JP6206760B2 - 顧客要求管理システム、顧客要求管理方法、プログラム - Google Patents

顧客要求管理システム、顧客要求管理方法、プログラム Download PDF

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商品在庫の検索結果から顧客の要求を管理する顧客要求管理システムに関する。
従来、コンビニエンスストア等の多店舗展開する販売業者の店舗において、顧客の所望する商品の在庫がある店舗を検索することが可能な商品在庫検索システムがある(例えば、特許文献1)。
特許文献1のシステムでは、検索の結果、顧客の所望する商品の在庫がある店舗が存在しない場合、顧客の所望する商品を潜在的な顧客の要求として、各店舗に通知し、各店舗の品揃に反映させる技術が開示されている。
特開2003−132433号
ところで、多店舗展開する販売業者の店舗のうち、ある顧客が繰り返し利用する店舗が複数ある場合、その顧客がよく購入する商品は、それぞれの店舗で異なる場合がある。例えば、会社近くの店舗ではコーヒーを購入し、自宅近くの店舗ではお茶を購入する場合がある。
従って、ある店舗でコーヒーに需要があるからといって別の店舗でコーヒーを多く仕入れても、それが売上につながらない可能性がある。
本発明は、上記従来の課題を鑑みてなされたもので、店舗ごとに異なる顧客の要求を管理可能な顧客要求管理システムを提供することを目的とする。
本発明の一態様の顧客要求管理システムは、複数の店舗の所在を示す情報を記憶する店舗情報データベースと、顧客が購入を希望する購入希望商品を識別する商品情報および前記顧客の移動経路を特定する行動履歴情報を前記顧客の端末から取得する第1取得手段と、前記行動履歴情報及び前記複数の店舗の所在を示す情報を用いて、前記移動経路から一定範囲内に存在する1以上の店舗を特定する検索手段と、前記1以上の店舗を前記顧客の端末に通知する第1通知手段と、前記1以上の店舗のうち前記顧客が前記購入希望商品の購入先として希望する購入希望店舗を識別する情報を前記顧客の端末から取得する第2取得手段と、前記購入希望店舗における前記購入希望商品の在庫を前記顧客の端末に通知する第2通知手段と、顧客要求として、前記購入希望商品を前記購入希望店舗に通知する第3通知手段と、を備えることを特徴とする。
上記構成により、本発明の一実施形態の顧客要求管理システムは、店舗ごとに異なる顧客の要求を管理することが可能である。
商品在庫検索システム1の概略構成図である。 管理サーバの構成を示す図である。 管理サーバに記憶される店舗情報DBの一例を示す図である。 管理サーバに記憶される店舗別在庫情報DBの一例を示す図である。 管理サーバに記憶される顧客情報DBの一例を示す図である。 管理サーバに記憶される予約情報DBの一例を示す図である。 管理サーバに記憶される顧客要求情報DBの一例を示す図である。 顧客端末20の構成を示す図である。 (a)は顧客端末の記憶する行動履歴情報の一例を示す図であり、(b)は、行動履歴情報に含まれる位置情報を、二次元平面にプロットし、時間順に矢印で結んだ図である。 店舗端末の構成を示す図である。 店舗端末の記憶する在庫情報DBの一例を示す図である。 店舗端末の記憶する取置情報DBの一例を示す図である。 店舗端末の記憶する需要情報DBの一例を示す図である。 商品在庫検索システムの動作の一例を示すシーケンス図である。 (a)は管理サーバから顧客端末に送信される情報の一例を示す図であり、(b)は、顧客端末に表示される表示画面の一例を示す図である。 (a)は管理サーバから顧客端末に送信される情報の一例を示す図であり、(b)は、顧客端末に表示される表示画面の一例を示す図である。 (a)及び(b)は、顧客端末における購入希望店舗における購入希望商品の在庫の数の表示の一例を示す図である。 商品在庫検索システムの動作の一例を示すシーケンス図である。 管理サーバの行う店舗検索処理の詳細を示すフローチャートである。 (a),(b),(c),(d)は、顧客が普段利用している移動経路を特定する処理を説明する図である。 (a),(b),(c)は、顧客が普段利用している移動経路から一定範囲内に存在する店舗を特定する処理を説明する図である。
(実施の形態1)
本発明の一実施形態は、多店舗展開している販売業者の店舗における商品在庫検索システム1として実現される。以下、図面を参照しつつ、商品在庫検索システム1を詳細に説明する。
図1は、実施の形態1の商品在庫検索システム1の概略構成図である。図1に示すように、商品在庫検索システム1は、通信ネットワーク40に接続された管理サーバ10、複数の顧客端末20、及び、複数の店舗端末30で構成される。
通信ネットワーク40は、例えば、インターネットであり、管理サーバ10、顧客端末20、及び、店舗端末30が、互いに情報をやりとりできるように接続されている。
<管理サーバ10>
以下、管理サーバ10の構成について説明する。図2に管理サーバ10の構成を示す。図2に示すように、管理サーバ10は、CPU(Central Processing Unit)11、メモリ12、通信部13を備えたサーバコンピュータである。
CPU11は、メモリ12に記憶されたプログラム(図示せず)を実行することにより、管理サーバ10の各機能を実現する。
メモリ12は、店舗情報データベース(DB:database)121、店舗別在庫情報DB122、顧客情報DB123、道路情報DB124、予約情報DB125、及び、顧客要求情報DB126を記憶している。
また、メモリ12は、管理サーバ10が動作するために必要なプログラムなどを記憶している他、CPU11の計算結果を一時的に格納する一時記憶領域としての機能を有する。
メモリ12は、例えばDRAM(Dynamic Random Access Memory)などの揮発性メモリ、及び、例えばハードディスクなどの不揮発性メモリを含んで構成される。
通信部13は、顧客端末20及び店舗端末30と情報の送受信を行う。
以下、図3〜7を用いて、メモリ12で記憶される情報について説明する。
図3は、店舗情報DB121の一例である。図3に示すように、店舗情報DB121には、店舗ごとに、店舗を識別する情報である店舗識別情報、緯度と経度とを示す情報である位置情報、通知先のアドレスを記憶する領域が設けられている。
図4は、店舗別在庫情報DB122の一例である。図4に示すように、店舗別在庫情報DB122には、店舗ごとの在庫情報を記憶する領域が設けられている。また、店舗ごとの在庫情報には、その店舗で販売される商品ごとに、商品を識別する情報である商品識別情報、在庫数を示す情報を記憶する領域が設けられている。
図5は、顧客情報DB123の一例である。図5に示すように、顧客情報DB123には、顧客ごとに、顧客を識別する情報である顧客識別情報、通知先のアドレスを記憶する領域が設けられている。本実施の形態では、システムを利用する顧客は、予めこれらの情報を管理サーバ10に登録しているものとする。
道路情報DB124は、本実施の形態では、地点を示すノードの集合及び道路を示すリンクの集合を示す情報を記憶している。ノードは、緯度と経度とからなり、リンクは2つのノードからなる。例えば、地点Aを示すノードA、及び、地点Bを示すノードBからなるリンクが存在すれば、地点Aと地点Bとを結ぶ直線の道路が存在していることを示している。
図6は、予約情報DB125の一例である。図6に示すように、予約情報DB125は、顧客の希望する予約ごとに、各予約を一意に特定する予約番号、顧客を識別するための顧客識別番号、顧客が購入を希望する購入希望店舗を識別する情報、顧客が購入を希望する購入希望商品を識別する情報、顧客が購入を希望する購入希望時間を示す情報、予約した商品の引渡しが完了しているか否かを示す引渡フラグを記憶する領域が設けられている。ここで、予約は、顧客が、システムを利用して検索した商品について、取り寄せ、又は、取り置きを希望した場合に発生する。
図7は、顧客要求情報DB126の一例である。顧客要求は、顧客の検索履歴であり、顧客がシステムを利用して在庫を検索するたびに記憶される。図7に示すように、顧客要求情報DB126は、顧客要求ごとに、各顧客要求を一意に識別する顧客要求番号、顧客が購入を希望する購入希望商品を識別する情報、顧客が購入を希望する購入希望店舗を識別する情報、顧客が購入を希望する購入希望時間を示す情報、顧客を識別するための顧客識別情報、検索時点における在庫数を示す情報、顧客が常連客であるか否かを示す常連フラグ、顧客が取り寄せ又は取り置きを希望したか否かを示す予約フラグ、顧客の要求により商品を入荷した旨を顧客に通知したか否かを示す通知フラグを記憶する領域が設けられている。
顧客が検索する商品は、顧客が興味を示している商品と考えることが可能である。従って、顧客が検索した商品に関する情報を顧客要求として記憶することで、顧客がいつどこでなにを所望しているのかを各店舗の品揃えに反映させることが可能になる。
<顧客端末20>
次に、顧客端末20について説明する。顧客端末20は、例えば、スマートフォンなどの移動型の無線端末であり、無線基地局を介して通信ネットワーク40に接続される。
図8は、顧客端末20の構成を示す図である。図8に示すように、顧客端末20は、CPU21、メモリ22、通信部23、表示部24、決済部25、入力部26、計時部27、測位部28を備える。
CPU21は、メモリ22に記憶されたプログラム(図示せず)を実行することにより、顧客端末20の各機能を実現する。
メモリ22は、顧客である顧客端末の使用者を識別する顧客識別情報221、及び、顧客である顧客端末の使用者の行動履歴を示す情報である行動履歴情報222を記憶している。
また、メモリ22は、顧客端末20が動作するために必要なプログラムなどを記憶している他、CPU21の計算結果を一時的に格納する一時記憶領域としての機能を有する。
メモリ22は、例えばDRAMなどの揮発性メモリ、及び、例えばハードディスクなどの不揮発性メモリを含んで構成される。
通信部23は、管理サーバ10と情報の送受信を行う。
表示部24は、例えば液晶パネルであり、CPU22の生成した表示画面を表示する。
決済部25は、店舗端末30との間で、近距離無線通信を用いた電子決済を行う。なお、本実施の形態において、決済部25は、決済時に、メモリ22に記憶された顧客識別情報を店舗端末30に送信する。
入力部26は、例えば、表示部24の前面に配置されたタッチセンサのように顧客である顧客端末20の使用者が顧客端末20を操作するための入力を行う入力装置である。
計時部27は、水晶振動子であり、定周期のクロック信号をCPU21に供給する。CPU21は、計時部27から供給されるクロックに基づいて時間を計測する。
測位部28は、例えば、GPS(Global Positioning System)衛星からの信号を受信するGPS受信機であり、GPS衛星からの信号に基づいて顧客端末20の位置を測定する。
次に、図9を用いて、メモリ22の記憶する行動履歴情報222について説明する。
図9(a)は、行動履歴情報222の一例である。図9(a)に示すように、行動履歴情報222は、計時部27から供給されるクロックに基づいて計測された時間と、測位部28で測定された顧客端末20の位置とを関連付けた情報である。本実施の形態では、顧客端末20の直近一ヶ月間の位置情報が、一分おきに記憶される。
図9(b)は、図9(a)の行動履歴情報222における位置情報を、二次元平面にプロットし、時間順に矢印で結んだ図である。図9(b)に示すように、行動履歴情報222は、顧客である顧客端末20の使用者の過去の移動経路を示している。
<店舗端末30>
次に、店舗端末30について説明する。店舗端末30は、例えば、POS(Point Of Sale)レジスタであり、店舗ごとに1以上の端末が設置されている。
図10は、店舗端末30の構成を示す図である。図10に示すように、店舗端末30は、CPU31、メモリ32、通信部33、出力部34、入荷情報・販売情報取得部35を備える。
CPU31は、メモリ32に記憶されたプログラム(図示せず)を実行することにより、店舗端末30の各機能を実現する。
メモリ32は、在庫情報DB321、取置情報DB322、及び、需要情報DB323を記憶している。
また、メモリ32は、店舗端末30が動作するために必要なプログラムなどを記憶している他、CPU31の計算結果を一時的に格納する一時記憶領域としての機能を有する。
メモリ32は、例えばDRAMなどの揮発性メモリ、及び、例えばハードディスクなどの不揮発性メモリを含んで構成される。
通信部33は、管理サーバ10を相手に情報の送受信を行う。
出力部34は、管理サーバ10から受信した顧客の要求を示す情報を店舗端末30の使用者に通知するための出力を行う。本実施の形態では、出力部は、プリンタであり、顧客の要求を示す情報を用紙に印刷して出力する。
入荷情報・販売情報取得部35は、店舗に入荷される商品の情報及び顧客に販売される商品の情報を取得する。
入荷情報・販売情報取得部35は、例えば、光学式のバーコードスキャナを含み、店舗に入荷された商品や販売される商品の識別情報を読み取る。
また、入荷情報・販売情報取得部35は、顧客端末20との間で、近距離無線通信を用いた電子決済を行う決済部としての機能も有する。本実施の形態において、入荷情報・販売情報取得部35は、決済時に、顧客端末20から顧客識別情報を受信する。
以下、図11〜13を用いて、メモリ32で記憶される情報について説明する。
図11は、在庫情報DB321の一例である。図11に示すように、在庫情報DB321には、店舗で販売される商品ごとに、商品を識別する商品識別情報、及び、在庫数を示す情報を記憶する領域が設けられている。
図12は、取置情報DB322の一例である。図12に示すように、取置情報DB322には、店舗で取置される商品ごとに、管理サーバ10から通知される予約番号、商品を識別する商品識別情報、及び、取置期限を示す情報を記憶する領域が設けられている。
図13は、需要情報DB323の一例である。需要情報DB323は、管理サーバ10から受信した顧客の要求の一部の情報を需要情報として蓄積したものである。図13に示すように、需要情報DB323には、需要情報ごとに、顧客が購入を希望する購入希望商品を識別する情報、顧客が購入を希望する時間を示す情報、顧客が常連客であるか否かを示す常連フラグ、及び、顧客が取り寄せ又は取り置きを希望したか否かを示す予約フラグを記憶する領域が設けられている。
顧客の要求は、顧客が検索した商品に関する情報である。顧客が検索した商品に関する情報を需要情報として各店舗で記憶することで、各店舗において顧客がいつ、なにを所望しているのかを品揃えに反映させることが可能になる。
<商品在庫検索システムの動作>
次に、図14〜21を用いて、商品在庫検索システム1の動作を説明する。
図14及び図18は、商品在庫検索システム1の動作の一例を示すシーケンス図である。なお、図18は、図14に続く商品在庫検索システム1の動作の一例を示している。
図14に示すように、まず、顧客が顧客端末20を用いて、管理サーバ10にアクセスし、検索要求として、商品識別情報、顧客識別情報221、行動履歴情報222、及び、現在位置情報を、管理サーバに送信する(ステップS1)。ここで、商品識別情報は、顧客が顧客端末20の入力部26を操作して入力した情報を送信する。また、顧客識別情報221及び行動履歴情報222は、顧客端末20のメモリ22に記憶されているものを送信する。そして、現在位置情報は、測位部28で測定された最新の位置情報を送信する。
管理サーバ10は、顧客端末20から検索要求を受信すると、後述する店舗検索処理をおこなって、顧客が商品を購入すると予想される1以上の購入予想店舗を特定し、特定した購入予想店舗を顧客端末に通知する(ステップS2)。
ここで、後述する店舗検索処理では、顧客が常連客であるか否か、すなわち、顧客が普段利用している店舗をこれから利用しようとしているのか否かを判定する。そして、管理サーバ10は、顧客が常連客であるか否かに応じて、異なる種類の情報を顧客端末20に送信する。
管理サーバ10から購入予想店舗の通知を受けた顧客端末20は、受信した情報の種類に応じて異なる表示態様で、購入予想店舗のリストを表示部24に表示する。
図15及び16は、ステップS2で、管理サーバ10から顧客端末20に送信される情報、及び、顧客端末20に表示される表示画面の一例を示す図である。
図15は、顧客が常連客である場合のもので、図15(a)が、管理サーバ10から顧客端末20に送信される情報の一例を、図15(b)が、顧客端末20に表示される表示画面の一例を示している。
図15(a)に示すように、顧客が常連客である場合は、管理サーバ10は、顧客が利用すると予想される店舗を識別する情報と、顧客がその店舗付近を通過する時間とを関連付けて、顧客端末20に送信する。なお、同一の店舗付近を複数回通過すると予想される場合には、図15(a)に示すように、一つの店舗に対して複数の時間を関連付けて送信する。
顧客端末20は、管理サーバ10から店舗を識別する情報と時間とが関連付けた情報を受信した場合、図15(b)に示すように、通知された店舗を時系列で一覧表示する。すなわち、店舗を時間順に、時間と並べて表示する。なお、同一の店舗に複数の時間が関連付けられている場合には、図15(b)に示すように、時間別に同一の店舗を複数表示する。
図16は、顧客が常連客でない場合のもので、図16(a)が、管理サーバ10から顧客端末20に送信される情報の一例を、図16(b)が、顧客端末20に表示される表示画面の一例を示している。
図16(a)に示すように、顧客が常連客でない場合は、管理サーバ10は、顧客が利用すると予想される店舗を識別する情報と、その店舗の位置情報とを関連付けて、顧客端末20に送信する。
顧客端末20は、管理サーバ10から店舗を識別する情報と位置情報とが関連付けた情報を受信した場合、図16(b)に示すように、現在位置を中心とした地図情報に、現在位置と通知された店舗の位置とを重畳して表示する。なお、本実施の形態において、地図情報は、通信ネットワーク40を介して、地図サーバ(図示せず)から取得するものとする。
図14に戻り、商品在庫検索システム1の動作の説明を続ける。
顧客端末20に購入予想店舗の一覧が表示されると、顧客は、顧客端末20を操作して表示された購入予想店舗の中から購入希望店舗を1つ選択する。顧客が購入希望店舗を選択すると顧客端末20は、購入希望店舗を識別する情報と、購入希望時間を示す情報とを関連付けて管理サーバ10に送信する(ステップS3)。
ここで、購入希望時間は、顧客が常連客である場合、選択された店舗と並べて表示された時間である。一方、顧客が常連客ではない場合は、現在位置からその店舗まで移動にかかるおよその時間を計算し、計算した時間を現在時刻に加えたものである。
顧客端末20から、購入希望店舗を識別する情報及び購入希望時間を示す情報を受信すると、管理サーバ10は、受信した購入希望店舗を識別する情報及びステップS1で受信した購入希望商品を識別する情報を用いて、メモリ12で記憶する店舗別在庫情報DB122から購入希望店舗における購入希望商品の在庫を検索する(ステップS4)。そして、管理サーバ10は、購入希望店舗における購入希望商品の在庫の数を顧客端末20に通知する。
顧客端末20は、管理サーバ10から購入希望店舗における購入希望商品の在庫の数を受信すると、受信した購入希望店舗における購入希望商品の在庫の数を表示部24に表示する。その際、顧客端末20は、購入希望店舗に購入希望商品の在庫があれば、顧客に購入希望商品の取り置きを希望するか否かの問い合わせを行う。また、顧客端末20は、購入希望店舗に購入希望商品の在庫がなければ、顧客に購入希望商品の取り置きを希望するか否かの問い合わせを行う。
図17は、顧客端末20における購入希望店舗における購入希望商品の在庫の数の表示の一例である。図17(a)は、購入希望店舗に購入希望商品の在庫がある場合を示し、図17(b)は、購入希望店舗に購入希望商品の在庫がない場合を示している。
図14に戻り、商品在庫検索システム1の動作の説明を続ける。
顧客端末20に購入希望店舗における購入希望商品の在庫の数が表示された後、顧客は、購入希望商品の取り寄せ又は取り置きを希望する場合は、顧客端末20を操作して、購入希望商品の取り寄せ又は取り置きを希望する旨(取寄/取置要求)を管理サーバ10に送信する(ステップS5)。なお、顧客は、購入希望商品の取り寄せ又は取り置きを希望しない場合は、顧客端末20を操作して、購入希望商品の取り寄せ又は取り置きを希望しない旨を管理サーバ10に送信する。
管理サーバ10は、顧客端末から購入希望商品の取り寄せ又は取り置きを希望する旨を受信すると、予約番号を付与して予約情報を生成し、予約情報DB125の更新を行う。また、管理サーバ10は、顧客の購入希望商品の取り寄せ又は取り置きの希望に関わらず、顧客要求番号を付与して顧客要求情報を生成し、顧客要求情報DB126の更新を行う(ステップS6)。
ここで、予約情報は、付与された予約番号と、顧客端末20から受信した顧客識別番号、購入希望商品、購入希望店舗、及び購入希望時間と、引渡しフラグとからなる情報である。引渡しフラグには、引渡しが完了していない旨を示す情報が記憶される。
また、顧客要求情報は、付与された顧客要求番号と、顧客端末20から受信した顧客識別番号、購入希望商品、購入希望店舗、及び購入希望時間と、検索結果である検索時の在庫数と、常連フラグと、予約フラグと、通知フラグとからなる情報である。常連フラグにはステップS2で判定した顧客が常連客であるか否かの情報が、予約フラグにはステップS5で受信した顧客が取り寄せ又は取り置きを希望したか否かを示す情報が、通知フラグには顧客への通知が完了していない旨の情報が、それぞれ記憶される。
顧客要求情報が生成されると、管理サーバ10は、顧客要求情報から、予約フラグ、常連フラグ、購入希望商品、及び購入希望時間を、顧客の要求として、購入希望店舗の店舗端末30に通知する。また、予約情報が生成された場合には、付与された予約番号も購入希望店舗の店舗端末30に通知する。
購入希望店舗の店舗端末30は、管理サーバ10から顧客の要求を受信すると、需要情報として、需要情報DB323に記憶する(ステップS7)。
図18に進み、商品在庫検索システム1の動作の説明を続ける。
購入希望店舗では、店舗端末30の出力部から出力された顧客の要求に基づき商品の入荷を行い、入荷した商品の商品識別情報を入荷情報・販売情報取得部35で読み取り、在庫情報DB321及び取置情報DB322を更新する(ステップS8)。
ここで、購入希望商品の在庫がなく、かつ、顧客が取り寄せを希望している場合は、購入希望商品を入荷して、取置商品として管理し、取置情報DB322を更新する。また、購入希望商品の在庫があって、かつ、顧客が取り置きを希望している場合は、在庫として管理している購入希望商品を必要な数だけ取置商品として管理し、在庫情報DB321及び取置情報DB322を更新する。また、顧客が取り寄せ又は取り置きを希望していない場合でも、顧客の要求として購入希望商品を入荷して在庫情報在庫情報DB321を更新する。
ここで、購入希望商品を取置商品として管理する場合、予約番号、商品識別情報、及び取り置き期限からなる取置情報を生成し、取置情報DB322に登録する。ここで予約番号は、ステップS6において管理サーバ10から受信したもの、商品識別情報は、管理サーバ10から受信した購入希望商品を、取置期限は管理サーバ10から受信した購入希望時間に所定の時間(例えば、30分ほど)を加えた時刻を用いる。
店舗端末30は、在庫情報DB321及び取置情報DB322が更新すると、その更新情報である在庫更新情報及び取置更新情報を管理サーバ10に送信する。
管理サーバ10は、店舗端末30から在庫更新情報及び取置更新情報を受信すると、受信した在庫更新情報に基づいて店舗別在庫情報DB122を更新する。そして、管理サーバ10は、取り寄せ又は取り置き希望した商品が取り置きされた旨、または、顧客の要求により購入希望店舗が購入希望商品を新たに入荷した旨を顧客端末20に通知し、顧客要求情報DB126の対応する顧客要求番号の通知フラグを顧客への通知が完了した旨の情報に更新する(ステップS9)。
顧客端末において取り寄せ又は取り置き希望した商品が取り置きされた旨、または、顧客の要求により購入希望店舗が購入希望商品を新たに入荷した旨を受信した後、顧客は、購入希望時間までに購入希望店舗に出向き購入希望商品を購入する(ステップS10,S11)。
店舗端末30の入荷情報・販売情報取得部35で顧客が購入する商品の商品識別情報を読み取った後、顧客へ商品が渡され、顧客からは代金が支払われる。その際、と顧客識別番号が、顧客端末20の決済部25から店舗端末30の入荷情報・販売情報取得部35へと伝達される。
その後、店舗端末30は、顧客が購入した商品の商品識別情報と顧客端末20から受信した顧客識別情報20とを、管理サーバ10へ送信する(ステップS12)。
管理サーバ10は、店舗端末30から顧客が購入した商品の商品識別情報と顧客端末20から受信した顧客識別情報とを受信すると、顧客が予約していた商品であるか否かをメモリ12で記憶している予約情報DB125から検索する。顧客が購入した商品が予約している商品だった場合、すなわち、顧客識別情報及び商品識別情報が一致し、引渡フラグが引渡しを完了していない旨を示している予約情報が存在した場合、管理サーバ10は、引渡フラグを、引渡し完了済みに更新し、予約商品の引渡が完了した旨と予約番号を店舗端末30に送信する(ステップS13,S14)。
なお、顧客が購入した商品が予約している商品ではなかった場合、管理サーバ10は、顧客が購入した商品が予約している商品ではなかった旨を店舗端末30に送信する。
店舗端末30は、管理サーバ10から予約商品の引渡が完了した旨と予約番号を受信すると、取置商品を通常の在庫商品に戻し、取置情報DB322から対応する取り置き情報を削除する。また、店舗端末30は、顧客が購入した商品が予約している商品ではなかった旨を受信すると、在庫情報DB321の該当商品の在庫数を更新する(ステップS15)。
店舗端末30は、在庫情報DB321及び取置情報DB322を更新すると、その更新情報である在庫更新情報及び取置更新情報を管理サーバ10に送信する。
管理サーバ10は、店舗端末30から在庫更新情報及び取置更新情報を受信すると、受信した在庫更新情報に基づいて店舗別在庫情報DB122を更新する。
以上図14及び18を用いて説明したように商品在庫検索システム1は動作する。
<店舗検索処理>
次に、管理サーバ10の行う店舗検索処理について図19〜図21を用いて説明する。
図19は、店舗検索処理の詳細を示すフローチャートである。
管理サーバ10は、顧客端末20の現在位置情報及び行動履歴情報を取得する(ステップS21)。
次に、管理サーバ10は、取得した行動履歴情報及びメモリ12で記憶している道路情報DB124を用いて、顧客が普段利用している移動経路を特定する(ステップS22)。
ここで、図20を用いて顧客が普段利用している移動経路を特定する処理を説明する。図20(a)は、取得した行動履歴情報に含まれる経路のうち、抽出された1つの経路を示している。本実施の形態では、行動履歴情報において、一定の場所(例えば、自宅や会社など)に所定時間(例えば、30分)以上滞在している場所を滞在ポイントとして、滞在ポイントから滞在ポイントまでの経路を複数抽出して用いる。
図20(b)は、道路情報DB124のリンクの集合を示している。すなわち、図20(b)における直線のそれぞれが、道路情報DB124のリンクそれぞれと対応している。
図20(c)は、行動履歴情報から抽出された1つの経路と道路情報DB124のリンクの集合とを照合して、行動履歴情報から抽出された1つの経路の各位置情報と、道路情報DB124のリンク集合の各リンクとの対応関係を特定する様子を示している。なお、地点Aを示す位置情報と道路Bをリンクとの間に対応関係を有するとは、道路B上に地点Aが存在するということである。
図20(d)の太線は、特定されたリンクを時系列順につなげて特定された道路情報における移動経路を示している。
管理サーバ10は、行動履歴情報から抽出された全ての経路に対して、上述の道路情報における移動経路を特定し、さらに、特定された複数の移動経路のうち、所定回数(例えば、5回)以上繰り返し利用している移動経路を、顧客が普段利用している移動経路として特定する。
図19に戻り、店舗検索処理の説明を続ける。
顧客が普段利用している移動経路が特定されると、管理サーバ10は、ステップ21で取得した顧客端末20の現在位置情報と、ステップS22で特定された移動経路とを比較する(ステップS23)。
比較の結果、顧客端末20の現在位置が、ステップS22で特定された移動経路上に存在していると判定された場合(ステップS24:YES)、ステップS25、S26に進み、ステップS22で特定された移動経路上に存在していないと判定された場合(ステップS24:NO)、ステップS27に進む。
なお、本実施の形態において、地点Aが経路B上に存在しているとは、例えば、経路Bのうち地点Aに最も接近している点Cと、地点Aとの間の距離が、一定範囲(例えば、10m)以内にあることとする。
ステップS25において、管理サーバ10は、顧客が普段利用している移動経路及びメモリ12に記憶された店舗情報DB121を用いて、顧客が普段利用している移動経路付近に存在する店舗を特定する。
なお、本実施の形態において、店舗Aが経路B付近に存在しているとは、例えば、経路Bのうち店舗Aに最も接近している点Cと、店舗Aとの間の距離が、一定範囲(例えば、100m)以内にあることとする。
ここで、図21を用いて顧客が普段利用している移動経路から一定範囲内に存在する店舗を特定する処理を説明する。図21(a)は、メモリ12に記憶された店舗情報DB121を示している。また、図21(b)、顧客が普段利用している移動経路を示している。
図21(c)は、店舗の位置情報と移動経路とを照合して、移動経路付近に存在する店舗を特定する様子を示している。図21(c)に示す例では、○○店及び××店が移動経路付近に存在する店舗として特定される。
図19に戻り、店舗検索処理の説明を続ける。
ステップS25において移動経路付近に存在する店舗が特定されると、ステップS21で取得した行動履歴情報を用いて、特定した店舗付近を顧客が通過すると予想される時間を特定する(ステップS26)。本実施の形態では、管理サーバ10は、ステップS21で取得した行動履歴情報から、ステップS25で特定した店舗から一定範囲(例えば、100m)以内の地点を示す位置情報に対応する時間を全て取得する。そして、管理サーバ10は、取得した複数の時間に対してK平均法等のクラスタリングを行った結果の各クラスタのクラスタ中心を、ステップS25で特定した店舗付近を顧客が通過すると予想される時間とする。
ステップS27において管理サーバ10は、メモリ12に記憶された店舗情報DB121及びステップS21で取得された現在位置情報を用いて、顧客の現在位置から一定範囲(例えば、500m)以内に存在する店舗を特定する。
ステップS28において管理サーバ10は、ステップS25で特定した店舗とステップS26で特定した時間とを関連付けて購入予想店舗情報を生成する。または、管理サーバ10は、ステップS27で特定した店舗とメモリ12に記憶された店舗情報DB121の店舗の位置情報と関連付けた購入予想店舗情報を生成する。
以上示した店舗検索処理により、管理サーバ10は、顧客が利用すると予想される購入予想店舗を特定する。
店舗検索処理のステップS23及びS24において、管理サーバ10は、ステップ21で取得した顧客端末20の現在位置情報と、ステップS22で特定された移動経路とを比較し、顧客端末20の現在位置が、ステップS22で特定された移動経路上に存在しているか否かを判定している。これにより、管理サーバ10は、顧客が普段から利用している店舗を利用しようとしている常連客なのか、顧客が普段は利用していない店舗を利用しようとしている一見客なのかを識別する。
<まとめ>
図14のステップS2、S3において、管理サーバ10は、1以上の購入予想店舗を顧客端末20に通知することにより、顧客に対し通知した購入予想店舗の中から購入希望店舗を選択させている。
この構成により、管理サーバ10は、顧客がどの店舗で商品を購入したいのかを取得することができる。また、顧客は、顧客端末20に表示された店舗を選択するだけで購入希望店舗を管理サーバ10に伝達することが可能になる。
また、顧客が常連客である場合、購入予想店舗と関連付けた予想通過時間を顧客端末20に通知することにより、顧客に対し購入希望店舗の選択と同時に購入希望時間を選択させている。
この構成により、管理サーバ10は、顧客がいつ商品を購入したいのかを取得することができる。また、顧客は、顧客端末20に表示された店舗を選択するだけで購入希望時間を管理サーバ10に伝達することが可能になる。
また、管理サーバ10は、図19のステップS23及びS24において顧客が常連客であるか否かを判定し、図14のステップS6において顧客が常連客であるか否かを示す情報を店舗端末30に通知している。
この構成により、購入希望店舗は、一見客の要求と常連客の要求とを区別して取得することが可能になる。その結果、店舗は、例えば、一見客よりも常連客を尊重した品揃を行うことが可能になる。
また、管理サーバ10は、図18のステップS9において、取り寄せ又は取り置きを希望しない顧客に対しても、購入希望商品が購入希望店舗に新たに入荷されたことを通知している。
この構成により、購入希望店舗は、顧客に対して、顧客の要求を入れて品揃を変更したことを通知することが可能である。また、顧客にとっては、店舗の品揃を自分でカスタマイズした形になり、それにより満足感を得ることができる。
また、店舗端末30では、図18のステップS12〜S15において、商品を販売した後に、顧客の関知しないところで販売した商品が取り寄せ又は取り置き要求のある商品であったか否かを確認している。
この構成により、顧客は、決済時に、顧客端末20から店舗端末30へ顧客識別情報を送信する以外に特別な手続きを取ることなく、取り寄せ又は取り置きした商品を購入することができる。
(変形例)
以上、商品在庫検索システムを実施の形態に基づいて説明したが、例示した商品在庫検索システム1を以下に示すように変形することも可能であり、本発明は上述の実施の形態に限られるものではない。
(1)管理サーバは、複数のサーバコンピュータで構成されていても良い。例えば、メモリに記憶された、店舗情報DB、店舗別在庫情報DB、顧客情報DB、道路情報DB、予約情報DB、及び、顧客要求情報DBそれぞれを別々のサーバコンピュータが記憶していても良い。
(2)上述の実施の形態において、顧客端末は、決済部を備えるとした本発明はこれに限られない。顧客端末は決済部を備えず、決済に係る処理は、別途、決済機能を備えるIC(Integrated Circuit)カードなどを用いて行ってもよい。
(3)上述の実施の形態において、店舗端末はPOSレジスタであるとして説明したが、店舗端末はこれには限らない。例えば、パーソナルコンピュータにPOSアプリケーションソフトをインストールした「パソコンPOS」と呼称されるものであってもよい。また、単なるパーソナルコンピュータであってもよい。
(4)上述の実施の形態において、店舗端末の出力部は、管理サーバから受信した顧客の要求を示す情報を用紙に印刷して出力するとしたがこれには限られない。出力部は、管理サーバから受信した顧客の要求を示す情報を店舗端末の使用者に通知できればよく、例えば、店舗端末の備える液晶ディスプレイなどに表示しても良い。
(5)上述の実施の形態において、管理サーバ10は、顧客が繰り返し利用している移動経路から一定範囲内に存在する1以上の店舗を購入予想店舗として特定したが、これには限らず、店舗に立ち寄れないような移動速度で移動している区間を除いてもよい。例えば、管理サーバ10は、顧客の利用する電車の路線図などの情報を取得し、移動経路と路線図を照合することにより顧客が電車に乗っている区間を求め、顧客が繰り返し利用している移動経路からさらに電車を利用している区間を除いた移動経路について、一定範囲内に存在する1以上の店舗を購入予想店舗として特定してもよい。
また、行動履歴情報の位置情報と時間とから顧客の移動速度を算出し、移動速度から顧客が歩行している区間を求め、顧客が繰り返し利用している移動経路のうち顧客が歩行している区間の移動経路について、一定範囲内に存在する1以上の店舗を購入予想店舗として特定してもよい。
(6)上述の実施の形態において、管理サーバは、顧客が商品を検索する度に、顧客の要求を店舗端末に通知するものとして説明したが、これには限られない。管理サーバは、顧客の要求が取り寄せや取置に係るものである場合以外は、所定数または所定時間分蓄積されてから一括して店舗端末に通知するものであってもよい。
(7)上述の実施の形態において、管理サーバは、顧客が常連客か一見客かに関わらず、顧客の要求を店舗端末に伝えるものとして説明しているが、これに限られない。管理サーバは、一見客の場合は、顧客の要求を店舗端末に伝えなくてもよい。
(8)実施の形態で示した商品在庫検索システムに、上述した変形事項を組み合わせて適用してもよい。
(9)以下、更に本発明の一実施形態に係る顧客要求管理システムの構成およびその変形例と各効果について説明する。
<1>本発明の一実施形態に係る顧客要求管理システムは、複数の店舗の所在を示す情報を記憶する店舗情報データベースと、顧客が購入を希望する購入希望商品を識別する商品情報および前記顧客の移動経路を特定する行動履歴情報を前記顧客の端末から取得する第1取得手段と、前記行動履歴情報及び前記複数の店舗の所在を示す情報を用いて、前記移動経路から一定範囲内に存在する1以上の店舗を特定する検索手段と、前記1以上の店舗を前記顧客の端末に通知する第1通知手段と、前記1以上の店舗のうち前記顧客が前記購入希望商品の購入先として希望する購入希望店舗を識別する情報を前記顧客の端末から取得する第2取得手段と、前記購入希望店舗における前記購入希望商品の在庫を前記顧客の端末に通知する第2通知手段と、顧客要求として、前記購入希望商品を前記購入希望店舗に通知する第3通知手段とを備えることを特徴とする。
この構成により、顧客要求管理システムは、顧客が購入を希望する商品と店舗を関連付けるので、店舗ごとに異なる顧客の要求を管理することが可能である。
<2>上述の実施形態<1>の顧客要求管理システムにおいて、前記行動履歴情報は、前記顧客の端末の過去の一定期間に渡る位置情報の時系列であり、前記検索手段は、前記時系列に含まれる複数の経路のうち前記顧客が繰り返し利用している経路を前記移動経路として特定してもよい。
この構成により、前記顧客が繰り返し利用している移動経路付近に存在する店舗を特定することが可能である。
<3>上述の実施形態<2>の顧客要求管理システムは、判定手段を更に備え、前記第1取得手段は、前記顧客の端末の現在地を示す現在位置情報を更に取得し、前記判定手段は、前記移動経路と前記現在地とを比較し、前記顧客の端末が前記移動経路から一定範囲内に存在するか否かを判定し、前記第3通知手段は、前記顧客要求として、前記購入希望商品と前記判定手段の判定結果とを関連付けて前記購入希望店舗の端末に通知してもよい。
この構成により、一見客の要求と常連客の要求とを区別して取得することが可能になる。その結果、店舗は、例えば、一見客よりも常連客を尊重した品揃を行うことが可能になる。
<4>上述の実施形態<2>の顧客要求管理システムは、判定手段を更に備え、
前記第1取得手段は、前記顧客の端末の現在地を示す現在位置情報を更に取得し、前記判定手段は、前記移動経路と前記現在地とを比較し、前記顧客の端末が前記移動経路から一定範囲内に存在するか否かを判定し、前記第3通知手段は、前記判定手段が肯定的な判定をした場合に限り、前記顧客要求を前記購入希望店舗の端末に通知してもよい。
この構成により、常連客の要求を店舗に伝達することが可能である。
<5>上述の実施形態<2>の顧客要求管理システムにおいて、前記検索手段は、更に、前記1以上の店舗について前記顧客が前記移動経路において各店舗付近を通過する時間を特定し、前記第1通知手段は、前記顧客の端末において前記1以上の店舗を時系列で一覧表示するために、前記検索手段で特定した時間を前記顧客の端末に通知してもよい。
この構成により、顧客端末の使用者は、顧客端末に表示された店舗を選択するだけで購入希望店舗を顧客要求管理システムに伝達することが可能になる。
<6>上述の実施形態<5>の顧客要求管理システムにおいて、前記第2取得手段は、更に前記顧客が前記購入希望商品の購入を希望する購入希望時間を特定する情報を、前記顧客の端末から取得し、前記第3通知手段は、前記顧客要求として、前記購入希望商品と前記購入希望時間とを関連付けて前記購入希望店舗の端末に通知してもよい。
この構成により、顧客要求管理システムは、顧客がいつ商品を購入したいのかを管理することができる。
<7>上述の実施形態<2>の顧客要求管理システムは、前記第3通知手段による通知の後、前記購入希望店舗において前記購入希望商品の在庫が変化した場合、前記顧客の端末に、前記購入希望店舗において前記購入希望商品の在庫が変化した旨を通知する第4通知手段を更に備えてもよい。
この構成により、店舗は、顧客に対して、顧客の要求を入れて品揃を変更したことを通知することが可能である。また、顧客にとっては、店舗の品揃を自分でカスタマイズした形になり、それにより満足感を得ることができる。
<8>上述の実施形態<2>の顧客要求管理システムは、前記購入希望店舗に前記購入希望商品の在庫が無い場合、前記顧客に対して当該商品の取り寄せを希望するか否かを問い合わせる問い合わせ手段を更に備えても良い。
この構成により、顧客要求管理システムに取り寄せ機能を付加することが可能である。
<9>上述の実施形態<2>の顧客要求管理システムは、前記購入希望店舗に前記購入希望商品の在庫がある場合、前記顧客に対して当該商品の取り置きを希望するか否かを問い合わせる問い合わせ手段を更に備えてもよい。
この構成により、顧客要求管理システムに取り置き機能を付加することが可能である。
<10>上述の実施形態<8>又は<9>の顧客要求管理システムは、前記顧客が前記購入希望商品の取り寄せまたは取り置きを希望した場合に生成される、前記商品情報と当該顧客を識別する顧客情報とを関連付けた予約情報を記憶する予約情報データベースと、前記顧客が前記購入希望商品の取り寄せまたは取り置きを希望した旨を前記購入希望店舗の端末に通知する第3通知手段と、顧客が商品を購入した場合に当該商品を特定する情報と当該顧客を識別する情報とを関連付けた購入情報を取得し、取得した購入情報と前記予約情報とが一致するとき、取り寄せまたは取り置きに係る商品の引き渡しが完了した旨を前記購入希望店舗の端末に通知する第4通知手段と、を更に備えてもよい。
この構成により、顧客は、決済時に、顧客端末20から店舗端末30へ顧客識別情報を送信する以外に特別な手続きを取ることなく、取り寄せ又は取り置きした商品を購入することができる。
<11>上述の実施形態<2>の顧客要求管理システムにおいて、前記検索手段は、前記時系列に含まれる複数の経路のうち前記顧客が歩行している経路を特定し、前記顧客が繰り返し歩行している経路を前記移動経路として特定してもよい。
この構成により、顧客の繰り返し歩行している経路から一定範囲内に存在する店舗を特定することが可能である。
<12>本発明の一実施形態に係る顧客要求管理方法は、複数の店舗の所在を示す情報を記憶する店舗情報データベースを備える顧客要求管理システムの顧客要求管理方法であって、顧客が購入を希望する購入希望商品を識別する商品情報および前記顧客の移動経路を特定する行動履歴情報を前記顧客の端末から取得する第1取得ステップと前記行動履歴情報及び前記複数の店舗の所在を示す情報を用いて、前記移動経路から一定範囲内に存在する1以上の店舗を特定する検索ステップと、前記1以上の店舗を前記顧客の端末に通知する第1通知ステップと、前記1以上の店舗のうち前記顧客が前記購入希望商品の購入先として希望する購入希望店舗を識別する情報を前記顧客の端末から取得する第2取得ステップと、前記購入希望店舗における前記購入希望商品の在庫を前記顧客の端末に通知する第2通知ステップと、顧客要求として、前記購入希望商品を前記購入希望店舗に通知する第3通知ステップとを含むことを特徴とする。
この方法により、顧客が購入を希望する商品と店舗を関連付け、店舗ごとに異なる顧客の要求を管理することが可能である。
<13>本発明の一実施形態に係るプログラムは、顧客の要求を管理する顧客要求管理方法を、複数の店舗の所在を示す情報を記憶するデータベースを備える通信サーバに実行させるためのプログラムであって、前記顧客要求管理方法は、顧客が購入を希望する購入希望商品を識別する商品情報および前記顧客の移動経路を特定する行動履歴情報を前記顧客の端末から取得する第1取得ステップと前記行動履歴情報及び前記複数の店舗の所在を示す情報を用いて、前記移動経路から一定範囲内に存在する1以上の店舗を特定する検索ステップと、前記1以上の店舗を前記顧客の端末に通知する第1通知ステップと、前記1以上の店舗のうち前記顧客が前記購入希望商品の購入先として希望する購入希望店舗を識別する情報を前記顧客の端末から取得する第2取得ステップと、前記購入希望店舗における前記購入希望商品の在庫を前記顧客の端末に通知する第2通知ステップと、顧客要求として、前記購入希望商品を前記購入希望店舗に通知する第3通知ステップとを含むことを特徴とする。
このプログラムにより、顧客が購入を希望する商品と店舗を関連付け、店舗ごとに異なる顧客の要求を管理することが可能である。
<14>本発明の一実施形態に係るプログラムは、通信サーバの提供するサービスを利用するため利用方法を、サービスを利用する顧客の所有する顧客端末で実行するためのプログラムであって、前記利用方法は、前記顧客の移動経路を特定する行動履歴情報を記憶する記憶ステップと、前記顧客が前記顧客端末を操作することによって入力される、商品を識別する商品情報を取得する第1取得ステップと、前記商品情報および前記行動履歴情報を、前記通信サーバに送信する第1送信ステップと、前記移動経路から一定範囲内に存在する1以上の店舗を識別する情報を前記通信サーバから受信する受信ステップと、前記1以上の店舗の一覧を前記顧客端末の備える表示部に表示させる表示ステップと、前記顧客が前記顧客端末を操作することによって入力される、前記1以上の店舗のうち前記商品の購入先として希望する店舗を識別する店舗情報を取得する第2取得ステップと、前記店舗情報を前記通信サーバに送信する第2送信ステップと、を含むことを特徴とする。
このプログラムを利用することで、顧客端末の使用者は、商品の購入先として希望する店舗を通信サーバに伝達することが簡易になる。
本発明は、商品を販売する店舗が商品を購入するユーザの利便性を高め、売上の向上を図るためのコンピュータシステムとして利用することができる。
1 商品在庫検索システム
10 管理サーバ
20 顧客端末
30 店舗端末
11,21,31 CPU
12,22,32 メモリ
13,23,33 通信部
24 表示部
25 決済部
26 入力部
27 計時部
28 測位部
34 出力部
35 販売情報取得部
40 通信ネットワーク

Claims (13)

  1. 複数の店舗の所在を示す情報を記憶する店舗情報データベースと、
    顧客が購入を希望する購入希望商品を識別する商品情報および前記顧客の移動経路を特定する行動履歴情報を前記顧客の端末から取得する第1取得手段と、
    前記行動履歴情報及び前記複数の店舗の所在を示す情報を用いて、前記移動経路から一定範囲内に存在する1以上の店舗を特定する検索手段と、
    前記1以上の店舗を前記顧客の端末に通知する第1通知手段と、
    前記1以上の店舗のうち前記顧客が前記購入希望商品の購入先として希望する購入希望店舗を識別する情報を前記顧客の端末から取得する第2取得手段と、
    前記購入希望店舗における前記購入希望商品の在庫を前記顧客の端末に通知する第2通知手段と、
    顧客要求として、前記購入希望商品を前記購入希望店舗に通知する第3通知手段と
    を備え
    前記行動履歴情報は、前記顧客の端末の過去の一定期間に渡る位置情報の時系列であり、
    前記検索手段は、前記時系列に含まれる複数の経路のうち前記顧客が繰り返し利用している経路を前記移動経路として特定する
    顧客要求管理システムであって、
    判定手段を更に備え、
    前記第1取得手段は、前記顧客の端末の現在地を示す現在位置情報を更に取得し、
    前記判定手段は、前記移動経路と前記現在地とを比較し、前記顧客の端末が前記移動経路から一定範囲内に存在するか否かを判定し、
    前記第3通知手段は、前記顧客要求として、前記購入希望商品と前記判定手段の判定結果とを関連付けて前記購入希望店舗の端末に通知する
    顧客要求管理システム。
  2. 複数の店舗の所在を示す情報を記憶する店舗情報データベースと、
    顧客が購入を希望する購入希望商品を識別する商品情報および前記顧客の移動経路を特定する行動履歴情報を前記顧客の端末から取得する第1取得手段と、
    前記行動履歴情報及び前記複数の店舗の所在を示す情報を用いて、前記移動経路から一定範囲内に存在する1以上の店舗を特定する検索手段と、
    前記1以上の店舗を前記顧客の端末に通知する第1通知手段と、
    前記1以上の店舗のうち前記顧客が前記購入希望商品の購入先として希望する購入希望店舗を識別する情報を前記顧客の端末から取得する第2取得手段と、
    前記購入希望店舗における前記購入希望商品の在庫を前記顧客の端末に通知する第2通知手段と、
    顧客要求として、前記購入希望商品を前記購入希望店舗に通知する第3通知手段と、
    を備え、
    前記行動履歴情報は、前記顧客の端末の過去の一定期間に渡る位置情報の時系列であり、
    前記検索手段は、前記時系列に含まれる複数の経路のうち前記顧客が繰り返し利用している経路を前記移動経路として特定する
    顧客要求管理システムであって、
    判定手段を更に備え、
    前記第1取得手段は、前記顧客の端末の現在地を示す現在位置情報を更に取得し、
    前記判定手段は、前記移動経路と前記現在地とを比較し、前記顧客の端末が前記移動経路から一定範囲内に存在するか否かを判定し、
    前記第3通知手段は、前記判定手段が肯定的な判定をした場合に限り、前記顧客要求を前記購入希望店舗の端末に通知する
    顧客要求管理システム。
  3. 前記検索手段は、更に、前記1以上の店舗について前記顧客が前記移動経路において各店舗付近を通過する時間を特定し、
    前記第1通知手段は、前記顧客の端末において前記1以上の店舗を時系列で一覧表示するために、前記検索手段で特定した時間を前記顧客の端末に通知する
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の顧客要求管理システム。
  4. 前記第2取得手段は、更に前記顧客が前記購入希望商品の購入を希望する購入希望時間を特定する情報を、前記顧客の端末から取得し、
    前記第3通知手段は、前記顧客要求として、前記購入希望商品と前記購入希望時間とを関連付けて前記購入希望店舗の端末に通知する
    ことを特徴とする請求項3に記載の顧客要求管理システム。
  5. 前記第3通知手段による通知の後、前記購入希望店舗において前記購入希望商品の在庫が変化した場合、前記顧客の端末に、前記購入希望店舗において前記購入希望商品の在庫が変化した旨を通知する第4通知手段を更に備える
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の顧客要求管理システム。
  6. 前記購入希望店舗に前記購入希望商品の在庫が無い場合、前記顧客に対して当該商品の取り寄せを希望するか否かを問い合わせる問い合わせ手段を更に備える
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の顧客要求管理システム。
  7. 前記購入希望店舗に前記購入希望商品の在庫がある場合、前記顧客に対して当該商品の取り置きを希望するか否かを問い合わせる問い合わせ手段を更に備える
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の顧客要求管理システム。
  8. 前記顧客が前記購入希望商品の取り寄せまたは取り置きを希望した場合に生成される、前記商品情報と当該顧客を識別する顧客情報とを関連付けた予約情報を記憶する予約情報データベースと、
    前記顧客が前記購入希望商品の取り寄せまたは取り置きを希望した旨を前記購入希望店舗の端末に通知する第3通知手段と、
    顧客が商品を購入した場合に当該商品を特定する情報と当該顧客を識別する情報とを関連付けた購入情報を取得し、取得した購入情報と前記予約情報とが一致するとき、取り寄せまたは取り置きに係る商品の引き渡しが完了した旨を前記購入希望店舗の端末に通知する第4通知手段とを更に備える
    ことを特徴とする請求項6または7に記載の顧客要求管理システム。
  9. 前記検索手段は、前記時系列に含まれる複数の経路のうち前記顧客が歩行している経路を特定し、前記顧客が繰り返し歩行している経路を前記移動経路として特定する
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の顧客要求管理システム。
  10. 複数の店舗の所在を示す情報を記憶する店舗情報データベースを備える顧客要求管理システムの顧客要求管理方法であって、
    顧客が購入を希望する購入希望商品を識別する商品情報および前記顧客の移動経路を特定する行動履歴情報を前記顧客の端末から取得する第1取得ステップと
    前記行動履歴情報及び前記複数の店舗の所在を示す情報を用いて、前記移動経路から一定範囲内に存在する1以上の店舗を特定する検索ステップと、
    前記1以上の店舗を前記顧客の端末に通知する第1通知ステップと、
    前記1以上の店舗のうち前記顧客が前記購入希望商品の購入先として希望する購入希望店舗を識別する情報を前記顧客の端末から取得する第2取得ステップと、
    前記購入希望店舗における前記購入希望商品の在庫を前記顧客の端末に通知する第2通知ステップと、
    顧客要求として、前記購入希望商品を前記購入希望店舗に通知する第3通知ステップと
    を含み、
    前記行動履歴情報は、前記顧客の端末の過去の一定期間に渡る位置情報の時系列であり、
    前記検索ステップは、前記時系列に含まれる複数の経路のうち前記顧客が繰り返し利用している経路を前記移動経路として特定する
    顧客要求管理方法であって、
    判定ステップを更に含み、
    前記第1取得ステップは、前記顧客の端末の現在地を示す現在位置情報を更に取得し、
    前記判定ステップは、前記移動経路と前記現在地とを比較し、前記顧客の端末が前記移動経路から一定範囲内に存在するか否かを判定し、
    前記第3通知ステップは、前記顧客要求として、前記購入希望商品と前記判定ステップの判定結果とを関連付けて前記購入希望店舗の端末に通知する
    顧客要求管理方法。
  11. 複数の店舗の所在を示す情報を記憶する店舗情報データベースを備える顧客要求管理システムの顧客要求管理方法であって、
    顧客が購入を希望する購入希望商品を識別する商品情報および前記顧客の移動経路を特定する行動履歴情報を前記顧客の端末から取得する第1取得ステップと、
    前記行動履歴情報及び前記複数の店舗の所在を示す情報を用いて、前記移動経路から一定範囲内に存在する1以上の店舗を特定する検索ステップと、
    前記1以上の店舗を前記顧客の端末に通知する第1通知ステップと、
    前記1以上の店舗のうち前記顧客が前記購入希望商品の購入先として希望する購入希望店舗を識別する情報を前記顧客の端末から取得する第2取得ステップと、
    前記購入希望店舗における前記購入希望商品の在庫を前記顧客の端末に通知する第2通知ステップと、
    顧客要求として、前記購入希望商品を前記購入希望店舗に通知する第3通知ステップと、
    を含み、
    前記行動履歴情報は、前記顧客の端末の過去の一定期間に渡る位置情報の時系列であり、
    前記検索ステップは、前記時系列に含まれる複数の経路のうち前記顧客が繰り返し利用している経路を前記移動経路として特定する
    顧客要求管理方法であって、
    判定ステップを更に含み、
    前記第1取得ステップは、前記顧客の端末の現在地を示す現在位置情報を更に取得し、
    前記判定ステップは、前記移動経路と前記現在地とを比較し、前記顧客の端末が前記移動経路から一定範囲内に存在するか否かを判定し、
    前記第3通知ステップは、前記判定ステップが肯定的な判定をした場合に限り、前記顧客要求を前記購入希望店舗の端末に通知する
    顧客要求管理方法
  12. 顧客の要求を管理する顧客要求管理方法を、複数の店舗の所在を示す情報を記憶するデータベースを備える通信サーバに実行させるためのプログラムであって、
    前記顧客要求管理方法は、
    顧客が購入を希望する購入希望商品を識別する商品情報および前記顧客の移動経路を特定する行動履歴情報を前記顧客の端末から取得する第1取得ステップと
    前記行動履歴情報及び前記複数の店舗の所在を示す情報を用いて、前記移動経路から一定範囲内に存在する1以上の店舗を特定する検索ステップと、
    前記1以上の店舗を前記顧客の端末に通知する第1通知ステップと、
    前記1以上の店舗のうち前記顧客が前記購入希望商品の購入先として希望する購入希望店舗を識別する情報を前記顧客の端末から取得する第2取得ステップと、
    前記購入希望店舗における前記購入希望商品の在庫を前記顧客の端末に通知する第2通知ステップと、
    顧客要求として、前記購入希望商品を前記購入希望店舗に通知する第3通知ステップと
    を含み、
    前記行動履歴情報は、前記顧客の端末の過去の一定期間に渡る位置情報の時系列であり、
    前記検索ステップは、前記時系列に含まれる複数の経路のうち前記顧客が繰り返し利用している経路を前記移動経路として特定し、
    前記顧客要求管理方法は判定ステップを更に含み、
    前記第1取得ステップは、前記顧客の端末の現在地を示す現在位置情報を更に取得し、
    前記判定ステップは、前記移動経路と前記現在地とを比較し、前記顧客の端末が前記移動経路から一定範囲内に存在するか否かを判定し、
    前記第3通知ステップは、前記顧客要求として、前記購入希望商品と前記判定ステップの判定結果とを関連付けて前記購入希望店舗の端末に通知する
    プログラム。
  13. 顧客の要求を管理する顧客要求管理方法を、複数の店舗の所在を示す情報を記憶するデータベースを備える通信サーバに実行させるためのプログラムであって、
    前記顧客要求管理方法は、
    顧客が購入を希望する購入希望商品を識別する商品情報および前記顧客の移動経路を特定する行動履歴情報を前記顧客の端末から取得する第1取得ステップと、
    前記行動履歴情報及び前記複数の店舗の所在を示す情報を用いて、前記移動経路から一定範囲内に存在する1以上の店舗を特定する検索ステップと、
    前記1以上の店舗を前記顧客の端末に通知する第1通知ステップと、
    前記1以上の店舗のうち前記顧客が前記購入希望商品の購入先として希望する購入希望店舗を識別する情報を前記顧客の端末から取得する第2取得ステップと、
    前記購入希望店舗における前記購入希望商品の在庫を前記顧客の端末に通知する第2通知ステップと、
    顧客要求として、前記購入希望商品を前記購入希望店舗に通知する第3通知ステップと、
    を含み、
    前記行動履歴情報は、前記顧客の端末の過去の一定期間に渡る位置情報の時系列であり、
    前記検索ステップは、前記時系列に含まれる複数の経路のうち前記顧客が繰り返し利用している経路を前記移動経路として特定し、
    前記顧客要求管理方法は判定ステップを更に含み、
    前記第1取得ステップは、前記顧客の端末の現在地を示す現在位置情報を更に取得し、
    前記判定ステップは、前記移動経路と前記現在地とを比較し、前記顧客の端末が前記移動経路から一定範囲内に存在するか否かを判定し、
    前記第3通知ステップは、前記判定ステップが肯定的な判定をした場合に限り、前記顧客要求を前記購入希望店舗の端末に通知する
    プログラム。
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