本体は、円筒状に成形されてなり、該ナット本体の中心線に直交しかつナット本体の長手方向中央位置を通る平面を対称面として面対称に形成されている、ナット部材。 - 請求項11に記載のナット部材において、
前記ナット本体は、前記スリットの両側部の外面がそれぞれ面取りされている、ナット部材。 - 請求項11または12に記載のナット部材において、
前記ナット本体は、前記スリットの長さ方向両側に位置する両端部の対向角部がそれぞれ傾斜状に切り欠かれている、ナット部材。 - 第1の枠材と第2の枠材とが結合された枠材結合構造であって、
前記第1の枠材には、ナット埋込穴と、該ナット埋込穴の方向に直交する方向に延びる第1のねじ挿通孔とが設けられている一方、
前記第2の枠材には、両枠材の接合時に前記第1のねじ挿通孔と連通するように延びる第2のねじ挿通孔が設けられており、
前記埋込穴に請求項1〜13のいずれか1項に記載のナット部材が埋め込まれ、
前記ナット部材のスリットと前記第1および第2のねじ挿通孔とが連通して、該両ねじ挿通孔に挿通されたねじ部材が前記ナット部材のスリットに螺合することで、両枠材同士が結合されている、枠材結合構造。 - 第1の枠材と第2の枠材とが結合された枠材結合構造であって、
前記第1の枠材には、ナット埋込穴と、該ナット埋込穴の方向に直交する方向に延びる第1のねじ挿通孔とが設けられている一方、
前記第2の枠材には、両枠材の接合時に前記第1のねじ挿通孔と連通するように延びる第2のねじ挿通孔が設けられており、
前記埋込穴に請求項5〜13のいずれか1項に記載のナット部材が埋め込まれ、
前記ナット部材の貫通孔と前記第1および第2のねじ挿通孔とが連通して、該両ねじ挿通孔に挿通されたねじ部材が前記ナット部材の貫通孔に螺合することで、両枠材同士が結合されている、枠材結合構造。
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